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箱根山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
箱根山
芦ノ湖越しに望む箱根山(2026年3月7日)
標高 1,438 m
国 日本の旗 日本
所在地 神奈川県・静岡県
位置

北緯35度13分48秒 東経139度01分26秒 / 北緯35.23度 東経139.0239度 / 35.23; 139.0239座標: 北緯35度13分48秒 東経139度01分26秒 / 北緯35.23度 東経139.0239度 / 35.23; 139.0239

種類 複成火山(活火山ランクB)
最新噴火 2015年(小規模)
箱根山の位置(関東地方内)
箱根山
箱根山 (関東地方)
箱根山の位置(伊豆半島内)
箱根山
箱根山 (伊豆半島)
プロジェクト 山
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箱根カルデラを北から望む。左上は相模湾
箱根山を南南西から。高い頂きのうち、左が神山、右が駒ケ岳

箱根山(はこねやま)は、日本の神奈川県足柄下郡箱根町を中心に、神奈川県と静岡県にまたがる火山の総称。フィリピン海プレート上の火山列である伊豆・小笠原火山弧の最北端に位置する火山である[1]。富士箱根伊豆国立公園に指定されている。地名「箱根」は古くは「函根」と記したが、同じく「箱根山」は函根山と記し、函嶺(かんれい)ともいった(函嶺洞門、函南町などといった地名に名残がある)。

久野久の研究など学問的にも有名な山で[1]、古期外輪山、新期外輪山、中央火口丘からなる世界的にも珍しい三重式の火山であるとされた[2][3]。しかし、その後の研究では新期外輪山はカルデラ内にあるとされ、外輪山、前期中央火口丘、後期中央火口丘とされている[1]。

概要

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箱根山は40万年前に活動を開始した第四紀火山である。1950年代に火山学者の久野久によって箱根火山の形成史が発表され[1]、古期外輪山及び新期外輪山と中央火口丘[* 1]で構成されるとし[2]、1970年代頃までそのように理解されていた[1]。その後、カルデラ形成モデルなどについて従来と異なる説が出され(後述)、そこでは外輪山とその内側に発達した前期中央火口丘群及び後期中央火口丘群としている[5][* 2]。中央火口丘の一つである神山の北西斜面には芦ノ湖がある[2]。現在でも大涌谷などで噴煙や硫黄などの火山活動が見られ、致死性の火山ガスを噴出する場所もある。

箱根火山の熱源であるマグマだまりの規模や大きさは不明であるが、これまでの地震観測の結果からマグマだまりの上端は地下5km以下の位置にあると考えられている[7]。山体の南側に大きく侵食された湯河原火山が接している。

火山噴火予知連絡会によって火山防災のために監視・観測体制の充実等の必要がある火山に選定されている[8]。

山腹・山麓の多くの場所で温泉が湧出し、古くより湯治場として温泉郷が形成され箱根温泉が発展した。平安初期以前には東海道が箱根山の西方を北上、金時山より北の足柄峠を越えて東方へ延びていたが、富士山の延暦噴火(800年 - 802年)により通れなくなったため、箱根山の南方の箱根峠を通る街道が整備され、交通の要衝となった。江戸時代には箱根関所が置かれ、厳しい取り締りの拠点となった[* 3]。

明治維新以後は、高級リゾート地としての側面も持つようになり、富士屋ホテル本館などはその頃の面影を今に伝える。戦後は観光地開発が活発に行われ、リゾート施設、別荘地、ホテル、美術館その他多くの娯楽施設が建設されていった。また、箱根山戦争と言われた巨大グループ同士の観光客輸送競争も派生した。その後も温泉テーマパークなどの施設が建設され、多くの観光客・リゾート客が訪れている。

箱根山は観光地として発達したため、険しい山の割に鉄道交通も発達しており電車等で芦ノ湖まで行くこともできる。都心から小田急電鉄が特急ロマンスカーを箱根湯本駅まで直通させており、都心からの交通の便は非常に良い。

なお、東海道(国道1号)は現在も東西の重要な交通路であり、また標高最高地点のある箱根山は最大の難所であったが、東名高速道路や国道246号の開通によって、現在は箱根山付近においては幹線としての機能を弱めている。もっとも、観光客などの車で今なお交通量は多い。そのほか、国道138号や各有料道路が走っている。行楽期には全山で渋滞が見られる。

