相鉄いずみ野線

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相鉄 いずみ野線
相鉄いずみ野線で使用される10000系(2008年7月26日、ゆめが丘駅)
相鉄いずみ野線で使用される10000系
(2008年7月26日、ゆめが丘駅)
軌間 1067 mm
電圧 1500 V 架空電車線方式直流
最高速度 100 km/h
KHSTa
横浜駅
LSTR
本線
BHF
0.0 SO10 二俣川駅
STRq ABZrf
本線
TUNNEL1
hSTRq KRZh hSTRq
JR東海:東海道新幹線
BHF
1.6 SO31 南万騎が原駅
TUNNEL1
万騎が原トンネル
BHF
3.1 SO32 緑園都市駅
TUNNEL1
岡津トンネル
TUNNEL1
WBRÜCKE
阿久和川
TUNNEL1
給田トンネル
BHF
4.9 SO33 弥生台駅
TUNNEL1
和泉トンネル
BHF
6.0 SO34 いずみ野駅
WBRÜCKE
和泉川
BHF
8.2 SO35 いずみ中央駅
STR uSTRrg
ブルーライン
BHF utSTRa
9.3 SO36 ゆめが丘駅
STR utHST
下飯田駅
STR utSTRe
WBRÜCKE uWBRÜCKE
境川
tSTRa utSTRa
tSTR
STRq tKRZ
小田急:江ノ島線
11.3 SO37 湘南台駅
exLSTR
平塚市まで延伸計画

いずみ野線(いずみのせん)は、神奈川県横浜市旭区二俣川駅と神奈川県藤沢市湘南台駅を結ぶ、相模鉄道鉄道路線である。

なお、この路線は平塚市までの延伸免許が取得されているが、延伸開業の目処は立っていない(詳細は後述)。

概要[編集]

もともとはこの路線は神奈川東部方面線計画の一部分を構成する区間であり、このうち横浜市西部の区間が1970年代に整備されたのが始まりである。それと同時に沿線に大規模なニュータウンを造成することで建設資金の回収を期待した。

同じような成り立ちを持つ路線には東京急行電鉄田園都市線や古くは阪急電鉄宝塚線といったものがあり、本路線沿線も典型的な私鉄による街づくりの一例が垣間見られるものとなっている。また、当時相模鉄道が東京急行電鉄に敵対的買収を仕掛けられたことから、特に田園都市線に対しては対抗意識を持っていたという逸話がある。[要出典]

2013年以降の開発方針として、いずみ野線沿線地域(二俣川 - ゆめが丘)は豊かな自然環境や未利用地を活かして新しい街の開発を行うモデル地域に指定されている[1]

「職住分離」の一端を担うニュータウンアクセス交通に見られるように朝夕のラッシュ時とそれ以外の時間における利用客数の変動が激しいという特徴がある。また建設費償還のため加算運賃が設定されており相鉄本線と比べてやや高いものになっている。詳細は「相模鉄道#運賃」を参照のこと。

路線データ[編集]

  • 路線距離:11.3km
  • 軌間:1067mm
  • 駅数:8駅(両端の駅を含む)
  • 複線区間:全線
  • 電化区間:全線(直流1500V)
  • 最高速度:100km/h(南万騎が原→緑園都市間)
  • 保安装置:ATS-P

沿線風景[編集]

いずみ野線は横浜市西部の丘陵地帯を通過する。とはいっても地形に沿う形ではなく、掘割トンネル高架橋を多用して極力勾配を緩和している。また、踏切は一つもなく、軌道は50kg以上の重軌条でロングレールとして敷設されており、現在の認可最高速度は100km/hだが120km/h運転も可能な施設である。

二俣川 - いずみ野[編集]

