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: GMTの合宿所時代はメンバーたちと一緒に暮らして、生活指導などもしており、眠れなくなるたび夜中に部屋を訪れるアキの相談にも応じる(96話など)。アキの事務所解雇の危機を機に「潮騒のメモリー」の秘密を知る1人になるとともに、[[絶対音感]]の持ち主ゆえに鈴鹿の歌の録音テープを聴き苦悶する(101話)。
: GMTの合宿所時代はメンバーたちと一緒に暮らして、生活指導などもしており、眠れなくなるたび夜中に部屋を訪れるアキの相談にも応じる(96話など)。アキの事務所解雇の危機を機に「潮騒のメモリー」の秘密を知る1人になるとともに、[[絶対音感]]の持ち主ゆえに鈴鹿の歌の録音テープを聴き苦悶する(101話)。
: 北三陸滞在中は琥珀に全く興味が無かったが、アイドル育成を琥珀磨きに例えた勉の言葉はのちに水口のマネジメントへの姿勢に影響を与え、改めて勉を師匠として慕うようになる<ref group="†">{{Cite journal|和書|title = 松田龍平インタビュー|journal = [[ステラ (雑誌)|ステラ]]|issue = 2013年8月9日号|pages = 6-7|publisher = [[NHKサービスセンター]]}}</ref>。
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: 2011年、お座敷列車のコンサートの感動が忘れられず「スリーJプロダクション」退社を決意するが、社長の春子の計らいで退職はせず、同社岩手北三陸支社長の肩書を与えられ、「潮騒のメモリーズ」を復活させることを胸に再び北三陸を訪れる(145話・146話)。同時に琥珀職人として勉の元に再度弟子入りする(146話)。
: 2011年、お座敷列車のコンサートの感動が忘れられず「潮騒のメモリーズ」を復活させることを胸に「スリーJプロダクション」を辞める決意するが、社長の春子の計らいで退職はせず、同社岩手北三陸支社長の肩書を与えられ、再び北三陸を訪れる(145話・146話)。同時に琥珀職人として勉の元に再度弟子入りする(146話)。
: アキが契約を破って種市と交際していることを彼女の表情の変化から見抜き、嫉妬心を抱いて種市を厳しく叱責する<ref group="†" name=love/><ref group="†" name=jealousy>{{Cite web |date=2013-08-20 |url=http://www1.nhk.or.jp/amachan/special/0820.html |title=水口の嫉妬? by 松田龍平|スペシャル|NHK連続テレビ小説「あまちゃん」 |work=「あまちゃん」公式サイト |publisher=[[日本放送協会]] |accessdate=2013-08-21}}</ref>。その態度やハートフルから独立したことについて、アキに対する恋愛感情があるのではないかとGMTのメンバーたちに指摘される(122話)。演じる松田は、その時点の台本には恋愛感情があるかどうかは書かれていないが、93話の留守番電話のエピソードなどには、水口がアキを異性として見ているのではないかという解釈をしている<ref group="†" name=jealousy/>。
: アキが契約を破って種市と交際していることを彼女の表情の変化から見抜き、嫉妬心を抱いて種市を厳しく叱責する<ref group="†" name=love/><ref group="†" name=jealousy>{{Cite web |date=2013-08-20 |url=http://www1.nhk.or.jp/amachan/special/0820.html |title=水口の嫉妬? by 松田龍平|スペシャル|NHK連続テレビ小説「あまちゃん」 |work=「あまちゃん」公式サイト |publisher=[[日本放送協会]] |accessdate=2013-08-21}}</ref>。その態度やハートフルから独立したことについて、アキに対する恋愛感情があるのではないかとGMTのメンバーたちに指摘される(122話)。演じる松田は、その時点の台本には恋愛感情があるかどうかは書かれていないが、93話の留守番電話のエピソードなどには、水口がアキを異性として見ているのではないかという解釈をしている<ref group="†" name=jealousy/>。
: 水口のキャラクターは[[Twitter]]上での女性視聴者からの人気が高く、無防備さやクールさと熱さのギャップ、アキとの関係などに「[[萌え]]」を見出す層を生みだしている([[あまちゃん#ネット上での反応]]参照。)<ref group="†" name=gyao>{{Cite web |author=原田美紗@HEW |date=2013-07-31 |url=http://trendnews.yahoo.co.jp/archives/221571/ |title=「あまちゃん」の隠れたアイドル? ミズタクの魅力に迫る |work=トレンドニュース |publisher=[[GyaO!]] |accessdate=2013-08-04}}</ref><ref group="†" name=bunshun201388>{{Cite journal|和書|title = 「あまちゃん」で“ミズタク祭り”マネージャー松田龍平に萌える女子急増中|journal = [[週刊文春]] |issue = 2013年8月8日号|pages = 31-32|publisher = [[文藝春秋]]}}</ref>。
: 水口のキャラクターは[[Twitter]]上での女性視聴者からの人気が高く、無防備さやクールさと熱さのギャップ、アキとの関係などに「[[萌え]]」を見出す層を生みだしている([[あまちゃん#ネット上での反応]]参照。)<ref group="†" name=gyao>{{Cite web |author=原田美紗@HEW |date=2013-07-31 |url=http://trendnews.yahoo.co.jp/archives/221571/ |title=「あまちゃん」の隠れたアイドル? ミズタクの魅力に迫る |work=トレンドニュース |publisher=[[GyaO!]] |accessdate=2013-08-04}}</ref><ref group="†" name=bunshun201388>{{Cite journal|和書|title = 「あまちゃん」で“ミズタク祭り”マネージャー松田龍平に萌える女子急増中|journal = [[週刊文春]] |issue = 2013年8月8日号|pages = 31-32|publisher = [[文藝春秋]]}}</ref>。

2013年9月16日 (月) 18:58時点における版

あまちゃん > あまちゃんの登場人物

あまちゃんの登場人物では、2013年度前期のNHK連続テレビ小説あまちゃん』に登場する人物について解説する。

  • 原則として役名は、ドラマ内でのスタッフロールの表記に基づく。
  • 連続テレビ小説では「第○回」が正式表記だが、便宜上「○話」とする。

主人公

天野アキ[注 1](あまの アキ)
演 - 能年玲奈 ※東京編(第73話 - 第132話冒頭まで)の語りも兼任。
経歴
1991年11月23日生まれ[注 2]東京都世田谷区で育つ[1]。高校2年生の2008年夏、母・春子に連れられ、初めて春子の実家がある北三陸の袖が浜を訪れる。祖母・夏から海に潜ることを勧められ、それまでの自分に決別すべく海女になる決意をする[2]
春子とともに夏と同居することとなり、同年9月に北三陸高校普通科へ転校した後、一目ぼれした先輩・種市が在籍していて南部もぐりの実習がある同校の潜水土木科へ8年ぶりの女子生徒として編入(35話)。高校生活と海女活動を両立する日々を送るなか、観光協会のホームページ[3]に「なまりすぎる海女」としてヒロシが掲載した北三陸を紹介する動画が全国的に注目を浴び、親友のユイとともに2人と北三陸鉄道目的でやって来る人々に向け観光PR活動も始め、町おこしの中心人物となる[2]
2009年3月、北三陸鉄道の起死回生の切り札として企画・運行されるお座敷列車において、ユイとのユニットを「潮騒のメモリーズ」と名付け[4]歌を披露[2]。イベント終了後は学業専念のためアイドル活動(PR活動)を休止する。自らが発案した「海女カフェ」が海開きの日(7月1日)にオープンし(57話)、学業の合間に従業員として勤める(第10・11週)。
2009年夏、本格的にアイドル活動を始めるため、父親の急病のため来られないユイより先に単独で上京する。朝日奈学園芸能コースに通いながら「GMT47(後にGMT6に改名)」の岩手代表メンバーとして活動する一方、事務所の勧めで女優業の勉強のために鈴鹿の付き人も兼業する。12月の「国民投票」は最下位の42位で解雇対象となるが、2名の脱退者が出て順位が繰り上がり解雇を免れる[† 1]
芸能生活に挫折して正月に北三陸に帰郷し、変わり果てたユイの八つ当たりと[5]自分が出演したドラマのシーンがほとんどカットされていたことでさらに自信を失くすが[6]、GMTで必要とされていることを知るとともに、ユイと和解し「ユイのためでなく自分のために」頑張ろうと再上京する[7]。春子の存在を恐れる荒巻に圧力をかけられて解雇されるが(101話)、女優引退をかけた鈴鹿の荒巻に対する説得により解雇は撤回[8]。しかしGMTのプロデュース内容を巡る春子と荒巻の争いに巻き込まれ、春子を信じて事務所を退所しGMTを脱退[9](GMTとしては「中退」扱い[10])。世田谷の実家マンションにて家族で立ち上げた芸能事務所「スリーJプロダクション」に移籍する[11]
子供番組『見つけてこわそう』の出演を機に人気が出始め、予備校「神技ゼミナール」の広告出演も決まる[† 1]。2010年の秋に[注 3]『潮騒のメモリー〜母娘の島〜』のオーディションに合格し、ヒロイン・鈴鹿あき役として鈴鹿ひろ美とのダブル主演が決まる[† 1]
2011年3月11日。映画公開に合わせて「EDOシアター」で、GMTとジョイントコンサートを開催する事になるが、東日本大震災が発生。コンサートが延期になり映画は「海を扱った作品」という理由から、公開一週間で上映中止になってしまう。その後、被災した北三陸の事が気になりながらも、芸能活動を続けていたが、「北三陸の皆に会いたい」と望郷の念が募り引退を決意。深夜バスで6月24日に北三陸に着く(137話)。海女及び北三陸のアイドルとして復帰し、地元民と共に復興に向けて奮闘する(第24週)。
人物
北三陸に来るまでは「地味で暗くて、向上心も協調性も個性も華も無いパッとしない」性格であり[12]、引きこもりがちで目立つことが苦手で[13]、それが災いし北三陸に来る以前に東京での良い思い出はひとつもない[14]。興奮したりショックを受けたりすると感情任せに後先を考えない行動に出たり[注 4]、年上の人物に対して失礼な言動をとったり[注 5]、未だにサンタクロースの存在を本気で信じるなど、幼い一面がある[15]。また、「ブス」という言葉に過敏で、他人から言われると動揺や激高する[16]。順応が早く、日常会話はほぼ袖が浜の方言であり(一人称は「おら」)、東京に再度戻った後も原則変わらない[注 6]。相手の言動を心から尊敬する時、「かっけ〜」というのが口癖である[† 2][注 7]。また、心が優しく家族、友人思いでありGMTを辞める時水口に「この通りだ、GMTデビューさせてやってケロ」と土下座をして仲間を応援したり[9]、オーデションの競い相手の小野寺に「でも、どっちが呼ばれても、ちょっと嬉しくねえ?」などライバルに対しても友好的である(125話)。ユイに「みんなに好かれてみんなを笑顔にする才能」(138話)、「アキちゃんと友達でよかった」(145話)と言われたり、春子と和解した際の鈴鹿から「いい娘さんね」と評価を受けたり[17]など周囲からの評判は良い。

