相鉄・JR直通線

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神奈川東部方面線 > 相鉄・JR直通線
相模鉄道 相鉄・JR直通線
■ ■ ■
相鉄・JR直通線で使用される 相鉄12000系とJR東日本E233系7000番台 (2019年10月19日、川越車両センター)
相鉄・JR直通線で使用される
相鉄12000系JR東日本E233系7000番台
(2019年10月19日、川越車両センター
基本情報
日本の旗 日本
所在地 東京都神奈川県
起点 新宿駅
終点 海老名駅
駅数 18駅
経由路線 JR東日本区間:山手線山手貨物線)、東海道本線品鶴線東海道貨物線)、武蔵野線(武蔵野南線)
相模鉄道区間:相鉄新横浜線本線
路線記号 JA(新宿駅 - 大崎駅間)
JS(大崎駅 - 武蔵小杉駅間)
SO(羽沢横浜国大駅 - 海老名駅間)
開業 2019年11月30日
運営者 相模鉄道(相鉄)
東日本旅客鉄道(JR東日本)
車両基地 川越車両センター(JR東日本車)、かしわ台車両センター(相鉄車)
路線諸元
路線距離 57.0 km
軌間 1,067 mm
線路数 複線
電化方式 直流1,500 V 架空電車線方式
閉塞方式 自動閉塞式
保安装置 ATS-P
最高速度 120 km/h
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相鉄・JR直通線(そうてつ・ジェイアールちょくつうせん)は、鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)が整備主体として建設中の神奈川東部方面線のうち、相鉄本線西谷駅から東海道貨物線横浜羽沢駅付近までの区間に連絡線を建設する事業の計画名である[1][2]。通称SJ線[3]

この区間は2019年令和元年)11月30日相鉄新横浜線(西谷駅 - 羽沢横浜国大駅)として開業し、開業後は相模鉄道本線相鉄新横浜線東日本旅客鉄道(JR東日本)の東海道本線東海道貨物線品鶴線)・山手線山手貨物線)を相互直通運転する運転系統の通称として用いられている[4][5]。ただし、旅客案内上はJR側は相鉄線直通[6][7][8]、相模鉄道側はJR直通線[9][10]として案内されることが多い(詳細は後述)。

概要

相鉄・JR直通線の構成区間
KBHFa
19.8 SO18 海老名駅
相鉄本線
BHF
12.6 SO14 大和駅
LSTR
STRq STRq ABZg+r
相鉄:いずみ野線
BHF
5.7 SO10 二俣川駅
LSTR
BHF+GRZq
2.1 SO08 西谷駅
STRq STRq ABZgr
相鉄:本線
相鉄:相鉄新横浜線
STRq STR+r tSTR
JR東東海道貨物線
STR tBHF+GRZq
0.0
37.2
SO51 羽沢横浜国大駅
BST tSTRe@g
横浜羽沢駅
KRWg+l
tSTRa@f extSTRl extSTRq
相鉄:相鉄新横浜線(相鉄・東急直通線)
JR東:東海道貨物線
STRq
STR+r
JR東:東海道本線京浜東北線
横須賀線湘南新宿ライン
STRq ABZg+r STR
JR東:高島線
LSTR LSTR
鶴見駅経由)
STRq ABZgr STR
JR東:東海道貨物線
STRq KRZo ABZgr
JR東:東海道本線(上野東京ライン)・
京浜東北線
STR+l KRZu STRr
JR東:横須賀線(品鶴線
STR
JR東:武蔵野線(武蔵野南線)
KRZo ABZg+r
JR東:南武線(尻手短絡線)
STR BST
新鶴見信号場
HST STR
新川崎駅
KRWg+l KRWgr
tSTRa@g
JR東:品鶴線
STR2
tSTRq
JR東:武蔵野線(武蔵野南線)
STRc1 BHF+4
20.6 JS 15 武蔵小杉駅
BHF
14.2 JS 16 西大井駅
STR+l ABZgr
大崎支線
KRZu STRr
JR東:横須賀・総武快速線(品鶴線)
ABZg+r
TWRりんかい線
BHF
8.6 JS 17 / JA 08 大崎駅
JR東:山手貨物線
BHF
5.0 JA 09 恵比寿駅
BHF
3.4 JA 10 渋谷駅
BHF
0.0 JA 11 新宿駅
LSTR
JR東:埼京線川越線へ一部直通運転
HST
川越駅

