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[[2004年]]、[[伊藤ちひろ]]と共に[[行定勲]]監督の映画『[[世界の中心で、愛をさけぶ#映画『世界の中心で、愛をさけぶ』|世界の中心で、愛をさけぶ]]』の脚本制作を担当し、大ヒットを記録した。
[[2004年]]、[[伊藤ちひろ]]と共に[[行定勲]]監督の映画『[[世界の中心で、愛をさけぶ#映画『世界の中心で、愛をさけぶ』|世界の中心で、愛をさけぶ]]』の脚本制作を担当し、大ヒットを記録した。


また、ドラマ脚本業の再開後はフジテレビ以外でも連続・単発ドラマのオリジナル脚本を書き下ろすようになり<ref name="yahoo1809" />、[[いじめ]]の隠蔽をテーマに置いた『[[わたしたちの教科書]]』、[[ネグレクト]]や母性神話による抑圧を扱った『[[Mother (テレビドラマ)|Mother]]』、[[シングルマザー]]や[[生活保護]]を扱った『[[Woman (テレビドラマ)|Woman]]』、結婚や家族の在り方をテーマに置いたラブコメディ調の『[[最高の離婚]]』、職場における性加害や[[パワハラ]]の告発とコメディ調で飲食経営の発展を描いた『[[問題のあるレストラン]]』、犯罪被害者家族と加害者家族の交流を描いた『[[それでも、生きてゆく]]』など、かつてのトレンディドラマのイメージを大きく転換させ、社会問題を題材としたオリジナルドラマを次々と発表し、トレンディドラマ時代とはまた違った側面において高い評価・注目を集める。
また、ドラマ脚本業の再開後はフジテレビ以外でも連続・単発ドラマのオリジナル脚本を書き下ろすようになり<ref name="yahoo1809" />、[[いじめ]]の隠蔽をテーマに置いた『[[わたしたちの教科書]]』、自局の[[贈収賄]]事件をスクープするキャスターを扱った『[[トップキャスター]]』、[[ネグレクト]]や母性神話による抑圧を扱った『[[Mother (テレビドラマ)|Mother]]』、[[シングルマザー]]や[[生活保護]]を扱った『[[Woman (テレビドラマ)|Woman]]』、結婚や家族の在り方をテーマに置いたラブコメディ調の『[[最高の離婚]]』、職場における性加害や[[パワハラ]]の告発とコメディ調で飲食経営の発展を描いた『[[問題のあるレストラン]]』、犯罪被害者家族と加害者家族の交流を描いた『[[それでも、生きてゆく]]』など、かつてのトレンディドラマのイメージを大きく転換させ、社会問題を題材としたオリジナルドラマを次々と発表し、トレンディドラマ時代とはまた違った側面において高い評価・注目を集める<ref name="熱風"/>


