「関越自動車道」の版間の差分
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[[平日]]の[[夕方]]の上り線は大泉JCTから練馬ICを過ぎて、[[目白通り]]の練馬中央陸橋交差点(交通情報上の案内は環八目白交差点)付近まで[[渋滞]]する。最悪の場合、所沢IC・三芳PA・鶴ヶ島JCTから渋滞する。行楽シーズン(主にゴールデンウィーク・お盆)になると、下り線は高坂SA付近や花園IC付近を先頭に大泉JCT付近まで渋滞することがあるほか、上り線も前橋IC・[[上信越自動車道|上信越道]]・[[北関東自動車道|北関東道]]などから花園ICや高坂SAにかけて渋滞することがあり、最悪の場合は上信越道の[[松井田妙義インターチェンジ|松井田妙義IC]]付近から花園ICにかけて断続的に50km以上の大渋滞になる。 |
[[平日]]の[[夕方]]の上り線は大泉JCTから練馬ICを過ぎて、[[目白通り]]の練馬中央陸橋交差点(交通情報上の案内は環八目白交差点)付近まで[[渋滞]]する。最悪の場合、所沢IC・三芳PA・鶴ヶ島JCTから渋滞する。行楽シーズン(主にゴールデンウィーク・お盆)になると、下り線は高坂SA付近や花園IC付近を先頭に大泉JCT付近まで渋滞することがあるほか、上り線も前橋IC・[[上信越自動車道|上信越道]]・[[北関東自動車道|北関東道]]などから花園ICや高坂SAにかけて渋滞することがあり、最悪の場合は上信越道の[[松井田妙義インターチェンジ|松井田妙義IC]]付近から花園ICにかけて断続的に50km以上の大渋滞になる。 |
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さらに、[[スキー#日本のスキーシーズン|スキーシーズン]]は[[新潟県]][[南魚沼郡]][[湯沢町]]とその周辺に点在するスキー場に向かう[[首都圏]]の車で、連休でなくても土曜日の午前中に下り線が高坂SA、花園IC、寄居PA、駒寄PAなどを先頭に10km以上渋滞する。次の日([[日曜日]])には帰宅する車で上り線が夕方から夜にかけて沼田IC、寄居PA、花園IC、高坂SA、三芳PA、新座料金所、大泉JCTなどを先頭に10km以上渋滞する<ref>それでも現在は東京外環自動車道の開通により大幅な改善が図られた。それ以前は首都高速道路と接続せず、もともと混雑気味だった[[東京都道318号環状七号線|環七通り]]へすべての流れが合流したため、スキーシーズンの練馬IC付近は平日・休日を問わず渋滞が慢性化していた。</ref>。 |
さらに、[[スキー#日本のスキーシーズン|スキーシーズン]]は[[新潟県]][[南魚沼郡]][[湯沢町]]とその周辺に点在するスキー場に向かう[[首都圏]]の車で、連休でなくても土曜日の午前中に下り線が高坂SA、花園IC、寄居PA、駒寄PAなどを先頭に10km以上渋滞する。次の日([[日曜日]])には帰宅する車で上り線が夕方から夜にかけて沼田IC、寄居PA、花園IC、高坂SA、三芳PA、新座料金所、大泉JCTなどを先頭に10km以上渋滞する<ref>それでも現在は東京外環自動車道の開通により大幅な改善が図られた。それ以前は首都高速道路と接続せず、もともと混雑気味だった[[東京都道318号環状七号線|環七通り]]へすべての流れが合流したため、スキーシーズンの練馬IC付近は平日・休日を問わず渋滞が慢性化していた。</ref>。前述のチェーン規制による全車タイヤチェックにより、数km程度の渋滞が発生することもある。 |
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== 脚注 == |
== 脚注 == |
2010年2月15日 (月) 05:47時点における版
高速自動車国道 (有料) | |