相模鉄道の「都心直通プロジェクト[11]として、相鉄線と東京都心を直通する運転系統である。

鉄道・運輸機構を整備主体として西谷駅 - 羽沢横浜国大駅間に連絡線を整備し、相鉄とJR東日本が相互直通運転を実施する。相鉄とJR東日本の境界駅は羽沢横浜国大駅で、同駅は2社による共同使用駅となり、駅施設は相鉄が管理する。

運行区間は基本的に新宿駅 - 海老名駅間であるが、朝の一部時間帯は新宿駅からさらに埼京線大宮駅方面と直通し、最長で川越線川越駅まで乗り入れる。

武蔵小杉駅 - 羽沢横浜国大駅間はJR東日本の料金不要の通勤列車が定期列車として運行するのは初の区間となる[注 1]

なお、羽沢横浜国大 - 大崎間の列車種別は、埼京線内・相鉄線内の停車駅に関わらず全て「各駅停車」と表示されており、赤羽以北で通過運転を行う埼京線直通列車は大崎発車時点で「快速」または「通勤快速」に列車種別を変更する(後節参照)。

本直通運転の開始にともない、初めて東京都区内に相鉄の車両が乗り入れるようになった。また、JR東日本の通勤列車が、東京メトロ以外の首都圏大手私鉄の通勤列車と、他の鉄道会社の路線を介さず直通運転する事例は史上初めてとなる[注 2][注 3]

また、新宿駅 - 海老名駅間は小田急小田原線も走っており、相鉄・JR直通線の競争相手となっている。

旅客案内上の運転系統名

旅客案内上の運転系統名としては「相鉄・JR直通線」を用いる[12]とされたが、開業時点では 新宿駅 - 海老名駅間の全区間で旅客案内が統一されているわけではなく、様々な呼称がなされている。一例として、JR東日本ホームページの駅情報では、新宿駅 - 羽沢横浜国大駅間の所属路線を「相鉄線直通」として扱っている[6][13][14]。一方で武蔵小杉・西大井両駅の新宿方面自動放送では単に「埼京線」と案内される。

JR線区間の列車運行情報では「相鉄線直通列車」として案内がなされている[注 4][15]。また、東急電鉄では、振替輸送の対象区間において、相鉄・JR直通線のJR東日本管轄区間の路線名を「相鉄線直通」として位置付けている[16]

大崎駅 - 羽沢横浜国大駅間は、埼京線の延伸区間とも湘南新宿ラインとも位置付けられていない[注 5]。下りは大崎までは相鉄線直通の埼京線と案内されており、大崎以南は単に「相鉄線直通」として案内されている。また、上りは大崎までは「埼京線直通」と案内されており、大崎以北は埼京線と案内されている[17][注 6]

相鉄線区間においては、羽沢横浜国大駅 - 海老名駅間を単に「相鉄線」と案内する例がある[9][18]一方、相鉄グループのサイトにおいて、羽沢横浜国大駅 - 西谷駅を「JR直通線」、西谷駅 - 海老名駅を「相鉄本線」と区別する例も見られる[10]。羽沢横浜国大駅 - 西谷駅間の正式路線名は相鉄新横浜線であるが、2020年時点では同線新横浜駅が未開業であることから、相鉄新横浜線の路線名称の使用は極力避けられることになっている[12]。この他、「相鉄沿線災害時帰宅支援マップ」では、羽沢横浜国大駅 - 西谷駅を「相鉄・JR直通線」として記載がなされている[19]

列車の運行ルート

新宿駅から、湘南新宿ラインと同じルートで山手貨物線を走行して、渋谷駅大崎駅を経由し、蛇窪信号場品鶴線に入る。その後、新鶴見信号場を経由し、鶴見駅(貨物線にはホームがないため通過)から東海道貨物線に入り、京急花月総持寺駅付近で地下へ潜り、横浜羽沢駅の東京側で相鉄新横浜線に合流して羽沢横浜国大駅を経ると、西谷駅から相鉄本線に合流して海老名駅へ至る。

正式名称としては新宿駅から品川駅[注 7]までが山手線山手貨物線)、品川駅から羽沢横浜国大駅までが東海道本線(品川駅 - 鶴見駅[注 8]間は品鶴線〈横須賀線〉、鶴見駅 - 羽沢横浜国大駅間は東海道貨物線)、羽沢横浜国大駅から西谷駅までが相鉄新横浜線、西谷駅から海老名駅までが本線となる。

