比企郡

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埼玉県比企郡の範囲(1.滑川町 2.嵐山町 3.小川町 4.川島町 5.吉見町 6.鳩山町 7.ときがわ町 薄緑:後に他郡から編入した区域 薄黄:後に他郡に編入された区域)

比企郡 (ひきぐん) は、埼玉県武蔵国)の

人口131,528人、面積281.86km²、人口密度467人/km²。(2017年10月1日、推計人口

以下の7町を含む。

鳩山町を除く6町は東松山市秩父郡東秩父村とともに「比企広域市町村圏組合」(比企圏域)を構成する。

郡域[編集]

現在の行政区画では概ね以下の区域に相当する。横見郡から編入された地域は現在の吉見町である。

  • 東松山市(全域)

以下の地域は隣接する郡から当郡に編入されている。

  • 男衾郡 → 比企郡 : 小川町大字木部、木呂子、勝呂、靱負およびひばり台一 - 三丁目の一部(旧竹沢村の一部)
  • 大里郡 → 比企郡 : 小川町大字西古里、鷹巣
  • 秩父郡 → 比企郡 : ときがわ町大字大野、椚平(旧大椚村

以下の地域は当郡から隣接する郡に編入されている。

  • 比企郡 → 入間郡 : 越生町大字古池、麦原、川越市大字中老袋、鹿飼、上老袋、東本宿、下老袋および芳野台一 - 三丁目の一部(旧植木村

歴史[編集]

近代以降の沿革[編集]

  • 慶応4年6月29日1868年8月17日) – 韮山代官所韮山県となり、幕府領・旗本領を管轄(一部は一時的に武蔵知県事を経て品川県および大宮県(県庁は東京府日本橋馬喰町)→浦和県の管轄となったが、「旧高旧領取調帳」では既に韮山県となっているため詳細は不明)。
  • 明治4年
  • 明治5年 - 上新堀村・下新堀村が合併して新堀村となる。(2宿157村)
  • 1873年(明治6年)6月15日 - 入間県が群馬県(第1期)と合併して熊谷県となる。
  • 1876年(明治9年)8月21日 - 第2次府県統合により、熊谷県が武蔵国の管轄地域を埼玉県に合併して群馬県(第2期)に改称。当郡域は埼玉県の管轄となる。
  • 1879年(明治12年)
    • 3月17日 - 郡区町村編制法の埼玉県での施行により、行政区画としての比企郡が発足。郡役所は松山町に設置され、横見郡とともに管轄。
    • それにともない、2ヶ所ずつ存在した平村、大塚村、本宿村がそれぞれ東平村(現東松山市)、西平村(現ときがわ町)、東大塚村(現川島町)、西大塚村(現小川町)、東本宿村(現川越市)、西本宿村(現東松山市)に改称。
  • 1886年(明治19年) - 川口村が鹿飼村に、戸崎村が中老袋村に、戸守村持添新田が吹塚村にそれぞれ編入。(2宿154村)
  • 1887年(明治20年) - 上瀬戸村・下瀬戸村が合併して瀬戸村となる。(2宿153村)

町村制以降の沿革[編集]

