PlayStation 2

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PlayStation > PlayStation 2
PlayStation 2
プレイステーション2
メーカー ソニー・コンピュータエンタテインメント
種別 据置型ゲーム機
世代 第6世代
発売日 日本の旗 2000年3月4日
アメリカ合衆国の旗カナダの旗 2000年10月26日
欧州連合の旗 2000年11月24日
オーストラリアの旗ニュージーランドの旗 2000年11月30日
中華民国の旗 2002年1月24日
大韓民国の旗 2002年2月22日
中華人民共和国の旗 2004年1月1日[1][2]
ブラジルの旗 2009年10月25日
CPU Emotion Engine 294.912 MHz
GPU Graphics Synthesizer 147.456 MHz
対応メディア DVD
CD
対応ストレージ メモリーカード(MagicGate対応)
ハードディスクドライブ[注釈 1]
コントローラ入力 プレイステーションコントローラ
アナログコントローラ
DUALSHOCK
DUALSHOCK 2
USB
外部接続 USB 1.1
IEEE 1394[注釈 2]
PCカードスロット[注釈 3]
イーサネット (10BASE-T/100BASE-TX)[注釈 4]
2G回線[注釈 5]
オンラインサービス iモード
マルチマッチングBB
PlayStation BB
売上台数 日本の旗 2,198万台[3]
世界 1億5,768万台[4]
最高売上ソフト 日本の旗 ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君 /370万本[5][6]
世界 グランド・セフト・オート・サンアンドレアス /2,081万本[5]
互換ハードウェア PSX
後方互換 PlayStation
前世代ハードウェア PlayStation
次世代ハードウェア PlayStation 3
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PlayStation 2(プレイステーション ツー、略称: PS2[注釈 6])はソニー・コンピュータエンタテインメント(略: SCE)(現・ソニー・インタラクティブエンタテインメント(略: SIE))が日本で2000年3月4日北米で同年10月、欧州で同年11月に発売した家庭用ゲーム機

PlayStation(以下、PS)の次世代機として開発された。本機に搭載されたEmotion EngineとGraphics Synthesizerにより、アーケードゲーム並みに美しいグラフィックでゲームとして見応えのある写実的な表現を可能とし、プリレンダリングのムービーシーンとゲーム中のグラフィックの格差も格段に減った。本機以後、アーケードゲームから家庭用ゲームへとグラフィック進化の主役が移った。またDVDを主要メディアとして採用したことで、前世代機よりも映画的なゲームが増大し、DVD-Videoの再生機能を搭載したことで安価なDVDプレーヤーとして利用でき、DVD-Videoの普及促進にも貢献した。

このようにゲーム機としての基本スペックが最先端であった[7]上に、サラウンド環境に対応、インターネットに接続できるなど実用的なマルチメディアを実現させた。さらにPlayStationとの互換機能を搭載したため、既存ユーザーをそのまま取込むことができ、PlayStationで発売された人気作品の続編も発売された。

これらのことから2000年代中盤までは世界1位の人気を誇り、2021年現在、ゲーム機史上で最も売れたゲーム機(1億5500万台)である[8]

歴史

1999年平成11年)3月2日東京国際フォーラムで開催された「PlayStation Meeting 1999」において「次世代プレイステーション」として発表。製品発表会にはほとんど姿を出さない出井伸之ソニー社長(当時)が出席し「あまりにも素晴らしいものができたので応援に来た」と発言した[9]。基本仕様とSCEおよびサードパーティー(ナムコ、スクウェア)制作の性能デモが公開される[10]。花火やキャラクターの表情が動くなどの高度な3DCGは来場者に衝撃を与え、また期待を集めた。

同年9月13日にSCEが発売日と外観、39,800円の標準価格を公表し[11]、翌9月14日の朝日新聞に掲載された。日本では日付語呂にあわせて2000年(平成12年)34日発売となり、販売台数は発売から3日で60万台、ネットショップによる2週間先の注文分を含む38万台を加えて98万台を記録した[12]。なお、使用部品の性能の高さと安価性から「兵器転用の恐れがある」としてワッセナー・アレンジメントで輸出規制対象となっていたことが明らかになり、発売当初に話題となった[13]

2004年時点で日本の据置ゲーム機の8割のシェアを獲得した[要出典]

2005年5月17日には次世代機であるPS3の概要が発表され、同年11月にはXbox 360がPS3よりも先立って発売されるなど次世代機への関心が高まり、相対的にPS2販売台数は縮小傾向になっていった。

2006年(平成18年)11月に次世代機であるPS3が発売された後も、しばらくはテレビゲーム市場の一角を占めていた。例えば2007年(平成19年)の北米における年末商戦ではPS3が120万台・PS2が130万台を売り上げていた[14]。裕福層がPCゲームへと移行する中、比較的貧困層向けへのビデオゲームの売れ行きが良く、特に発売から年数が経過し購入しやすい価格となったPS2は人気であった。また、この頃よりゲームソフトのマルチプラットフォーム化が進んで、大手メーカーソフトがPS2を含めた多機種で発売される事もあった。

PS3初期モデルには、PS2のプロセッサを内蔵するかたちでPS2互換機能が搭載されたが、製造コスト削減を最優先するため2007年(平成19年)秋発売の新型PS3からはPS2互換機能が廃止された。そのため、2009年(平成21年)頃までは多くのメーカーがPS2・PS3双方でソフトをリリースしていたが、映像出力等のパフォーマンスの違いを除けば、操作方法を含めて両者はほとんど同じソフトであった。ソフトによってはXbox 360WiiPlayStation Portable (PSP) でも発売されるため、合計5ハードで一つのソフトが発売される事もあった。

ヨーロッパでは2010年にPS2を内蔵したソニー液晶テレビBRAVIA KDL22PX300」が販売されている。

2011年(平成23年)時点では日本をはじめ、アメリカやヨーロッパなどの先進国ではPS3が主流となったが、ゲームが楽しめる上にDVDプレーヤーとしても使えること、DVDそのものが依然として主流であること、主要国ではそれらが“枯れた”規格としての手軽さなどから東南アジアや中東などの新興国で売り上げを伸ばしており、同年1月には世界販売台数が1億5000万台を突破した[15]

2012年(平成24年)3月7日より、ゲームアーカイブスでPS2タイトルの配信が開始された。同年12月28日をもって日本国内における本体 (SCPH-90000) の出荷が完了したことがSCEJより発表された[16]。全世界での販売台数が1億5500万台以上で幕を閉じた。海外市場でも完全に生産終了したことが2013年1月4日に英紙the Guardianで報道された[17]

2014年(平成26年)3月31日には、SCPH-50000MB/NHおよび90000シリーズを除く機種で、2015年(平成27年)3月31日にはSCPH-50000MB/NHの修理等のアフターサービスの受付が終了[18]。同年12月17日には、初代の『ファイナルファンタジーXI』と同日発売で同じくオンライン専用ソフトだった『信長の野望Online』がオンラインサービス終了、PS3版及びPS4版に移行。

2016年(平成28年)3月31日、PlayStation BBのサービスが終了。同時にFFXIのPS2でのサービスも終了[19]

2018年(平成30年)8月31日には、最終モデル、SCPH-90000の修理受付終了[18]

