由布院駅

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由布院駅*
駅舎(2005年3月28日)
駅舎(2005年3月28日)
ゆふいん - Yufuin
野矢 (10.9km)
(3.4km) 南由布
所在地 大分県由布市湯布院町川北8-2
所属事業者 JR logo (kyushu).svg九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 久大本線
キロ程 99.1km(久留米起点)
電報略号 ユフ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
310,184人/年[1]人/日(降車客含まず)
-2013年[1]-
乗降人員
-統計年度-
降車人員:312,570人/年[1]人/日
-2013年[1]-
開業年月日 1925年大正14年)7月29日[2]
備考 直営駅
みどりの窓口
* 1950年に北由布駅から改称。

由布院駅(ゆふいんえき)は、大分県由布市湯布院町川北にある、九州旅客鉄道(JR九州)久大本線である。

温泉地として名高い由布市の代表駅で、特急「ゆふ」・「ゆふいんの森」を含め全列車が停車するほか、当駅を始発・終着とする列車も特急の一部を含め多く設定されている。

歴史[編集]

駅構造[編集]

駅舎に接した単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の合計2面3線の他に留置線1本を有する地上駅である。ホーム間は跨線橋の他にスロープと構内踏切でも接続しており、車椅子も利用できる[要出典]

直営駅で、みどりの窓口が設置されている。自動改札機はないが、駅舎のデザインに準じた独自の自動券売機が1台設置されている。

駅舎は1990年(平成2年)竣工の大分県出身の建築家磯崎新が設計した木造で[7]、礼拝堂をイメージしたものである[8]。 黒塗りの外観を持つ駅舎は中央部は高さ12mの吹き抜けのあるコンコースで[7]、観光客と地元文化の交流を目指したイベントホールを兼ねた待合室が配置され[7]、改札口がない構造となっている[8]湯布院町(当時)とJR九州が約2億円の建築費用を半分ずつ負担して完成した。 風を防ぐ大型で厚いガラス扉や温泉水を利用した床暖房の設備がある[要出典]

1番のりばホーム端には足湯(有料:大人160円、小人80円)がある。男女共用の足湯の他、周囲に壁が張り巡らされた女性専用の足湯もある。当駅と同じく駅構内に足湯を持つ京福電気鉄道嵐山本線嵐山駅および阪急電鉄箕面線箕面駅と姉妹提携を行っている[要出典]

駅舎構内に由布院温泉観光案内所があり、辻馬車やスカーボロ(観光タクシー)の予約などもここで行う[8]駅と温泉宿泊施設との間での手荷物託送サービス「ゆふいんチッキ」も、駅前通りを挟んだ駅舎向かいの建物で提供されている[要出典]

駅レンタカーや、一般の軽快車電動アシスト自転車の貸し出しを行うレンタサイクルも営業している。楽チャリ設置駅。

湯布院

利用状況[編集]

1965年(昭和40年)度には乗車人員が467,834人(定期外:221,548人、定期:246,286人)、降車人員が482,921人で、手荷物(発送:925個、到着:1,282個)や小荷物(発送:2,650個、到着:12,517個)も取り扱っていた[9]

2013年(平成25年)度の乗車人員は310,184人(定期外:202,003人、定期:108,181人)、降車人員は312,570人である[1]

※1日平均乗車人員の数値は各年度版「大分県統計年鑑」による年間乗車人員の値を各年度の日数で割った値。


年度 年間
乗車人員
定期外
乗車人員
定期
乗車人員
一日平均
乗車人員*
年間
降車人員
出典
1965年(昭和40年) 467,834 221,548 246,286 - 482,921 [9]
- - - - - - -
1990年(平成2年) 321,798 186,603 135,195 - 314,799 [10]
1991年(平成3年) 351,473 214,994 136,479 - 347,681 [11]
1992年(平成4年) 358,422 227,578 130,844 - 353,163 [12]
1993年(平成5年) 312,615 192,308 120,307 - 319,918 [13]
1994年(平成6年) 338,629 217,557 121,072 - 332,926 [14]
1995年(平成7年) 364,751 240,039 124,712 - 360,309 [15]
1996年(平成8年) 370,801 242,744 128,057 - 365,892 [16]
1997年(平成9年) 352,277 230,613 121,664 - 348,247 [17]
1998年(平成10年) 345,745 224,861 120,884 - 343,363 [18]
1999年(平成11年) 346,616 233,235 113,381 - 342,897 [19]
2000年(平成12年) 340,106 229,677 110,429 932 336,529 [20]
2001年(平成13年) 335,975 229,499 106,476 921 334,408 [21]
2002年(平成14年) 347,277 239,655 107,622 951 346,452 [22]
2003年(平成15年) 356,008 247,040 108,968 975 359,834 [23]
2004年(平成16年) 321,127 217,655 103,472 880 324,077 [24]
2005年(平成17年) 321,541 222,602 98,939 881 326,363 [25]
2006年(平成18年) 333,626 225,066 108,560 914 338,911 [26]
2007年(平成19年) 336,520 221,056 115,464 922 340,437 [27]
2008年(平成20年) 331,715 212,461 119,254 909 336,655 [28]
2009年(平成21年) 308,957 191,801 117,156 846 311,429 [29][注釈 1]
2010年(平成22年) 295,528 178,131 117,397 810 299,479 [31][注釈 1]
2011年(平成23年) 308,912 189,225 119,687 844 305,829 [32][注釈 1]
2012年(平成24年) 294,614 180,716 113,898 807 292,383 [33][注釈 1]
2013年(平成25年) 310,184 202,003 108,181 312,570 [1][注釈 1]
  • * 一日平均乗車人員は年間乗車人員の値を各年度の日数で割った値。

