由布市

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ゆふし
由布市
Yuhudake.jpg
大きなU字カーブを描くように走る久大本線が、
由布市湯布院地区中心部を通っている
由布市旗 由布市章
由布市旗 由布市章
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 大分県
団体コード 44213-5
法人番号 4000020442135
面積 319.32km2
(境界未定部分あり)
総人口 33,728
推計人口、2017年5月1日)
人口密度 106人/km2
隣接自治体 大分市別府市宇佐市竹田市
玖珠郡九重町玖珠町
市の木 アラカシ
市の花 コスモス
市の鳥 ウグイス
由布市役所
市長 首藤奉文
所在地 879-5498
大分県由布市庄内町柿原302番地
北緯33度10分48.3秒東経131度25分36.4秒座標: 北緯33度10分48.3秒 東経131度25分36.4秒
Yufu city hall.JPG
外部リンク 由布市

由布市位置図

― 市 / ― 町・村

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由布市(ゆふし)は、大分県のほぼ中央に位置するである。温泉地として名高い由布院温泉を擁する観光都市である一方、大分市ベッドタウンとしての性格も併せ持つ。

地理[編集]

由布岳と麓の由布院温泉

由布市は大分県のほぼ中央に位置し、北部には由布岳・城ヶ岳、南部には黒岳・花牟礼山・時山など標高の高い山岳がそびえる。市の中央部を流れる大分川によって形成された平地付近に市街地が集積しており、源流付近・由布院盆地に旧湯布院町、中流・河岸段丘の左右に旧庄内町、下流・平野部に旧挾間町の市街地を抱える。大分川沿いの市内を国道210号、JR久大本線が縦断しており、旧湯布院町では大分自動車道および大分県道11号別府一の宮線(やまなみハイウェイ、九州横断道路)が交わる。旧庄内町、旧湯布院町の一部の地域は阿蘇くじゅう国立公園の指定を受けている。国道210号沿いの九重町との境界上にある水分峠は九州における中央分水嶺の一つを成しており、由布市側の大分川水系と九重町側の筑後川水系を隔てる。

大分川沿いという繋がりをもつ市域ではあるが、明治期の行政区画においては「旧庄内町・旧挾間町は大分郡」「旧湯布院町は速見郡」として成立した経緯を持つ(その後、昭和期までに現在の市域全体が大分郡に編入された)。大分市への鉄道網が整備された前者側は合併直前においても大分都市圏の変遷に含まれており、一方の後者側は温泉観光地同士を繋ぐ目的もあり別府市との交通網が早くより構成されてきた。現在においても、NTTや九州電力の管轄地域の違いなどで交流地域の名残を確認することが出来る。

気候[編集]

瀬戸内海式気候に属しているが、市の大部分が山岳丘陵地域であるため、内陸性の気候の特徴が強く気温差が大きい。観測地点の設置されている旧湯布院町の中心部には盆地が形成されており、気温の日較差が大きい(そのため、放射冷却による朝が多発する)。大分自動車道の霧・降雪による交通規制もこの付近の気候の影響を強く受ける。2016年現在、湯布院の観測地点においては熱帯夜が観測されたことがなく[1]避暑地としても扱われる。

