STILL LOVE HER (失われた風景)

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STILL LOVE HER (失われた風景)
TM NETWORK楽曲
収録アルバム CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜
リリース 1988年12月9日
規格 12センチCD
録音 Air Recording Studios, Comforts Place
ジャンル バラード
レーベル エピックレコードジャパン
作詞者 小室哲哉
作曲者 小室哲哉
木根尚登
プロデュース 小室哲哉
その他収録アルバム

Just One Victory (たったひとつの勝利)
(12)
STILL LOVE HER (失われた風景)
(13)

STILL LOVE HER(失われた風景)」(スティル・ラブ・ハー うしなわれたふうけい) は、TM NETWORKの楽曲。作詞は小室哲哉、作曲は小室哲哉、木根尚登、編曲は小室哲哉。アニメ『シティーハンター2』のエンディング・テーマとして使用された。また、2019年2月8日に公開された『劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』では挿入歌・エンディングテーマとして使われた。

アルバム『CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜』のCD盤の13曲目(アナログ盤DISC2の6曲目)、シングル『JUST ONE VICTORY (たったひとつの勝利)』の2曲目に収録されている他、宇都宮隆のベストアルバム『THE BEST FILES』にも収録されている。

解説[編集]

小室が作った原型は「A→B→A'」という構成だったが、A'はAを転調させただけだったため、これでは少し味気ないと小室が木根に相談し、サビの部分を木根が作曲して共作という形になった(木根尚登のベストアルバム『キネバラ』のライナーノーツより)。

1994年4月22日19時から生放送のBayFMのラジオ番組10th Memorial Nightでのファン投票上位2位にランクインし、2004年に出版されたTM NETWORK DOUBLE-DECADE MEMORIAL BOOK SPECIALの特設サイトで行われた「あなたの一番好きなTM NETWORK(TMNも含む)の曲はなんですか?」の結果では6位となり、2004年のベストアルバム「Welcome to the FANKS!」の収録曲を選ぶ投票結果では4位[1]となり、シングル1曲目『JUST ONE VICTORY (たったひとつの勝利)』より人気のある楽曲である(『JUST ONE VICTORY (たったひとつの勝利)』はこれらの投票には一度もランクインしたことがない)。

演奏が大変であるという理由で、TMN「終了」前はあまりライブで演奏されなかった[2]。しかし、ラジオ番組10th Memorial Nightでの人気投票の結果から、5月5日のリハーサルで、5月19日の終了ライブ『TMN 4001 DAYS GROOVE』の2日目に急遽演奏されることとなった。ラジオ番組10th Memorial Night放送時点で「Get Wild」に次いで「Self Control (方舟に曳かれて)」を押さえて、ファン投票2位にランキングされたこの曲の人気の高さはシングル曲が上位を占めるであろうと予想していたTMNメンバーから、意外であると受け止められた。“君がいなくなったあとも、僕はここでこうして生きていける-ぼくはきっと大丈夫だよ”という気持ちが歌われる歌詞が“終了”をイメージさせているのではないかと小室哲哉は分析していた[3]

この楽曲のレコーディングはロンドンで行われた。トラックダウンの最中にエンジニアのスティーブ・ナイが、この楽曲の木根によるハーモニカソロが、今回のレコーディング中最高の音だと絶賛した[4]

2012年5月23日にリリースされた『ORIGINAL SINGLE BACK TRACKS 1984-1999』ではオリジナルカラオケバージョンが収録されているが、このバージョンはアウトロがカットアウトになっている。またカラオケバージョンであるが、リフレインの「La la la…」の女性コーラスは入っていない。2014年12月24日にリリースされた『CAROL DELUXE EDITION』のDISC3のINSTRUMENTAL DISCでは『ORIGINAL SINGLE BACK TRACKS 1984-1999』と異なり、アウトロがフェードアウトになったインストゥルメンタルバージョンとなっている。

2012年4月18日にリリースされた木根尚登のTM NETWORK/TMN楽曲のセルフカバーアルバム『キネバラ』では、アコースティックギター中心のアレンジになっており、共同作曲者の一人木根尚登がリードボーカルを担当したバージョンが収録されている。

2011年10月31日にMEGが、2016年3月22日にアイドルネッサンスがこの曲をカバーしている。

小室哲哉 は「詞はロンドンでの日常生活そのもの。珍しくシンガー・ソングライター的に、自分のことを歌った曲」、「90年代に作った曲を含めても、上位に入ってくる人気曲」、「自分でも好きな曲」と答えている[5]

出典[編集]

  1. ^ http://www.sonymusic.co.jp/Music/Arch/ES/TMNetwork/m_info.html
  2. ^ CAROL~A DAY IN A GIRL'S LIFE1991~ TM NETWORK TOUR '88~'89では6曲目に演奏されていたが、TM NETWORK CAROL TOUR FINAL CAMP FANKS!! '89やRHYTHM RED TMN TOUR、TOUR TMN EXPO、アリーナツアー Crazy 4 Youでは演奏されていない。
  3. ^ TMN FINAL 4001(1994年9月9日、ソニー・マガジンズ ISBN 4-7897-0888-8)より
  4. ^ TM NETWORK REMASTERのパンフレット 文/藤井徹貫より
  5. ^ 「TM NETWORK 30th Anniversary Special Issue 小室哲哉ぴあ TM編 (ぴあMOOK)」49ページの小室哲哉 のインタビュー

関連項目[編集]