累計生産出荷台数

SCEが発表時に用いる「台数」は小売店に引き渡された数字のため、本項では登記上正統な「出荷台数」で表記する。

沿革

  • 1998年5月20日 - 翌日発売のVジャンプ7月号の創刊5周年記念のページにて堀井雄二のインタビューで次世代機の存在が明かされる[注釈 8]
  • 1999年
    • 2月17日 - 国際固体素子回路会議英語版におけるSCEと東芝の基調講演で、次世代ゲーム機向けの新型マイクロコントローラであるGraphics Synthesizerの開発に成功したと発表。
    • 3月2日 - 東京国際フォーラムで開催された「PlayStation Meeting 1999」において「次世代プレイステーション」として発表。LSIロジック社とプレイステーションとの互換を保つためのI/Oプロセッサを開発[46]。グラフィックシンセサイザの開発を発表[47]。EmotionEngineの開発を発表[48]
    • 3月4日 - グラフィックシンセサイザ量産のため、新会社設立を発表[49]。EmotionEngine量産のため、東芝と合弁会社設立で基本合意[50]
    • 5月24日 - 東芝と合弁会社設立[51]
    • 6月8日 - 光学ディスク再生用の光集積デバイスの開発を発表[52]
    • 7月26日 - グラフィックシンセサイザ量産のための新会社設立[53]
    • 9月13日 - 正式名称「PlayStation 2」と日本市場での価格・発売日(2000年3月4日)を発表[54]。全世界で約200社とライセンス契約[55]
  • 2000年
    • 2月10日 - PlayStation 2にDVDビデオプレーヤーの搭載を発表[56]
    • 2月24日 - PlayStation 2の業務用基板の供給を決定[57]
    • 3月4日 - 日本でSCPH-10000発売。マスメディアも大々的に報道し社会現象に。発売直後、DVDプレーヤー機能にリージョンチェックを回避できる不具合が発覚。
    • 3月29日 - DVDプレーヤー機能にリージョンチェックを回避できる不具合、当時プレーヤーソフトはメモリーカードに記録しバージョンアップできる仕様となっており、出荷した全ての本体に対して自発的な回収に応じたユーザーを対象に『ユーティリティディスク』の交換による無償バージョンアップが行われた[21]
    • 5月11日 - 北米での発売を発表[58]
    • 6月8日 - HDDユニットの発売を発表[59]
    • 8月4日 - 欧州での発売を発表[60]
    • 10月26日 - 北米でSCPH-30001発売。
    • 11月28日 - 新型機SCPH-18000の発売を発表[61]。専用DVDリモコンの発売を発表[62]
  • 2001年
    • 3月12日 - PlayStation 2用の0.13ミクロンの新半導体で東芝と技術提携[63]
    • 4月9日 - 新型機SCPH-30000の発売を発表[64]
    • 4月26日 - SCEがPS2をLinuxマシンとして利用可能とするPS2 Linuxを発売することを発表[65]
    • 5月17日 - SCPH-35000 GTの発売を発表[25]
    • 6月5日 - JAVAの搭載を発表[66]
    • 6月26日 - メモリーカードとアナログコントローラーのカラーバリエーションを発表[67]
    • 6月28日 - SCPH-30000の価格改定を発表[68]
    • 10月10日 - SCPH-30000の限定カラーモデルの発売を発表、出荷台数2,000万台の達成を記念したもの[69]
    • 11月26日 - アジア地域でSCPH-30006RおよびSCPH-30007Rの発売を発表[70]。SCPH-30000の値下げを発表[27]
    • 12月11日 - PlayStation 2を使用したブロードバンドサービスの展開開始を発表[28]および著作権・セキュリティ保護のための認証システム「DNAS英語版」運用開始[71]
  • 2002年
    • 1月24日 - ソニー・コンピュータエンタテインメント・コリアを2001年12月3日に設立したことおよびSCPH-30005Rの発売を発表[72]
    • 1月30日 - Linux Release 1.0の発売を発表[73]
    • 2月13日 - PlayStation BBのサービス開始を発表[74]
    • 2月22日 - 韓国でSCPH-30005発売。
    • 5月14日 - SCPH-30000の価格改定を発表[75]
    • 6月24日 - D端子ケーブルSCPH-10330の発売[76]、メモリーカードとアナログコントローラーのカラーバリエーションの発売[77]および値下げ[78]を発表。
    • 7月1日 - SCPH-37000 L/Bの発売を発表[79]
    • 11月18日 - SCPH-39000 RCの発売を発表[80]
  • 2003年
    • 1月30日 - SCPH-39000 S/SA/AQの発売を発表、世界生産出荷台数5,000万台の達成を記念したもの[81]
    • 4月14日 - SCPH-50000の発売を発表[82]
    • 4月21日 - EmotionEngineとグラフィックシンセサイザの1チップ化を発表[83]
    • 5月14日 - SCPH-50000 MB/NH[84]、ネットワークアダプター(SCPH-10350)[85]、PlayStation BB Unit(SCPH-10400)[86]の発売を発表。
    • 11月4日 - SCPH-50000 NB[87]とSCPH-50000 MB/NHの値下げ[88]、SCPH55000 GT[89]、SCPH55000 GU[90]、周辺機器[91]、メモリーカードプレミアムシリーズ[92]の発売を発表。
    • 11月28日 - 中国でSCPH-50009の発売を発表[93]
  • 2004年
    • 2月5日 - メモリーカードプレミアムシリーズの発売を発表[94]
    • 3月9日 - SCPH-50000 CW/SAの発売を発表[95]
    • 3月16日 - 専用USBカメラ『EyeToy』の発売を発表[96]
    • 6月1日 - メモリーカードプレミアムシリーズの発売を発表[97]
    • 7月1日 - SCPH-50000 PWの発売を発表[35]
    • 8月12日 - メモリーカードプレミアムシリーズの発売を発表[98]
    • 9月21日 - 小型・軽量・薄型機SCPH-70000 CBの発売を発表[36]
    • 10月7日 - メモリーカードプレミアムシリーズの発売を発表[99]
    • 10月26日 - SCPH-70000 GTの発売[100]、SCPH-50000 MB/NHの値下げ[101]を発表。
    • 11月25日 - SCPH-70000にEyeToyを同梱した、わくわく『アイトーイ』パック(SCJH-11001)の発売を発表[102]
  • 2005年
  • 2006年
  • 2007年
    • 7月1日 - 本体重量を軽量化したSCPH-79000発売。
    • 11月6日 - SCPH-90000の発売を発表、更に軽量化され、ACアダプターが廃止され電源ユニットが内蔵に変更[43]
  • 2008年6月3日 - SCPH-90000 CRの発売を発表[44]
  • 2009年3月31日 - 北米・欧州での値下げを発表[45]
  • 2012年12月28日 - 日本国内における新品出荷を終了。
  • 2014年3月31日 - PlayStation 2 SCPH-50000MB/NHおよび90000シリーズを除く機種で修理等のアフターサービス受付終了[107]
  • 2015年3月31日 - PlayStation 2 SCPH-50000MB/NHの修理等のアフターサービス受付終了[107]
  • 2016年3月31日 - PlayStation BBのサービス提供終了。
  • 2018年8月31日 - SCPH-90000の修理等のアフターサービス受付終了[107]

ハードウェア

本体

Emotion Engine CXD9615GB
Graphics Synthesizer CXD2934GB
DRDRAM TC59RM716GB
筐体
発売当初の外観は、PSの本体やコントローラのデザイン・VAIOシリーズのネーミングロゴデザイン・一部本体デザインなどを手掛けた後藤禎祐[108]により「地球から宇宙へのメッセージを発信する黒い箱」(モノリス)をイメージして作られている。直線的な形によって、従来の家庭用ゲーム機に多い「横置き」と、発売時点では他にはPC-FXくらいしか例がない「縦置き」が可能となっている。発売前には「水泳をしている少年同士が、PS2を縦置きと横置きのどちらで設置するか話し合う」CMが存在した[109]。なお、縦置きの際には転倒防止のため専用スタンド(別売)を併用することが推奨されている。
光学ドライブ
PS2規格用DVD-ROMDVD-Video、PS2規格用CD-ROM、PS規格用CD-ROM、CD-DAの再生に対応する。SCPH-50000以降はDVD-RDVD-RWDVD+RDVD+RWにも対応する。
I/O
USBIEEE 1394 (i.LINK) 端子、PCカードポートといったパソコンと同じインターフェースも備える。USB端子はキーボードやUSBマイクを利用したゲームなどに使用された。逆にUSB端子以外の使用頻度が低い端子は、本体の型番が上がるにつれ削除されていった(#各モデル比較を参照)。
CPU
本機搭載のCPU、Emotion EngineにはFPU以外にも2基のベクトル演算ユニットが搭載されており、(多くのゲーム機に共通する性質ではあるが)CG描画や物理シミュレーションなどに必要な浮動小数点の並列計算に特化した設計とされ、発表当時最新PC用CPU、Pentium IIIを大きく引き離す性能を出している[110]。その反面、一般的なパソコンで多用される条件分岐・整数演算・クロック周波数においては性能が大きく不足しているため、PS2 LinuxなどでCG以外のアプリケーションを動作させた場合、動作が遅く実用的ではなかった。
GPU
本機のGPU、Graphics Synthesizerは4 MBDRAMをチップ内に持つ。従来は論理LSIとDRAMを同一チップ上に形成するのは製造プロセスの違いから難しいとされており、当時としては大容量のDRAMを用いたDRAM混載LSIの先駆け的存在となった。混載によってVRAMのバス幅を2560 bitに高めたことで、48 GB/sというVRAM帯域を実現している[注釈 9]。この広帯域では、PS2で用いる解像度の半透明テクスチャを大量に重ねてもフレームレートの低下を起こさないメリットがあった[注釈 10]ため、派手なエフェクトに活用された。
GSには固定機能シェーダ[注釈 11]しか搭載されていない。
メモリバス帯域
メインメモリにはラムバス社のDirect RDRAMを採用した。
VRAMの帯域は次世代機のPlayStation 3 (PS3) と比較しても約2倍広く[注釈 12]アルファブレンドのようにVRAM上の大量のピクセルの値を変更する処理においてはPS3よりも優れている。