湯布院での観測値

  • 最高気温極値(1976/11 - )35.9℃(2013年8月10日)[2]
  • 最低気温極値(1976/11 - )-13.2℃(2012年2月3日)[2]
  • 最大降水量 - 476ミリ(2005年(平成17年)9月6日[2]
  • 最大瞬間風速 - 29.2メートル(2010年(平成22年)3月20日[2]
  • 夏日最多日数 - 121日(2005年(平成17年))[1]
  • 真夏日最多日数 - 52日(1994年(平成6年))[1]
  • 酷暑日最多日数 - 3日(1994年(平成6年))[1]
  • 熱帯夜最多日数 - 0日(1977年(昭和52年) - )[1]
  • 冬日最多日数 - 108日(1984年(昭和59年))[1]
湯布院の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 °C (°F) 7.0
(44.6)
8.6
(47.5)
12.3
(54.1)
18.3
(64.9)
22.6
(72.7)
25.3
(77.5)
28.9
(84)
29.5
(85.1)
25.8
(78.4)
20.7
(69.3)
15.3
(59.5)
9.7
(49.5)
18.67
(65.59)
平均最低気温 °C (°F) −2.5
(27.5)
−1.7
(28.9)
1.0
(33.8)
5.4
(41.7)
10.7
(51.3)
15.9
(60.6)
20.0
(68)
20.1
(68.2)
16.3
(61.3)
9.3
(48.7)
3.8
(38.8)
−1.0
(30.2)
8.11
(46.58)
最低気温記録 °C (°F) −12.3
(9.9)
−13.2
(8.2)
−10.1
(13.8)
−4.9
(23.2)
−0.6
(30.9)
5.8
(42.4)
10.7
(51.3)
12.0
(53.6)
3.8
(38.8)
−1.6
(29.1)
−5.2
(22.6)
−9.9
(14.2)
−13.2
(8.2)
降水量 mm (inch) 56.9
(2.24)
76.2
(3)
125.7
(4.949)
131.5
(5.177)
170.7
(6.72)
340.6
(13.409)
353.9
(13.933)
240.7
(9.476)
236.4
(9.307)
101.8
(4.008)
70.7
(2.783)
44.9
(1.768)
1,950
(76.77)
平均降水日数 (≥ 1.0 mm) 8.5 8.9 12.8 10.9 10.7 14.0 13.7 11.7 11.8 8.2 8.4 7.3 126.9
平均月間日照時間 102.4 118.2 138.4 172.2 178.9 133.4 149.9 156.2 126.0 138.2 120.7 113.8 1,648.3
出典 1: 気象庁[3]
出典 2: 気象庁[4]

地形[編集]

由布市の風景 収穫前の水田と由布岳
由布岳側より見下ろす由布院盆地

隣接する自治体[編集]

地名[編集]

住所表記において、かつての町で使われていた「大字」の表記及び番地の枝番を示す「の」が取り除かれた。また、大字の前に合併前の旧町名を冠している。(一例、市役所所在地は大分県由布市庄内町柿原302番地)

挟間町
  • 鬼瀬、北方、下市、時松、挾間、向原(以上、旧挟間村)
  • 内成、来鉢、高崎、田代、七蔵司(以上、旧石城川村)
  • 鬼崎、小野、篠原、谷、筒口(以上、旧谷村)
  • 赤野、東院、古野、朴木、三船(以上、旧由布川村)
  • 医大ヶ丘1丁目~3丁目(東院・古野から独立)
庄内町
  • 庄内原、高岡、中、長野、西、畑田、平石(以上、旧西庄内村)
  • 大竜、五ヶ瀬、竜原(以上、旧東庄内村)
  • 柿原、直野内山、野畑、渕(以上、旧南庄内村)
  • 櫟木、小挾間、北大津留、西大津留、西長宝、東大津留、東長宝、南大津留(以上、旧阿南村)
  • 阿蘇野(旧阿蘇野村)
湯布院町
  • 川上、川北、川西、川南、塚原、中川(以上、旧由布院町)
  • 下湯平(旧湯平村、下川から改称)
  • 湯平(旧湯平村、谷川から改称)

市名の由来[編集]

豊後国風土記に由布の由来である「木綿」及び「柚富郷」が記されている。平成の合併の過程においては、「由布市」が市名一般公募のうち最多票を得た[5]ことで、そのまま選出された。旧湯布院町域の由布院温泉の他に、旧庄内町域・旧挾間町域にまたがる由布川・由布川渓谷など市域の広い範囲に関わりがある。

歴史[編集]

近現代[編集]

  • 1889年4月1日 町村制度施行により、現在の市域にあたる以下の村が発足。
    • 大分郡阿南村・東庄内村・西庄内村・南庄内村・阿蘇野村・挾間村・谷村・由布川村・石城川村
    • 速見郡湯平村・北由布村・南由布村
  • 1899年3月7日 【所属郡変更】湯平村(速見郡→大分郡)
  • 1936年4月1日 【新設合併】北由布村・南由布村→由布院村
  • 1948年1月1日 【町制施行】由布院村→由布院町
  • 1950年1月1日 【所属郡変更】由布院町(速見郡→大分郡)
  • 1954年10月1日 【新設合併】挾間村・谷村・由布川村・石城川村→挾間村
  • 1954年11月1日 【新設合併】阿南村・東庄内村・西庄内村・南庄内村・阿蘇野村→庄内村
  • 1955年2月1日 【新設合併】由布院町・湯平村→湯布院町
  • 1955年4月1日
    • 【町制施行】庄内村→庄内町
    • 【町制施行】挾間村→挾間町
  • 2005年10月1日 【新設合併・市制施行】挾間町庄内町湯布院町→由布市

市政[編集]

