カイロ国際空港

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カイロ国際空港
مطار القاهرة الدولي
Cairo International Airport
Cairo Int. Airport - NASA.JPG
IATA: CAI - ICAO: HECA
概要
国・地域  エジプト
所在地 カイロ
種類 公共
運営者 カイロ空港公団(Cairo Airport Authority)
拠点航空会社 エジプト航空
座標 北緯30度07分19秒 東経031度24分20秒 / 北緯30.12194度 東経31.40556度 / 30.12194; 31.40556座標: 北緯30度07分19秒 東経031度24分20秒 / 北緯30.12194度 東経31.40556度 / 30.12194; 31.40556
公式サイト 公式ウェブサイト
地図
空港の位置(エジプト)
空港の位置(エジプト)
CAI/HECA
空港の位置(エジプト)
滑走路
方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
05R/23L 4,000×60 アスファルト
05L/23R 3,301×60 アスファルト
16/34 3,178×60 アスファルト
統計(2012)
旅客数 1471万人
出典:空港公式サイト[1]DAFIF[2][3]、Eaquants[4]
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空港の一覧
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カイロ国際空港(カイロこくさいくうこう、: مطار القاهرة الدولي‎、: Cairo International Airport)は、エジプト首都カイロにある国際空港である。カイロ市街地中心部から北東に15kmの位置にある。 エジプト航空拠点である。カイロ空港公団(Cairo Airport Authority (CAA))によって運営されている。

2012年には1471万人の乗降客があり、アフリカではヨハネスブルグ国際空港南アフリカ)に次いで2番目に乗降客の多い空港だった。

施設[編集]

空港の敷地面積は3700haである。ターミナルビルは3つある。ターミナル1と2はスターアライアンス以外の航空会社、ターミナル3はスターアライアンス加盟航空会社が使用している。

ターミナル1は、利用航空会社によって入り口が異なり、それにより入館前またはチェックインカウンター入場前と搭乗口前の2回手荷物検査がある。また搭乗者以外の者が入館する場合には入館料5LEを外の売店にて支払う必要がある。出国審査後の免税店や飲食店は、殆どが2 - 3階に集まっているため、一旦エスカレータで階を上がる必要がある。チェックイン前に自由に出入りができる地下階には、従業員向けと思われる売店やサンドイッチ屋があり、カイロ市内と同額で購入可能である(他は空港価格で高い)。ボーディングブリッジは無く、全ての搭乗口からはバスで航空機まで案内される。

ターミナル2は1986年完成で設備の老朽化が目立っていたため、2010年から2016年まで閉鎖され全面的な改修工事が行われた。ターミナル3への連絡通路が作られ、両ターミナルは一体的に運営されている。エールフランスエミレーツ航空が入居している。

ターミナル3は2008年完成。チェックインカウンター前と搭乗口前の2回手荷物検査がある。ターミナル1と異なり、手荷物検査前までは誰でも無料で入館できる。免税店や飲食店は出国審査場と同一階にある。ボーディングブリッジを利用する場合は渡り廊下を通って各搭乗ゲートに向かう。ラウンジは渡り廊下の手前に複数個所あるほか、渡り廊下の先にも小さい免税店や飲食店がある。バス案内の場合は階下の搭乗口となる。エジプト航空を利用する場合は、機内でのアルコール飲料の提供が無いが、ターミナル内の売店ではビールワイン等が販売されており、機内への持ち込み及び飲酒が可能である。

パスポートの提示は、ターミナル1は、入館またはチェックインカウンター入場の手荷物検査時、チェックイン時、出国審査時、搭乗口前手荷物検査時、搭乗前の計5回、ターミナル3はこれに搭乗口前を加えて計6回求められる。到着時は、ターミナル1は入国審査時、手荷物引取り時の計2回、ターミナル3はこれに手荷物引取り場入場時を加えて計3回求められる。

ターミナルからは、共に公共交通機関を使って直接空港外に出る手段は無い。公共バスを利用するためには、両ターミナルの中間点に位置するバスターミナルを経由するターミナル間無料バスを利用し、バスターミナルで乗り換える必要がある。バスターミナルからはタハリール広場、国鉄ラムセス駅前の他に、メトロ1号線方面等複数の公共バス路線があるが、路線図時刻表等は一切無い。かつては西側の空港敷地出口の近くからラムセス駅行きの路面電車であるヘリオポリストラムを利用することも可能であったが、この路線は廃止された。運行されていた当時であっても交通混雑により時間が掛かり、ダイヤも不定であったため、空港利用者が乗車していることは皆無だった。

将来的には空港北東部にあるリングロードとイスマイリア砂漠道路の交差地点方面からメトロ3号線が乗り入れる計画である。

南側の滑走路を建設した際にリングロードが干渉することから、リングロードを滑走路外に迂回させた。リングロードからは廃止された旧道跡をわずかに確認することができる。

就航路線[編集]

国際線[編集]