---|---|
関越自動車道 | |
路線延長 | 246.3 km |
制定年 | 1973年 |
開通年 | 1971年 - 1985年 |
起点 | 東京都練馬区(練馬IC) |
主な 経由都市 |
川越市 藤岡市、高崎市、前橋市、渋川市、沼田市 新潟県南魚沼市、魚沼市、小千谷市 |
終点 | 長岡市(長岡JCT) |
接続する 主な道路 (記法) |
記事参照 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
関越自動車道(かんえつじどうしゃどう、KAN-ETSU EXPRESSWAY)は、東京都練馬区の練馬ICから埼玉県、群馬県を経由し新潟県長岡市の長岡JCTへ至る高速道路(高速自動車国道)である。関越道(英語: KAN-ETSU EXPWY)と略される。
概要
三国山脈を貫いて東京と新潟県を結ぶ高速道路であり、上越新幹線とともに首都圏と日本海側を結ぶ高速交通網として重要な機能を持つ。藤岡JCTから上信越自動車道(関越自動車道上越線)が、高崎JCTから北関東自動車道がそれぞれ分岐しており、南部では長野県北信地方・東信地方や北関東からの利用も多いようである。
日本有数の豪雪地帯を貫いており、沿線(上越エリア)には多くのスキー場が存在し、首都圏とこれらのスキー場を結ぶ高速道路である。このため、冬期に通行困難となる並行一般道救済のために追加設置されたICが多いようである。また、首都圏の放射方向の高速自動車国道の中では唯一、首都高速道路との直接接続がないため、近年東京外環自動車道と接続されるまでは、特に冬季の練馬ICにおける大渋滞が慢性化していた[1]。
水上IC-湯沢ICには、道路トンネルとして日本最長の関越トンネルがある。
沿線には自由民主党の有力政治家が多く、同党から田中角栄・福田赳夫・中曽根康弘・小渕恵三・福田康夫の5人が内閣総理大臣に就任している。中でも新潟県内の沿線地域が含まれる中選挙区制の衆議院・新潟3区で圧倒的な支持を受けていた田中角栄の影響力は絶大であった。田中は道路法の制定や重要ポストの歴任などで、日本の道路政策を進める建設省に大きな影響力を持ち、日本列島改造論で示したように、全国高速交通網整備の強力な推進論者でもあったが、特に地元選挙区を通る関越自動車道の整備には、群馬・新潟両県内でほぼ並行する上越新幹線とともに心血を注いだ。
当路線は太平洋側と日本海側を結ぶ重要路線という認識で早期整備が図られたが、田中による大規模公共事業の利益誘導、あるいは国家政策の私物化という批判も受ける事になった。その根拠の一つとして、当路線と練馬ICで直結する目白通りはそのまま文京区目白台にある田中邸の前を通るため、「田中は自宅の門を左に曲がればそのまま選挙区に直行できる(三回曲がれば家に着く)」という事実が指摘された[2]。ただし田中は、1985年2月に脳梗塞で倒れて政治活動や日常生活が大きく制約されたため、全線開通後の当路線を通行した時は病気の後遺症が残る状態だった。
路線名・道路名
高速自動車国道の路線名としての関越自動車道は、東京都を起点に群馬県藤岡市で分岐し新潟県新潟市および上越市に至る以下の2つの路線からなる。
路線名 | 起点 | 重要な経過地 | 終点 | |
---|---|---|---|---|
新潟線 | 東京都 三鷹市 |
武蔵野市 東京都杉並区 同都練馬区 新座市 所沢市 川越市 鶴ケ島市 坂戸市 東松山市 本庄市 藤岡市 | 高崎市 前橋市 渋川市 沼田市 南魚沼市 魚沼市 小千谷市 長岡市 見附市 三条市 燕市 | 新潟市 |
上越線 | 富岡市 佐久市 小諸市 東御市 上田市 千曲市 長野市 須坂市 中野市 妙高市 | 上越市 |
これらについて、供用中および計画中の道路名に区分すると以下のようになる。
路線名 | 道路名 | 区間 | 備考 |