二俣川駅を発車した列車は徐々に高度を上げながら相鉄本線を跨ぐとすぐに分かれていく。トンネルを抜け、東海道新幹線の高架をくぐると南万騎が原駅となる。南万騎が原を出るとすぐにトンネルに入る。このトンネル区間は当初掘割区間として開通したが、後に埋め戻されたという経緯がある。トンネルを抜けると高架橋になりすぐに緑園都市駅となる。いずみ野線の駅名にはいかにもニュータウンを思わせる駅名が多く、特に当駅周辺は開発が進んだ地区になっている。緑園都市を出ると再びトンネルに入る。高架橋で阿久和川を越え掘割区間に入ると弥生台駅である。掘割だが法面の傾斜は緩く「ソメイヨシノ」が植えられており、春には桜のトンネルの様相を呈す。弥生台を出るとすぐにトンネルに入り掘割の中のいずみ野駅となる。ここまでが第1期開業区間である。

いずみ野 - 湘南台[編集]

いずみ野を出ると高架橋の連続区間になる。和泉川を渡った列車はこの川に沿うように谷沿いを走る。辺りは畑や雑木林が広がっており、右手には丹沢山地箱根山や、天気が良いと大きく富士山が見える。長後街道を渡るとすぐに高架駅のいずみ中央駅に到着する。いずみ中央を出た列車は和泉川と分かれ再び丘陵地帯に入って行く。アーチ橋の一種、ニールセン・ローゼ橋で環状4号を跨ぐとゆめが丘駅である。近くに横浜市営地下鉄ブルーライン下飯田駅がある。ゆめが丘を出た列車はこのブルーラインと並走するようになり、境川を渡った直後に谷の斜面に突入する。そのままトンネルを走行し続けて、地下駅湘南台駅となる。

運行形態[編集]

列車種別と運行本数[編集]

いずみ野線を走る列車種別は従来は「各停」だけであったが、1999年に速達列車として「快速」が新設され(いずみ野線内は各駅に停車)、さらに2014年「特急」がいずみ野線内で初めて速達運転する種別として新設された[2]

ニュータウンを抱えるいずみ野線は横浜中心部や都心部への指向性が強いので、ダイヤ構成も本線との繋がりが強く、多くの列車が二俣川駅から本線に乗り入れて横浜駅まで向かうものになっている。なお、本線の大和・海老名方面への直通運転は二俣川駅の配線の関係で留置線での折り返しが必要なために、普段は回送列車を除き行われていない。

使用車両は10両編成か8両編成かということで大別され、各形式による限定運用は無い。基本的に特急は8両編成(土休日は7月19日より10両編成)、快速・各停は10両編成が多く一部が8両編成で運行される。

二俣川駅からいずみ野線へ向かう列車(下り列車)のうち行き先表示が幕である車両のうち、側面に行先表示を出せない(7000系電車・新7000系電車)では、その種別表示の下に"いずみ野線"と表記される。開業から2014年までにおいては、各駅停車表記は通常(当時)の「白地黒文字」ではなく「青地白文字」で各停と表示されていた。湘南台開業前は「各停」の下に「いずみ野」・「いずみ中央」という文字が付け加えられていた。なお上り列車は当初から本線各停と共通の表記である。

列車番号[編集]

列車番号500番台で種別関係なく(回送も含む)連続の番号となっている。特急は1000番台、急行は3000番台、快速は4000番台、各停は6000番台、回送は7000番台である。

運行番号[編集]

相鉄では車両右上または左上に2桁の番号を表示している。 運行番号は現在のダイヤでは36種類あり十の位の数字によって「群」として管理されている。

1群 11 - 16、2群 21 - 23、4群 41 - 49、5群 51 - 59、6群 61 - 69。

このうち、1群・2群は8両編成(土休日の14運行・21運行は2014年7月19日より10両編成。ただし平日や、前述の運行以外にも10両編成が入ることもある)、4群 - 6群は10両編成。運行番号は、原則として、それぞれの群で1日ごとに順送りされる(ある日11運行として運用された編成は、翌日は12運行になる)。ただし日中に車庫に入る編成で午前と午後で運行番号が違う編成や2014年7月19日より土休日のいずみ野線特急10両化により土休日のパターンが変更になった群もあるほか、外見の運行番号と中身が異なる運行番号[3]や同じ運行番号なのに2編成あるものも存在する[4]

