Q (アルバム)

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Q
Mr.Childrenスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル トイズファクトリー
プロデュース 小林武史
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 週間2位(オリコン
  • 2000年度年間23位(オリコン)
ゴールドディスク
Mr.Children 年表
1/42
1999年
Q
2000年
Mr.Children 1992-1995
Mr.Children 1996-2000
2001年
『Q』収録のシングル
  1. 口笛
    リリース: 2000年1月13日
  2. NOT FOUND
    リリース: 2000年8月9日
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Q』(キュー)は、Mr.Childrenの9枚目のアルバム2000年9月27日トイズファクトリーより発売。

概要[編集]

前作『1/42』から約1年ぶり、オリジナルアルバムでは7thアルバム『DISCOVERY』から約1年8ヶ月ぶりのアルバム。FM802の音楽番組でメンバーが出演時に語った「20曲ほどのストックがある」中から半分を選んで収録した。

アルバムタイトルは本作が9枚目ということにちなんで、レコーディングの初期に桜井が遊び心で譜面などに小文字で「q」と書いていたものをメンバーやスタッフが気に入ったことに由来する。そのため桜井は、「『Q』という言葉自体に深い意味はない」と述べている[1]

同日発売の『Duty』(浜崎あゆみ)に阻まれてオリコンチャート初登場2位となり、連続1位獲得記録は5作でストップした。累計売上は89万枚であり、3rdアルバム『Versus』以来6作ぶりに100万枚を下回った(日本レコード協会からはミリオン認定を受けている)。初めて1位を獲得した4thアルバム『Atomic Heart』以降のオリジナルアルバムで1位を獲得できなかったのは本作のみである。

本作発売後にライブツアー『Mr.Children Concert Tour Q 2000-2001』を開催。さいたまスーパーアリーナ公演(2001年2月4日)ではBIGLOBE提供でMr.Children初のインターネット生中継が行われた。

収録曲[編集]

  1. CENTER OF UNIVERSE (5:32)
    最初はテンポがゆっくりだが、サビに入る直前に急加速しそのまま戻って来ない。この曲のテンポはダーツの得点で決めたらしい。ライブの定番曲で、シングル曲を含めて本作収録曲で最もライブでの演奏回数が多い曲である。次の「その向こうへ行こう」と繋がっている。
  2. その向こうへ行こう (5:48)
    Mr.Childrenが漫画「バガボンド」のテーマ曲を作ったらというコンセプトで制作された。
  3. NOT FOUND (4:54)
    19thシングル。
  4. スロースターター (3:15)
    仮タイトルは「ジュビ研・炎のテーマ」で、メンバーが所属するサッカーチーム「ジュビ研」のゴールシーンで流れる曲というコンセプトで制作された[2]
  5. Surrender (3:41)
    17thシングル「I'LL BE」のカップリング曲。
    曲の始めに鈴木のカウントが入っているため、厳密にはアルバムバージョンである。
  6. つよがり (5:09)
    前作『DISCOVERY』のデッドストック。そのため、ベストアルバム『Mr.Children 1996-2000』では先に発表された18thシングル「口笛」や19thシングル「NOT FOUND」より曲順が先になっている。2007年にthe pillowsによってカバーされた。
    後に開催されたファンクラブ限定ツアー「Mr.Children FATHER&MOTHER 21周年ファンクラブツアー」の直前に行われた「会員が最もライブで聴きたい曲」では14位に選ばれた[3]
  7. 十二月のセントラルパークブルース (5:01)
    タイトルの「セントラルパーク」をはじめ、歌詞に「ダコタ・ハウス」「六番街」等ニューヨークの地名が登場する。
    次の「友とコーヒーと嘘と胃袋」に音が残っており、この曲から「ロードムービー」までノンストップである。
  8. 友とコーヒーと嘘と胃袋 (4:55)
    中盤の間奏には聞き取りにくいが桜井の台詞が収録されている。台詞をレコーディングする前に酒を飲んで気分を高めてから収録され、そのためか呂律が回らなかったらしい。
    また、「ap bank fes'10 Special Talk」で、真心ブラザーズのアルバム『KING OF ROCK』に完全に影響を受けたと語っている。
  9. ロードムービー (4:18)
    アルバム曲ながらファンからの人気が高い曲。桜井は元々この曲にエレキギターは入るスペースがないと思っていたが、田原がまるでエレキギターを元に曲を構成したかのようなギターを入れたため、非常に驚いたという。桜井は当初イントロは田原に頼む予定だったが、先に小林がグロッケンを使用して作ったというエピソードもある。
  10. Everything is made from a dream (4:40)
    後にCMタイアップが付いた。
    仮タイトルは「やまびこマーチ」で、マーチをベースに曲が進行する。
    歌詞にジョン・レノンブルース・リーが登場する。
  11. 口笛 (5:48)
    18thシングル。
  12. Hallelujah (6:48)
    「I'LL BE」のカップリング曲候補であったが、出来が良かったため本作のリード曲として使うことになった。
    アルバムタイトルも当初は『Hallelujah』だった。
    99年12月27日にスペースシャワーTVで放送されたドキュメンタリー番組内で未発表曲として先行披露されていた。
    後にベストアルバム『Mr.Children 1996-2000』にも収録された。
  13. 安らげる場所 (3:54)
    2ndアルバム『Kind of Love』に収録されている楽曲「いつの日にか二人で」の時と同様、ピアノとストリングスで構成されたスローバラードで、桜井の個人的な歌らしい。
    ライブツアー『Mr.Children Concert Tour Q 2000-2001』では本作で唯一演奏されなかった曲である。
  • 作詞:桜井和寿(全曲)
  • 作曲:桜井和寿(#1・3 - 9・11 - 13)、Mr.Children(#2・10)
  • 全楽曲編曲:小林武史 & Mr.Children

脚注[編集]

  1. ^ (2000年『WHAT's IN?』)。
  2. ^ Mr.Children 1996-2000』より。
  3. ^ 映画「Mr.Children REFLECTION」 劇場公開パンフレット