シュヴァルグラン

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シュヴァルグラン
Cheval Grand(JPN) IMG 0767-1 20170625.jpg
第58回宝塚記念出走時
欧字表記 Cheval Grand
香港表記 高尚駿逸
品種 サラブレッド
性別
毛色 栗毛
生誕 2012年3月14日(6歳)
ハーツクライ
ハルーワスウィート
母の父 Machiavellian
生国 日本の旗 日本北海道安平町
生産 ノーザンファーム
馬主 佐々木主浩
調教師 友道康夫栗東
競走成績
生涯成績 26戦7勝
獲得賞金 9億2521万7000円
(2018年11月25日現在)
 
勝ち鞍
GI ジャパンカップ 2017年
GII 阪神大賞典 2016年
GII アルゼンチン共和国杯 2016年
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シュヴァルグラン (: Cheval Grand)は、日本競走馬2017年ジャパンカップの勝ち馬である。調教師は友道康夫(栗東)、馬主は元プロ野球・横浜ベイスターズ選手の佐々木主浩

馬名の由来はフランス語で偉大な馬。半姉に2012年の牝馬三冠2着馬で2013年・2014年のヴィクトリアマイルを連覇したヴィルシーナ、半妹に2016年の秋華賞・2017年のドバイターフを制したヴィブロス(ともに父はディープインパクト)がいる。

現役時代[編集]

2歳[編集]

2014年9月21日阪神競馬場芝2000メートルで行われた新馬戦で初出走。中団前目を進むも1番人気だったドラゴンヴァースを捕らえきれずクビ差の2着に敗れる。

続く10月12日京都競馬場芝2000メートル戦で後に小倉大賞典七夕賞重賞2勝馬となるアルバートドックに1馬身半差をつけて初勝利を達成。

3戦目は8頭立ての当時新設第1回だった重賞・京都2歳ステークスに出走するも、クビ・クビ差の3着、自己条件の500万条件・エリカ賞で1番人気に支持されるも3着に敗れ、2歳時は4戦1勝という戦績に終わる。

3歳[編集]

3歳初戦として、京都競馬場のオープン特別・若駒ステークスに出走する予定だったが、レース前日に右肩を跛行するアクシデントで出走取り消しに。

日本ダービー出走を目指して、重賞レースの毎日杯京都新聞杯に出走するが5着と8着に敗れ、クラシック出走はならなかった。

3ヶ月半の休養を経て、8月30日札幌競馬場の500万条件戦で復帰するも、1歳年上でジョアン・モレイラが騎乗した後の重賞勝ち馬・アルバートに2馬身半差をつけられる2着完敗を喫する。

しかし、距離を2400メートルに伸ばす選択をした結果、500万条件・1000万条件・準オープン(1600万条件)と3連勝してオープン入りして3歳を終えた。

4歳[編集]

年明け、重賞再挑戦となった日経新春杯では1番人気に支持されるも、レーヴミストラルに2馬身差の2着に敗れた。

しかし、距離延長の3000メートルの重賞・阪神大賞典では2着に2馬身半差をつける快勝で、重賞初制覇を達成。 その勢いでGI・天皇賞へ挑戦するも、キタサンブラックの3着、宝塚記念は勝ち馬から1.4秒差の9着に完敗する。

秋シーズンは芝2500メートルの重賞・アルゼンチン共和国杯から始動し、条件戦時代に完敗していたアルバート相手に完勝。 再度、ジャパンカップ有馬記念に出走するが3着と6着とGIレースに手が届かずだった。

5歳[編集]

初戦の阪神大賞典は中団追走から一旦は先頭に立つもサトノダイヤモンドにかわされ1馬身半差の2着。続く天皇賞(春)は好位追走から脚を伸ばすもキタサンブラックの2着。宝塚記念は道中逃げを打つも失速し8着に終わる[1]。ここまで多くのレースでパートナーを組んでいた福永祐一の騎乗にオーナーの佐々木が不満を持ち福永は降板となる。

秋に入り、ミルコ・デムーロとの新コンビで挑んだ京都大賞典はスタートで後手を踏むも道中中団まで盛り返し直線で追い上げるも3着[2]。そしてデムーロを巡ってサトノクラウンとの鞍上争いとなるも、デムーロ騎乗が実現しなかったため、急遽JRA短期免許で来日したオーストラリア人のヒュー・ボウマンとコンビを組んだジャパンカップは逃げるキタサンブラックをマークする形でレースを進めると直線で鮮やかに抜け出し、外から追い込んできたレイデオロの追撃を振り切りGI初制覇を果たした[3]有馬記念は引き続きボウマン騎手とのコンビで出走したが、最後の直線コースでスワーヴリチャードの斜行で不利を受けてしまい3着に敗れた。