海老名駅 二俣川駅 西谷駅 羽沢横浜国大駅 鶴見駅 新鶴見信号場 大崎駅 新宿駅 池袋駅 赤羽駅 大宮駅 川越駅
旅客案内での名称 JR埼京線直通 埼京(・川越)線直通 埼京(・川越)線 川越線
(相鉄線) 相鉄線直通 埼京線 相鉄線直通 埼京・川越線 相鉄線直通
正式路線名 (相鉄)本線 相鉄新横浜線 東海道本線 山手線 赤羽線 東北本線 川越線
線路名称 東海道貨物線 品鶴線
[注 9]
品鶴線 山手貨物線 東北本線支線

品川・東京方面・上野東京ラインへの乗り入れの検討

相鉄では2013年(平成25年)12月より、今回の新宿方面への乗り入れとは別に東海道線品川駅以北・上野東京ラインを介した宇都宮線高崎線常磐線方面への乗り入れも検討していたが[20][21]、多方面へ向かう運行本数の確保が困難であるとのJR東日本側の理由により見送られている[22]。JR東日本では、開業時点では新宿方面への運行を基本としているものの、利用動向次第で運行を検討することに含みをもたせている[23][24]

歴史

  • 2000年平成12年)1月27日運輸政策審議会答申第18号において、神奈川東部方面線として二俣川 - 新横浜 - 大倉山間が位置づけられる。
  • 2004年(平成16年)9月:相鉄が西谷 - 羽沢間の新線建設と羽沢でのJR相互直通(相鉄・JR直通線)構想を公表[25]
  • 2006年(平成18年)
    • 2月3日:相鉄・JR直通線を神奈川東部方面線の一部とする方向で国、鉄道事業者、神奈川県、横浜市間の調整が進んでいることを、横浜市が市議会で公表[26]
    • 5月25日:相模鉄道が相鉄・JR直通線の都市鉄道等利便増進法に基づく営業構想の認定を国土交通省に申請する。
    • 6月9日:相鉄・JR直通線の営業構想および整備構想が認定される。
    • 11月21日:国土交通省が相鉄・JR直通線の速達性向上計画を認定する。
  • 2009年(平成21年)10月20日:相鉄・JR直通線の工事施工認可を国土交通省から受ける[27]
  • 2010年(平成22年)
    • 3月15日:西谷 - 羽沢間の都市計画決定(横浜国際港都建設計画都市高速鉄道第6号相鉄・JR直通線)。
    • 3月25日:相鉄・JR直通線の起工式が行われる[28]
  • 2013年(平成25年)4月23日:鉄道建設・運輸施設整備支援機構が相鉄・JR直通線の開業時期の延期(2018年度内開業)を発表[29][30]
  • 2016年(平成28年)8月26日:相鉄・JR直通線を2019年度下期へ開業時期の再延期を発表[31][32]
  • 2018年(平成30年):JR直通計画の路線に埼京線・川越線が新たに追加されていることが明らかとなった。
  • 2019年(平成31年・令和元年)
    • 3月28日:レール締結式を開催[33]。相鉄・JR直通線の開業日を発表[34]
    • 11月30日:開業[4][5]。相模鉄道の車両が営業運転で初めて東京都内に、JR埼京線・川越線の車両が営業運転で初めて神奈川県内に入線した。
  • 2020年(令和2年)5月29日30日:渋谷駅の埼京線ホーム改良工事に伴い、相鉄線直通列車が新宿 - 大崎間で運休となる。工事期間中は、大崎駅発着に変更された。
  • 2021年(令和3年)
    • 3月13日:開業後初となるダイヤ改正を実施。日中の直通列車は相鉄線内各駅停車となる。朝時間帯における新宿駅以北に直通する列車が微増したほか、一部列車で行先の変更が行われた。
    • 10月23日10月24日:渋谷駅の山手線ホーム改良工事に伴い、相鉄線直通列車が池袋駅まで延長運転される。

運行形態

2021年3月13日ダイヤ改正時点での相鉄・JR直通線の運行形態を以下に示す。

列車種別

相鉄・JR直通線の列車種別で停車駅の区別があるのは相鉄側(羽沢横浜国大駅 - 海老名駅間)のみである。JR東日本側は埼京線新宿駅以北ならびに川越線に直通する列車の一部で、埼京線内を快速および通勤快速として運行するものがあるが、新宿駅 - 羽沢横浜国大駅間では走行する線路にホームがある駅すべてに停車し、大崎駅 - 羽沢横浜国大駅間では該当列車を含めた全列車が「各駅停車」として案内される[注 10]