周辺部

専用CD-ROM
専用DVD-ROM
コントローラ
本機付属コントローラはDUALSHOCK 2となった。従来のPlayStation用コントローラの最終型、DUALSHOCKの振動機能に加えて、ボタンを押している深さ自体にも256段階の圧力が検知されるようになっており、押し加減によって微妙なコントロールができる。
光学ディスク
PS2用ソフトのメディア裏面の色はCD-ROMが青、DVD-ROMは銀色(2層ディスクは薄い金色)。記録面にPSの共通ロゴマークがうっすらと見える。
ソフトのパッケージはDVDのトールケースと似た形をしており、ジャケット表面の上部に「PlayStation 2」とロゴが入っている。またソフトが2枚組の物でも一つのトールケースに収められている物が多く、連動していたソフトは単品でもプレイが可能だが、別のソフトとして扱われている[注釈 13]。また、ゲームショップの一部ではトールケースのジャケットに似たパンフレットやソフトの体験版なども期間限定ながら無料で配布していた。

内蔵機能

起動画面
青い煙の上に透明の立方体と緑・赤・桃・青の光(コントローラの△□○×の色でもある)が浮かび「Sony Computer Entertainment」と表示され、画面が回転しながら煙の中に入っていくというもの。メモリーカードのセーブデータ数に応じて青い煙の中に立つ柱の数が増加する。PS3の画面のインターフェースを担当した平松修治によると、一般家庭の使用状況下においてPS3の発売時期に画面いっぱいに柱が立つようになっているとのこと[111]
描画性能
半透明テクスチャを大量に重ね描きすることによって個性的なポストエフェクトやボリュームレンダリングのような特殊効果を実現するメーカーが多かった。しかし、独自作成のエフェクト処理1つ1つにも多数のポリゴンを使用する[注釈 14]ことを意味し、公称スペックと比較して3Dモデルに用いることができるポリゴン表示数は大幅に減少した[注釈 15]
このように、ハードウェアの特異な構成に応じたソフトウェアの工夫によっては他社製のハードウェアでは実現できない特殊な処理も可能となった[112]
その反面、特異なハードウェアを活かすために常にソフトウェア側に工夫が必要とされるため、開発が全体的に難しくなったうえ、ソフトウェアの移植性に劣り、開発で得たノウハウが直接他のハードウェアで使えないという欠点があった。これら種々の課題を乗り越えてPS2に特化したソフトもあった[注釈 16]
DVDプレーヤー
DVD-Videoの再生に対応。
SCPH-10000/15000では、同梱の『ユーティリティディスク』からDVDプレーヤーを同梱のメモリーカードに導入することでDVD再生機能を提供していた(同梱されたメモリーカードとは別のものにインストールすることもできる)。
バージョン3.00以上のDVDプレーヤーが収録された『DVDプレーヤー』の単体販売が行われている[114]
CDプレーヤー
PSに引き続き音楽CDの再生機能が搭載されており、シャッフル再生、リピート再生の機能が追加されている。

PSとの互換性

2000年(平成12年)の発売開始当時、すでに世界での出荷台数の累計が7000万台を超えていたPS用のソフトウェアのうち一部を除くほとんどをそのままプレイできる下位互換性を有したことで、PSのユーザーはPSのゲームソフト資産がそのまま引き継げること、新規ユーザーはPS2だけ購入すればPS用ソフトも購入して遊べること、ゲーム開発者はPS用ソフトを引き続き製作してもソフトウェアの売り上げに響かないなどの利点があった。

ソフト開発が難しい仕様である上、当初は十分な開発ツールが提供されなかったため、良質なゲームソフトが出揃うまで時間がかかり、ここでも互換性は大きな意味を持った。この成功により、PS2以降の他社のゲーム機にも互換性が取り入れられることが増えた[注釈 17]

また、PS用ソフトに対して、以下の2点でパフォーマンスを強化することが可能である。これらのモードの使用はサポート対象外であり、動作に問題が生じる場合がある。これらの設定は保存されないため、本機の再起動やリセットのたびに毎回再設定する必要がある。

自動診断
使い込んだディスクが読みにくくなった時、自動診断を"する"に設定されていれば自動的にレンズの焦点を合わせディスクの情報を読みやすくする。
テクスチャマッピング(テクスチャの補間)
3DCGのテクスチャを多用したゲームで大きな効果があり、グラフィックが格段に滑らかになる。ただし、スプライト的に使用されているポリゴンのテクスチャまでも補間してしまうため、テクスチャの解像度によっては文字や静止画がぼやけるなど、必ずしも画質が向上するとは限らない場合もあった。
CD-ROM高速読み込み
PS2のCD-ROMと同じシークタイムで読み込む。読み込み速度そのものは2倍速のままである。低速でもロード時間を短くするよう工夫されたソフトも多いため、効果が薄い場合もある。PS2用ソフトと同等のシークタイムで読み込むため、ドライブの騒音も大きくなるといった弊害もある。一部のソフトにおいては、起動画面(PSのロゴ)までは表示されるが、タイトル画面が出ないこともある。また、ゲームによってはサウンドが音飛びを起こしたり、サウンドの再生が異常に速くなってしまったりするものがある[注釈 18]
逆に最初から隠し機能として高速モードがあるソフト[注釈 19]はコマンド入力無しに発動する恩恵もある。

メモリーカードスロットにも互換性があり、PS用メモリーカードを直接使用できる。PS2用メモリーカード (8MB) にもブラウザ上からPS用ソフトのセーブデータをコピーすることができるが、PS用ソフトからPS2用メモリーカードにアクセスすることはできなくなっているため、バックアップ用途にとどまる。また、メモリーカードの読み書きを高速化する機能も案としてあり技術的には可能であったが、読み書き速度に依存したソフトが多いことを理由に採用されなかった。

また、PS2をD端子ケーブルやコンポーネント端子ケーブルで接続した場合、PS用ソフトは一般的な映像フォーマットではない240p(256×240ピクセル)で出力される為、接続したモニタによっては信号に対応せずゲーム画面が乱れたり、全く出力されなかったりする事がある。

仕様

PS2の基板
外形寸法[注釈 20]
SCPH-10000/30000/50000シリーズ - 約301×78×182 mm
SCPH-70000/90000シリーズ - 約230×28×152 mm
重量
SCPH-10000シリーズ - 約2.4 kg
SCPH-30000シリーズ - 約2.2 kg
SCPH-50000シリーズ - 約2.0 kg
SCPH-70000/75000/77000 - 約0.9 kg
SCPH-79000 - 約0.6 kg
SCPH-90000 - 約0.7 kg
消費電力
SCPH-10000/15000 - 約50 W
SCPH-18000 - 約48 W
SCPH-30000 - 約47 Wまたは約39 W
SCPH-35000 - 約47 W
SCPH-37000/39000 - 約39 W
SCPH-50000 - 無印/TSS:約39 W、MB/NH:約51 Wまたは約45 W、NB:約39Wまたは約32W、PW/CW/SA:約32 W
SCPH-55000 - GT:約39 Wまたは約32 W、GU:約39 W
SCPH-70000/75000/77000 - 約45 W
SCPH-79000 - 約38 W
SCPH-90000 - 約35 W
CPU
Emotion Engine(エモーション エンジン)
クロック周波数: 294.912 MHz
1基のMIPSベース 64ビットコア
16 KB スクラッチパッドRAM
2基のVPU(うち1基は単独で動作可能)
1基のIPU。MPEG-2デコードのうち、IDCTなどの一部処理が可能
浮動小数点演算性能: 6.2 GFLOPS[115]
入出力プロセッサ
CPUコア - MIPS R3000カスタム(33.8/37.5 MHz)
サブバス - 32 bit
PSのメインチップを流用したもので、PS用ソフトの動作にも用いられる
Graphics Processing Unit
Graphics Synthesizer(グラフィックス シンセサイザ)
クロック周波数 - 147.456 MHz
メモリインターフェイス - 2560 bit
グラフィック性能
300万から600万ポリゴン/s[注釈 21]
最大描画性能 - 7500万ポリゴン/s[116]
メモリ
メインメモリ - 32 MB Direct RDRAM
ビデオメモリ (VRAM) - 4 MB eDRAM
システム転送速度
メインメモリ - 3.2 GB/s
VRAM - 48 GB/s
サウンド
SPU2+CPU(PCM音源
同時発音数 - 48音 + ソフト音源 (WebSynth)
SPU2用RAM - 2 MB
サンプリング周波数 - 44.1 kHz, 48 kHz
デコード
ドルビープロロジックII 出力(擬似5.1chサラウンド。一部の対応ソフト・DVDビデオ再生時)
ドルビーデジタル(5.1chサラウンド。一部の対応ソフト・DVDビデオ再生時)
DTS(4.0chサラウンド。一部の対応ソフト・DVDビデオ再生時)
リニアPCM(2.0ch ステレオ。音楽CD・DVDビデオ再生時)
光学ディスク
DVD-ROMドライブ(CD: 24倍速、DVD: 4倍速)
光ディスク
CD - CD-ROM、CD-DA
DVD - DVD-ROM、DVD-R、DVD-RW、DVD+R、DVD+RW(SCPH-50000以降のみ)、DVD-Video(DualDisc対応)、DVD-VRCPRM非対応、SCPH-50000以降のみ)
コントローラ
コントローラ端子×2(独自端子、最大2台。マルチタップ使用時は最大8台)
通信
モバイルネットワーク: 2G mova(別途増設が必要)
Ethernet: 10BASE-T/100BASE-TX x1(SCPH-55000の場合は別途増設が必要)
モデム(北米版SCPH-30000から50000において、北米版HDDアダプターであるSCPH-10281を別途増設した場合のみ)
AV出力
解像度 - 480i, 480p[注釈 22], 1080i[注釈 23]、VESA(最大1280x1024)[注釈 24]
アナログ出力: AVマルチ×1
デジタル音声出力: S/PDIF 光デジタル 角型×1
I/O
USB 1.1ポート: 前面×2
メモリーカード差込口×2(独自端子、最大2個。マルチタップ使用時は最大8個)
PCカードスロット(16ビット)×1(SCPH-18000まで)
エクスパンションベイ×1(SCPH-30000からSCPH-55000、独自端子)
i.LINK×1(SCPH-39000まで)