現在の列車種別[編集]

すべて通勤型車両で運転され、乗車券のみで乗車できる。

特急[編集]

英語表記は「Limited Express」。2014年4月27日に新設された種別で[2]、停車駅は本線の横浜駅、二俣川駅、いずみ野駅、湘南台駅で全列車が本線と直通運転を行う。横浜駅 - 湘南台駅の所要時間は約24分である。運転時間帯は日中に上下各毎時2本運転で、すべて8両編成で運転されている(土休日は2014年7月19日より10両編成)。基本的に二俣川駅で本線各駅停車(下りが海老名行き、上りが横浜行き)と下りのみ二俣川始発のいずみ野線各駅停車(湘南台行き)に接続している。二俣川駅からいずみ野線へ向かう列車(下り列車)のうち行き先表示が幕である車両は「特急」幕が本線海老名方面へ向かう特急との乗り間違いを防ぐ目的で「澄地白文字」で各停と表示されている。これは相鉄の7000系・新7000系電車の車体側面に「行き先の駅名」の表示ができないための配慮である。

ただし改正前の快速と比べて本数が減少し、いずみ野・湘南台以外の各駅からは日中の横浜直通速達列車が消滅した[5]。さらに、いずみ野駅での緩急接続がない、いずみ野駅よりも日平均乗降人数の多いいずみ中央・弥生台・緑園都市の各駅に停車しないなど、路線利用実態や既存利用客に対する利便性が考慮されているとはいい難いダイヤとなっている。

快速[編集]

英語表記は「Rapid」。1999年2月27日に同年3月10日のいずみ中央駅 - 湘南台駅間開業に先立って新設された種別である。[6]停車駅は本線の横浜駅、星川駅、鶴ヶ峰駅、鶴ヶ峰駅以西は各駅でいずみ野線内も各駅である。いずみ野線系統の快速は全列車が本線と直通運転を行う。横浜駅 - 湘南台駅の所要時間は約30分である。二俣川駅からいずみ野線へ向かう列車(下り列車)のうち行き先表示が幕である車両は「快速」幕が本線海老名方面へ向かう特急との乗り間違いを防ぐ目的で「青地白文字」で各停と表示されている。これは相鉄の7000系・新7000系電車の車体側面に「行き先の駅名」の表示ができないための配慮である。設定当初は朝ラッシュ時と日中のみで、日中はすべての「各停」を置き換えて12分おきに運転されていたが、やがて10分おきに増発となった。2006年のダイヤ改正では1日の本数はほぼ据え置くものの、運転を20分おきにとしたために運転時間が大幅に拡大され、早朝深夜をのぞくほぼ終日(土曜休日は夕方過ぎまで)の運転となっている。また2012年のダイヤ改正で西谷駅の待避線使用が不可になったため平日朝の運行が休止された。

2014年4月27日ダイヤ改正現在での運用の概要について以下に示す。

前述の通り1999年のダイヤ改正から設定されたもので、運転時間帯は平日夕ラッシュ時と土日の朝・夕である。運行本数は1時間あたり上下とも3本である。基本的に星川駅でいずみ野線系統の各駅停車(下りが湘南台行き、上りが横浜行き)と接続し、二俣川駅で本線系統の各駅停車(下りが大和行き、上りが横浜行き)と接続する。編成両数は10両編成での運転がほとんどであるが、上りのみ夕方に一本8両編成の列車がある。(ただし土休日については7月19日よりいずみ野線特急が10両編成になった関係で8両編成での運転は基本的にはない)ちなみに前ダイヤには下りにも設定されていたが現在は基本的に存在しない。

特急・急行に追い抜かれることはない。

各停(各駅停車)[編集]

