三島町
| みしままち 三島町 | |||||
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| 国 |
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| 地方 | 東北地方 | ||||
| 都道府県 | 福島県 | ||||
| 郡 | 大沼郡 | ||||
| 市町村コード | 07444-6 | ||||
| 法人番号 | 8000020074446 | ||||
| 面積 |
90.81km2 | ||||
| 総人口 |
1,192人 [編集] (推計人口、2026年3月1日) | ||||
| 人口密度 | 13.1人/km2 | ||||
| 隣接自治体 | 大沼郡金山町、昭和村、河沼郡柳津町 | ||||
| 町の木 | キリ | ||||
| 町の花 | オオヤマザクラ | ||||
| 町の鳥 | ヤマガラ | ||||
| 三島町役場 | |||||
| 町長 | 矢澤源成 | ||||
| 所在地 |
〒969-7511 福島県大沼郡三島町大字宮下字宮下350番地 北緯37度28分13秒 東経139度38分40秒 / 北緯37.47031度 東経139.64447度座標: 北緯37度28分13秒 東経139度38分40秒 / 北緯37.47031度 東経139.64447度 | ||||
| 外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
| ウィキプロジェクト | |||||

三島町(みしままち)は、福島県会津地方中西部(奥会津)に位置し、大沼郡に属する町。
2012年に「日本で最も美しい村」連合に加盟[1]。町名は旧宮下村にある「三島神社」に由来する。
地理
[編集]町の大部分は山林に覆われる。町の北部の只見川沿いに交通が開け、宮下地区には役場や病院など町の主要な機能が置かれている。やや川上に宮下ダムがあり、ダムを利用した水力発電所がある。
只見川沿いでは五段の河岸段丘が形成されており、西方集落は最上段、宮下集落は上から4段目に位置する[2]。グリーンタフ地域である[2]。
人口
[編集]三島町(に相当する地域)の人口の推移
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| 総務省統計局 国勢調査より | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
歴史
[編集]行政
[編集]町長
[編集]経済
[編集]会津桐の中心地であり、明治期より桐下駄の生産が盛ん[2]。また、昭和期までは養蚕や葉たばこの生産が盛んであった[2]。大正期までは薬用人参の栽培も盛んであった[2]。
主力産業であった農林業の変化や人口減少が進んでいた1970年代、町の振興の方向性が模索され、企業誘致や大型資本によるリゾート開発ではなく、地域資源を活かし、地域・個人主体で理想の町をつくるという方針が生まれた[8][9]。この方針に基づき生まれたのが後述の「ふるさと運動」であり、その後「生活工芸運動」「地区プライド運動」へと派生していった[9]。
ふるさと運動
[編集]「ふるさとを持たない都会の人たちに理想のふるさとを[10]」をキャッチコピーとして1974年(昭和49年)に始まった「ふるさと運動」は、都市と農村の住民交流によって観光振興や地域づくりを図る取り組みで、「特別町民」と呼ばれる年会費制度を基軸とする[11]。
町外在住の希望世帯に年会費1万円で多数の特典を与え、「ふるさとの家」と呼ばれる一般家庭へのホームステイや、「ふるさとの便」の送付、美坂高原での山菜採取・キャンプ・釣り・乗馬体験等の各種アクティビティなどを体験してもらうとともに、時には特別町民側から知識をもらうことも図るものであった[11][8]。1974年度の特別町民は609世帯で、同年度はのべ3,003人が「ふるさとの家」に宿泊した[8]。なお、会員制で親類同然の扱いゆえに、当時旅館業法の適用を除外して一般家庭への民泊が実現可能となった[8][12]。
特産品
[編集]- 桐の材木を使った工芸品が盛ん。
- 奥会津編み組細工(経済産業大臣指定伝統的工芸品)
エネルギー
[編集]郵便
[編集]- 宮下郵便局(集配局)
- 西方郵便局
交通
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鉄道
[編集]中心となる駅:会津宮下駅
バス
[編集]道路
[編集]- 道の駅
教育
[編集]中学校
[編集]- 三島町立三島中学校
小学校