1.松山町 2.大岡村 3.福田村 4.宮前村 5.唐子村 6.菅谷村 7.七郷村 8.八和田村 9.小川町 10.竹沢村 11.大河村 12.平村 13.明覚村 14.玉川村 15.亀井村 16.今宿村 17.高坂村 18.野本村 19.中山村 20.伊草村 21.出丸村 22.三保谷村 23.八ツ保村 24.小見野村 25.植木村 31.南吉見村 32.東吉見村 33.北吉見村 34.西吉見村 (紫:東松山市 桃:滑川町 赤:嵐山町 橙:小川町 黄:ときがわ町 緑:鳩山町 青:川島町 水色:吉見町 白:川越市)
  • 1889年明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、以下の町村が発足。(2町23村)
    • 松山町 ← 松山町、「市ノ川村、野田村、東平村」(現東松山市)
    • 大岡村 ← 大谷村、岡郷、「市ノ川村、野田村、東平村」(現東松山市)※5村で合併するが、数ヶ月後3村離脱し松山町へ編入される。
    • 福田村 ← 福田村、山田村、和泉村、土塩村、菅田村(現滑川町)
    • 宮前村 ← 中尾村、伊古村、水房村、羽尾村、月輪村(現滑川町)
    • 唐子村 ← 上唐子村、下唐子村、神戸村、葛袋村、石橋村(現東松山市)
    • 菅谷村 ← 菅谷村、志賀村、平沢村、遠山村、千手堂村、鎌形村、大蔵村、根岸村、将軍沢村(現嵐山町)
    • 七郷村 ← 吉田村、太郎丸村、広野村、勝田村、越畑村、古里村、杉山村(現嵐山町)
    • 八和田村 ← 上横田村、下横田村、中爪村、奈良梨村、能増村、高見村、伊勢根村、高谷村(現小川町)
    • 小川町 ← 小川村、西大塚村、下里村、角山村(現小川町)
    • 竹沢村 ← 笠原村、原川村および男衾郡木部村、木呂子村、勝呂村、靱負村(現小川町)
    • 大河村 ← 腰越村、飯田村、増尾村、上古寺村、下古寺村、青山村(現小川町)
    • 平村 ← 西平村、雲河原村(現ときがわ町)
    • 明覚村 ← 桃木村、番匠村、本郷村、別所村、田中村、馬場村、瀬戸村、関堀村、大附村(現ときがわ町)
    • 玉川村 ← 玉川郷、日影村、五明村、田黒村(現ときがわ町)
    • 亀井村 ← 泉井村、熊井村、高野倉村、竹本村、須江村、奥田村、大橋村(現鳩山町)
    • 今宿村 ← 今宿村、石坂村、赤沼村、大豆戸村および入間郡小用村(現鳩山町)
    • 高坂村 ← 高坂村、早俣村、正代村、宮鼻村、毛塚村、田木村、西本宿村、岩殿村(現東松山市)
    • 野本村 ← 下野本村、上野本村、柏崎村、古氷村、今泉村、下青鳥村、上押垂村、下押垂村(現東松山市)
    • 中山村 ← 中山村、北園部村、南園部村、吹塚村、戸守村、長楽村、正直村(現川島町)
    • 伊草村 ← 伊草宿、下伊草村、上伊草村、角泉村、安塚村、飯島村(現川島町)
    • 出丸村 ← 出丸本村、出丸中郷、出丸下郷、上大屋敷村、西谷村、曲師村、下大屋敷村(現川島町)
    • 三保谷村 ← 平沼村、白井沼村、紫竹村、宮前村、上狢村、下狢村、釘無村、新堀村、吉原村、表村(現川島町)
    • 八ツ保村 ← 上八ッ林村、下八ッ林村、畑中村、三保谷宿、山ヶ谷戸村、牛ヶ谷戸村(現川島町)
    • 小見野村 ← 上小見野村、下小見野村、谷中村、加胡村、松永村、梅之木村、虫塚村、一本木村、鳥羽井村、鳥羽井新田、東大塚村(現川島町)
    • 植木村 ← 中老袋村、鹿飼村、上老袋村、東本宿村、下老袋村(現川越市)
    • 古池村が入間郡越生町の一部となる。
    • 麦原村が入間郡梅園村の一部となる。
  • 1896年(明治29年)
    • 4月1日 - 横見郡および比企郡の大部分(植木村を除く)の区域をもって、改めて比企郡が発足。横見郡4村(南吉見村東吉見村北吉見村西吉見村)が本郡の所属となり、植木村の所属郡が入間郡に変更。(2町26村)
    • 8月1日 - 郡制を施行。
  • 1923年大正12年)4月1日 - 郡会が廃止。郡役所は存続。
  • 1926年(大正15年)7月1日 - 郡役所が廃止。以降は地域区分名称となる。
  • 1954年昭和29年)
    • 7月1日(1町19村)
      • 松山町・大岡村・唐子村・高坂村・野本村が合併して東松山市が発足し、郡より離脱。
      • 南吉見村・東吉見村・北吉見村・西吉見村が合併して吉見村が発足。
    • 11月3日(1町13村)
      • 福田村・宮前村が合併して滑川村が発足。
      • 中山村・伊草村・出丸村・三保谷村・八ツ保村・小見野村が合併して川島村が発足。
  • 1955年(昭和30年)
    • 2月11日(1町9村)
      • 小川町・八和田村・竹沢村・大河村が合併し、改めて小川町が発足。
      • 平村・明覚村が秩父郡大椚村と合併して都幾川村が発足。
    • 4月15日(1町7村)
      • 亀井村・今宿村が合併して鳩山村が発足。
      • 菅谷村・七郷村が合併し、改めて菅谷村が発足。
  • 1956年(昭和30年)1月1日 - 大里郡寄居町の一部を小川町に編入。
  • 1967年(昭和42年)4月15日 - 菅谷村が町制施行・改称して嵐山町となる。(2町6村)
  • 1972年(昭和47年)11月3日(4町4村)
    • 吉見村が町制施行して吉見町となる。
    • 川島村が町制施行して川島町となる。
  • 1982年(昭和57年)4月1日 - 鳩山村が町制施行して鳩山町となる。(5町3村)
  • 1984年(昭和59年)11月3日 - 滑川村が町制施行して滑川町となる。(6町2村)
  • 2006年平成18年)2月1日 - 都幾川村・玉川村が合併してときがわ町が発足。(7町)

変遷表[編集]

平成の大合併[編集]

  • 比企地区8市町村合併
  • 比企地区6町村合併
    • 2003年(平成15年)
      • 7月 - 滑川町・嵐山町・小川町・都幾川村・玉川村・東秩父村の6町村は、合併研究会を設置。
      • 12月 - 滑川町・嵐山町・小川町・都幾川村・玉川村・東秩父村の6町村は、比企地域3町3村合併協議会を設置。
    • 2004年(平成16年)
      • 7月 - 滑川町で合併の枠組みを問う住民投票を行った結果、東松山市・吉見町を含む8市町村で合併が過半数を占めたために滑川町は合併協議会から離脱。
      • 8月 - 比企地域3町3村合併協議会が解散。
  • 東松山市・吉見町合併
    • 2003年 - 東松山市・吉見町合併協議会を設置。
    • 2004年 - 東松山市・吉見町合併協議会解散を決定。合併協議会廃止。
  • 東松山市・東秩父村飛び地合併
    • 2006年(平成18年) - 東秩父村が東松山市との飛び地合併を考えていると報道される。
    • 2008年(平成20年) 4月23日 - 東秩父村議会が東松山市との飛び地合併の考えをまとめ、東松山市への編入合併推進特別委員会を発足。
  • 東松山市・滑川町・東秩父村合併
    • 2008年(平成20年)7月7日 - 東松山市・滑川町・東秩父村の3市町村議で、比企地域合併推進議員連絡協議会を8月22日に設置する方針を決めた。
    • 2009年9月17日 東松山、滑川、東秩父の比企地域合併推進議員連絡協議会を解散決定。

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g 「旧高旧領取調帳」には記載なし。なおこの7村は「出丸7ヶ村」と呼ばれた。

参考文献[編集]

外部リンク[編集]