2007年、「箱根火山」として日本の地質百選に選定され、2012年9月には箱根ジオパークとして日本ジオパーク認定を受けた。

早雲山(そううんざん)神山(かみやま)小塚山(こづかやま)大涌谷(おおわくだに)中央火口丘(ちゅうおうかこうきゅう)台ヶ岳(だいがたけ)すすき草原三国山(みくにやま)湖尻峠(こじりとうげ)湖尻(こじり)長尾峠(ながおとうげ)丸岳(まるだけ)古期外輪山(こきがいりんざん)乙女峠(おとめとうげ)長尾山(ながおやま)金時山(きんときやま)矢倉沢峠(やぐらさわとうげ)仙石原(せんごくはら)
矢倉沢峠付近から見た箱根山カルデラの山々。湖尻の先に芦ノ湖が広がる。(2013年3月撮影)

箱根駒ケ岳から芦ノ湖の全貌を望む

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火山活動

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中央火口丘と芦ノ湖。中央左が神山、その右が駒ケ岳(頂上に建物)。右が上二子山。

研究史

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箱根火山群に関しては久野久による古典的な研究が知られる[5]。久野は2回のカルデラ形成期を挟む3回の山体形成期で形成された複成火山であると考えた[5]。そして活動期を、古い方から順番に「古期外輪山」「新期外輪山」「中央火口丘」の3つに大別した[9]。これらの過程は第1期、第2期、第3期に分けられた[2]。

古期外輪山
第1期の活動は約40万年前に始まり、溶岩や火山の噴石の噴出が繰り返され、標高2,700mにも達する富士山型の成層火山が形成された[2](古箱根火山)。その後、約25万年前から約18万年前にかけて数回にわたり大規模な軽石の噴出が起こり、空洞化した地下が陥没して大きなカルデラが誕生した[2]。
新期外輪山
カルデラ誕生後の2万6千年間ほどは穏やかな活動を続けていたが、約13万年前から再び火山活動が活発になり、カルデラ内に小型の楯状火山ができた。約5万2000年前、この楯状火山が破局噴火を起こし、再び陥没して東部から南部に半月形に取り残されたのが浅間山、鷹巣山、屏風山などの「新期外輪山」である。この噴火で西は富士川から東は現在の横浜市郊外にまで約50億立方メートルの火砕流で覆われた[10]。この火砕流で堆積した火砕物は東京軽石[11]や箱根東京軽石と呼ばれている。
中央火口丘
約5万年前になるとカルデラ内で再び火山活動が始まり、先神山(pre-Kamiyama)が形成された。先神山の活動は、「噴煙柱を形成しながら軽石の噴出」「類質岩片を多く噴出」「先神山の一部を崩壊させ早川泥流CC2形成」と変遷した。その後は粘性の高い溶岩の大規模な流出に伴う「溶岩ドームの形成と溶岩ドーム崩壊型火砕流」の様式に変化し、中央火口丘群を形成していった[12]。

久野の提唱した火山体発達史は大枠では追認されてきたが、その後の地質調査からカルデラ形成前の山体(旧山体)の形状やカルデラ形成モデルについては久野の考えはほとんど否定されるに至っている[5]。上述のように箱根火山群は一つの成層火山が陥没して形成されたとみられてきたが、その後の研究では複数の成層火山の活動で形成されたとする説が有力になっている[13]。

箱根火山群の発達史については5つのステージに分ける説が提唱されている[5]。

  • 第1ステージ(24万年前まで) - 複数の成層火山群の形成(現在の外輪山の山体主要部の形成)[5]。
  • 第2ステージ(24万年前から13万年前) - 中央部でのカルデラ形成を伴う大規模な軽石流噴火[5]。外輪山北西及び南東斜面上での玄武岩質~デイサイト質の単成火山群の形成[5]。
  • 第3ステージ(13万年前から8万年前) - 第2ステージで形成されたカルデラ内での溶岩流及び溶岩ドームの噴出(前期中央火口丘群の形成)と爆発的な噴火の繰り返し[5]
  • 第4ステージ(8万年前から3.7万年前) - 主に軽石を噴出するプリニー式噴火及び軽石流の噴出(2回目のカルデラ形成)[5]
  • 第5ステージ(3.7万年前から現在) - 安山岩質の溶岩ドーム及び溶岩流の噴出(後期中央火口丘群の形成)[5]。