---|---|---|---|
新潟線 | 東京外かく環状道路 | 大泉JCT - 中央JCT(仮称) | 整備計画区間 |
関越自動車道 | 練馬IC - 長岡IC | ||
長岡IC - 長岡JCT | 北陸自動車道と重複 | ||
北陸自動車道 | 長岡JCT - 新潟中央JCT | ||
上越線 | 上信越自動車道 | 藤岡JCT - 上越JCT | 更埴JCT - 長野市は中央自動車道長野線と重複 |
以下では、特記がない場合は練馬IC - 長岡JCTの狭義の(道路名としての)関越自動車道について述べる。
通過市町村
接続高速道路
他の都心部の高速自動車国道とは異なり、首都高速道路とは直接接続していない。首都高速道路に行くには練馬ICから一般道に出るか、大泉JCTから東京外環自動車道を経由するか、首都圏中央連絡自動車道を八王子ジャンクション経由で首都高速4号新宿線に接続する。
終点の長岡JCTでは、北陸自動車道の新潟方面が本線となっており、北陸自動車道の富山方面が分岐・合流する形になっている。
インターチェンジなど
- IC番号欄の背景色が■である区間は既開通区間に存在する。施設欄の背景色が■である区間は未開通区間または未供用施設に該当する。未開通区間の名称は全て仮称である。
- (数字)は、他路線の番号。
- スマートICは背景色■で示す。
- 路線名の特記がないものは市道。
- BSのうち、○は運用中、◆は休止中の施設。無印はBSなし。
IC 番号 |
施設名 | 接続路線名 | 練馬から (km) |
BS | 備考 | 所在地 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
10号線(候補路線) | |||||||
1 | 練馬IC | 都道24号練馬所沢線(目白通り) | 0.0 | 東京都 | 練馬区 | ||
2 | 大泉JCT. | 東京外環自動車道 東京外かく環状道路(計画中) |
0.8 | 新潟方面接続 | |||
大泉IC | 都道24号練馬所沢線 | 新潟方面入口 | |||||
- | BS | - | ◆ | 休止中 | |||
- | 新座料金所 | 本線料金所 | 4 | 埼玉県 | 新座市 | ||
- | BS | - | ◆ | 休止中 | |||
3 | 所沢IC | 国道463号(浦和所沢バイパス) | 9.4 | 所沢市 | |||
- | BS | - | ◆ | 休止中 | 三芳町 | ||
3-1 | 三芳PA/スマートIC | 14.0 | 新潟方面出入口 | ||||
- | BS | - | ◆ | 休止中 | ふじみ野市 | ||
4 | 川越IC | 国道16号 | 21.2 | 川越市 | |||
- | 川越的場BS | - | ○ | ||||
4-1 | 鶴ヶ島JCT. | 圏央道 | 28.1 | 鶴ヶ島市 | |||
5 | 鶴ヶ島IC | 国道407号 | 29.6 | ||||
- | BS | - | ◆ | 休止中 | |||
- | 坂戸スマートIC | 坂戸市 | |||||
- | 高坂SA | - | 34.7 | 東松山市 | |||
- | BS | - | 36.5 | ◆ | 休止中 | ||
6 | 東松山IC | 国道254号(東松山バイパス) 県道47号深谷東松山線(熊谷東松山道路) |
39.4 | ◆ | |||
- | BS | - | ◆ | 休止中 | 滑川町 | ||
6-1 | 嵐山小川IC | 県道11号熊谷小川秩父線 | 47.4 | 嵐山町 | |||
- | 嵐山PA | - | 50.1 | ||||
7 | 花園IC | 国道140号(彩甲斐街道) (西関東連絡道路(計画路線)) |
56.1 | ◆ | 深谷市 | ||