6歳[編集]

年明け初戦にいきなりGIの大阪杯を選択。鞍上に三浦皇成を迎えたが、3歳時以来の距離2000メートルは忙しかったのか16頭立ての13着に大敗した。続く天皇賞・春では再び鞍上にボウマンを迎え、1番人気に支持されたが、ゴール前で勝ち馬・レインボーラインにクビ差捉えられ2着に敗れた。

競走成績[編集]

競走日 競馬場 競走名 距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順 タイム
(上り3F)
着差 騎手 斤量 1着馬(2着馬)
2014.09.21 阪神 2歳新馬 芝2000m(良) 14 8 14 006.30(1人) 02着 R2:04.0(34.7) -0.0 福永祐一 54kg ドラゴンヴァース
0000.10.12 京都 2歳未勝利 芝2000m(良) 12 6 8 001.70(1人) 01着 R2:00.8(35.8) -0.2 福永祐一 55kg (アルバートドック)
0000.11.29 京都 京都2歳S GIII 芝2000m(稍) 8 5 5 015.10(5人) 03着 R2:04.9(34.3) -0.1 内田博幸 55kg ベルラップ
0000.12.27 阪神 エリカ賞 芝2000m(良) 12 8 12 002.90(1人) 03着 R2:02.7(35.0) -0.3 内田博幸 55kg ベルーフ
2015.01.24 京都 若駒S OP 芝2000m(良) 7 8 8 取消 内田博幸 56kg アダムスブリッジ
0000.03.28 阪神 毎日杯 GIII 芝1800m(良) 15 6 10 016.40(8人) 05着 R1:47.5(34.1) -0.3 内田博幸 56kg ミュゼエイリアン
0000.05.09 京都 京都新聞杯 GII 芝2200m(良) 16 6 12 012.30(7人) 08着 R2:11.9(34.8) -0.6 内田博幸 56kg サトノラーゼン
0000.08.30 札幌 500万下 芝2000m(良) 16 5 9 003.10(1人) 02着 R2:00.1(34.4) -0.4 福永祐一 54kg アルバート
0000.10.03 阪神 500万下 芝2400m(稍) 17 5 10 001.60(1人) 01着 R2:28.3(33.5) -0.3 福永祐一 54kg (ミッキーポーチ)
0000.10.31 京都 1000万下 芝2400m(良) 8 7 7 001.70(1人) 01着 R2:24.8(33.9) -0.3 福永祐一 54kg (エイシンアロンジー)
0000.12.13 阪神 オリオンS 芝2400m(良) 9 5 5 001.30(1人) 01着 R2:28.1(34.6) -0.5 C.ルメール 54kg (シホウ)
2016.01.17 京都 日経新春杯 GII 芝2400m(良) 12 6 7 002.00(1人) 02着 R2:26.2(34.0) -0.3 C.ルメール 54kg レーヴミストラル
0000.03.20 阪神 阪神大賞典 GII 芝3000m(良) 11 8 11 003.00(1人) 01着 R3:05.8(34.9) -0.4 福永祐一 55kg (タンタアレグリア)
0000.05.01 京都 天皇賞(春) GI 芝3200m(良) 18 4 8 006.40(3人) 03着 R3:15.5(34.5) -0.2 福永祐一 58kg キタサンブラック
0000.06.26 阪神 宝塚記念 GI 芝2200m(稍) 17 3 5 015.80(5人) 09着 R2:14.2(37.6) -1.4 福永祐一 58kg マリアライト
0000.11.06 東京 アルゼンチン共和国杯 GII 芝2500m(良) 15 6 11 003.90(2人) 01着 R2:33.4(33.7) -0.1 福永祐一 58kg (アルバート)
0000.11.27 東京 ジャパンC GI 芝2400m(良) 17 8 17 013.90(6人) 03着 R2:26.3(34.4) -0.5 福永祐一 57kg キタサンブラック
0000.12.25 中山 有馬記念 GI 芝2500m(良) 16 7 14 016.20(5人) 06着 R2:33.1(35.7) -0.5 福永祐一 57kg サトノダイヤモンド
2017.03.19 阪神 阪神大賞典 GII 芝3000m(良) 10 3 3 004.90(2人) 02着 R3:02.8(35.9) -0.2 福永祐一 57kg サトノダイヤモンド
0000.04.30 京都 天皇賞(春) GI 芝3200m(良) 17 3 6 012.00(4人) 02着 R3:12.7(35.2) -0.2 福永祐一 58kg キタサンブラック
0000.06.25 阪神 宝塚記念 GI 芝2200m(稍) 11 5 5 012.70(5人) 08着 R2:12.6(36.9) -1.2 福永祐一 58kg サトノクラウン
0000.10.09 京都 京都大賞典 GII 芝2400m(良) 15 2 3 002.20(1人) 03着 R2:23.1(34.0) -0.1 M.デムーロ 57kg スマートレイアー
0000.11.26 東京 ジャパンC GI 芝2400m(良) 17 1 1 013.30(5人) 01着 R2:23.7(34.7) -0.2 H.ボウマン 57kg レイデオロ
0000.12.24 中山 有馬記念 GI 芝2500m(良) 16 5 10 006.70(3人) 03着 R2:33.8(34.8) -0.2 H.ボウマン 57kg キタサンブラック
2018.04.01 阪神 大阪杯 GI 芝2000m(良) 16 2 4 009.20(4人) 13着 R1:59.7(35.2) -1.5 三浦皇成 57kg スワーヴリチャード
0000.04.29 京都 天皇賞(春) GI 芝3200m(良) 17 6 11 003.00(1人) 02着 R3:16.2(35.8) -0.0 H.ボウマン 58kg レインボーライン
0000.10.08 京都 京都大賞典 GII 芝2400m(良) 11 7 8 002.20(1人) 04着 R2:26.0(34.9) -0.6 福永祐一 58kg サトノダイヤモンド
0000.11.25 東京 ジャパンC GI 芝2400m(良) 14 6 9 012.90(5人) 04着 R2:21.5(34.5) -0.9 C.デムーロ 57kg アーモンドアイ
  • 競走成績は2018年11月25日現在
  • 出典: [4]

