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地無垢島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
地無垢島

地無垢島(右)と沖無垢島(左)
所在地 日本の旗 日本大分県津久見市
所属諸島 豊後諸島
面積 0.29 km²
地無垢島の位置(大分県内)
地無垢島
地無垢島
地無垢島 (大分県)
地無垢島の位置(日本内)
地無垢島
地無垢島
地無垢島 (日本)
プロジェクト 地形
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地無垢島(じむくしま)は、大分県津久見市大字長目にある離島である。

概要

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無垢島(左下が地無垢島、右上が沖無垢島)の空中写真。2009年撮影の3枚を合成作成。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

津久見市北東部の長目半島の延長線上にあり、津久見市中心部から約16km、長目半島の先端から約6km沖に位置する。地無垢島は、大分県内の7つの有人離島の中で最も小さく、その面積は0.29km2、海岸延長は3.0kmである。全島が日豊海岸国定公園に含まれる。

この島の北東には無人島沖無垢島が隣接している。両島を総称する場合は単に無垢島と呼ばれる。ただし、地元では地無垢島のみを指して無垢島と呼ぶことも多い。

人口は62人(2010年国勢調査)[1]で、北東部の沖無垢島との海峡付近に港があり、その周辺に集落が形成されている。磯遊びや磯釣り等で訪れる観光客も多い。島の北側の斜面には約5,000本のツバキが植えられている。島の南側は磯釣りのポイントになっている。

交通

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津久見港から定期船「カメリアスター」が就航している。所要時間は30分で、火曜、木曜、日祝日は1日2往復、その他の曜日は1往復が運航されている[2]。「カメリアスター」は、「ニュー無垢島丸」に代わって、2010年3月28日に就航した新造船である[3]

特産品

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椿の里

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島の特産品は、純度100%つばき油。1981年から「椿の里」づくりとして、裏山に植樹を始め、約5千本のヤブツバキや八重ツバキが育った。最盛期の1990年代後半には、年間約800キロの実が収穫され、100ミリリットル入り化粧瓶2千本を超えるつばき油が荷された。しかし、近年はツバキの実の不作が続いており、収穫量は15~30キロまでに減少。住民の高齢化もあり、2024年が最後のつばき油製造になった[4]

教育

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備考

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  • 電話番号は「0972-87-XXXX」で、これは保戸島との共通運用である。
  • 2011年(平成23年)11月25日にNHK総合(大分地区のみ)、2012年(平成24年)2月4日にBSプレミアムで放送されたNHK大分放送局開局70周年記念ドラマ「無垢の島」では、この島及び沖無垢島が舞台となった。

脚注

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関連項目

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外部リンク

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座標: 北緯33度9分25秒 東経131度58分33秒 / 北緯33.15694度 東経131.97583度 / 33.15694; 131.97583