エポカドーロ

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エポカドーロ
2018-Satsukisho.jpg
第78回皐月賞ゴール前
欧字表記 Epoca d'Oro[1]
品種 サラブレッド
性別 [1][2]
毛色 黒鹿毛[1][2]
生誕 2015年2月15日[1][2]
死没 (現役競走馬)
オルフェーヴル[1][2]
ダイワパッション[1][2]
母の父 フォーティナイナー[1][2]
生国 日本の旗 日本北海道新ひだか町[2]
生産 田上徹[1][2]
馬主 (株)ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン[1][2]
調教師 藤原英昭栗東[1][2]
競走成績
生涯成績 8戦3勝[1][2]
獲得賞金 2億7016万4000円[1]
(2018年10月21日現在)
 
勝ち鞍
GI 皐月賞 2018年
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エポカドーロ (: Epoca d'Oro[1])は、日本の競走馬。主な勝ち鞍は2018年皐月賞[1][2]。馬名はイタリア語で「黄金の時代」[3]

経歴[編集]

デビュー前[編集]

かつてマイネルレコルトジョウテンブレーヴなど[注 1]を生産した北海道新ひだか町の田上徹牧場において[4][注 2]2006年フィリーズレビューGII)を制した[4][注 1]ダイワパッションの5番仔として[6]2015年2月15日に誕生[2]。同年7月のセレクトセールにて一口馬主法人「(株)ユニオンオーナーズクラブ」に3,400万円で落札され[7]、同年9月に総額4,500万円(一口9万円×500口)で先行募集された[8]

2歳 (2017年)[編集]

栗東藤原英昭厩舎に入厩し、10月9日の京都競馬場での新馬戦 (芝外1800m)で北村友一を背にデビューするも、2番手追走から伸びきれず3着に終わる[9]

3歳 (2018年)[編集]

新馬戦後は一息入れ、1月21日の京都競馬場でのマイルの未勝利戦で鞍上・福永祐一で復帰[10]。レースではハナを切ると最後まで勢いは衰えず、2着馬に2馬身半差を付けて初勝利を飾った[10]。3戦目はきさらぎ賞 (GIII)へも登録したが、回避して2月10日に小倉競馬場で行われる自己条件のあすなろ賞 (500万条件・2000m)を選択[11]。この競走から戸崎圭太を鞍上に迎え、スタートから先手を奪うと2着スーパーフェザーに3馬身半差をつける完勝で2連勝を飾った[12]。4戦目はクラシックへの出走権を目指して3月18日のスプリングステークス(GII)に出走し、単騎の逃げ馬から離れた2番手を追走して抜け出しを図るが、ゴール前で強襲してきたステルヴィオにハナ差交わされて2着となった[13]

この年の牡馬クラシックで本命視されていたダノンプレミアム[注 3]の回避で混戦模様となった[14]皐月賞 (GI)では、7番人気と伏兵の扱いであったが、先行する3頭から離れた4番手を追走すると、最後の直線で抜け出し、追い上げてきたサンリヴァルに2馬身差をつけてGI初制覇を飾り、鞍上の戸崎と馬主の(株)ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン、そしてオルフェーヴル産駒にとって初のクラシック勝利となった[15]。 続く東京優駿 (日本ダービー)では、そのダノンプレミアムやブラストワンピースといった皐月賞不出走組が人気を背負う中、本馬は皐月賞馬ながら4番人気であった。迎えたレースではスタート直後から先頭を奪ったが、第1コーナー手前で左後脚を落鉄。それでもそのまま4コーナーまでポジションをキープし、最後の直線でも粘り続けてサニーブライアン以来21年ぶりに逃げ切るかと思われたが、残り100mを切ったところでワグネリアンに差され2着に敗れた[16]

夏を休養に充て、秋は神戸新聞杯 (GII)から始動。同競走にはワグネリアンも出走しており、18年ぶりにダービー馬と皐月賞馬が対戦する形となった。しかし迎えたレースではスタートで躓いて後手を踏むアクシデントがあり、中団から追い込んだが4着に終わった[17]

競走成績[編集]

以下の内容は、netkeiba.comの情報[2]に基づく。

競走日 競馬場 競走名 距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順 タイム
(上がり3F)
着差 騎手 斤量
[kg]
1着馬(2着馬) 馬体重
[kg]
2017.10.09 京都 2歳新馬 芝1800m(良) 10 6 6 017.20(4人) 03着 1:50.9(34.2) -0.5 北村友一 55 タングルウッド 484
2018.01.21 京都 3歳未勝利 芝1600m(良) 15 7 13 004.40(2人) 01着 1:36.1(35.8) -0.4 福永祐一 56 (ラノカウ) 498
0000.02.10 小倉 あすなろ賞 芝2000m(稍) 12 1 1 002.50(1人) 01着 2:00.8(35.2) -0.6 戸崎圭太 56 (スーパーフェザー) 496
0000.03.18 中山 スプリングS GII 芝1800m(良) 13 4 5 005.30(3人) 02着 1:48.1(34.7) -0.0 戸崎圭太 56 ステルヴィオ 492
0000.04.15 中山 皐月賞 GI 芝2000m(稍) 16 4 7 014.50(7人) 01着 2:00.8(35.2) -0.3 戸崎圭太 57 (サンリヴァル) 492
0000.05.27 東京 東京優駿 GI 芝2400m(良) 18 6 12 010.50(4人) 02着 2:23.7(34.7) -0.1 戸崎圭太 57 ワグネリアン 490
0000.09.23 阪神 神戸新聞杯 GII 芝2400m(良) 10 7 8 002.70(1人) 04着 2:26.1(34.5) -0.5 戸崎圭太 56 ワグネリアン 486
0000.10.21 京都 菊花賞 GI 芝3000m(良) 18 3 5 005.50(3人) 08着 3:06.9(34.8) -0.8 戸崎圭太 57 フィエールマン 490
  • 競走成績は2018年10月21日現在