特急
相鉄線内で速達運転を行う種別。西谷駅 - 海老名駅間では、途中、二俣川駅大和駅のみ停車する。
各停
相鉄線内で各駅に停車する種別。

運行ダイヤ

新宿駅 - 羽沢横浜国大駅 - 海老名駅間の往復運行が基本となり、ほぼ全ての列車が全区間での運転となるが、土休日1本のみ大和行きが設定されている。46往復が運行され、このうち朝時間帯の平日下り7本、同上り8本、土休日上下6本ずつが埼京線の新宿駅以北に直通する列車となっており、池袋駅(平日で着のみ)・武蔵浦和駅大宮駅・川越線指扇駅(発のみ)・川越駅発着が設定されている[注 11]。このうち平日朝ラッシュ時間帯、新たに池袋行きが3本運転され、1本が改正前赤羽行きを、2本が新宿行きをそれぞれ池袋行きに変更した[36]。なお、埼京線内は川越駅発着の列車のみ平日は通勤快速、土休日は快速で運転される。本来は基本的に新宿駅の2番線及び17時以降は3番線で折り返すことになっているが、JR車の運用の都合や、朝時間帯は折り返し時間の確保が困難なため、埼京線新宿駅以北・川越線に直通を行っている[37]。なお、新宿駅 - 大崎駅間は埼京線と案内されているが、列車番号については新宿駅で切り替えられる[注 12]。異常時の直通運転中止時には、相鉄は羽沢横浜国大駅 - 西谷駅間の折り返し列車を基本的に運行させ、JRも場合によるが羽沢横浜国大駅からJR線方面へ折り返す列車を設定することを想定しているという[38]

平日朝時間帯に関しては1時間に最大4本運行され、上りはすべて特急となり、直通による速達性を確保している[39]。日中は1時間に2本の運行となり、相鉄線内各停として運転されている。夜間は下り終電及び平日20時台上り3本及び土休日上り1本を除き、相鉄線内は特急として運行する。

運行ルートとして山手貨物線・品鶴線・東海道貨物線を通る関係上、貨物列車を運行するJR貨物との調整が必要となり、朝時間帯はパターンダイヤとなっていない[39]。日中については貨物列車が運行する点以外にも、武蔵小杉駅から新宿・東京方面の本数が過剰となることを考慮して[注 13]、1時間に2本となった[40]。また、前述の通り、当面の間品川・東京方面に直通しないことから、武蔵小杉駅で横須賀線・成田エクスプレスに乗り換える客が想定されるため、同駅のホームの滞留防止策としてラッシュ時は新宿方面の列車を連続させないようにダイヤを設定し、また武蔵小杉駅の混雑防止の観点から、乗り換えは西大井駅でも可能なことを案内するとされている[37]

この結果、現状のダイヤでは、平常運行時であれば、羽沢横浜国大・海老名方面行は、西大井駅・武蔵小杉駅で総武快速線・東京方面からの新川崎・横浜・鎌倉方面横須賀線に、大崎・新宿方面行は武蔵小杉駅・西大井駅で横浜・新川崎方面からの品川・東京・千葉方面横須賀・総武快速線に接続するダイヤとなった。

新宿駅発西大井駅・武蔵小杉駅方面への終電は、従来の湘南新宿ライン終電よりも遅くなり、大崎駅以北から横須賀線新川崎駅以南への深夜帯の利便性も改善した。

車両

直通列車には、相鉄線および埼京線で運用される車両のうち以下の2形式のみが充当される。

相模鉄道
12000系[41][42]
2019年度までに6編成が製造され、2019年4月20日より相鉄線内で既に営業運転を開始している。最大で4編成が直通列車で運用され、残る2編成は予備または相鉄線内での運用となる。
同系は、直通運転開始時点では、新宿駅 - 海老名駅間のみの運行であった[4]が、2021年3月15日以降は平日のみ埼京線池袋駅まで乗り入れている[43]。また、代走などや回送列車での埼京線板橋駅電留線入線[43]を除き、通常ダイヤでは埼京線池袋駅以北および川越線内には乗り入れない[注 14]
当初は11000系ATACSの取り付けなどの直通対応改造を行う計画[44][45]であったが、保安装置の改造コスト等の理由から、11000系の対応工事計画を中止し、JR東日本への直通は12000系のみで行うことになった[46]
JR東日本
E233系7000番台
相鉄線への直通に向けて増備を実施した(2019年に10両編成7本増備)ほか、既存編成には直通対応工事を行った。相鉄線直通には最大で平日は7編成、土休日は6編成が運用され、土休日については全ての編成が朝時間帯の新宿以北との直通列車で編成が差し替えられる。平日については、土休日同様に朝時間帯に差し替えが行われるが、相鉄線内出庫1本については、折り返しで再度相鉄線内に再入線を行う。その後、新宿駅 - 海老名駅を2往復され、JR線内の車庫に入庫する運用となり、差し替えが完了する。

