第64回有馬記念

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第64回有馬記念
優勝馬:リスグラシュー
騎手:ダミアン・レーン
開催国 日本の旗 日本
主催者 日本中央競馬会(JRA)
競馬場 中山競馬場
施行年 2019年
施行日 12月22日
距離 芝2500m
格付け GI
賞金 1着賞金300,000,000円
出走条件 サラ系3歳以上(国際)(指定)
負担重量 定量
天候
馬場状態
優勝馬 リスグラシュー
優勝騎手 ダミアン・レーン豪州
優勝調教師 矢作芳人栗東
優勝馬主 キャロットファーム
優勝生産者 ノーザンファーム安平町
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映像外部リンク
2019 有馬記念
レース映像 jraofficial(JRA公式YouTubeチャンネル)による動画

第64回有馬記念(だい64かいありまきねん)は、2019年12月22日中山競馬場で施行された競馬競走である。ダミアン・レーンが騎乗したリスグラシューが優勝した。

リスグラシューは同一年の第60回宝塚記念と第64回有馬記念を制し、史上初めて牝馬によるグランプリダブル制覇を達成した[1]

ファン投票の結果[編集]

11月16日から12月1日までファン投票が行われ[2]11月21日に第1回中間発表[3]11月28日に第2回中間発表[4]12月5日に最終発表が行われた。最終の有効投票総数は1,577,760票だった[5]