バリエーション

本体色は特記なければブラックである。

SCPH-10000系

日本でのみ発売されたモデル。シリーズで唯一PCカードスロットが搭載されている。消費電力は約50 W。SCPH-18000以降の型には分解防止シールが貼られている。

SCPH-10000
2000年3月4日発売、39,800円
最初に発売されたモデル。この機種とSCPH-15000にだけPS2用メモリーカードが同梱されている。
DVD-Videoの再生にはDVD再生用プログラム(同梱の『ユーティリティディスク』などからインストール可能)を書き込んだメモリーカードを装着してから起動する必要がある。簡単な操作により日本以外のリージョンが設定されたDVDも再生できたが、再生ソフトのバージョンアップにより修正された。
光学ドライブはディスクトレイを採用。使用されているピックアップ「KHS-400A」の性能が悪く、片面二層式DVDの読み込みに失敗することがある。
SCPH-15000
2000年6月15日発売、39,800円
生産性向上、『ユーティリティディスク』1.00対策などのマイナーチェンジ。
設定ミスにより、メインメニュー上ではSCPH-10000と表示される。その旨を記載した注意書も同梱されている。
SCPH-18000
2000年12月8日発売、39,800円
DVDプレーヤーを本体に内蔵、リモコンとリモコン受光部が同梱。以降のモデルではDVD再生時にRGBケーブルの使用が制限され、PS2用メモリーカードは別売となった。ディスクドライブのピックアップがKHS-400Bに変更された。

SCPH-30000系

北米版SCPH-30001の本体とコントローラ
PS2に貼られた封印シール

SCPH-30000は2001年4月18日発売、オープン価格。6月29日から35,000円、11月29日から29,800円、2002年5月16日から再びオープン価格。

本体背面のPCカードスロットを廃止し、北米・欧州モデルに先行して搭載されたエクスパンションベイを搭載し、世界統一仕様となったモデル。消費電力が39 W(SCPH-35000は47 W、SCPH-30000は39 Wと47 Wが混在)に低下し、EEとGSの0.18 μmへのシュリンクと通気口改善されたが、ファン回転数は増え、騒音は増加した。内部的にもハードディスク接続を見越した部分がある。本体側にはアクセスランプが内蔵され、ソフトウェア側では拡張ベイ部分のドライバを内蔵しておりPlayStation BB Unit使用時にメモリーカードにドライバをインストールする必要がない。リモコンとリモコン受光部別売となった。ディスクドライブのピックアップは消費電力が47 WのものはKHS-400B、39 WのものはKHS-400CまたはHD7が搭載されている。

SCPH-30000 ヨーロピアン・オートモービル・カラーコレクション
2001年11月8日発売(受注販売のみ)各色50,000円。5色セット250,000円
PS2生産出荷台数累計2000万台を記念して発売された限定特別色モデル。日本国内での販売はプレイステーションドットコムのみで単体販売600台、5色セットが66台の計666台。
本体と付属コントローラー、縦置きスタンドが通常色とは異なるカラーで鏡面色塗装処理が施され、通常別売のメモリーカードも本体に同封されている。
実際の自動車用の塗料を用いて塗装されているが、自動車用の塗料は塗膜が柔らかくそのまま梱包すると塗面がへこんでしまうため、塗装後に堅い塗膜のトップコートが施されている[117]
カラーはスーパーレッド、メタリックシルバー、アストラルブルー、スノーホワイト、ライトイエローの5色。
SCPH-35000 GT
2001年6月8日発売、39,800円
グランツーリスモ3』を同梱したセット。基本仕様はSCPH-30000 (47 W) に準ずる。
SCPH-37000 L
2002年7月19日発売、30,000円
本体色は「オーシャン・ブルー」(半透明青)。ヒートシンクなどに変更が見られる。縦置きスタンドとリモコンが同梱。
SCPH-37000 B
2002年8月1日発売、30,000円
本体色は「ゼン・ブラック」(半透明黒)。その他の特徴はSCPH-37000 Lと同じ。
SCPH-39000
2002年11月21日発売、オープン価格
コスト削減などのマイナーチェンジ。
SCPH-39000 RC
2002年12月3日発売、26,800円
ラチェット&クランク』同梱のアクションパック。
SCPH-39000 TB
2002年12月3日発売、26,799円
本体色はトイザらス限定カラー「トイズ・ブルー」。上記「SCPH-39000 RC」のトイザらス限定品。
SCPH-39000 S
2003年2月13日発売、25,000円
本体色はシルバー。PS2全世界5000万台出荷記念、2003年春季限定カラーモデル。
SCPH-39000 SA
2003年2月20日発売、25,000円
本体色は「SAKURA」(薄ピンク)。PS2全世界5000万台出荷記念、2003年春季限定カラーモデル。
SCPH-39000 AQ
2003年2月20日発売、25,000円
本体色は「AQUA」(薄めの青水色)。PS2全世界5000万台出荷記念、2003年春季限定カラーモデル。
SAKURA・シルバーはのちの50000系でも同色が発売されたが、AQUAは39000系のみの発売であった。

SCPH-50000系

SCPH-50000は2003年5月15日発売、25,000円。i.LINK端子が削除。これにより、『グランツーリスモ3 A-spec』などでi.LINK端子を使用することによってできた対戦が不可能となった。また、リモコン受光部が内蔵され、内蔵DVDプレーヤーがプログレッシブ出力に対応。新たに包装箱には、DVDドライブの対応メディアにDVD-R、DVD-RW、DVD+R、DVD+RWが表記されるようになった。ディスクの読み込みがやや早くなっている。

SCPH-50000 MB/NH
2003年6月12日発売、35,000円。2003年11月13日から29,800円、2004年11月3日から24,800円
本体色はミッドナイト・ブルー。型番は「MB/NH」とスラッシュを含む。『PlayStation 2 BB Pack』と題され、PlayStation BB Unitを標準装備したセット。同色の縦置きスタンドを同梱。
SCPH-50000 NB
2003年11月13日発売、19,800円
本体色がブラックからミッドナイト・ブラック(半透明黒)に変更。以降の基準モデルはSCPH-50000から本モデルに変更される。
SCPH-50000 TSS
2003年11月19日発売、19,799円
本体色はトイザらス限定カラー「サテン・シルバー」。トイザらス限定品。
SCPH-50000 CW
2004年3月18日発売、19,800円
本体色はセラミック・ホワイト。
SCPH-50000 SA
2004年3月25日発売、19,800円
本体色は「SAKURA」(薄ピンク、SCPH-39000でも発売された)。2004年春季限定カラーモデル。
SCPH-50000 PW
2004年7月25日発売、19,800円
本体色はパール・ホワイト。2004年夏季限定カラーモデル。
SCPH-55000 GT
2003年12月4日発売、22,000円
本体色はセラミック・ホワイト。『グランツーリスモ4"プロローグ"版』同梱。仕様はSCPH-50000 NBに準ずる。
SCPH-55000 GU
2003年12月4日発売、35,000円
本体色はゴールド。「機動戦士Ζガンダム百式ゴールド・パック」。『機動戦士Ζガンダム エゥーゴvs.ティターンズ』、大河原邦男デザインの特製縦置きスタンド等を同梱。仕様はSCPH-50000 NBに準ずる。

SCPH-70000系

北米版SCPH-70001の本体とコントローラ
ワンチップEE+GS
CXD9833GB
(SCPH-70000CB)

SCPH-70000 CBは2004年11月3日発売、オープン価格。実勢価格19,800円。本体色はチャコール・ブラック。

本体は約2.0 kgから約900 gに軽量化し、本体の幅×高さ×奥行きは約301×78×182 mmから約230×28×152 mmに薄型化され、それまでのディスクトレイからトップローディングに変更された。本体形状の変更により、SCPH-50000系以前に発売された周辺機器の一部は使用できなくなった。PlayStation BB Unitに非対応となり、イーサネット端子が内蔵されたが、HDD搭載はできない。PlayStation BB対応ソフトのうち、アダプタのみを必要とするソフトは引き続き使用可能。シリーズで唯一電源ユニットが内蔵されておらず、ACアダプターが必要。封印シールは最初は本体背面に貼られていたが、後に底面のネジ蓋のある場所に変更された。