女性専用車

平日の朝ラッシュ時間帯に、10両編成のうち、最も海老名寄りの1両(10号車)が女性専用車に設定されている[47]

設定列車・区間
  • 朝ラッシュ時間帯の7時20分から9時30分までに埼京線大崎駅へ到着する新宿方面行JR線直通列車の海老名駅→大崎駅間(※海老名駅6時31分 - 8時31分発)
  • 朝ラッシュ時間帯の7時30分から9時40分までに埼京線新宿駅を出発する海老名方面行相鉄線直通列車の各始発駅→大崎駅間

なお、新宿行の終電は新宿着が23時を過ぎるため埼京線内では深夜の実施時間帯に入るが、相鉄線からの直通列車に限り全区間対象外となっている。

駅一覧

  • 特定都区市内制度適用範囲の駅 : 東京山手線内=東京都区内、=横浜市内
  • 累計営業キロ
    • 新宿駅 - 羽沢横浜国大駅間は新宿駅からの営業キロ、羽沢横浜国大駅 - 海老名駅間は羽沢横浜国大駅からの営業キロ
    • ( ) 内は品川駅・大井町駅経由の営業キロ。運賃計算に用いる営業キロについては#運賃計算・乗車制度を参照
  • 停車駅
    • 各駅停車及び埼京線内の快速・通勤快速は表の全ての駅に停車する。
    • 「特急」=相模鉄道内を特急列車として運転する列車:●=停車駅、|=通過駅
  • 東日本旅客鉄道・京王電鉄および東急電鉄の路線名は運転系統上の名称(正式路線名とは異なる)。駅名が異なる場合は⇒印で駅名を記す。
  • 貨物関連については「品鶴線」および「東海道貨物線」を参照。
運行事業者 正式路線名 走行線路 駅番号 駅名 駅間
営業
キロ
累計
営業
キロ
特急 接続路線 所在地
東日本旅客鉄道 直通先 一部の列車はJA 埼京線川越線経由で川越駅まで直通運転
山手線 山手貨物線 JA 11 新宿駅 - 0.0 埼京線内は各駅に停車 東日本旅客鉄道JC 中央線(快速)(JC 05)・JB 中央・総武線(各駅停車)(JB 10)・JY 山手線 (JY 17)・JA 埼京線〈池袋・大宮・川越方面〉 (JA 11)(一部直通運転:上記参照)・JS 湘南新宿ライン〈大宮・宇都宮高崎方面〉 (JS 20)[* 1]
京王電鉄KO 京王線京王新線 (KO01)
小田急電鉄OH 小田原線 (OH01)
東京地下鉄M 丸ノ内線 (M-08)
都営地下鉄S 新宿線 (S-01)
都営地下鉄:E 大江戸線 ⇒新宿駅 (E-27)・新宿西口駅 (E-01)
西武鉄道SS 新宿線西武新宿駅 (SS01)
東京都 新宿区
JA 10 渋谷駅 3.4 3.4 東日本旅客鉄道:JY 山手線 (JY 20)・JS 湘南新宿ライン (JS 19)[* 1]
東急電鉄TY 東横線 (TY01)・DT 田園都市線 (DT01)
京王電鉄:IN 井の頭線 (IN01)
東京地下鉄:G 銀座線 (G-01)・Z 半蔵門線 (Z-01)・F 副都心線 (F-16)
渋谷区
JA 09 恵比寿駅 1.6 5.0 東日本旅客鉄道:JY 山手線 (JY 21)・JS 湘南新宿ライン (JS 18)[* 1]
東京地下鉄:H 日比谷線 (H-02)
JA 08
JS 17
大崎駅 3.6 8.6 東日本旅客鉄道:JY 山手線 (JY 24)[* 2]JS 湘南新宿ライン (JS 17)[* 1]
東京臨海高速鉄道R りんかい線 (R 08)
品川区
東海道本線 品鶴線[* 3] JS 16 西大井駅 5.6
 [* 4]
14.2
 [* 4]
東日本旅客鉄道:JO 横須賀線・総武線(快速)品川東京千葉方面〉(JO 16)[* 5]JS 湘南新宿ライン (JS 16)[* 1]