また、脚本を書き下ろしたオリジナルドラマは海外からの評価も高く、『[[Mother (テレビドラマ)|Mother]]』は[[韓国]]、[[トルコ]]でそれぞれリメイク版が制作、放送される。加えて、[[フランス]]、[[中華人民共和国]]、[[ウクライナ]]、[[タイランド]]、[[スペイン]]などでもそれぞれの国でリメイク作品の制作<ref name="news.mynavi.jp">[https://news.mynavi.jp/article/20190424-sakamoto_yuji/ 「日本のドラマはどこに向かっているのか」脚本家・坂元裕二氏、海外展開に希望] マイナビニュース 2019年4月24日、2019年11月4日閲覧</ref><ref>{{Cite Web|url= https://hana-koi.jp/ |title=映画『花束みたいな恋をした』公式サイト staff profile坂元裕二|publisher=映画『花束みたいな恋をした』製作委員会|accessdate=2021-02-05}}</ref><ref>{{Cite Web|url=http://j.people.com.cn/n3/2020/0402/c206603-9675383.html|title=女性をめぐる社会問題に注目!日本のドラマ「Mother」中国語版リメイク|publisher=人民網日本版|date=2020-04-02|accessdate=2020-8-21}}</ref>・放送が行われている。さらにそのリメイクされたドラマも重ねてヒットし、高視聴率及び多数のドラマ賞を受賞するなどの高評価を受け、2019年時点でアジア10カ国、世界35カ国以上で展開されるなど日本国外で異例の広がりを見せている<ref name="news.mynavi.jp"/><ref>{{Cite web|url= https://mi-mollet.com/articles/-/15802 |title= あの芦田愛菜の出世作『Mother』が海外でも天才子役を輩出 |work= エンタメ番長 揃い踏み 「それ、気になってた!」|author= 長谷川朋子 |website= mi-mollet |date= 2019-02-12 |accessdate= 2020-11-10 }}</ref>。『Mother』に続き『[[Woman (テレビドラマ)|Woman]]』はトルコ、フランス、韓国でリメイク版が制作・放送され、世界25カ国以上に展開されている<ref>[https://n.news.naver.com/article/018/0004956797 쇼박스, 백신 접종률 상승·웹툰 드라마화…성장성 가시화 -하이] 이데일리 2021年6月14日、2021年6月15日閲覧</ref>。また、『[[いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう]]』はトルコ、『[[問題のあるレストラン]]』は中華人民共和国、『[[最高の離婚]]』は韓国においてそれぞれリメイク版の制作・放送が行われている。
また、脚本を書き下ろしたオリジナルドラマは海外からの評価も高く、『[[Mother (テレビドラマ)|Mother]]』は[[韓国]]、[[トルコ]]でそれぞれリメイク版が制作、放送される。加えて、[[フランス]]、[[中華人民共和国]]、[[ウクライナ]]、[[タイランド]]、[[スペイン]]などでもそれぞれの国でリメイク作品の制作<ref name="news.mynavi.jp">[https://news.mynavi.jp/article/20190424-sakamoto_yuji/ 「日本のドラマはどこに向かっているのか」脚本家・坂元裕二氏、海外展開に希望] マイナビニュース 2019年4月24日、2019年11月4日閲覧</ref><ref>{{Cite Web|url= https://hana-koi.jp/ |title=映画『花束みたいな恋をした』公式サイト staff profile坂元裕二|publisher=映画『花束みたいな恋をした』製作委員会|accessdate=2021-02-05}}</ref><ref>{{Cite Web|url=http://j.people.com.cn/n3/2020/0402/c206603-9675383.html|title=女性をめぐる社会問題に注目!日本のドラマ「Mother」中国語版リメイク|publisher=人民網日本版|date=2020-04-02|accessdate=2020-8-21}}</ref>・放送が行われている。さらにそのリメイクされたドラマも重ねてヒットし、高視聴率及び多数のドラマ賞を受賞するなどの高評価を受け、2019年時点でアジア10カ国、世界35カ国以上で展開されるなど日本国外で異例の広がりを見せている<ref name="news.mynavi.jp"/><ref>{{Cite web|url= https://mi-mollet.com/articles/-/15802 |title= あの芦田愛菜の出世作『Mother』が海外でも天才子役を輩出 |work= エンタメ番長 揃い踏み 「それ、気になってた!」|author= 長谷川朋子 |website= mi-mollet |date= 2019-02-12 |accessdate= 2020-11-10 }}</ref>。『Mother』に続き『[[Woman (テレビドラマ)|Woman]]』はトルコ、フランス、韓国でリメイク版が制作・放送され、世界25カ国以上に展開されている<ref>[https://n.news.naver.com/article/018/0004956797 쇼박스, 백신 접종률 상승·웹툰 드라마화…성장성 가시화 -하이] 이데일리 2021年6月14日、2021年6月15日閲覧</ref>。また、『[[いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう]]』はトルコ、『[[問題のあるレストラン]]』は中華人民共和国、『[[最高の離婚]]』は韓国においてそれぞれリメイク版の制作・放送が行われている。
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トレンディドラマ時代は「自分が書きたいのはこういうものじゃないという気持ちがずっと常にあった」と明かすが<ref>『[[プロフェッショナル 仕事の流儀]]』([[NHK総合テレビジョン|NHK G]])2018年11月13日放送分。</ref>、加えて「これまでに脚本を書いたドラマは全部が全部心を込めたものばかりで、昔のも今のも同じだけ大事に思っている」と発言している<ref>{{Cite web |author= |date= |url= https://www.instagram.com/p/BqMFvImFJ7l/?igshid=1k2u28wguewjx |title=坂元裕二 / SAKAMOTO YUJIさん(@skmtyj)のInstagramアカウント |publisher=Instagram |accessdate=2018-11-22}}</ref>。
トレンディドラマ時代は「自分が書きたいのはこういうものじゃないという気持ちがずっと常にあった」と明かすが<ref>『[[プロフェッショナル 仕事の流儀]]』([[NHK総合テレビジョン|NHK G]])2018年11月13日放送分。</ref>、加えて「これまでに脚本を書いたドラマは全部が全部心を込めたものばかりで、昔のも今のも同じだけ大事に思っている」と発言している<ref>{{Cite web |author= |date= |url= https://www.instagram.com/p/BqMFvImFJ7l/?igshid=1k2u28wguewjx |title=坂元裕二 / SAKAMOTO YUJIさん(@skmtyj)のInstagramアカウント |publisher=Instagram |accessdate=2018-11-22}}</ref>。


