RADIO GA GA

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Radio Ga Ga
クイーンシングル
初出アルバム『ザ・ワークス
B面 アイ・ゴー・クレイジー
リリース
規格 7インチ、12インチ
録音 1983年
ジャンル ポップ・ロック
時間
レーベル EMI / キャピトル
作詞・作曲 ロジャー・テイラー
プロデュース クイーン、レイノルド・マック
クイーン シングル 年表
バック・チャット
(1982)
Radio Ga Ga
(1984)
ブレイク・フリー (自由への旅立ち)
(1984)
ザ・ワークス 収録曲
- Radio Ga Ga
(1)
ティア・イット・アップ
(2)
ミュージックビデオ
「Radio Ga Ga」 - YouTube
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レディオ・ガ・ガ」(ラジオガガ) (Radio Ga Ga) は、イギリスロックバンドであるクイーン1984年シングルとして発表した楽曲。同年発売のアルバムザ・ワークス』に収録された。

作曲はロジャー・テイラー、プロデュースはクイーンとラインホルト・マック。シングルはイギリスで2位、アメリカで16位、その他19カ国で第1位を獲得する世界的大ヒットとなり、ロジャー初のシングルヒット作となった。ただし、「ビルボード」誌の1984年年間トップ100ヒッツにはランクインできなかった。

解説[編集]

タイトルの由来は、ロジャーの子がまだ赤ちゃん言葉の頃、ラジオを聴いていて「ラジオ、カカ」(Radio caca) と言ったことに発想を得たものだという(caca は幼児言葉や隠語で「うんち」を意味することもある)。彼は後にこの「caca」を「夢中になる」「熱狂的な」という意味の「ガガ」(ga ga) に改めて曲名とした。

また、楽曲のプロモーションビデオも作られた。このビデオには、1927年のフリッツ・ラング監督の映画メトロポリス』からの映像が使用されている。この映画の再上映の際、クイーンがBGM制作に携わったスタッフの一員であったからだ。このプロモーションビデオの内容は「空飛ぶ車でメトロポリスの世界に入っていく」というもの。撮影ではサビの部分ではファンクラブの500人をエキストラとして使用した。ビデオでの大勢でこぶしを突き上げ手を叩いてリズムに乗るシーンは、そのままコンサートにも生かされ、「ライブ・エイド」のハイライトにもなった[1]

曲の内容は、テレビやビデオで音楽を聴く時代だからこそラジオに頑張ってほしいという応援歌であったが、皮肉にもこの曲のPVが人気を博し、曲の内容に反するものとなった。

一部の音楽評論家からはプロモーションビデオの内容が「非常にファシズム的である」と批判されていたが、その批判を押しのけてヒットした。

アメリカの女性シンガーソングライターレディー・ガガの名は、この曲が由来だと語っている[2]

ライブでの演奏[編集]

1984年の「ワークスツアー」から演奏し始めた。それ以降、クイーンのライブでは、欠かせない存在になっている。1985年の「ライブ・エイド」ではクイーン自身により演奏された。1992年フレディ・マーキュリー追悼コンサートでは、ポール・ヤングが他のクイーンのメンバーと演奏した。また、20052006年には、クイーン + ポール・ロジャースツアーで演奏された。これらの演奏は各種DVDなどで視聴することができる。2005年、2006年のツアーでは冒頭をテープにあわせてロジャーが歌い、途中でポールが歌い継ぐところでロジャーがドラムに戻っていたが、2008年のヨーロッパツアーでは最初からロジャーはドラムに徹し、すべてポール・ロジャーズが歌っている。エンディングのギターソロはブライアン・メイスライドギター(ボトルネック奏法)が聞ける。

脚注[編集]

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  1. ^ 一部を『ジュエルズ』のブックレットより引用
  2. ^ About.com (2008年6月10日). “Lady Gaga Interview - Interview with Lady Gaga”. 2009年1月25日閲覧。