以下の表において出走馬は灰色の枠で表示する。

  • 最終順位上位100頭[6][7]
最終順位 馬名 性齢 最終票数 管理調教師 主な勝ち鞍 出典
競走名
1位 アーモンドアイ 4 109,885 国枝栄 2018年 GI ジャパンカップ [8]
2位 リスグラシュー 牝5 94,357 矢作芳人 2019年 GI 宝塚記念 [9]
3位 キセキ 5 93,224 角居勝彦 2017年 GI 菊花賞 [10]
4位 サートゥルナーリア 牡3 83,491 角居勝彦 2019年 GI 皐月賞 [11]
5位 ブラストワンピース 牡4 75,047 大竹正博 2018年 GI 有馬記念 [12]
6位 フィエールマン 牡4 68,451 手塚貴久 2019年 GI 天皇賞(春) [13]
7位 ワールドプレミア 牡3 67,887 友道康夫 2019年 GI 菊花賞 [14]
8位 スワーヴリチャード 牡5 61,599 庄野靖志 2019年 GI ジャパンカップ [15]
9位 レイデオロ 牡5 60,594 藤沢和雄 2017年 GI 東京優駿(日本ダービー) [16]
10位 ワグネリアン 牡4 58,115 友道康夫 2018年 GI 東京優駿(日本ダービー) [17]
11位 ラッキーライラック 牝4 49,732 松永幹夫 2019年 GI エリザベス女王杯 [18]
12位 アルアイン 牡5 46,494 池江泰寿 2019年 GI 大阪杯 [19]
13位 シュヴァルグラン 牡7 39,831 友道康夫 2017年 GI ジャパンカップ [20]
14位 オジュウチョウサン 牡8 36,467 和田正一郎 2016年 JGI 中山グランドジャンプ [21]
15位 ラヴズオンリーユー 牝3 33,392 矢作芳人 2019年 GI 優駿牝馬(オークス) [22]
16位 ダノンプレミアム 牡4 27,764 中内田充正 2017年 GI 朝日杯フューチュリティステークス [23]
17位 ヴェロックス 牡3 26,578 中内田充正 2019年 L 若駒ステークス [24]
18位 アエロリット 牝5 26,180 菊沢隆徳 2017年 GI NHKマイルカップ [25]
19位 クロノジェネシス 牝3 25,048 斉藤崇史 2019年 GI 秋華賞 [26]
20位 ユーキャンスマイル 牡4 24,606 友道康夫 2019年 GIII 新潟記念 [27]
20位以下
最終順位 馬名 性齢 最終票数 管理調教師 主な勝ち鞍 出典
競走名
21位 メロディーレーン 牝3 20,118 森田直行 2019年 1勝 3歳以上1勝クラス[28] [29]
22位 マカヒキ 牡6 18,272 友道康夫 2016年 GI 東京優駿(日本ダービー) [30]
23位 エタリオウ 牡4 17,342 友道康夫 2017年 未勝利 2歳未勝利[31] [32]
24位 クロコスミア 牝6 16,424 西浦勝一 2017年 GII 府中牝馬ステークス [33]
25位 インディチャンプ 牡4 16,354 音無秀孝 2019年 GI 安田記念 [34]
26位 ディアドラ 牝5 15,690 橋田満 2017年 GI 秋華賞 [35]
27位 ダノンキングリー 牡3 14,471 萩原清 2019年 GII 毎日王冠 [36]
28位 メールドグラース 牡5 13,499 清水久詞 2019年 G1 コーフィールドカップ [37]
29位 カレンブーケドール 牝3 12,796 国枝栄 2019年 L スイートピーステークス [38]
30位 エポカドーロ 牡4 12,218 藤原英昭 2018年 GI 皐月賞 [39]
31位 グランアレグリア 牝3 9431 藤沢和雄 2019年 GI 桜花賞 [40]
32位 ウインブライト 牡5 8924 畠山吉宏 2019年 G1 クイーンエリザベス2世カップ [41]
33位 タワーオブロンドン 牡4 8360 藤沢和雄 2019年 GI スプリンターズステークス [42]
34位 ノームコア 牝4 7569 荻原清 2019年 GI ヴィクトリアマイル [43]
35位 ミッキースワロー 牡5 7462 菊沢隆徳 2017年 GII セントライト記念 [44]
36位 アドマイヤマーズ 牡3 7262 友道康夫 2019年 GI NHKマイルカップ [45]
37位 サトノルークス 牡3 6724 池江泰寿 2019年 L すみれステークス [46]
38位 ダンビュライト 牡5 5848 音無秀孝 2018年 GII アメリカジョッキークラブカップ [47]
39位 シゲルピンクダイヤ 牝3 5792 渡辺薫彦 2018年 未勝利 2歳未勝利[48] [49]
40位 インティ 牡5 5714 野中賢二 2019年 GI フェブラリーステークス [50]
40位以下
最終順位 馬名 性齢 最終票数 管理調教師 主な勝ち鞍 出典
競走名
41位 ミスターメロディ 牡4 5471 藤原英昭 2019年 GI 高松宮記念 [51]
42位 グローリーヴェイズ 牡4 5217 尾関知人 2019年 GII 日経新春杯 [52]
43位 ペルシアンナイト 牡5 4771 池江泰寿 2017年 GI マイルチャンピオンシップ [53]
44位 ニシノデイジー 牡3 4463 高木登 2018年 GIII 東京スポーツ杯2歳ステークス [54]
45位 レッツゴードンキ 牝7 4226 梅田智之 2015年 GI 桜花賞 [55]
46位 クリンチャー 牡5 4051 宮本博 2018年 GII 京都記念 [56]
47位 スティッフェリオ 牡5 3942 音無秀孝 2019年 GII オールカマー [57]
48位 ムイトオブリガード 牡5 3484 角田晃一 2019年 GII アルゼンチン共和国杯 [58]
49位 ダノンファンタジー 牝3 3320 中内田充正 2018年 GI 阪神ジュベナイルフィリーズ [59]
50位 ジナンボー 牡4 2923 堀宣行 2019年 3勝 ジューンステークス [60]
51位 クレッシェンドラヴ 牡5 2877 林徹 2019年 GIII 福島記念 [61]
52位 サングレーザー 牡5 2770 浅見秀一 2018年 GII 札幌記念 [62]
53位 ステルヴィオ 牡4 2757 木村哲也 2018年 GI マイルチャンピオンシップ [63]
54位 ステイフーリッシュ 牡4 2708 矢作芳人 2018年 GII 京都新聞杯 [64]
55位 スカーレットカラー 牝4 2569 高橋亮 2019年 GII 府中牝馬ステークス [65]
56位 ノーブルマーズ 牡6 2559 宮本博 2018年 1600万下 迎春ステークス[66] [67]
57位 ハッピーグリン 牡4 2323 長谷川浩大 2018年 M1 OROカップ [68]
58位 サトノキングダム 牡6 2246 国枝栄 2019年 3勝 阿武隈ステークス[69] [70]
59位 レイエンダ 牡4 2223 藤沢和雄 2019年 GIII エプソムカップ [71]
60位 コパノキッキング 4 2142 村山明 2019年 GIII 根岸ステークス [72]
60位以下
最終順位 馬名 性齢 最終票数 管理調教師 主な勝ち鞍 出典
競走名
61位 パフォーマプロミス 牡7 2109 藤原英昭 2018年 GII 日経新春杯 [73]
62位 モズアスコット 牡5 2078 矢作芳人 2018年 GI 安田記念 [74]
63位 ルックトゥワイス 牡6 2070 藤原英昭 2019年 GII 目黒記念 [75]
64位 ソウルスターリング 牝5 2053 藤沢和雄 2017年 GI 優駿牝馬(オークス) [76]
65位 エアスピネル 牡6 1965 笹田和秀 2015年 GII デイリー杯2歳ステークス [77]
66位 ダノンキングダム 牡5 1724 安田隆行 2019年 1600万下 府中ステークス[78] [79]
67位 マイスタイル 牡5 1640 昆貢 2019年 GIII 函館記念 [80]
68位 カデナ 牡5 1625 中竹和也 2017年 GII 弥生賞 [81]
69位 ショウナンバッハ 牡8 1619 上原博之 2015年 1600万下 ノベンバーステークス[82] [83]
70位 クルーガー 牡7 1595 高野友和 2016年 GII マイラーズカップ [84]
71位 メイショウテンゲン 牡3 1550 池添兼雄 2019年 GII 弥生賞 [85]
72位 ビーチサンバ 牝3 1478 友道康夫 2018年 新馬 2歳新馬[86] [87]
73位 ベイビーステップ 牡5 1410 菊川正達 2018年 1000万下 比良山特別[88] [89]
74位 ハヤヤッコ 牡3 1338 国枝栄 2019年 GIII レパードステークス [90]
75位 ミッキーチャーム 牝4 1282 中内田充正 2019年 GII 阪神牝馬ステークス [91]
76位 アドマイヤジャスタ 牡3 1244 須貝尚介 2018年 500万下 紫菊賞[92] [93]
77位 タニノフランケル 牡4 1227 角居勝彦 2018年 1600万下 大原ステークス[94] [95]
78位 ポポカテペトル 牡5 1212 友道康夫 2018年 1600万下 烏丸ステークス[96] [97]
79位 ジェネラーレウーノ 牡4 1170 矢野英一 2018年 GII セントライト記念 [98]
80位 ドレッドノータス 騸6 1165 矢作芳人 2019年 GII 京都大賞典 [99]
80位以下
最終順位 馬名 性齢 最終票数 管理調教師 主な勝ち鞍 出典
競走名
81位 プリモシーン 牝4 1163 木村哲也 2018年 GIII 関屋記念 [100]
82位 サトノアーサー 牡5 1159 池江泰寿 2018年 GIII エプソムカップ [101]
83位 ヨシオ 牡6 1103 森秀行 2018年 1600万下 下総ステークス[102] [103]
84位 ガンコ 牡6 1069 武英智 2018年 GII 日経賞 [104]
85位 サラキア 牝4 1052 池添学 2018年 500万下 青島特別[105] [106]
86位 ザダル 牡3 1037 大竹正博 2019年 L プリンシパルステークス [107]
87位 ゴールドドリーム 牡6 1032 平田修 2017年 GI フェブラリーステークス [108]
88位 クロスケ 牡4 1003 水野貴広 2017年 新馬 2歳新馬[109] [110]
89位 ダノンスマッシュ 牡4 996 安田隆行 2019年 GIII キーンランドカップ [111]
90位 マルターズアポジー 牡7 995 堀井雅広 2017年 GIII 小倉大賞典 [112]
91位 ランフォザローゼス 牡3 980 藤沢和雄 2018年 新馬 2歳新馬[113] [114]
92位 タガノディアマンテ 牡3 973 鮫島一歩 2018年 未勝利 2歳未勝利[115] [116]
93位 ビックリシタナモー 牡5 963 音無秀孝 2019年 3勝 大阪スポーツ杯[117] [118]
94位 アフリカンゴールド 騸4 946 西園正都 2019年 3勝 六社ステークス[119] [120]
95位 リッジマン 牡6 940 庄野靖志 2018年 GII ステイヤーズステークス [121]
96位 オメガパフューム 牡4 939 安田翔伍 2018年 GIII シリウスステークス [122]
97位 ファンタジスト 死亡 920 梅田智之 2018年 GII 京王杯2歳ステークス [123]
98位 ダイワキャグニー 牡5 907 菊沢隆徳 2018年 OP メイステークス[124] [125]
99位 ロジクライ 牡6 897 須貝尚介 2018年 GIII 富士ステークス [126]
100位 レッドジェニアル 牡3 890 高橋義忠 2019年 GII 京都新聞杯 [127]