また、作風が変わったとしても「テレビという器にちょっとこぼれているものを書きたい」と思っている点については今も昔も変わらないと説明しており<ref name="yahoo1809" />、復帰以降に坂元が脚本を書き下ろした社会派と評される作品において、トレンディドラマ時代のような役者同士の軽快なやりとりによるシーンも存在し、特定のジャンルに該当する作品は少ない<ref>{{Cite web|url= https://lp.p.pia.jp/shared/cnt-s/cnt-s-11-02_2_4bd6529d-9945-4541-b64d-8acfd5a6eafd.html |title= 坂元裕二、ドラマで開花した作家性は映画にどう引き継がれる? 『花束みたいな恋をした』への期待 |publisher= |accessdate= 2019-11-09|archiveurl= }}</ref>。
また、作風が変わったとしても「テレビという器にちょっとこぼれているものを書きたい」と思っている点については今も昔も変わらないと説明しており<ref name="yahoo1809" />、復帰以降に坂元が脚本を書き下ろした社会派と評される作品において、トレンディドラマ時代のような役者同士の軽快なやりとりによるシーンも存在し、特定のジャンルに該当する作品は少ない<ref>{{Cite web|url= https://lp.p.pia.jp/shared/cnt-s/cnt-s-11-02_2_4bd6529d-9945-4541-b64d-8acfd5a6eafd.html |title= 坂元裕二、ドラマで開花した作家性は映画にどう引き継がれる? 『花束みたいな恋をした』への期待 |publisher= |accessdate= 2019-11-09|archiveurl= }}</ref><ref name="熱風"/>。


[[2012年]]9月22日、朗読劇『[[往復書簡 初恋と不倫|不帰の初恋、海老名SA]]』を公演。以降定期的に坂元が役者に出演を依頼し、役者と共に朗読劇の公演を行っている。([[#作品|関わった作品]]参照)
[[2012年]]9月22日、朗読劇『[[往復書簡 初恋と不倫|不帰の初恋、海老名SA]]』を公演。以降定期的に坂元が役者に出演を依頼し、役者と共に朗読劇の公演を行っている。([[#作品|関わった作品]]参照)
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[[2021年]]1月29日公開された映画『[[花束みたいな恋をした]]』において脚本を担当した。監督は[[土井裕泰]]、主演は[[菅田将暉]]と[[有村架純]] <ref>{{Cite web|url= https://hana-koi.jp/ |title=『花束みたいな恋をした』公式サイト|publisher= |accessdate= 2021-1-15|archiveurl= }}</ref>。
[[2021年]]1月29日公開された映画『[[花束みたいな恋をした]]』において脚本を担当した。監督は[[土井裕泰]]、主演は[[菅田将暉]]と[[有村架純]] <ref>{{Cite web|url= https://hana-koi.jp/ |title=『花束みたいな恋をした』公式サイト|publisher= |accessdate= 2021-1-15|archiveurl= }}</ref>。