アキの家族

天野夏(あまの なつ)
演 - 宮本信子(若き日の夏:徳永えり) ※故郷編(第1話 - 第72話)の語りも兼任。
アキの祖母で、通称「夏ばっぱ[注 8]」。「海女クラブ」の会長も務める最年長の現役海女で、初登場時64歳(2話)。本業以外にも「軽食&喫茶リアス」、「スナック梨明日(りあす)」を営み[注 9]、「リアスのウニ丼」の製造[2]および販売もこなす(3話)。
故郷の北三陸をこよなく愛しており、生まれてから2010年の夏まで一度も外へ出たことがない[2]。同じく北三陸を愛するアキから尊敬され、彼女が海女になるきっかけともなるが(123話)、娘の春子に対しては素直になれず互いに憎まれ口をたたき合っている(第1週など)[2]。アイドルを志願する若き日の春子を応援していたものの、春子に海女になってもらうことを地元民に切願されて悩んだ末、無言で春子を東京へ送り出した(39話)。このことが原因で、春子から大きく失望されていたが、後に勉から事情を聞かされることとなる(72話)。
夫の忠兵衛とは、新婚夫婦のように仲睦まじいが、19歳だった1964年にリサイタルのステージでデュエットした歌手・橋幸夫にも長年憧れ続けている。またこのステージに立ったのがきっかけで、若き日には北三陸のアイドル的存在だった(第20週)。口癖は「来る者は拒まず、去る者は追わず」[18]。同じく癖として、人が話をしている最中によく寝てしまう(66・118話など)。たぬき寝入りの時は閉じているが、本当に寝入っている時はまぶたを開けて寝ている[19]
アイドルになりたがるアキの本心を聞き、他の海女クラブの会員たちとともに応援する。その件で戸惑う春子から相談された際、25年前に春子の気持ちを優先せずに海女の依頼を断らなかったことを謝罪し、和解する(第12週)。アキが旅立つ際、春子が1984年に上京した時と同じように[20]浜辺で大漁旗を振り見送る(72話)。「東京編」に入って、かつ枝からもらった猫の「かつえ」を自宅で飼っている[21]。2010年のお盆休みに66歳にして初めて東京旅行を楽しみ、橋幸夫と再会することが叶い、その後アキがオーディション一次審査に臨む当日、病に倒れるが(第20週)、手術の結果、意識を取り戻す(第21週)。退院後、看病してくれていた春子に対し、初めて「ありがとう」と言う[22]
天野春子(あまの はるこ)
演 - 小泉今日子(若き日の春子:有村架純/少女期:田附未衣愛/幼少期:豊嶋花)※第132話後半以降の語りも兼任[23]
アキの母親[2]1966年(昭和41年)4月12日生まれ[注 10]。結婚時の姓は「黒川」[注 11]。父・忠兵衛は職業柄不在がちで、事実上の母子家庭の状況下、海女になることを半ば覚悟しながら育つ[24]。北三陸高校[25]時代はツッパリ[26]かつマドンナ的な存在であり[27]、髪形を聖子ちゃんカットにするなど流行に敏感だった[2]。数々ののど自慢大会に出場して優勝したり[28]、歌のレッスンを受けたりオーディションに応募するなど、アイドルになることを目指す[29]。レッスンの費用は観光海女をして自分で稼いでいた[30]。18歳だった[2]1984年の夏、町興しのためにと海女就業を半ば強要する地元民とその依頼を断らない母を含めて[31]田舎に嫌気がさし[2]、北三陸鉄道リアス線開通と勝ち抜きオーディション番組『君でもスターだよ!』への出場権を得たことを機に、高校卒業を待たずに[32]家出同然で憧れの東京へ上京[2]。最初の挑戦で新チャンピオンとなるが、その回で番組が打ち切りになり芸能界入りのチャンスが断たれてしまう[33]
その後は、原宿にある純喫茶「アイドル」でアルバイトしながらオーディションを受け続けるが、アイドルは「素人らしさ」が時流になり、プロになるべく勉強済みの春子は落ち続けることとなる[34]。1985年に当時新人スカウトマンの荒巻に頼まれ鈴鹿ひろ美の名義で「潮騒のメモリー」のレコーディングを行う[35]。以後も春子をデビューさせるという荒巻を信じて鈴鹿の歌唱面の影武者を続けるが、1989年デビューの見込みが無いと察して影武者を辞め荒巻と喧嘩別れする[36]。直後に乗ったタクシーで、鈴鹿の影武者の事情を知っていた運転手である正宗と偶然再会し[37]、後に結婚する[2]
上京から24年後の[2]2008年の「袖が浜海岸海開き」(7月1日)の前日に[38]、幼なじみの大吉の画策によりアキを連れて帰省する[39]。海女になりたがるアキに最初は反対し夏休みの間だけという条件で承諾、後に応援することとなるが、アキがアイドル的存在として周囲から扱われたり注目を浴びる活動をすることには猛反対する。実家で夏と同居を始めてから「軽食&喫茶リアス」および「スナック梨明日」で雇われママとして働き始める[† 4]。夏とは昔から反発しあっているが[† 4]、忠兵衛とは仲が良い[40]。また、娘の友達であるユイをかつての自分と重ね気にかけている[41]
感情任せな言動が目立ち、理不尽な事でイライラしたりキレる事が多く、激高すると容赦のない暴言を吐いたり、時には暴力を振るうこともある[注 12]。アイドルになりたがるアキに激怒するが、アキの志願のきっかけの一つに自分が関わっていることを知り戸惑い、夏に相談する。その際、夏に25年前のいざこざを謝罪され、溜飲が下がるとともにアキを応援することに決め、快く見送る[42]
2008年の年末に正宗との離婚が成立し[† 1]、2009年のクリスマスに大吉にプロポーズされる[43]
解雇され北三陸に帰りたがるアキの電話を受け、アキの後押しと自分がやり残したことを果たすために2010年上京[44]。アキが戻ったGMTのプロデュースに立ち会うが[45]、作品の出来と商法を巡って荒巻と対立し、アキを脱退させる[46]。その後個人事務所「スリーJプロダクション」を設立し、社長に就任するとともにアキを所属させる[47]。過去に自分が鈴鹿ひろ美の影武者をしていたことを知る芸能関係者と接触し、仕事を取ってくる[注 13][48]
アキが『潮騒のメモリー〜母娘の島〜』のオーディション一次審査に臨む当日の朝、夏が病に倒れたことを大吉からのメールと電話から連絡を受け、一人で北三陸に戻り夏の看病を行う(120・121話)。夏の体調が「リアスのウニ丼」を作れるまで復調し、夏から「おかえり」(13話)、「すまなかった」(70話)、「ありがとう」(126話)の3つの言葉を聞けたことをきっかけに[49]、『潮騒のメモリー〜母娘の島〜』の最終の撮影の日、東京に戻る(130話)。
アキの「潮騒のメモリー」のレコーディングの日、荒巻が鈴鹿に「潮騒のメモリー」の歌を差し替えた事実を打ち明け、過去に春子が表舞台に出られなかったことに関して鈴鹿と荒巻から謝罪される。これをきっかけに鈴鹿とのわだかまりも解ける[50]
震災後、アキが北三陸に戻りたいと言い出した時、最初は一緒に戻るつもりでいたが、アキが春子自身の気持ちや正宗、鈴鹿を気遣い、東京に居続けてほしいと言われ、アキを一人で北三陸に送り出すことにする[51]
荒巻と鈴鹿の結婚の報告を聞いた時、過去に歌手の道を諦めた後、正宗と結婚しアキが生まれ、家族のお陰で自分が保ていたことに改めて気づき自分でも驚く[52]。水口が会社を辞めたいと言い出した時も、「去る者は追わずよ」[注 14]と言って送り出した直後に正宗との復縁を決意する(144話)。
黒川正宗(くろかわ まさむね)
演 - 尾美としのり(若き日の正宗:森岡龍
アキの父親。1964年(昭和39年)9月6日生まれ[53]。東京で個人タクシーの運転手をしている。物静かで暗く基本的には「良い人」だが、その言動は何故か周囲をいらだたせる[2]。空手の黒帯持ち[54]。趣味は料理[55]
1985年、法人タクシー「大江戸交通」に勤務していた[2]とき、客として乗せた春子と初めて出会うとともに、同乗した荒巻と彼女の会話で「潮騒のメモリー」に関する秘密を知ることとなる[35][注 15]。その後、1989年に実家に帰ろうとしていた春子を偶然客としてタクシーに乗せ再会し、交際を経て[注 16]結婚しアキが生まれる[2]。仕事よりも家族のことを優先してきたが、それがかえって家族にマイナスの影響をもたらす[56]
帰省した春子から離婚を切り出されるが受け入れられず、アキの17歳の誕生日をきっかけに天野家に住み込んで北三陸のタクシー会社に就職する。その後、春子と協議し、離婚に応じ東京へ戻る(44話)。
アキを溺愛しており、中学生まで一緒のベッドで寝ていた[57]。その一方で教育に関しては厳しく、学校や塾をサボって海女活動を始めたアキを叱責するが(8話)、海女仲間の一員として明るく働くアキを見て考えを改める(9・10話)。
東京編では、アキが実家へ帰った際、離婚後に同窓会で再会した同じくバツイチ女性と交際していることがアキにばれるが、程なく関係は終局(第13週)。アキがアイドルを目指しGMT47に加入したことについて、アキの適性に合わないことと荒巻が関わっていることから反対するが、GMT脱退後は応援にまわり「スリーJプロダクション」立ち上げの資金を提供し、運転手を引き受ける(108・109話)。
2011年、水口の退社と同時期に春子と復縁する(144話)。
天野忠兵衛(あまの ちゅうべえ)
演 - 蟹江敬三
アキの祖父。1961年(昭和36年)からマグロの延縄漁などを行う遠洋漁業の漁師[2]。北三陸高校潜水土木科の第一期卒業生[58]
仕事上在宅は年10日程であり、漁に出ている間は夏により「死んだものと思って」仏壇に写真が飾られているが[2]、その事情を知らない帰省当初のアキと春子からは本当に死んだと思われる[59]
帰宅後の健康診断で心臓の衰弱を診断され、長期の漁は命取りであると知り、漁師引退を宣言した上でスーパーマーケットの鮮魚売り場に再就職するが、漁業への思いが断ち切れず再び漁に戻る(40-43話)。約1年間の沖漁から北三陸に帰還後、臨時の漁船の助っ人を依頼され断ったが後悔する(93話)。しばらくして、再び南半球に漁に出る(98話)。