レース施行前の状況[編集]

主な前哨戦の結果[編集]

凱旋門賞[編集]

凱旋門賞を制したヴァルトガイスト
2019年10月6日 第98回凱旋門賞G1[128]馬場状態:重
着順 馬名(調教国) 性齢 騎手 斤量 タイム 着差 人気(JRA)
1 イギリスの旗ヴァルトガイスト 牡5 P.ブドー 59.5 2:31.9 9
2 イギリスの旗エネイブル 牝5 L.デットーリ 58 1馬身3/4 1
3 フランスの旗ソットサス 牡3 C.デムーロ 56.5 1馬身3/4 3
7 日本の旗キセキ 牡5 C.スミヨン 59.5 7
12 日本の旗フィエールマン 牡4 C.ルメール 59.5 4

凱旋門賞は、イギリスヴァルトガイストが制した。
参戦した3頭の日本調教馬(キセキ、フィエールマン、ブラストワンピース)のうち最先着である7着はキセキ[129]。騎乗したクリストフ・スミヨンは、「とても良いレースでした。ずっとヴァルトガイストの隣を走っていて、3コーナーから4コーナーまで順調でしたが、直線はスピードを上げることができませんでした。パリロンシャンの馬場は特殊で、この粘りの強い馬場はキセキには適していませんでした」と振り返り[129]、管理する角居勝彦調教師は、「残念です。前目での競馬をする作戦だったので、思っていたポジションとは違いました。馬群に入りましたが、それほどは引っ掛かっていなかったように思いますし、この馬場も苦手ではなかったはずですが、やはり日本馬にこの馬場をこなすのは難しいですね。ヴィクトワールピサ以来でしたが、凱旋門賞は世界の名馬、名調教師が集うレースで、この挑戦は楽しかったです。」とコメントした[129]

12頭中11着に敗れたブラストワンピースから、さらに15馬身離された最下位の12着にフィエールマン[130]。騎乗したクリストフ・ルメールは、「残念です。もっと良い結果を求めましたが、早目にバテてしまいました。馬場が重すぎて走りにくかったので、加速できませんでした。馬のコンディションは良かったのですが、パリロンシャンのコースも難しい。やはりもっと速い馬場が良いです。前に行ったのは作戦ではありませんでしたが、スタートが良かったのであのポジションになりました。それでちょっと引っ掛かってしまった。」と回顧[131]、管理している手塚貴久調教師は「正攻法の競馬で打ちのめされました。馬場を歩いて、後ろ目での作戦を立てていましたが、思った以上に良いスタートが切れて面食らいました。レース中はそれでも粘ってくれるかと期待しましたが、やはり難しかったです。ニューマーケットからの輸送でしたが、状態は良く落ち着いていたし、レースまでの流れは良かったと思います。馬場の悪さは分かっていたことなので敗因にはできません。凱旋門賞のような最高峰のレースに、しっかりと調整して本番に向かえたのは良い経験になりました。これをどこかで生かしたいし、またリベンジしたいと思います。」とした[131]

レース後、10月9日にフィエールマンが、翌10日にキセキが成田国際空港にそれぞれ帰国、競馬学校の国際厩舎に入厩し、輸入検疫が行われた[132]

菊花賞を制したワールドプレミア

菊花賞[編集]

2019年10月20日 第80回菊花賞[133]GI)天候:晴、馬場状態:良
着順 馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 着差 人気
1 ワールドプレミア 牡3 武豊 57 3:06.0 3
2 サトノルークス 牡3 福永祐一 57 3:06.0 クビ 0.0 8
3 ヴェロックス 牡3 川田将雅 57 3:06.2 1馬身 0.2 1

菊花賞は、ワールドプレミアが制した。馬群の中団、馬場の内側に折り合いをつけて控え、最後の直線でその内側から抜け出し外から追い込んできたサトノルークスをクビ差退けて1着となった。騎乗した武豊は、「いい状態でしたし、勝てるレースをしようと思っていました。スタートを出て道中はずっと折り合いがついていましたし、上手に走ってくれました。最後の1冠に間に合って勝ってくれたし、ディープ(インパクト)産駒といこともありましたからね。僕自身、久しぶりのGIなのでうれしいです」と回顧した[134]

1番人気に推されたヴェロックスは、最後の直線で5番手から抜け出し、一時先頭に立ったが内側と外側で抜け出た2頭に前を譲り3着となった[135]。騎乗した川田将雅は、「位置取りもリズムも良く、いい内容でしっかり走ってくれました。3000メートルの距離が長かったと思わざるを得ないような、最後の直線での苦しさでした」とし[135]、管理する中内田充正調教師は、「馬自身は一生懸命頑張ったし、地力だけで3着に残ってくれた。まだ3歳だし、今後に期待したい」とした[135]

コックスプレートを制したリスグラシュー。(第60回宝塚記念出走時)鞍上はダミアン・レーン

コックスプレート[編集]

2019年10月26日 第99回コックスプレート[136][137]G1)芝:稍重
着順 馬名(調教国) 性齢 騎手 斤量 タイム 着差 人気(JRA)
1 日本の旗リスグラシュー 牝5 D.レーン 57 2:04.21 1
2 オーストラリアの旗キャステルヴェキオ[138] 牡3 C.ウィリアムズ 49.5 1.5馬身 3
3 ニュージーランドの旗テアカウシャーク[139] 騸5 O.ボッソン 59 3.5馬身 11

コックスプレートは、リスグラシューが制した[140]。後方に待機し第3コーナーの手前で動き出し、最終コーナーでまくりを見せて大外から進出[140]、残り100メートルで先に抜け出していたキャステルヴェキオを並ぶ間もなく差し切り差を広げ、最終的には後方に1馬身1/2の差をつけて勝利した[140][141]

騎乗したダミアン・レーンは、「良いスタートを切ることが出来ましたが、最初のコーナーまでペースが速かったので、無理にポジションを取りに行くことよりも折り合いに専念しました。4コーナーで外に出したときに、素晴らしい脚を出してくれたので勝利を確信しました。リスグラシューは1番人気でオーストラリアでも話題になっていたので、期待に応えられて良かったです」と振り返った[142]

