IT'S A WONDERFUL WORLD

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IT'S A WONDERFUL WORLD
Mr.Childrenスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル トイズファクトリー
プロデュース 小林武史
Mr.Children
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン
  • 2002年5月度月間2位(オリコン)
  • 2002年度年間6位(オリコン)
  • オリコン歴代アルバムランキング198位
ゴールドディスク
  • ミリオン(日本レコード協会
  • Mr.Children 年表
    Mr.Children 1992-1995
    Mr.Children 1996-2000
    2001年
    IT'S A WONDERFUL WORLD
    (2002年)
    シフクノオト
    2004年
    『IT'S A WONDERFUL WORLD』収録のシングル
    1. 優しい歌
      リリース: 2001年8月22日
    2. youthful days
      リリース: 2001年11月7日
    3. 君が好き
      リリース: 2002年1月1日
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    IT'S A WONDERFUL WORLD』(イッツ ア ワンダフル ワールド)は、日本のロックバンドMr.Childrenの10枚目のオリジナルアルバムである。2002年5月10日トイズファクトリーより発売された。

    概要[編集]

    オリジナルアルバムでは『Q』から約1年半ぶりのアルバム。

    前作のベストアルバム『Mr.Children 1992-1995』『Mr.Children 1996-2000』はメジャーデビュー10周年を控えた一区切りの意味合いが強い作品だったのに対して、本作はメジャーデビュー記念日の5月10日に発売された。

    ベストアルバム発売前から「優しい歌」などのレコーディングは開始していたが、ベストアルバムのプロモーションやそれらに伴うライブ活動も相まって、本作のレコーディングの時間が滞り、結果的にベストアルバムの発売が先行することになった。発売前は全13曲収録予定とされていたが、後に全15曲になった。

    20thシングル「優しい歌」のカップリング曲「花」、22thシングル「君が好き」のカップリング曲「さよなら2001年」は未収録となった。

    桜井も語っているように、久々に前向きな内容のアルバムになっており、仮タイトルを『この醜くも美しい世界』にしていたが、鈴木が「『DEAR WONDERFUL WORLD』の方が良い」と発言した(鈴木がアルバムタイトルに対し意見を出したのはこのときが初めてらしい)ことにより変更され、最終的に『IT'S A WONDERFUL WORLD』になった。また、メンバーは『BLUE TO BLUE』など複数のタイトル候補があったことを示唆している。

    歌詞カードにはメンバーそれぞれが動物と触れ合っている写真があり、撮影時はスタジオに早く来たメンバーから動物を選べるようになっていたため、最も遅く来た中川が残されていたヘビと一緒に写真を撮ることになったとのこと。

    本作発売後に2本のアルバムツアー『TOUR 2002 DEAR WONDERFUL WORLD』、『TOUR 2002 IT'S A WONDERFUL WORLD』を開催する予定だったが、桜井が小脳梗塞で入院したことにより全公演中止となった。約半年の療養期間を経て一夜限りの復活ライブ『TOUR 2002 DEAR WONDERFUL WORLD IT'S A WONDERFUL WORLD ON DEC 21』を開催した。

    収録曲[編集]

