ジョン・F・ケネディ国際空港

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ジョン・F・ケネディ国際空港
John F. Kennedy International Airport
IATA: JFK - ICAO: KJFK
概要
国・地域 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
所在地 ニューヨーク
種類 公共
所有者 ニューヨーク市[1]
運営者 NY&NJ港湾公社[1]
開港 1948年7月1日
拠点航空会社 デルタ航空
アメリカン航空
ジェットブルー航空
ポーラーエアカーゴ
敷地面積 2100 ha
標高 4 m (13 ft)
座標 北緯40度38分 西経73度47分 / 北緯40.64度 西経73.78度 / 40.64; -73.78座標: 北緯40度38分 西経73度47分 / 北緯40.64度 西経73.78度 / 40.64; -73.78
公式サイト www.jfkairport.com ウィキデータを編集
地図
空港の位置
空港の位置
JFK
空港の位置
空港の位置
JFK
空港の位置
滑走路
方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
4L/22R I 3,460×61 アスファルト/コンクリート
4R/22L III 2,560×61 アスファルト
13L/31R II/I 3,048×61 アスファルト
13R/31L I 4,442×61 アスファルト/コンクリート
ヘリパッド
番号 長さ (m) 表面
H1 18 アスファルト
H2 18 アスファルト
H3 18 アスファルト
H4 18 アスファルト
統計(2019年)
旅客数 62,551,072人
リスト
空港の一覧
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FAAによる空港配置図(2013年5月)

ジョン・F・ケネディ国際空港(ジョン・F・ケネディこくさいくうこう、英: John F. Kennedy International Airport) (IATA: JFK, ICAO: KJFK, FAA LID: JFK) は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市クイーンズ区にある国際空港

略称としてJFK空港(JFK Airport)と呼ばれる。旧名アイドルワイルド空港(Idlewild Airport)。

概要[編集]

ニューヨーク/LGAニューアークとともにニューヨーク都市圏を代表する空港で、その管理・運営・警備はすべて同地域の地域開発公団であるニューヨーク・ニュージャージー港湾公社が行っている。

巨大都市ニューヨークの空の玄関口であるケネディ国際空港は、アメリカを代表する国際空港のひとつで、50を超える国々から100社近い航空会社の定期便が就航、1日の国際便の離着陸は400件に達する。2019年の旅客数は6255万人で、アメリカの空港では6位だった。

4本の滑走路と6つのターミナルを持ち、面積は約2100haで成田国際空港の約2倍である。

ジョン・F・ケネディ国際空港はデルタ航空ジェットブルー航空ハブ空港にしているほか、アメリカン航空も準ハブ空港の一つとしており、アメリカ北東部の航空網の中心である(かつてはイースタン航空ナショナル航空パンアメリカン航空、タワーエアー、トランス・ワールド航空などもハブ空港としていた)。なお、アメリカ以外の航空会社としてブリティッシュ・エアウェイズの専用ターミナルが存在していた。

歴史[編集]

  • 1942年 - アイドルワイルド・ゴルフコースの一部を空港に転用。当初は4 km2 (1.5 sq mi)しかなかったが、後に航空機産業の活性化に伴い16 km2 (6.2 sq mi)が追加される。
  • 1948年7月1日 - 初の商業飛行。
  • 1948年7月31日 - ニューヨーク港湾公社に運営が移管され、国際空港となる。この際、正式名称として「ニューヨーク国際空港」(New York International Airport、IATAコード:NYI)が当初決定していたが、これが既存の空港(All New York Airports、IATAコード:NYC)と紛らわしかったため使用を見送り、通称の「アイドルワイルド空港」(Idlewild Airport、IATAコード:IDL)をそのまま暫定空港名に使用することを決定。
  • 1963年12月24日 - 同年11月22日に暗殺されたジョン・F・ケネディ大統領の栄誉を讃え、同空港の正式名称を「ジョン・F・ケネディ国際空港」(John F. Kennedy International Airport、IATAコード:JFK)とすることを決定。
  • 1970年1月21日 - パンアメリカン航空のボーイング747型機の運航が開始。
  • 1976年4月25日 - パンアメリカン航空のボーイング747SPで ニューヨーク - 東京(当時は羽田空港)ノンストップ便が就航する。
  • 1976年 - ブリティッシュ・エアウェイズエールフランスによって大西洋上を超音速で飛行するコンコルドの運航を開始。2003年まで続いた
  • 2001年9月11日 - アメリカ同時多発テロ事件の直後、最も早く一時閉鎖される。
  • 2008年8月1日と3日 - エミレーツ航空により世界最大の旅客機エアバスA380がドバイ - ニューヨーク間においてお披露目となるフライトが行われる。
  • 2008年8月8日 - ドバイ - ニューヨーク間でニューヨーク行EK201便(日曜日運航)とドバイ行EK202便(水・金・日曜日運航)の往復便として、エアバスA380の商業飛行が開始された。アメリカ大陸では初の乗り入れ空港となった。しかし、2009年3月、採算の悪化を受け、エアバスA380による運航の撤退を決定し、ボーイング777-300ERに変更されたが他社のA380型機が軌道に乗り始めたことや同空港に乗り入れを開始したことで再度A380の乗り入れを開始した(以降欧州便が対象である)。