管理する矢作芳人調教師は、「道中の位置取り的にかなり厳しいと思っていたので、馬が強いとしか言いようがありません。馬の強さに感心していますし、嬉しすぎて涙が出ないです。次走としては、絶対ではないですけれども有馬記念を目標にという風に考えています。馬や応援してくれた全ての人に感謝しています」とコメントした[142]

レース後、11月5日成田国際空港に到着、競馬学校の国際厩舎にて輸入検疫が行われた[143]

天皇賞(秋)[編集]

ウイニングランをするアーモンドアイ(鞍上クリストフ・ルメール
2019年10月27日 第160回天皇賞(秋)GI[144]天候:晴、馬場状態:良
着順 馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 着差 人気
1 アーモンドアイ 牝4 C.ルメール 56 1:56.2 1
2 ダノンプレミアム 牡4 川田将雅 58 1:56.7 3馬身 0.5 3
3 アエロリット 牝5 戸崎圭太 56 1:56.7 クビ 0.5 6
6 サートゥルナーリア 牡3 C.スミヨン 56 1:57.1 0.9 2
7 スワーヴリチャード 牡5 横山典弘 58 1:57.1 ハナ 0.9 5
12 スティッフェリオ 牡5 丸山元気 58 1:57.9 1.7 11
14 アルアイン 牡5 北村友一 58 1:58.7 2.5 9
ラッキーライラック(鞍上クリストフ・スミヨン

エリザベス女王杯[編集]

2019年11月10日 第44回エリザベス女王杯GI[145]天候:晴、馬場状態:良
着順 馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 着差 人気
1 ラッキーライラック 牝4 C.スミヨン 56 2:14.1 3
2 クロコスミア 牝6 藤岡佑介 56 2:14.3 1馬身1/4 0.2 7
3 ラヴズオンリーユー 牝3 M.デムーロ 54 2:14.3 クビ 0.2 1
7 スカーレットカラー 牝4 岩田康誠 56 2:14.7 0.6 4

エリザベス女王杯は、ラッキーライラックが制した。

1馬身4分の1離された2着はクロコスミア、これが2017年、18年のエリザベス女王杯に続いて3年連続の2着となった[146]。騎乗予定であった戸崎圭太が11月4日に浦和競馬場で行われたJBCレディスクラシックでモンペルデュに騎乗し落馬負傷で骨折[147]、急遽藤岡佑介に乗り替わって参戦した[148]。レースでは、前半1000メートルを62秒8で逃げ、最後の直線で後続を離したが内側からラッキーライラックに差し切られた[146]。騎乗した藤岡佑介は、「初騎乗でしたが、厩舎サイドにアドバイスは頂いていました。単騎で行けましたし、良い雰囲気で1〜2コーナーを迎えられました。1分2秒くらいのペースで行って、3コーナーでは後ろから来るのが分かっていましたが、待たずに流していくイメージ通りの競馬が出来ました。あそこまで行くと勝ちたかったです」とコメントした[149]

前走に府中牝馬ステークスで重賞初勝利となったスカーレットカラーは7着に敗れた。騎乗した岩田康誠は「正攻法のレースをして、直線途中まではグッときていたけど、そこから脚が上がった感じでした。レースとしてはいい形で運べました」と回顧した[150]

なお1番人気に推されたラヴズオンリーユーは、3着となった[151]

ジャパンカップ[編集]

スワーヴリチャード(鞍上:オイシン・マーフィー
2019年11月24日 第39回ジャパンカップGI[152]天候:曇、馬場状態:重
着順 馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 着差 人気
1 日本の旗スワーヴリチャード 牡5 O.マーフィー 57 2:25.9 3
2 日本の旗カレンブーケドール 牝3 津村明秀 53 2:26.0 3/4馬身 0.1 5
3 日本の旗ワグネリアン 牡4 川田将雅 57 2:26.2 1馬身1/2 0.3 2
7 日本の旗エタリオウ 牡4 横山典弘 57 2:26.9 1.0 9
9 日本の旗シュヴァルグラン 牡7 C.スミヨン 57 2:27.1 1.2 8
11 日本の旗レイデオロ 牡5 W.ビュイック 57 2:28.1 2.2 1

施行前の状況[編集]

特別登録時[編集]

GI勝利 重賞勝利 馬名 性齢 主な実績 通算収得賞金額[153] ファン投票の順位[6] 出走馬決定収得賞金額[153] 備考
競走名 着順
ファン投票得票数上位10頭(優先して出走可能)[154][153]
6勝 1勝 アーモンドアイ 4 2019年 GI ジャパンカップ 1着 6億330万0000円 1位 14億5640万0000円
3勝 2勝 リスグラシュー 牝5 2019年 GI 宝塚記念 1着 3億5340万0000円 2位 8億5360万0000円
1勝 0勝 キセキ 5 2017年 GI 菊花賞 1着 1億5575万0000円 3位 3億2375万0000円
2勝 1勝 サートゥルナーリア 牡3 2019年 GI 皐月賞 1着 1億2900万0000円 4位 3億3600万0000円
2勝 0勝 フィエールマン 牡4 2019年 GI 天皇賞(春) 1着 1億6400万0000円 6位 3億8650万0000円
1勝 0勝 ワールドプレミア 牡3 2019年 GI 菊花賞 1着 6900万0000円 7位 1億9400万0000円
2勝 3勝 スワーヴリチャード 牡5 2018年 GI 大阪杯 1着 2億4450万0000円 8位 6億405万0000円
2勝 3勝 レイデオロ 牡5 2017年 GI 東京優駿 1着 2億8325万0000円 9位 4億7825万0000円
2勝 1勝 アルアイン 牡5 2019年 GI 大阪杯 1着 1億2425万0000円 12位 2億4425万0000円
1勝 2勝 シュヴァルグラン 牡7 2018年 GI ジャパンカップ 1着 3億5240万0000円 13位 5億1420万0000円
外国調教馬(優先して出走可能)[154][153]
参戦なし
出走馬決定収得賞金額の多い順[154][153]
2勝 5勝 ウインブライト 牡5 2019年 G1 香港カップ 1着 1億9515万0000円 32位 4億3845万0000円 回避
1勝 2勝 アエロリット 牝5 2017年 GI NHKマイルカップ 1着 1億3900万0000円 18位 2億1850万0000円
0勝 1勝 クロコスミア 牝6 2019年 GI エリザベス女王杯 2着 1億1275万0000円 24位 1億7575万0000円
0勝 3勝 スティッフェリオ 牡5 2019年 GII オールカマー 1着 9700万0000円 47位 1億5100万0000円
0勝 0勝 ヴェロックス 牡3 2019年 GI 皐月賞 2着 6100万0000円 17位 1億4000万0000円
0勝 0勝 エタリオウ 牡4 2018年 GI 菊花賞 2着 6350万0000円 23位 1億100万0000円
0勝 1勝 スカーレットカラー 牝4 2019年 GII 府中牝馬ステークス 1着 5450万0000円 55位 9800万0000円 繰上
除外
0勝 1勝 クレッシェンドラヴ 牡5 2019年 GIII 福島記念 1着 5300万0000円 51位 9050万0000円 回避
0勝 0勝 ヴァイスブリッツ 牡4 2019年 1勝 3歳以上1勝クラス[155] 1着 580万0000円 100位以下 1160万0000円 回避
GI優勝馬[編集]