    1. overture (1:55)
      「ノイズからの再生」というテーマで作られたインストゥルメンタル。小林武史が単独で作曲。
      元々は「蘇生」とセットだったが長すぎるので別々になった。
    2. 蘇生 (6:08)
      アサヒ飲料「WONDA」CMソング、BBC EARTH製作映画「ライフ -いのちをつなぐ物語-」主題歌[1]花王アタック30周年キャンペーン「30歳の挑戦者たち」CMソング。
      12弦ギターが使われている。
      ライブでは定番の曲で、「overture」とセットでアンコールでの披露が多い。ライブで「overture」を流さずに「蘇生」を演奏したことはない。ツアー『Mr.Children "HOME" TOUR 2007』まで毎回欠かさず演奏された後、2011年のライブツアー『Mr.Children TOUR 2011 "SENSE"』では、いわゆる「震災後」すぐのライブで本来のセットリストの1曲目「NOT FOUND」に差し替えて演奏された(2011年4月2日北海道公演~4月17日石川公演までの6公演)。変更を考慮しない場合、『MR.CHILDREN TOUR POPSAURUS 2012』で5年ぶりの演奏となる。
      演奏時間が約6分と長い曲で、つながっている前曲「overture」と組み合わせた場合は約8分になる。また、次曲「Dear wonderful world」とも曲間がほとんどなく、アウトロの余韻が長くとられている。
      ラジオOAのみで「overture」が付いておらず、アウトロも簡略化されたプロモーション用のバージョンが存在するが、こちらのバージョンはベストアルバム『Mr.Children 2001-2005 <micro>』に収録された。
    3. Dear wonderful world (2:17)
      「It's a wonderful world」のサビがないバージョンで、演奏時間は2分余りと「overture」に次いで短い曲である。
      最後の部分は実際に桜井らが録音しに行ったものらしく、最後に「カプチーノお待たせしました」というウェイトレスの声が入っていて、店内に流れているBGMも聴こえる。
      曲間がほとんどなく、「one two three」と繋がっている。
    4. one two three (5:00)
      タイトルはアントニオ猪木の有名な言葉に基づいており、曲の最後では実際にアントニオ猪木が引退する際の語りを入れている。
      後に開催されたファンクラブ限定ツアー「Mr.Children FATHER&MOTHER 21周年ファンクラブツアー」の直前に行われた「会員が最もライブで聴きたい曲」では7位に選ばれた[2]
    5. 渇いたkiss (5:14)
      男女の別れの瀬戸際を歌った曲。
      タイトルにある「渇いた」は本来は「乾いた」を用いるべきだが、「渇望」という意味を持たせるために「渇いた」としている。仮タイトルは、「秋 〜オーギュメント〜」。
      後に開催されたファンクラブ限定ツアー「Mr.Children FATHER&MOTHER 21周年ファンクラブツアー」の直前に行われた「会員が最もライブで聴きたい曲」では9位に選ばれた[2]
    6. youthful days (5:18)
      21stシングル。
    7. ファスナー (4:53)
      Mr.ChildrenとPVやライブ映像などで関わりの深い映像作家の丹下紘希は、この曲をモチーフに劇場用中篇映画「FASTENER」を撮影した。
      スガシカオの作風を意識して作られている楽曲(この他にも16thシングル「光の射す方へ」や27thシングル「四次元 Four Dimensions」収録の「未来」が該当する)。
      スガ本人もこの曲を気に入っており、ドキュメンタリー映画『Mr.Children / Split The Difference』ではスガと共演してこの曲が披露されているほか、新録版がスガのベストアルバム『SugarlessII』に収録された。
      歌詞の中に「ウルトラマン」「仮面ライダー」が登場する。
    8. Bird Cage (6:33)
      なかなかうまくいかない恋人同士を鳥の番(つがい)に例えて歌った曲。
      演奏時間は本作最長の約6分30秒。
    9. LOVEはじめました (5:22)
      打ち込みを多用した社会風刺の楽曲。イントロが1分以上ある。
      本作発売時にはこの曲と「蘇生」がCM曲として使われた。
    10. UFO (5:07)
      当初は収録予定ではなかった曲で、桜井は「『冷めかけたスパゲティー』というフレーズを歌いたかっただけ」と語っている。
      ライブで演奏されたことはないが、ファンからの人気は高く、後に開催されたファンクラブ限定ツアー「Mr.Children FATHER&MOTHER 21周年ファンクラブツアー」の直前に行われた「会員が最もライブで聴きたい曲」では10位に選ばれた[2]
    11. Drawing (5:44)
      21stシングル「youthful days」のカップリング曲。
    12. 君が好き (4:32)
      22ndシングル。
    13. いつでも微笑みを (3:32)
      損保ジャパンCMソングで、起用されたのは発売から5年5ヵ月後の2007年10月からである。タイトルの読みは桜井自身が「いつでもほほえみを」と発言していることから「いつでもほほえみ」であると思われる。「いつでもえみを」ではない。
      桜井は「橋幸夫さんと吉永小百合さんの『いつでも夢を』をイメージして作った楽曲」と語っており、それは詞の中でも明確に指している。
      CM放映開始直後に発売された31stシングル「旅立ちの唄」のカップリングに、この曲のライブ音源が収録されている。
    14. 優しい歌 (3:35)
      20thシングル。
      当初はアルバムバージョンを製作していたが、結局シングルバージョンで収録された。
    15. It's a wonderful world (4:13)
      表記は異なるもののアルバムタイトル曲であり、3曲目「Dear wonderful world」の続編。
      ストリングスで始まり、バンドが入り、ストリングスで終わる。
      仮タイトルは「醜くも美しい世界」。
    • 作詞:桜井和寿(インストを除く全曲)
    • 作曲:桜井和寿(#2 - 15)、小林武史(#1)
    • 全曲編曲:小林武史 & Mr.Children

    脚注[編集]

    1. ^ Mr.Childrenの名曲「蘇生」がドキュメンタリー映画『ライフ ―いのちをつなぐ物語―』の主題歌に決定!CDジャーナル、2011年6月22日閲覧
    2. ^ a b c 映画「Mr.Children REFLECTION」 劇場公開パンフレット