細川貂々

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細川 貂々(ほそかわ てんてん、1969年9月16日 - )は、日本漫画家イラストレーター埼玉県行田市出身。現在は兵庫県宝塚市在住。キリスト教 カトリック教会の信徒である[1]

経歴[編集]

セツ・モードセミナー卒業後、さまざまな職業を経て、1996年12月、『ぶ〜けDX』(集英社)で漫画家としてデビューする。

うつ病を患った夫・望月昭との夫婦での闘病記をイラストを交えて綴った『ツレがうつになりまして。』(幻冬舎・略称は「ツレうつ」)を2006年に発表、大きな反響を呼ぶベストセラーとなった。続編の『その後のツレがうつになりまして。』もヒット。「ツレうつ」は2009年5月にテレビドラマ化、2011年10月に映画化された他、たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学でも当時の状況が紹介された。

代表作「ツレうつ」のほか、ペットとして飼育しているグリーンイグアナに関する著書や、自分の結婚・妊娠・出産などを描いた本、うつ病から寛解した夫が専業主夫として家事に携わる様子を描いた本、さらには子育て専業パパとして育児をこなしていく様子を描いた本などを執筆している。

望月は現在、家事、育児を一手に引き受けるほか、夫婦の個人事務所「てんてん企画」の社長を務める。「ツレうつ」にちなみ、周囲から「ツレさん」と呼ばれることが多い[2]。自身の体験を基に『こんなツレでゴメンナサイ。』ほかを著している。

作品リスト[編集]

ツレがうつになりまして。シリーズ[編集]

  • ツレがうつになりまして。
  • その後のツレがうつになりまして。(幻冬舎、2007年 のち文庫)
  • 7年目のツレがうつになりまして。(幻冬舎、2011年)

なお、『イグアナの嫁』が「『ツレがうつになりまして。』第2弾」として紹介されていて、映画では原作の一つとなっている[3]

その他のツレ関連・共作[編集]

  • かわいいダンナとほっこり生活。(ゴマブックス 2006年)
  • 専業主夫ツレのプチベジ・クッキング(角川SSコミュニケーションズ 2007年)
  • ツレはパパ1年生(朝日新聞出版、2009年 のち文庫)
  • ツレはパパ2年生(朝日新聞出版、2009年 のち文庫)
  • ツレはパパ3年生(朝日新聞出版、2010年)
  • びっくり妊娠なんとか出産(小学館、2008年)
  • ツレと私の「たいへんだ!」育児(文藝春秋、2009年)
  • ツレと私の「たいへんだ!」育児2(文藝春秋、2010年)
  • ツレと私のふたりぐらしマニュアル(文春文庫、2009年)
  • ツレと私のコドモ時代くらべ(文藝春秋 2010年)
  • こんなツレでゴメンナサイ。(作 望月昭 、画 細川貂々 文藝春秋、2008年 のち文庫)
  • 私とツレとこだわりMac』中経出版 2010年)
  • 自殺者三万人を救え! "命"みんなで守る社会戦略(望月昭、細川貂々、澤登和夫、藤澤克己、清水康之、佐々木久長、NHK「"命"みんなで守る」制作班著 NHK出版 2011年)
  • ツレと貂々、うつの先生に会いに行く(朝日新聞出版、2011年) - 精神科医大野裕との共著

イラストエッセイ[編集]

  • ぐーぐーBook―気持ちよーく眠りたい(産業編集センター 2004年 「今日はぐっすり眠りたい。」幻冬舎文庫)
  • おでかけブック(大和書房、2005年)
  • イグアナの嫁(幻冬舎、2006年 のち文庫)
  • 私が結婚できるとは イグアナの嫁(2)(幻冬舎、2009年 のち文庫)
  • いろはにいぐあな(集英社、2007年)
  • どーすんの?私(小学館、2008年)
  • てんてん手帖(講談社、2009年)
  • てんてんの大丈夫、きっとうまくいく。(三笠書房 2010年)
  • 本当はずっとヤセたくて。 自分のために、できること(幻冬舎、2010年)
  • またまたどーすんの?私(小学館 2010年)
  • 大丈夫、みんな悩んでうまくいく。 てんてんの「十牛図」入門(2011年 朝日文庫)
  • てんてんと歩くキモノみち 紬からはじめました(石嶋眞理監修 ぶんか社 2012年)
  • タカラヅカが好きすぎて。(幻冬舎、2014年)
  • タカラヅカ 夢の時間紀行(2016年11月26日、亜紀書房[4]

漫画[編集]

  • きょとんチャン(メディアファクトリー、2007年)
  • きょとんチャン 1歩前へ!(メディアファクトリー、2008年)
  • ねたみパンダ(中経出版、2009年)
  • 実はボク、コンカツ中です。(ホーム社 2011年)
  • ぷにぷに(朝日新聞出版 2011年)
  • ボクはひとりで平気だもん! ぷにぷに 2(朝日新聞出版、2011年)
  • 万願寺偉人クリニック(小学館『ビッグコミック増刊号』、のち『ビッグコミック』連載)
  • それでも母が大好きです (朝日新聞出版 2016年)

ほか、書籍やポスター等のイラスト、児童文学の挿絵など。

脚注[編集]

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  1. ^ ツレがうつになりまして(カトリック新聞)
  2. ^ 『育児ばかりでスミマセン。』より
  3. ^ 幻冬舎. “イグアナの嫁 ⁄ 細川貂々 著”. 2011年9月24日閲覧。
  4. ^ “熱狂的ヅカファンの細川貂々、宝塚約100年の歴史を辿るコミックエッセイ”. コミックナタリー. (2016年11月27日). http://natalie.mu/comic/news/210866 2016年11月28日閲覧。 

外部リンク[編集]