== 人物・エピソード ==
== 人物 ==
*フジテレビの月9ドラマである『[[ラブジェネレーション]]』のために[[大瀧詠一]]が書き下ろした「[[幸せな結末]]」の歌い出しである〝髪をほどいた 君のしぐさが 泣いているようで胸が騒ぐよ〟というワンフレーズの[[作詞]]に関して、当時この曲のレコーディングをしている時に坂元が演出の[[永山耕三]]に呼び出され、その歌い出しのフレーズだけ手伝ったというエピソードがある<ref>ニッポン放送『[[大滝詠一 Happy Endingの世界]]』2020年3月22日放送分</ref>。
*フジテレビの月9ドラマである『[[ラブジェネレーション]]』のために[[大瀧詠一]]が書き下ろした「[[幸せな結末]]」の歌い出しである〝髪をほどいた 君のしぐさが 泣いているようで胸が騒ぐよ〟というワンフレーズの[[作詞]]に関して、当時この曲のレコーディングをしている時に坂元が演出の[[永山耕三]]に呼び出され、その歌い出しのフレーズだけ手伝ったというエピソードがある<ref>ニッポン放送『[[大滝詠一 Happy Endingの世界]]』2020年3月22日放送分</ref>。
*高校時代は[[とんねるず]]のファンで、18歳の頃深夜ラジオ『[[とんねるずのオールナイトニッポン]]』をよく聴いていた。[[ディレクターズ・カンパニー]]の脚本募集以外の候補として『[[フジテレビヤングシナリオ大賞]]』を選んで応募したのも、「入賞すればフジテレビでとんねるずに会えるのでは?」という期待から始まったものだった。また、妻の森口瑤子も坂元と同じく高校時代とんねるずのファンであった<ref>{{Cite web|url= https://www.fujitv-view.jp/article/post-144626/ |title= 「とんねるずにお礼が言いたくて」脚本家・坂元裕二がゲスト出演! 石橋貴明との意外な接点とは? |website= フジテレビュー!! |publisher= フジテレビ |date= 2020-08-04 |accessdate= 2020-11-10 }}</ref>。
*高校時代は[[とんねるず]]のファンで、18歳の頃深夜ラジオ『[[とんねるずのオールナイトニッポン]]』をよく聴いていた。[[ディレクターズ・カンパニー]]の脚本募集以外の候補として『[[フジテレビヤングシナリオ大賞]]』を選んで応募したのも、「入賞すればフジテレビでとんねるずに会えるのでは?」という期待から始まったものだった。また、妻の森口瑤子も坂元と同じく高校時代とんねるずのファンであった<ref>{{Cite web|url= https://www.fujitv-view.jp/article/post-144626/ |title= 「とんねるずにお礼が言いたくて」脚本家・坂元裕二がゲスト出演! 石橋貴明との意外な接点とは? |website= フジテレビュー!! |publisher= フジテレビ |date= 2020-08-04 |accessdate= 2020-11-10 }}</ref>。
*フジテレビ制作の深夜単発ドラマ『[[男湯]]』及びその続編である『[[男湯2]]』の脚本を担当した大野大福とは坂元裕二の別名義である<ref>{{Cite news|url=https://www.nihon-eiga.com/osusume/sakamotoyuji/ |title=脚本家 坂元裕二劇場 |newspaper= 日本映画専門チャンネル |date= 2021-04-01 |accessdate= 2020-04-01 }}</ref>。
*フジテレビ制作の深夜単発ドラマ『[[男湯]]』及びその続編である『[[男湯2]]』の脚本を担当した大野大福とは坂元裕二の別名義である<ref>{{Cite news|url=https://www.nihon-eiga.com/osusume/sakamotoyuji/ |title=脚本家 坂元裕二劇場 |newspaper= 日本映画専門チャンネル |date= 2021-04-01 |accessdate= 2020-04-01 }}</ref>。
=== 作風 ===

