「パナソニック ドラマシアター」の版間の差分
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2009年12月26日 (土) 03:37時点における版
ドラマ |
パナソニック ドラマシアター(Panasonic Drama Theater)は、TBS系列で毎週月曜日20:00~20:54に放送しているドラマ番組枠。TBS系列28局・系列外3局の全国31局ネット。旧称「ナショナルゴールデン・アワー」、「ナショナル劇場」。
「パナソニック ドラマシアター」としての放送は2008年10月13日の「水戸黄門 第39部」(初回は2時間スペシャル)からである。
概要
「世の為人の為、老若男女問わない番組を。」というパナソニック(旧社名:松下電器産業)の創業者である松下幸之助の方針で、52年の長期に渡って放送を続けている。パナソニックグループ(パナソニック・パナソニック電工・パナホーム)の一社提供番組。
現在のタイトルに変更される前はオープニングとして「明るいナショナル」(作詞〜初代ヴァージョン〜・作曲:三木鶏郎)が流れていた。ラジオ番組「歌のない歌謡曲」と同様に、時代によって曲の節・アレンジ・歌詞が変化している。詳細は『歴代オープニング』の章を参照。
2時間・3時間スペシャルなど、時間が拡大される場合でもパナソニックグループの単独スポンサーとなり、スポンサーの交代やスポットCMの挿入は一切されない。特番などで放送が休止になる場合、当該時間にパナソニックグループがスポンサーにつくことは無い。
パナソニックの要請により、TBS系列のない地域でも、秋田放送、福井放送、四国放送[1]を通じて毎週日曜日22:30 - 23:24〈プロ野球中継延長や特別番組編成の関係で時間変更の場合あり〉に放送されているので、47すべての都道府県で視聴可能である。
歴史
「ナショナルゴールデン・アワー」として1956年4月2日に放送開始。番組開始当初は毎週月曜日20時30分 - 21時の30分番組で、第1作は宮城まり子主演の「てんてん娘」。以降「ナショナルカラー劇場」、「ナショナルファミリー劇場」と改題。1964年1月に月曜20:00からのABCテレビ製作の牛乳石鹸提供枠が、月~金の13時~13時15分に移行したのを機に、現在の1時間番組となり、「ナショナル劇場」に改題された。
1969年8月以降は日本を代表する時代劇の名作「水戸黄門」を中心に、「大岡越前」「江戸を斬る」などの時代劇が主体となっていたが、それ以前は「七人の孫」などの現代劇を中心に放送していた。さらに、放送開始が必ずしも春・秋の改編期や1月、7月になるとは限らなかった。
そんな中、45周年を迎えた2001年4月からは原則として『水戸黄門』を2クール(半年間、原則20回前後)、『S・Hは恋のイニシャル』終了以来32年ぶりの登板となった現代劇を1クール(3か月間、原則10回前後)で交互に放送することになった。
2006年4月10日から7月17日までは「水戸黄門」の要素を取り入れた「現代版水戸黄門」と称する刑事ドラマ『特命!刑事どん亀』が、番組の50周年記念企画として放送、そのため、「水戸黄門」(第36部)は7月24日から12月18日までの変則的な放送となった。
本枠に於ける「水戸黄門」を始めとした時代劇作品はC.A.L、「こちら第三社会部」以降の現代劇作品はテレパックが制作を担当していたが、「あんどーなつ」と「ハンチョウ」はTBSグループの番組制作会社であるドリマックス・テレビジョンが制作している。
2008年10月1日、スポンサーである松下電器産業が「パナソニック株式会社」へ社名変更し、同時に「ナショナル」ブランドを廃止して「パナソニック」へ統一する為、「ナショナル劇場」としての放送は同年9月に終了、前述の「あんどーなつ」が最終作品となり、同時にオープニングで使用されている「明るいナショナル」の使用も終了となった。
翌10月から放送の「水戸黄門」(第39部)以降は、枠名を従来の「ナショナル劇場」のままにするのか、新社名を冠した枠名とするのか、日曜劇場同様に複数社提供という形に変わるのかが注目された。また、これに関して、松下電器産業の広報担当者は「社名変更を踏まえて、今後の方針を決めることになる」と発言した[2]。その後、スポンサー契約を維持し新社名を冠した枠名に変更することが検討され[3]、新たな枠名称として、現在の「パナソニック ドラマシアター」に変更されることが発表された[4][5]。
