デンバー国際空港

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デンバー国際空港
Denver International Airport
DIA Airport Roof.jpg
DEN - FAA airport diagram.svg
IATA: DEN - ICAO: KDEN
概要
国・地域 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
所在地 コロラド州の旗 コロラド州
Flag of Denver, Colorado.svg デンバー
種類 公共
所有者 デンバー市航空局
開港 1995年
拠点航空会社
敷地面積 13570 ha
標高 1,655 m (5,431 ft)
座標 北緯39度51分41.96秒 西経104度40分23.44秒 / 北緯39.8616556度 西経104.6731778度 / 39.8616556; -104.6731778
公式サイト 公式ウェブサイト
地図
デンバー国際空港の位置
デンバー国際空港の位置
DEN
デンバー国際空港の位置
デンバー国際空港の位置
DEN
デンバー国際空港の位置
滑走路
方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
07/25 3,658×46 コンクリート
08/26 3,658×46 コンクリート
16L/34R 3,658×46 コンクリート
16R/34L 4,877×46 コンクリート
17L/35R 3,658×46 コンクリート
17R/35L 3,658×46 コンクリート
統計(2019年)
旅客数 69,015,703人
出典:デンバー国際空港[1]
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空港の一覧
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デンバー国際空港(デンバーこくさいくうこう、: Denver International Airport)は、アメリカ合衆国コロラド州デンバーにある国際空港である。ダウンタウンの37km北東に立地している。ユナイテッド航空フロンティア航空ハブ空港である。2019年には6901万人の利用があり、アメリカの空港では5位だった。

概要[編集]

デンバー国際空港は当時のデンバー市長だったフェデリコ・F・ペーニャ(後にビル・クリントン政権の運輸長官)が中心となって計画が推進された。1995年に開港し、ステープルトン国際空港を置き換えた。当時はアメリカ合衆国で最も先進的な空港であった。敷地面積13570 ヘクタール(33531エーカー)[2][3]は、ダラス・フォートワース国際空港6936ヘクタール、17207エーカー)[4]の約2倍であり、商用空港としてはアメリカ最大である。滑走路は必要に応じてあと6本、最大12本まで設置できるように設計されている。

基礎的なレイアウトは、出発と到着がターミナルの異なる階層にあること以外は、アトランタ国際空港に非常に構造が似ている。交差しない6本の滑走路を持つため、2機同時に離着陸する光景が見られる。最も長い滑走路は4,877メートル(16,000フィート)あり、乗客、燃料及び積荷を満載したジャンボ機が空気の密度が薄くなる夏季でも離陸できるようになっている。

当初の開港予定日は1993年10月31日であったが、自動手荷物処理システムの開発遅延などによる4回の延期の後、1995年2月28日に開港となった。この遅延などにより、当初17億ドルと見積もられていた建設費は45億ドルにもなった。

最近のデンバー空港に寄せられる主な苦情は、広大な敷地を確保するためにデンバー中心部から離れてしまったこと、さらに、高額な建設費を償還するために航空会社に高い着陸料を課すことによって、デンバー空港を発着する便はチケットが非常に高額になることが挙げられる。

ターミナル[編集]

ターミナル レイアウト
ターミナル内部
ロッキー山脈

空港ターミナルと、3棟の独立したコンコース(A,B,C)で構成する。出入国のCIQ施設や航空会社のチェックインカウンターなどはほとんどターミナル側に集中して設置されており、ターミナルとコンコースは地下式の新交通システム(Automated Guideway Transit System)によって結ばれている。基本的には出発は6階、到着は5階に配置されている。コンコースAのみターミナル6階と歩道橋でも結ばれており、歩道橋下は小型ジェット旅客機は通過できるように設計されている。

ターミナルの屋根は布地でアメリカ先住民の住居ティピーから発想を得たものである。ロッキー山脈をイメージして配置が決定された。

主な就航路線[編集]

航空会社就航地
アメリカ合衆国の旗ユナイテッド航空

クリーブランドヒューストンニューアークシカゴ/MDWフォートローダーデールラスベガスマイアミオンタリオオーランドフェニックスリノ/タホタンパアルバカーキアンカレッジアスペンアトランタオースチンボルチモアビリングスボイシボストンシャーロットシカゴ/ORDコロラドスプリングスコロンバスダラス/フォートワースデモインデトロイトデュランゴイーグルヘイデン/スティームボートスプリングスホノルルインディアナポリスジャクソンホールカンザスシティロサンゼルス/LAXロサンゼルス/サンタアナマイアミミネアポリス=セントポールニューヨーク/LGAニューオーリンズオークランドオクラホマシティオマハフィラデルフィアピッツバーグポートランドローリー/ダーラムサクラメントソルトレイクシティサンアントニオサンディエゴサンフランシスコサンノゼシアトルスーフォールズスポケーンセントルイスツーソンタルサワシントン/ダレスワシントン/ナショナルウィチタ