*[[スタジオジブリ]]出版部発行の冊子『熱風』におけるロングインタビューの中で坂元は自分が描く登場人物に関して、「正しい、正しくない」「共感できる、できない」「頑張った、頑張ってない」という視点ではなく、「面白さ」「優しさ」「可笑しさ」といった、人が無意識に人に見せる細やかな瞬間に[[フォーカス]]を当てた「どこか子供じみた観点」から登場人物の人物像を描くようにしていると答えている<ref name="neppu">{{Cite journal |和書 |title= 特集/坂元裕二 ロング・インタビュー
テレビドラマ「カルテット」で描きたかったこと
|journal=スタジオジブリ出版部|newspaper=熱風|issue=2017年06月09日}}</ref>。加えて、主人公と対立したり、邪魔をする登場人物に関しては「本当はいい人なのか、結局悪い人なのか」ではなく「主人公と[[コミュニケーション]]が取れない人」という認識で描いていると話している<ref name="熱風"/>。また、物語が終わった後も登場人物が今もどこかで生きていると感じてもらうために、説明的な描写の有無がどうこうというより、語りすぎない[[余白]]の部分を大事にしていると答えている<ref name="熱風"/>。
*脚本を書き始めた当初から現在まで「テレビからちょっとこぼれそうなもの」を書いていたいという意識はあったが、特に『[[Mother (テレビドラマ)|Mother]]』以降殆どのドラマは各局のプロデューサーと一緒に視聴率をなるべく気にしない形で無理矢理でも自由に作らせてもらっている感覚があるとインタビューにおいて答えている<ref name="yahoo1809" /><ref name="neppu"/>。また、前提としてテレビは[[公共]]のものなんだということを意識したうえで、それでも放送する自分たちが「面白い」「新しい」「見たことがない」と思えるものを作りたいと考えている各局にいる何人かのプロデューサーが自分へ「一緒に仕事をしないか?」と連絡をくれるおかげで、興味のあるテーマを深く共有したり自由に脚本を書かせてもらえてるので、少なくともそういう人たちがいてくれてる間はドラマの脚本を書き続けていきたいと話している<ref name="yahoo1809" /><ref name="neppu"/>。
*作品に出演している役者の魅力や凄みが発揮されることを最優先事項に[[キャラクター]]や[[シチュエーション]]、[[シークエンス]]を作り上げていく作風のため、メインキャストに限らずなるべく"当て書き"で脚本を書き下ろしている<ref name="crea.bunshun.jp/articles"/><ref name="熱風"/>。また、「ある特定の[[個人]](手紙をくれた視聴者や知り合いの子供、友人)」の存在から物語における大枠のテーマを決定するケースもあり、その場合、物語を展開させていく中でどうしても迷った際はその個人を思い浮かべながら書き進めるようにしている<ref name="crea.bunshun.jp/articles">{{Cite web|url= https://crea.bunshun.jp/articles/-/20996?page=3 |title= 脚本家・坂元裕二が語る
創作の秘密 |publisher= crea|accessdate= 2022-11-09 }}</ref><ref name="neppu"/>。
== 受賞 ==
== 受賞 ==
*『[[わたしたちの教科書]]』
*『[[わたしたちの教科書]]』

2022年12月8日 (木) 07:39時点における版

さかもと ゆうじ
坂元 裕二
プロフィール
別名 大野 大福
誕生日 (1967-05-12) 1967年5月12日(57歳)
出身地 日本の旗 日本大阪府
主な作品
テレビドラマ東京ラブストーリー
二十歳の約束
ラストクリスマス
西遊記
わたしたちの教科書
猟奇的な彼女
Mother
それでも、生きてゆく
最高の離婚
Woman
問題のあるレストラン
いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう
カルテット
anone
大豆田とわ子と三人の元夫
映画世界の中心で、愛をさけぶ
西遊記
花束みたいな恋をした
ゲームリアルサウンド 〜風のリグレット〜
受賞
受賞を参照
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坂元 裕二(さかもと ゆうじ、1967年5月12日 - )は、日本脚本家作詞家戯曲家東京芸術大学大学院教授