- | BS | - | ◆ | 休止中 | 寄居町 | ||
- | 寄居PA | - | 63.4 | 深谷市 | |||
- | BS | - | ◆ | 休止中 | 美里町 | ||
8 | 本庄児玉IC | 国道462号 | 69.6 | ◆ | 本庄市 | ||
- | BS | - | ◆ | 休止中 | 上里町 | ||
- | 上里SA | - | 75.5 | ||||
- | BS | - | ◆ | 休止中 | 群馬県 | 高崎市 | |
9 | 藤岡JCT. | 上信越自動車道 | 78.6 | - | 藤岡市 | ||
- | 高崎・玉村スマートIC | 国道354号(東毛広域幹線道路) | - | 社会実験準備中 | 高崎市 | ||
9-1 | 高崎JCT | 北関東自動車道 | 84.6 | - | |||
10 | 高崎IC | 県道27号高崎駒形線 | 87.0 | ||||
11 | 前橋IC | 国道17号(高崎前橋バイパス) | 92.1 | ||||
前橋市 | |||||||
11-1 | 駒寄PA/スマートIC | 98.3 | 吉岡町 | ||||
12 | 渋川伊香保IC | 国道17号(渋川バイパス) | 103.2 | 渋川市 | |||
- | 三原田CB | - | 東京方面 | ||||
12-1 | 赤城IC/PA | 県道70号大間々上白井線 | 111.0 | ||||
- | 赤城高原SA | - | 118.3 | 昭和村 | |||
12-2 | 昭和IC | 県道65号昭和インター線 | 120.4 | ||||
13 | 沼田IC | 国道120号 | 125.6 | 沼田市 | |||
- | 沼田CB | - | 129 | 新潟方面 | |||
14 | 月夜野IC | 国道17号(月夜野バイパス) | 130.9 | みなかみ町 | |||
- | 下牧PA | - | 135.3 | ||||
15 | 水上IC | 国道291号 | 140.8 | ||||
- | 谷川岳PA | - | 145.8 | ||||
- | 関越トンネル | - | - | 長さ 11055m 危険物積載車両通行禁止 | |||
新潟県 | 湯沢町 | ||||||
- | 土樽PA | - | 157.3 | ||||
16 | 湯沢IC | 国道17号 | 166.7 | ○ | |||
- | 塩沢石打SA | - | 173.5 | 東京方面 | 南魚沼市 | ||
16-1 | 塩沢石打IC/SA | 県道28号塩沢大和線 | 175.2 | SAは新潟方面 | |||
17 | 六日町IC | 国道253号 (八箇峠道路)(事業中) |
186.6 | ○ | |||
17-1 | 大和PA/スマートIC | 198.0 | スマートICは6-22時 | ||||
18 | 小出IC | 国道291号 | 204.1 | ○ | 魚沼市 | ||
18-1 | 堀之内IC/PA | 県道84号堀之内インター線 | 211.7 | ||||
19 | 越後川口IC/SA | 県道83号川口塩殿線 | 220.6 | ○ | 川口町 | ||
20 | 小千谷IC | 国道291号 | 228.5 | ○ | 小千谷市 | ||
- | 山谷PA | - | 230.6 | ||||
- | 片貝BS | - | 234.7 | ○ | |||
20-1 | 長岡南越路スマートIC 越路BS |
県道23号柏崎高浜堀之内線 | 238.4 | ○ | 長岡市 | ||
21 | 長岡IC | 県道86号長岡インター線 国道8号(長岡バイパス) |
244.2 | ○ | |||
(37) | 長岡JCT. | 北陸自動車道 柏崎・富山方面 | 246.2 | - | |||
