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第54回有馬記念

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映像外部リンク
2009 有馬記念
レース映像 jraofficial(JRA公式YouTubeチャンネル)による動画

第54回有馬記念(だい54かいありまきねん)は、2009年12月27日中山競馬場で施行された競馬競走である。ドリームジャーニーが優勝した

レース概要

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2009年中央競馬の総決算である。外国馬が6頭まで出走可能となっていたが国際競走となった2007年以降3年連続で登録馬はなかった。なお、パープルムーン英国イギリスの旗)とマーシュサイド米国アメリカ合衆国の旗)が予備登録を行っていたが、12月1日に辞退が発表された。

ファン投票の結果

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  • 最終順位上位20頭のうち、出走を表明した馬10頭
競走馬ファン投票順位
ブエナビスタ2位
ドリームジャーニー4位
マツリダゴッホ5位
リーチザクラウン9位
イコピコ10位
アンライバルド11位
セイウンワンダー13位
マイネルキッツ14位
エアシェイディ16位
スリーロールス18位
  • 最終登録を行った馬のうち、最終順位100位までに入った馬の順位
競走馬ファン投票順位
キャプテントゥーレ19位
フォゲッタブル22位
テイエムプリキュア23位
ミヤビランベリ25位
ナカヤマフェスタ26位
ネヴァブション39位
モンテクリスエス45位
トウカイトリック64位
サンライズマックス70位
ヒカルカザブエ77位
シャドウゲイト78位
メイショウベルーガ86位
コスモバルク地方所属

レース施行前の状況

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各競走の結果

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第139回天皇賞(春)
着順競走馬
1着マイネルキッツ  
2着アルナスライン  
第50回宝塚記念
着順競走馬
1着ドリームジャーニー  
2着サクラメガワンダー  
第140回天皇賞(秋)
着順競走馬
1着カンパニー
2着スクリーンヒーロー
第29回ジャパンカップ
着順競走馬
1着ウオッカ
2着オウケンブルースリ
第69回皐月賞
着順競走馬
1着アンライバルド
2着トライアンフマーチ
第76回東京優駿
着順競走馬
1着ロジユニヴァース
2着リーチザクラウン
第70回菊花賞
着順競走馬
1着スリーロールス
2着フォゲッタブル
第57回神戸新聞杯
着順競走馬
1着イコピコ
第47回アルゼンチン共和国杯
着順競走馬
1着ミヤビランベリ
第43回ステイヤーズステークス
着順競走馬
1着フォゲッタブル

登録及び各馬の状況

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この年は例年に増してファン投票上位馬、また秋のGIで好走した馬の回避が目立った。さらに、史上初めて4歳馬の出走がなかった年になった。 まず、ファン投票1位のウオッカジャパンカップ(優勝)レース中に鼻出血を発症し、規定により出走ができなくなっていた。このほか、3位の東京優駿馬・ロジユニヴァースは体調が整わないため、7位のオウケンブルースリ、9位の秋華賞馬・レッドディザイアは休養に入るため出走回避した。また、6位のスクリーンヒーローはジャパンカップのレース後に屈腱炎を発症し引退が表明された。 ファン投票上位馬以外では、エリザベス女王杯の勝ち馬・クィーンスプマンテ香港カップに出走したために回避、また、天皇賞(秋)を制したカンパニーマイルチャンピオンシップ(優勝)を最後に引退を既に発表していたため、登録も行わなかった。