大阪府出身。妻は森口瑤子[1]1998年結婚)。

経歴・概要

自動車整備工場を営む両親のもと、3人兄弟の長男として育つ。奈良育英高等学校卒業。高校時代、映画では相米慎二監督作品、小説では中上健次作品を軸に色々な監督や作家の作品を見たり読んだりしていた[2]

高校卒業後、フリーターをしながら脚本を学ぶ。1987年、「第1回フジテレビヤングシナリオ大賞」を19歳で受賞しデビュー[2]。同時期にディレクターズ・カンパニーが行っていた脚本募集にも応募していたが、そちらでは採用されなかったためテレビの道に進んだ[2]。上京し、テレビ局のアシスタントをしながら脚本の腕を磨いた[2]

1991年、23歳の時に脚本を担当した『東京ラブストーリー』(フジテレビ)が大ヒットし、最高視聴率は32%。「月曜日の夜9時は街から女性(もしくはOL)たちが消えた」と言われるほどの社会現象となる。トレンディなラブストーリーの脚本の依頼が次々舞い込むようになり、トレンディドラマの旗手として脚光を浴びた。

また、織田裕二松たか子小室哲哉などの楽曲の作詞も手掛けた。(主な作詞提供アーティスト参照)

1996年、「明らかにテレビが嫌で逃亡した」との理由で脚本家業を休養し、一度テレビ界から離れる[2]。当初は飯野賢治率いる株式会社ワープに所属してゲーム関連の仕事に携わり、『リアルサウンド 〜風のリグレット〜』などのシナリオを手掛け、1998年に同社を退社。付き合いのあった文芸誌編集長から勧められ小説家への転向を試みるが、3年間一つの小説をずっと書き続け原稿用紙2000枚ほどの分量になるも終わらせ方がわからず未完成のまま、発表には至っていない[2]。『きらきらひかる』(フジテレビ)のドラマ版(脚本は井上由美子)を見たことでそのドラマに刺激を受け、それがテレビ脚本の世界に戻るきっかけの1つになった[2]。この休養期間中に、森口との結婚や長女の誕生を経験した。森口は役者業を続けていたため、坂元は家で脚本執筆をしながら育児を担当する主夫生活を送るようになった[2]

ドラマ脚本業を再開し、『リモート』『西遊記』『あなたの隣に誰かいる』『トップキャスター』『愛し君へ』など様々なジャンルの脚本執筆を担当した。

2004年伊藤ちひろと共に行定勲監督の映画『世界の中心で、愛をさけぶ』の脚本制作を担当し、大ヒットを記録した。

また、ドラマ脚本業の再開後はフジテレビ以外でも連続・単発ドラマのオリジナル脚本を書き下ろすようになり[2]いじめの隠蔽をテーマに置いた『わたしたちの教科書』、自局の贈収賄事件をスクープするキャスターを扱った『トップキャスター』、ネグレクトや母性神話による抑圧を扱った『Mother』、シングルマザー生活保護を扱った『Woman』、結婚や家族の在り方をテーマに置いたラブコメディ調の『最高の離婚』、職場における性加害やパワハラの告発とコメディ調で飲食経営の発展を描いた『問題のあるレストラン』、犯罪被害者家族と加害者家族の交流を描いた『それでも、生きてゆく』など、かつてのトレンディドラマのイメージを大きく転換させ、社会問題を題材としたオリジナルドラマを次々と発表し、トレンディドラマ時代とはまた違った側面において高い評価・注目を集める[3]

また、脚本を書き下ろしたオリジナルドラマは海外からの評価も高く、『Mother』は韓国トルコでそれぞれリメイク版が制作、放送される。加えて、フランス中華人民共和国ウクライナタイランドスペインなどでもそれぞれの国でリメイク作品の制作[4][5][6]・放送が行われている。さらにそのリメイクされたドラマも重ねてヒットし、高視聴率及び多数のドラマ賞を受賞するなどの高評価を受け、2019年時点でアジア10カ国、世界35カ国以上で展開されるなど日本国外で異例の広がりを見せている[4][7]。『Mother』に続き『Woman』はトルコ、フランス、韓国でリメイク版が制作・放送され、世界25カ国以上に展開されている[8]。また、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』はトルコ、『問題のあるレストラン』は中華人民共和国、『最高の離婚』は韓国においてそれぞれリメイク版の制作・放送が行われている。

