行田市

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ぎょうだし
行田市
Oshi-jo.JPG
のぼうの城」として知られる忍城
Flag of Gyoda Saitama.JPG
行田市旗
Symbol of Gyoda Saitama chapter.svg
行田市章
1949年昭和24年)4月23日制定
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 埼玉県
団体コード 11206-2
法人番号 2000020112062
面積 67.49km2
総人口 81,369
推計人口、2016年10月1日)
人口密度 1,210人/km2
隣接自治体 加須市熊谷市鴻巣市羽生市
群馬県邑楽郡千代田町、邑楽郡明和町
市の木 イチョウ
市の花 キク・古代蓮
その他 市の日:5月3日
市の歌:「行田市歌」(NCS-263) 歌:ボニー・ジャックス
行田市役所
所在地 361-8601
埼玉県行田市本丸2番5号
北緯36度8分20秒東経139度27分20.3秒
Gyoda city hall.JPG
外部リンク 行田市

行田市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

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行田市(ぎょうだし)は、埼玉県北部にある人口約8万2000人のである。旧・武蔵国埼玉郡。映画「のぼうの城」の舞台にもなった。

地理[編集]

北は利根川を境に群馬県と接する。ほぼ全域が利根川と荒川沖積平野であり、土地の高低差がほとんどない平らな地形である。標高は海抜19.7メートル(行田市役所)、市全体では海抜20メートル前後である。最高点は海抜36メートル(さきたま古墳公園内)である。

利根川左岸(群馬県側)にも市域があるが、利根川の河川敷であるため居住者はいない。

1990年(平成2年)撮影の行田市中心部周辺の空中写真。
1990年撮影の9枚を合成作成。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。


歴史[編集]

さきたま古墳公園に設置されている埼玉県名発祥之碑。

近世以前[編集]

行田市大字埼玉(さきたま)は、古くは『万葉集』に「さきたまの津」という記述があり、『風土記』にも「武蔵国埼玉郡(さきたまごおり)」とあるように、「埼玉県」という地名の発祥地であるとされる。

古墳時代には稲荷山古墳などが造成され、これらからは金文字の入った金錯銘鉄剣など貴重な文化財が出土している。

室町時代には忍城(おしじょう)が築かれ、成田氏を中心とする武士団の本拠地として周辺に勢力を拡大していた。

戦国時代には後北条氏と結んだため、豊臣秀吉小田原征伐の際には石田三成に攻撃を受けることとなる(忍城の戦い)。

江戸時代には阿部氏、後に松平氏城下町。石高は十万石。江戸時代中期より、下級武士の内職として足袋の生産が始まり、明治時代を迎えて機械化され一大産地となる。戦後は洋装化が進んだため衰退したが、今でも生産は行われているほか、足袋から転じた繊維産業が地場産業として一定の地位を占めている。

近代以後[編集]

市域の成立まで[編集]

気候[編集]

  • 隣市であり、当市と気候がほぼ同じである熊谷市の気候を参照のこと。

人口[編集]

Demography11206.svg
行田市と全国の年齢別人口分布(2005年) 行田市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 行田市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
行田市(に相当する地域)の人口の推移
1970年 63,582人
1975年 69,735人
1980年 76,960人
1985年 83,187人
1990年 87,014人
1995年 90,427人
2000年 90,530人
2005年 88,815人
2010年 85,801人
総務省統計局 国勢調査より

行政[編集]

歴代首長[編集]

代(旧忍町) 氏名 就任年月日 退任年月日
村上多熊 1889年5月8日 1890年12月28日
2 古市直之進 1891年3月24日 1899年4月11日
3 村上多熊 1899年5月4日 1903年5月3日
4 吉田謹蔵 1903年8月26日 1911年9月11日
5 森脩 1911年11月8日 1913年4月7日
6 古市直之進 1913年10月11日 1921年10月18日
7 水谷麻之助 1921年11月9日 1928年1月24日
8 高城駿 1928年1月25日 1945年12月15日
9 原田俊郎 1946年3月8日 1946年12月24日
10 奥貫賢一 1947年4月5日 1949年5月2日
代(市) 氏名 就任年月日 退任年月日
奥貫賢一 1949年5月3日 1951年4月5日
2 馬場秀夫 1951年4月24日 1955年4月30日
3 奥貫賢一 1955年5月1日 1959年4月30日
4 - 11 中川直木 1959年5月1日 1991年4月30日
12 - 14 山口治郎 1991年5月1日 2003年4月30日
15 横田昭夫 2003年5月1日 2007年4月30日
16 - 18 工藤正司 2007年5月1日 現職