JS 15 武蔵小杉駅 6.4 20.6 東日本旅客鉄道:JO 横須賀線・総武線(快速)〈横浜逗子久里浜方面〉(JO 15)[* 5][* 6]JS 湘南新宿ライン〈横浜・鎌倉小田原方面〉(JS 15)[* 1][* 6]JN 南武線 (JN 07)
東急電鉄:TY 東横線 (TY11)・MG 目黒線 (MG11)
神奈川県 川崎市
中原区
東海道貨物線[* 7] SO51 羽沢横浜国大駅 16.6
[* 8]
37.2
(34.3)
[* 8]
  横浜市 神奈川区
相模鉄道 相鉄新横浜線 0.0
SO08 西谷駅 2.1 2.1 相模鉄道SO 本線星川・横浜方面〉 保土ケ谷区
本線
SO09 鶴ヶ峰駅 1.6 3.7   旭区
SO10 二俣川駅 2.0 5.7 相模鉄道:SO いずみ野線
SO11 希望ヶ丘駅 1.7 7.4  
SO12 三ツ境駅 1.4 8.8   瀬谷区
SO13 瀬谷駅 1.9 10.7  
SO14 大和駅 1.9 12.6 小田急電鉄OE 江ノ島線 (OE05) 大和市
SO15 相模大塚駅 1.9 14.5  
SO16 さがみ野駅 1.2 15.7   海老名市
SO17 かしわ台駅 1.3 17.0  
SO18 海老名駅 2.8 19.8 東日本旅客鉄道:相模線
小田急電鉄:OH 小田原線 (OH32)
  1. ^ a b c d e f 湘南新宿ラインは新宿駅 - 武蔵小杉駅間で相鉄・JR直通線と線路を共用し、大崎駅 - 武蔵小杉駅の駅ナンバリングも両運転系統で共通化する。
  2. ^ 品川 - 大崎 - 西大井には区間外乗車の特例が設けられているため、品川 - 大崎の重複乗車が認められる。
  3. ^ 大崎駅 - 鶴見駅間
  4. ^ a b 大崎駅 - 西大井駅間は、運賃計算上、品川駅経由扱い
  5. ^ a b 横須賀・総武快速線は西大井駅 - 武蔵小杉駅間で相鉄・JR直通線と線路を共用する。
  6. ^ a b 羽沢横浜国大 - 武蔵小杉 - 新川崎・横浜には区間外乗車の特例が設定されており、鶴見・新川崎 - 武蔵小杉の重複乗車が認められる。
  7. ^ 鶴見駅 - 羽沢横浜国大駅間
  8. ^ a b 武蔵小杉駅 - 羽沢横浜国大駅間は運賃計算上、鶴見駅を経由する。同区間には新川崎駅と鶴見駅があるが、経由する線路にホームがないため通過する。

運賃計算・乗車制度

大崎駅 - 西大井駅間は大崎支線を経由するが、大崎支線は営業路線ではないため、運賃計算上は品川駅を経由したものとして取り扱う。また、品川駅 - 鶴見駅間は経路特定区間に指定されていることから、運賃計算上では距離が短い大井町駅川崎駅経由で計算する(旅客営業規則第69条)。これらの扱いにより、大崎駅 - 鶴見駅 - 羽沢横浜国大駅間の運賃計算は品川駅・大井町駅を経由した距離で計算することになる。

羽沢横浜国大駅発着のJR乗車券の取り扱い

2019年11月30日以降に旅客営業規則等で定められる羽沢横浜国大駅発着(相鉄に直通する場合を含む)のJR乗車券の乗車制度の特例は次のものがある。これは羽沢横浜国大駅は鶴見駅から分岐する位置にあるが、運行経路の都合で武蔵小杉駅方面からしか羽沢横浜国大駅に向かうことができないため、鶴見駅 - 武蔵小杉駅間の折り返し乗車を有効とするための措置である。

横浜市内発着の乗車券に対する特例

横浜市内発着の乗車券は、鶴見駅 - 武蔵小杉駅間で途中下車しない限り、同駅間を乗車できる[48]