最近1万年間の活動

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最近1万年間の活動は、カルデラ内の後期中央火口丘群に限られている。この時期の活動の特徴はマグマ噴火は溶岩または溶岩ドームの形成と、溶岩ドーム崩壊型(ブロックアンドアッシュフロー型)火砕流の発生とされている[12]。

過去1万年の間にマグマ噴火が3回発生している[3]。

  • 約8000年前の神山山頂付近
  • 約5700年前の二子山溶岩ドーム
  • 約3200年前の神山。神山の北側が山体崩壊、冠ヶ岳を形成。

一方、水蒸気噴火は13世紀までに6回発生している[3]。特に約3000年前の水蒸気噴火では岩屑なだれが発生して芦ノ湖が誕生した[3]。

2015年には小規模水蒸気噴火が起きている[3]。まず、2015年5月6日、活動が活発化し、気象庁は噴火警戒レベルを1(当時呼称、平常。現、活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引上げた[14]。更に6月30日には、ごく小規模な噴火が起きたとして、噴火警戒レベルを3(入山規制)に引き上げ[14]、箱根町は大涌谷周辺半径1kmに避難指示を出した[15]。その後活動は収束に向かい、同年11月20日には噴火警戒レベルが1に引き下げられている。

大涌谷園地

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箱根山の神山の北側には大涌谷園地があり、園地内には約600mの周回ルートの園路「大涌谷自然研究路」が整備されている[16]。

2015年5月6日に噴火警戒レベルが2に引き上げられたため大涌谷園地への立ち入りが規制された[16]。その後、噴火警戒レベルが引き下げられ、大涌谷園地の一部再開に至ることもあったが、大涌谷自然研究路は安全対策施設が整備されるまで立入り規制が継続された[16]。

気象

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1000m級の山が連なる箱根地域は全体的に山岳的気象を示している。特徴としては、雨が多く天気の変化が激しい。梅雨時には南西の風が強く、6~7月には霧が出やすい。9月の長雨時期にもかなり多量の雨が降る。[17]

動植物

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動物は小動物や鳥類、昆虫類が多い。大観山近辺ではニホンザルの姿が確認されている。そのほかにはイノシシやノウサギ、イタチなどが見られる。キツネやタヌキなどはめったに見ない。また、鳥類は200種類以上が確認されている。温暖で雨が多いため植物の種類は豊富。シダ植物以上の高等植物は1800種類以上が確認されている。[17]

主な山

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箱根山の地形図 ※表示環境によっては文字がずれることがあります
金時山より中央火口丘を望む
奥から神山・大涌谷・台ヶ岳・仙石、右に芦ノ湖。
金時山。富士山の眺望を求めて多くの登山客が訪れる。
明星ヶ岳からの明神ヶ岳。明星ヶ岳は登山客も少なく静かな山歩きができる。

箱根ジオミュージアムの「箱根火山の地形」においても後期中央火山丘、前期中央火口丘、外輪山としている[6]。1950年代に久野久が提示した説では中央火口丘、新期外輪山、古期外輪山とされ[4]、前期中央火口丘が久野の説の新期外輪山にほぼ相当するとされる[18]。

  • 後期中央火口丘(中央火口丘)
    • 冠ヶ岳(1409m)
    • 神山(1438m) - 箱根山最高峰。山全体が樹木に覆われ展望はないが、箱根の手付かずの緑を堪能することができる。[17]
    • 駒ヶ岳(1356m) - 駒ヶ岳は神山の隣にそびえる山。山頂部分は岩が露出し、草に覆われている。展望が良く、山頂までロープウェイが利用できるため登山者は多い。[17]
    • 上二子山(1099m[13])
    • 下二子山(1065m[13])
    • 早雲山(1153m)
  • 前期中央火口丘(新期外輪山)
  • 外輪山(古期外輪山)
    • 白銀山(993m)
    • 大観山(1011m) - 東麓に航空路監視レーダー
    • 三国山(1102m)
    • 丸岳(1156m)
    • 金時山(1212m[19][* 4]) - 金太郎伝説と山頂の茶店、山頂から眺める富士山の展望が特徴[17]。
    • 明神ヶ岳(1169m) - 山頂は広くなだらか。富士山や金時山などの眺めが良い[17]。
    • 明星ヶ岳(924m) - 中腹で毎年8月に大文字焼きが行われることで有名。山頂は稜線上にあるが展望は良くない。[17]
    • 塔ノ峰(566m)