トレンディドラマ時代は「自分が書きたいのはこういうものじゃないという気持ちがずっと常にあった」と明かすが[9]、加えて「これまでに脚本を書いたドラマは全部が全部心を込めたものばかりで、昔のも今のも同じだけ大事に思っている」と発言している[10]

また、作風が変わったとしても「テレビという器にちょっとこぼれているものを書きたい」と思っている点については今も昔も変わらないと説明しており[2]、復帰以降に坂元が脚本を書き下ろした社会派と評される作品において、トレンディドラマ時代のような役者同士の軽快なやりとりによるシーンも存在し、特定のジャンルに該当する作品は少ない[11][3]

2012年9月22日、朗読劇『不帰の初恋、海老名SA』を公演。以降定期的に坂元が役者に出演を依頼し、役者と共に朗読劇の公演を行っている。(関わった作品参照)

2016年4月、東京芸術大学大学院映像研究科映画表現技術脚本領域教授に就任。

2017年6月、朗読劇のシナリオの一部を書籍としてまとめた『往復書簡 初恋と不倫』がリトルモアから出版された[12]。本書は簡体字版、繁体字[13]でも往復書簡集という形式で書籍化され、中国最大の書評サイト「豆瓣読書」[14] 2020年度外国語文学のランキングにおいて三位に選出された[15]

2018年3月、連続ドラマ『anone』最終回後に、Instagramで同作品を最後に数年の間は単発・連続ドラマの脚本執筆をお休みし、舞台や映画、大学院の授業など他の形態での活動のみに絞りますと報告した。この件については4年前から決めており、周囲のお世話になっている人たちや仕事仲間に説明した上で4年間、1月期に各1本の連続ドラマ執筆を手掛けていた。テレビ脚本の休業発表後、オリジナル脚本ドラマ『anone』は10月16日にフランスカンヌで開催された「MIPCOM2018」において日本のドラマの中で「ぜひ買いたい作品」「自国で放送したい作品」として『Woman』以来2度目である「MIPCOM BUYERS' AWARD for Japanese Drama」のグランプリを受賞した[16][17]。また、連ドラの仕事をこれから一切やらないという意味ではなく「テレビの世界では、仮に、もしいま仕事が決まったとしても、それは早くて2年後の放送分。いま何も決めていないということは、しばらく休むことになるんです」として、あくまでスケジュールの関係で連ドラを休むことになったと説明している[2]

2018年9月、小泉今日子が代表を務める制作事務所株式会社明後日による企画・制作で、自身初の戯曲である『またここか』(豊原功補演出)を書き下ろし、「第63回岸田國士戯曲賞」の最終候補にあがる。

2021年1月29日公開された映画『花束みたいな恋をした』において脚本を担当した。監督は土井裕泰、主演は菅田将暉有村架純 [18]

人物 

  • フジテレビの月9ドラマである『ラブジェネレーション』のために大瀧詠一が書き下ろした「幸せな結末」の歌い出しである〝髪をほどいた 君のしぐさが 泣いているようで胸が騒ぐよ〟というワンフレーズの作詞に関して、当時この曲のレコーディングをしている時に坂元が演出の永山耕三に呼び出され、その歌い出しのフレーズだけ手伝ったというエピソードがある[19]
  • 高校時代はとんねるずのファンで、18歳の頃深夜ラジオ『とんねるずのオールナイトニッポン』をよく聴いていた。ディレクターズ・カンパニーの脚本募集以外の候補として『フジテレビヤングシナリオ大賞』を選んで応募したのも、「入賞すればフジテレビでとんねるずに会えるのでは?」という期待から始まったものだった。また、妻の森口瑤子も坂元と同じく高校時代とんねるずのファンであった[20]
  • フジテレビ制作の深夜単発ドラマ『男湯』及びその続編である『男湯2』の脚本を担当した大野大福とは坂元裕二の別名義である[21]