後期の型番のハードでは正常に動作しないPS/PS2用ソフトが存在する。また、ピックアップ稼働部のフレキシブルフラットケーブルがディスクを傷つける可能性があるという構造上の問題点がある。

なお2014年9月、設計を手掛けた鳳康宏は「スリム化」前のPS2の冷却ファンは通常のものとは回転方向が逆(吸い込み側から見て時計回り)であることを明らかにした[117]

SCPH-70000 GT
2004年12月28日発売、23,800円
本体色はチャコール・ブラック。『グランツーリスモ4』同梱のレーシングパック。
SCPH-70000 CW
2005年5月26日発売、オープン価格
本体色はセラミック・ホワイト。
SCPH-75000 CB, CW
2005年発売、オープン価格
本体色はチャコール・ブラック、セラミック・ホワイト。
機能はSCPH-70000から変化はないが、これ以降の型番のハードでは正常に動作しないソフトが存在する。
SCPH-75000 SSS
2005年11月23日発売、オープン価格
本体色はサテン・シルバー。
SCPH-75000 FF
2006年3月16日発売、オープン価格
本体色はチャコール・ブラックでFFXIIに登場するジャッジマスターの紋章がデザインされている。「PlayStation 2 FINAL FANTASY XII Pack」。スクウェア・エニックスの『ファイナルファンタジーXII』をセットにしたパッケージ。
SCPH-77000 CB
2006年9月15日発売、16,000円
本体色はチャコール・ブラック。
本体価格を下げたモデル。機能はSCPH-75000から変化はないが、同シリーズ以降から続く正常に動作しないソフトの一部に互換性の確保がされた。
SCPH-77000 SS
2006年11月22日発売
本体色はサテン・シルバー。生産限定色だったがユーザーの希望により標準色に加わる。
SCPH-77000 PK
2006年11月22日発売
本体色はピンク。生産数量限定品。
SCPH-79000 CB
2007年7月1日発売、16,000円
本体はSCPH-77000の約900 gから約600 gに、ACアダプターは約350 gから約250 gに軽量化された。
外観・性能等に大きな変化はないが、フレキシブルフラットケーブル周辺の内部構造が作り直されており、従来の薄型モデルの問題であった「ケーブルによるディスクの損傷」が起きないよう改善されている。これは薄型系唯一の改良点となっており、最終モデルである90000系には受け継がれなかった。
EE+GSとメインメモリがワンパッケージ化されている。

SCPH-90000系

PS2の最終モデル。機能はSCPH-70000系とほぼ同じで、周辺機器も同じものが使用できる。消費電力は約35 W。本体のサイズはSCPH-70000系とほぼ同じだが、PS2のデザイン上の特徴であった凸凹状の意匠が前面部からは無くなった。

SCPH-90000 CB, CW, SS
2007年11月22日発売、16,000円
ACアダプター部分が内蔵され、SCPH-50000系以前と同様に通常の電源ケーブルのみで使用できるようになった。
重量は約720 gで、SCPH-79000の本体とACアダプターを合わせた重量である600 g+250 gよりも軽い。
本体色はチャコール・ブラック、セラミック・ホワイト、サテン・シルバーの3色が同時発売。
2009年3月をもって、セラミック・ホワイトとサテン・シルバーが生産終了。コントローラ、メモリーカードもブラック以外の色がすべて生産終了し店頭在庫限りの販売となる。
SCPH-90000 CR
2008年7月3日発売、16,000円
本体色はシナバー・レッド。この色がPS2最後の追加色であった。

開発向け機器

本項目にて述べる機器は一般向けには販売が行われておらず、ゲーム開発会社、流通、出版社などの業務上必要と認められた一部の会社に販売された「開発・検証機」となる。正式名称は「PlayStation2 Debugging Station(デバッギングステーション2)」。主な仕様の違いとしては「バックアップCD、DVDの起動」、「本来設定不可能な設定の変更」、「本体ロゴの違い」(ロゴがTESTと表記されている)となる。また初代Playstationの開発機に存在したNTSC/PAL規格の切り替え機能は搭載されておらず、本体色についても一般販売向けと同一となった。

その性能から譲渡・転売は認められておらず、万が一の流出時には本体のシリアル番号から流出元が特定できる仕組みとなっている[注釈 25]

DTL-H10000
SCPH-10000系に該当。基本機能は市販モデルと変化が少なく、市販品と比べてもコントローラーの○×ボタンによる決定/キャンセルの切り替え有無、バックアップ起動可否の違い程度しか存在しない。
DTL-H30000
SCPH-30000系に該当。本型番よりDVD再生機能が削除され、より開発機寄りとなった。(正確にはDVD再生チップが非搭載のため再生自体が行えない)
DTL-H50000
SCPH-50000系に該当。DTL-H10000にて開発されたゲームの一部において、SCPH-30000以降の型番でプレイした際に正常に動作しない場合がある不具合が発覚。以降のゲームは本機器による動作確認が必須となった。
DTL-H70000
SCPH-70000系に該当。本型番より開発機も薄型モデルへと変更されたが、それ以前の型番と仕様自体に違いが無く、またPlayStation 3の登場も目前に迫っていた時期であり、流通は非常に少ない。

各モデル比較

型番 発売月 本体色 質量 搭載機能
SCPH-10000 日 2000年3月 チャコール・ブラック 2.4 kg
  • i.LINK
  • PCカードスロット(イーサネット+HDDの搭載)
  • DVDプレーヤー(別途メモリーカードが必要)
SCPH-15000 日 2000年6月
SCPH-18000 日 2000年12月
  • i.LINK
  • PCカードスロット(イーサネット+HDDの搭載)
  • DVDプレーヤー
SCPH-30000 米 2000年10月
日 2001年4月
チャコール・ブラック 2.2 kg
  • i.LINK
  • エクスパンションベイ(イーサネット+HDDの搭載)
  • DVDプレーヤー
SCPH-37000 日 2002年7月 オーシャン・ブルー
ゼン・ブラック
SCPH-39000 日 2002年11月 チャコール・ブラック
シルバー
SAKURA
AQUA
SCPH-50000 日 2003年5月 チャコール・ブラック
ミッドナイト・ブルー
トイザらスサテンシルバー
ミッドナイト・ブラック
セラミック・ホワイト
SAKURA
パール・ホワイト
2.0 kg
  • エクスパンションベイ(イーサネット+HDDの搭載)
  • DVDプレーヤー
  • リモコン受光部
  • DVDプレーヤーのプログレッシブ出力
  • DVD-R, DVD-RW, DVD+R, DVD+RWの読み込み
SCPH-55000 日 2003年12月 (GT:セラミック・ホワイト、GU:百式ゴールド)
SCPH-70000 日 2004年11月 チャコール・ブラック
セラミック・ホワイト
1.25 kg
0.9 kg(本体)
0.35 kg(ACアダプター)
  • DVDプレーヤー
  • リモコン受光部
  • DVDプレーヤーのプログレッシブ出力
  • DVD-R, DVD-RW, DVD+R, DVD+RWの読み込み
  • イーサネット
SCPH-75000 日 2005年11月 サテン・シルバー
SCPH-77000 日 2006年9月 チャコール・ブラック
セラミック・ホワイト
サテン・シルバー
SCPH-79000 日 2007年7月 チャコール・ブラック
セラミック・ホワイト
サテン・シルバー
0.85 kg
0.6 kg(本体)
0.25 kg(ACアダプター)
SCPH-90000 日 2007年11月 チャコール・ブラック
セラミック・ホワイト
サテン・シルバー
シナバー・レッド
0.72 kg
  • DVDプレーヤー
  • リモコン受光部
  • DVDプレーヤーのプログレッシブ出力
  • DVD-R, DVD-RW, DVD+R, DVD+RWの読み込み
  • イーサネット
型番 発売月 本体色 質量 搭載機能

本体機能

SCPH- 10000系 30000系 50000系 70000系 90000系
i.LINK 搭載 なし
ディスクトレイ 電動 シェルトップ
電源 内蔵 外付 内蔵
PlayStation BB HDD接続 対応
(外付型)
対応
(内蔵型)
非対応
イーサネット
(別売)
内蔵
DVD リモコン受光部 外付
(別売)
内蔵
DVDプレーヤー [注 1]
プログレッシブ出力 非対応
-R, -RW読込 [注 2]
+R, +RW読込
  • ゲームのプログレッシブ出力には全モデルで対応している。プログレッシブ出力対応ソフトでゲーム内のオプション設定、もしくはゲーム起動時に隠しコマンドの入力[注釈 26]をすることで、プログレッシブ出力設定をする必要がある。インターレース出力のみに対応するソフトもある。