スリーJプロダクション

水口琢磨(みずぐち たくま)
演 - 松田龍平
芸能事務所「オフィス・ハートフル」のスカウトマンおよび「GMT47」マネージャーで、のちにアキの個人事務所「スリーJプロダクション」チーフマネージャーを経て同社岩手北三陸支社長。1976年(昭和51年)9月23日生まれ[60]
北三陸での通称は「ミズタク」で、大学で考古学を専攻していたと偽り琥珀職人の勉に弟子入りし(43話)、アキとユイについて偵察して荒巻の関係者に内密に報告。ユイに正体が発覚してからは、デビューのために東京へ誘う(58話など)。
無愛想だが熱い内面を持ち、仕事に関しては冷徹に振る舞うが[61]、アキが映画ヒロイン合格を射止めて以降は涙もろい面を見せる(126・131・135話)。初めて任されたプロジェクトである「GMT47」への思い入れは強い[注 17]。スカウト当初はブレイクするのはユイだと判断しセンターに推していたが、アキがGMTに加入してから次第に彼女の存在が自分の中で大きくなっていることとGMTにとっての存在感の大きさに気づいていく[† 5]
昔はバンド「バースデイ・オブ・エレファント」のベーシスト。荒巻と知り合ったことで、当初はバカにしていたアイドルのマネージャーになり、GMTのチーフマネージャーに抜擢されたことに恩義を感じているが、「国民投票」の頃から荒巻のやり方に疑問を抱くようになり、アキの脱退を機についに反抗し彼の怒りを買うが、結果として荒巻をアキのいないGMTの売り出しに本気で向かわせることになる(108話)。その後、プロジェクトから除外されたのをきっかけにハートフルを退職して「スリーJプロダクション」マネージャーとなる(109話)[† 6]
GMTの合宿所時代はメンバーたちと一緒に暮らして、生活指導などもしており、眠れなくなるたび夜中に部屋を訪れるアキの相談にも応じる(96話など)。アキの事務所解雇の危機を機に「潮騒のメモリー」の秘密を知る1人になるとともに、絶対音感の持ち主ゆえに鈴鹿の歌の録音テープを聴き苦悶する(101話)。
北三陸滞在中は琥珀に全く興味が無かったが、アイドル育成を琥珀磨きに例えた勉の言葉はのちに水口のマネジメントへの姿勢に影響を与え、改めて勉を師匠として慕うようになる[† 7]
2011年、お座敷列車のコンサートの感動が忘れられず「潮騒のメモリーズ」を復活させることを胸に「スリーJプロダクション」を辞める決意をするが、社長の春子の計らいで退職はせず、同社岩手北三陸支社長の肩書を与えられ、再び北三陸を訪れる(145話・146話)。同時に琥珀職人として勉の元に再度弟子入りする(146話)。
アキが契約を破って種市と交際していることを彼女の表情の変化から見抜き、嫉妬心を抱いて種市を厳しく叱責する[† 5][† 8]。その態度やハートフルから独立したことについて、アキに対する恋愛感情があるのではないかとGMTのメンバーたちに指摘される(122話)。演じる松田は、その時点の台本には恋愛感情があるかどうかは書かれていないが、93話の留守番電話のエピソードなどには、水口がアキを異性として見ているのではないかという解釈をしている[† 8]
水口のキャラクターはTwitter上での女性視聴者からの人気が高く、無防備さやクールさと熱さのギャップ、アキとの関係などに「萌え」を見出す層を生みだしている(あまちゃん#ネット上での反応参照。)[† 9][† 10]
鈴鹿ひろ美(すずか ひろみ)
演 - 薬師丸ひろ子[注 18]
清純派の大女優[62]。故郷編には写真のみで登場。
アイドルとしてデビューした1986年[† 11]、海女を題材とした青春映画『潮騒のメモリー』で主演を務める(新ヨコハマ映画祭新人賞[63])とともに同タイトルの主題歌で60万枚の大ヒット[64]、その後の歌手活動は順調だった[注 19]
しかし実際はレコーディング関係者が頭を抱えるほどの音痴であり、レコーディングについては当時マネージャーをしていた荒巻が手配した影武者の春子に歌ってもらった[35]。映画・歌ともにヒットし、歌番組に関しては最初は断っていたものの、歌いたい意欲が出て出演し、春子が鈴鹿の口の動きに合わせ吹き替えして歌うことで乗り切った[65]
自らの影武者の存在については知らないことになっており[66]、春子の存在については荒巻が売り出そうとして潰してしまった不運なアイドルの卵と聞いている[67][注 20]
23年後、何も知らずに「潮騒のメモリー」を観たアキにとって憧れの女優となる[68]。アキが上京した時点では『BSプレミアム時代劇 静御前』や寿蘭子シリーズ『おめでた弁護士』(パート14)などのドラマで主演女優を務める[69]
行きつけの店の寿司屋「無頼鮨」でひとり食事をしていた時、偶然、真奈が初舞台を踏んだ祝賀会を行うアキらGMTと遭遇し、熱烈なファンぶりを見せるアキに励ましの言葉をかける(78・79話)。
荒巻から話を受け、アキを自分の付き人に雇う。自分の演じる役や出演作を辛辣にけなしながらも本番では完璧に演じ、夜9時以降は食事をしない、スタッフへの差し入れは欠かさないなど女優としてのプロ意識を持つ。一方、私生活ではいつも黒一色の服装で、立ち振る舞いはアキから「普通のおばちゃん」と称される。過去に付き人や運転手を何度も解雇し自他ともに認める面倒くさい性質であるが[69]、アキには昔の自分と似ているとの理由で本音を話し親切にする[70]
主演番組の監督かプロデューサーにバーターを掛け合い、『新春SPおめでた弁護士』でアキに端役としてドラマ初出演の機会を与えるが[71]、アキが40回のNGを連発し女優に不向きであることを苦言する(88話)。
アキが付き人を辞めた後も彼女を応援し[72]『潮騒のメモリー〜母娘の島〜』のオーディションでは助け舟を出し、主役に導いて行く[69]
春子と和解後、これまでの個人事務所からスリーJプロダクションへ移籍希望を申し出る(132話)。
東日本震災後は、スランプに陥り仕事を辞退するようになるとともに、自らの生き方に迷いが生じる(第23週)。1989年(平成元年)に[73]、事務所公認のもと荒巻太一と交際し[67]、その後一緒に独立しハートフルに所属したが1年未満で破局する[74]。しかし梅頭によれば引続き同居を続けており(122話)、2011年に発生した東日本大震災をきっかけに荒巻と正式に結婚する(141話)。

北三陸の人々

足立家の人々

足立ユイ[注 21](あだち ユイ)
演 - 橋本愛
アキと同学年で地元でも名の知られた美少女[75]。2008年一学期の終業式の日、北三陸鉄道の列車内でアキと出会い(4・5話)、やがて親友となる[注 22]
将来の夢はアイドルになることで[75]、憧れを抱く東京の事情にはアキよりも通じている[14]。町おこしのイベントである『ミス北鉄☆コンテスト』[注 23]に優勝し、観光協会のホームページに掲載された彼女の動画が注目を浴び、全国から多くのファンが北三陸市を訪れるようになる(18話)。程なくアキも全国的に人気が高まり[2]、二人のユニットを「潮騒のメモリーズ」と命名し[4]、今後の方針について熱く語る(40話)。アキの活動休止後も一人でミス北鉄としての活動を継続し(54話)、テレビ番組『5時だべ わんこチャンネル』にレギュラー出演(56話)するなど活躍の場を広げる。
アキの片思い相手である種市から交際を申し込まれ戸惑いを見せるものの、種市が卒業後に転居する内定先の社員寮の所在地がお台場だと知り、上京後に遠距離恋愛という形で交際することを約束する[注 24](48話)。
2009年春、水口の素性を知って芸能界入りを本格的に考えるようになる(56話)。そのため家出をしようとして地元民に阻止された(60・61話)後、ようやく円満に上京しようとする前夜に父・功が倒れ[76]、さらに1か月後に[† 1]母・よしえが失踪する[77]。立て続けに足止めされた一連の出来事と家族に襲いかかった不幸、芸能活動に励むアキとの差が広がることに深く傷心し、ついには不良少女に変わり果て、高校も辞めて荒れた生活を送るようになるが、ユイを心配する春子に叱咤されるとともに周囲の地元民たちの温かさに触れ次第に心を開き(83話)、春子の勧めで「軽食&喫茶リアス」および「スナック梨明日」でアルバイトを始める(84話)。2010の正月に帰省したアキに対して素直になれず辛くあたるが、挫折し落ち込むアキの気持ちを察して謝罪し和解。アキ自身のためにアイドル活動を頑張ってもらいたいことと、アキを応援することを誓う(94話)。アキの事務所移籍の頃には海女を目指し訓練を始め次第に更生[78]。ミス北鉄の活動と共に海女として海に潜ることになる(110話)。
普段の性格はクールだが、感情が高ぶると一転して喜びを爆発させたり激高したりする[79]。80年代のサブカルチャーに異常に詳しく[注 25]、天野家で春子がかつて暮らした部屋に入った際はアキを差し置いて大興奮する(31話)。また、天然な一面がある[注 26]
2010年のお盆には夏と共に東京旅行を計画するが、直前に失踪中のよしえが東京で現れたと連絡を受け、動揺し取りやめる(114話)。2011年3月11日、アキとGMTの合同コンサートを見に行くために上京しようとするも、北鉄車内で東日本大震災に遭いトンネル内に閉じ込められ、ショックで心に深い傷を負う(133話)。
足立ヒロシ[注 27](あだち ヒロシ)
演 - 小池徹平
ユイの兄。1985年生まれ[80]。地元民たちに「足立さん家の息子」と認識されているが、名前を覚えてもらえない(15話など)。リアスの常連たちや[81]GMTのしおり・真奈からもイケメンと評されるルックスの持ち主だが、話すと「残念」と言われてしまう(99話)。
物語開始当初は、自分の居場所を見つけられない若者[82]で、盛岡の大学を卒業後は東京のホテルに就職したが、2か月半で退職し[83]北三陸に帰ってきた。漁船監視のアルバイトを始めるが(5話)すぐに辞め、アイデアの豊富さとパソコンが得意なことを大吉に見込まれて観光協会のウェブ担当として再就職[75]。アキが北三陸市を紹介する動画とウニを捕って喜ぶ動画を撮影して自作の観光協会ホームページにアップし(20話)、アキが注目を浴びる発端を作る(25話)。またアキとユイが地元で取材を受けたりテレビ出演などをする際にはマネージャー役を務める(35話)ほか、「海女カフェ」担当も兼業する(56話)。
いつも入り浸るパチンコ店で知り合って以来、春子には本音をこぼすようになる[84]。一方、父の功とは折り合いが悪く、自宅の薪ストーブの前でいつも居座っていることから「ストーブ」と呼ばれ[85]、やがて周囲でもこの呼び名が定着する。アキに恋をするが、中々距離を縮めることができなかったあげく[注 28]、アキが種市に恋していることを春子から知らされて失恋(33・34話)。その後はアキに未練を残しつつ職場の同僚の栗原と交際するが[86]、性格の不一致と栗原の心変わりにより終局[87]。以後もアキを思い続けている[88]
功が倒れてからは母のよしえとともに介護も続け[89]、母の失踪後も自らが介護を引き受けてどうにかユイを東京で待つアキの元へ送り出そうとする[77]
宮藤によれば、「ストーブさん」には実際にモデルになった人物がいるという[† 12]
足立功(あだち いさお)
演 - 平泉成
ユイとヒロシの父。岩手県議会議員を務める地元の名士であったが[75]、東日本震災後に岩手県議会議員を辞職し、翌2012年の北三陸市長選挙への立候補を宣言した[90]
北三陸高校の元教師で春子や大吉の担任をしたこともあり[75]、その頃は春子のようなツッパリ生徒にもおおらかに接していたが、ヒロシが北三陸に戻って働いていない時期には厳しくあたってしまう(16話)で、ユイがアイドルになりたいという夢を応援しており[75]、彼女のタレント活動にも反対していない[91]。北鉄廃線の議題が県議会でのぼったことを受け、起死回生を図ろうと「お座敷列車」のアイデアを提案する(45話)。
ユイがデビューを目指し上京しようとする前夜に倒れ[76]、意識は戻るものの後遺症により介護の必要な状態となるが、家族を思い必死にリハビリテーションとして歩行トレーニングを開始(79話)。翌2010年の正月には、ヒロシの付き添いで「スナック梨明日」に来店できるまでに回復する(90話)。リハビリ中に失踪したよしえに対して、ユイやヒロシとは対照的によしえを許し迎え入れる[92]
足立よしえ(あだち よしえ)
演 - 八木亜希子
ユイとヒロシの母。仙台の出身で、短期大学を卒業後に岩手県のテレビ局にアナウンサーとして就職[注 29][75]。功に見初められ、アナウンサー2年目の[93]1984年に結婚し翌年ヒロシを出産する[80]。現在は専業主婦[† 13]。夏らも認める「才色兼備」にして「良妻賢母」だが[94]、病に倒れた功がリハビリを始めた頃の2009年10月7日[注 30]、病院の面会帰りに「リアス」に立ち寄ったのを最後に失踪[95]、同年11月[† 1]、東京上野で元上司の[96]男性と楽しげに歩く姿をアキに目撃される(86・87話)。2010年8月[注 31]、純喫茶「アイドル」で春子とアキに会う。将来の不安から家出し司会業やナレーターのアルバイトをするうちに、自立した生活の楽しさを覚え帰れなくなったことを語り(113・114話)、針の筵の境遇を覚悟で、折しも上京していた夏・大吉と共に北三陸の家族の元へ帰る(117・118話)。
北三陸へ帰省し「スナック梨明日」で、足立家一同や北三陸の人々に涙ながらに謝罪。ユイとヒロシから罵倒される(117話)が、功に迎え入れられ、2人も納得した[92]。その後は、北三陸市長選へ立候補を表明した功を応援するなど家族の信頼を取り戻すために奮闘する(139話)。

