インディアナポリス国際空港

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インディアナポリス国際空港
Indianapolis International Airport
連邦航空局・空港図
連邦航空局・空港図
IATA: IND - ICAO: KIND
概要
国・地域 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
所在地 インディアナ州インディアナポリス市
種類 公共
運営者 Indianapolis Airport Authority
拠点航空会社 フェデックス エクスプレス
標高 243 m (797 ft)
座標 北緯39度43分02秒 西経086度17分40秒 / 北緯39.71722度 西経86.29444度 / 39.71722; -86.29444座標: 北緯39度43分02秒 西経086度17分40秒 / 北緯39.71722度 西経86.29444度 / 39.71722; -86.29444
公式サイト 公式ウェブサイト
地図
INDの位置(インディアナ州内)
IND
IND
INDの位置(アメリカ合衆国内)
IND
IND
滑走路
方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
05L/23R 3,414×46 コンクリート
05R/23L 3,048×46 コンクリート
14/32 2,318×46 アスファルト
出典:連邦航空局[1]より
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空港の一覧
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インディアナポリス国際空港: Indianapolis International Airport)はアメリカ合衆国インディアナ州インディアナポリス市にある国際空港。空港コードは IND。インディアナ州にある最大の空港である。日本からの直行便はないが、各航空会社ハブ空港からインディアナポリス国際空港までは直行便が出ている。かつては、USエアウェイズ準ハブ空港だった(現在は、同社の業績不振により準ハブ空港ではない)。現在は、貨物輸送のフェデックスフェデックス エクスプレス)のハブ空港であり、またエアトラン航空およびデルタ航空焦点都市でもある。2008年11月12日から新ターミナルの供用を開始した。

歴史[編集]

空港は、1931年に開設され1944年に名前をWeir Cookに変更した。1975年国際空港の指定を受ける前まで、旅客輸送や貨物輸送においてWeir Cook Municipal Airportの名前で呼ばれていた。

Harvey Weir Cook(1892年6月30日-1943年3月24日)は、ウィルキンソン(インディアナ州)出身の第1次大戦および第2次大戦のアメリカ空軍のパイロットの名前である。Weir Cookは、1917年にアメリカ空軍に加わり、第1次大戦のエースおよび隊長で、公式には7機の敵機を撃墜したとされている。第2次大戦中は大佐で、ニューカレドニア上空においてP-39(エアラコブラ)による若いパイロットの戦闘訓練中の事故により1943年に死亡している。

1962年に、8つの組織からなるインディアナポリス空港(IAA)が所有、運営することにインディアナ中央部のインディアナポリス市長、マリオン郡ヘンデリック郡ハミルトン郡の代表者など数人により認められた。現在の名前は、1976年にIAAによりつけられたものである。インディアナポリス市議会は、Weir Cookの名前を空港の名前に残して付けないことを承認した。もしこの名前がつけられていたら、2008年に開業予定の新ターミナルに影響を及ぼしていただろう。

現在のターミナルが開設されたのは、1957年。以来、改修と拡張を数多く行っており、なかでも大規模なものは1968年(コンコースA&B)、1972年(コンコースD)、1987年(コンコースCと駐車場建物の追加)である。全体は、それらの複合施設となっている。

1980年代後期から1990年代前半の間は、USエア (現USエアウェイズ)がインディアナポリスの準ハブ空港として維持した。中西部の都市と同様に西海岸やフロリダからの直行便があり、1日146の出発便がありUSエアウェイズは、全座席数の49%を占める主要な運輸業者であった。1990年代後半は、USエアウェイズは実質的にはインディアナポリス以外からの輸送は減っていた。

1990年代後半から2000年代初頭にかけては、インディアナポリス国際空港は、ATA航空および子会社のシカゴ・エキスプレス焦点都市となった。しかし、2004年10月27日に、ATAホールディングス及びその子会社は連邦倒産法第11章の適用を申請したため、インディアナポリス便は大幅に削減され、ついには2006年にはすべての便が廃止された。空いたATA航空のスペースには、ノースウェスト航空の拡張のために供された。

1994年には、イギリス空港会社(BAA)がインディアナポリス国際空港の運営を10年間の契約で行うことになった。 この契約は、のちに3年間延長されることになったが、BAAの申し出により短縮され2007年12月31日をもって民間運営は終了した。運営は、IAAの運営に戻されることになった。

2008年には、老朽化したターミナルに代わる新たに旅客ターミナルが建設された。旧ターミナルから離れた場所で、高速道路に直結している(Pierson Drive近く)。

空港施設[編集]

新ターミナル[編集]

