高橋啓介

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高橋啓介
作者 しげの秀一
声優 関智一(アニメ版)
中村悠一(新劇場版)
プロフィール
年齢 21歳(第一部)
22歳(第二部)
性別 男性
国籍 日本
親戚 高橋涼介(実兄)
結美(従妹)
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高橋 啓介(たかはし けいすけ)は、しげの秀一の漫画『頭文字D』に登場する架空の人物。本項において、『新劇場版』と特記されている場合は2014年アニメーション映画版(頭文字D#劇場版を参照)のことを指す。

搭乗車種[編集]

FD3S RX-7 Type R(1991年式 1型)

  • ボディカラー…コンペティションイエローマイカ[1]
  • 主な外装パーツ…マツダスピード製ホイール・マフラー、大型リアウイング(メーカー不明)→マツダスピード製ツーリングキット「A-spec」→RE雨宮製「AD GT KIT」、SPEED STAR WHEEL製ホイール、サイドワインダー戦からRE雨宮製カーボンボンネット
  • 主な内装パーツ…パープルシャドウ戦からRE雨宮製ロールバー、5thからTAKATA製レーシングハーネス(4thではハーネスの白い部分の描写からSIMPSON製と思われる)
  • ナンバー…群馬 37 お 63-887 / 赤城 33 は 8-301(新劇場版)

物語において外装が最も変化した個体である。埼玉遠征までは主にマツダスピード製のパーツを使用していたが、土坂峠で壊れたFDを修理されて以降、啓介の趣味によりRE雨宮仕様にチェンジし、大幅なチューニングがなされた[2]。神奈川編からはテールランプを後期型の物へ変更[3]。その後はさらにカーボンボンネットを装着している。

人物[編集]

本作の第二部におけるもう1人の主人公。身長182cm、63kg(第一部)。「赤城レッドサンズ」のナンバー2。「プロジェクトD」のヒルクライム担当。

「赤城の白い彗星」として名を馳せた高橋涼介の実弟で、高崎市内にある高橋病院院長の次男。茶色に(アニメ版では金髪に近くなっている)染めてあるツンツンに逆立てた髪型が特徴。兄同様、かなりのイケメンであり、作中でも沢山の女性ファンの追っかけがおり、岩瀬恭子などのキャラクターにも惚れられている。

好きなものは愛車FDで、嫌いなものはパーなコギャルと、GT-Rとランエボとデカいウィング(ただし、啓介本人のFD3Sも大型リアウィングを装備している)。得意技はABSドリフト(意味不明)で、第三巻で涼介が「おまえのFDもABSキャンセルしてみるか?」と言っていることから、少なくとも初期はABSをキャンセルしていなかった模様[4]

頭脳明晰な理論派の兄とは対照的に、己のセンスと集中力で勝負をする感覚派ドライバー。その天性のドライビングセンスは兄を凌ぐとされる。また頭脳面も決して悪いという訳ではなく、あくまで頭脳明晰な兄と比較した場合の話であって、涼介が不在の時は解説役を務めることもある。

藤原拓海の初の対戦相手であり、秋名山で拓海のテクニックの前に敗れて以来、彼に強いライバル心を抱いている。また、拓海が負けそうな噂を聞きつけた際は、たとえ相手が兄の涼介であっても「兄貴が負けるとは思えないが、あのハチロクにも負けて欲しくない」として拓海は自分が最初に負かすという野心も持っている。それ故拓海が京一に敗北した際には「いらない負けを増やしやがって」と憤慨し、さらに池谷たちのガソリンスタンドに出向き、「俺は認めてない、あんなのはバトルじゃない」と前置きした上で、「敵は必ず取ってやる」と拓海に伝えるよう池谷に頼んでいる。プロジェクトDでの啓介の大きな飛躍も、「プロジェクトDのエースは自分」だという、拓海に対するライバル心があってこそのものである。

兄・涼介に対しては絶対的な信頼を寄せており、涼介から無理難題を突きつけられても、「アニキの言うことに間違いはない」と語っている。

物語序盤では拓海に圧倒されることも多かったが、兄・涼介の公道最速理論を最も近いところで学び、アクセルワークの技術を磨いていったことで著しい成長を遂げた。当初は頭に血が昇りやすく、単純なミスを繰り返す等まだまだ未熟な面があったが、物語終盤では冷静沈着さと繊細なテクニックも身に付け、拓海に「味方でよかった」と言わしめるほどの実力者となっている。

埼玉遠征では岩瀬恭子に一目惚れされ、自身も恭子のことが気になり出すが、恋愛よりもプロジェクトに集中することを優先、「プロジェクトDが終わるまでは誰とも付き合う気は無い」と突き放している。

昔グレていた時期があるらしく、元暴走族という経歴も持っている。土坂峠でのバトルで1度だけプロジェクトDへの不当な妨害を防ぐ強みになったこともあり、かなり上の地位にいたことも判明する。また、それ以前にも番外編「ウエストゲート」で、「あいつ(啓介)を怒らせたらこの辺の走り屋とヤンキー全部を敵に回すぞ」という発言がある。暴走族であった頃は二輪車を乗り回し四輪車は軽視していたが、ある日涼介のFCに乗せられ赤城の全開ダウンヒルを助手席で見せられたことがきっかけで暴走族をやめ、兄同様に四輪車のスポーツドライビングにハマるようになったという。

プロジェクトDの終了後、プロレーサーになることを志望している[5]

文太と同様、喫煙シーンの多いキャラクター。アニメでは、『Third Stage』以降は喫煙を一切していない。

また、漫画『MFゴースト』では、TKマッハコーポレーションという会社の代表取締役として登場している。

性格[編集]

短気で喧嘩っ早い言動が目立つものの、目上の者と接する際は礼儀正しい態度を見せる。

実は拓海以上にストイックな努力家であり、その一途なまでのひたむきさは兄を感服させるほど。

対戦成績[編集]

前述の通り、2度にわたる藤原拓海への敗北、中断となった秋山渉との初戦を除けば、全勝に近い成績を収めている。

脚注[編集]

  1. ^ 44巻54ページでは「カナリーイエロー」と表現されている。
  2. ^ PlayStation 3用ゲーム『EXTREME STAGE』のOPでは、A'PEXi製のフルコンピューター「パワーFC」を装着しているシーンも見られる。
  3. ^ 38巻9ページ、43巻182ページ、44巻など。アニメ『Fifth Stage』では、最終戦の直前にカーボンボンネットとテールランプが同時に変更されている。ちなみに劇場アニメThird stageでは啓介が配達帰りの拓海と会話して帰るシーンのみ後期型のテールライトなっているほか、新劇場版では最初からそれを装着している。
  4. ^ 最終的にFDのABSがキャンセルされたのかどうかは不明。
  5. ^ アニメでは『Final Stage』最終回エンディングで、夢を叶えてプロレーサーになっている場面が描かれている。