海女・漁協関係者とその家族

今野弥生(こんの やよい)
演 - 渡辺えり
大吉同様、海女の後継者問題に頭を悩ませている[97]。個性的なファッションを好む。カタカナ語が苦手で、頑張って使おうとするがうまく言えない[98]
「北三陸の越路吹雪」と呼ばれる程の歌唱力の持ち主で、歌唱力に難があるアキ[注 32]とユイに対してレッスンを施す(46話)。
声が大きく口数も多いため陰で吉田らに「騒音ババア」と呼ばれる(55話)。また、海女仲間との会話では「んだんだ!」と頻繁に相槌をうつことが癖である[注 33]
今野あつし(こんの あつし)
演 - 菅原大吉
弥生の夫。町の商工会長で洋服店「ブティック今野」を営んでいる。夏の店の常連客である[99]
長内かつ枝(おさない かつえ)
演 - 木野花
夏に次ぐ年長の海女で[98]、弥生同様海女の後継者問題に頭を悩ませている[97]。六郎とは結婚と離婚を繰り返し、2008年の時点では内縁の仲である[98]
バックに夫が組合長を務める漁協がついていて、金に細かいことから陰で「眼鏡会計ババア」と呼ばれる(55話)[注 34]
長内六郎(おさない ろくろう)
演 - でんでん
袖が浜漁協の組合長。元漁師。漁師と海女の板ばさみになることが多い[99]
長内克也(おさない かつや)
演 - 小林優斗
長内夫妻の一人息子で18話の回想シーンに登場。地引き網の漁師であったが、1992年に女の子のサンダルを海に取りに行こうとし、波にのまれて19歳[100]で亡くなった。
熊谷美寿々(くまがい みすず)
演 - 美保純
若い頃は東京から追っかけがやって来るほどの人気海女であった。過去に何度も駆け落ちをした恋多き女で[98]、沖縄で半年間暮らしていたほか、逃避行先の韓国済州島で海女をしたこともある(9話)。冷え性に悩まされている[98]
陰で吉田らに「フェロモンババア」と呼ばれる(55話)。
勉の弟子の水口にほれ込み誘惑するが、彼の正体を知り気持ちを吹っ切り別れる。「東京編」ではバングラデシュ人の新しい彼氏・カマール[注 35]と交際していたが[101]別れた様子[要出典]
水口が再び北三陸へ現われた時に、再びモーションをかけるがあしらわれる(145話)。
安部小百合(あんべ さゆり)
演 - 片桐はいり
海女兼業の漁協事務員。愛称は「あんべちゃん」。登場時は42歳。アキが海女になる以前は海女クラブ最年少(2話)であった。春子とは高校の同級生であり[98]、春子とは逆に地味な高校生活を送っていた。春子が北三陸を去った6年後の1990年に大吉と結婚するが、半年で離婚[注 36]
郷土料理・まめぶを愛してやまない。2008年9月に「まめぶ大使」としてまめぶの東京進出計画に声がかかり[98]、その手始めに栃木の大手百貨店で開催された岩手物産展で勤めるため(22話)、本気獲りを最後に海女を引退して北三陸を離れる(25話)[注 37]。しかし事業はうまくいかず、東京での浸透を狙おうと都内のオフィス街でそば・うどん・まめぶの屋台「安部そば」を始める。そんな中、営業中に偶然アキと再会し、アキの東京での活動を励ます(76・77話)。
「国民投票」へむけて知名度UPのために路上ファンミ活動をはじめたGMT6のために6人のメンバーのご当地の郷土料理を一品メニューとして販売を始めたりなどGMTを応援し、たびたび「まごころ第2女子寮」に上がり込み、まめぶなどを振る舞う。[注 38]
2011年、種市と同時期に北三陸へ帰り、アキ同様海女として復帰する(141話)。
花巻珠子(はなまき たまこ)
演 - 伊勢志摩
小百合の退職に伴い呼ばれた漁協の後任事務員で25話から登場[99]。袖が浜生まれで、2人の娘を育てる出戻りのシングルマザー[102][99]。陰で吉田らに「白ババア」と呼ばれる(55話)。
毒舌家であるが[103]働き者で性格は悪くなく、漁協や海女たちとの関係は良好[注 39]。時折飛び出す「たとえ突っ込み」は誰も理解できずにいるが[注 40]、「分かる奴だけ分かればいい」と思っている。洋楽に詳しい[注 41]
花巻鈴(はなまき すず)
演 - 小島一華
花巻琴(はなまき こと)
演 - 吉村美輝
上記2名は珠子の娘。25話から登場。
組合長(くみあいちょう)
演 - 岩手太郎
8話(回想シーン)に登場。長内六郎が組合長になる以前の組合長で、上半身の海女を観光の目玉に使っていたことを若き日の天野忠兵衛ら若手漁師たちに糾弾される。

北三陸鉄道(北鉄)の人々

大向大吉(おおむかい だいきち)
演 - 杉本哲太(若き日の大吉:東出昌大
北三陸駅の駅長。春子の幼なじみで[99]、春子よりも2歳年上[104]。小百合と結婚し離婚した過去がある[注 36]
2008年夏、「北の海女」の後継者不足を危惧し、春子に跡を継いでもらおうと考え、彼女に夏の危篤を知らせるうそのメールを送って帰省させる(1話)など、海女の後継ぎ問題も含めて北三陸市の活性化のために奔走する[99]。船酔いを起こすため、漁師は断念し北三陸鉄道に就職[99]モータリゼーションについて危機感を持ち、タクシーやバスに対して敵意を見せている[105]
春子に対し恋心を抱いている[99]。それ故に、春子の元夫である正宗(9話など)や彼女に好意を寄せようとする男たち(20話)に敵愾心を露にするなどかなり嫉妬深い。一方で春子の離婚から1年が経過した2009年冬にプロポーズするが(90話)、彼女がアキを支えるために上京したためその関係は終わる[106]。しかし、夏と共に東京に来た際には正宗のタクシーに同乗した上、正宗の細道を悠々と運転する技術を認めた上で男同士の絆が芽生え「春子に相応しい男」として正宗を認める(117話)。その直後に夏が倒れたために春子が北三陸に戻ったが、夏の経過が良好になったことから、春子が東京に帰るか迷ってる際にも「おら、マサと男の約束を交わしたんだ。だからもう惑わすな。帰れ春子」と後押しするまでとなった(127話)。
酒に弱い体質であり、「梨明日」ではウーロン茶を飲んでいる(9話)。注文の時の口癖は「ウーロン茶ロック!」[107]。間違ってウーロンハイを飲んでしまった時はかなり悪酔いする(9話など)[注 42]
たまに馬鹿っぽい言動が出ることもあり、春子から吉田・菅原とともに「馬鹿か」と叱られることもある(78話)。
吉田正義(よしだ まさよし)
演 - 荒川良々
北三陸駅の副駅長。大吉が不在の時駅の業務を引き受けているで、大吉の相棒のような存在である[99]。大吉の職場の後輩[108]で、 駅員の仕事以外に「リアス」の店番もしている[109]。母と妹(偶然だが名前は「ユイ」)と3人で暮らしている[110]。栗原がヒロシと別れた後、彼女と婚約する[87]
周囲が気を遣って言わないことを敢えてボソッとつぶやいたり[111]、強い口調で毒舌を吐く一面もある[112]。過去にはファンクラブに入会したほどの鈴鹿ひろ美ファンであり[113]、自身が録画をした映画『潮騒のメモリー』のビデオテープが、アキが芸能活動へ興味を持つきっかけとなる(63話)。

北三陸市観光協会の人々

菅原保(すがわら たもつ)
演 - 吹越満(若き日の菅原:落合モトキ
観光協会長。大吉の高校時代の後輩で、春子とは同級生[99]。春子に思いを寄せて交換日記をしたこともあったが、春子には思い出どころか存在さえも忘れられていた[114]
協会長になった2007年より北三陸市のジオラマ製作に没頭する[注 43][99]一方で、パソコンが苦手なため観光PRのためのホームページ作成を億劫がる(4話)。この件など大吉とは犬猿の仲で、北三陸の活性化事業を巡ってよく対立する。栗原に対しては、『ミス北鉄☆コンテスト』に出場を勧める(16・77話)などなにかと容姿をほめる。
栗原しおり(くりはら しおり)
演 - 安藤玉恵
観光協会の職員[99]。周囲に乗せられて嫌々ながら『ミス北鉄☆コンテスト』にエントリーするが、周囲の予想通りユイが1位になり、水着審査の準備までしたのに寒さで水着は必須ではないことを知り激怒する(18話)。
職場で一人で踊る姿を見られたこと(46話)をきっかけにヒロシと心の距離を縮め交際を始める[86]。しかし、アキに未練を残す彼の様子に嫉妬するとともに(67話など)、性格の不一致が顕著になり終局、吉田と婚約[87]を経て結婚し、2010年9月には妊娠が発覚する(123話)。
2011年3月11日の東日本大震災当日。[要出典]震災のショックで産気付き、予定日よりも早くに女児を出産[注 44]