GI優勝馬は史上最多の11頭が出走した。牝馬三冠達成などGI6勝、前走の天皇賞(秋)も勝利したアーモンドアイ2019年の宝塚記念牡馬相手に勝利し、オーストラリアに渡りコックスプレートを勝利して帰国初戦のリスグラシュー菊花賞優勝馬で凱旋門賞参戦しフランスから帰国後初戦であるキセキホープフルステークス皐月賞中山競馬場GIを2勝している3歳のサートゥルナーリア。2019年の天皇賞(春)と2018年の菊花賞を制し凱旋門賞参戦、フランスから帰国後初戦であるフィエールマン。2019年の菊花賞を制し直接参戦するワールドプレミアジャパンカップGI2勝目を挙げたスワーヴリチャード。2017年の東京優駿(日本ダービー)、2018年の天皇賞(秋)でGI2勝のレイデオロ。2019年の大阪杯を制しGI2勝のアルアイン。2017年のジャパンカップを優勝したシュヴァルグラン。2017年のNHKマイルカップを制したアエロリットである。

重賞優勝馬[編集]

重賞を勝利した経験があるのは3頭。2017年の府中牝馬ステークスを制し、2017年、18年、19年とエリザベス女王杯で2着のクロコスミア。2019年のオールカマーなど重賞3勝のスティッフェリオ。2019年の府中牝馬ステークス勝利したスカーレットカラーが勝利した。

その他の出走馬[編集]

その他は、若駒ステークス若葉ステークスリステッド競走2勝で、皐月賞2着、東京優駿(日本ダービー)菊花賞で3着のヴェロックス。2018年の菊花賞2着など2着7回の1勝馬のエタリオウが出走した。

引退レース[編集]

リスグラシュー、レイデオロ、アルアイン、シュヴァルグラン、アエロリット、クロコスミアの6頭は有馬記念をもって引退すると発表、有馬記念が引退レースとなった[156][157][158][159][157][156]

当日の状況[編集]

天候[編集]

直前の1週間は、火曜日に1.0mm、木曜日に1.0mm未満の降水量が記録された[160]。当日の天気予報は、ウェザーマップによると、曇りのち晴れ、最高気温は9℃、昼頃から雨になると予報した[161]ウェザーニュースによると、曇りのち雨、最高気温は8℃、降水確率は60パーセント、本格的に雨が降り出すのは早くても昼過ぎで、発走時刻までそれほどの強い雨にはならないと発表した[160]

馬場状態[編集]

レース2日前時点では、野芝が約6 - 8センチ、洋芝が約10 - 14センチの草丈で、芝の状態は「3コーナーから4コーナーおよび正面にかけて、コース内側に傷みがあります」とJRAが発表[162]、Aコースを使用して施行された[162]

含水率は、ゴール前で9.9パーセント、第4コーナーでは9.9パーセントが記録された[162]

人気[編集]

1番人気に推されたのは、ファン投票1位のアーモンドアイ、単勝オッズは1.5倍で支持率50.95パーセントとなった[163]。2番人気は、GI連勝中のリスグラシューで単勝オッズ6.7倍。3番人気は、3歳馬のサートゥルナーリアが入り、単勝オッズ7.8倍でこの3頭が単勝オッズ10倍未満であった。

出走馬と枠順[編集]

2019年12月22日 第5回中山競馬第8日目 第11競走 天気:曇、馬場状態:良、発走時刻:15時25分

枠番 馬番 競走馬名 斤量 騎手 調教師 オッズ
(人気)
プレレーティング[164]
ランク
[注 1]
距離 対象
競走名 着順
1 1 スカーレットカラー 4 55 岩田康誠 高橋亮 104.6
(11人)
113
[注 2]
M GII 府中牝馬S 1着
2 スワーヴリチャード 5 57 オイシン・マーフィー 庄野靖志 17.5
(5人)
121 L GI ジャパンC 1着
2 3 エタリオウ 牡4 57 横山典弘 友道康夫 85.0
(10人)
113 L GII 日経賞 2着
4 スティッフェリオ 牡5 57 丸山元気 音無秀孝 133.4
(13人)
115 L GII オールカマー 1着
3 5 フィエールマン 牡4 57 池添謙一 手塚貴久 18.4
(6人)
119 E GI 天皇賞(春) 1着
6 リスグラシュー 牝5 55 ダミアン・レーン 矢作芳人 6.7
(2人)
125
[注 3]
I G1 コックスプレート 1着
4 7 ワールドプレミア 牡3 55 武豊 友道康夫 13.4
(4人)
116 E GI 菊花賞 1着
8 レイデオロ 牡5 57 三浦皇成 藤沢和雄 35.8
(9人)
115 L GII オールカマー 4着
5 9 アーモンドアイ 牝4 55 クリストフ・ルメール 国枝栄 1.5
(1人)
128
[注 4]
I GI 天皇賞(秋) 1着
10 サートゥルナーリア 牡3 55 クリストフ・スミヨン 角居勝彦 7.8
(3人)
119 I GI 皐月賞 1着
L GII 神戸新聞杯 1着
6 11 キセキ 牡5 57 ライアン・ムーア 角居勝彦 27.1
(7人)
118 I GI 大阪杯 2着
L GI 宝塚記念 2着
12 クロコスミア 牝6 55 藤岡佑介 西浦勝一 207.1
(16人)
116
[注 5]
L GI エリザベス女王杯 2着
7 13 アルアイン 牡5 57 松山弘平 池江泰寿 160.6
(15人)
119 I GI 大阪杯 1着
14 ヴェロックス 牡3 55 川田将雅 中内田充正 33.7
(8人)
118 I GI 皐月賞 2着
8 15 アエロリット 牝5 55 津村明秀 菊沢隆徳 107.1
(12人)
118
[注 6]
I GI 天皇賞(秋) 3着
16 シュヴァルグラン 牡7 57 福永祐一 友道康夫 135.4
(14人)
119 L G1 ドバイシーマクラシック 2着