地上デジタル放送では、第39部及び第40部の第1話(いずれも「2時間スペシャル」)に限りAACフォーマットでの5.1chサラウンド放送を実施、第2話目以降は通常の2チャンネルによるステレオ放送だが「パナソニックドラマシアター」のオープニングキャッチのみ5.1chサラウンド放送となっている。
視聴率
長年に渡って安定した高視聴率を記録していたが、近年は他局も人気番組を並べており、競争が激しくなっている。特に2006年4月に、NHKが「鶴瓶の家族に乾杯」をこの時間帯に移動してからが顕著である。
そして2009年4月、TBSは18時台と19時台に『総力報道!THE NEWS』を放送開始したが、この番組の視聴率がほぼ1桁に低迷している影響で、当番組も1桁に低迷することが多くなっている。現代劇では『総力報道!THE NEWS』が放送される前から1桁に低迷する作品もあり、それほどの影響はなかったものの、7月27日に放送を開始した『水戸黄門第40部』では、8月17日と24日の2週連続で1桁に低迷するなど、現代劇以上に苦しい戦いを強いられている。
再放送
再放送は一部のTBS系列地上波局では主に『水戸黄門』が行われ、TBSチャンネルなどのCS放送では他の作品も行われている。但し、再放送ではパナソニックグループはスポンサーに付かず、タイトルコールも放送されない。また、長らくモノラル放送で放送されていたが、現在はステレオ放送で放送されている[6]。
作品リスト
- 太字は時代劇
ナショナルゴールデンアワー
- てんてん娘 (1956年4月2日 - 1957年6月24日)
- ナショナルTVホール (1957年7月1日 - 12月30日)
- 人知れずこそ (1958年1月6日 - 6月30日)
- 銭形平次 捕物控 (1958年7月7日 - 1960年6月27日)
- 黒い断層 (1960年7月4日 - 1961年6月12日)
- 青年の樹 (1961年6月19日 - 1962年12月24日)
- 箱根山 (1963年1月7日 - 6月24日)
- 大学生諸君 (1963年7月 - 12月)
ナショナル劇場
- 七人の孫(第1シリーズ) (1964年1月6日 - 7月6日)
- 河のほとりで (1964年7月27日 - 10月5日)
- 光る海 (1965年2月15日 - 5月10日)
- 七人の孫(第2シリーズ) (1965年6月7日 - 1966年2月28日)
- ともだち (1966年3月7日 - 6月27日)
- 青春怪談 (1966年7月4日 - 9月26日)
- 真田幸村 (1966年10月24日 - 1967年10月16日)
- 娘たちはいま (1967年10月23日 - 1968年4月15日)
- ナショナル・ゴールデン・スペシャル・シリーズ[7]
- 顎十郎捕物帖 (1968年5月27日 - 8月5日)
- オレと彼女 (1968年8月12日 - 10月21日) [8]
- ドカンと一発! (1968年10月28日 - 1969年1月20日)
- こんにちは!そよ風さん (1969年1月27日 - 4月14日)
- S・Hは恋のイニシャル (1969年4月28日 - 7月28日):本作まで現代劇
- 水戸黄門 第1部[9] (1969年8月4日 - 1970年3月9日):本作以降は時代劇
- 大岡越前 第1部[9] (1970年3月16日 - 9月21日)
- 水戸黄門 第2部[9] (1970年9月28日 - 1971年5月10日)
- 大岡越前 第2部 (1971年5月17日 - 11月22日)
- 水戸黄門 第3部[9] (1971年11月29日 - 1972年6月5日)
- 大岡越前 第3部 (1972年6月12日 - 1973年1月15日)
- 水戸黄門 第4部 (1973年1月22日 - 9月17日)
- 江戸を斬る 梓右近隠密帳 (1973年9月24日 - 1974年3月25日)
- 水戸黄門 第5部 (1974年4月1日 - 9月30日)
- 大岡越前 第4部 (1974年10月7日 - 1975年3月24日)[10]
- 水戸黄門 第6部 (1975年3月31日 - 11月3日)[11]
- 江戸を斬るII (1975年11月10日 - 1976年5月17日)
- 水戸黄門 第7部 (1976年5月24日 - 1977年1月10日)
- 江戸を斬るIII (1977年1月17日 - 7月11日)
- 水戸黄門 第8部 (1977年7月18日 - 1978年1月30日)
- 大岡越前 第5部 (1978年2月6日 - 7月31日)
- 水戸黄門 第9部 (1978年8月7日 - 1979年2月5日)
- 江戸を斬るIV (1979年2月12日 - 8月6日)
- 水戸黄門 第10部 (1979年8月13日 - 1980年2月11日)