北三陸高校の人々

種市浩一(たねいち こういち)
演 - 福士蒼汰
北三陸高校潜水土木科のアキの1学年先輩。南部もぐりが得意なエリート[99]。一人称は「ずぶん(自分)」[† 2]だが、ユイに対しては「俺」と言うこともある[115]
水口と梅頭から「タネ」と呼ばれ(130話など)、更に水口からはアキと交際することに皮肉を込めて「一般男性」とも呼ばれた(122話)。
高校時代にアキから思いを寄せられるが、アキと出会う以前からユイに片思いしている。ユイに告白し交際することになった事情もあり、卒業直前に交際を申し込んできたアキを振る(48話)[99]
卒業後は東京の建設会社への就職が内定し[99]羽田空港新滑走路拡張工事潜水士として携わることが決まっていたが、空港の工事の着手が遅れ東京スカイツリーの建設現場に配属。自分が高所恐怖症であることに気付き限界を感じて退職し、さらにユイが上京する気配もないことから一時は北三陸に帰る決意をする(79話)。しかし、後ろ向きな考えとユイを見くびる発言を再会したアキから叱咤され考えを改め「無頼鮨」で板前の修業を始める(80話)[99]。また、この頃からアキのことが気になるようになり、2010年の正月にユイと別れた上でGMTを辞めたアキからの告白に応えて自分の思いを告白し交際を始める(111話)。
アキが北三陸へ帰る時、深夜バスの停留所へ玉子焼を届けて南部ダイバーの歌を歌いながら見送る(136話)。その後、梅頭に無断で北三陸市に帰省。南部もぐりの経験を活かし、海中の瓦礫撤去作業の力になる(143話)。
磯野心平(いその しんぺい)
演 - 皆川猿時
北三陸高校潜水土木科の教師でありクラスの担任[99]。潜水土木科に転入してきたアキに南部もぐりを教える[99]。愛称は「いっそん」。
太いもみ上げが特徴の巨漢で、校内ではいつも竹刀を持ち歩いている(27話など)。予期しない出来事[注 45]にめっぽう弱く、挙動不審になったり、大声でわめいたり、時には突拍子もないキャラになったりする[注 46]。「くぬやろ!」(「この野郎」の訛り)が口癖[99]
「潮騒のメモリーズ」では教え子のアキではなくユイを推しており、ユイが「梨明日」を手伝うようになってからは店の常連客となっている。震災後は袖が浜の海底調査にも携わっている(第24週)。
担任
演 - 串間保
13話に登場。アキが北三陸高校普通科に転入した時のクラスの担任。「東京から越してきた転校生の天野…」と、言いかけたところで、アキが黒板に書いた「黒川秋」の字を見て「あれっ?」「本当はどっちなの?」と疑問に思う。
桜庭
演 - 山谷花純
坪井
演 - 久野みずき
54話などに登場。アキのPR活動がきっかけで北三陸高校潜水土木科に進学した女子新入生。「海女カフェ」の従業員としても働く。

その他の北三陸の人々

小田勉(おだ べん)
演 - 塩見三省(若き日の勉:斎藤嘉樹
「リアス」の常連客で北三陸が日本有数の産地とされている琥珀の掘削職人。「リアス」のカウンターではいつも琥珀を磨いている[99]。年齢は天野夏より2歳年下である[116]
気が小さく口下手で[117]、何かにつけ琥珀の話ばかりするため周囲の人々にはなかなか話を聞いてもらえず小ばかにされることも多いが、色々な愛称をつけられるなど皆から愛されている[注 47][注 48]。自身が掘った坑道でアキとユイが本音を叫ぶ姿を見ており、それ以降は2人を暖かく見守る[注 49]。水口が北三陸に来て弟子入りしたことを喜ぶが、アキたちをスカウトするために自分を騙していたことを知って激怒し、殴りつけて破門する(第10週)。しかし彼を見送る際には希少な琥珀を持たせようとし、アイドル育成を琥珀を磨いて宝石にすることに例えてはなむけの言葉を贈り、2010年には親しく電話で話すほどになっている(108話)。
春子が上京した際、夏が海岸で見送りする姿をただ一人目撃したが、夏に口止めされていたため25年後に告白するまで黙っていた(72話)。また、夏が若い頃に北三陸のアイドルだったことを覚えていた数少ない一人である(第20週)。
鈴木
演 - 大方斐紗子
1・53・133・134・139話に登場。北三陸鉄道を利用する老婦人。周囲からは「鈴木のばっぱ」と呼ばれている。お座敷列車初日に乗り損ね、最終運行のお座敷列車の特別便に海女クラブや観光協会のメンバーらとともに乗り込む(53話)。東日本大震災発生時もユイとともに北鉄に乗っており、空腹を訴える同乗の子供たちにゆべしを分ける(133・134話)。
スーパーの主任
演 - 須藤公一
40・41話に登場。忠兵衛の再就職先であるスーパーマーケット「サンデイマーケット」の主任。
店員となった元漁師の忠兵衛に、鮮魚製品の値下げシール貼付の業務を抗議されたり、勤務中に勝手に早退されるなど振り回される。
カマール
演 - アベディン
79・92話に登場。美寿々の新しい彼氏でバングラデシュ人。
若い男
演 - 工藤トシキ
79話に登場。北三陸駅でユイにしつこくからむ若い男。磯野心平に注意され、捨て台詞を吐いてその場を後にする。
刑事
演 - 松沢仁晶
81話に登場。よしえの失踪を捜査する刑事。
警官
演 - 岩間天嗣
81話に登場。刑事と共によしえの捜査をする制服警察官。
小太りの男
演 - 山田健太
81・82話に登場。ぐれたユイと一緒にいる愛犬家の不良。第15週でも登場し、2010年の正月でも2人の関係は継続するが、その後の夏ユイが海女になった頃には不良化した時期の交友関係を絶ったとされている。
司会者
演 - マキタスポーツ
115話に登場。1964年(昭和39年)に北三陸で行われた橋幸夫リサイタルの司会。
医師
演 - 田中要次
121・122話に登場。夏の心臓バイパス手術を担当した医師。病院の待合所で騒ぐ春子たちを叱りつける。

岩手の人々

池田一平(いけだ いっぺい)
演 - 野間口徹
テレビ局「岩手こっちゃこいテレビ」のディレクター。薄いサングラスがトレードマーク。
地域情報番組『5時だべ わんこチャンネル』内で、アキとユイを起用した北三陸の紹介コーナーを企画・製作し(32・33・35話)、その後も取材のため北三陸を訪れている(第9・11週ならびに143・145話)。
2011年の東日本大震災発生から数ヶ月後に、アキが引退して北三陸へ帰り、復興へ向けて活動している事を知り番組の企画書を持ち込むが、ユイに配慮したアキから一旦断られる(143話)。しかし、その直後に「スナック梨明日」へ無断で訪れドキュメンタリー取材と称し無断でテレビカメラを回す(145話)。
司会[注 50]
演 - 福田萌
35・52話に登場。情報番組『5時だべ わんこチャンネル』[注 50]の司会者。
レポーター[注 51]
演 - 原史奈
62・64・65話に登場。情報番組『5時だべ わんこチャンネル』[注 51]の中のコーナー「海女カフェ日和」で、休養中のユイに代わって出演するレポーター。
トシちゃん似の男
演 - 原俊作
52・53話に登場。失恋のショックでお座敷列車のイベント出演を拒否する[注 52]アキの代役として呼ばれた田原俊彦のそっくりさん。
結果的にイベント当日にアキが復活して出番がなくなったもののお座敷列車発車後に喫茶リアスでビデオカメラを廻す水口の前で歌を披露する。
銀行員
演 - 政岡泰志
56話に登場。「海女カフェ」への改装費となる2000万円の融資を了承する。

東京の人々

ハートフルの人々

荒巻太一(あらまき たいち)
演 - 古田新太
「オフィス・ハートフル」(1991年設立)の社長で、アイドルを手がける芸能プロデューサー。1959年生まれの東京都出身[118]。通称「太巻(ふとまき)」[119]。両手を脇の下に挟む独特のポーズをとるが、これは演じる古田がイギリスの映画トレインスポッティング』のポスターでユアン・マクレガーが取っているポーズから考えたもので、荒巻の不気味さと自分を守ろうとする心の弱さを表している[† 17]関西弁が得意で、人を恫喝する時に使用する(95話など)。
25歳までダンサーとして田原俊彦のバックなどで踊り[120]、春子の出演した番組『君でもスターだよ!』にも出演していたが番組の終了で解雇され(75話)、1985年に26歳でスカウトマンに転身した。
スカウトマン時代に馴染みの純喫茶「アイドル」のマスター・甲斐の紹介で、ウエイトレスをしながらアイドルを目指す春子と出会いデモテープを渡されたことがきっかけで(92話)、彼女に音痴な鈴鹿ひろ美の歌唱影武者を依頼した[35]。2年後には春子の力で鈴鹿が歌手としてもブレイクしたこともありチーフマネージャーに昇格するが春子自身をデビューへ導くことは出来ず、1989年に影武者を辞退しプライドを捨てて「潮騒のメモリー」でデビューを希望する春子を一蹴。彼女の怒りを買い別れる(96話)。この一連のヒットで鈴鹿をスターにしたことで現在の地位に付いたため彼女には頭が上がらない[注 53]
のちに秋元康に憧れてプロデューサーになった[120]。「アメ女」のブレイクで一躍売れっ子となり[118]、ドキュメンタリー番組『プロダクトA』[注 54]の密着取材を受けるほどになった(107話)。
自社のアイドルたちへの呼びかけは「ガール」で、プロデュースする曲は「振り先」(ふりせん。詞先のように、振付を先に考えて曲を後から作る)で制作して自ら振付をし、社長室にも大型の鏡を置いて常に新しい振りを考えている。アメ横の事務所にはめったに訪れないが、来たときはアメ女の正規メンバーたちに「無頼鮨」の特上寿司を出前でおごるのが常である(75話)。またオフィスに社是として「太いものには巻かれろ」といったフレーズを掲げ[121]、著書のタイトルにもしているが春子によればそれらの内容は自慢話ばかりである(103話)。
アキとの関係は、2009年に北三陸でアキ・ユイらの偵察をする水口から情報を仕入れ(51話)、『海女〜ソニック』で歌う彼女たちの動画を見て電話で直接2人にオファーする(65話)。この結果アキがオフィス・ハートフルに所属となり、当初はアキに対しても鈴鹿の付き人に斡旋するなど好意的に接する[注 55]ほか、「海女ちゃん」と呼ぶようになった(84話)。しかし春子の娘と知り動揺し(84話)し、圧力をかけて潰そうとする(101話)。営利主義で有馬めぐが抜けたGMTは売れないと決めつけた上に、デビュー曲「地元に帰ろう」を体面上「発売初週で1万枚売れなかったら解散」と宣言する(105話)写真撮影時の荒巻の台詞</ref>。さらにメンバーの承諾無くレコーディング音声を奇をてらい細工した(107話)ほか、春子がGMTのプロデュースに手出し口出しすることを不愉快に思っている[注 56]。この結果アキはGMTを脱退となり本気で売り出し始め(108話)、一時は人気が沸騰する。しかしすぐに伸び悩み一方でアキの人気が高まりつつあるのに焦り、巻き返しのために映画『潮騒のメモリー』のリメイク制作を決意する(119話)。
プライベートでは一時期事務所公認で鈴鹿と交際し、彼女の希望で一緒に独立してハートフルを立ち上げるが、1年もしないうちに鈴鹿に再独立された[74]。しかし梅頭によれば、その後も今に至るまで同居を続けているという(122話)[注 57]。東日本大震災をきっかけに鈴鹿と正式に結婚する(141話)。
26歳の若き日の荒巻太一も古田新太が演じているが[122]、20歳も歳上に見られてしまう「老け顔の青年」という設定がなされた[123]
河島耕作(かわしま こうさく)
演 - マギー
「アメ女」チーフマネージャー。荒巻のヴィジョンを形にすることが社員の使命と考え[62]、荒巻の反応が鈍いGMTのイベント企画などを一笑に付する(85話)。
水口が事務所を離れた後、交代する形でGMT5専属のマネージャーとなる(105話)。
2010年にアキが主演した映画『潮騒のメモリー〜母娘の島〜』の主題歌をレコーディングする際、春子が手本を示すためにスタジオで「潮騒のメモリー」を歌ったところ、「似てるな〜、鈴鹿ひろ美そっくり」と驚愕し、水口に「河島さんご存知なかったんすか」と言われる(131話)。
警備員
演 - 薬師寺順
「ハートフル」東京EDOシアターの警備員[121]