北陸自動車道 新潟方面 |
SA・PA
売店はすべてのSAと駒寄PA以南の全てのPA、谷川岳PA、大和PA下り線、山谷PAに設置されている。ガソリンスタンドは塩沢石打SAを除く全てのSAと三芳PAにあり、全て24時間営業。レストランは塩沢石打SAを除く、全てのSAと三芳PA上り線に設置されている。
主なトンネルと橋
- 入間川橋(川越IC-鶴ヶ島JCT) : 490m
- 荒川橋(嵐山小川IC-花園IC) : 500m
- 利根川橋(渋川伊香保IC-赤城IC/PA) : 784m
- 沼尾川橋(赤城IC/PA-赤城高原SA) : 699m
- 関越トンネル(谷川岳PA-土樽PA) : 上り線11,055m 下り線10,926m
- 山本山トンネル(越後川口IC/SA-小千谷IC) : 上り線1,838m 下り線1,804m
関越トンネル
- 上り線 : 11,055m
- 下り線 : 10,926m
関越トンネル内は、金属製のタイヤチェーンを装着しての走行は禁止されている。ゴム製のタイヤチェーンの場合は、50km/hの速度規制(摩擦による破断を防ぐため)があるが、そのまま走行可能である。そのため降雪規制状況によっては、トンネル前後の谷川岳PA、土樽PAで着脱する必要がある。
トンネル双方の出口PAからチェーン規制が行われると、スタッドレスタイヤ装着車を含めた全車がPAに誘導されタイヤチェックを受ける。これと同じような全車タイヤチェックは、上り線の塩沢石打SAでも行われている。
また、このトンネルは全長が約11kmにも及ぶので、水上IC - 湯沢ICは危険物積載車の通行が禁止されている。該当車両は、国道17号(三国峠)を経由して迂回しなければならない。なお、下り線は規制区間の手前である月夜野IC手前に、該当車両の流出を促す注意標識がある。これは、月夜野ICが群馬県側の国道17号に接続する最終の出口という理由からである。
トンネルの数
区間 | 上下線 |
---|---|
練馬IC-大泉JCT | 0 |
大泉JCT-所沢IC | 1 |
所沢IC-赤城IC | 0 |
赤城IC-昭和IC | 1 |
昭和IC-月夜野IC | 0 |
月夜野IC-水上IC | 1 |
水上IC-湯沢IC | 5 |
湯沢IC-塩沢石打IC | 1 |
塩沢石打IC-六日町IC | 1 |
六日町IC-小出IC | 2 |
小出IC-堀之内IC | 4 |
堀之内IC-越後川口IC | 1 |
越後川口IC-小千谷IC | 1 |
小千谷IC-長岡JCT | 0 |
合計 | 18 |
- 大泉JCT-所沢ICはトンネルの数としてカウントしているが、正確には旭ヶ丘シェルターである。
- 多くは、群馬・新潟県境周辺に集中している。山地部を通過するため。
- 水上IC-湯沢ICと小出IC-堀之内ICについては、距離表示のないトンネルも含む。
歴史
- 1963年7月20日 : 関越自動車道の路線基準が定められる。
- 1966年7月1日 : 関越自動車道が国土開発幹線自動車道の予定路線とされる。
- 1971年12月20日 : 国道254号東京川越道路として練馬IC-川越ICが開通。
- 1973年4月1日 : 東京川越道路が関越自動車道に昇格編入される。
- 1975年8月8日 : 川越IC-東松山IC開通。
- 1978年9月21日 : 長岡IC-新潟黒埼IC(現新潟西バイパス黒埼IC)開通。
- 1980年7月17日 : 東松山IC-前橋IC、藤岡JCT-藤岡IC開通。
- 1980年9月27日 : 長岡JCT開通により、北陸自動車道と接続。
- 1982年3月30日 : 越後川口IC-長岡IC開通。
- 1982年12月2日 : 小出IC-越後川口IC開通。
- 1983年10月26日 : 六日町IC-小出IC開通。
- 1984年11月8日 : 湯沢IC-六日町IC開通。