公開枠順抽選会[編集]

抽選順[165] 抽選ゲスト[166] 陣営[167] 抽選者[168] 肩書[169] 結果[168]
枠番 馬番
1 高畑充希 ワールドプレミア 大塚亮一 オーナー 4 7
2 松坂桃李 スカーレットカラー 岩田康誠 騎手 1 1
3 高畑充希 レイデオロ 秋田博章 オーナー代表 4 8
4 松坂桃李 シュヴァルグラン 佐々木主浩 オーナー 8 16
5 高畑充希 ヴェロックス 川田将雅 騎手 7 14
6 松坂桃李 アルアイン 松山弘平 騎手 7 13
7 高畑充希 サートゥルナーリア C.スミヨン 騎手 5 10
8 松坂桃李 スティッフェリオ 丸山元気 騎手 2 4
9 高畑充希 クロコスミア 大塚亮一 オーナー 6 12
10 松坂桃李 アーモンドアイ C.ルメール 騎手 5 9
11 高畑充希 フィエールマン 池添謙一 騎手 3 5
12 松坂桃李 リスグラシュー 矢作芳人 調教師 3 6
13 高畑充希 エタリオウ 森岡幸人 オーナー代表 2 3
14 松坂桃李 アエロリット 津村明秀 騎手 8 15
15 高畑充希 キセキ 角居勝彦 調教師 6 11
16 松坂桃李 スワーヴリチャード 諏訪守 オーナー 1 2
映像外部リンク
有馬記念フェスティバル ~公開枠順抽選会~』12/19(木) 午後5時
BS Fuji Official Channelによる動画

レース3日前の12月19日、東京都港区品川プリンスホテルにて有馬記念フェスティバル(公開枠順抽選会)が行われた[170][171]。司会はフジテレビアナウンサー佐野瑞樹堤礼実。インタビュアーに細江純子。ゲストで、くじ引き順を決める抽選を担当する、JRA(日本中央競馬会)CMキャラクター高畑充希松坂桃李[172]。その他、出走馬陣営の関係者が出席した。その様子はBSフジにて生中継、及びBSフジの公式Youtubeチャンネルにてライブストリーミングで配信された[173]

ネクタイの色[編集]

リスグラシューを管理する矢作芳人調教師は、抽選に赤い帽子ネクタイを身に着けて参戦[174]。ネクタイに触れながらカプセルを選択した。結果、赤帽子で出走する3枠6番に入り、矢作はガッツポーズを見せた。矢作は「言うことがないというか、ここしかないという枠。欲しかった枠です」と話した[174]

その他、赤いネクタイの池添謙一は、フィエールマンを赤帽子の3枠5番[175]。緑のネクタイの角居勝彦キセキを緑帽子の6枠11番[175]津村明秀は、アエロリットを桃帽子の8枠15番という結果としたが、その隣で抽選に同席した管理調教師の菊沢隆徳ピンクのネクタイを着用していた[175]

佐々木主浩[編集]

14番、10番、15番と3年連続外枠となっているシュヴァルグランは[175]、オーナーの佐々木主浩が「外、外、外だよ~」と言いながら登壇、自ら抽選し8枠16番。わかった瞬間に崩れ落ちる佐々木オーナーの姿に会場には笑い声が起きた[175]。佐々木は「狙ってました。」とし[176]、「絶対、外枠を引くと思ってた(苦笑い)。ラストランなので、後は福永(祐一)騎手に任せます。すみません」とコメントした[177]

レース結果[編集]

レース展開[編集]

スタートは少しバラついて、レイデオロが後方からの競馬に。キセキやワールドプレミアも少し後手を踏んだが、それ以外はまずまずのスタートを切った。1週目のコーナーに入ったところでアエロリットがハナを奪い、2番手付近にクロコスミアやスティッフェリオといった先行勢が位置し、フィエールマンやアルアインが中団前目に付け、スワーヴリチャードは中団に、1番人気のアーモンドアイは中団外目の好位置を追走した。アーモンドアイの後ろにリスグラシュー、後方にシュヴァルグラン、レイデオロ、最後方からワールドプレミア追走という形でホームストレッチから2週目1コーナーに突入した。

コーナーに入った頃にはアエロリットが大逃げの形を取り、1000mを58秒5のハイペースで通過。バックストレッチから2週目3コーナーに入ってもこの体制は変わらず、4コーナー残り400mの標識を通過すると各馬が追い込みを始めると共に、アエロリットの脚色が衰え始めた。

直線に入るとスティッフェリオが先頭に並びかけ、アーモンドアイも一時先頭に躍り出るもそれほど脚が伸びず、各馬が横一線になったところで外からサートゥルナーリアが飛び出してきた。

しかし、それらを大外からリスグラシューがまとめてかわし、食い下がるサートゥルナーリア以下を抑え切って5馬身差で圧勝。GI3連勝で引退レースを有終の美で飾った。勝ちタイムは2分30秒5(良)。

2着には直線先頭に立つと最後まで粘ったサートゥルナーリアが入り、3着に後方から追い込んだワールドプレミアが入った。1番人気のアーモンドアイは直線で完全に後退し、デビュー以来初めて掲示板を外す9着に終わった。

レース結果[編集]