システムバージョン

SCPH- 10000 15000 18000 30000 37000 39000 50000 55000 70000 75000 77000 79000 90000
ブラウザ 1.00
(2.00[注 3])
1.20
(2.00[注 3])
1.40
(2.00[注 3])
1.40
CDプレーヤー 1.00
(1.30[注 3])
1.20
(1.30[注 3])
2.00
(1.30[注 3])
2.00
PlayStationドライバー 1.00 1.01 1.02 2.00
DVDプレーヤー
(本体内蔵バージョン)
(1.00, 1.01[注 4])[注 5] (1.01)[注 5] 2.00 2.02, 2.10 2.12, 2.14 2.14, 2.16 3.00, 3.02 3.02 3.10 3.11
  • PlayStationドライバー以外はアップデート用のディスクが用意されている。
  1. ^ 18000のみDVDプレーヤーを内蔵。10000/15000は同梱の『ユーティリティディスク』からDVDプレーヤーをメモリーカードにインストールする必要がある。
  2. ^ 非対応とはされていないが、読み込めることは保証されていない。
  3. ^ a b c d e f 別売の『HDDユーティリティディスク』を導入した場合。
  4. ^ 1.00に不具合が見つかったため、途中から1.01に差し替えられた。
  5. ^ a b 同梱の『ユーティリティディスク』からインストールできるバージョン。
アップデート
PlayStation BB Unit発売前である2001年7月19日発売のHDDユニットに同梱された『HDDユーティリティディスク』を使うことで、ブラウザはバージョン2.00、CDプレーヤーはバージョン1.30にアップデートすることができ、以下の内容に変更される。
  • バージョン一覧の下にMACアドレスの項目が追加
  • ブラウザにCD/DVDとメモリーカードに加え「HDD」が表示されるようになる
ただし『HDDユーティリティディスク』は後継の『PlayStation BB Navigator』の展開に伴い販売が停止されたうえ、ブラウザのバージョンが1.xx台で上がっているPS2自体の新モデルが発売されているため、バージョンの数字の大きさと新旧関係は一致しない。
DVDプレーヤーもDVDリモコンなどに同梱されたり単体で販売されている『DVDプレーヤー』、『HDDユーティリティディスク』、『PlayStation BB Navigator』[119]などを用いて、本体内蔵のものより新しいバージョンにアップデートすることができる。

周辺機器

SCE純正

型番 名称 発売日 備考
SCPH-10010 アナログコントローラ DUALSHOCK 2 2000年3月4日 見かけはDUALSHOCKとあまり変わりはないが、ボタンにもアナログ入力機能があり、押す際の圧力を感知して入力具合を検知する機能を搭載しているのが最大の相違点。PS2用ソフトの大半がDUALSHOCK 2専用なので基本的に常用となるが、旧PSのゲームをプレイする際に不具合が発生するものもある。DUALSHOCKとの外見上の違いは、本体上部にDUALSHOCK2と青色で記してあるかである。本体に1つ同梱。
SCPH-10020 メモリーカード (8MB) PS2のゲームのセーブデータを保存しておくための補助記憶装置。PS用メモリーカードと大きさ、形状はほぼ同一であるが、PS用と違って角張った形状である。ただし、PS用との差別化のため、「PlayStation 2 8MB」のプリントがされている。

見た目はほぼ同じだが、メモリーカードの挿入側の切り欠き部分が異なっており、PS本体のメモリーカードスロットに挿入しようとしても物理的に挿入できない構造となっている。
PS用メモリーカードと比べて、ブロック制の廃止、大容量化、メモリーカードの読み書きの高速化、ソニーの著作権保護技術であるマジックゲートの搭載といった特徴を持つ。
セーブデータ自体にコピーを制限するフラグを付加できるようになっている(移動は可能)。

SCPH-10030 AVケーブル 2.5m 音声・映像を出力するためのケーブル。コンポジット映像端子付きのテレビで利用できる。
本体に同梱。PSと共用。
後継はSCPH-10500。
SCPH-10040 縦置きスタンド SCPH-10000/30000/50000シリーズ用。
本体を縦置きにする際に載せるための台。本体を縦置きにした際の安定性を向上させることができる。
SCPH-10050 電源コード 本体に同梱。
2Pメガネ型のコネクタが付いた電源ケーブル。
PSと共用。
SCPH-10060 S端子ケーブル 2.5m 音声・映像を出力するためのケーブル。S端子付きのテレビで利用できる。
PSと共用。
SCPH-10070 RFUアダプターキット SCPH-1120の改良型。
チャンネル切替スイッチがAVマルチ端子側からRF端子側へと改良されており、RF端子の形状も変えられている。
PSと共用。
SCPH-10080 AVアダプター コンポジット映像端子とAVマルチ端子が付いたアダプタ。
後継はSCPH-10130。
SCPH-10090 マルチタップ PlayStation 2規格ソフトを3人以上でプレイする際に使用する。PlayStation規格ソフトには使用できない。SCPH-10000/30000/50000シリーズ用。
SCPH-70000シリーズ以降では使用できないため、SCPH-70120が必要。
SCPH-10100 コンポーネントAVケーブル 2.5m 音声・映像を出力するためのケーブル。コンポーネント入力端子付のテレビで利用できる。
SCPH-10110 横置きスタンド SCPH-10000/30000/50000シリーズ用。
本体を横置きにする際に載せるための台。縦置きスタンドと同様の意匠がほどこされているが、縦置きスタンドと違ってすでに横置きであるため安定性を向上させる効果はない。
SCPH-10120 AVマルチケーブル 発売中止 RGB接続用のケーブル[56]。VMC-AVM250と同等品。
SCPH-10130 AVアダプター(S映像出力端子付き) 2000年10月12日 コンポジット映像端子とAVマルチ端子とS端子が付いたアダプタ。
SCPH-10080の後継。
SCPH-10142 EURO-AV Cable 2001年1月1日 音声・映像を出力するためのケーブル。SCART端子付きのテレビで利用できる。日本未発売。
SCPH-10150 DVDリモートコントローラ 2000年12月8日(SCPH-18000付属として)
2000年12月22日(SCPH-10170付属として)
SCPH-10000/30000シリーズ用。
SCPH-50000以降のシリーズにはリモコン単体のSCPH-10420を使用する。単四乾電池2本必要。
SCPH-10160 IRレシーバー SCPH-10000/30000シリーズ用。
SCPH-50000以降のシリーズにはリモコン受光部が内蔵されているため不要。
SCPH-10170 DVDリモートコントローラキット 2000年12月22日 DVDリモートコントローラ(SCPH-10150)とIRレシーバー(SCPH-10160)のセット。
SCPH-50000以降のシリーズにはリモコン単体のSCPH-10420を使用する。
SCPH-10180
SCPH-10180K
携帯電話接続ケーブル 2001年3月29日 本体とiモード携帯電話との接続に使用するケーブル。
SCPH-10190 ネットワークアダプター(Ethernet)
(PC CARDタイプ)
2001年7月19日 SCPH-10000シリーズ用。
SCPH-10210に同梱。
SCPH-10200 外付型ハードディスクドライブ用ACアダプタ SCPH-10000シリーズ用。
外付型ハードディスクドライブユニットに同梱。
SCPH-10210 ハードディスクドライブユニット
(外付型 40GB)
SCPH-10000シリーズ用。
SCPH-10220 縦置きスタンド
(外付型ハードディスクドライブ対応)
SCPH-10000/30000/50000シリーズ用。
本体を縦置きにする際に載せるための台。本体を縦置きにした際の安定性を向上させることができる。
SCPH-10040の後継であり、外付け型HDDユニットを本体の横に立てられるように横幅の調整が可能になっている。
SCPH-10230 USB マウス 2001年9月20日 PS2のロゴが入ったUSB接続のボール式3ボタンマウス。
SCPH-10240 USB キーボード PS2のロゴが入ったUSB接続のメンブレンキーボード。
SCPH-10250 ネットワークアダプター(Ethernet)
(EXPANSION BAYタイプ)
SCPH-30000/50000シリーズ用。
SCPH-10350と内容は同じ。
SCPH-10260 ハードディスクドライブユニット
(EXPANSION BAYタイプ 40GB)[120]
2001年7月19日 SCPH-30000/50000シリーズ用。
SCPH-10270K LinuxKit 2001年5月9日
SCPH-10320 D-sub15ピン変換ケーブル SCPH-10270に同梱。
SCPH-10330 D端子ケーブル 2.5m 2002年7月25日 音声・映像を出力するためのケーブル。D端子付きのテレビで利用できる。
SCPH-10350 ネットワークアダプター(Ethernet)
(EXPANSION BAYタイプ)
2003年6月12日 SCPH-30000/50000シリーズ用。
SCPH-10250と内容は同じ。
SCPH-10390 PlayStation BB Unit
(外付型 40GB)
2002年5月頃 SCPH-10000シリーズ用。
2002年5月頃から提携のISPで販売を開始した。
SCPH-10400 PlayStation BB Unit
(EXPANSION BAYタイプ 40GB)
2003年6月12日 SCPH-30000/50000シリーズ用。
SCPH-10420 DVDリモートコントローラ 2003年5月15日 SCPH-10150の後継品。ディスクトレイの開閉ボタンと電源ボタンが追加された。単四乾電池2本必要。
SCPH-10480 S端子ケーブル 3.0m 2006年12月7日 SCPH-10060の後継品。
SCPH-10490 コンポーネントAVケーブル 3.0m SCPH-10100の後継品。
SCPH-10500 AVケーブル 3.0m SCPH-10030の後継品。
SCPH-10510 D端子ケーブル 3.0m 2006年11月22日 SCPH-10330の後継品。
SCPH-20400 ハードディスクドライブ
(外付型 40GB)
2003年6月12日 SCPH-10000シリーズ用
SCPH-20401 ハードディスクドライブ
(EXPANSION BAYタイプ 40GB)
SCPH-30000/50000シリーズ用
SCPH-70100 ACアダプター 2004年11月3日 SCPH-70000シリーズ用
SCPH-70110 縦置きスタンド SCPH-70000シリーズ用。
本体を縦置きにする際に載せるための台。本体を縦置きにした際の安定性を向上させることができる。
これまでの縦置きスタンドと違い、円形でネジ止めするようになっている。
SCPH-70120 マルチタップ SCPH-70000/90000シリーズ用。
SCPH-10090から若干薄型化しているほか、PS用ソフトにも対応している。
SCPH-50000シリーズ以前では使用できない(SCPH-10090が必要)。
SCPH-79100 ACアダプター 2007年7月1日 SCPH-79000同梱
SCPH-90110 縦置きスタンド 2007年11月22日 SCPH-90000シリーズ用。
本体を縦置きにする際に載せるための台。本体を縦置きにした際の安定性を向上させることができる。
SCPH-70110とは違い、従来の差し込む形に戻された。
SCJH-10001 EyeToy 2004年2月11日 マイク付きWebカメラ
SCPH-110 アナログコントローラ DUALSHOCK 2000年7月7日 PS one付属のコントローラ。
基本のボディカラーは本体に合わせた白。コネクタ部分は丸みを帯びている。
SCPH-1010 コントローラ 1994年12月3日 SCPH-1000/3000シリーズの本体に付属。デジタル入力のみのコントローラ。
SCPH-1020 メモリーカード PlayStationのゲームのセーブデータを保存しておくための補助記憶装置。記憶媒体として1Mbit(128KB)のフラッシュメモリを採用している。保存領域は15ブロックだが、PS2のメモリーカード管理画面では消費容量が1ブロック辺り8KBで表示されている。それによると8KB(1ブロック)が未使用になるが、これはメモリーカード自身のデータ管理用の領域で1ブロック消費されているためであり、それも含めて16ブロック、128KBの記録領域がある。
SCPH-1050 RGBケーブル 1995年3月17日 音声・映像を出力するためのケーブル。RGB21ピン端子付きのテレビで利用できる。PlayStationと共用。
SCPH-1070H マルチタップ 2000年9月14日 PlayStation規格ソフトを3人以上でプレイする際に使用する。PlayStation 2規格ソフトには使用できない。SCPH-10000/30000/50000シリーズ用。
SCPH-1080 コントローラ 1996年4月2日 SCPH-5000シリーズの本体に付属。SCPH-1010の改良版。コードが長くなり、ノイズフィルターがついた。
SCPH-1090 マウスセット(ロングケーブル) 1998年5月7日 PlayStation規格ソフト専用のボール式2ボタンマウス。SCPH-1030の改良版。マウスパッドもセットに含まれる。PlayStation 2規格ソフトには使用できない。
SCPH-1150 アナログコントローラ 1997年4月25日 アナログスティック2本と、振動機能を搭載している。のちに発売された「デュアルショック」と形状はほぼ同じだが、コントローラの振動機能に強弱の区別がない。SCPH-1110の互換モードを持っている。
SCPH-1200 アナログコントローラ DUALSHOCK 1997年11月20日 SCPH-7000/9000シリーズの本体に付属のコントローラ。SCPH-1150にあったSCPH-1110互換モードは省かれた。
型番 名称 発売日 備考