航空会社就航地
エジプトの旗 エジプト航空 アジア :
成田国際空港(千葉県成田市)、北京首都国際空港北京市)、広州白雲国際空港広州市)、スワンナプーム国際空港バンコク)、クアラルンプール国際空港クアラルンプール)、チャトラパティ・シヴァジー国際空港ムンバイ
中東 :
アブハー英語版アブダビ国際空港アブダビ)、アレッポ国際空港アレッポ)、クィーンアリア国際空港アンマン)、アルビール国際空港アルビール)、バグダード国際空港バグダッド)、バーレーン国際空港バーレーン)、ラフィク・ハリリ国際空港ベイルート)、ダマスカス国際空港ダマスカス)、キング・ファハド国際空港ダンマーム)、ハマド国際空港ドーハ)、ドバイ国際空港ドバイ)、イスタンブール空港イスタンブール)、キング・アブドゥルアズィーズ国際空港ジェッダ)、クウェート国際空港クウェート)、プリンス・モハンマド・ビン・アブドゥルアズィーズ国際空港マディーナ)、マスカット国際空港マスカット)、キング・ハーリド国際空港リヤド)、サヌア国際空港サナア)、シャールジャ国際空港シャールジャ
アフリカ :
フェリックス・ウフェ=ボワニ国際空港アビジャン)、ンナムディ・アジキウェ国際空港アブジャ)、コトカ国際空港アクラ)、ボレ国際空港アディスアベバ)、ウアリ・ブーメディアン空港アルジェ)、アスマラ国際空港アスマラ)、ベニナ空港ベンガジ)、ムハンマド5世国際空港カサブランカ)、ジュリウス・ニエレレ国際空港ダルエスサラーム)、ヨハネスブルグ国際空港ヨハネスブルク)、ジュバ空港ジュバ)、ハルツーム国際空港ハルツーム)、ムルタラ・モハンマド国際空港ラゴス)、ジョモ・ケニヤッタ国際空港ナイロビ)、トリポリ国際空港トリポリ)、チュニス・カルタゴ国際空港チュニス
ヨーロッパ :
アムステルダム・スキポール空港アムステルダム)、アテネ国際空港アテネ)、バルセロナ=エル・プラット空港バルセロナ)、ベルリン・シェーネフェルト空港ベルリン)、リスト・フェレンツ国際空港ブダペスト)、コペンハーゲン空港コペンハーゲン)、フランクフルト空港フランクフルト)、ジュネーヴ空港ジュネーヴ)、ラルナカ国際空港ラルナカ)、ロンドン・ヒースロー空港ロンドン)、アドルフォ・スアレス・マドリード=バラハス空港マドリード)、マルタ国際空港マルタ)、ミラノ・マルペンサ空港ミラノ)、ドモジェドヴォ空港モスクワ)、ミュンヘン空港ミュンヘン)、パリ=シャルル・ド・ゴール空港パリ)、フィウミチーノ空港ローマ
北米 :
ジョン・F・ケネディ国際空港ニューヨーク
エジプトの旗 エジプト航空
運航はエジプトの旗 エアシナイ
ベン・グリオン国際空港テルアビブ
エジプトの旗 アルマシーラ・ユニバーサル航空英語版 カスィーム空港英語版ブライダ)、タブーク空港英語版タブーク)、ターイフ空港英語版ターイフ)、ヤンブー空港英語版(ヤンブー)
エジプトの旗 ネスマ航空英語版 タブーク空港(タブーク)、ターイフ空港(ターイフ)
エジプトの旗 ナイル航空英語版 カスィーム空港(ブライダ)、タブーク空港(タブーク)、ターイフ空港(ターイフ)、ヤンブー空港(ヤンブー)
アルジェリアの旗 アルジェリア航空 ウアリ・ブーメディアン空港アルジェ
リビアの旗 リビア航空 ベニナ空港(ベンガジ)、セブハ、トリポリ国際空港(トリポリ)
リビアの旗 アフリキヤ航空 トリポリ国際空港(トリポリ)
リビアの旗 エア・リビア英語版 ベニナ空港(ベンガジ)
アラブ首長国連邦の旗 エミレーツ航空 ドバイ国際空港(ドバイ)
アラブ首長国連邦の旗 エティハド航空 アブダビ国際空港(アブダビ)
アラブ首長国連邦の旗 RAKエアウェイズ ラアス・アル=ハイマ国際空港ラアス・アル=ハイマ[5]
バーレーンの旗 ガルフエア バーレーン国際空港(バーレーン)
イラクの旗 イラク航空 バグダード国際空港(バグダッド)、スレイマニヤ[6]
クウェートの旗 クウェート航空 クウェート国際空港(クウェート)
クウェートの旗 ジャジーラ航空 クウェート国際空港(クウェート)
レバノンの旗 ミドルイースト航空 ラフィク・ハリリ国際空港(ベイルート)
オマーンの旗 オマーン・エア マスカット国際空港(マスカット)
カタールの旗 カタール航空 ハマド国際空港(ドーハ)
ヨルダンの旗 ロイヤルヨルダン航空 クィーンアリア国際空港(アンマン)
ヨルダンの旗 ロイヤル・ファルコン英語版 クィーンアリア国際空港(アンマン)
サウジアラビアの旗 サウディア アブハー、キング・ファハド国際空港(ダンマーム)、キング・アブドゥルアズィーズ国際空港(ジェッダ)、プリンス・モハンマド・ビン・アブドゥルアズィーズ国際空港マディーナ)、キング・ハーリド国際空港(リヤド)
スーダンの旗 スーダン航空 ハルツーム国際空港(ハルツーム)、ポート・スーダン英語版
スーダンの旗 サン航空英語版 ハルツーム国際空港(ハルツーム)
シリアの旗 シリア・アラブ航空 アレッポ、ダマスカス国際空港(ダマスカス)、ラタキア英語版
チュニジアの旗 チュニスエア チュニス・カルタゴ国際空港(チュニス)
トルコの旗 ターキッシュ エアラインズ イスタンブール空港(イスタンブール)
イエメンの旗 イエメニア アデン国際空港アデン)、フダイダ英語版、サヌア国際空港(サナア)、タイズ英語版
モロッコの旗 ロイヤル・エア・モロッコ ムハンマド5世国際空港(カサブランカ)
エリトリアの旗 エリトリア航空 アスマラ国際空港(アスマラ)、ハルツーム国際空港(ハルツーム)
エチオピアの旗 エチオピア航空 ボレ国際空港(アディスアベバ)
ケニアの旗 ケニア航空 ハルツーム国際空港(ハルツーム)、ジョモ・ケニヤッタ国際空港(ナイロビ)
ロシアの旗 アエロフロート・ロシア航空 シェレメーチエヴォ国際空港(モスクワ)
スイスの旗 スイス インターナショナル エアラインズ チューリッヒ空港チューリッヒ
フランスの旗 エールフランス パリ=シャルル・ド・ゴール空港(パリ)
イタリアの旗 アリタリア-イタリア航空 フィウミチーノ空港(ローマ)
オーストリアの旗 オーストリア航空 ウィーン国際空港ウィーン
イギリスの旗 ブリティッシュ・エアウェイズ ロンドン・ヒースロー空港(ロンドン)
オランダの旗 KLMオランダ航空 アムステルダム・スキポール空港(アムステルダム)
ドイツの旗 ルフトハンザドイツ航空 フランクフルト空港(フランクフルト)、ミュンヘン空港(ミュンヘン)
スペインの旗 イベリア航空 アドルフォ・スアレス・マドリード=バラハス空港(マドリード)
ポーランドの旗 LOTポーランド航空 ワルシャワ・フレデリック・ショパン空港ワルシャワ
ルーマニアの旗 タロム航空 アンリ・コアンダ国際空港ブカレスト
中華人民共和国の旗 四川航空成都双流国際空港 (成都