- 江戸を斬るV (1980年2月18日 - 8月11日)
- 水戸黄門 第11部 (1980年8月18日 - 1981年2月9日)
- 江戸を斬るVI (1981年2月16日 - 8月24日)
- 水戸黄門 第12部 (1981年8月31日 - 1982年3月1日)
- 大岡越前 第6部 (1982年3月8日 - 10月11日)
- 水戸黄門 第13部 (1982年10月18日 - 1983年4月11日)
- 大岡越前 第7部 (1983年4月18日 - 10月24日)
- 水戸黄門 第14部 (1983年10月31日 - 1984年7月9日)
- 大岡越前 第8部 (1984年7月16日 - 1985年1月21日)
- 水戸黄門 第15部 (1985年1月28日 - 10月21日)
- 大岡越前 第9部 (1985年10月28日 - 1986年4月21日)
- 水戸黄門 第16部 (1986年4月28日 - 1987年1月19日)
- 江戸を斬るVII (1987年1月26日 - 8月17日)
- 水戸黄門 第17部 (1987年8月24日 - 1988年2月22日)
- 大岡越前 第10部 (1988年2月29日 - 9月5日)
- 水戸黄門 第18部 (1988年9月12日 - 1989年5月1日)
- 翔んでる!平賀源内 (1989年5月8日 - 9月18日)
- 水戸黄門 第19部 (1989年9月25日 - 1990年4月16日)
- 大岡越前 第11部 (1990年4月23日 - 10月15日)
- 水戸黄門 第20部 (1990年10月22日 - 1991年10月7日)
- 大岡越前 第12部 (1991年10月14日 - 1992年3月30日)
- 水戸黄門 第21部 (1992年4月6日 - 11月9日)
- 大岡越前 第13部 (1992年11月16日 - 1993年5月10日)
- 水戸黄門 第22部 (1993年5月17日 - 1994年1月24日)
- 江戸を斬るVIII (1994年1月31日 - 7月25日)
- 水戸黄門 第23部 (1994年8月1日 - 1995年5月15日)
- 水戸黄門外伝 かげろう忍法帖[9] (1995年5月22日 - 9月4日)
- 水戸黄門 第24部 (1995年9月11日 - 1996年6月10日)
- 大岡越前 第14部 (1996年6月17日 - 12月2日)
- 水戸黄門 第25部 (1996年12月9日 - 1997年10月27日)[12]
- 南町奉行事件帖 怒れ!求馬 (1997年11月3日 - 1998年2月2日)[13]
- 水戸黄門 第26部 (1998年2月9日 - 8月17日)
- 大岡越前 第15部 (1998年8月24日 - 1999年3月15日)
- 水戸黄門 第27部 (1999年3月22日 - 10月18日)
- 南町奉行事件帖 怒れ!求馬2 (1999年10月25日 - 2000年2月28日)
- 水戸黄門 第28部 (2000年3月6日 - 11月20日)
- 大江戸を駈ける! (2000年11月27日 - 2001年3月19日)
- 水戸黄門 第29部 (2001年4月2日 - 9月17日)
- こちら第三社会部 (2001年10月8日 - 12月17日)
- 水戸黄門 第30部 (2002年1月7日 - 7月1日)
- こちら本池上署(第1シリーズ)[9] (2002年7月8日 - 9月16日)
- 水戸黄門 第31部 (2002年10月14日 - 2003年3月24日)
- こちら本池上署(第2シリーズ) (2003年4月14日 - 7月21日)
- 水戸黄門 第32部 (2003年7月28日 - 12月8日)
- 水戸黄門 1000回記念3時間スペシャル 2003年12月15日[14]
- こちら本池上署(第3シリーズ) (2004年1月12日 - 3月22日)
- 水戸黄門 第33部 (2004年4月12日 - 9月20日)
- こちら本池上署(第4シリーズ) (2004年10月11日 - 12月27日)
- 水戸黄門 第34部 (2005年1月10日 - 6月6日)
- こちら本池上署(第5シリーズ) (2005年6月13日 - 9月12日)
- 水戸黄門 第35部 (2005年10月10日 - 2006年3月6日)
- 水戸黄門2時間スペシャル(ナショナル劇場50周年記念特別企画1) (2006年3月13日)
- 大岡越前2時間スペシャル(ナショナル劇場50周年記念特別企画2) (2006年3月20日)
- 特命!刑事どん亀(ナショナル劇場50周年記念特別企画3) (2006年4月10日 - 7月17日)