GMT47→GMT6→GMT5メンバー

東京編からの出演(年齢は初登場時)。なお小野寺薫子のみ、GMT47公式サイトのインターネット動画の中で「仙台牛タンガールズ」のメンバーとデビュー曲「ズンダズンダ」(THE BLUE HEARTSの「リンダリンダ」の替え歌)を歌うという形で、故郷編(62話)でも出演している。しおり・真奈・エレンの3人は、朝日奈学園在学時はアキのクラスメートだった(76話)。

入間しおり(いるま しおり)
演 - 松岡茉優
GMT(埼玉[62]のリーダー[注 58]。18歳[124]。元「NOオーシャン」メンバー[121]。仲間からはリーダーと呼ばれており、GMT5の人気が出たあとファンからは「しおりん」と呼ばれるようになる(110話)。路上ファンミーティングの衣装は深谷ねぎに由来する緑・白グラデーションのワンピースで、左手にこちらもねぎを模したブレスレットを巻いている(87話)。
本来は実家住まいで、交通費を事務所から支給してもらっているが、実際には合宿所でアキと同室に寝泊まりしており、これについて水口から「泥棒」と文句を言われている(74話)。責任感が強く、GMTの現状の危機感から頻繁にメンバーを集め反省会を開くが[125]、その熱意が空回りして「ウザい」ために人気がいまひとつなのではないかという劣等感も抱えている(89話)。
2009年12月12日の「国民投票」では41位のため一旦は事務所解雇が決まるが、アユミおよびアメ女メンバーの一人が脱退し、順位は39位に繰り上げられ残留となる[126]
しおりを演じる松岡茉優は、2013年9月6日に「埼玉県の魅力を発信しイメージ向上に貢献した」との理由で、同県の上田清司知事から感謝状を授与された。[注 59][† 18]
遠藤真奈(えんどう まな)
演 - 大野いと
GMT(福岡佐賀[62]。福岡出身と言っていたが[121]実は隣の佐賀県出身で、故郷に並々ならぬ思い入れを持っている[注 60]。嘘をついていた後ろめたさから出身地のことを話すときに咳が出てしまい、メンバーと水口にこのことを告白して以降は佐賀代表となる[127]。18歳[124]。元「親不孝ドールズ[注 61]」の柚子胡椒担当[121]。仲間内での愛称は「真奈ちゃん」[128]
路上ファンミーティングの衣装として「佐賀のがばいばあちゃん」を選び、その理由を「ネットで佐賀を検索したら最初にヒットしたのが『がばいばあちゃん』だった」と答えている[129]
アメ女・成田りなのシャドウとしてメンバーの中で最初にステージに立つ(77話)。ただし第1回目の公演では早着替えの場面で失敗したが、「国民投票」で26位に入り、アメ女のリザーブに昇格する[126]
宮下アユミ(みやした アユミ)
演 - 山下リオ
GMT(徳島[62]。元「うずしお7」リーダーで、自己紹介では19歳と言っていたが[130]、無頼鮨で酒を飲んでいるところをメンバーに指摘されたことから、実は20歳[124](同年で後に21歳)で年齢詐称をしていたことを明かす[127]。特技は阿波踊りであり[62]、路上ファンミーティングの衣装も阿波踊りの際の格好(着物に笠)をしている(87話)。自己紹介も阿波踊りを取り入れたものである[130]。仲間からは「アユミさん」と呼ばれている[126]
「国民投票」では29位に入りアメ女のリザーブに昇格するが、匿名のメールに添付された盗撮画像により恋人の存在が発覚したため、責任をとってGMTを脱退し、結婚を考えて真剣に交際している恋人と暮らすため合宿所を出る[126]。その後、GMTレコーディングの頃にメンバーと再会した時(106話)はすでに結婚・妊娠。アキが北三陸へ帰る際に開いた「無頼鮨」での送別会には、子供を抱いて出席する(136話)。
喜屋武エレン(きゃん エレン)
演 - 蔵下穂波
GMT(沖縄[62]。18歳[124]。仲間内での愛称は「キャンちゃん」[126]
口癖は「なんくるないさー(何とかなるさ)」でマイペースであるが、その言動は周囲の人たちの心を癒やすとともに、思いやりにあふれている[注 62]。何かとBEGINの曲を歌いたがる[129]。路上ファンミーティングの衣装は、琉球紅型(87話)。
「国民投票」では38位[126]。国民投票が終わった後の年末年始、アキと共に北三陸へ行く。北三陸の人々の温かさや地元で愛されているアキの姿に感動し、自らも花巻空港から帰省する(90 - 92話)。[注 63]
小野寺薫子(おのでら かおるこ)
演 - 優希美青
GMT(宮城[62]。最年少で登場時は14歳[注 64]。仙台のアイドルグループ「仙台牛タンガールズ」の一人[121]で、愛称は「小野寺ちゃん」[注 65]。合宿所ではアキと同室(75話)。路上ファンミーティングの衣装はホルスタイン柄の牛の着ぐるみ(87話)。
母・さとみが薫子になりすましてブログを書いており(85話)、その影響もあってアメ女の出待ちファンたちから推され、路上ファンミーティングの握手会では一番人気を誇る(87話)。「国民投票」が開催されることを知った日の夜にひとり泣いていたところ、アキから「めんこいから、自信を持て」と、励まされる(75話)。
「国民投票」ではメンバーで最上位となる20位にランクインし、ただ一人レギュラーメンバーに昇格[126]金鎚[131]ながらも荒巻の監督映画であるリメイク版『潮騒のメモリー』の主役に内定するが鈴鹿の提案でオーディションで選ぶことになり(119・120話)、最終選考まで残るものの、競演の末、主役をアキに譲る(126話)。
ベロニカ
演 - 斎藤アリーナ
GMT(ブラジル)。父が山梨県、母がブラジル出身のハーフ[62]。東京編開始時点ではGMTに未加入・未登場で、アキの脱退後に新メンバーとして加入(109話)。
日本語は片言で「否めない[注 66]」が口癖[62]。南米の陽気なイメージに反してネガティブな発言をし、荒巻から「全然陽気じゃない」と評される(119話)。

アメ横女学園芸能コースメンバー

東京編からの出演。年齢は初登場時。有馬めぐと高幡アリサは、GMT47構想を語る荒巻太一の背後の大型モニターに映し出されるという形で、故郷編(58話)でも出演している。

有馬めぐ(ありま めぐ)
演 - 足立梨花
「アメ女」センターで、愛称は「マメりん」[62]。出席番号1番[注 67]。アキいわく、顔が小さく足の長い美少女(75話)。荒巻によってGMTに入って間もないアキがシャドウにつけられる[注 68]。プロ意識が強いうえに、かつての彼氏とのプリクラ写真の存在が発覚し半年間の活動休止処分を受け“干され”た経験をしているため、何がなんでも仕事に穴を開けない貪欲さを持つ(81話)。
「国民投票」では31位となり、ビヨンド(奈落)に降格する[注 69][126]。奈落落ちに伴いGMTメンバーと同じ「まごごろ第2女子寮」に入寮するが(93話)、その後「彼氏の家に泊まる」とアキに話し、実際は事務所が用意したマンションに引っ越し退寮(98話)。
GMTメンバーを軽蔑している節がある。入寮の際に帰郷して不在のアキの私物を部屋から勝手に放り出しベッドを無断で使い出したり(93話)[注 70]、奈落組が行う裏方業務を手伝わないといった行動(95話)が見られる。荒巻の策によりGMTのデビュー曲のセンターとなるが(99話)、直後にスキャンダルが公になり「卒業」という名のもとの解雇となる(100話)。
高幡アリサ(たかはた アリサ)
演 - 吉田里琴
「アメ女」出席番号36番。自己紹介のキャッチコピーは「片思い星からの転校生」。13歳[121]。「国民投票」では40位となり、ビヨンド(奈落)に降格する[126]
成田りな(なりた りな)
演 - 水瀬いのり
「アメ女」出席番号37番。自己紹介のキャッチコピーは「上から読んでも、なりたりな。下から読んでも、なりたりな」。15歳[121]。体調不良でステージを休演し、真奈のシャドウとしての出番を作る(77話)。「国民投票」では39位となり、ビヨンド(奈落)に降格する[126]