施行前の状況

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一番の注目を集めたのは3歳牝馬のブエナビスタであった。この年桜花賞優駿牝馬の2冠を制していたが、秋は降着や展開に恵まれないなどして惜敗が続いていた。陣営はこのレースに向け、主戦の安藤勝己から横山典弘に乗り換え、新しい一面を引き出そうとしていた。 3歳馬はほかにも皐月賞馬のアンライバルド、菊花賞馬のスリーロールス、ダービー2着で悲願のGI獲りを目指すリーチザクラウン、充実を見せているイコピコやフォゲッタブルが有力視された。 これを迎え撃つ古馬勢の中心は前年4着のドリームジャーニーであった。この年は春のグランプリ宝塚記念を制していた。天皇賞(秋)は6着に敗れたものの、ジャパンカップをパスしてこのレースに向け調整をしていた。第52回有馬記念の覇者であるマツリダゴッホはやや精彩を欠いていたものの、この年もオールカマーを制するなど依然中山では安定した成績を残していた。なお、このレースが同馬にとってのラストランとなる。他には天皇賞(春)の勝ち馬マイネルキッツが注目を集めた。

出走馬と枠順

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2009年12月27日 第5回中山競馬第8日 第10競走
天気:晴、馬場状態:良、発走時刻:15時25分
枠番馬番競走馬名騎手オッズ調教師
11日本の旗 アンライバルド牡3M・デムーロ14.9(8人)友道康夫
2日本の旗 ブエナビスタ牝3横山典弘3.4(1人)松田博資
23日本の旗 ミヤビランベリ牡6吉田隼人14.7(7人)加藤敬二
4日本の旗 マイネルキッツ牡6三浦皇成33.2(12人)国枝栄
35日本の旗 コスモバルク牡8五十嵐冬樹89.9(15人)田部和則
6日本の旗 エアシェイディ牡8後藤浩輝32.0(11人)伊藤正徳
47日本の旗 マツリダゴッホ牡6蛯名正義9.4(3人)国枝栄
8日本の旗 リーチザクラウン牡3武豊12.6(5人)橋口弘次郎
59日本の旗 ドリームジャーニー牡5池添謙一4.0(2人)池江泰寿
10日本の旗 スリーロールス牡3浜中俊13.5(6人)武宏平
611日本の旗 イコピコ牡3内田博幸17.2(9人)西園正都
12日本の旗 テイエムプリキュア牝6熊沢重文65.0(14人)五十嵐忠男
713日本の旗 シャドウゲイト牡7田中勝春123.4(16人)加藤征弘
14日本の旗 セイウンワンダー牡3藤田伸二21.0(10人)領家政蔵
815日本の旗 ネヴァブション牡6北村宏司60.0(13人)伊藤正徳
16日本の旗 フォゲッタブル牡3C.ルメール9.6(4人)池江泰郎

負担重量は4歳以上馬57kg、3歳馬55kg、牝馬は2kg減

レース結果

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レース展開

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ゲートが開くと、ドリームジャーニーがタイミングが合わず出遅れる。対して好スタートを切ったリーチザクラウンが同型を制しハナを切った。テイエムプリキュアとミヤビランベリが2番手を追走し、やや離れてシャドウゲイトが続いた。後方から進めると思われたブエナビスタは先団をみる形で6番手に位置、その前後にアンライバルドやスリーロールスが続いた。マツリダゴッホは中団、フォゲッタブルは中団馬群の後方につけ、ドリームジャーニーは例によって後方待機、エアシェイディが最後方に控えた。

1000m通過タイムは58秒6と速いペースとなり、3コーナーを過ぎたあたりでシャドウゲイトやマツリダゴッホが上がっていくと、先行していたリーチザクラウンやテイエムプリキュアが後退。ブエナビスタは好位置をキープしたまま直線を向き先頭に躍りでるが、後方で脚をためたドリームジャーニーが一気に前に並びかけ、ブエナビスタを競り落として先頭でゴールイン。ブエナビスタが粘って2着に入り、4馬身開いた3着にはこれも後方にいたエアシェイディが前年に続いての入着となった。結果として、これまでにないハイペースが影響して先行勢はほぼ総崩れの状態であり、5着以内に入ったのはブエナビスタを除いて全て後方で足をためていた馬であった。