- 水戸黄門 第36部 (2006年7月24日 - 12月18日)
- 浅草ふくまる旅館(第1シリーズ) (2007年1月8日 - 3月19日)
- 水戸黄門 第37部 (2007年4月9日 - 9月17日)
- 浅草ふくまる旅館(第2シリーズ) (2007年10月8日 - 12月17日)
- 水戸黄門 第38部 (2008年1月7日 - 6月30日)
- あんどーなつ (2008年7月7日 - 9月22日)
パナソニック ドラマシアター
- 水戸黄門 第39部 (2008年10月13日 - 2009年3月23日)
- ハンチョウ〜神南署安積班〜(第1シリーズ) (2009年4月13日 - 7月20日)
- 水戸黄門 第40部 (2009年7月27日 - 12月21日)
- ハンチョウ〜神南署安積班〜(第2シリーズ) (2010年1月11日 - 3月22日)(予定)
ネット局
都道府県 | 放送局 | 系列 | 本放送 | 再放送 | |
---|---|---|---|---|---|
放送日時 | 備考 | ||||
関東広域圏 | TBS | JNN | 月 20:00 - 20:54 | 月 - 金 15:55 - 16:53 | キー局。 再放送は長年の間16時台放送されているが、 2009年7月20日から9月25日までは16:53-17:50に放送された。 |
北海道 | HBC | 月 - 金 17:02 - 18:00 | 再放送は「評判時代劇シリーズ」。 CM・エンドタイトルを除き時刻出しがあったが2009年6月より廃止された。 | ||
青森県 | ATV | かつて14時台に再放送を実施していた | |||
岩手県 | IBC | 月 - 金 16:54 - 17:50 | |||
宮城県 | TBC | 月 - 金 16:53 - 17:50 | |||
山形県 | TUY | 月 - 金 16:53 - 17:49 | 再放送は2007年10月より16時台から変更 | ||
福島県 | TUF | 月 - 金 15:57 - 16:53 | |||
山梨県 | UTY | 月 - 金 14:05 - 15:00 | |||
新潟県 | BSN | 月 - 金 16:00 - 16:53 | |||
長野県 | SBC | 月 - 金 17:05 - 18:00 | |||
静岡県 | SBS | 月 - 金 15:54 - 16:45 | 再放送は2009年3月30日より17時台から変更。 | ||
富山県 | TUT | ||||
石川県 | MRO | 月 - 金 16:56- 17:50 | 現在の再放送枠は2009年7月27日より。 それまでは月 - 木 15:00 - 15:52での放送。 | ||
中京広域圏 | CBC | 月 - 金 15:55 - 16:50 | |||
近畿広域圏 | MBS | 月 - 金 9:55 - 10:50 | 再放送は「MBSドラマの森」 〈時代劇と現代劇の再放送枠〉 | ||
鳥取県・島根県 | BSS | 月 - 金 17:05 - 18:00 | |||
岡山県・香川県 | RSK | 月 - 金 15:55 - 16:52 | 再放送は2009年3月30日より15時台から変更、7月6日より17時台から移動。 本編中は時刻出しあり。 | ||
広島県 | RCC | 月 - 金 16:53 - 17:50 | |||
山口県 | tys | 月 - 金 16:54 - 17:49 | |||
愛媛県 | ITV | 月 - 水 16:00 - 16:53 | |||
高知県 | KUTV | 月 - 金 17:04 - 18:00 | |||
福岡県・佐賀県 | RKB | 再放送はTVQ(テレビ東京系)が月 - 金9:00 - 9:57に行う場合がある。 | |||
長崎県 | NBC | 月 - 金 16:53 - 17:50 | |||
熊本県 | RKK | 火 - 金 15:00 - 15:55 | |||
大分県 | OBS | 月 - 金 16:53 - 17:50 | 再放送は2009年9月28日より。 | ||
宮崎県 | MRT | 月 - 金 16:53 - 17:49 | 再放送は「MRTドラマアワー」。 2009年6月8日より。CMを除き時刻出しあり。 他系列の時代劇を再放送する場合あり。 | ||
鹿児島県 | MBC | 月 - 金 10:35 - 11:30 | 再放送は2009年4月27日~9月25日は平日17時台 | ||
沖縄県 | RBC | ||||