  • (例)名古屋駅(名古屋市内) - 【東海道本線】 - 横浜駅 - 【横須賀線・湘南新宿ライン】 - 武蔵小杉駅 - 【相鉄・JR直通線】 - 羽沢横浜国大駅(横浜市内)

本特例は武蔵小杉駅を経由することを事実上「外を経て」いないものとみなすものである。なお、同様の特例は「大阪市内」にも設定されており、こちらは一筆書きとなるため単駅指定での途中下車も可能となるが、本特例は折り返し乗車となるため途中下車可能な乗車券の購入は不可となる。

特定の分岐区間に対する区間外乗車の特例

以下の特例が新たに設定され、カッコ内に指定された区間の区間外乗車が可能となる[49]

  • 横浜駅以遠(保土ケ谷駅または桜木町駅方面)の各駅と羽沢横浜国大駅との各駅相互間(鶴見駅・武蔵小杉駅間)
    • (例)桜木町駅 - 【根岸線・横浜線】 - 横浜駅 - 【横須賀線・湘南新宿ライン】 - 武蔵小杉駅 - 【相鉄・JR直通線】 - 羽沢横浜国大駅
  • 新川崎駅と羽沢横浜国大駅間との各駅相互間(新川崎駅・武蔵小杉駅間)
    • (例)新川崎駅 - 【横須賀線・湘南新宿ライン】 - 武蔵小杉駅 - 【相鉄・JR直通線】 - 羽沢横浜国大駅
  • 鶴見駅、新子安駅東神奈川駅または川崎駅以遠(蒲田駅または尻手駅方面)、国道駅以遠(鶴見小野駅方面)もしくは大口駅以遠(菊名駅方面)の各駅と羽沢横浜国大駅との各駅相互間(鶴見駅・横浜駅間、新子安駅・横浜駅間、東神奈川駅・横浜駅間、鶴見駅・武蔵小杉駅間)
    • (例)国道駅 - 【鶴見線】 - 鶴見駅 - 【京浜東北線】 - 横浜駅 - 【横須賀線・湘南新宿ライン】 - 武蔵小杉駅 - 【相鉄・JR直通線】 - 羽沢横浜国大駅

そのため、羽沢横浜国大駅の隣駅であるにもかかわらず、羽沢横浜国大駅 - 武蔵小杉駅の運賃(310円)よりも、相鉄・JR直通線のルートから外れている羽沢横浜国大駅 - 鶴見駅・国道駅までの運賃(170円)のほうが安いというねじれが発生している[50]

連絡定期券利用時の取り扱い

出典:[4][5]

相鉄とJR東日本の横浜駅乗り換えの連絡定期券を所持している旅客が直通線を利用した場合は、西谷駅 - 羽沢横浜国大駅 - 鶴見駅間の運賃が必要となる。2020年春までは自動精算機または係員窓口での取り扱いとなるが、それ以降はIC定期券に限り自動改札機で自動精算される。逆に直通線経由の連絡定期券を所持している旅客が横浜駅を利用した場合は、西谷駅 - 横浜駅間もしくは横浜駅 - 鶴見駅間の運賃が必要となる。

開業時のトラブル

2019年11月30日の開業直後より、車内モニターで表示のトラブルが発生し、相鉄がニュースリリースで謝罪する事態が発生した[51]。また、相鉄とJRの境界駅である羽沢横浜国大駅では、同駅の自動改札機を通ったJRのフリーパス(休日おでかけパスなど)が他のJRの駅の自動改札機を通らなくなるといった事態も発生した。

