東国東郡

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大分県東国東郡の位置

東国東郡(ひがしくにさきぐん)は、大分県

人口1,680人、面積6.99km²、人口密度240人/km²。(2021年9月1日、推計人口

以下の1村を含む。

郡域

1878年明治11年)に行政区画として発足した当時の郡域は、上記1村のほか、下記の区域にあたる。

歴史

郡発足までの沿革

知行 村数 村名
幕府領 熊本藩預地 9村 鬼籠村、西中村、東中村、上岐部村、中岐部村、下岐部村、岩戸寺村[1]、堅来村、深江村
旗本領 14村 櫛来村、伊美浦村、嶺村、浜村、大熊毛村、小熊毛村、向田村、中野村、小俣村、恒清村、糸永村、矢川村、山浦村、諸田村[2]
藩領 豊後杵築藩[3] 80村
2浦
西方寺村[4]、竹田津村、竹田津浦、櫛海村[5]、野田村、千灯村、赤根村、姫島、来浦村、長野村、浜村、中村、大恩寺村、藁蓑村[6]、富来村[7]、浜崎村、寺山村[8]、富来浦、柳迫村[9]、成仏村、下成仏村、見地村、中田村、川原村、北江村、吉木[10]、田深村、今在家村、興導寺村、原村、赤松村、岩屋村(来崎郷)、横手村、安国寺村、小原村、上小原村、治郎丸村、綱井村、池ノ内村、重藤村、古市村、今市村、糸原村、三井寺村、志和利村、小城村、内田村、成吉村、手野村、麻田村、挾間村、丸小野村[11]、吉広村、久末村、両子村、富永村、弁分村、杉山村、岩屋村(安岐郷)、成久村、中園村、瀬戸田村、下原村、古城村[12]、西本村、横城村、塩屋村、奈多村、狩宿村、山口村、下山口村、大添村、菅尾村、守江村、篠原村、草場村、藤野川村、大内山村、灘手村、鍋倉村、野辺村、東鴨川村
肥前島原藩 3村 馬場村、掛樋村、吉松村
幕府領・藩領 熊本藩預地・杵築藩 1村 新涯村[13]
旗本領・島原藩 1村 油留木村[14]
  • 慶応4年
  • 明治4年
  • 明治初年 - 長野村が来浦村に合併。(102村2浦)
  • 明治8年(1875年)3月 - 以下の村浦の統合が行われる。(77村1浦)
    • 中村 ← 西中村、東中村
    • 岐部村 ← 上岐部村、中岐部村、下岐部村
    • 伊美村 ← 伊美浦村、嶺村、浜村
    • 明治村 ← 中野村、小俣村、諸田村
    • 富清村 ← 恒清村、富永村
    • 鶴川村 ← 今在家村、興導寺村
    • 朝来村 ← 久末村、弁分村
    • 大内村 ← 菅尾村、篠原村、草場村、藤野川村、大内山村
    • 新涯村が野田村に、油留木村が掛樋村に、竹田津浦が竹田津村に、上小原村が小原村に、今市村が古市村に、杉山村が糸永村に、古城村が下原村に、灘手村・鍋倉村・野辺村が守江村にそれぞれ合併。
    • 岩屋村(安岐郷)が速見郡岩谷村、東鴨川村が同郡鴨川村のそれぞれ一部となる。