英語表記は「Local」。各停は各駅停車の略称でその名の通り各駅に停車する。種別幕や路線図などでは「各停」と表記されることが多いが、駅や車内の案内放送などでは「各駅停車」と放送することが多い。開業当初は日中は20分おきでそのうち半数のみが本線に乗り入れて横浜駅まで達していた。その後何度か増発がなされたものの、1999年2月に「快速」が設定されると日中のすべての列車が同種別に置き換わり、同時間帯の本種別は消滅した。しかし2006年5月ダイヤ改正では日中の「快速」が減便されたため、その補完として再び設定されて現在に至る。なお、二俣川駅からいずみ野線へ向かう列車(下り列車)のうち行き先表示が幕である車両は「各停」幕が本線海老名方面へ向かう各停との乗り間違いを防ぐ目的で「灰地白文字」で各停と表示されている。これは7000系電車・新7000系電車には車体側面に「行き先の駅名」の表示ができないための配慮である。湘南台開業前は「各停」の下に「いずみ野」・「いずみ中央」という文字が付け加えられていた。なお上り列車はすべて白地黒文字で本線各停と共通である。

2014年4月27日ダイヤ改正現在の運用の概要について本線直通系統といずみ野線内系統に分けて以下に示す。

本線直通系統
各停の過半数を占める系統であり運転時間帯は優特列車が走っている時間帯である。運行本数は時間帯によってばらつきがあるが1時間あたり上下ともに6本が基本であり、ラッシュ時は10本前後、日中時間帯は上下ともに4本、いずみ野線系統の快速運転時は夕ラッシュを除いて3本、土休日の夜は5本である。接続・通過待ちについては時間帯によって大きく異なるので下表に記す。時刻については下りは横浜駅を発車する電車の時刻、上りは二俣川駅到着時刻を指す。
平日
下り時間帯 上り時間帯 星川駅 二俣川駅 備考
6時00分- 6時30分 5時20分、5時50分-6時10分 なし 急行(下りが海老名行き、上りが横浜行き)の待ち合わせ なし
6時30分 - 9時 6時20分-7時 急行の通過待ち 急行(下りが海老名・大和行き、上りが横浜行き)の待ち合わせ 下り1本のみ星川で急行2本の通過待ちがある。
なし 7時5分-8時50分 急行の通過待ち なし 上りのみ、1本のみ星川で急行2本の通過待ちがある。
9時 - 9時55分 9時-9時50分 なし 急行(下りが海老名行き、上りが横浜行き)の待ち合わせ 上り1本は上記の時間と境なため待ち合わせや通過待ちを行わない。
10時 - 16時15分 10時-16時15分 なし 快速(下りが海老名行き、上りが横浜行き)の待ち合わせ・2本に1本は本線系統の特急(下りが海老名行き、上りが横浜行き)と快速(下りが海老名行き、上りが横浜行き)の待ち合わせ 下記の時間と境なため二俣川駅で接続を行わない列車が1本、星川駅で本線系統の快速(横浜行き)の接続が2本、同じく特急の通過待ちを行う列車が1本ある。
16時15分 - 16時30分 なし なし 急行(下りが海老名行き、上りが横浜行き)の待ち合わせ 下りのみ
16時30分 - 17時20分 16時20分-17時15分 急行の通過待ち 急行(下りが海老名行き、上りが横浜行き)の待ち合わせ 上りのみ3本星川駅での急行の通過待ちが無い列車がある。
17時20分 - 22時 17時20分-21時40分 急行の通過待ち・2本に1本は急行の通過待ちと快速(下りが湘南台行き、上りが横浜行き)の待ち合わせ 急行の待ち合わせ(下りが海老名行き、上りが横浜行き) なし
22時10分 - 0時10分 21時50分-0時00分 なし 急行(下りが海老名行き、上りが横浜行き)の待ち合わせ なし
土休日
下り時間帯 上り時間帯 星川駅 二俣川駅 備考
6時 - 7時20分 5時20分、6時10分-6時55分 なし 急行(下りが海老名行き、上りが横浜行き)の待ち合わせ なし
7時30分 - 8時20分 7時-8時40分 快速(下りが湘南台行き、上りが横浜行き)の待ち合わせ 急行の待ち合わせ(下りが海老名行き、上りが横浜行き) なし
8時30分 - 10時 9時-9時50分 なし 急行(下りが海老名行き、上りが横浜行き)の待ち合わせ なし
10時 - 16時20分 10時-16時45分 なし 快速(下りが海老名行き、上りが横浜行き)の待ち合わせ・2本に1本は本線系統の特急(下りが海老名行き、上りが横浜行き)と快速(下りが海老名行き、上りが横浜行き)の待ち合わせ なし
16時30分 - 17時10分 16時50分-17時25分 なし 急行(下りが海老名行き、上りが横浜行き)の待ち合わせ なし
17時30分 - 19時40分 17時30分-19時15分 快速(下りが湘南台行き、上りが横浜行き)の待ち合わせ 急行(下りが海老名行き、上りが横浜行き)の待ち合わせ 下りの最初のみ30分サイクルなため1本だけ星川駅での待ち合わせがない列車がある。
20時 - 0時10分 19時30分-23時45分 なし 急行(下りが海老名行き、上りが横浜行き)の待ち合わせ なし
編成両数は10両編成しかない時間帯も一部あるが基本的に10両、8両いずれの列車もある。なお2014年7月19日以降の土休日よりいずみ野線系統の特急が10両になった関係で午前中下り3本上り3本、午後下り6本上り4本が8両から10両に変更されている。全区間「各停」に乗った際の日中の横浜駅 - 湘南台駅の所要時間は約40分(接続待ちを含む)である。二俣川駅 - 湘南台駅は同約17分である。日中時間帯の下りで二俣川駅で特急・快速の待ち合わせをする列車は時刻表によれば快速と同時刻の発車であるが、各停の方が少し早く発車する。
いずみ野線内系統
この系統はあまり運転している時間帯が少なく早朝・深夜と日中のみである。二俣川駅 - 湘南台駅の運転本数は平日下りは早朝7本深夜2本、同上りは深夜のみ3本、土休日下りは早朝5本深夜1本、同上りは早朝1本深夜6本であり、日中時間帯は1時間あたり上下ともに2本である。基本的に二俣川駅で本線系統の各駅停車(下りは海老名行き、上りは横浜行き)と日中については前述にいずみ野線系統の特急(下りは湘南台行き、上りは横浜行き)と接続・接続を受ける形で運転している。(平日下り早朝3本、土休日下り早朝2本、平日深夜2本、土休日深夜3本を除く)基本的に二俣川駅 - 湘南台駅の運転だが始電はいずみ野駅始発である。編成両数は10両編成しかない時間帯も一部あるが基本的に10両、8両いずれの列車もある。なお2014年7月19日以降の土休日よりいずみ野線系統の特急が10両になった関係で早朝下り1本が8両から10両に変更されている。

