栄 (名古屋市)

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久屋大通公園の希望の泉
松坂屋名古屋店
丸栄本店
愛知芸術文化センター(左のビルはNHK名古屋放送センタービル
中部日本ビルディング
ラシック
オアシス21のシンボル「水の宇宙船」
矢場町交差点付近
希望の泉と名古屋テレビ塔の夜景

(さかえ)は、愛知県名古屋市中区にある町名、または栄交差点及び名古屋市営地下鉄栄駅名鉄瀬戸線栄町駅を中心として広がる繁華街をいう。

栄地区は、名古屋市中区の中心部に位置し、名古屋市を代表する商業エリアである。

概要[編集]

栄地区は、東西方向の広小路通と南北方向の大津通が交わる栄交差点座標: 北緯35度10分8秒 東経136度54分24.9秒を中心として繁華街を形成している。

大津通と並行して、100メートル道路として有名な久屋大通が通っており、この通りは、矢場町から栄を抜け外堀通までは、久屋大通公園として整備されている。この公園内では週末を中心にイベントが盛んに行われる。

また、名古屋のシンボルとしてよく知られ、地上アナログテレビの電波を送信していた名古屋テレビ塔は、久屋大通公園内にある。テレビ塔は、夜間ライトアップされ街を彩る。テレビ塔に隣接して、飲食店街やバスターミナルを併設した立体公園オアシス21がある。愛知県立美術館・愛知県芸術劇場などが入る大型文化施設愛知芸術文化センターはオアシス21に隣接する。

松坂屋丸栄三越といった名古屋の3Mとも呼ばれる百貨店(名古屋駅にある名鉄百貨店を加えて4Mともいう)が揃い、矢場町方面にかけてパルコナディアパークラシックなどの大型ショッピング施設が続く。近年、大津通沿いに高級ブランド店が続々と進出し国内屈指のブランド街ともなっている。インテリアショップや高級家具店も相次いで進出している。

広小路通に並行する錦通には地下鉄東山線、久屋大通には、地下鉄名城線名鉄瀬戸線の各駅が存在し、これらを中心として、森の地下街(地下鉄駅コンコース)、サカエチカ広小路通下)、セントラルパーク地下街(久屋大通公園北部地下)などの広大な地下街が広がっている。また、久屋大通公園の地下は、市営久屋駐車場、エンゼルパークなどの巨大立体駐車場として整備されている。

栄交差点を取り囲むように錦三(きんさん:栄交差点北西側)、女子大小路栄ウォーク街:栄交差点南東側)、住吉(呉服町通:栄交差点南西側)といった、名古屋の代表的な夜の歓楽街が存在し、夜も賑やかである。

地理[編集]

一般的に、栄と呼ばれるのは、住居表示施行前に栄町(さかえまち)という町名であった栄交差点を中心としたエリアである。北に隣接する錦、東区東桜、さらに錦の北に隣接する丸の内の南側、東区泉の一部なども、栄と呼ばれることが多い。

このように栄地区はとても範囲が広いため、たくさんの通称が存在する。広小路久屋通などの通りの名を用いて呼ぶ地区もあり、錦三(きんさん)などの夜の歓楽街で呼ぶ地区もある。また、ホットペッパーの記事などでは、大阪のようにキタミナミと地区を分けて呼ぶこともある。

町名としては、1966年(昭和41年)に、東を空港線、西を堀川、南を若宮大通、北を広小路通に囲まれた地区一帯を、栄一丁目から栄五丁目までとする新住居表示実施が施行され、それまで存在していた旧町名が消滅した。その為、一般的に、伏見駅・広小路伏見交差点周辺の栄一丁目、栄二丁目は伏見と、矢場町駅・矢場町交差点周辺の栄三丁目、栄五丁目は矢場町と、旧町名・交差点名で呼ばれる地域も多く、栄であるとの認識はあまり浸透していない。かつては「さかえまち」と呼ぶ年配者もいたが、現在は年配者も「さかえ」と呼ぶことが一般的で、「さかえまち」と呼ぶ者はいなくなった。

交通[編集]

主な施設[編集]

一丁目
二丁目
三丁目
四丁目
五丁目
  • NTT中ビル(NTTネオメイト東海支店)

歴史[編集]

江戸時代初期に清洲越しにより名古屋城下が整備された際、栄地区は城下の南東端にあたる地域であった。城下から飯田街道への出口にあたり、人家もまばらな地区であった。

明治に入り、栄地区に県庁・学校などの官公施設や銀行・料亭などの商業施設が作られるようになった。また、広小路通沿いに路面電車が開通すると、町として大きく開け、次第に繁華街を形成するようになった。1902年(明治35年)には広小路通が千種方面に延伸整備されると、名古屋東部の郊外地域への交通の便も向上した。1910年(明治43年)いとう呉服店(現在の松坂屋の前身)が移転開業し、1915年(大正4年)には百貨店十一屋(現在の丸栄の前身)が開業した。

第二次世界大戦末期には、2年に満たない期間だけではあるが、中区の北半分に栄区が設置されたことがある。

戦後、復興計画として久屋大通錦通の大通りを整備し、その後、そこに公園、地下鉄、地下街といった公共施設を整備することにより、栄地区は名古屋の商業の中心地として大きく発展してきた。

近年は、オアシス21など栄公園の整備などが行われたが、名駅地区の発展が目覚しく、栄地区は、名古屋の中心地である地位は揺るがないものの、今後の活性化策が模索されている。

歩行者天国[編集]

1970年(昭和45年)9月から、大津通の栄交差点と矢場町交差点の間(通称・南大津通)で「なごや日曜遊歩道」と称した歩行者天国が実施されていたが[1]、違法駐車の増加などもあって1984年(昭和59年)9月に中止された[1][2]

近年になって街の活性化を図るべく歩行者天国の再開が検討され、2011年(平成23年)9月18日から試験実施を行なっている[1][3]。9月18日から11月13日までの毎週日曜日(10月16日以外)に実施し、その状況を見て今後の本実施の可否が決まる。

2012年4月15日から本格的に実施されることが決定した。試験実施時には禁止されていた路上パフォーマンスや飲食物販売も行われる予定。[4]

自転車での通行は禁止である(押して歩くことは可能)。

脚注[編集]

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  1. ^ a b c 南大津通歩行者天国”. 栄ミナミWEB (2011年9月13日). 2011年9月18日閲覧。
  2. ^ “名古屋・栄の南大津通り 歩行者天国27年ぶり復活”. Sponichi Annex. (2008年8月22日). http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/08/22/kiji/K20110822001464660.html 2011年9月18日閲覧。 
  3. ^ “27年ぶりの歩行者天国、名古屋・栄の南大津通り-本日から”. サカエ経済新聞. (2008年9月18日). http://sakae.keizai.biz/headline/1620/ 2011年9月18日閲覧。 
  4. ^ “栄の歩行者天国が本格実施へ”. NHK愛知県のニュース. (2012年3月16日). http://www3.nhk.or.jp/nagoya/lnews/3003741211.html 2012年3月16日閲覧。 

関連項目[編集]

  • 矢場町 - 通称栄ミナミ。栄地区の南部分にあたる地域。町名としては現存しない。
  • 大須 - 栄地区の南西に位置する商業地域。
  • SKE48 - 栄に本拠地の劇場がある。SKEは「SaKaE」から取った名称。
  • SKE48 観覧車へようこそ!! - 地域の名店が紹介される。