郡発足以降の沿革

  • 明治11年(1878年11月1日 - 郡区町村編制法の大分県での施行により、国東郡のうち鶴川村ほか77村1浦の区域に行政区画としての東国東郡が発足。郡役所が鶴川村に設置。
1.竹田津村 2.上伊美村 3.伊美村 4.姫島村 5.熊毛村 6.来浦村 7.富来村 8.上国崎村 9.豊崎村 10.国崎村 11.小原村 12.旭日村 13.武蔵村 14.中武蔵村 15.西武蔵村 16.朝来村 17.西安岐村 18.安岐村 19.南安岐村 20.奈狩江村 21.大内村(桃:国東市 橙:杵築市 青:合併なし)
  • 明治17年(1884年) - 堅来村が改称して東堅来村となる。
  • 明治22年(1889年4月1日 - 町村制の施行により、以下の町村が発足。特記以外は現・国東市。(21村)
    • 竹田津村 ← 西方寺村、竹田津村、鬼籠村、櫛海村
    • 上伊美村 ← 赤根村、千灯村、野田村
    • 伊美村 ← 中村、伊美村、櫛来村
    • 姫島村(姫島が単独村制。現存
    • 熊毛村 ← 岐部村、小熊毛村、大熊毛村、向田村
    • 来浦村 ← 岩戸寺村、来浦村、浜村
    • 富来村 ← 深江村、東堅来村、富来浦、浜崎村、富来村、大恩寺村
    • 上国崎村 ← 成仏村、下成仏村、見地村、中田村
    • 豊崎村 ← 横手村、赤松村、岩屋村、原村
    • 国崎村 ← 川原村、北江村、田深村、安国寺村、鶴川村
    • 小原村(単独村制)
    • 旭日村 ← 治郎丸村、綱井村、重藤村、池ノ内村
    • 武蔵村 ← 内田村、古市村、糸原村、小城村、三井寺村、成吉村、志和利村
    • 中武蔵村 ← 手野村、吉広村、麻田村、狭間村、丸小野村
    • 西武蔵村 ← 両子村、富清村、糸永村
    • 朝来村 ← 明治村、朝来村、矢川村
    • 西安岐村 ← 掛樋村、山浦村、吉松村、瀬戸田村、成久村、中園村
    • 安岐村 ← 馬場村、下原村、塩屋村
    • 南安岐村 ← 西本村、下山口村、山口村、大添村
    • 奈狩江村 ← 横城村、奈多村、狩宿村、守江村(現・杵築市)
    • 大内村(単独村制。現・杵築市)
  • 明治24年(1891年)4月1日 - 郡制を施行。
  • 明治27年(1894年11月16日 - 国崎村が町制施行・改称して国東町となる。(1町20村)
  • 明治30年(1897年3月9日(3町18村)
    • 富来村が町制施行して富来町となる。
    • 安岐村が町制施行して安岐町となる。
  • 明治31年(1898年5月3日 - 武蔵村が町制施行して武蔵町となる。(4町17村)
  • 明治34年(1901年)4月1日 - 国東町・小原村が合併し、改めて国東町が発足。(4町16村)
  • 大正2年(1913年1月1日 - 竹田津村が町制施行して竹田津町となる。(5町15村)
  • 大正10年(1921年)4月1日 - 来浦村が町制施行して来浦町となる。(6町14村)
  • 大正12年(1923年)4月1日
    • 西安岐村が町制施行して西安岐町となる。(7町13村)
    • 郡会が廃止。郡役所は存続。
  • 大正15年(1926年7月1日 - 郡役所が廃止。以降は地域区分名称となる。
  • 昭和8年(1933年)4月1日 - 大内村が速見郡杵築町と合併し、改めて速見郡杵築町が発足。(7町12村)
  • 昭和15年(1940年12月23日 - 上伊美村が伊美村に編入。(7町11村)
  • 昭和17年(1942年)7月1日 - 「東国東地方事務所」が国東町に設置され、本郡を管轄。
  • 昭和26年(1951年)1月1日 - 伊美村が町制施行して伊美町となる。(8町10村)
  • 昭和29年(1954年3月31日(5町3村)
    • 来浦町・富来町・上国崎村・豊崎村・国東町および旭日村の一部(綱井・重藤および治郎丸の一部)が合併し、改めて国東町が発足。
    • 武蔵町・中武蔵村および旭日村の残部(池ノ内および治郎丸の残部)が合併し、改めて武蔵町が発足。
    • 西武蔵村・朝来村・西安岐町・南安岐村・安岐町および奈狩江村(横城の一部)が合併し、改めて安岐町が発足。
  • 昭和30年(1955年)4月1日(5町1村)
  • 昭和35年(1960年)3月31日 - 国見町・竹田津町が合併し、改めて国見町が発足。(4町1村)
  • 平成18年(2006年)3月31日 - 国見町・国東町・武蔵町・安岐町が合併して国東市が発足し、郡より離脱。(1村)