秋田県 | ABS | NNS | 日 22:30 - 23:23 | 月 15:55 - 16:53 | 2009年12月までは、新作の放送が番組編成により大幅な繰り下げを行った場合のみに放送していたが、2010年1月より再放送もレギュラー放送となる予定。 |
徳島県 | JRT | 月 - 金 10:00 - 10:55 | 左記時間に不定期放映 (他系列ドラマ・時代劇枠) | ||
福井県 | FBC | NNS・ANN クロスネット局 |
かつて放送していた局
都道府県 | 放送局 | 現在の系列 | 放送を打ち切った理由など |
---|---|---|---|
青森県 | RAB | NNS | ATVがANNからJNNにネットチェンジ(実質的にはJNN正式加盟による ANNとのクロスネットの解消)したため移行された。 |
山形県 | YBC | TUY開局のため。 | |
福島県 | FTV | FNS | TUF開局のため。FTVはそれよりも早くJNNを脱退しているが、 視聴者保護のためTUF開局まで放送を続けていた。 |
山梨県 | YBS | NNS | UTYがUHF局のため、受信環境が整うまでの経過措置として しばらくの間YBSで継続していた。 |
富山県 | KNB | TUT開局のため。 | |
近畿広域圏 | ABC | ANN | 腸捻転解消によるネットチェンジでMBSと東京発の番組を交換した。 |
鳥取県 | NKT | NNS | 1972年に山陰の相互乗り入れでBSSへ一本化された。 |
香川県 | RNC | RSKがJNNに加盟したことに伴い、RNCからラジオ東京(当時)の番組が 引き上げられたため。なお、エリア統一はずっと後の事である。 | |
愛媛県 | RNB | ITV開局のため。 | |
高知県 | RKC | KUTVがUHF局のため、受信環境が整うまでの経過措置として しばらくの間RKCで継続していた。 | |
山口県 | KRY | tys開局後もスポンサーの関係上、再放送を含めてしばらく放送したが、1978年にtysからANN系列の 番組の大部分を移譲された際に移動した。tysは移動当時、JNN及びFNSクロスネット局だった。 |
備考
- 祝日は、特別番組の編成で再放送が休止となる場合もある。
- TBSのみ、第1作から放送されている。かつては三井奥さま劇場だった。(のちにこの枠のスポンサーは10時台に移動)長年16時台に放送されているが、2009年7月20日より17時台に放送される。
- RSKの再放送枠は時代劇である(最近では水戸黄門が多い)。系列外のJRTも同様である。
- SBSの再放送は「時代劇アワー」として放送。番組後半(おおむね16:30頃)に「SBSイブニングeye」のみどころがテロップ表示される。また、他局に比べると放送時間が数分短く、エンディング後すぐに「SBSイブニングeye」が始まる。
- 現在再放送をしていない局もかつて再放送枠で流していた事があった。
- IBC、TUY、SBS、BSS、tys、KUTV、NBCの7局は一時期同じ時代劇の再放送を行っているCS放送TBSチャンネルの放送時間帯(17:00~17:50)とほぼ重なるため、同じ番組が流れるケースもよくあった。現在はCS放送TBSチャンネルでの放送は平日の6:00~6:50と13:00~13:50で共に地上波での再放送時間帯とは重ならない(この時間、地上波では前者は「みのもんたの朝ズバッ!」。後者は「ひるおび!」が放送されている)ようになっている。
- ABS、JRT、FBCの3局は放送時間が日本テレビ系列のローカルセールス枠である22:30~23:24枠しかないため、2時間スペシャル放送時には放送時間を変更して放送している。また、2時間スペシャル或いは休止の場合は日本テレビで同時刻に放送している番組は放送せず、穴埋め番組を放送している。3局共6日遅れでの放送。国政選挙の投開票日はNNN(日本テレビ)制作の選挙特別番組を優先放送するため、別時間に振り替え放送する。
歴代オープニング
ナショナル劇場
- 初代 開始当初~1964年9月:切り絵アニメと思われるもの、BGMは明るいナショナルのオリジナルバージョン。
- 2代目 1964年10月~1980年3月:光からNマークを表示、松下電器・松下電工がフェードイン、BGMは明るいナショナルのオリジナルバージョン。
- この代よりカラー化される。
- 映像はNETテレビ→テレビ朝日の「ナショナルゴールデン劇場」でも使われた。
- TBSでも、1966年頃から「ナショナル劇場」と平行して、「ナショナル10人抜きのど自慢」[15]「がんばれ!マリンキッド」「逃げろや逃げろ!!」等といった30分枠の松下1社提供番組があったが、使用していたかは不明。