財政[編集]

2016年度(平成28年度)予算
  • 一般会計 258億5,000万円
    • 市税収入見込額 100億1,962万円(38.8%)
    • 国庫支出金 33億8,308万円(13.1%)
    • 市債 25億7,900万円(10.0%)
  • 特別会計 199億8,121万円
2015年度(平成27年度)決算
  • 一般会計
    • 歳入決算額 285億8,093万円(うち市税収103億円)
    • 歳出決算額 273億6,818万円
財政指標(2014年度)

経済[編集]

商業[編集]

年間商品販売額 : 1,551億5,500万円(2015年度[3]

  • 県内第20位(県内40市のうち)。

事業所数は664で、このうち卸売業は167事業所、小売業は497事業所となっている。年間商品販売額のうち、卸売業が879億2300万円、小売業が672億3,200万円。以下に特筆すべき小売店舗について記述する。

大型店舗
市内には百貨店駅ビルは存在しない。ロードサイド型店舗においては、国道17号バイパス沿いにカインズモールが2006年10月にオープンしている。また市内中心部にパシオスがある[4]
かつては市内中心部にニチイ、持田地区に忠実屋フランツ(後にダイエー)が存在したが、2000年頃までに全て閉店し建物も解体されている。
家電量販店
国道125号線の桜町交差点付近にヤマダ電機テックランド行田店、カインズモール内にベイシア電器行田店がある。
かつては、市内長野地区に第一家電、城西地区にヤマダ電機(現在の店舗とは異なり、かなり小規模な店舗)があったが閉店している。
映画館
市内には映画館は従来から存在しない。
スーパーマーケット、ホームセンター
市内には10店舗余りのスーパーマーケットが存在する。4店舗体制のベルクをはじめ、西友マミーマートヤオコーベイシアエコスビッグハウス業務スーパーなどが市内中心部や持田地区で営業している。その他の農村地区にはスーパーマーケットは存在しない。 ホームセンターはケーヨーデイツーカインズホームが営業している。
かつて市内に存在したスーパーマーケットとしては、ニチイとりせんダイエーライフビッグ・エーなどがあった。ホームセンターはセキチュー島忠などがあった。
ホテル
個人経営のビジネスホテル・旅館が市内にわずかに点在する。全国チェーンのホテルは存在しない。国道17号バイパスの持田地区付近にレジャーホテルが多数存在している地域がある。
2017年夏頃に市内の水城公園近隣地に観光ホテルが開業する見込みである[5]
金融機関
銀行は市が指定金融機関に指定する埼玉りそな銀行のほか、武蔵野銀行足利銀行群馬銀行東和銀行ゆうちょ銀行の支店がある。その他の金融機関は、埼玉県信用金庫熊谷商工信用組合JAバンクの支店・出張所がある。
埼玉りそな銀行以外の都市銀行(メガバンク)の支店・出張所・ATMは存在しない。

工業[編集]

製造品出荷額 : 1,973億6,062万円(2015年度)

  • 県内第15位(県内40市のうち)。

製造業に属する事業所数は214ある。主な工業団地としては、行田工業団地行田みなみ産業団地がある。 古くからの地場産業である足袋や衣料品を製造する企業・商店が市内中心部に点在している。

当市内に本社を置く主な企業
当市内に工場・営業所を置く主な会社

農業[編集]

農業産出額 : 120億4000万円[6]

  • 県内第8位(県内40市のうち)。
  • 荒川や利根川などの大規模な河川や、市域を流れる多数の用水路によって形成された肥沃な沖積平野が市域の大部分を占める。市内中心部から半径約2km離れた周辺部[7]は田畑が広がる農村地域となっている。
  • 県内の農作物の作付面積では水稲が第3位、大豆が第2位、小麦六条大麦が第3位、二条大麦(主にビール醸造に使用)が第1位となっている。その他にも一般的な野菜(きゅうりねぎじゃがいもなす等)、果樹(ぶどうすいか等)を幅広く生産している。

姉妹都市・提携都市[編集]