B747SP誕生のきっかけとなった空港[編集]

当時パンアメリカン航空の本拠地であったこの空港は、ロンドンパリ/CDGローマからはノンストップで行けるのに対し、日本からのアクセスは747就航後でもアンカレジまたはホノルルシアトルロサンゼルス/LAXを経由する必要があった。そこで、極東からJFKまでの無着陸飛行のためにボーイング社が開発したのが超長距離用747SPである。1976年4月25日、パンアメリカン航空により、世界で初めて同空港から東京への無着陸直行便が就航した。

構造と機能[編集]

第3ターミナル(1960年代)

4本の滑走路が中央ターミナルを囲み、それぞれがペアで平行に走っている。13R-31L滑走路は商用滑走路としては北米最長の4440m。

1948年から1957年まではターミナルが1つしかなかった。その後国際線到着ターミナルは老朽化のために14億ドル掛けて2001年に第4ターミナルとして改装された。その他8つのターミナルは1958年から1971年にかけて各ターミナルはそのターミナルのメインとなる航空会社によって設計され作られた。これらのターミナルは貨物の取り扱いに関しても非常に大きな機能を持っている。

パンアメリカン航空のメインターミナルで「パンナム・ワールドポート」の愛称で呼ばれていた第3ターミナルは1962年に完成した。特筆する点として長円形の屋根が、放射状に32本ものケーブルで吊るされている。屋根は旅客エリアをカバーしている。これは乗客がスポットに泊められた飛行機に楽に移動するための特別な橋となっている。

トランス・ワールド航空のメインである第5ターミナルも1962年に完成した。家具デザイナーとしても知られるフィンランド生まれのアメリカ人建築家エーロ・サーリネンによって設計された。また第3ターミナル、第5ターミナルともに1970年代に改装されている。

貨物の取り扱い量も多く、現在アメリカン航空アシアナ航空キャセイパシフィック航空エミレーツ・スカイカーゴルフトハンザ・カーゴ日本貨物航空ユナイテッド航空など、100社以上が貨物専用便を就航させており、敷地内には航空貨物を取り扱う施設も数多い。

ターミナル[編集]