血統表[編集]

エポカドーロ血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 サンデーサイレンス系

オルフェーヴル 2008
栗毛 北海道白老町
父の父
ステイゴールド 1994
黒鹿毛 北海道白老町
*サンデーサイレンス
Sunday Silence
Halo
Wishing Well
ゴールデンサッシュ *ディクタス
ダイナサッシュ
父の母
オリエンタルアート 1997
栗毛 北海道白老町
メジロマックイーン メジロティターン
メジロオーロラ
エレクトロアート *ノーザンテースト
*グランマスティーヴンス

ダイワパッション 2003
鹿毛 北海道三石町
*フォーティナイナー
Forty Niner 1985
栗毛 アメリカ
Mr.Prospector Raise a Native
Gold Digger
File Tom Rolfe
Continue
母の母
サンルージュ 1992
鹿毛 北海道三石町
*シェイディハイツ
Shady Heights
Shirley Heights
Vaguely
*チカノヴァ
Tikanova
Northern Dancer
Cairn Rouge F-No.1-n
母系(F-No.) (FN:1-n) [§ 2]
5代内の近親交配 ノーザンテースト4×5=9.38% Northern Dancer4×5=9.38% [§ 3]
出典
  1. ^ [18]
  2. ^ [18]
  3. ^ [18]

表中のアステリスク(*)は、海外で生産された後に日本に輸入された馬を示す。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ a b マイネルレコルトは朝日杯フューチュリティステークス(GI)など重賞2勝、ジョウテンブレーヴはマイラーズカップ(GII)など重賞4勝、ダイワパッションは他にフェアリーステークスに優勝[4]
  2. ^ 上記の馬が誕生した時点の代表者は、徹の父の稔であった[4][5]
  3. ^ 前年の朝日杯フューチュリティステークス (GI)に優勝するなどこの時点まで4戦4勝(重賞3勝)の成績を収めていたが、挫跖(蹄の炎症)のために回避した[14]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n エポカドーロ”. "JBIS-Search". 公益社団法人日本軽種馬協会. 2018年4月17日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n エポカドーロ”. netkeiba.com. 株式会社ネットドリーマーズ. 2018年4月17日閲覧。
  3. ^ エポカドーロ - ユニオン・オーナーズ・クラブ UNION OWNERS CLUB
  4. ^ a b c d 通算 重賞勝利レース|田上稔の生産者成績”. netkeiba.com. 株式会社ネットドリーマーズ. 2018年4月15日閲覧。
  5. ^ 重賞ウイナーレポート 2004年12月12日 朝日杯フューチュリティS”. 競走馬のふるさと案内所. 日本軽種馬協会 (2018年4月17日). 2018年4月17日閲覧。
  6. ^ ダイワパッションの産駒成績|競走馬データ”. netkeiba.com. 株式会社ネットドリーマーズ. 2018年4月17日閲覧。
  7. ^ セール結果|SELECT SALE|JAPAN RACING HORSE ASSOCIATION 当歳 上場番号351”. 一般社団法人日本競走馬協会. 2018年4月17日閲覧。
  8. ^ 当歳先行募集馬第一次受付開始”. "公式ブログ スタッフ★ダイアリー". ユニオンオーナーズクラブ (2015年9月16日). 2018年4月15日閲覧。
  9. ^ 2歳新馬|2017年10月09日”. netkeiba.com. 株式会社ネットドリーマーズ. 2018年4月17日閲覧。
  10. ^ a b 3歳未勝利|2018年01月21日”. netkeiba.com. 株式会社ネットドリーマーズ. 2018年4月17日閲覧。
  11. ^ エポカドーロ、きさらぎ賞回避からあすなろ賞へ”. Sponichi Annex. 株式会社スポーツニッポン新聞社 (2018年1月31日). 2018年4月15日閲覧。
  12. ^ エポカドーロが人気に応え2連勝/あすなろ賞”. netkeiba.com. 株式会社ネットドリーマーズ (2018年2月10日). 2018年4月15日閲覧。
  13. ^ 【スプリングS】エポカドーロは2着 藤原師「皐月賞までしっかり調整したい」”. サンスポZBAT!競馬. 株式会社産業経済新聞社 (2018年3月18日). 2018年4月15日閲覧。
  14. ^ a b 三冠馬候補、ダノンプレミアムが皐月賞回避 一気に混戦模様に”. J-CASTニュース. 株式会社ジェイ・キャスト (2018年4月5日). 2018年4月15日閲覧。
  15. ^ エポカドーロが混戦に断! オルフェーヴルとの父子制覇達成!/皐月賞”. netkeiba.com. 株式会社ネットドリーマーズ (2018年4月15日). 2018年4月19日閲覧。
  16. ^ “【日本ダービー】エポカドーロ 納得の2着 逃げて粘って…皐月賞馬の意地見せた | 競馬ニュース - netkeiba.com”. netkeiba.com. http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=137730 2018年9月26日閲覧。 
  17. ^ “【神戸新聞杯】エポカドーロ痛ッ…スタートでつまずき4着 | 競馬ニュース - netkeiba.com”. netkeiba.com. http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=143267 2018年9月26日閲覧。 
  18. ^ a b c 血統情報:5代血統表|エポカドーロ”. JBIS-Search. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2018年4月16日閲覧。

外部リンク[編集]