ヤオコー

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株式会社ヤオコー
Yaoko Co., Ltd.
Yaoko Headquarters.jpg
ヤオコー本社
種類 株式会社
市場情報
本社所在地 日本の旗 日本
350-1123
埼玉県川越市脇田本町1番地5
設立 1957年7月9日
業種 小売業
法人番号 4030001055722
事業内容 食料品、日用雑貨などの販売
代表者 代表取締役会長 川野幸夫
代表取締役社長 川野澄人
代表取締役副社長 小林正雄
資本金 41億99百万円(2016年3月31日現在)
発行済株式総数 4001万3722株(2016年3月31日現在)
売上高 単独:3254億41百万円(2016年3月期)
営業利益 138億50百万円(2016年3月期)
純利益 53億88百万円(2012年3月期)
純資産 単独:449億21百万円(2012年3月期)
連結:362億円(2010年3月)
総資産 単独:998億10百万円(2012年3月期)
連結:802億円(2010年3月)
従業員数 10,860名(2014年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 有限会社川野商事 17.74%
有限会社川野パートナーズ 10.02%
川野清巳(社長) 7.35%
(2012年3月31日現在)
外部リンク www.yaoko-net.com
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ヤオコーの店舗(所沢北原店)
旧ロゴの店舗(越谷蒲生店)

株式会社ヤオコーYaoko Co., Ltd.)は、関東地方スーパーマーケットチェーンである。

概要[編集]

埼玉県(86店舗)を中心に群馬県(15店舗)、栃木県(5店舗)、茨城県(7店舗)、千葉県(28店舗)、東京都(10店舗)、神奈川県(7店舗)と、関東地方に合計158店舗を持つ(平成29年11月現在)。商品等の鮮度維持等を重視し、国道16号線付近での店舗展開を行なっている。

店舗の形態としては、通常の店舗の他、新形態の店舗として、狭山店をモデル店として確立した「ヤオコーマーケットプレイス」があり、新しい店舗はこの形態である。また、旗艦店の南古谷店では狭山店モデルの更なる充実を目指し、川越的場店は次世代旗艦店モデル、所沢美原店は都内本格進出へ向けた小型店モデルであると位置付けられている。ともにヤオコー品質を保ちながらの「価格コンシャス」を実践したモデル店としてオープンするなど売り場作りに非常に熱心なチェーンで、流通業界でも注目されている企業である。

2018年2月7日、小型店「八百屋幸 成城店」を開いた。東京都世田谷区の地名をつけているものの、世田谷区とは道路を挟んだ調布市内にあるが、同月時点では店舗がない東京23区進出を視野に入れた都心向け小型店と位置付けている[1]

2010年8月にはテレビ東京日経スペシャル カンブリア宮殿』の「地方スーパーの逆襲」で紹介された。また、2011年1月にはビジネス書『しまむらとヤオコー』(小川孔輔著、小学館刊)が発売されている。ヤオコー会長の川野幸夫日本スーパーマーケット協会会長となっている。

沿革[編集]

ロゴマークの意味[編集]

ヤオコーの頭文字である“Y”と顧客とヤオコーが向き合っている姿を象徴した“二羽のハト”をモチーフにしたデザイン。現在のロゴマークは2代目。

特徴[編集]

セルフサービスの導入[編集]

1890年明治23年)から川野家の家業として営まれていた八百幸商店がセルフサービス店への転換を行ったのは、セルフサービスを導入して成功を収めている店があるという噂を聞いた前会長で実質的な創業者である川野トモ(川野清三の義娘)が、前橋のスーパーマーケット(松清中央店)を飛び込みで見学したことがはじまりと言われる。