- このタイトルバックは下記のようにナショナル劇場の文字とNationalロゴの変更、BGMのリニューアルなどを経て2001年9月まで37年間にわたって使用された。
- 1978年10月の音声多重放送開始に合わせて、音声がステレオになり、これ以降BGMはポップ調アレンジが使用されるようになる。このバージョンから光がマイナーチェンジ、画面の中心から出るタイプとなる。
- 3代目 1980年4月~1985年9月:光からナショナル劇場(「劇」のへんは「虍」。これはナショ文字という独特の書体のため。例として「器」などがある。)のタイトルを表示、後にNマークと松下電器・松下電工の表示、BGMは2代目の明るいナショナル。
- 4代目 1985年10月~1987年3月:光からナショナル劇場のタイトル(背景とは別撮りとなり「劇」の字は正字体に)を表示、後にNマークと松下電器・松下電工の表示、BGMは3代目の明るいナショナル。
- ナショ文字(ナショナル体)、Nマークが使用されているのはこのバージョンが最後である。
- 5代目 1987年4月~1989年3月:光からナショナル劇場のタイトルを表示、後にNational-松下電器・松下電工-の表示、BGMは3代目の明るいナショナル。
- 6代目 1989年4月~1999年9月:光からナショナル劇場のタイトルを表示、後にNationalの表示、BGMは4代目の明るいナショナル。
- この代より明るいナショナルの曲調のリニューアル及び歌詞が2代目のものに変更され、また提供読み中もBGMを流すようになった。
- 音響関連の製品のブランドがナショナルからパナソニックになったことから歌詞から「何でも」が使用されなくなる。
- ラジオの「歌のない歌謡曲」では、2008年9月までこの4代目のバージョン(インストゥルメンタル)が使用された。
- 7代目 1999年10月~2001年9月:6代目と同じ、BGMは5代目の明るいナショナル。
- 光が使われた最後のバージョンで音楽のアレンジが変更となる。
- 8代目 2001年10月~2005年9月:初のCG使用。環境映像が集まり、それからNationalロゴが形成され、背景がセル画地球の影になったところで、「松下グループ Matsushita Group」(フォント変更)を表示、BGMは6代目の明るいナショナル。
- 再度、明るいナショナルの曲調のリニューアル及び歌詞が3代目のものに変更され、松下グループの提供読みは林田尚親に変更された。
- 9代目 2005年10月~2008年9月 : 8代目と同じ映像だが、Nationalのロゴが赤色になっている。(松下電器のコーポレートカラー制定に伴うもの)、BGMは6代目の明るいナショナル。
- ハイビジョン放送が開始されてからもこのオープニングCG映像は4:3SDのままであった。
- 備考
- 旧バージョン(Nマークが使われている)の明るいナショナルがオープニングに放送されていた時、オープニングとCMの間隔が違っていた時期があった。
- (現在)CM → オープニング → 番組開始
- (旧)CM → オープニング → CM → 番組開始
パナソニック ドラマシアター
- 2008年10月~現在:少女が窓から夜空を眺めている。夜空には「パナソニック ドラマシアター」の字が浮かんでいる。それは光線に変わり、世界中の人々や風景をつなぐ。最後に地球をバックに、世界中の人々や風景や動物のカットが集まり、グローバルブランドスローガンの「Panasonic ideas for life」を形成し、光も同時にそれに向かい、Panasonicの文字のアンダーラインとなる。
- オープニング映像では初めてハイビジョン制作となった。また、5.1chサラウンド音声で収録されている。
- BGMはパナソニックイメージソングであるDREAMS COME TRUEの「SEEDS OF TOMORROW(MIDDLE OF NOWHERE-Panasonic version)」で歌詞が表示されている。
- 提供読みは「この番組はパナソニックグループがお送りします」。
番組終了前の提供クレジット
基本的に時代劇の場合はCM後、現代劇の場合は次回予告後に流される。
ナショナル劇場
- 1986年6月までは、TBSアナウンサー(当時)の桝井論平による「ナショナルのマークでお馴染みの、松下電器・松下電工の提供でお送りしました。」のアナウンス。
- 1986年7月のロゴ変更の際(ナショナルの"N"マークから"National"に変わった際)には、TBSアナウンサー(当時)の高橋進による「ナショナルでお馴染みの、松下電器・松下電工の提供でお送りしました。」のアナウンス。