芸能関係者

ヒビキ一郎(ヒビキ いちろう)
演 - 村杉蝉之介
アイドルオタクカメラ小僧→アイドル評論家。1961年生まれ。東京都台東区出身[† 19]
個人ブログを開くユイに興味を持ち東京から北三陸を訪れるが、海女訓練中のアキを盗撮していたところを春子に見つかり町中の騒動になる(10話)。しかし観光協会のホームページに自身が撮影したユイの動画を掲載することを強く勧め、ユイを目当てに北三陸に多くの人々が訪れるきっかけを作る(18話)。
一ファンとしてはユイを推しており[132]、盗撮騒動以降もアキに対しては邪険な態度を取るが[16]、ユイに続きアキも人気が出てからは冷静な評価をするようになり(21話)、以後は観光PRに励むアキとユイの人気を分析し、北三陸の集客活動に関して地元民にアドバイスをするようになる(35話)。お座敷列車(52話)や『海女〜ソニック』(65話)などのライブイベントには必ず参加する。
その後、雑誌に「アイドル評論家ヒビキ一郎の俺は認めねぇ」という連載コラムを持つ第一線のアイドル評論家兼カメラマンとなり、アメ女を話題に取り上げブレークさせた[132]。また、薫子を推していることもあり、GMT6を雑誌で紹介するとともに少しずつ周知されるきっかけを作り[132]、GMT5のデビュー決定後にアーティスト写真の撮影を担当する(105話)などグループとの関わりを持っている。小野寺以外のGMTメンバーや北三陸時代のアキには平気で「ブス」と言うなど毒舌家である[132]
小野寺さとみ
演 - 石田ひかり
85話に登場。薫子の母親。薫子の芸能界入りを反対する夫と対立し離婚に至っている。ブログを代筆するなど薫子の活動を支える一方で、薫子の可能性に生活をかけている。「国民投票」に薫子の解雇の危機を感じ、抗議するために正宗と共に合宿所に乗り込む。
東日本大震災で被災し一時薫子と連絡が取れなくなるが、避難所にいることを知らせるファンのブログへの書き込みにより無事が確認される(133話)。
平清常[注 71]
演 - 吉野容臣
82話に登場。『BSプレミアム時代劇 静御前』で鈴鹿と共演する俳優。彼の名を忘れた鈴鹿から陰で「清常役の大根役者」「大根」と呼ばれる。
AD
演 - 恩田隆一
82話に登場。『BSプレミアム時代劇 静御前』のAD。静御前役の鈴鹿からワッフルを受け取り「鈴鹿御前様より、ワッフルの差入頂きました」と伝える。
AD
演 - 野本光一郎
83話に登場。『おめでた弁護士』vol.14 のAD。おめでた弁護士役の鈴鹿からの差入を「おめでたさんから、手作りクッキーの差入頂きました」と伝える。
監督
演 - ベンガル
87・88話に登場。『新春SPおめでた弁護士』の監督。
AD小池(エーディー こいけ) / 助監督
演 - 太賀
『新春SPおめでた弁護士』のAD。ドラマ出演に初めて挑むアキに専門用語を色々教え、NGを連発後ようやく演技のOKが出たアキと手を取り合って喜ぶ(87・88話)。
その後、『潮騒のメモリー〜母娘の島〜』の助監督として再登場する(126話)。
役名不明
演 - 内山麿我
92話に登場。『新春SPおめでた弁護士』放送時(2010年1月2日)に流れたバイク関連CMのダンサー[† 20][† 21]
司会者
演 - 中田有紀
98・108(声のみ)・119話に登場。劇中で鈴鹿やアキが出演するトーク番組『パークスタジオ』の司会者。
柏木
演 - 八十田勇一
1985年にチーフディレクターとして、若き日の春子の「潮騒のメモリー」の影武者レコーディングに携わった一人[35]。2010年時点でミレニアムレコード株式会社の制作本部長に出世している(111話)。秘密を知る春子には弱い。
さかなクン
演 - さかなクン
112・126・134話に登場。アキがアシスタントとしてレギュラー出演している劇中の子供向け教育番組(15分番組)『見つけてこわそう[注 72](震災後は『じぇじぇじぇのぎょぎょぎょ』に改題)の司会。
萩尾
演 - 深水元基
112話に登場。『見つけてこわそう』を見てアキに予備校「神技ゼミナール」のイメージキャラクターを依頼する[注 73]CMプランナー。
橋幸夫
演 - 橋幸夫(若き日の橋幸夫:清水良太郎
夏が憧れ続ける歌手。1964年に北三陸でリサイタルを行い、その際に夏と即興で「いつでも夢を」をデュエットで歌った(115話)。46年後の2010年に初めて上京してきた夏と再会し、無頼鮨で「いつでも夢を」を再びデュエットで歌った(116話)。
プロデューサー
演 - 諏訪太朗望月章男
121・122話に登場。映画『潮騒のメモリー〜母娘の島〜』のプロデューサー。ヒロインオーディションに立ち会う。
TOSHIYA(トシヤ)
演 - 勝地涼
128話に登場。アイドルダンスチーム「ZOO STREET BOYS」のメンバーで『潮騒のメモリー〜母娘の島〜』でトシヤ役を演じる。ちゃらい風貌で、常に手鏡で前髪を気にしながら腰を前後にクネクネ振っているため、アキから「前髪クネ男」とあだ名をつけられ嫌悪される。
「貪る様に接吻する」との台本のト書きを「踊る」と読み間違え、荒巻から怒られる。
マネージャー
演 - 奥田恵梨華
128話に登場。TOSHIYAのマネージャー。
ライター
演 - 滝藤賢一
135話に登場。アキにインタビューし、震災後の故郷岩手についての質問をする。
監督
演 - 古舘寛治
136話に登場。鈴鹿が主演する『BSプレミアム時代劇 静御前』の監督。
監督
演 - ダンカン
144話に登場。鈴鹿が出演する「夏の節電」スポットの監督。

その他の東京の人々

梅頭(うめず)
演 - ピエール瀧
東京EDOシアター裏の寿司店「無頼鮨(ぶらいずし)」大将。
すしを握ることだけに黙々と集中している[† 22]。腕はいいのだが人の話を聞いていないことが多く[62]、あわてて取り繕った笑顔が、酔った鈴鹿に「小林薫のつもり[注 74]かしら」(80話)とか、「ロバート・デ・ニーロのつもり?腹立つ〜」(103話)と突っ込まれる。動揺すると手が滑って握っている寿司を落としたり(103話)、すしネタとシャリを逆さまにした状態で皿に盛り付けるなど多少そそっかしい所が見受けられる(104話)。また、アキが店内で種市を責めたてていた時には、ほかの客への迷惑になるため、注意した(80話)。橋幸夫が「無頼鮨」に来店した際色紙マジックを準備するミーハーな一面がある(116話)。
自分に無断で帰省した弟子の種市を訪ねるためライダー姿で北三陸市へ現われ、「喫茶リアス」でウニ丼を食べ、「お前はここで頑張れ」と餞の言葉を残し、帰京する(143・144話)。
甲斐(かい)
演 - 松尾スズキ
1985年当時、春子がアルバイトをしていた原宿純喫茶「アイドル」店主。2010年夏(120話)時点で65歳。アイドル通で仕事中もTVのアイドルをチェックする。オーディションを受けながらアイドルを目指す春子を応援している[34]。2010年には、ハートフルを辞めたあとのアキをアルバイトとして雇うようになる(108話)。推しているアイドルがいると「熱いよね」と表現するのが常(105話ほか)。鈴鹿ひろ美のファンでもあり、鈴鹿と荒巻が結婚するのを聞いた際には、ショックのあまり寝込んでしまう(141話)。
マンションの女
演 - 大久保佳代子
73話に登場。アキが実家である正宗のマンションに立ち寄った際にバスローブ姿を目撃された、バツイチの女性。離婚成立後に正宗が同窓会で再会し交際するが、秋頃には互いに冷めてしまい別れたことが正宗からアキに語られた(85話)。
友人
演 - 藤江れいな星名利華中島かれん宮城美寿々
6話の回想シーンに登場。アキが東京にいた時のクラスメートで、アキの存在感の薄さをからかったり、無視したり影で悪口を言いふらすなどのいじめをした。74話ではリーダー格だった友人(演・星名、宮城)と偶然再会、アキを“ネットアイドル”と揶揄し、無言で立ち去るアキに怒り罵倒する。
通行人
演 - デビット・ホセイン
73話に登場。東京・アメ横に出てきたアキから「ここ押してけろプリーズ」と写メ撮影を頼まれ、堪能な日本語で快く応じる外国人通行人。なおデビット・ホセインは90話で「安部そば」の隣で営業する「ケバブ屋」としても再登場するが、「通行人」と「ケバブ屋」の2人が同一人物かは不明。
伊東
演 - 日向丈
75・78話に登場。「無頼鮨」従業員。その後退職して種市が無頼鮨に就職できる機会を作る。
目撃される男
演 - 天野勝弘
86・87話に登場。よしえの元上司。GMT6の上野の路上ライブ中、失踪後のよしえと共に歩く姿をアキに目撃される。
三又又三
演 - 三又又三
87話に登場。GMT6の路上ライブ中、安部がたまたま見つけた「岩手県出身」のタレント。

春子の回想シーン

以下は、若き日の春子(1984年以降)の北三陸および上京後の「回想シーン」に登場する人物である。

北三陸市長
演 - 北見敏之
6話に登場。春子が上京した1984年当時の北三陸市長。当時の組合長・六郎たちと共に天野家を訪問し、観光PRのために高校生の春子に海女になるよう懇願する。
その際に翌日(1984年7月1日)の北三陸鉄道開通により北三陸と東京がつながることを説明し、春子が上京するきっかけの一つになる。
司会者
演 - 小籔千豊
70・75話に登場。1984年に春子が出演したオーディション番組『君でもスターだよ!』の司会者。
AP
演 - あべこうじ
75話に登場。『君でもスターだよ!』のアシスタント・プロデューサー。最終回に新チャンピオンとなった春子に「幻のチャンピオン」と言い放ち、バックダンサーを務めていた荒巻にクビを宣告する。
チャンピオン
演 - 渡辺万美
70・75話に登場。『君でもスターだよ!』10週目の挑戦で春子に敗れる。
審査員
演 - 津田寛治小林ユウキチ
76話に登場。1985年、春子が受けた『こんにちはスタジオ!!』番組アシスタントオーディションの審査員。
少女
演 - 神定まお
76話に登場。1985年、荒巻にスカウトされ純喫茶「アイドル」に連れて来られ説得されるが、裸になる仕事と勘違いして辞退し逃げ去る。
司会者
演 - 清水ミチコ
95話に登場。1985年、純喫茶「アイドル」のテレビで放送されていた音楽番組『夜のベストヒットテン』の黒柳徹子風の女性司会者。
司会者
演 - 糸井重里
95話に登場。1985年、純喫茶「アイドル」のテレビで放送されていた音楽番組『夜のベストヒットテン』の久米宏風の男性司会者。
常連客
演 - 有薗芳記
95・96話に登場。1985年、純喫茶「アイドル」の常連客。
ウェイトレス
演 - 秋月三佳
96・97話に登場。1989年、喫茶「アイドル」のウェイトレス。春子が辞めた後に勤務していた。