[編集]- 三島町立三島小学校
観光
[編集]
会津宮下駅前には三島町観光交流館「からんころん」があり、観光案内・休憩所の機能をもつほか、冬期を除き電動アシスト自転車を用いたレンタサイクルを実施している[18]。町内には会津トレイルのコースが設定されている[19]。
只見川・只見線
[編集]新緑や紅葉、雪景色など四季折々の風景や、川霧による幻想的な風景を求めて国内外から観光客・カメラマンが訪れている[20]。
自然・レジャー
[編集]体験施設
[編集]街並み・社寺
[編集]温泉
[編集]祭事・催事
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各集落で鳥追いや虫送り、だんごさし、若水汲み、初午など多くの年中行事が残っていることが特筆され、13種33地区の行事が県の重要無形民俗文化財に指定されている[2][26]。
三島町を舞台とした作品
[編集]ドラマ
[編集]- 鉄オタ道子、2万キロ - 第5話「福島県・早戸駅/絶景渡し船に乗れる駅」(2022年2月6日、テレビ東京)
脚注
[編集]- ↑ 「特集「日本で最も美しい村」連合」『広報みしま』、三島町、2012年11月。
- 1 2 3 4 5 6 7 8 「第5章 三島町全体の概況」『三島町歴史文化基本構想』(レポート)三島町、2011年3月。
- ↑ 「高僧徳一がもたらした仏教文化 三島にもあった 仏都会津の歴史」『広報みしま』第198巻、三島町、2009年9月、3-5頁。
- 1 2 『日本の歴代町村長 : 町村制施行100年の歩み 第1巻』歴代知事編纂会、1989年3月。doi:10.11501/13212378。
- ↑ 「無投票で初当選を飾った斎藤茂樹三島町長」『財界ふくしま』、財界21、1995年11月、doi:10.11501/2832761。
- ↑ 「モットーは「ガラス張りの町政」二瓶隆司町長」『広報みしま』第219巻、三島町、2011年6月、1-5頁。
- ↑ 「三島町長選挙 矢澤源成氏、無投票で初当選」『広報みしま』第267巻、三島町、2015年6月、3頁。
- 1 2 3 4 5 「「ふるさと運動」とむらづくり 福島県三島町から」『地域開発』第152巻、日本地域開発センター、1977年5月、doi:10.11501/2763589。
- 1 2 「山村が光る時――三島町「ふるさと運動」20年の歩み/佐藤長雄;横山敏光」『財界ふくしま』、財界21、1991年11月、74-80頁、doi:10.11501/2832713。
- 1 2 「特集:ふるさと運動50周年〜振り返る三島町の歩み〜」『広報みしま』第1338-1341巻、三島町、2024年。
- 1 2 3 “ふるさと運動とは”. 三島町 ふるさと運動50周年記念 特設サイト. 2025年6月25日閲覧。
- ↑ 「特集 観光と農山村振興 ふるさと運動は町の顔――三島町」『観光』第192巻、日本観光協会、1982年9月、doi:10.11501/2841721。
- ↑ 「ふるさと運動と観光――財団の調査から」『観光文化』第49巻、日本交通公社、1985年1月、doi:10.11501/2835449。
- ↑ “唯一のガソリンスタンドが閉店 危機を救った町長の決断”. 朝日新聞 (2021年1月17日). 2021年1月17日閲覧。
- ↑ 「ガソリンスタンド建設工事等進行状況」『広報みしま』第369巻、三島町、2023年11月、4頁。
- ↑ 三島町サービスステーション(三島町)2024年9月22日閲覧。
- ↑ 奥会津ぶらり旅 - 会津乗合自動車
- ↑ “駅からレンタサイクル”. 三島町. 2025年7月9日閲覧。
- ↑ “会津トレイル 三島町ルート”. 福島県生活環境部 自然保護課. 2025年6月28日閲覧。
- ↑ 只見線 - 三島町観光地域づくり 情報サイト - ウェイバックマシン(2021年5月12日アーカイブ分)
- ↑ 『みやしたアーチ3橋(兄)弟』のビューポイント - 三島町観光協会
- ↑ 「西方の宝 大林ふるさとの山」『広報みしま』第194巻、三島町、2009年5月、3頁。
- 1 2 「特集:町づくりの軌跡 第1章 生活工芸 ものづくりは生きがい」『広報みしま』第200巻、三島町、2009年11月。
- ↑ “三島町に森の校舎カタクリオープン 「福島県 今日は何の日」”. 福島民報. (2024年6月28日)
- ↑ 三島町宮下地区屋号サインプロジェクト - グッドデザイン賞
- ↑ 「特集:年中行事」『広報みしま』第191巻、三島町、2009年2月。
- 1 2 “平成19年度過疎地域自立活性化優良事例表彰パンフレット”. 総務省. 2025年6月25日閲覧。