第1ターミナル
第1ターミナル
当初はイースタン航空(1991年運航停止)によって占められていた。1998年に、同空港に乗り入れる複数の航空会社(エールフランス、日本航空、ルフトハンザ)によって建て替えられた。ゲート数は11。
第2ターミナル
1962年ノースウエスト航空、ノースイースト航空、ブラニフ航空により完成した。のちにパンアメリカン航空も国内線が乗り入れてきた。デルタ航空が主に利用し、2006年4月までは同社の運営するソングが利用していた。ゲート数は11。
第4ターミナル
第4ターミナル
2001年に改装された。唯一の24時間利用可能ターミナル。ゲート数は38。かつては国際線到着ターミナル(International Arrivals Terminal)と呼ばれていた。
第5ターミナル
第5ターミナル(TWAターミナル)、エーロ・サーリネン設計、1962年
エーロ・サーリネンの設計で1962年に完成し、旧トランスワールド航空のターミナルとして使用されていた。TWAターミナル、またはTWAフライトセンターとも呼ばれる。「サーリネンのターミナルビル」としても知られる優美なデザインは、第3ターミナルとともにケネディ空港を代表する建築物となっている。また、歴史的建造物にも指定されている。
4枚のシェルが長さ105m、高さ17mのスペースを覆う。鳥が翼をひろげ飛び立つようなイメージを、コンクリートシェルで表現したデザインは当時の建築界に衝撃を与えた。内部は曲面天井の伸びやかな空間で、シェル面のスリットからの光も魅力的な、安らぎの空間がつくり出されている。[3]
第7ターミナル
第7ターミナル
当初、ブリティッシュ・エアウェイズのターミナルとして1970年に完成した。1991年2003年2008年にそれぞれ改装された。ゲート数は20。スターアライアンスの全日本空輸エア・カナダスカンジナビア航空LOTポーランド航空エチオピア航空、スカイチームのアルゼンチン航空、ワンワールドのアラスカ航空の他、アライアンスに属していないエアリンガスなどが乗り入れている
第8ターミナル
第8ターミナルのアメリカン航空のボーイング767
当初、アメリカン航空のターミナルとして1960年に完成した。ゲート数は15。
2007年8月に新しい第8ターミナルが完成して、従来2ターミナルに別れていた国際線、国内線などが統合された。ゲート数は29。
2022年12月からはブリティッシュ・エアウェイズとイベリア航空が第7ターミナルから、2023年5月からは日本航空が第1ターミナルから移転し、ワンワールド加盟各社のハブターミナルとなる。[4]

現存しないターミナル[編集]

第3ターミナル
1960年にパンアメリカン航空により完成し、同社のターミナルとなっていた。1971年には拡大し“フライングソーサ”という屋根が有名で最も大きなターミナルとなっていた。かつてここには、イスラム革命以前のイラン航空が乗り入れていた際、このターミナルを利用していた。パンナムの倒産した1991年以降はデルタ航空が買い取り、改装された。ゲート数は17。通称「ワールドポート」。その後第3ターミナルの全機能が第4ターミナルに移管されており、第3ターミナルは2014年に完全に解体された。
第6ターミナル
イオ・ミン・ペイの設計で1969年に完成し、旧ナショナル航空のターミナルとして使用されていた。通称「サンドローム」。ナショナル航空が旧パンアメリカン航空に買収されると、隣接する第5ターミナルを使用していた旧トランスワールド航空が第6ターミナルを買収し、その一部をユナイテッド航空にリースした。2001年にトランスワールド航空がアメリカン航空に買収されると、ジェットブルー航空が同ターミナルを買収、750万ドルをかけた大改修の後、同航空のハブとして再開業されたが、2010年に第5ターミナルに移転し2011年に解体。ゲート数は21。
第9ターミナル
1959年に10のゲート数で完成した。アメリカン航空の国内線を中心に利用されていた。2007年に完成した新しい第8ターミナルは、第9ターミナル敷地を中心に建設された。
タワーエアターミナル
タワーエアが第7ターミナルから1993年に貨物区域の旧パンアメリカン航空整備施設オフィス棟を改装し移転。1995年には3つのフィンガーを追加し2000年の同社倒産まで運用。

ターミナルビル概略図[編集]

主な就航路線[編集]