新ターミナル
  • ターミナルの名前は、以前この空港につけられていたColonel H. Weir Cook Terminalの名前が付けられ、手荷物到着階の出口付近にWeir Cookゆかりの品々が解説と共に展示されている。
  • 国際線を含めて、当初、2008年10月28日に利用を開始するとアナウンスされていたが、予定が変更されて実際の供用開始は11月12日であった。新ターミナル建設にともない、地上交通(タクシー、バス)や駐車場の設備等も新ターミナルへ移された。今までは、離れた場所にあったレンタカー等の施設も一部併設された。ハイウェイから新ターミナルへのアクセスは、州間高速道路I-70インターチェンジが早くから建設が終わっており、ターミナル使用開始とともに供用を開始している。

コンコース A[編集]


コンコース B[編集]

将来構想[編集]

旧施設の利用方法については、まだ決定されていない。新ターミナルには、LRTを敷設する構想もあり、導入空間を確保しているものの具体的な計画は公表されていない。

旧ターミナル[編集]

2008年11月11日まで使用されていたターミナル。

コンコース A[編集]

  • デルタ航空(カンクン、デンバー、デトロイト、フォートローダーデール、フォートマイヤーズ、ラスベガス、ロサンゼルス、メンフィス、ミネアポリス/セントポール、ニューヨーク/ラガーディア、オーランド、サンフランシスコ 2006年6月11日、シアトル/タコマ 2006年6月8日、タンパ、ワシントン/レーガン)

コンコース B[編集]

コンコースC[編集]

コンコース D[編集]

空港アクセス[編集]

到着ロビーを出てすぐの場所には、タクシー乗り場と一般車用のロータリーとなっている。中層階の動く歩道がある渡り廊下をはさんだところに、駐車場やレンタカーのカウンターおよびエコノミー駐車場へのシャトルバス、ホテルへのシャトルバス、路線バス・IndyGo Green Line、都市間輸送バスの乗り場がある。各シャトルは出発階に到着するが、出発は、レンタカーのカウンターなどがある1階からである。ペンチなどもそこにあり、リムジンカーや空港連絡バスの待合所ともなっている。一部レンタカーは、空港内に車が用意されるようになった。また、ロータリー付近の混雑緩和のため、携帯電話等で連絡を受けてからロータリーへ向かうための待機用の駐停車スペースが敷地内に用意されている。

  • 路線バス(IndyGo)
    • Route 8(Washington):主にWashington Streetを通る路線(ダウンタウンはOhio Streetを通る)。空港が始発であり、市の中心部を経由してWashington Square MallやMeijerへまで行く。インディアナポリスのダウンタウンまで行くことができるもっとも安価な交通手段だが(one wayで1ドル75セント、1日乗車券で4ドル)、路線バスなので旅行者向けの設備はない。中心地点(Ohio Street)で他のバス路線への乗り換えも可能である。
  • リムジンバス
    • インディアナポリス市内
      • Go Green Line Airport Shuttleハイウェイ経由でインディアナポリスのダウンタンにあるホテル、Convention CenterおよびLucas Oil Stadiumと空港の間を運行している。運行は朝8時から夜11時まで。所要時間約30分。料金は$10で、バス車内ではクレジットカード/デビットカードのみ使用可(現金は不可)。空港では現金および主要クレジットカードが使える。トランクなどの大型の荷物スペースもあるやや小型の専用車両。ただ、時刻表のある定時運行ではないため、長時間待たされることもあるので、注意が必要(オンライン予約を推奨している)。
    • 都市間輸送
      • Bloomington Shuttleインディアナ大学(ブルーミントン校)のあるブルーミントンのIMU、周辺のホテル・大学のアパート等を結んで運行している(1日9往復)。どの停留所にも表示は無いが、ロビーや待合所に乗車の確認にくる。料金は$20で、予約制。事前にクレジットカード等で支払っておく必要があり、チケットは乗車・着席後に運転手に渡す方式になっている。車両は、時間帯や時期により異なるが、やや小型のものが多いが、繁忙期は大型車を使う。
      • Lafayette Limoパデュー大学と大学のあるウェストラファイエット市内のホテルおよびLimoの営業所を結んで運行している(1日9往復)。料金は片道$27か往復$50で、予約するのが望ましい。料金は、現金かトラベラーチェックで支払う。クレジットカードは利用できない。車両は、時間帯や時期により異なるが、やや小型のものが多い。
      • Lincoln Land Expressイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校)のあるイリノイ州ChampaignおよびUrbanaを結ぶシャトル。
      • Star of America:主に貸し切りバスや繁忙期のみの都市間輸送を運行していたが、2008年より定期便の運行を開始した。現在では、ブルーミントン(1日9往復、片道$15)、ラファイエット(1日9往復、片道$24)を結んでいる。通常は小型のバスを使い狭隘であるが、格安の料金で先行のシャトルサービスと対抗している。繁忙期は大型車を使うこともある。


  • 駐車場
    • Express Valet, $18/day
    • Rooftop Valet, $15/day
    • Parking Garage, $16/day
    • ong-Term Parking, $11/day
    • Economy Parking, $7/day

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]