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GD-高速道路ゴシックJA

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
GD-高速道路ゴシックJA
東名高速道路
「GD-高速道路ゴシックJA」を使用して作成された東名高速道路の路線案内標識を模した図
作者 ぱんかれ(pumpCurry)
初版 Rev01(OTF版)
2005年2月9日
最新版
Rev112 beta2 (OTF版)
2017年5月17日
対応言語 日本語
サポート状況 開発中
種別 フォント
公式サイト 5r4ce2 - pumpCurry's FontJunction.
テンプレートを表示

GD-高速道路ゴシックJA(ジーディーこうそくどうろゴシックジェイエー)は、コンピュータ用の無償フォントセットの一つである。

本項では、このフォントセットのベースであり、日本の高速道路案内標識に用いられてきた日本道路公団標準文字、通称「公団文字」「公団ゴシック」についても記す。

概要

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公団文字

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東名高速道路愛鷹PAの案内標識。「鷹」の字の画数が大幅に省略されていることが分かる。
複数のフォントが混在する標識(新潟西バイパス

いわゆる「公団文字」は、1963年(昭和38年)の名神高速道路開通時に採用され、以後長年にわたって高速道路の案内標識のフォントに用いられてきた。名神の開通当時、日本には市販のフォントセットがあまり流通していなかったことを踏まえ、当時の日本道路公団の関係者により、一つ一つ必要に応じて製作されたという経緯がある[1]

特徴として、基準枠一杯に文字を配置するために字の画を直線的に造形し、加えてすべての画を等幅の直線で描くために細かい画やハネを独自判断で省略したという点が挙げられる[2]。このような造形が決定した経緯については、山根一眞が自著の中で、標識の文字が標識の120 m手前で読めなければならないことを基準に定められたこと、文字の大きさをドイツのアウトバーンにならって高さ50 cmに決めたこと、文字幅がすべて等幅である点についても、文字を描くのに反射材テープを用いていたためであることなどについて言及している[3]

必要に応じて製作されたということもあり、加えて多くの人手で制作されてきたため、文字ごとの筆致のばらつきが著しく全体の統一感に欠けるという問題点があったことから、2010年7月1日付のNEXCOの技術基準類の改訂で、標準文字の字体を、和文は「ヒラギノW5角ゴシック」(一部は「モリサワ新ゴM」)に変更、欧文・数字表記についてもNeue Haas Groteskから欧文は「Vialog Medium」に、数字は「Frutiger 65 ボールド」に変更するとの記述が盛り込まれている[4][5]。道路標識の寿命は設置場所などによりまちまちではあるが、資産上の目安としての耐用年数は20年とされている。2020年代においては消滅しつつあるフォントとなっている[6]

GD-高速道路ゴシック-JA

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GD-高速道路ゴシック-JAとは、上述のいわゆる「公団文字」を模したフォントである。個人の制作によるもので、制作にあたっては標識を現地取材し、その字体の特徴を解析するとともに、未発見または存在していない文字についても既存の書体からを組み合わせて製作しているという。開発中のため、現在は表示できない文字も多い。それを補うために作者のホームページの掲示板で、未発見の文字の情報の提供が呼びかけられている。

このフォントをWikipediaで使用する場合には、このフォントのアウトラインデータをCC BY-SA 2.1ライセンスにより扱うことができる旨が作者の公式サイトに明示されていたが、2021年3月17日、作者のTwitterで同日からCC BY-SA 4.0ライセンスにより扱うことができる旨が発表された[7]

種類

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GD-高速道路ゴシックJAは以下の種類がある。

  • GD-高速道路ゴシックJA OTF
  • GD-高速道路ゴシックJA TTF

沿革

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出典

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  1. NEXCO 2011, p. 1.
  2. NEXCO 2011, p. 2.
  3. 山根 1986.
  4. NEXCO 2010, p. 20.
  5. “消えゆく「公団ゴシック」 高速道路独特のあの書体”. 乗りものニュース. 2016年10月16日.
  6. 高速道路の「独特の書体」もうすぐ消滅? “過剰に省略した文字”はなぜ生まれ、消えていくのか”. 乗りものニュース (2026年5月9日). 2026年5月9日閲覧。
  7. pcbのポスト(1372010658632376321)

参考文献

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外部リンク

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