航空会社就航地
アメリカ合衆国の旗デルタ航空 アトランタオースティンボストンチャールストン(SC)、デンバーデトロイトフォートローダーデールラスベガスマイアミミネアポリス=セントポールニューオリンズオーランドフェニックスポートランド(OR)、ソルトレイクシティサンアントニオサンディエゴサンフアンタンパ
[季節運航] : バッファローシンシナティフォートマイヤーズホノルルジャクソンホールピッツバーグローリー/ダーラムサラソータ英語版サバナ英語版ワシントン/ナショナルウェストパームビーチ
アメリカ合衆国の旗デルタ航空(国際) アクラアムステルダムアルババルバドスバルセロナバミューダブリュッセルカンクンダカールダブリンフランクフルトハバナロンドン/LHRロサンゼルス/LAXマドリードマンチェスターメキシコシティミラノ/マルペンサモンデゴ・ベイナッソーパリ/CDGプンタ・カナレイキャビックローマセント・マーチンサンフランシスコサンティアゴ・デ・ロス・カバリェロスサントドミンゴサンパウロシアトルセント・トーマス島テルアビブチューリッヒ
[季節運航] : アテネベルリン/テーゲルコペンハーゲンエディンバラグラスゴーグランドケイマングレナダグアテマラシティキングストン/ノーマン・マンレーリベリア (コスタリカ)リスボンマラガモスクワ/シェレメーチエヴォニースプラハプロビデンシアレスプエルト・バヤルタサン・ホセサンホセ・デル・カボシャノンストックホルムセントルシアバンクーバーヴェネツィア
アメリカ合衆国の旗デルタ・コネクション ボルチモアバンゴー英語版ボストンバッファローシャーロットシカゴ/ORDシンシナティクリーブランドコロンバス(OH)、ダラス/フォートワースデトロイトハリファックスインディアナポリスジャクソンビルミネアポリス=セントポールモントリオールナッシュビルニューオリンズノーフォークフィラデルフィアピッツバーグケベックシティローリー/ダーラムリッチモンドロチェスター(NY)、サバナ英語版シラキューズトロントワシントン/ダレスワシントン/ナショナル
[季節運航] : チャールストン(SC)、フォートマイヤーズマーサズ・ヴィンヤード英語版ナンタケット英語版サラソータ英語版タンパウェストパームビーチ
アメリカ合衆国の旗ジェットブルー航空 アグアディラ英語版アルバカーキアンティグアアルバオースティンバルバドスバミューダボストンバッファローロサンゼルス/バーバンクバーリントンカンクンカルタヘナ (コロンビア)チャールストン(SC)、シャーロットシカゴ/ORDキュラソーデイトナビーチデンバーフォートローダーデールフォートマイヤーズグランドケイマングレナダハバナヒューストン/ホビージャクソンビルキングストンラロマナ英語版ラスベガスリベリア (コスタリカ)ロサンゼルス/ロングビーチロサンゼルス/LAXモンデゴ・ベイナッソーニューオリンズオークランド(CA)、オーランドフェニックスポンセ英語版ポートオープリンスポート・オブ・スペインポートランド(ME)、ポートランド(OR)、プロビデンシアレスプエルト・プラタプンタ・カナローリー/ダーラムリノロチェスター(NY)、サクラメントセントルシア/ヘウノラセント・マーチンソルトレイクシティサンディエゴサンフランシスコサンノゼサンフアンサンティアゴ・デ・ロス・カバリェロスサントドミンゴサバナ英語版シアトルシラキューズタンパワシントン/ダレスウェストパームビーチ
[季節運航] : ハイアニス英語版マーサズ・ヴィンヤード英語版ナンタケット英語版パームスプリングスサラソータ英語版
アメリカ合衆国の旗アメリカン航空 アンティグアオースティンバルセロナバミューダボストンブエノスアイレスカンクンシャーロットシカゴ/ORDダラス/フォートワースラスベガスロンドン/LHRロサンゼルス/LAXマドリードマイアミミラノ/マルペンサオーランドパリ/CDGフェニックスポートオープリンスプロビデンシアレスリオデジャネイロセント・トーマス島サンディエゴサンフランシスコサンフアンサンパウロシアトルツーソンワシントン/ナショナルチューリッヒ
[季節運航] : ダブリンイーグル/ベイル英語版エディンバラマンチェスタープンタ・カナローマセントキッツセント・マーチンツーソン東京/羽田(2024年6月28日より再開予定)
