深海 (アルバム)

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Mr.Children > 深海 (アルバム)
深海
Mr.Childrenスタジオ・アルバム
リリース
録音 WATERFRONTED STUDIOS
TOKYUFUN
HITOKUCHIZAKA STUDIOS
TOKYO HILTON HOTEL
ジャンル ロック
プログレッシブ・ロック
時間
レーベル トイズファクトリー
プロデュース 小林武史
Mr.Children
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン
  • 1996年度年間6位(オリコン)
  • オリコン歴代アルバムランキング31位
ゴールドディスク
  • 3ミリオン(日本レコード協会
  • Mr.Children 年表
    LAND IN ASIA
    1996年
    深海
    (1996年)
    BOLERO
    1997年
    『深海』収録のシングル
    1. 名もなき詩
      リリース: 1996年2月5日
    2. 花 -Mémento-Mori-
      リリース: 1996年4月10日
    3. マシンガンをぶっ放せ -Mr.Children Bootleg-
      リリース: 1996年8月8日
    テンプレートを表示

    深海』(しんかい)は、日本のロックバンドMr.Childrenの5枚目のオリジナルアルバムである。1996年6月24日トイズファクトリーより発売された。

    概要[編集]

    前作『Atomic Heart』から約1年10ヶ月ぶりのアルバムで、Mr.Children初のコンセプト・アルバム。制作はニューヨークで1995年12月下旬から96年4月上旬に行われた。全体的にバンドサウンドが前面に押し出されている。

    6thシングル「Tomorrow never knows」、7thシングル「everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-」、8thシングル「【es】 〜Theme of es〜」、9thシングル「シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜」は、本作のテーマにはそぐわないという理由で未収録となり、これらの曲は次作『BOLERO』に収録された。

    なお、本作の収録曲でPVが製作されたのは、1曲のみである。

    累計売上は274.5万枚(オリコン調べ)で、前作より減少したが当時のアルバムチャートでは歴代1位の初週売り上げ153.6万枚を記録した。ちなみに発売の際、大量の初回ロットの不良(ケース中央の爪の破損)が発生した。

    メンバーは近年のインタビューでは本作についてやや否定的な発言をしている。

    発売前の雑誌には「青盤(『深海』)」と「赤盤(『BOLERO』)」による2枚組という情報も流れていた。桜井和寿は「『深海』は『BOLERO』の中の1曲として捉えている」と語っており、曲ごとにトラックで分けず全体で1トラックにすることも考えていた。そのため、全曲ほぼ曲間がなく、いくつかの曲はノンストップで繋いでいる。当初桜井はアルバムタイトルを『シーラカンス』にしようと考えその旨をメンバーに話したところ「深海?」と聞き返され、それが非常に強く印象に残ったため、最終的には『深海』というアルバムタイトルを採用した。

    本作発売後にアルバムツアー『regress or progress '96-'97』とその追加公演『regress or progress '96-'97 tour FINAL』を開催。コンセプトは「OUT OF DEEP SEA (深海からの脱出)」で、中盤に本作をアレンジをほとんど加えずに曲順通り演奏するという演出が取られた。Mr.Childrenの他のライブツアーと比べると異質な雰囲気を漂わせており、その様子は映像作品『regress or progress '96-'97 tour final IN TOKYO DOME』で観ることができる。

    桜井の不倫も影響してか後ろ向きな曲調・歌詞の楽曲が多く、「ROCKIN'ON JAPAN」 2009年1月号にて「不倫してんじゃんと突っ込まれる前にこのぐちゃぐちゃを吐き出してやろう」といった思いがあったことや、制作当時は自殺をほのめかす発言をしていたことを述べている[2]

    収録曲[編集]

    1. Dive [1:36]
      インストゥルメンタル。水へ飛び込むSEの後、チェロの演奏が入り、そのまま次曲に繋がる。
    2. シーラカンス [4:40]
      当時の桜井の心情が反映したような歌詞で、ベスト・アルバムのライナーノーツにてこのような歌詞はもう書かないだろうと語っている。
      本作発売の時のCMソングとして使用された楽曲。
    3. 手紙 [2:49]
      中孝介が1stミニアルバム『なつかしゃのシマ』にてカバーしている。
    4. ありふれた Love Story 〜男女問題はいつも面倒だ〜 [4:27]
      ある若い男女の恋愛の始まりから終わりまでを歌った曲。
    5. Mirror [2:58]
      後にベスト・アルバム『Mr.Children 1996-2000』にも収録された。
    6. Making songs[1:07]
      インストゥルメンタル。数曲のデモ音源を断片的に繋いだトラック。最後に「名もなき詩」の弾き語りが収録され、次曲に繋がる。
    7. 名もなき詩 [5:28]
      10thシングル。
    8. So Let's Get Truth [1:48]
      アコースティック・ギターハーモニカによる弾き語りがメインだが、演奏前に足音やドアを閉める音が聞こえ、曲が終わると、サイレンの音と共に「臨時ニュース」へ移る。
    9. 臨時ニュース[0:15]
      インストゥルメンタル。国内外のニュースの音声などのテレビの音と、チャンネルを変える音で構成されているザッピングを模したトラックで、その中に「名もなき詩」カップリングの「また会えるかな」が数秒のみ聴こえる。
      Mr.Childrenの全楽曲の中で最も収録時間が短い。
    10. マシンガンをぶっ放せ [4:26]
      後に12thシングル「マシンガンをぶっ放せ -Mr.Children Bootleg-」としてシングルカットされた。
    11. ゆりかごのある丘から [8:52]
      演奏時間が8分52秒と本作最長の楽曲。
      アマチュア時代から存在する曲だが、スローテンポにアレンジされ和音がマイナーになっている。曲の冒頭と終盤にヘリコプターのプロペラのSEが入り、前後の楽曲と繋がっている。
    12. [4:17]
    13. 花 -Mémento-Mori- [4:42]
      11thシングル。
    14. 深海 [4:50]
      今作の表題曲。
      インストゥルメンタルの予定だったが、小林武史の発案で歌詞がつけられた。

    脚注[編集]