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京極町

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きょうごくちょう ウィキデータを編集
京極町
京極町旗 京極町章
1957年8月1日制定
日本の旗 日本
地方 北海道地方
都道府県 北海道後志総合振興局
虻田郡
市町村コード 01399-4
法人番号 3000020013994 ウィキデータを編集
面積 231.49km2
(境界未定部分あり)
総人口 2,806[編集]
住民基本台帳人口、2024年8月31日)
人口密度 12.1人/km2
隣接自治体 札幌市余市郡赤井川村
虻田郡倶知安町喜茂別町
町の木 ミズナラ
町の花 ひまわり
京極町役場
町長 佐古岡秀徳
所在地 044-0101
北海道虻田郡京極町字京極527番地
北緯42度51分29秒 東経140度53分03秒 / 北緯42.85819度 東経140.88411度 / 42.85819; 140.88411座標: 北緯42度51分29秒 東経140度53分03秒 / 北緯42.85819度 東経140.88411度 / 42.85819; 140.88411
外部リンク 公式ウェブサイト

京極町位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト
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京極町から見た羊蹄山
町内風景

京極町(きょうごくちょう)は北海道後志総合振興局管内、羊蹄山(蝦夷富士)の麓にある町。

羊蹄山の湧き水が出るふきだし公園は、同町の観光名所である。

町名の由来

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当地の開拓は、1897年明治30年)に旧丸亀藩京極家子爵京極高徳が、現市街地に当たるワッカタサップ川付近の未開地の貸し付けを受け入植し、「京極農場」を開いたことに始まった[1]

その後この農場を中心に周辺に沢山の開拓農場が開かれて、「東倶知安」と通称されるようになり、市街を形成するようになった。その後、1910年(明治43年)に倶知安村(→倶知安町)からの分村の際にこの市街地名から村名は東倶知安村となった[2]

しかし、その9年後に1919年(大正8年)に鉄道(のちの胆振線の前身)が当地まで開通した際に、駅が京極農場の敷地に設置されることとなり「京極駅」と命名された[3][1]

その後、京極農場は1938年(昭和13年)に開放されることとなり、1940年昭和15年)には村名も京極と改称されるに至った[4]。改称理由は京極農場開放に伴い、その京極の名を後世に残そうとする意味合いが主であったが、ほかに下記の理由があったと記録されている[5]

  • 前述の京極駅の存在により、東倶知安という村名と駅名とが結びつかず、京極と東倶知安は別の村であると勘違いが発生し、旅行者や発着荷物に混乱が発生していたこと。
  • 1931年(昭和6年)に京極駅の隣駅として東倶知安駅(のちの東京極駅)が開業し、そちらを村の中心駅であると誤解する旅行者が発生していたこと。
  • 東倶知安という村名が、倶知安村内の一字名にすぎないという誤解が多数発生していたこと。

地理

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隣接している自治体・行政区

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石狩振興局

後志総合振興局

※虻田郡のニセコ町真狩村とは羊蹄山の頂上の一点で接している。

札幌市南区とは、地理上隣接しているが、境界線は全て森林であり、交通基盤が整備されておらず、札幌市へ直接行くのは不可能である。札幌市中心部とは、70-80km程度の距離があり、最適な交通手段としては、喜茂別町中山峠を経由し、自家用車で1時間以上を要する。

沿革

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経済

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立地企業

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農協

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金融機関

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郵便局

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  • 京極郵便局(集配局)
  • 南京極郵便局(字更進、無集配局)

宅配便

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公共機関

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警察

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地域

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人口

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京極町と全国の年齢別人口分布(2005年) 京極町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 京極町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
京極町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 5,040人
1975年(昭和50年) 4,439人
1980年(昭和55年) 4,276人
1985年(昭和60年) 4,125人
1990年(平成2年) 3,775人
1995年(平成7年) 3,489人
2000年(平成12年) 3,505人
2005年(平成17年) 3,583人
2010年(平成22年) 3,812人
2015年(平成27年) 3,187人
2020年(令和2年) 2,941人
総務省統計局 国勢調査より


消滅集落

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2015年国勢調査によれば、以下の集落は調査時点で人口0人の消滅集落となっている[6]

  • 京極町 - 字東花 字脇方 字中岳 字甲斐

教育

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  • 京極中学校
  • 京極小学校

交通

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鉄道

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かつては、旧国鉄胆振線が走っていたが、1986年(昭和61年)11月1日に廃止された。町内には、南京極駅東京極駅京極駅北岡駅が設置されていた。また、京極駅 - 脇方駅間の支線も走っていたが、1970年(昭和45年)11月1日に廃止された。

バス

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京極町商工会館に設置された「京極バスターミナル」(停留所名は「京極中央」)が交通の拠点。

道路

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名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

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イベント

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  • しゃっこいまつり[7]
  • ふるさとまつり[8]

出身有名人

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  • 佐藤晃(スキージャンプ競技選手)

その他

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  • 「ゆうくん」と「すいちゃん」というイメージキャラクターが、京極町のホームページに登場している。
  • スキー板のメーカーであったハガスキー発祥の地である。1918年大正7年)東倶知安村在住の芳賀常太郎、藤衛門兄弟によってスキー板が製作、販売され、1926年(大正15年)に札幌へ移転、1933年(昭和8年)国産スキー輸出第1号がカナダへ、1967年(昭和42年)には輸出スキー実績日本一になった。

脚注

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  1. ^ a b 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、26頁。ASIN B000J9RBUY 
  2. ^ 『京極町史』 (1977), p. 167.
  3. ^ 札幌鉄道局編 編『駅名の起源』北彊民族研究会、1939年、26-27頁。NDLJP:1029473 
  4. ^ 概要 | 京極町の紹介”. www.town-kyogoku.jp. 京極町. 2022年5月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月11日閲覧。
  5. ^ 『京極町史』 (1977), p. 357-359.
  6. ^ 総務省統計局統計調査部国勢統計課平成27年国勢調査小地域集計01北海道《年齢(5歳階級),男女別人口,総年齢及び平均年齢(外国人-特掲)-町丁・字等》』(CSV)(レポート)総務省、2017年1月27日https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files/data?fileid=000007841019&rcount=12017年5月20日閲覧 ※条町区分地の一部に0人の地域がある場合でも他の同一区分地で人口がある場合は除いた。
  7. ^ しゃっこいまつり | イベント | 観光・イベント | 北海道京極町公式WEBSite”. www.town-kyogoku.jp. 2022年11月15日閲覧。
  8. ^ ふるさとまつり | イベント | 観光・イベント | 北海道京極町公式WEBSite”. www.town-kyogoku.jp. 2022年11月15日閲覧。

参考文献

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外部リンク

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