ソニーグループ

AVマルチケーブル
専用のAVマルチ端子を搭載した一部のWEGAに向け、信号劣化の少ない映像出力ができる。本来PS用の周辺機器だが、PS2でも使用可能。ただし、DVDプレーヤーのバージョン1.01以降ではコピーガード回避に使われるのを避けるためにRGB信号による再生ができず、強制的にコンポーネント出力になる(再生不可能になる訳ではないが、緑がかった画像となり正常な色で再生できない。使用するWEGAのAVマルチ端子がコンポーネント映像信号に対応していれば視聴可能)。
RGBケーブル(RGB21ピン
PS用のケーブルを転用、AVマルチケーブルと同様の現象が起こることがある。
popegg
ソニーマーケティングより2000年9月に発売されたプリンター。PS2とUSB接続してパソコン無しで印刷できる環境というのが売りだった。対応しているソフトは「Primal image For Printer」「PrintFan」「マイトアンドマジック」「COOL BOARDERS CODE ALIEN」「レイクマスターズEX」「カラリオはがきプリント」などが出されている。プレイステーション2に対応できるプリンターは「PM-760C」「PM-770C」「PM-780C」「PM-800C」「PM-820C」「PM-880C」「PM-900C」「PM-2200C」「PM-3000C」「PM-3300C」「PM-3500C」「PM-800DC」「PM-820DC」「CC-700」の14機種が挙げられている[121]
サイバーショット
ソニーマーケティングより発売のデジタルカメラ。PS2とUSB接続してゲームキャラクターの顔にデジタルカメラで撮った自分の顔を貼るといった使い方が可能だが、こちらも対応ソフトはそれほど出ていない。「ピクチャーパラダイス」というプレイステーション2用規格に対応したデジタルカメラに対応しているソフトと「ゴルフパラダイスDX」など画像取り込みに対応しているソフトが出されている[122]。プレイステーション2に対応できるデジタルカメラは「DSC-P1」「DSC-F55V」「DSC-S50」「DSC-F505K」「DSC-F505V」「DSC-S70」「DSC-S30」「DSR-PC110」の8機種が挙げられている[123]。また、PS2規格に非対応デジカメでも「USBメモリースティックリーダー/ライター」を使用する事でPS2に画像の転送が行える[124]。「MSAC-US1」「MSAC-US5」[125]
ヘッドマウントディスプレイ[126]
ソニーより2002年9月に発売されたヘッドマウントディスプレイ。型番はPUD-J5A。
ヘッドアクショントラッカー機能付きのHMD。PlayStation.comでのみ販売。
対応ソフトは『エナジーエアフォース』『エナジーエアフォース aimStrike!』『エアフォースデルタ ブルーウィングナイツ』『SIDEWINDER V』。

ライセンス品

コントローラー端子を使用するもの
USB接続

ソフトウェア

ローンチタイトルは『ストリートファイターEX3』『リッジレーサーV』など10タイトル。

CD-ROMが採用されたのは初期ゲームが中心であり、ゲームデータの複雑化・大容量化に伴って大多数のソフトがDVD-ROM、片面1層のDVD-ROMでは間に合わず2層ディスクや複数枚のディスクを採用したソフトもある。

2001年頃からソフトが出揃い始め、『鬼武者』(カプコン)が初のミリオンセラーに。7月には『ファイナルファンタジーX』(スクウェア)が200万枚以上を売り上げ、ソフト面でもPSからの世代交代を果たした。

そのほか「NEOGEOオンラインコレクション」「SEGA AGES 2500 シリーズ」「オレたちゲーセン族」などアーケードゲームの移植作品が発売された。

2008年(平成20年)に入ると、次世代機であるPS3やWiiの普及、さらに日本の家庭用ゲーム市場が携帯ゲーム機中心にシフトした影響で、日本での全ゲームソフトに占めるPS2ソフトの販売割合は10%未満まで減少した。SCEは同年7月発売でPSPからの移植である『ラチェット&クランク5 激突!ドデカ銀河のミリミリ軍団』を最後に、新作PS2用ソフトの発売を終了した。同様にPSNでもPS2向けの情報配信を終了した。

シェアの衰退に伴い新作ソフト数が減少する中、恋愛ゲーム萌えを意識した内容の作品はPS2で発売していたが、2009年(平成21年)には次世代ないし携帯ハードへの移行、もしくはマルチ展開を行うソフトが出始め、年内にほとんどのタイトルが移行した。女性向けの乙女ゲームは、同年までPS2単独で展開するソフトがほとんどだったが、2010年(平成22年)に入ると次世代ないし携帯ハードやPCへの移行、もしくはマルチ展開を行うソフトが出始め、年内にほとんどのタイトルが移行した。