アメリカ合衆国の旗エンヴォイ・エア ボルチモアシンシナティクリーブランドコロンバス(OH)、インディアナポリスモントリオールナッシュビルノーフォークピッツバーグローリー/ダーラムトロントワシントン/ナショナル
アメリカ合衆国の旗ユナイテッド航空 サンフランシスコロサンゼルス/LAX
アメリカ合衆国の旗アラスカ航空 シアトルサンフランシスコロサンゼルス/LAXサンディエゴ
アメリカ合衆国の旗サンカントリー航空 ミネアポリス=セントポール
アメリカ合衆国の旗ハワイアン航空 ホノルル
カナダの旗ウエストジェット航空 カルガリー
メキシコの旗アエロメヒコ航空 メキシコシティ
メキシコの旗ボラリス カンクングアダラハラ
メキシコの旗ビバアエロブス モンテレイメキシコシティ
パナマの旗コパ航空 パナマシティ
コロンビアの旗アビアンカ航空 ボゴタカリカルタヘナメデジン
コスタリカの旗アビアンカ・コスタリカ サンサルバドル
エルサルバドルの旗アビアンカ・エルサルバドル サン・ペドロ・スーラサンサルバドル
トリニダード・トバゴの旗カリビアン航空 ジョージタウン/チェディ・ジェーガンキングストンモンデゴ・ベイポート・オブ・スペイントバゴ
ケイマン諸島の旗ケイマン航空 グランドケイマン
ジャマイカの旗フライ・ジャマイカ・エアウェイズ ジョージタウン/チェディ・ジェーガンキングストン
ブラジルの旗LATAM ブラジル リオデジャネイロサンパウロ
アルゼンチンの旗アルゼンチン航空 ブエノスアイレス
チリの旗 LATAM チリ ブエノスアイレスリマサンティアゴ
エクアドルの旗LATAM エクアドル グアヤキル
日本の旗日本航空 東京/羽田
日本の旗全日本空輸 東京/羽田、東京/成田(運休中)
大韓民国の旗大韓航空 ソウル/仁川
大韓民国の旗アシアナ航空 ソウル/仁川
中華民国の旗チャイナエアライン 台北/桃園
中華民国の旗エバー航空 台北/桃園
香港の旗キャセイパシフィック航空 香港
中華人民共和国の旗中国国際航空 北京/首都
中華人民共和国の旗中国東方航空 上海/浦東
中華人民共和国の旗中国南方航空 広州
中華人民共和国の旗厦門航空 福州/長楽
シンガポールの旗シンガポール航空 フランクフルトシンガポール
フィリピンの旗フィリピン航空 マニラバンクーバー
ドイツの旗ルフトハンザドイツ航空 フランクフルトミュンヘン
オランダの旗KLMオランダ航空 アムステルダム
イギリスの旗ブリティッシュ・エアウェイズ                  ロンドン/LHRロンドン/LGWロンドン/LCY
イギリスの旗ヴァージン・アトランティック航空 ロンドン/LHR
[季節運航] : マンチェスター
フランスの旗エールフランス パリ/CDGパリ/ORY
ベルギーの旗ブリュッセル航空 ブリュッセル
イタリアの旗ITAエアウェイズ ミラノローマ
アイルランドの旗エアリンガス ダブリンシャノン
スペインの旗イベリア航空 マドリード
スペインの旗エアヨーロッパ マドリード
ポルトガルの旗TAP ポルトガル航空 リスボン
アイスランドの旗アイスランド航空 レイキャヴィーク
フィンランドの旗フィンエアー ヘルシンキ
ポーランドの旗LOTポーランド航空 ワルシャワ
スイスの旗スイス国際航空 ジュネーヴチューリッヒ
オーストリアの旗オーストリア航空 ウィーン
セルビアの旗エア・セルビア ベオグラード
トルコの旗ターキッシュ エアラインズ イスタンブール
ロシアの旗アエロフロート・ロシア航空 モスクワ/シェレメーチエヴォ
ウクライナの旗ウクライナ国際航空 キエフ/ボルィースピリ
アゼルバイジャンの旗アゼルバイジャン航空 バクー
エジプトの旗エジプト航空 カイロ
モロッコの旗ロイヤル・エア・モロッコ カサブランカ
カタールの旗カタール航空 ドーハ
ナイジェリアの旗アリクエア ラゴス
ケニアの旗ケニア航空 ナイロビ
南アフリカ共和国の旗南アフリカ航空 ヨハネスブルグ
イスラエルの旗エル・アル航空 テルアビブ
サウジアラビアの旗サウジアラビア航空 ジッダリヤド
アラブ首長国連邦の旗エミレーツ航空 ドバイミラノ
アラブ首長国連邦の旗エティハド航空 アブダビ
クウェートの旗クウェート航空 クウェート
ヨルダンの旗ロイヤルヨルダン航空 アンマン
パキスタンの旗パキスタン国際航空 ラホール
インドの旗エア・インディア デリームンバイ
ウズベキスタンの旗ウズベキスタン航空 リガタシュケント
オーストラリアの旗カンタス航空 シドニー

