四川航空
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法人番号 | 8700150082017 | |||
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設立 | 1986年 | |||
運航開始 | 1986年9月19日 | |||
ハブ空港 |
成都双流国際空港 成都天府国際空港 | |||
焦点空港 | 重慶江北国際空港 | |||
親会社 | ||||
保有機材数 | 181機 | |||
就航地 | 110都市 | |||
本拠地 | 中華人民共和国四川省成都市 | |||
代表者 | 藍新国(理事長) | |||
外部リンク | https://www.sichuanair.com/ |
四川航空 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 四川航空 |
簡体字: | 四川航空 |
拼音: | Sìchuān Hángkōng |
発音: | スーチュアン ハンコン |
英文: | Sichuan Airlines |
四川航空(しせんこうくう、中国語:四川航空公司)は中華人民共和国四川省成都市に本社を置く航空会社。正式名称は四川航空股份公司、略称は川航。中国民航(CAAC)の流れを汲まない航空会社で、国内40都市を結んでいる。
コードデーター
[編集]- IATA航空会社コード:3U
- ICAO航空会社コード:CSC
- コールサイン:Sichuan
- 中国語コールサイン:四川(Sichuan)
- コールサインは2004年までは英語・中国語ともに川航(Chuanhang)
沿革
[編集]- 1986年9月19日 四川省の認可を受け、四川航空公司が発足する。
- 1988年7月14日 旅客営業を開始する。メインハブ空港は成都双流国際空港、第2ハブ空港は重慶江北国際空港。
- 2002年8月29日、株式会社となり四川航空股份有限公司が成立する。中国南方航空、上海航空、山東航空、成都銀杏餐飲有限公司と提携を結び、共同発券、コードシェア便などの連携を図ることが、合意される。
- 2003年1月24日 重慶発成都行き四川航空3U434便エンブラエルEMB145(機体番号B-3403)内で、成都双流国際空港の着陸直前に、四川省達州市渠県金鑼郷の男性教師(26歳)が旅客機をハイジャックしようとして、手製の爆弾を爆発させた。乗員5名、乗客11名の合計16名のうち、犯人のみが負傷した。男は機内の保安員に取り押さえられ、機体も一部損傷したが、同機は約10分後の午後1時39分、空港に無事着陸した。
- 2005年4月25日 昆明発重慶行き四川航空3U8670便が重慶江北国際空港に着陸後、ターミナルビルに接触した。負傷者はいなかった。
- 2005年5月12日 重慶-香港間の路線を開設する。
- 2005年 中国外運股份有限公司(シノトランス、本部北京市)が傘下の中外運空運発展股份有限公司を通じて、深圳航空、揚子江快運航空と共に買収する意向を表明した、と報道された。
- 2006年11月20日 鷹聯航空に2,000万元を出資し、四川航空が鷹聯航空の株式の20%を保有することとなる。
- 2009年3月17日 鷹聯航空に2億元を再度出資し、四川航空が株式の76%を保有することとなる。
- 2010年1月23日 鷹聯航空は四川航空グループの成都航空として再スタートする。
日本との関係
[編集]日本への運航路線
[編集]便名 | 路線 | 機材 | コード
シェア | |
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3U3961/3962 | 成都/天府 | 東京/成田 | CZ | |
3U3963/3964 | 大阪/関西 |
コードシェア
- CZ-中国南方航空
日本への歴史
[編集]- 2016年1月18日から、成田-成都線の運航を週4往復で開始[1]。
- 2016年1月19日から、関西-成都線の運航を週3往復で開始[2]。
- 2018年11月30日から、関西-西安線の運航を開始[3]。
- 2020年3月、新型コロナウイルスのため、日本への運航を休止。
- 2022年8月20日、成田-成都線を再開[4]。
- 2023年4月28日より、関西-成都線の運航を再開。成都の使用空港は成都双流空港から成都天府空港に変更。
保有機材
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機種 | 保有数 | 発注数
(不明あり) |
席数 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
J | Y | 計 | ||||
エアバスA319-100 | 22 | 8 | 124 | 132 | ||
エアバスA320-200 | 54 | 8 | 142 | 150 | ||
エアバスA320neo | 33 | 8 | 150 | 158 | ||
エアバスA321-200 | 48 | 8 | 186 | 194 | ||
エアバスA321neo | 27 | 不明 | [5] | |||
エアバスA330-200 | 7 | 36 | 209 | 245 | ||
エアバスA330-300 | 9 | 36 | 265 | 301 | ||
エアバスA350-900 | 8 | 6? | 28 | 303 | 331 | 一号機はパンダPR塗装[6][7] |
COMAC C919 | 0 | 20? | 不明 | |||
A330-300P2F | ? | 貨物 | 中国国内で改造工事した機体[8]、
リースの機体が存在する | |||
合計 | 208 |
なお、四川航空の平均的な機材年齢は2006年6月で6.3年である。
特別塗装機
[編集]- 2021年6月より、エアバスA330型機1機が特別塗装機になっている。中国の電機メーカー・長虹電器とのコラボしたデザインで、「子供たちの夢をのせて空を飛ぶ」をテーマに、公募によって決まった。[9]
- 2024年1月より、四川に本社を置く四川銀行とコラボした特別塗装機も運航されている。[10]
就航地
[編集]エピソード
[編集]同航空会社の24時間ホットラインの電話番号は、028-88888888(成都市)である。これは、2003年8月18日、成都市電信局が行った電話番号のオークションで233万元(約3400万円)で同社が落札したものである。中華人民共和国では数字の8が縁起の良い数として珍重されているため、市外局番も含めて8が9つも並ぶ数字は高額となり、話題となった。
脚注
[編集]- ^ “四川航空、日本初就航へ 16年1月から成都-成田”. Aviation Wire. 2025年4月5日閲覧。
- ^ http://www.nkiac.co.jp/news/2015/2305/3ukixctu.pdf
- ^ “四川航空、関西-西安就航 週4往復、30日から”. Aviation Wire. 2025年4月5日閲覧。
- ^ “成都市発着の成田直行便を8月20日から再開(中国、日本) | ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース”. ジェトロ. 2025年4月5日閲覧。
- ^ “四川航空、A321neoをリースで導入 | FlyTeam ニュース”. FlyTeam(フライチーム). 2025年2月13日閲覧。
- ^ “四川航空、パンダだけじゃない、四川省の魅力を伝えるウェブサイトを開設 | FlyTeam ニュース”. FlyTeam(フライチーム). 2025年2月13日閲覧。
- ^ “エアバス、四川航空とA350-900の契約合意を発表 | FlyTeam ニュース”. FlyTeam(フライチーム). 2025年2月13日閲覧。
- ^ “四川航空、「A330-300P2F」を受領!初の中国国内改修機 | FlyTeam ニュース”. FlyTeam(フライチーム). 2025年2月13日閲覧。
- ^ “「国運長虹号」特別塗装機 四川航空 (A330-300 | B-5960) ガイド”. FlyTeam(フライチーム) (2024年3月29日). 2025年2月13日閲覧。
- ^ “「四川銀行」特別塗装機 四川航空 (A330-300 | B-8690) ガイド”. FlyTeam(フライチーム) (2024年2月2日). 2025年2月13日閲覧。