駅周辺[編集]

土産屋などの商店が並ぶ駅前通りの真正面には由布岳がそびえる

全国屈指の温泉街として栄える由布院の市街地にあり、由布市湯布院庁舎(旧湯布院町役場)や由布院温泉にも近い。また、駅からは由布岳を真正面に望むことができる。野矢駅方面から線路は北東の方向に進んできたが、当駅の前後から向きを180度変え、今度は南西の方向に進みはじめる。

その他[編集]

  • 駅名「由布院駅」由布市合併以前の旧町名「湯布院町」とで「ゆ」の字が異なるのは、由布院駅があった旧由布院町が旧湯平村と合併した際に、両方の名を合わせて「湯布院町」という町名にしたためである(平+由布院=湯布院)。
  • 利用客の8割を女性が占めるため、当初あった男性トイレは撤去され女子トイレが拡大される工事が行われた。駅舎に隣接して公衆トイレが設置されている。
  • 当駅の制服は通常の標準の制服と異なっている。

隣の駅[編集]

九州旅客鉄道
久大本線
野矢駅 - 由布院駅 - 南由布駅

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ a b c d e 大分県統計協会が廃止されてウェブ上で公開[30]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e 平成26年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2015年3月10日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
  2. ^ a b c 日本国有鉄道 総裁室修史課 『日本国有鉄道百年史 第9巻』 日本国有鉄道、1972年3月。
  3. ^ 『玖珠郡史』 玖珠町 九重町、1965年。
  4. ^ 『大分県史 近代編 3』 大分県、1987年。
  5. ^ 『交通年鑑 昭和63年版』 交通協力会、1988年3月。
  6. ^ 今村都南雄 『民営化の效果と現実NTTとJR』 中央法規出版、1997年8月。ISBN 978-4805840863
  7. ^ a b c 『特集 駅空間の新局面 JR九州由布院駅』 SD スペースデザイン 396号 (鹿島研究所出版会) (1997年9月)
  8. ^ a b c 『ことりっぷ 由布院・黒川温泉 阿蘇・高千穂』 昭文社、2012年4月20日。ISBN 978-4398154132
  9. ^ a b 大分県総務部統計課 『昭和41年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1966年3月。
  10. ^ 大分県総務部統計課 『平成3年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1991年12月31日。
  11. ^ 大分県総務部統計課 『平成4年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1992年12月31日。
  12. ^ 大分県総務部統計課 『平成5年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1994年3月31日。
  13. ^ 大分県総務部統計課 『平成6年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1995年3月31日。
  14. ^ 大分県総務部統計課 『平成7年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1996年3月31日。
  15. ^ 大分県総務部統計課 『平成8年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1997年3月31日。
  16. ^ 大分県総務部統計課 『平成9年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1998年3月31日。
  17. ^ 大分県総務部統計課 『平成10年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1999年3月31日。
  18. ^ 大分県総務部統計課 『平成11年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2000年3月31日。
  19. ^ 大分県総務部統計課 『平成12年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2001年3月31日。
  20. ^ 大分県総務部統計課 『平成13年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2002年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  21. ^ 大分県総務部統計課 『平成14年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2003年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  22. ^ 大分県総務部統計課 『平成15年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2004年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  23. ^ 大分県総務部統計課 『平成16年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2005年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  24. ^ 大分県総務部統計課 『平成17年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2006年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  25. ^ 大分県総務部統計課 『平成18年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2007年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  26. ^ 大分県総務部統計課 『平成19年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2007年3月31日。 - 11運輸および通信 - 130 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  27. ^ 大分県総務部統計課 『平成20年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2009年3月31日。 - 11運輸および通信 - 129 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  28. ^ 大分県総務部統計課 『平成21年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2010年3月31日。 - 11運輸および通信 - 129 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  29. ^ 平成22年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 129.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年2月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
  30. ^ 池端真理 『全国都道府県統計協会刊行の統計資料調査について』 地域総合研究 第38巻 第2号 (鹿児島国際大学地域総合研究所) (2011年)
  31. ^ 平成23年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年6月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
  32. ^ 平成24年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2013年8月5日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
  33. ^ 平成23年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年6月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]