片岡富枝

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かたおか とみえ
片岡 富枝
プロフィール
本名 片岡 富子(かたおか とみこ)[1]
性別 女性
出身地 日本の旗 日本千葉県松戸市[2]
生年月日 (1944-11-02) 1944年11月2日(79歳)
血液型 RH+A型[3]
職業 女優声優
事務所 劇団青年座[3]
公式サイト 片岡富枝|劇団青年座
公称サイズ(時期不明)[4]
身長 / 体重 157 cm / 65 kg
スリーサイズ 98 - 88.5 - 104.5 cm
女優活動
活動期間 1968年[要出典] -
ジャンル テレビドラマ映画舞台
声優活動
活動期間 1974年[要出典] -
ジャンル アニメ吹き替えゲーム
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

片岡 富枝(かたおか とみえ、1944年11月2日[3][5][6] - )は、日本女優声優劇団青年座所属[3]千葉県松戸市出身[2]

略歴[編集]

実家は800年ほど前からある茨城県[7]

祖父は19歳の時に突然出奔して、旅役者の一座に入っていた座付き作者[7]。祖母は祖父が実家に戻ってきた時に連れてきた一座の座長の娘[7]。母親は1912年(大正元年)9月1日生まれで、2022年110歳となった[8][9]。親戚にも民謡新内小唄を謡う人、俳優など表現者が多く、中学生の頃から演劇部に入って演劇に熱中していた[7]

江戸川女子高等学校卒業[2]。一度は会社に勤めていたが、役者になる夢を捨てられなく「このままでいいのか。このままでいいのか」と悶々として、OLをしながら舞台芸術学院講習科[10]に入学[7]

1967年劇団薔薇座の舞台『双頭の鷲』を東京厚生年金会館に観に行っており、観劇後のアンケートに芝居の感想、役者になりたい希望を書いていた[7]。後日、手紙が届き、差出人は薔薇座に所属していた遠藤晴で「ぜひ、薔薇座にお入りなさい」と書いてあり、「これは受けるしかない」と思い、試験を受けて劇団薔薇座[2]に入団して、女優、声優としての活動を始める[7]。その後は劇団同人会、劇団櫂[11]、オフィス央、ぷろだくしょんバオバブ81プロデュースに所属[10]し、1991年に劇団青年座に入団[3]

2018年、第12回声優アワードにて功労賞を受賞[12]

人物[編集]

声種アルト[11]

所属する青年座主催の演劇での活動を主とするが、他劇団主催の演劇や、テレビドラマにも出演する。またアニメ吹き替えで声優としても活動している。

声優業では豪快で太った強烈なオバサン役を得意としている[13]。洋画吹き替えではウーピー・ゴールドバーグを担当している(ほぼ専属)。

特技はスキー三味線かっぽれ華道[6]

出演[編集]

太字はメインキャラクター。

テレビドラマ[編集]

映画[編集]

テレビアニメ[編集]

1979年
1980年
1981年
1982年
1983年
1984年
1985年
1986年
1987年
1988年
1989年
1990年
1991年
1992年
1994年
1995年
1996年
1998年
2001年
2002年
2003年
2006年
2007年
2008年
2009年
2011年
2016年
2017年
2018年

劇場アニメ[編集]

1981年
1986年
1988年
1993年
2001年
2002年
2003年
  • 映画 あたしンち(熊田[25]
2007年
2008年
2012年
2015年
2018年

OVA[編集]

1987年
1990年
1991年
1993年
1997年
2003年
2020年

ゲーム[編集]

1998年
1999年
2002年
  • ガチャろく(おばちゃん)
  • ガチャろく2〜今度は世界一周よ!!〜(おばちゃん)
2005年
2011年
2013年
2018年
2022年
  • トライアングルストラテジー(グローマ・ユルギナ[29]
2023年

吹き替え[編集]

担当女優[編集]

ウーピー・ゴールドバーグ
キャシー・ベイツ
コンチャータ・フェレル
ジェニファー・ルイス
デラ・リース

映画[編集]

ドラマ[編集]

アニメ[編集]