血統表[編集]

シュヴァルグラン血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 ヘイロー系サンデーサイレンス系
[§ 2]

ハーツクライ
2001 鹿毛
父の父
サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
父の母
アイリッシュダンス
1990 鹿毛
トニービン カンパラ
Severn Bridge
ビューパーダンス Lyphard
My Bupers

ハルーワスウィート
2001 栗毛
Machiavellian
1987 鹿毛
Mr. Prospector Raise a Native
Gold Digger
Coup de Folie Halo
Raise the Standard
母の母
*ハルーワソング
Halwa Song 
1996 栗毛
Nureyev Northern Dancer
Special
Morn of Song Blushing Groom
Glorious Song
母系(F-No.) (FN:12-c) [§ 3]
5代内の近親交配 Halo S3×M4×M5 = 21.88%、Northern Dancer M4×S5 = 9.38%、Natalma M5×M5 = 6.25% [§ 4]
出典
  1. ^ [5]
  2. ^ [6]
  3. ^ [5][6]
  4. ^ [5]

母の半弟にラジオNIKKEI賞勝ちのフレールジャック(父:ディープインパクト)、中日新聞杯新潟記念勝ちのマーティンボロ(父:ディープインパクト)、4代母のGlorious Songの全弟にデヴィルズバッグセイントバラードがいる。

出典[編集]

  1. ^ 【宝塚記念】シュヴァルグラン意表つく逃げも8着スポーツ報知、2017年11月26日閲覧
  2. ^ Mデムーロ「スタートで少し後ろに…」スポーツ報知、2017年11月26日閲覧
  3. ^ 5番人気シュヴァルグランが優勝 キタサンブラックは3着に敗れる GIジャパンカップ産経新聞、2017年11月26日閲覧
  4. ^ 競走成績:全競走成績|シュヴァルグラン”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2017年12月1日閲覧。
  5. ^ a b c 血統情報:5代血統表|シュヴァルグラン”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2017年12月1日閲覧。
  6. ^ a b シュヴァルグランの血統表|競走馬データ - netkeiba.com”. netkeiba.com. 2017年12月1日閲覧。

外部リンク[編集]