作風 

  • スタジオジブリ出版部発行の冊子『熱風』におけるロングインタビューの中で坂元は自分が描く登場人物に関して、「正しい、正しくない」「共感できる、できない」「頑張った、頑張ってない」という視点ではなく、「面白さ」「優しさ」「可笑しさ」といった、人が無意識に人に見せる細やかな瞬間にフォーカスを当てた「どこか子供じみた観点」から登場人物の人物像を描くようにしていると答えている[22]。加えて、主人公と対立したり、邪魔をする登場人物に関しては「本当はいい人なのか、結局悪い人なのか」ではなく「主人公とコミュニケーションが取れない人」という認識で描いていると話している[3]。また、物語が終わった後も登場人物が今もどこかで生きていると感じてもらうために、説明的な描写の有無がどうこうというより、語りすぎない余白の部分を大事にしていると答えている[3]
  • 脚本を書き始めた当初から現在まで「テレビからちょっとこぼれそうなもの」を書いていたいという意識はあったが、特に『Mother』以降殆どのドラマは各局のプロデューサーと一緒に視聴率をなるべく気にしない形で無理矢理でも自由に作らせてもらっている感覚があるとインタビューにおいて答えている[2][22]。また、前提としてテレビは公共のものなんだということを意識したうえで、それでも放送する自分たちが「面白い」「新しい」「見たことがない」と思えるものを作りたいと考えている各局にいる何人かのプロデューサーが自分へ「一緒に仕事をしないか?」と連絡をくれるおかげで、興味のあるテーマを深く共有したり自由に脚本を書かせてもらえてるので、少なくともそういう人たちがいてくれてる間はドラマの脚本を書き続けていきたいと話している[2][22]
  • 作品に出演している役者の魅力や凄みが発揮されることを最優先事項にキャラクターシチュエーションシークエンスを作り上げていく作風のため、メインキャストに限らずなるべく"当て書き"で脚本を書き下ろしている[23][3]。また、「ある特定の個人(手紙をくれた視聴者や知り合いの子供、友人)」の存在から物語における大枠のテーマを決定するケースもあり、その場合、物語を展開させていく中でどうしても迷った際はその個人を思い浮かべながら書き進めるようにしている[23][22]

受賞 

作品

テレビドラマ

映画

短編作品

舞台

演劇
朗読劇

イベント

  • 坂元裕二の残業(2018年)
  • 株式会社明後日主催「全国へゆこうか!朗読ジャーニー 『詠む読む』」という2019年3月から始まった〝坂元裕二が書き上げたシナリオや小説を、俳優の満島ひかりと地域ごとに招待したゲストに朗読してもらう〟といった内容の企画を、全ての都道府県制覇という目標の元、不定期に開催している[45]。現時点で満島ひかりとペアを組んだ朗読ゲストは森岡龍のん毎熊克哉森七菜佐久本宝駿河太郎YO-KING[45]

ゲーム

テレビアニメ

漫画

書籍

※その他、脚本を手がけた各テレビドラマ・映画が書籍化されている。

主な作詞提供アーティスト

脚注

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  3. ^ a b c d e 引用エラー: 無効な <ref> タグです。「熱風」という名前の注釈に対するテキストが指定されていません
  4. ^ a b 「日本のドラマはどこに向かっているのか」脚本家・坂元裕二氏、海外展開に希望 マイナビニュース 2019年4月24日、2019年11月4日閲覧
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  9. ^ プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK G)2018年11月13日放送分。
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  16. ^ この段落の出典。坂元裕二 / SAKAMOTO YUJIさん(@skmtyj)のInstagramアカウント”. Instagram. 2018年3月22日閲覧。
  17. ^ この段落の出典。「これにてちょっと連ドラはお休みします」脚本家・坂元裕二氏「anone」でひと区切り”. スポニチアネックス. スポーツニッポン新聞社 (2018年3月22日). 2018年3月22日閲覧。
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  46. ^ 開発者インタビュー「Creators Note」 #12 ササキトモコ

外部リンク