- 1990年代から松下電器・松下電工以外の松下グループ各社[16]もスポンサーとなる。同時に松下電器の企業スローガン読みが行われ、前期は槇大輔による「この番組は、心を満たす先端技術 ヒューマン・エレクトロニクスの松下電器・松下電工と、ご覧の提供でお送りしました。」、後期は片山光男による「この番組は、あなたと共に 豊かな未来へ(→21世紀を) 松下電器・松下電工と、ご覧のスポンサーの提供でお送りしました。」のアナウンス。
- 2002年7月からブルーバックに代わって作品の一部内容を表示する薄いブルーバック表示に切り替わり、松下電器と松下グループ各社が出ていた。この頃からスポンサーは松下電器・松下電工・パナホームの3社に固定されており、提供アナウンス・スポンサークレジットは主に以下の3パターンであった。
- 「この番組は、デジタルネットワークとエコロジー技術で世界に貢献する松下電器と、松下電工の提供でお送りしました。」(松下電工は60秒提供、パナホームは提供なし)
- 「この番組は、デジタルネットワークとエコロジー技術で世界に貢献する松下電器・松下電工と、ご覧のスポンサーの提供でお送りしました。」(松下電工は60秒、パナホームは30秒提供)
- 「この番組は、デジタルネットワークとエコロジー技術で世界に貢献する松下電器と、ご覧のスポンサーの提供でお送りしました。」(松下電工・パナホーム共に30秒提供)
パナソニック ドラマシアター
- ナショナル劇場末期のものとほぼ同じで、映像の後ろに薄いブルーバックでパナソニック・パナソニック電工・パナホームのスポンサーを表示、提供アナウンス・スポンサークレジットも同様に3パターンである。
- 「この番組は、パナソニックと、パナソニック電工の提供でお送りしました。」(パナソニック電工は60秒提供、パナホームは提供なし)
- 「この番組は、パナソニック・パナソニック電工と、ご覧のスポンサーの提供でお送りしました。」(パナソニック電工は60秒、パナホームは30秒提供)
- 「この番組は、パナソニックと、ご覧のスポンサーの提供でお送りしました」(パナソニック電工・パナホーム共に30秒提供)
- パナソニックのクレジットは「Panasonic ideas for life」と表示されるが、上記の通り単に「パナソニック」としか読まれない(これは同じパナソニックの提供番組である「二人の食卓 〜ありがとうのレシピ〜」も同様である)。
- なお、秋田放送では、同局アナウンサーによるスポンサーの読み上げが、ナショナル劇場に引き続いて現在も行われており、賀内隆弘アナウンサーが担当している。
特記事項
- 時代劇作品のナレーションはシリアスな語り口で、次回予告も「お楽しみに」とか「ご期待下さい」は言わないが近年は現代劇ドラマ最終回前の回の予告で「ご期待下さい」と言う事がある。
- 現代劇ドラマの場面に出て来る家電品および配線器具・ブレーカーはすべてパナソニック製のものを使用している。特にテレビ(VIERAおよび業務用ビデオモニター)、掛時計では製造会社名がはっきり読めるくらいアップで映るケースがある。
- 1989年1月7日(土)の昭和天皇崩御直後の1月9日月曜日の放送は水戸黄門が放送されたもののCMは一切流されない措置が取られた。
- 松下グループ(当時)各社がスポンサーに参入した頃から次回予告の直前に松下グループの会社名を紹介するCMが放送されていた。2005年からは次回予告後に夏川りみの「この星を感じて」をBGMとしてオーストラリアのエアーズロックなどを背景にして始まる松下グループの会社名を紹介するCM(松下グループのタイトルで夜明けを迎えて夕暮れを見届けた後、「この美しい地球とともに、松下グループです」とスクロール、アナウンスするというものだった)が放送されていた。同時に次回予告前は通常のCMに置き換わっている。後述のFF式石油温風器欠陥問題対応時にこのCMは放送終了し、リコール告知CMに差し替えられたのちに、これも通常のCMに置き換わった。この頃から番組全体のCM枠が6分から5分30秒に削減されている。
- 以前は、大晦日、元旦が月曜日の場合には「輝く!日本レコード大賞」や元旦の特番において、松下電器・松下電工のCMを流していた事もあった。近年は次の「月曜ゴールデン」(旧・「月曜ミステリー劇場」)放送枠で年末(毎年12月第1月曜)に「ナショナルドラマスペシャル」(現在は「パナソニックドラマスペシャル」)が放送され、「ナショナル」ブランドの製品はそちらに移動してCMを流し、「パナソニック」ブランドの製品は年末年始の音楽特番などへ移動してCMを流していた。松下電工の製品はさらにそれ以外の別番組へ移動を余儀なくされていた(主なところで毎日甲子園ボウルや年末ゴルフ特番など)。