- 1985年10月2日 : 前橋IC-湯沢IC開通により全線開通(月夜野IC-土樽PAは暫定2車線供用)。
- 1988年11月28日 : 月夜野IC-谷川岳PAを4車線化。
- 1991年10月22日 : 谷川岳PA-土樽PA(関越トンネル)を4車線化。
- 1993年3月27日 : 藤岡JCT-藤岡ICが関越自動車道から上信越自動車道に編入されたことにより、上信越自動車道と接続。
- 1994年3月30日 : 大泉JCT-藤岡JCTを6車線化。大泉JCT開通により、東京外環自動車道と接続。
- 1995年8月7日 : 堀之内IC開通。
- 1996年3月26日 : 藤岡JCT-前橋ICを6車線化し、鶴ヶ島JCT開通により首都圏中央連絡自動車道(圏央道)と接続。
- 1998年3月26日 : 昭和IC開通。
- 2001年3月31日 : 高崎JCT開通により北関東自動車道と接続。
- 2004年3月27日 : 嵐山小川IC開通。
- 2004年10月23日 : 新潟県中越地震発生、小出IC-長岡ICが通行止。
- 2004年11月5日 : 小出IC-長岡ICが復旧(六日町IC-長岡ICは2車線で仮復旧)。
- 2004年12月10日 : 駒寄PAスマートIC社会実験開始(- 2006年3月31日(当初の実験期間は2005年3月21日まで))。
- 2005年4月17日 : 三芳PAスマートIC社会実験開始(- 2006年3月31日(当初の実験期間は2005年8月31日まで))。
- 2005年6月1日 : 大和PAスマートIC社会実験開始(- 2006年3月31日(当初の実験期間は2005年8月31日まで))。
- 2005年10月1日 : 日本道路公団の民営化に伴い、東日本高速道路の管理路線となる。
- 2005年12月26日 : 六日町IC-長岡ICが完全復旧。
- 2006年10月1日 : 三芳スマートIC・駒寄スマートIC・大和スマートIC供用開始。
- 2007年7月16日 : 新潟県中越沖地震発生、小千谷IC-長岡ICで通行止と速度規制。
- 2009年9月24日 : 長岡南越路スマートIC供用開始。
道路管理者
- 東日本高速道路
- 関東支社所沢管理事務所 : 練馬IC-本庄児玉IC
- (所沢管理事務所管理区間はこの他、首都圏中央連絡自動車道あきる野IC-川島IC)
- 関東支社高崎管理事務所 : 本庄児玉IC-水上IC
- (高崎管理事務所管理区間はこの他、上信越自動車道藤岡JCT-富岡IC、北関東自動車道高崎JCT-太田桐生IC)
- 新潟支社湯沢管理事務所 : 水上IC-小千谷IC
- 新潟支社長岡管理事務所 : 小千谷IC-長岡JCT
- (長岡管理事務所管理区間はこの他、北陸自動車道三条燕IC-柿崎IC)
ハイウェイラジオ
- 新座(新座料金所-所沢IC)
- 所沢(三芳PA-川越IC)
- 川越(川越IC-鶴ヶ島JCT)
- 鶴ヶ島(高坂SA-東松山IC)
- 本庄児玉(寄居PA-本庄児玉IC)
- 渋川伊香保(前橋IC-渋川伊香保IC)
- 沼田(沼田IC-月夜野IC)
- 月夜野(月夜野IC-水上IC)
- 水上(水上IC-谷川岳PA 新潟方面)
- 関越トンネル(谷川岳PA-土樽PA 関越トンネル内)
- 土樽(湯沢IC-土樽PA 東京方面)土樽PAで同一内容を放送
関東支社管内(新座-月夜野)ではコールサインは「ハイウェイラジオ関越道○○」と放送される。(例: 新座であれば「ハイウェイラジオ関越道新座よりお伝えしました。」)
関東支社管内では現在、岩槻管制局から放送されているが、日本道路公団時代は八王子管制局より放送されていた。コールサインは「ハイウェイラジオ○○」と放送されていた(例: 新座であれば、冒頭部分に「○時○分現在の高速道路情報を、ハイウェイラジオ新座よりお知らせします。この時間…」。現在、八王子管制局は中日本高速道路八王子支社であり、この形式の放送は現在中央自動車道と長野自動車道で放送されている)。現行の岩槻管制局に移管されたのは、民営化から1年後の2006年10月のことである。