脚注

注釈

  1. ^ ただし、この区間は特急列車湘南」がその実質的な前身であるホームライナー当時より通過しており、定期的な旅客列車の運行自体は以前から行われている。
  2. ^ 有料特急列車を含めると、JR湘南新宿ライン宇都宮線東武日光線鬼怒川線を直通運転する特急「日光」「きぬがわ」号の事例がある。
  3. ^ 東京メトロを介した事例としては東京メトロ千代田線を介したJR常磐線各駅停車小田急小田原線多摩線の直通運転がある。
  4. ^ 朝のみ運転される埼京線新宿駅以北や川越線区間も含めて「相鉄線直通列車 川越 - 羽沢横浜国大間」と案内されている。また、海老名行は「JR線から相鉄線方面行」、新宿・大宮・川越方面行は「相鉄線からJR線方面行」と案内されている。
  5. ^ 路線記号は湘南新宿ラインの「JS」を用いている。西大井駅・武蔵小杉駅の新宿方面ホーム上の案内では、湘南新宿ラインの枠内に内包される形で「埼京線直通」の小枠が設けられている。羽沢横浜国大方面ホームでは、湘南新宿ラインとは独立して「相鉄線直通」の枠が単独で設けられている。
  6. ^ 旅客案内に用いない名称として東海道貨物線があり、JR東日本のプレスリリースではこの名称が用いられている[4]
  7. ^ 大崎駅の構内扱いである短絡線(大崎支線)を経由するため、実際には品川駅を経由しない。
  8. ^ 鶴見駅は運賃計算上の分岐駅となっているが、ホームは設置されない。
  9. ^ 武蔵野線と重複
  10. ^ 埼京線内快速・通勤快速となる列車については、上り(大宮方面)は大崎駅、下り(相鉄線方面)は赤羽駅にて種別案内の切り替えを行う。なお、貨物線経由のため運行上は「列車」として扱われ、渋谷駅でも埼京線系統が「電車」と案内されるのに対して本系統は「列車」と案内される[35]
  11. ^ なお、川越駅まで直通する列車は、平日は下り1本と上り2本、土休日は上下1本ずつのみである。
  12. ^ 埼京線の列車番号の記号部分はS(通勤快速)・F(快速)・K(各駅停車)であるが、相鉄・JR直通線では全てMに統一されており、番号の付番方法も埼京線の始発駅の発車時刻の「時」+運用番号2桁ではなく、相鉄線類似の付番となる。
  13. ^ 武蔵小杉駅から新宿・東京方面へは横須賀線・湘南新宿ラインの列車が毎時各4本運行されている。
  14. ^ よって、同系は埼玉県内には基本的には入らない。また、りんかい線への乗り入れは代走でも行われない。

出典

  1. ^ 鉄道事業の旅客運賃(加算運賃)上限設定認可申請書”. 相模鉄道. 2019年11月12日閲覧。
  2. ^ 鉄道事業の旅客運賃上限変更認可申請書”. 相模鉄道. 2019年11月12日閲覧。
  3. ^ "最新技術を適材適所で採用し、着々と建設が進む神奈川の新・大動脈:神奈川東部方面線". JRTT. 2022年9月2日閲覧
  4. ^ a b c d e 2019年11月 ダイヤ改正について” (PDF). 東日本旅客鉄道 (2019年9月6日). 2019年9月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年9月7日閲覧。
  5. ^ a b c 相鉄・JR直通線開業 11月30日(日)ダイヤ改正について” (PDF). 相模鉄道 (2019年9月6日). 2019年9月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年9月7日閲覧。
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  7. ^ (JR線代表的駅構内図)大崎駅構内図1F”. 東日本旅客鉄道. 2021年2月10日閲覧。
  8. ^ 佐藤利夫「特集:東京近郊JR路線別ガイド ⑪埼京・川越・相鉄直通線」『鉄道ファン2021年3月号』第61巻第3号(通巻719号)、交友社、2021年3月1日、34 - 35頁。 
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  11. ^ 都心とつながる(都心直通プロジェクト)”. 相模鉄道. 2019年9月7日閲覧。
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  13. ^ 検索結果(相鉄線直通の駅):JR東日本”. www.jreast.co.jp. 2019年12月10日閲覧。
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  15. ^ 関東エリアの運行情報:JR東日本”. traininfo.jreast.co.jp. 2019年12月10日閲覧。
  16. ^ 振替輸送の対象区間と対象乗車券|東急電鉄”. www.tokyu.co.jp. 2020年5月8日閲覧。
  17. ^ JR東日本:駅構内図(西大井駅)”. JR東日本:東日本旅客鉄道株式会社. 2020年5月8日閲覧。
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  21. ^ 品川・東京方面への乗り入れ検討申し入れへ 神奈川東部方面線で横浜市長(神奈川新聞 2016年9月10日)
  22. ^ <相鉄・JR直通>品川・東京駅へ乗り入れ「困難」、2020年春までの開業は「確実」 - 新横浜新聞。2018年12月12日発信、2018年12月28日閲覧。
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  24. ^ <JRが見解>相鉄・JR直通線の東京方面乗り入れ、「開業後の利用状況を見極める」”. 新横浜新聞. 2020年6月1日閲覧。
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参考文献

  • 鶴通孝「S・J直結 2019.11.30」『鉄道ジャーナル』第638巻、成美堂出版、2019年12月、9-25頁。 

関連項目

外部リンク