脚注

注釈

  1. ^ 母・春子が記入した離婚届の未成年実子氏名欄(44話)や転校・転入した際の自己紹介(13話)に「天野秋」の表記があり、北三陸高校へ転校の際に自己紹介では改姓を知らず「黒川秋」と記している。
  2. ^ 81話に出てくる芸能事務所が管理するプロフィールの表記より。
  3. ^ 119話の冒頭で「2010年の9月」と、126話の『見つけてこわそう』の収録シーンにおいて「10月からの撮影に向けて」のナレーションがあるため。
  4. ^ 潜水士試験合格を種市に報告しようとして誤って実習プールに落ちる(45話)、種市に振られたショックで自転車で暴走したあげく防波堤から自転車ごと海に飛び込む(48話)、ドラマ出演の事実を知って無頼鮨の店内に自転車に乗ったまま入店する(86話)など。
  5. ^ 第1週から触れ合う地元の大人達や第14週から付き人として接する鈴鹿ひろ美などとは、基本ほとんどタメ口である。また心の中でも毒舌が多く、アキを海に突き落とした夏には「何すんだこのクソババア」(3話)、種市との仲をからかう磯野先生には「うるせえデブだな」(37話)、アイドルになりたい事を打ち明けたユイには「この娘はバカなんじゃないか?(17話)」など。
  6. ^ 訛っていない日もありユイに指摘された(17話)。なぜ訛っているのかを映画オーディションの2次審査でプロデューサーに質問された(123話)。
  7. ^ 祖母・夏の海女姿を見た時(3話)、鈴鹿ひろ美に励まされ颯爽と彼女が帰っていった時(78話)など。
  8. ^ 「ばっぱ」とは「おばあさん」という意味で、ドラマ中の方言として使われている[† 2]。その他、ドラマ中の方言については「あまちゃん#北三陸市」を参照。
  9. ^ 北三陸鉄道が店のオーナーであり、夏は雇われ店主という設定だという[† 3]
  10. ^ 44話 正宗との離婚届。76話 オーディションの書類に表記あり。
  11. ^ 44話 正宗との離婚届から確認。
  12. ^ 春子に内緒で海女カフェのステージに立ったアキを大勢の観客がいる前で平手打ちしたり(65話)、アキがテレビ出演に文句を言うと持っていた台本でアキの頭を叩いたことがある(111話)。また、アキと種市が交際している事を自分に隠していた水口を人気の無い場所に連れて行き、眼鏡を外させた上でボディブローを数発見舞って問い詰めた。
  13. ^ 交渉時の春子の様子について、ナレーションでは「天野春子による復讐劇を見ているようでした」とある。
  14. ^ 夏の口癖である(4・12話など)。
  15. ^ そのため、降車際の荒巻に口止め料を渡され恫喝される。
  16. ^ 9話 回想シーン(1989年の表示あり)と「梨明日」での大吉とのやりとりより。
  17. ^ 全国ツアーを敢行し武道館でファイナルをやることを目標にし、GMTが最後の1人になっても見捨てないことや(77話)、「国民投票」が企画された際にはメンバーが1人でも解雇されたら自分も退職することをメンバーに宣言している(88話)。
  18. ^ 能年は本作のオーディション時の「憧れの女優」を記載するアンケートに薬師丸を挙げていた(『週刊女性』2013年7月23日・30日合併号)。
  19. ^ 「縦笛の天使」で3週連続1位を勝ち取り、「Don感ガール」では1位を逃すも、カップリング(B面)「私を湖畔に連れてって」は春の甲子園行進曲になった(96話 ナレーションより)。
  20. ^ また「潮騒のメモリー」でデビューしたいと訴える春子を「図々しい」と思い、その意志を知る荒巻が自分の代わりに反対したと考えている。
  21. ^ 71話 オフィスハートフルとの契約書に「足立結衣」の表記がある。
  22. ^ 18話 北三陸秋祭りで春子が「すごいねあんたの親友」というセリフがある。
  23. ^ ミスコンの正式名称はNHKホームページに準拠。
  24. ^ 「東京に住む彼氏が欲しかった」ことや「アキに対して優越感を味わいたかった」ことが交際を承諾した理由としてアキに話している。
  25. ^ 持ち歌として原田知世の「時をかける少女」を披露したり、斉藤由貴の「卒業」の歌詞を大人達に教えるなど。
  26. ^ 四字熟語の「一蓮托生」を言い間違えたり(43話)、お座敷列車を座敷童子が乗っている列車だと思い込んだりする(45話)など。
  27. ^ 43話 観光協会の名刺での表記は「足立洋」。
  28. ^ 春子に根回しをしようとして交際を反対されたり、思い切って告白してもいつも間が悪くアキの怒りを買ったりした。
  29. ^ 演じる八木もかつてはフジテレビ所属のアナウンサー(1988年4月 - 2000年3月)である。
  30. ^ 81話 捜索を依頼しるビラに記載あり。
  31. ^ 夏が大吉と上京した(115話)のがお盆休みで、よしえが現れたのはその直前(114話)。
  32. ^ 「潮騒のメモリー」を初めて歌ったアキに対して「ジャイアンリサイタル」と評する。
  33. ^ 吉田にその様子をスーパーマリオブラザーズのBGMになぞらえ「1-2面でコイン集めてんのか!」(55話)「もっとコイン取れ!」(139話)などと表現される
  34. ^ ユイ(63話)・よしえ(118話)・アキ(140話)が、本人の前で面と向かって呼んだことがある。
  35. ^ 79話 オープニングでカマールとクレジットある。
  36. ^ a b 1話 2008年の設定で「春子が北三陸を去ったのが24年前」とナレーション。2話 安部本人が「天野家で18年前に結婚と離婚をした」が発言。
  37. ^ 出発の際に北鉄の駅に置き忘れていったものと思われる愛用の南部鉄器の鉄鍋は、海女カフェの調理鍋として利用されていることが57話でナレーションにて説明される。
  38. ^ 第15週でGMT6が路上ファンミーティングを開始する頃から。
  39. ^ 第10週前後 海女カフェが完成し、海女ソニックに向けて準備が進められて行くが、その中で積極的な提案やまめぶなどを仕込み「海女クラブ」の面々と打ち解けているシーンがある。
  40. ^ 種市に振られたアキが、自転車ごと海に突っ込んで行ったのを聞いて「E.T.か?」、さらにショックで放心状態のアキに外は寒いからと夏が着せてくれた半纏を振り払う所作を「ジェームス・ブラウンか?」とたとえた。
  41. ^ 前述のジェームス・ブラウン(49話)へのたとえツッコミやアキが提案したイベント『海女〜ソニック』(サマーソニックにちなんだこの名称も花巻の提案)では、フレディ・マーキュリーに扮した。この際の演目にしおりと美寿々が相次いで「レディー・ガガ」でエントリーしたのに続き珠子もレディー・ガガかと思われたが、よく見るとエントリーカードには「レディオガガ」と記入されている(64話)。
  42. ^ 自ら注文した「ウーロン茶に焼酎を一滴入れただけのウーロンハイ」を飲んでも泥酔するほど(127話)。
  43. ^ 保いわく「ジオラマは平成27年に完成予定」(4話)。観光協会の事務室内に展示してあるが、震災によって破壊された(第23週)。
  44. ^ 137話 ナレーションのほか「リアス」でのやりとりで栗原が吉田と一緒に子供を抱いている写真アルバムを北三陸に帰って来たアキに見せたことで判明。
  45. ^ アキの南部もぐり中のアクシデントやテレビでのインタビュー、女子生徒が何人も潜水科に編入してきた時など。
  46. ^ 大勢の女子生徒を前に突然オネエキャラになり、アキから「それはNGだ」と指摘されたことがある。
  47. ^ 北三陸で誰よりも早くスマートフォンを手に入れたので「スマート勉さん」(64話)と呼ばれた。
  48. ^ その他ダジャレのような愛称(勉アフレックファイナル勉さん勉ハー」)もつけられた[† 14]
  49. ^ カラオケでアキとユイが歌を披露した際に、他の人物が微妙な反応を示す中ただ1人拍手を送ったりする(46話)など。
  50. ^ a b 福田萌のブログ[† 15]によれば役名も「福田萌」であり、『わんこチャンネル』内のテロップでも「MC 福田萌」とクレジットされる。
  51. ^ a b 原史奈のブログ[† 16]によれば役名も「原史奈」であり、『わんこチャンネル』内のテロップでも「「レポーター 原史奈」とクレジットされる。
  52. ^ 表向きは体調不良による出演取り止めとされた。
  53. ^ アキの解雇問題(104話)や映画のヒロイン選定オーディション化(119話)などで鈴鹿の意見を受け入れる。
  54. ^ 107話 オープニングでのキャストにクレジットされないが、劇中番組内のテロップではナレーターが田口トモロヲ(実際の『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』のナレーターと同じ)のクレジットがある。
  55. ^ 103話 水口が「もともと太巻さんの紹介で」と発言。
  56. ^ 105話 「あの鬱陶しい東北のステージママ」等と発言。
  57. ^ これに対して鈴鹿も「夫としてはいいけれど仕事のパートナーとしてはとっくに切れている」と発言している(132話)。
  58. ^ 86話 ヒビキから「お前がリーダーだろ?」と言及される。
  59. ^ 松岡は東京都出身[1]で、今回「入間しおり」名義で授与された。
  60. ^ 「(シャドウとしての出演が決まって)どうしよう」という意味の博多弁で「どげんしよう」というべき所を、佐賀弁で「どがんしよう」と言っていた(77話)。また、告白した際にメンバーから「(福岡と佐賀の違いが)ピンとこない」と言われ、「『ピンとこん』て何(なん)?」と怒っている(78話)。
  61. ^ 福岡市天神には親富孝通り(旧称親不孝通り)という繁華街がある。
  62. ^ 第13週で初登場からそうした人間性が確認でき、88・89話では「国民投票」で38位となり解雇を免れた時に、喜びを全く表に出さず、奈落に一人残される入間しおりを気遣、自分が帰省すると年末独り合宿所に残ることになるアキを気遣い自分も合宿所に残ったり、アキと寿司を食べる際にはウニが大好物のアキに自分のウニの軍艦巻きをあげるなどに見られる。
  63. ^ 当初は航空券代が高いため89話の段階では沖縄への帰省を諦めていた。
  64. ^ 小野寺薫子オフィシャルブログ画面(85話)やオーディション応募書類(第21週)には、「1994年11月5日生まれ」との表記がある。
  65. ^ 85話 「EDOシアター」出口付近でファンにアキらが話しかけられるシーンなどで、この愛称で呼ばれる。
  66. ^ 119話での実際のセリフは「イナメナイヨネ」である。
  67. ^ 73話 「EDOシアター」で高幡アリサと成田りなが自己紹介する際に出席番号とネクタイ番号が同じであり、有馬めぐのネクタイ番号が1番であることによる。
  68. ^ 77話 売れっ子になるとともに天狗になった有馬に交代の危機を示唆して緊張感を与えるためと荒巻が発言。
  69. ^ 29位の宮下アユミの脱退により、30位=リザーブに繰り上げかと思われたが、ドラマ中では依然奈落組とされている。
  70. ^ 本人は「アキは辞めたと聞いた」と他のGMTメンバーに話している。
  71. ^ 鈴鹿演じる静御前の産んだ子を奪い由比ヶ浜に捨てる役だが、『平家物語』でこの役割をするのは安達清常である。
  72. ^ 春子が取ってきた仕事の中でできそうなのを1個だけ選ぶよう台本を並べた上で言われ、アキ自身で決断した番組。ただし偶然にも、この番組に関しては水口が取ってきたものだった。
  73. ^ スキャンダルによる契約破棄を避けるため、1年間の契約期間中は恋愛禁止となった。
  74. ^ 小林薫はNHKドラマ『イキのいい奴』(1987年および1988年)で鮨屋の親方役を演じた。

出典(書籍・Web)

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  2. ^ a b c 方言コーナー”. 連続テレビ小説あまちゃんNHK盛岡放送局ご当地サイト. NHK盛岡放送局. 2013年5月閲覧。
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出典(話数・NHK公式サイト)

  • 「リアス」=軽食&喫茶リアス、「梨明日」=スナック梨明日(りあす)、「EDOシアター」=東京EDOシアター
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参考文献

  • 兵庫慎司、古河晋、井上貴子、川辺美希「『あまちゃん』が日本の朝を変えてしまった」『Cut』第24巻第12号、ロッキング・オン、2013年7月19日、8-41頁。 

外部リンク