- 番組終了後、21:00からの「月曜ゴールデン」の告知(ジャンクション)が流れ、他企業各社が30秒のヒッチハイクCMを週替わりで放送している。
ナショナルFF式石油温風機欠陥問題についての対応
2005年12月に、松下(当時)製FF式石油温風機の欠陥などによる中毒事故(詳細はこちらを参照)が発生した影響を受け、当番組枠では同月12日放送からこれに配慮して全CM枠が60秒間のリコール告知CMに差し替えられた。その為、松下電器以外の松下グループ各社(松下電工・パナホーム)は当番組のスポンサーを一時降板した。
また、ABS・FBC・JRTではTBS系列で5日に放送された分を11日からCMのみ差し替えている。但し、オープニング映像や提供クレジットは通常通りで、発生直後(12日)は公共広告機構(現:ACジャパン)との並行放映だった。
その後、同月下旬から松下電器の他製品のCM再開及び松下グループ各社(松下電工・パナホーム)のスポンサー復帰はされたものの、番組名称変更後の現在でも全国で冬季を中心にリコールCMを当番組の終了直前に放送している。
関連項目
- パナソニック・パナソニック電工一社提供番組
- 歌のない歌謡曲
- ナショナルゴールデン劇場(かつて放送されていたNETのドラマ枠。テーマ曲も「明るいナショナル」が使用された)
- 二人の食卓 〜ありがとうのレシピ〜
- TBSテレビ制作番組一覧
- 東芝日曜劇場→日曜劇場(日曜日21:00~21:54)
- 近鉄金曜劇場(腸捻転時代に放送 制作は当時JNN局だったABCの他にTBS・HBC・CBC・RKBが持ち回り)
- 日立 世界・ふしぎ発見!(土曜日21:00~21:54)
脚注
- ^ いずれも日本テレビ系列だが、福井放送はテレビ朝日系列とのクロスネット局でもあり、東芝日曜劇場でも同様に行われた
- ^ さよならナショナル劇場… 夕刊フジ 2008年7月7日閲覧
- ^ パナソニックに統一で、冠番組も名前変更…松下電器読売新聞 2008年7月19日閲覧
- ^ TBS「水戸黄門 第39部」
- ^ 松下電器:松下ブランド、10月から変更 洗濯機も「パナソニック」 毎日新聞 2008年9月17日閲覧
- ^ 本格実施はVTR収録に移行後の『大岡越前 第15部』から。80年代初期に試験的に『江戸を斬る』で一度実施されたが、初回放送のテープが現存しないためか、再放送は光学録音のモノラル音声で実施
- ^ 本枠初のカラー放送を実施
- ^ 本作から完全にカラー放送となる
- ^ a b c d e f ソフト化(VHS/DVD)された作品。『水戸黄門』の第1~3部はVHS・DVD共に、『大岡越前』の第1部、『水戸黄門外伝 かげろう忍法帖』、『こちら本池上署』第1シリーズはいずれもDVD-BOXとして発売されている。
- ^ 本作まで大阪ではABCで放送
- ^ 本作以降大阪ではMBSで放送
- ^ 本作までフィルム収録
- ^ 本作よりVTR収録
- ^ 本作以降水戸黄門はHD24P相当のハイビジョン撮影となる
- ^ 1962年開始だが、それまでは参天製薬1社提供のため、「ナショナル」の部分は「大学」→「サンテ」となっていた。
- ^ パナホーム、ナショナル証券(現・SMBCフレンド証券)、松下興産(現・MID都市開発及び豊秀興産)、また松下電工も松下グループ各社扱いの場合もあった
外部リンク
番組の変遷
KRテレビ→TBS系列 月曜20時台後半枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
不明
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ナショナルゴールデンアワー
(1956年4月-1963年12月) |
ナショナル劇場
(20:00-56→55→54に時間枠縮小) |
TBS系列 月曜20時台 | ||
ナショナル劇場
(1964年1月-2008年9月) |
パナソニック ドラマシアター
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ナショナル劇場
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パナソニック ドラマシアター
(2008年10月-) |
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