就航都市[編集]

国際線[編集]

アジア
アフリカ
ヨーロッパ
北アメリカ
中央アメリカ
カリブ海
南アメリカ
オセアニア

アクセス[編集]

エアトレイン[編集]

エアトレイン

1998年から高速軽軌道システム「エアトレイン」の建設が始まった。2001年の9.11テロの影響で当初の計画を大幅に縮小し、予定より1年遅れの2003年12月17日に開業した。ケネディ空港内の各ターミナルや、駐車場レンタカー会社のオフィスなどを結び、地下鉄A線ハワード・ビーチ-JFKエアポート駅系統と、地下鉄E,J,Z線サットフィン・ブールバード-アーチャー・アベニュー-JFKエアポート駅ロングアイランド鉄道ジャマイカ駅発着系統(それぞれ、地下鉄接続駅→ターミナル1→2→4→5→7→8→地下鉄接続駅の運行)、そして空港内環状線(ターミナル1→8→7→5→4→2→1の順の一方循環)の三つの運行系統がある。ターミナルおよび駐車場エリア間の移動は無料、地下鉄接続駅(ジャマイカ駅およびハワードビーチ駅)利用の際は運賃8.5ドル[5]がかかる。マンハッタンへはジャマイカ駅乗り換えで地下鉄E線利用が便利(本数が比較的多く、早朝深夜以外はマンハッタンまで快速運行)。

バス[編集]

市営(MTA)の空港連絡バス(Q3、Q6、Q7、Q10、B15系統)がニューヨーク地下鉄ロングアイランド鉄道の駅まで運行されており、ニューヨーク地下鉄には無料で乗り換えることができる。マンハッタンへの直行バスは営業停止となっている。

タクシー[編集]

JFK空港からマンハッタンへのタクシー運賃は一律52ドルとNY市により規定されおり、平日夕方利用の際には4ドル50セントの追加料金がかかる。また、有料道路料金とチップは別途請求となる。もし、マンハッタンで数か所立ち寄る場合は、はじめに降りる場所までが先述の料金で、そこから先はメーター料金が追加。 (*注意事項として)不法営業のいわゆる白タクがターミナルビル付近で客引きをしていることがあり、タクシーは必ずタクシー乗り場から乗車のこと。正規のタクシー運転手が車から降りて客引きをすることはなく(違法でもある)、また、マンハッタンまでで200-400ドルという法外な高値を要求されるケースが後を絶たないので要注意。

自動車[編集]

マンハッタンの中心部から高速道路利用で約30分(渋滞がない場合)でアクセスできる。タクシー空港リムジンバスなどでのアクセスが一般的である。

ニューヨーク市とその3つの主要空港の位置関係[編集]

ニューヨーク周辺には、2.ニューヨーク/LGAや3.ニューアークなどの空港がある。

ラガーディア空港やニューアーク空港への直行バスはなく、タクシーやリムジン手配か、バスなど公共機関乗り継ぎとなる。

ニューヨーク市とその3つの主要空港の位置:
1. JFK、2. LGA、3. EWR

事故[編集]

事件[編集]


脚注[編集]

  1. ^ a b "Governor Pataki and Mayor Bloomberg Announce Closing of Multi-Billion Dollar Agreement to Extend Airport Leases" (Press release). Port Authority of New York and New Jersey. 30 November 2004. 2009年2月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年8月8日閲覧The Port Authority has operated JFK and LaGuardia for more than 55 years. The original 50-year lease [with the City of New York] was signed in 1947 and extended to 2015 under an agreement struck in 1965.
  2. ^ General Information”. The Port Authority of New York and New Jersey. 2021年12月22日閲覧。
  3. ^ 戸谷英世・竹山清明『建築物・様式ビジュアルハンドブック』株式会社エクスナレッジ、2009、136頁。 
  4. ^ 編集部 (2022年11月30日). “アメリカン航空とブリティッシュ・エアウェイズ、NYのジョン・F・ケネディ国際空港第8ターミナルをお披露目 4億米ドル投資”. TRAICY(トライシー). 2022年11月30日閲覧。
  5. ^ Aviation”. www.jfkairport.com. 2024年3月10日閲覧。
  6. ^ アイパッドミニ3600台盗難…JFK国際空港 : 国際”. YOMIURI ONLINE. 読売新聞 (2012年11月16日). 2012年11月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年11月20日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]