いずみ野線内で特急に追い抜かれることはない。

歴史[編集]

女性専用車[編集]

平日ダイヤの下記の時間帯において女性専用車が実施される。設定車両は横浜寄りから数えて4両目となる。

  • 朝ラッシュ時間帯の7時30分から9時30分までに横浜駅に到着する上り全列車
  • 横浜駅を18時以降に発車する下り全列車

平日日中および土休日ダイヤでは、女性専用車の設定は行われない。

いずみ野線の女性専用車は、本線とともに2005年5月9日に初めて導入された。導入当初、夜間の設定は「横浜駅を22時以降に発車する下り全列車」となっていたが、同年12月5日からは18時開始に設定時間帯が拡大された[7]

駅一覧[編集]

  • 駅番号は2014年2月下旬から随時導入[8]
  • 全駅神奈川県に所在。
  • 各駅停車、快速はいずみ野線内は全駅に停車。
駅番号 駅名 駅間キロ 累計キロ 特急 接続路線 所在地
二俣川から 横浜から
SO10 二俣川駅 - 0.0 10.5 相模鉄道本線横浜方面直通運転) 横浜市
旭区
SO31 南万騎が原駅 1.6 1.6 12.1  
SO32 緑園都市駅 1.5 3.1 13.6   横浜市
泉区
SO33 弥生台駅 1.8 4.9 15.4  
SO34 いずみ野駅 1.1 6.0 16.5  
SO35 いずみ中央駅 2.2 8.2 18.7  
SO36 ゆめが丘駅 1.1 9.3 19.8  
SO37 湘南台駅 2.0 11.3 21.8 小田急電鉄江ノ島線 (OE09)
横浜市営地下鉄■ ブルーライン (B01)
藤沢市
緩急接続可能な駅
二俣川駅・いずみ野駅