国内線[編集]

航空会社就航地
エジプトの旗 エジプト航空 アブ・シンベル空港アブ・シンベル)、ボルグ・エル・アラブ空港アレクサンドリア)、アシュート英語版アスワン国際空港アスワン)、フルガダ国際空港フルガダ)、ルクソール国際空港ルクソール)、シャルム・エル・シェイク国際空港シャルム・エル・シェイク)、ソハーグ英語版
エジプトの旗 エジプト航空エクスプレス ボルグ・エル・アラブ空港(アレクサンドリア)、アスワン国際空港(アスワン)、フルガダ国際空港(フルガダ)、ルクソール国際空港(ルクソール)、マルサ・アラム国際空港(マルサ/アラム)、ポートサイド英語版、シャルム・エル・シェイク国際空港(シャルム・エル・シェイク)、
季節運航便 : マルサ・マトルーフ英語版

チャーター便[編集]

航空会社就航地
スペインの旗 エア・ヨーロッパ アドルフォ・スアレス・マドリード=バラハス空港(マドリード) 1バルセロナ=エル・プラット空港バルセロナ
ブルガリアの旗 ブルガリア航空 ソフィア空港ソフィア
セルビアの旗 Jat航空 ベオグラード・ニコラ・テスラ空港ベオグラード
フランスの旗 XL航空 シャルル・ド・ゴール国際空港(パリ)

貨物便[編集]

2013年6月時点の就航路線。

航空会社就航地
エールフランス・カーゴパリ=シャルル・ド・ゴールレユニオン
DHL International Aviation MEバーレーン
エジプト航空カーゴケルン/ボンイスタンブール=アタテュルクミラノ=マルペンサオーステンデ/ブリュージュ
エミレーツ・スカイカーゴドバイ[7]
エチオピア航空カーゴアディスアベバベイルートリエージュ[8]
ルフトハンザ・カーゴフランクフルト香港シャールジャ
カタール航空カーゴ ドーハ
RAMカーゴ カサブランカ
ロイヤル・ヨルダン・カーゴアンマン=クィーンアリアマーストリヒト/アーヘン
TMAカーゴ アムステルダムベイルートリヤド[9]
トライスター・エアアムステルダムマンストントリポリ
ターキッシュ エアラインズ カーゴイスタンブール=アタテュルクジェッダ[10]

就航都市[編集]

エジプト国内

アジア

中東

アフリカ

ヨーロッパ

北米

過去に就航していた都市[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

外部リンク[編集]