2013年(平成25年)3月27日に、最後の新作ソフトとなる『ファイナルファンタジーXI アドゥリンの魔境』(スクウェア・エニックス)が発売された。新作ソフトの発売は2000年(平成12年)3月4日の発売から13年間続き、家庭用ゲーム機ではネオジオゲームボーイに次ぐ長寿ハードとなった。

レーティング

2002年(平成14年)6月にはコンピュータエンターテインメントレーティング機構(CERO)が設立され、家庭用ゲーム機向けゲームの共通レーティングが開始されたことで、ソフトのパッケージには「年齢区分マークとコンテンツアイコン」が表示されるようになった。これは対象年齢を決定して根拠となる表現を示しているが、ソフトの内容が説明されている物ではない。しかし表記された年齢以上をターゲットとしている表現内容が含まれている事を示している。レーティング機構から見た年齢区分マークの目的は時代によって変動するが当時の扱いはソフトを購入する際に活用する為のものでソフトの購入を規制するものとして重要視されていなかった。コンテンツアイコンは【恋愛】【セクシャル】【暴力】【恐怖】【飲酒・喫煙】【ギャンブル】【犯罪】【麻薬】【言葉・その他】のマークに区切られている。

不具合・互換性問題

シリーズ全体
正常に動作しないPS用ソフトが71タイトル確認されている[127]
SCPH-10000
  • 2000年3月25日までに製造された125万台に同梱された『ユーティリティディスク』 Version 1.00 のDVDプレーヤーのプログラムに、リージョンコードの制限を無視して他リージョンのDVDビデオを再生できる不具合が見つかった。結果としてSCEは対策と不具合の修正を行った新バージョン(Version 1.01)に無償で交換することを発表した。郵送による交換対応のほか、全国のセブン-イレブンの店舗(2000年4月7日 - 21日)でも交換対応することとなった[128][129]
  • SCPH-10000の発売後、同梱のPS2用メモリーカードのデータが壊れる不具合の報告が相次いだ。SCEはPS2用メモリーカードの不具合と発表し、無償交換に応じることとなった。その後発売されたSCPH-15000では、メモリーカードのリセット回路が改良されている。
  • メモリーカードは部品の不足により製造の遅れがあり、本体に付属する分も不足していたため本体の出荷も当初予定していた100万台を下回る結果となり単品での販売も行われていない状況が続いていた[130]
  • 2003年4月、同年2月発売の『スターオーシャン Till the End of Time』をSCPH-10000の一部機種でプレイした場合に操作不能となる事象があることが発表された[131]
SCPH-10000/15000
  • SCPH-10000/15000において、PS用ソフトのメモリーカードのデータが壊れる不具合が発覚した。前世代機のPSにおいて、メモリーカードのデータが消えてしまう不具合は今まで報告されていなかったことから、SCPH-10000/15000に何らかの問題があると考えるのが妥当であったが、SCEはこの不具合をPS用メモリーカードの一部の不具合と発表して無償交換に応じた。SCEはこの不具合を回避するには、「電源投入前にメモリーカードを本体から外し、電源投入後にメモリーカードを本体に刺せば不具合が発生しない」とした。SCPH-15000の一部やPS one Booksには、その注意書きが同梱された(ただしPS one Booksにはデータが壊れるという記述はなく、回避方法が書かれているのみである)。SCPH-18000になるとPS用メモリーカードの不具合も発生しなくなったため、その注意書きも同梱されなくなった。
  • 本体の型番がSCPH-10000系からSCPH-30000系に上がる際、動作仕様に変更があった。といっても、どちらも「仕様」通りに動作することには変わりがないが、10000系の本体には、一部仕様外の挙動をする箇所があった。初期に開発された一部のゲームが、この仕様外の挙動に依存したプログラムになっていたため、10000系の本体では問題なく動作するのに、30000系以降では不具合が生じてしまうという結果を招いた。なお、SCPH-30000の発売後に発売されたにも関わらず、開発環境に10000系の本体を使用していたためか、10000系でのみ問題なく「制作側の意図したとおりに」動作し、その後の本体で不具合が生じるゲームがわずかに存在する[注釈 27]
SCPH-18000以降
SCPH-18000以降の本体では正常に動作しないPS2用ソフトが3本ある[132]
SCPH-70000
SCPH-70000 CBにおいて、過熱してしまう不良のあるACアダプターが見つかった。結果としてSCEは対策を行ったものに無償交換を発表した[133]
SCPH-75000以降
SCPH-75000以降において、正常に動作しないPS/PS2用ソフトが一部存在することが発表された。2006年9月15日に発売されたSCPH-77000シリーズにおいて、正常に動作しなかった一部PS2用ソフトの正常動作が確認された[127]

反響

DVDビデオの普及期に単なるゲーム機ではなく、DVDプレーヤーとして活用できるゲーム機として登場したことでDVDの普及に弾みを付けた。特に話題作『マトリックス』のDVDソフトは国内においてPS2と同時期に発売され、相乗効果となり普及に貢献した。また、発売当初のメーカー希望小売価格である39,800円は既存のDVDプレーヤーと比べて安く[注釈 28]、DVDプレーヤーの低価格化の火付け役となった。

また、本機のSCPH-10000および周辺機器はデザインが評価され、2000年度のグッドデザイン賞を受賞している[134]

脚注

注釈

  1. ^ SCPH-70000以降を除く。
  2. ^ SCPH-50000以降を除く。
  3. ^ SCPH-30000以降を除く。
  4. ^ 周辺機器による。標準搭載はSCPH-70000以降。
  5. ^ 周辺機器による。
  6. ^ PSと同様、「プレステ2」や「プレ2」などと略されることも多いが、CMや自社製品内での記載では一貫して「PS2(ピーエスツー)」としている。
  7. ^ 販売台数は98万台
  8. ^ その時の仮称は「スーパープレイステーション」だった。
  9. ^ 同時期に発売されたPC向けGPUであるGeForce 2 GTSのメモリ帯域は5.2GB/s
  10. ^ パソコンなどの一般的な描画システムでは大幅に低下する
  11. ^ 本機が発表された1999年時点でのGPUは、複雑な描画が可能なプログラマブルシェーダは浸透しておらず、基本的に固定機能シェーダしか搭載されていなかった。
  12. ^ PS3のVRAMのバス幅は128 bitで、メモリ帯域は22.4 GB/s
  13. ^ ゼノサーガ』、『三國無双』、『モンスターハンター』など
  14. ^ 例:チンダル現象を表現するために半透明の長方形ポリゴンを大量に配置する
  15. ^ のちに普及したプログラマブルシェーダでは1ポリゴン分のみ、あるいはポリゴン描画をせずに独自作成のエフェクトを掛けられる。
  16. ^ グランツーリスモ4では徹底的なチューニングが行われ、CPUとGPUを共に限界まで使い切っている[113]
  17. ^ 元々セガセガ・マークIIISG-1000の互換を、メガドライブメガアダプタを使用することでセガ・マスターシステムの互換をとったが、当時トップシェアを占めていた任天堂ファミリーコンピュータからスーパーファミコンの時に互換性をとらなかったので、ゲーム機は互換性をとらない認識が一般化していた。PS2と同世代となるゲームキューブにも互換性はなかったが、その後Wiiにゲームキューブ互換を、WiiUにWii互換を持たせている。
  18. ^ ファイナルファンタジーIV』の戦闘音楽が頻繁に高速化する、『幻想水滸伝II』の一部のシーン、『サイレントヒル』でのポリゴンムービー、『メタルギアソリッド』でテクスチャの一部が点滅するなど
  19. ^ ときめきメモリアル』など
  20. ^ 幅×高さ×奥行きで突起物含まず
  21. ^ テクスチャや各種エフェクトなどを使った際の実測値と言われている。理論値は演算性能が7500万ポリゴン/s、描写性能が6600万ポリゴン/sである。なお、PSの時と違って実測値は公表されていない。
  22. ^ D端子かコンポーネント端子による映像出力時かつ、一部PS2用タイトル、あるいはSCPH-50000以降でのDVD再生時のみ。タイトルによっては「プログレッシブモード」「525p」と記載されている場合もある。
  23. ^ D端子かコンポーネント端子による映像出力時かつ、グランツーリスモ4などのごく一部のPS2用タイトルのみ。
  24. ^ VGAアダプター (D-Sub) による映像出力時かつ、PS2 Linux使用時のみ。
  25. ^ 実際には会社自体の倒産や盗難等によって中古市場に流通し、オークションサイト等で販売されている場合がある[118]
  26. ^ コントローラの△と×ボタンを押し続けるなど。
  27. ^ メタルギアソリッド3』など
  28. ^ 当時の標準的なDVDプレイヤーは10万円前後、格安モデルでも6万円程度

出典

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関連項目

  • ルノー・クリオ - フランスの大手自動車会社のルノーが販売する小型車。2004年に「PlayStation 2バージョン」をヨーロッパで限定発売した。シートに「PS2」のロゴが刺繍で入るほか、フロントサイド部分にもロゴが入る。

外部リンク