その時に、松清本店(現・フレッセイ)の当時の社長・植木英吉にセルフサービス店について経営面等の説明を受け、セルフサービスを導入したいと強く感じたトモであったが、嫁の身分で義理の両親を説得する自信はなかったところ、社長はトモのために後日八百幸商店を訪れ、川野家の説得を行い、これをきっかけに八百幸商店ではセルフサービス導入について議論がされるようになり、トモは従業員たちと各地のセルフサービス店を見て歩き、比較的早期にセルフサービスを導入することとなった。このときのトモの勇気と決断こそが、現在のヤオコーの原点と言われている。

また、トモについてはさまざまな逸話があり、新店オープン前の視察に行く際に車が踏切待ちや信号待ちで停車すると、すかさず車から降りて同じく信号待ち・踏切待ちで停止している車に駆け寄り、「こんにちは。ヤオコーでございます。こんど○○に新しい店がオープンしますので、どうぞ宜しくお願いいたします」と挨拶をしていたことや、小川SC用地取得に関する金策で取引先を頼って歩いたときには、そのことを知った小川信用金庫の理事長がトモを呼び出し、「普段から熱心な商売をしているのは知っているから、わたしにまかせてください」と直々に伝えたという話が残るほど、地元では熱心な商売人として有名で小川の「おしん」と呼ばれることもある。

企業広告[編集]

本部を置く地元埼玉県のプロ野球チーム埼玉西武ライオンズの本拠地である西武ドームに、2011年から「ライオンズバナナはヤオコー」という広告をホームベース後方の幕式看板に掲出している。[4] また、2011年からは年1試合、埼玉西武ライオンズ主催ゲームで冠スポンサー試合『ライオンズバナナスペシャルゲーム』を開催。ライオンズバナナを購入応募すると抽選で、始球式の権利や西武選手へのライオンズバナナ贈呈、ゲームに親子ペアでの招待券が当たるなどのキャンペーンを実施。(2014年は、8月30日の対オリックス戦で実施[5])。またTBSラジオ文化放送スポットCMを放送している。

レクリエーション[編集]

毎年2月の特定日を全店一斉休業日としバスを、200台以上のバスを関東各地にあるヤオコーすべての店舗の従業員交通手段として貸し切り、同日に従業員のレクリエーションとしてさいたまスーパーアリーナで大運動会を実施している[6]。この大運動会ではKARAや、ELT、ゴールデンボンバーなど有名アーティストをゲストとして招いていることもあり、「企業が開催する豪華な運動会」として報じられることもある。[7]

主な子会社・関連会社[編集]

  • (株)三味
    ヤオコー店内での惣菜・寿司・ベーカリーの製造及び加工販売。2015年4月1日に、株式会社ヤオコーが吸収合併[8]
  • (株)日本アポック
    医薬品・医薬部外品の販売、調剤薬局の運営
  • (株)名友
    建築物の企画・設計、管理

店舗[編集]

参考文献[編集]

  • 「しまむらとヤオコー」 小川孔輔 小学館 2011年1月26日
  • 「日本一強いスーパー ヤオコーを創るために母がくれた50の言葉」 川野幸夫  産経新聞出版 2011年9月21日

出典[編集]

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  1. ^ ヤオコー、調布に小型店/都心攻略モデル店 生鮮食品を直送『日経MJ』2018年2月8日(コンビニ・フード面)
  2. ^ 業務提携検討に関する覚書締結のお知らせについて (PDF)
  3. ^ 埼玉新聞2017年7月7日朝刊5面
  4. ^ ヤオコーだけで限定発売中!ライオンズバナナ
  5. ^ 8/30(土)はユニフルーティージャパンプレゼンツ ライオンズバナナスペシャル!”. 埼玉西武ライオンズ. 2015年3月19日閲覧。
  6. ^ 【今年も開催!ヤオコー大運動会♪】 - Facebook(ヤオコー公式Facebook)
  7. ^ スーパー「ヤオコー」は本日、全店お休み→その理由が凄かった”. Jタウンネット (2015年2月25日). 2015年3月19日閲覧。
  8. ^ 連結子会社の合併に関する基本合意書締結のお知らせ (PDF)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]