桑名市とは1973年昭和48年)に姉妹都市提携をしていたが、1998年平成10年11月9日に白河市を含めて、改めて姉妹都市提携。江戸時代の三方領知替えにちなむ。

昭和48年1973年)に姉妹都市提携。

公共施設[編集]

市の施設[編集]

南河原支所(旧南河原村役場)
  • 行田市役所
  • 南河原支所
  • 保健センター
  • 環境課
  • 小針クリーンセンター
  • 環境センター
  • 勤労会館
  • 商工センター
  • 行田市立図書館(教育文化センター「みらい」内)
  • 教育研修センター(教育文化センター「みらい」内)
  • 中央公民館(教育文化センター「みらい」内)
  • 行田市斎場
  • 老人福祉センター大堰永寿荘
  • 老人福祉センター南河原荘
  • 老人ホーム大寿荘
  • 障害者福祉センター
  • 児童センター
  • 行田市産業文化会館
  • 男女共同参画推進センターVIVAぎょうだ
  • 郷土博物館
  • 古代蓮会館
  • 地域交流センター
  • 南河原隣保館
  • コミュニティセンターみずしろ
  • コミュニティセンター南河原
  • 南河原公民館
  • 地域文化センター
  • 太田公民館
  • 下忍公民館
  • 太井公民館
  • 星宮公民館
  • 埼玉公民館
  • 北河原公民館
  • 児童交通公園
  • 須加公民館
  • 荒木公民館
  • 持田公民館
  • 星河公民館
  • 長野公民館
  • 佐間公民館
  • 忍・行田公民館
  • 史料館
  • 総合体育館(行田グリーンアリーナ)
  • 市民プール
  • はにわの館
  • 教育研修センター(下忍分室)
  • 学校給食センター(ひまわり)

県の施設[編集]

埼玉県行田合同庁舎
  • 埼玉県立総合教育センター
  • 利根地域振興センター
  • 行田県税事務所
  • 行田県土整備事務所
  • 荒川左岸北部下水道事務所
  • 埼玉県企業局行田浄水場
    • 水質管理センター
  • 熊谷建築安全センター行田駐在

国の施設[編集]

  • 行田税務署
行田市のほか、加須市、羽生市も管轄地域としている。
  • 行田労働基準監督署
行田市のほか、加須市、羽生市、鴻巣市(一部)も管轄地域としている。
  • 行田公共職業安定所(ハローワーク行田)
行田市のほか、加須市、羽生市、鴻巣市(一部)も管轄地域としている。

その他施設[編集]

消防[編集]

警察[編集]

広域行政[編集]

一部事務組合
協議会

地域[編集]

教育[編集]

大学[編集]

専修学校(専門学校)[編集]

高等学校[編集]

中学校[編集]

小学校[編集]

特別支援学校[編集]

電話番号[編集]

市外局番は市内全域「048」[8]。市内局番が「500~599」の地域との通話は市内通話料金で利用可能(熊谷MA)。市域内の収容局は行田別館局、行田埼玉局、行田北河原局、埼玉吹上2局(一部地域)。

郵政[編集]

郵便番号は「361-0000~0084」で、市内にある行田郵便局が集配を担当する。

ナンバープレート[編集]

市域の管轄である埼玉運輸支局熊谷自動車登録事務所で「熊谷」ナンバーの交付を受ける。

住宅団地[編集]

  • 佐間団地
  • 行田下忍住宅
  • 行田佐間住宅
  • 行田持田住宅
  • 行田門井住宅
  • 行田第二地産団地

交通[編集]

鉄道[編集]

  • 市内南西のはずれを高崎線が通っており、行田駅がある。都心方面への直接アクセスは主に高崎線が担っている。
  • 市内中心部を通るのは秩父鉄道だが、秩父鉄道から都心にアクセスするには一度熊谷方面(高崎線)か羽生方面(東武伊勢崎線)に出る必要がある。市内中心部からは吹上駅まで朝日バス、行田駅まで市内循環バスが出ている。
  • 行田駅(JR東日本)と行田市駅(秩父鉄道)は駅名が似ているが、異なる駅である。鉄道会社も異なり、また事実上徒歩連絡できないほど両駅が離れている(約5km)ため注意を要する。

中心となる駅:行田市駅(秩父鉄道)

その他、上越新幹線および北陸新幹線大宮駅 - 熊谷駅間で当市南部を通過している。
2017年3月に持田駅 - 熊谷駅(熊谷市)間に「ソシオ流通センター駅」を開業予定[9]。予定地は熊谷市内であるが、行田市との境界に接しており、行田市も駅建設費を折半して負担したり、アクセス道路を整備することになっている。