一方、一昨年の覇者マツリダゴッホは見せ場は作ったものの7着、3歳牡馬勢ではフォゲッタブルの4着が最高だった。

なお、3コーナー手前でスリーロールスが馬体に故障を発生し競走を中止した。

レース着順

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着順馬番競走馬名タイム着差上がりタイム
19ドリームジャーニー2:30.035.2
22ブエナビスタ2:30.11/235.8
36エアシェイディ2:30.8435.7
416フォゲッタブル2:30.8アタマ36.1
54マイネルキッツ2:31.22.1/236.7
614セイウンワンダー2:31.62.1/236.9
77マツリダゴッホ2:31.91.1/437.6
811イコピコ2:32.6438.2
913シャドウゲイト2:32.73/438.6
105コスモバルク2:32.8クビ38.1
113ミヤビランベリ2:32.8アタマ38.7
1215ネヴァブション2:33.9739.3
138リーチザクラウン2:34.6440.6
1412テイエムプリキュア2:35.7741.0
151アンライバルド2:36.8742.4
中止10スリーロールス

データ

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ハロンタイム6.8 - 11.0 - 11.2 - 11.3 - 11.9 - 12.3 - 12.6 - 12.3 - 12.5 - 12.1 - 12.0 - 11.7 - 12.3
1000m通過タイム58.6秒(リーチザクラウン)
上がり4ハロン48.1秒
上がり3ハロン36.0秒
優勝馬上がり3ハロン35.2秒

払戻

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単勝9400円
複勝9150円
2140円
6380円
枠連1-5510円
馬連2-9740円
馬単9-21510円
3連複2-6-95460円
3連単9-2-618890円
ワイド2-9320円
6-9830円
2-61400円

達成された記録

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  • ドリームジャーニーは馬体重426kgで勝利したが、これは有馬記念史上最軽量馬の優勝である。また、ディープインパクト以来史上9頭目となるグランプリ春秋連覇達成
  • 勝ちタイム2:30.0は、第49回(優勝馬ゼンノロブロイ)の2:29.5に次ぐ同レース歴代2位[1](2023年現在)。
  • コスモバルクは6年連続同レース出走となり、単独歴代1位の記録である。

入場者数・レース売り上げ

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  • 入場人員 115,327人 (前年比98.5%)
  • 売上金  40,444,102,000円 (前年比94.3%)
何れも出典はJRA公式サイト『データファイル』内「レース成績データ」の「年度別全成績 2009年 中山第5回第8日(PDFファイル)」による。

レースにまつわるエピソード

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有馬記念に関しては競馬マスコミやファンの間でよく“世相馬券”が出るといわれることがある。これは、有馬記念が文字通り中央競馬1年納めのビッグレースであることから、上位入線馬の名前や馬番がその年の世相にちなんだものになることがあるためである。

2009年に関しても様々言われた中、前述の通りドリームジャーニー号の春秋グランプリ連覇に終わった。そして実はこの日、西日本でも、関西テレビ放送など3社が18年余りにわたって制作・放送してきた中央競馬中継『DREAM競馬』の放送が終わり、これとともに長く競馬中継に携わってきた杉本清大坪元雄が競馬界でいうところの“70歳定年”により勇退した。[2]

不況による売り上げ減などからJRAがこれまでのメディア戦略を転換し、CI導入後初めて同一キャンペーンを3年目に突入させたこと[3]、このレースに初めて4歳馬が1頭も出なかったことなども加え、いろいろな意味で一つの節目となるビッグレースとなった。

また、この有馬記念を以て本馬場入場曲の「グレードエクウスマーチ」がその役目を終えた。

脚注

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  1. この競走ではゼンノロブロイの他、タップダンスシチーシルクフェイマスも2:30.0を上回っている。
  2. なおフジテレビでもほしのあきがフジ社内の“定期人事”、自らの問題[要出典]などからこの日限りで『みんなのケイバ』を降板している。
  3. “CLUB KEIBA”のキャッチコピーを継続。佐藤浩市大泉洋小池徹平蒼井優の4人を続投させ、新たに光浦靖子を加えた。