今後の展望[編集]

平塚方面への延伸計画[編集]

いずみ野線は起工された当初から運輸政策審議会の答申により平塚方面への免許を取得しており、当初の計画では湘南台駅から慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスを経て茅ヶ崎市北部を通過し平塚駅へと向かう予定となっている。しかし、相模線倉見駅東海道新幹線の新駅(相模新駅)が建設される計画が持ち上がったことから、経路を変更するか分岐線を設け、途中から寒川町に向かって倉見駅(ツインシティ構想地区)まで結ぶ構想が浮上した。また、2004年度には神奈川県や沿線市町、国土交通省、学識経験者、相模鉄道から成る「いずみ野線延伸研究会」が組織され、倉見駅方面への延伸の可能性について、LRT(ライトレール)導入も含めた検討が3箇年にわたり進められてきた[9]

現在、相模鉄道東日本旅客鉄道(JR東日本)および東京急行電鉄(東急)との相互乗り入れ計画が進行しており、その乗り入れ経路のうち東急直通線についてはいずみ野線も含まれている。運輸政策審議会の神奈川東部方面線とほぼ重なることから、今後の路線整備や延長計画に大きな影響を及ぼすことも考えられるため、協議の進展が注目されている。

2009年には前述の平塚方面への延伸免許が切れることから、10年間の延長(免許更新)が行われている。

2010年6月に、神奈川県、藤沢市、相模鉄道、学校法人慶應義塾の4者で、「いずみ野線延伸の実現に向けた検討会」を設置し、2年間にわたる検討の結果、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス周辺までの区間 (3.3km) について、LRTではなく鉄道(単線)による延伸を目指すという方針が選定されている[10]

脚注[編集]

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  1. ^ 再開発に向け市が素案 ゆめが丘駅周辺 都市計画決定など(タウンニュース泉区版 2013年9月12日号)
  2. ^ a b 4月27日(日)、相鉄線のダイヤ改正を実施 (PDF) - 相模鉄道、2014年3月10日、同日閲覧
  3. ^ 夕方まで外見は43運行なのに中身は48運行
  4. ^ 詳しい運行時刻や土休日については[相鉄館]より
  5. ^ この影響で、例えば横浜駅から緑園都市駅まで行く場合、改正前の快速では乗り換えなしで所要時間18分だったものが、改正後は二俣川駅乗り換えで19分(しかも二俣川駅での乗り換えに3分要している)と伸びてしまっており、特急新設による恩恵が得られていない。とはいえ、ダイヤ改正前の快速は毎時3本(土休日は2本)、ダイヤ改正後の特急は毎時4本(特急海老名行きは先発の各停湘南台行き、特急湘南台行きは始発の各停湘南台行きに二俣川で接続)なので、本数でいえば増発されている。
  6. ^ 設定日から1999年3月9日までの11日間のみ横浜駅 - いずみ中央駅の運転であった。
  7. ^ 相鉄線「女性専用車」の運行時間を午後6時からに拡大 (PDF) - 相模鉄道、2005年12月11日。
  8. ^ 相鉄線全駅で「駅ナンバリング」を順次導入します (PDF) - 相模鉄道、2014年2月25日。
  9. ^ 2007年5月23日神奈川県記者発表。
  10. ^ 「いずみ野線延伸の実現に向けた検討会」における検討結果がまとまりました”. 神奈川県 (2012年6月11日). 2013年9月30日閲覧。

参考文献[編集]

  • 佐藤信之「鉄道・軌道プロジェクトの事例研究 7 相模鉄道いずみ野線について」

関連項目[編集]