平成の大合併[編集]

合併後、旧3町の役場は『庁舎』として、市役所の機能を3分割し、それぞれ『庄内庁舎』、『挾間庁舎』、『湯布院庁舎』と呼称してきた。主要業務・市長室等は『庄内庁舎』、市議会、農業委員会等は『挾間庁舎』、教育委員会等は『湯布院庁舎』に設置し、全ての庁舎に地域自治行政の中心となる『地域振興局』を設置していた。しかし、合併後から新庁舎建設・庁舎機能の集約が議論されており、しばしば選挙公約にもなっていた。2016年7月19日、庄内庁舎の本館、増築された新館を『本庁舎』として、地域振興局を除くすべての市役所機能・市議会・教育委員会・農業委員会を集約したと同時に、部長職が廃止された。『挾間庁舎』、『湯布院庁舎』には地域振興局・地域振興課・健康センター・防衛対策室(湯布院庁舎)のみ残し、『出先機関』としている。なお、消防本部のみ挾間町にある[6]

国政[編集]

衆議院小選挙区選挙では、大分2区に属する。直近の第47回衆議院議員総選挙2014年12月)での選出議員は以下のとおり。

なお、吉川元社会民主党)が比例で復活当選している。

県政[編集]

大分県議会議員選挙では、本市でひとつの選挙区をなす。定数は2人。直近の第18回統一地方選挙2015年4月)での選出議員は以下のとおり[7][8]

公共機関[編集]

国の出先機関[編集]

国立大学法人[編集]

県の行政機関[編集]

  • 中部保健所由布保健部

医療[編集]

地域[編集]

人口[編集]

Demography44213.svg
由布市と全国の年齢別人口分布(2005年) 由布市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 由布市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
由布市(に相当する地域)の人口の推移
1970年 33,804人
1975年 32,994人
1980年 34,708人
1985年 35,945人
1990年 35,119人
1995年 34,773人
2000年 35,248人
2005年 35,386人
2010年 34,702人
2015年 34,262人
総務省統計局 国勢調査より

教育[編集]

大学[編集]

  • 大分大学挾間キャンパス(医学部)(大分市とまたがっている。)
  • 別府大学大分キャンパス(短期大学部)・放送大学大分学習センター(大分市。由布市境に接している。)

高等学校[編集]

中学校[編集]

市立

小学校[編集]

市立

特別支援学校[編集]

  • 大分県立由布支援学校(旧庄内養護学校)

その他の学校[編集]

  • 大分県消防学校

メディア[編集]

コミュニティFM[編集]

  • ゆふいんラヂオ局
    • 旧湯布院町のコミュニティラジオ局として設立された。合併後に中継局が増設されており、現在は市域のほとんどの範囲で受信が可能。由布市と防災ラジオ協定を締結しており、避難勧告などの緊急告知放送を委託。

ケーブルテレビ局[編集]

交通[編集]

空港[編集]

鉄道[編集]

由布院駅前。土産屋などの商店が並ぶ駅前通りの真正面には由布岳がそびえる

高速バス[編集]

路線バス[編集]

コミュニティバス

道路[編集]

高速道路[編集]

一般国道[編集]

主要地方道[編集]

観光[編集]

金鱗湖
湯平温泉

温泉地[編集]

旧湯布院町にある温泉街は歓楽街を廃した町並みが特徴で、「東の軽井沢、西の湯布院」といわれる。他の温泉地に見受けられる、規模の大きい旅館が存在しないのもこの町の特徴である。

名所・旧跡・観光スポット[編集]

祭事・催事[編集]

由布市を舞台とした作品[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d e f 湯布院 年ごとの値 詳細(気温) 気象庁
  2. ^ a b c d 観測史上1~10位の値(年間を通じての値) 湯布院(大分県) 気象庁
  3. ^ 平年値(年・月ごとの値)”. 気象庁. 2011年6月22日閲覧。
  4. ^ 観測史上1~10位の値(年間を通じての値)”. 気象庁. 2010年4月23日閲覧。
  5. ^ "(大分県)挾間・庄内・湯布院合併協議会ホームページ". 総務省. 2017年7月13日閲覧。
  6. ^ 市報ゆふ 2016年6月号(Vol.129) pp4 - pp6, 2016年7月号(Vol.130)pp2 - pp3
  7. ^ 開票結果-道府県議選・大分県【統一地方選2015】 読売新聞
  8. ^ 選挙区別議員名簿 大分県ホームページ

外部リンク[編集]