アメリカ合衆国の旗ユナイテッド・エクスプレスアスペンアトランタ、ケープコッド、シーダー・ラピッズシャーロットデモインデュランゴイーグルファーゴグランドジャンクションガニソンヘイデン/スティームボートスプリングスジャクソンホールナッシュビルラピッドシティスーフォールズダラス/フォートワーストロントアルバカーキオースチンフェイエットビルバーミングハム(AL)、ビリングスビスマークボイシボーズマンロサンゼルス/バーバンクカルガリーキャスパーシカゴ/RFDコロラドスプリングスコロンバスデトロイトデュランゴエドモントンエルパソユージーンフレズノグランドジャンクションヒューストンアイダホフォールズインディアナポリスノックスビルメドフォードメンフィスミネアポリス=セントポールミズーラモーリンモントローズオクラホマシティパームスプリングスパスコラピッドシティソルトレイクシティサンアントニオサンタバーバラスプリングフィールドセントルイスツーソンタルサウィチタウィニペグ
アメリカ合衆国の旗フロンティア航空アクロンアルバカーキアンカレッジアトランタオースチンボルチモアボイシシカゴ/MDWダラス/フォートワースデトロイトエルパソフォートローダーデールフォートマイヤーズヒューストンインディアナポリスカンザスシティラスベガスロサンゼルス/LAXロサンゼルス/バーバンクロサンゼルス/サンタアナミルウォーキーミネアポリス=セントポールナッシュビルニューオーリンズニューヨーク/LGAオクラホマシティオマハオーランドフィラデルフィアフェニックスポートランドリノ/タホサクラメントソルトレイクシティサンアントニオサンディエゴサンフランシスコサンノゼセントルイスシアトルタンパツーソンワシントン/ナショナルマサトランコスメルアカプルコカンクンロスカボスプエルトバヤルタ
アメリカ合衆国の旗サウスウエスト航空ダラス/ラブロサンゼルス/バーバンクオーランドオースチンクリーブランドヒューストンシカゴ/MDWフォートローダーデールラスベガスマイアミオンタリオフェニックスリノ/タホタンパアルバカーキアトランタオースチンボルチモアボイシボストンシャーロットシカゴ/ORDコロラドスプリングスコロンバスデモインデトロイトヒューストンインディアナポリスカンザスシティロサンゼルス/LAXロサンゼルス/サンタアナマイアミミネアポリス=セントポールナッシュビルニューアークニューヨーク/LGAニューオーリンズオークランドオクラホマシティオマハフィラデルフィアピッツバーグポートランドローリー/ダーラムサクラメントソルトレイクシティサンアントニオサンディエゴサンフランシスコサンノゼシアトルスポケーンセントルイスツーソンタルサワシントン/ダレスワシントン/ナショナルウィチタカンクン
アメリカ合衆国の旗アメリカン航空 ダラス/フォートワースロサンゼルス/LAXマイアミシャーロットフィラデルフィアピッツバーグラスベガスフェニックスシカゴ/ORD
アメリカ合衆国の旗エンヴォイ・エアセントルイス
アメリカ合衆国の旗デルタ航空 アトランタデトロイトミネアポリス=セントポールシンシナティソルトレイクシティ
アメリカ合衆国の旗デルタ・コネクションロサンゼルスシアトル
アメリカ合衆国の旗スピリット航空フォートローダーデールオーランドマイアミアトランタヒューストンシカゴ/ORD
アメリカ合衆国の旗アラスカ航空 アンカレッジポートランドシアトル
アメリカ合衆国の旗ジェットブルー航空ボストンニューヨーク/JFK
アメリカ合衆国の旗サンカントリー航空ミネアポリス=セントポール
アメリカ合衆国の旗アレジアント航空シンシナティ
カナダの旗エア・カナダモントリオールトロントバンクーバー
カナダの旗ウエストジェット航空カルガリー
メキシコの旗アエロメヒコ航空メキシコシティ
メキシコの旗ボラリスメキシコシティグアダラハラ
パナマの旗コパ航空パナマシティ
ケイマン諸島の旗ケイマン航空グランドケイマン
イギリスの旗ブリティッシュ・エアウェイズ             ロンドン/LHR
ドイツの旗ルフトハンザドイツ航空フランクフルトミュンヘン
フランスの旗エールフランスパリ
スイスの旗エーデルワイス航空チューリッヒ
アイスランドの旗アイスランド航空レイキャビク

空港アクセス[編集]

デンバー空港駅

最新の情報は、空港公式サイトを参照のこと

鉄道

デンバー地域交通局 A Line英語版 : ユニオン駅方面
2016年4月22日開業[5]

バス

RTD SkyRide : Route AF(ダウンタウン方面、2016年4月23日まで運行[6]) ほか6路線を運行

トピック[編集]

  • ターミナルから市街地へ通じる道路から見える空港敷地内には、通称「ブルーマスタング」(青い野生馬)と呼ばれる青い馬の象があり、夜間は眼が赤く光り、その姿が異様な雰囲気を作っている。この像の作成時には事故も発生しており様々な噂が存在する。また、空港内にフリーメイソンの記号を記した石版やメッセージ性が強い壁画が設置されている他、手荷物検査場にガーゴイルの石像が設置されている点、建設にかかった資材・費用が完成した空港の規模以上である点など不可解な点が多い空港である[7]
  • 2003年の猛烈な暴風雪では、冬に雪を積もったロッキー山脈を連想させるよう設計された特有の白いファブリックルーフのターミナルが、重量のある雪によって穴が開くという事故があった。

事故[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ Passenger Traffic Reports”. Denver International Airport. 2021年12月19日閲覧。
  2. ^ DENVER INTL Airport Master Record, FAA, 2021-10-07, ACREAGE: 33,531エーカー
  3. ^ 山手線の内側の面積 6300 haの2.2倍である。
  4. ^ DALLAS-FT WORTH Airport Master Record, FAA, 2021-10-07, ACREAGE: 17,207エーカー
  5. ^ University of Colorado A Line - RTD
  6. ^ SkyRide - RTD
  7. ^ 山田高明 (2018年12月30日). “米デンバー国際空港は新世界秩序NWOの中心地! 壁画は「戦後世界の無残な破壊」を予告していた!”. TOCANA. https://tocana.jp/2018/12/post_19197_entry_5.html 2022年5月15日閲覧。 
  8. ^ “飛行中の米旅客機がひょう被害、機首損傷などで緊急着陸”. CNN. (2015年8月9日). https://www.cnn.co.jp/usa/35068608.html 2022年5月15日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]