以下の情報はnetkeiba.com[178]に基づく。

着順 枠番 馬番 競走馬名 タイム 着差 上がり3ハロン 騎手 斤量 人気
1着 3 6 リスグラシュー 2:30.5 34.7 D.レーン 55 2
2着 5 10 サートゥルナーリア 2:31.3 5 35.4 C.スミヨン 55 3
3着 4 7 ワールドプレミア 2:31.4 クビ 35.0 武豊 55 4
4着 3 5 フィエールマン 2:31.6 1.1/2 36.0 池添謙一 57 6
5着 6 11 キセキ 2:31.6 クビ 35.8 R.ムーア 57 7
6着 8 16 シュヴァルグラン 2:31.9 1.3/4 35.8 福永祐一 57 14
7着 4 8 レイデオロ 2:32.1 1.1/4 36.0 三浦皇成 57 9
8着 7 14 ヴェロックス 2:32.3 1 36.7 川田将雅 55 8
9着 5 9 アーモンドアイ 2:32.3 ハナ 36.9 C.ルメール 55 1
10着 2 3 エタリオウ 2:32.4 クビ 37.2 横山典弘 57 10
11着 7 13 アルアイン 2:32.8 2.1/2 38.0 松山弘平 57 15
12着 1 2 スワーヴリチャード 2:33.6 5 38.3 O.マーフィー 57 5
13着 2 4 スティッフェリオ 2:34.0 2.1/2 39.9 丸山元気 57 13
14着 8 15 アエロリット 2:35.0 6 42.1 津村明秀 55 12
15着 1 1 スカーレットカラー 2:35.3 1.3/4 39.8 岩田康誠 55 11
16着 6 12 クロコスミア 2:35.3 クビ 40.6 藤岡佑介 55 16

データ[編集]

ハロンタイム 6.9 - 11.1 - 11.4 - 11.4 - 11.5 - 12.2 - 12.3 - 12.1 - 11.7 - 12.3 - 13.4 - 12.2 - 12.0
上がり4ハロン[179] 49秒9
上がり3ハロン[179] 37秒6
優勝馬上がり3ハロン 34秒7(リスグラシュー)
上がり最速 34秒7(リスグラシュー)

払戻[編集]

単勝[178] 6 670円
複勝[178] 6 210円
10 270円
7 390円
枠連[178] 3-5 300円
馬連[178] 6-10 2990円
ワイド[178] 6-10 850円
6-7 1450円
7-10 2000円
馬単[178] 6-10 6130円
3連複[178] 6 - 7 - 10 10750円
3連単[178] 6 - 10 - 7 57860円

記録[編集]

リスグラシュー[編集]

  • 管理する矢作芳人調教師は有馬記念初出走で初制覇。

その他[編集]

  • ノーザンファーム生産の競走馬は12頭出走し、1着から4着までを独占した[181]
  • 有馬記念当日の中山競馬場の入場者数は、9万374人[182]。2018年の第63回有馬記念の90.2パーセントで前年比で減少[182]。開門前から徹夜で中山競馬場に並んだいわゆる「徹夜組」は1090人で2018年の第63回有馬記念の143.4パーセントで前年比で増加[182]
  • 有馬記念のみの売上は、468億8971万4600円。2018年の第63回有馬記念の107.4パーセントで前年比で増加[182]
  • 有馬記念当日、中山競馬場で行われた12回のレースでの売上は593億3979万1000円で2018年の105.7パーセントで前年比で増加[182]

エピソード[編集]