変遷表

自治体の変遷
明治22年以前 明治22年4月1日 明治22年 - 昭和19年 昭和20年 - 昭和29年 昭和30年 - 昭和63年 平成元年 - 現在 現在
姫島村 姫島村 姫島村 姫島村 姫島村 姫島村
伊美村 伊美村 昭和26年1月1日
町制
昭和30年4月1日
国見町
昭和35年3月31日
国見町
平成18年3月31日
国東市
国東市
上伊美村 昭和15年12月23日
伊美村に編入
熊毛村 熊毛村 熊毛村
竹田津村 大正2年1月1日
町制
竹田津町 竹田津町
國崎村 明治27年11月16日
町制改称
國東町
昭和29年3月31日
国東町
国東町
小原村 明治34年4月1日
国東町に編入
富来村 明治30年3月9日
町制
富来町
来浦村 大正10年4月1日
町制
豊崎村 豊崎村
上国崎村 上国崎村
旭日村 旭日村 昭和29年3月31日
(綱井・治郎丸・重藤)
国東町
昭和29年3月31日
(池ノ内)
武蔵町
武蔵町
武蔵村 明治31年5月3日
町制
昭和29年3月31日
武蔵町
中武蔵村 中武蔵村
安岐村 明治30年3月9日
町制
昭和29年3月31日
安岐町
安岐町
西安岐村 大正12年4月1日
町制
南安岐村 南安岐村
西武蔵村 西武蔵村
朝来村 朝来村
奈狩江村 奈狩江村 昭和29年3月31日
(横城の一部)
安岐町
奈狩江村 昭和30年4月1日
杵築市の一部
杵築市の一部 杵築市
大内村 昭和8年4月1日
速見郡
杵築町の一部
杵築町の一部

行政

歴代郡長
氏名 就任年月日 退任年月日 備考
1 明治11年(1878年11月1日
大正15年(1926年)6月30日 郡役所廃止により、廃官

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 岩戸寺村・岩戸寺村ノ内葛原分に分かれて記載。
  2. ^ 「旧高旧領取調帳データベース」には記載なし。
  3. ^ 右記のほか福田村が記載されているが詳細不明。
  4. ^ 記載は竹田津村ノ内西方寺分。
  5. ^ 記載は野田村ノ内櫛海分。
  6. ^ 記載は大恩寺村ノ内藁蓑文珠仙分。
  7. ^ 記載は富来浦(661石余)。
  8. ^ 記載は浜崎村之内寺山分。
  9. ^ 記載は富来浦ノ内柳迫村。
  10. ^ 記載は北江村ノ内吉木分。
  11. ^ 記載は挾間村之内丸小野分。
  12. ^ 記載は下原村之内古城分。
  13. ^ 新涯村(幕府領)・野田村ノ内新涯分(杵築藩領)に分かれて記載。
  14. ^ 油留木村(旗本領)・掛樋村之内油留木分(島原藩領)に分かれて記載。
  15. ^ 末広利人「日田県管地化の実体:佐伯藩預所の場合 (PDF) 」 大分縣地方史 No.105(1982年3月) pp.20- 37、大分県地方史研究会

参考文献

  • 角川日本地名大辞典』44 大分県、「角川日本地名大辞典」編纂委員会、角川書店、1980年11月1日。ISBN 4040014405
  • 旧高旧領取調帳データベース

関連項目

先代:
国東郡
行政区の変遷
1878年 -
次代:
(現存)