新潟支社管内(水上-土樽)ではコールサインは「ハイウェイラジオ○○」と放送される。(例:土樽であれば、放送の終わりに「ハイウェイラジオ土樽よりお伝えしました。」)
車線・最高速度
区間 | 車線 上下線=上り線+下り線 |
最高速度 |
---|---|---|
練馬IC-大泉JCT | 4=2+2 | 80km/h |
大泉JCT-新座料金所 | 6=3+3 | |
新座料金所-前橋IC | 100km/h | |
前橋IC-渋川伊香保IC | 4=2+2 | |
渋川伊香保IC-谷川岳PA | 80km/h | |
谷川岳PA-土樽PA | 70km/h | |
土樽PA-小千谷IC | 80km/h | |
小千谷IC-長岡IC | 100km/h | |
長岡IC-長岡JCT | 80km/h |
全線4車線以上で供用されている。開通当時は月夜野IC-土樽PA間が暫定2車線での供用だったが、1988年 - 1991年に4車線化された。
雨天・降雪・濃霧・台風などの荒天時、事故や工事などの時は50から80km/hまでの速度規制が行われる。
道路照明灯
- 練馬IC-嵐山PA
- 上里SA付近
- 関越トンネル前後区間
- 各JCT・IC・SA・PA付近
特別料金区間
交通量
24時間交通量(平成17年度道路交通センサス)
東京都
埼玉県
|
群馬県
|
新潟県
|
- 区間別日平均交通量(2002年度)
- 練馬IC-長岡IC平均 : 39,624台(前年度比98.2%)
- 長岡IC-長岡JCT : 19,831台(前年度比97.2%)
- 通行台数(練馬IC-長岡IC)
- 年間 : 66,640,456台(前年度比98.1%)
- 日平均 : 182,577台
渋滞
平日の夕方の上り線は大泉JCTから練馬ICを過ぎて、目白通りの練馬中央陸橋交差点(交通情報上の案内は環八目白交差点)付近まで渋滞する。最悪の場合、所沢IC・三芳PA・鶴ヶ島JCTから渋滞する。行楽シーズン(主にゴールデンウィーク・お盆)になると、下り線は高坂SA付近や花園IC付近を先頭に大泉JCT付近まで渋滞することがあるほか、上り線も前橋IC・上信越道・北関東道などから花園ICや高坂SAにかけて渋滞することがあり、最悪の場合は上信越道の松井田妙義IC付近から花園ICにかけて断続的に50km以上の大渋滞になる。
さらに、スキーシーズンは新潟県南魚沼郡湯沢町とその周辺に点在するスキー場に向かう首都圏の車で、連休でなくても土曜日の午前中に下り線が高坂SA、花園IC、寄居PA、駒寄PAなどを先頭に10km以上渋滞する。次の日(日曜日)には帰宅する車で上り線が夕方から夜にかけて沼田IC、寄居PA、花園IC、高坂SA、三芳PA、新座料金所、大泉JCTなどを先頭に10km以上渋滞する[4]。前述のチェーン規制による全車タイヤチェックにより、数km程度の渋滞が発生することもある。
脚注
- ^ 現在でも、当道路と東名高速道路間を移動(笹目通り・環八通りを経由)する自動車や、都心部に向かう自動車でも当道路、東京外環自動車道、首都高速道路と通行料金三重取りになるのを避ける車も依然と多いため渋滞が起きることがある。
- ^ 実際には、目白通りは西落合一丁目交差点を右折する方向に繋がっているため、この表現は正確ではない。
- ^ 東京都のカントリーサインは存在しない
- ^ それでも現在は東京外環自動車道の開通により大幅な改善が図られた。それ以前は首都高速道路と接続せず、もともと混雑気味だった環七通りへすべての流れが合流したため、スキーシーズンの練馬IC付近は平日・休日を問わず渋滞が慢性化していた。