箱根山北部の金時山から足柄峠に至るあたりは足柄山(あしがらやま)とも呼ばれ、金太郎の生地として知られている。足柄山は金時山の別名とされる場合もある。

峠

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箱根山を舞台・背景とした作品

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※発表年順

映画
音楽

脚注

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注釈

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  1. ↑ 古期外輪山、新期外輪山、中央火口丘の3つの区分を紹介する資料にも中央火口丘の数を7つ[2]とするものと8つ[4]とするものがある。
  2. ↑ 後述のように箱根ジオミュージアムの「箱根火山の地形」でも後期中央火口丘、前期中央火口丘、外輪山に区分している[6]。
  3. ↑ 東海道についての詳細は別項「箱根峠」を参照のこと。
  4. ↑ GNSS測量等の点検・補正調査による2014年4月1日の国土地理院『日本の山岳標高一覧-1003山-』における改定値。なお、旧版での標高は1,213m。

出典

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  1. 1 2 3 4 5 “座談会 箱根火山 噴火の新しいメカニズムをさぐる Web版 有鄰 第489号”. 有隣堂. 2026年9月13日閲覧。
  2. 1 2 3 4 5 6 7 神奈川県土木部砂防課「箱根山」『砂防学会誌』第44巻第3号、砂防学会、1991年、39-42頁、doi:10.11475/sabo1973.44.3_39。
  3. 1 2 3 4 5 堀内雅生、小寺浩二「箱根山の火山活動と周辺河川・降水の水質について」『陸水物理学会誌』第2巻、2020年、15-24頁、doi:10.34502/physhydro.2.1_15。
  4. 1 2 “座談会 箱根温泉と湯治 (1) Web版 有鄰 第382号”. 有隣堂. 2026年9月13日閲覧。
  5. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 萬年一剛「箱根火山群,強羅付近の後カルデラ地質発達史」第120巻第4号、地質学雑誌、2014年、doi:10.5575/geosoc.2014.0007。
  6. 1 2 “箱根火山の地形”. 箱根ジオミュージアム. 2026年9月13日閲覧。
  7. ↑ 出典:箱根温泉の成因 - 温泉地学研究所
  8. ↑ “火山防災のために監視・観測体制の充実等の必要がある火山”. 気象庁. 2016年2月25日閲覧。
  9. ↑ 平田由紀子:箱根火山新期軽石流期の TPf1(東京軽石流)について 日本火山学会講演予稿集 1990(1), p.75-, 1990-04-05, NAID 110002999666, doi:10.18940/vsj.1990.1.0_75
  10. ↑ 伊豆東部火山群の時代(24)箱根火山最大の噴火 小山真人、伊豆の大地の物語(64), 伊豆新聞連載記事(2008年11月16日)
  11. ↑ 中村俊夫、岡重文、坂本亨、東京軽石流堆積物中の炭化木片の加速器質量分析計による放射性炭素年代 地質学雑誌 1992年 98巻 9号 p.905-908, doi:10.5575/geosoc.98.905
  12. 1 2 小林淳:箱根火山の最近5万年間のテフラ層序と噴火史 第四紀研究 1999年 38巻 4号 p.327-343, doi:10.4116/jaqua.38.327
  13. 1 2 3 “箱根四季だより Vol.92 2021年春号”. 箱根ビジターセンター. p. 4. 2026年9月11日閲覧。
  14. 1 2 箱根山の活動状況 気象庁
  15. ↑ 箱根町周辺の火山・地震活動 箱根町
  16. 1 2 3 坂口修二. “大涌谷自然研究路における噴石シェルター整備工事について”. 神奈川県自然環境保全センター報告 第16号(2020). 2022年1月29日閲覧。
  17. 1 2 3 4 5 6 7 登山ルート・山旅スポット. “箱根の山々・自然を知って登山を楽しむ・箱根アクセス情報”. 山旅旅. 2020年10月8日閲覧。
  18. ↑ 高橋正樹、長井雅史. “箱根火山前期・後期中央火口丘の形成史と丹那・平山活断層系”. 大気水圏科学セクション. 2026年9月13日閲覧。
  19. ↑ “標高値を改定する山岳一覧 資料2” (PDF). 国土地理院. 2014年3月26日閲覧.

関連項目

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外部リンク

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