勝利騎手 ダミアン・レーン
リスグラシュー
  • 騎乗したダミアン・レーンは、「アーモンドアイなど強い馬が相手でしたが、この馬に乗るのは3度目で、矢作調教師が"コックスプレートの後もさらに成長しているよ"と言われたので、今日は自信満々で乗りました。いいペースの流れになるだろうと思っていましたが、レースはその通りで、ラチ沿いのいいポジションをロスなく行けました。うまくスペースも出来て進んで行けました。本当に強い勝ち方をして、これが引退レースとは残念です。素晴らしい有馬記念に参加することが出来てありがたく思っています。特に、特例で騎乗出来る措置を取ってくれたJRAには感謝しています。皆さん、ありがとうございました」とコメントした[183]
  • 管理する矢作芳人は、「感無量です。やはり有馬記念は競馬ファンにとって1年の集大成ですし、日本人として特別な思いがあります。言葉では言い表すことが出来ません。コックスプレートの後は有馬記念に向けて逆算してやってきましたし、また一段と馬体が成長していました。悔いを残さないように、先週、今週と併せ馬をして、最高のパフォーマンスを見せてくれたと思います。宝塚記念もコックスプレートもレーン騎手で勝ちましたし、リスグラシューの鞍上に一番いいのはレーン騎手だと思って、JRAに申請をしました。(申請が通った時には)JRAはやるな、と思いました。スタートがカギだと思っていましたが、駐立する格好を見ていて、これは大丈夫だと思っていたら出てくれましたし、道中は(騎手に)任せていたので安心して見ていられました。オーストラリアで勝って、5歳の暮れにしてさらに進化していると思いましたが、自分の見立てが間違っていなかったと分かって嬉しいです。年度代表馬のタイトルを一生に一度は取ってみたいと思っていましたが、それが近づいたと思います。リスグラシューは史上稀に見る名牝です。ありがとうとしか言えません。スタッフもよく考えてやってくれて、牧場スタッフの皆さんもよくやってくれました。みんなのおかげです」とした[183]
  • 所有するキャロットファームの代表、秋田博章は、「じっとして動かなかったものね。ジョッキーの判断はすごいし、(馬は)強いのひと言」と振り返り、「(来春の)ドバイを使ってからにすると、発情が遅れるし、良い子を産む可能性を邪魔することになる」と引退の理由を公表した[184]
  • 生産したノーザンファームの場長、中島文彦は、「ひ弱さが消え、ここにきての急成長ぶりはこちらとしても驚き。引退は惜しいが、いい花道を飾ってくれた」とした[184]
サートゥルナーリア
  • 騎乗したクリストフ・スミヨンは、「勝った馬は強すぎました。大事なのはいかにレース前に冷静でいられるかでしたが、それはうまく行きましたし、ゲートに入った時に、"よし、これは"と思いました。強いて言えば、もう少し前のポジションが取れれば良かったのですが、ただ、仮に前から伸びていても、リスグラシューが来ていたのではないでしょうか。勝ち馬はこれで引退ですし、来年はこの馬が日本で一番強いということになるのではと思います。最後まで止まっていませんが、2500mよりは2000mの方がいいのかもしれません。この馬は日本でトップクラスの馬であるという気持ちは変わりません」と回顧した[183]
  • 管理する角居勝彦は、「落ち着いてレースをしてくれました。右回り、左回りは特に気にしていなくて、それよりも落ち着きの方がポイントでした。現段階の力は出し切ることが出来ましたが、勝った馬が強かったです。」と振り返った[183]
ワールドプレミア
  • 騎乗した武豊は、「ラストはいい伸びでした。ある程度、決め打ちするしかチャンスはないと思って、じっくりとためるだけためて行きました。4コーナーからの伸びは良かったですし、来年が楽しみです」と振り返った[183]
フィエールマン
  • 騎乗した池添謙一は、「今日は勝ちに行く競馬をしました。1周目のスタンド前でしっかりとポジションを取ることが出来て、アーモンドアイをマークしながらレースを進めて、勝負どころから仕掛けて行きました。4コーナーではいけるかもと思いましたが、自分よりさらに後ろにいた馬に交わされてしまいました。直線はジリジリとなりながらもよく踏ん張っています。勝ちに行っての4着ですから、フランス帰りでもよく頑張っています」とした[183]
  • 管理する手塚貴久は、「いい競馬でした。勝ちに行って、オッと思わせるほどでした。まだまだこれから良くなるでしょうし、これくらいの距離は合っています。池添騎手がうまく乗ってくれました」と振り返った[183]
キセキ
  • 管理する角居勝彦は、「最近は道中あまり行けなくなっています。その中でもよく盛り返してくれています」とした[183]
シュヴァルグラン
  • 騎乗した福永祐一は、「形としては悪くありませんでしたが、勝負どころで内にモタれて苦しいところを見せていました。それでももう1回ファイトしてくれて、最後までしっかり走ってくれました」とコメントした[183]
レイデオロ
  • 騎乗した三浦皇成は、「うまくゲートを出ることが出来ず、後ろからになってしまいました。それでも最後はよく来ていますし、よく走ってくれました」と振り返った[183]
ヴェロックス
  • 騎乗した川田将雅は、「いい雰囲気でレースに臨めて、この馬としてはいい形で競馬を組み立てることが出来ました。この経験が今後に生きればと思います」とした[183]
アーモンドアイ
  • 騎乗したクリストフ・ルメールは、「スタンド前で冷静さを欠いてしまいました。2500mでリラックスしていないと最後は疲れてしまいます。アーモンドアイも最後は疲れてしまいました。フィジカルや状態は大丈夫でしたが、リズムが良くありませんでした」とした[183]
  • 管理する国枝栄は、「レース前の精神状態は良く、スタート直後もいい感じに見えました。ただ、1周目のスタンド前で他の馬が動いたこととファンの歓声に反応してしまい、ポンと外へ出てしまいました。そこから1周スイッチが入ったままになってしまい、ガス欠になりました。あの位置でもリラックスしていれば良かったのですが、気が入っていていつもの走りではありませんでした。レース後、馬に異常はなかったです。今は呆然としていて、次走については何も考えられていません」とコメントした[183][注 7]
エタリオウ
  • 管理する友道康夫は、「状態は良く、横山典弘騎手も『前走以上』だと言ってくれたが、展開が向かなかった」と振り返った[185]
アルアイン
  • 騎乗した松山弘平は、「状態が良くなっていて、気性の悪さも気にならなかった。直線で先頭に立つ場面もあり、最後まで頑張ってくれた」とコメントした[186]
スワーヴリチャード
スティッフェリオ
  • 騎乗した丸山元気は、「自分のペースで行けた。2周目の3〜4コーナーで馬場の荒れたところを通り、脚を取られたりしたが、自分の競馬は出来た」とした[188]
アエロリット
  • 騎乗した津村明秀は、「一生懸命に走りすぎるところのある馬だが、よく頑張ってくれた」とした[188]
スカーレットカラー
  • 騎乗した岩田康誠は、「内枠でポジションを取りに行って、うまく折り合うことも出来ました。この馬のレースは出来ました」とした[188][183]
クロコスミア
  • 騎乗した藤岡佑介は、「3番手は想定通りでした。厳しいペースになって、最後は一杯一杯になってしまいました」とした[188][183]

テレビ・ラジオ中継[編集]

本レースのテレビ・ラジオ放送の実況担当者

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 牝馬は比較のために、元の数値にそれぞれ4ポンドずつ追加している。
  2. ^ もとは109。
  3. ^ もとは121。
  4. ^ もとは124。
  5. ^ もとは112。
  6. ^ もとは114。
  7. ^ 結果的にこのレースが、アーモンドアイにとって馬券外(4着以下)に敗れた唯一の競走となった

出典[編集]

  1. ^ a b 【有馬記念】リスグラシュー有終V 牝馬史上初!グランプリW制覇 レーンが大仕事 | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2019年12月23日閲覧。
  2. ^ 第64回有馬記念ファン投票 いよいよスタート!! JRA”. jra.jp. 2019年12月10日閲覧。
  3. ^ 有馬記念ファン投票 第1回中間発表!気になる1位は? JRA”. jra.jp. 2019年12月10日閲覧。
  4. ^ 有馬記念ファン投票 第2回中間発表!順位に変動は? JRA”. jra.jp. 2019年12月10日閲覧。
  5. ^ 有馬記念ファン投票 最終結果発表! JRA”. jra.jp. 2019年12月10日閲覧。
  6. ^ a b 【有馬記念】ファン投票 最終結果発表(100位まで) | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2019年12月6日閲覧。
  7. ^ “[http://jra.jp/news/201912/pdf/120508.pdf 2019年 第64回有馬記念競走 (最終集計)]”. JRA日本中央競馬会. 2019年12月10日閲覧。
  8. ^ アーモンドアイ | 競走馬データ”. netkeiba.com. 2019年12月6日閲覧。
  9. ^ リスグラシュー | 競走馬データ”. netkeiba.com. 2019年12月6日閲覧。
  10. ^ キセキ | 競走馬データ”. netkeiba.com. 2019年12月6日閲覧。
  11. ^ サートゥルナーリア | 競走馬データ”. netkeiba.com. 2019年12月6日閲覧。
  12. ^ ブラストワンピース | 競走馬データ”. netkeiba.com. 2019年12月6日閲覧。
  13. ^ 【有馬記念】ファン投票 最終結果発表(100位まで) | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2019年12月6日閲覧。
  14. ^ ワールドプレミア | 競走馬データ”. netkeiba.com. 2019年12月6日閲覧。
  15. ^ スワーヴリチャード | 競走馬データ”. netkeiba.com. 2019年12月6日閲覧。
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