バス[編集]

  • 朝日自動車(行田折り返し場(または県立総合教育センター)-市内中心部-佐間経由または前谷経由-ものつくり大学-吹上駅、真名板地区-鴻巣市)
かつては東武バスが営業しており、行田車庫を有する営業所も存在していたが、当該路線が1999年頃に朝日自動車に営業移管された後、営業所と車庫が加須営業所に統合された(行田営業所敷地は解体された)。

タクシー[編集]

タクシーの営業区域は県北交通圏で、熊谷市深谷市本庄市加須市羽生市などと同じである。

道路[編集]

高速道路有料道路
市域内には存在しない。
一般国道
主要地方道
一般県道

観光[編集]

観光地[編集]

古代蓮の里
さきたま火祭り(御神火下り)
  • 忍城御三階
    1988年に完成。中心部の行田市郷土博物館内に併設されている(但し実在した忍城は平屋であり見た目は全く異なる)。往時の建物は1873年に解体されており、敷地は市営野球場などに転用されていた。
  • 古代蓮の里
    近隣のごみ焼却場建設時に種が発見された古代蓮をはじめとする多種のを生育しており、展望台のある古代蓮会館が併設されている。毎年7月~8月にかけて開花し、NHKをはじめ新聞社などマスコミ各社にも取り上げられる。ふるさと創生事業の一つ。
  • 埼玉古墳群埼玉県立さきたま史跡の博物館さきたま古墳公園
    1968年に「金錯銘鉄剣」(国宝)が出土した稲荷山古墳や、日本最大級の円墳とされる丸墓山古墳が有名であり、当時、有力者の拠点であったと推定されている。世界遺産登録に向けた活動がある。
  • 日本航空館
    富士重工業製のジェット機練習機)・T-1「初鷹」実機などを保存・展示。
  • 水城公園
    忍城の堀跡の南端部を整備して1964年4月に開園した公園。
  • 1864年1872年に大火が発生し、それをきっかけに蔵造りの耐火性がみとめられ、土蔵を中心に店舗や倉庫などの蔵造りの建物が多く建てられた。今でも市内には商業蔵と足袋蔵が残っている。
  • 中条堤
    市北東部の熊谷市との境界に存在する。江戸時代、利根川が氾濫することによる江戸地域の洪水や水害を防ぐために造られた人工堤防

祭事[編集]

ご当地グルメ[編集]

ご当地キャラクター[編集]

  • こぜにちゃん(ゼリーフライのキャラクター)
  • フラべぇ(フライのキャラクター)
  • うきしろちゃん(NPO法人魅力創造倶楽部)
  • ニニギン&コノハちゃん(世界遺産サポーターの会)
  • 行田豆吉(行田在来青大豆商品開発・販売促進協議会)
  • グリーナ(行田グリーンアリーナ)
  • ウィルビー(行田市産業・文化・スポーツいきいき財団)
  • ゼリ子ちゃん&ゼリ男くん(行田ゼリーフライ研究会)
  • ケンケン&幸ちゃん(保健センター)
  • 行田ろくでなしキャラズ隊(非公認)

行田市を主な舞台・モデルとした作品[編集]

出身有名人[編集]

ゆかりのある人物[編集]

脚注[編集]

  1. ^ (1931年(昭和6年)に廃止)
  2. ^ 図典 日本の市町村章 p73
  3. ^ 埼玉県市町村勢概要 平成27年
  4. ^ 開業当時はスーパーや書店などをテナントに入れた複合大型店舗であったが、現在は衣料品のみの販売を行なっており、売場面積を大幅に縮小している
  5. ^ 訪日客増大にらみ埼玉・行田市でも観光ホテル誘致 - 日本経済新聞電子版 2016年7月26日
  6. ^ 2015年農林業センサス - 埼玉県庁
  7. ^ 国道125号バイパスから北部、国道125号線の行田工業団地から東部、国道17号バイパスより南部といった地域
  8. ^ 1999年7月20日より。それ以前は「0485」であった
  9. ^ 新駅は「ソシオ流通センター駅」 秩父鉄道、17年3月に開業予定(埼玉新聞、2016年3月25日(金))

外部リンク[編集]

行政
観光