その他コンテンツ[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 『声優事典 第二版』キネマ旬報社、1996年、376頁。ISBN 4-87376-160-3 
  2. ^ a b c d 週刊テレビ番組(東京ポスト)1988年2月5日号「プロフィール」46頁
  3. ^ a b c d e 片岡富枝”. 劇団青年座. 2023年6月21日閲覧。
  4. ^ 片岡富枝”. タレントデータバンク. 2023年3月1日閲覧。
  5. ^ 片岡富枝の解説”. goo人名事典. 2022年1月12日閲覧。
  6. ^ a b 片岡 富枝”. 日本タレント名鑑. 2022年4月9日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g 第38回 片岡富枝(女優、声優)出演した作品は数千。俳優として声優として、迷うことなく生きる|大人未来 オトナが語る大人未来のメディアサイト”. 大人未来 オトナが語る大人未来のメディアサイト. 2023年3月1日閲覧。
  8. ^ otomi1102のツイート(1428360323363328011)
  9. ^ otomi1102のツイート(1565613366017929216)
  10. ^ a b 片岡富枝 講師ラインナップ”. 映像テクノアカデミア. 2020年10月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月28日閲覧。
  11. ^ a b 『声優の世界-アニメーションから外国映画まで』朝日ソノラマファンタスティックコレクション別冊〉、1979年10月30日、76頁。 
  12. ^ 「第十二回 声優アワード」主演賞は豊永利行さん、黒沢ともよさん!佐倉綾音さん&大西沙織さんは助演女優賞とパーソナリティ賞のW受賞.animate Times .2018年3月4日閲覧
  13. ^ 小川びい『こだわり声優事典'97』徳間書店〈ロマンアルバム〉、1997年3月10日、36頁。ISBN 4-19-720012-9 
  14. ^ フーセンのドラ太郎”. 日本アニメーション. 2016年8月2日閲覧。
  15. ^ フーセンのドラ太郎”. メディア芸術データベース. 2022年1月12日閲覧。
  16. ^ “ドン・ドラキュラ”. 手塚治虫公式サイト. https://tezukaosamu.net/jp/anime/45.html 2016年5月3日閲覧。 
  17. ^ 手塚治虫の ドン・ドラキュラ”. メディア芸術データベース. 2022年1月12日閲覧。
  18. ^ “大自然の魔獣バギ”. 手塚治虫公式サイト. https://tezukaosamu.net/jp/anime/60.html 2016年5月3日閲覧。 
  19. ^ キャラクター”. 魔神英雄伝ワタル. 2023年11月28日閲覧。
  20. ^ エレキングthe Animation”. メディア芸術データベース. 2022年1月12日閲覧。
  21. ^ くまみこ Girl Meats Bear”. メディア芸術データベース. 2022年1月12日閲覧。
  22. ^ ドラえもん のび太と翼の勇者たち”. 映画.com. 2022年5月11日閲覧。
  23. ^ 千年女優”. マッドハウス. 2016年6月7日閲覧。
  24. ^ 千年女優”. メディア芸術データベース. 2022年1月12日閲覧。
  25. ^ 映画 あたしンち”. メディア芸術データベース. 2022年1月12日閲覧。
  26. ^ 崖の上のポニョ”. メディア芸術データベース. 2022年1月12日閲覧。
  27. ^ おおかみこどもの雨と雪”. 金曜ロードSHOW!. 2016年6月9日閲覧。
  28. ^ おおかみこどもの雨と雪”. メディア芸術データベース. 2022年1月12日閲覧。
  29. ^ 「トライアングルストラテジー」,新たな登場キャラクターたちの情報が公開に。クラスアップなどのシステム情報も紹介”. 4gamer.net. 2022年1月27日閲覧。
  30. ^ "ステージド2 俺たちの舞台、アメリカ上陸!?". スターチャンネル. 2021年8月20日閲覧
  31. ^ カーズ2”. ふきカエル大作戦!!. 話題のふきカエ. 2022年1月12日閲覧。
  32. ^ カーズ/クロスロード”. ふきカエル大作戦!!. 話題のふきカエ. 2022年1月12日閲覧。
  33. ^ グーニーズ|吹替の力”. 吹替の力. ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント. 2023年12月2日閲覧。
  34. ^ 恋におちたシェイクスピア”. WOWOW (2016年6月24日). 2016年7月27日閲覧。
  35. ^ “プーと大人になった僕”. ふきカエル大作戦!!. (2018年9月14日). https://www.fukikaeru.com/?p=10304 2018年9月14日閲覧。 
  36. ^ 登場人物”. NHK. 2015年2月26日閲覧。
  37. ^ 現代への警鐘!?『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』を徹底解説”. ciatr (2018年3月27日). 2018年8月16日閲覧。
  38. ^ ティガームービープーさんの贈りもの”. メディア芸術データベース. 2022年1月12日閲覧。
  39. ^ 急成長中のドバイをおばちゃん集団がブラックに斬る「フリージ」、高畑淳子が吹替”. 映画ナタリー. 2018年12月5日閲覧。
  40. ^ モンスター・ホテル【話題のふきカエ】”. ふきカエル大作戦!!. 2012年9月29日閲覧。

外部リンク[編集]