オレたちゲーセン族
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『オレたちゲーセン族』(オレたちゲーセンぞく)は、ハムスターより発売された1980年代のアーケードゲームを移植したプレイステーション2用ソフトのシリーズ。キャッチコピーは「ウレシ、ハズカシ、ナツカシイ!」。価格は税込みで2000円。
ソフト本体に加え、映像特典DVD、ゲームミュージックCD、公式ガイドブック、保存版インストラクションカード、解説書、コレクションカードの6点を同梱した「豪華7点セット」となっている。
目次 |
[編集] シリーズ
カッコ内はオリジナル版の発売年とメーカー。
- スクランブル(1981年・コナミ)
- クレイジークライマー(1980年・日本物産)
- 空手道(1984年・テクノスジャパン(開発元)、データイースト(発売元))
- タイムパイロット(1982年・コナミ)
- ムーンクレスタ(1980年・日本物産)
- ソニックウィングス(1992年・ビデオシステム)
- 第2弾(2005年10月27日)
- バーガータイム(1982年・データイースト)
- イー・アル・カンフー(1985年・コナミ)
- スーパーバレーボール(1989年・ビデオシステム)
- テラクレスタ(1985年・日本物産)
- 第4弾(2006年3月23日発売)
- 熱血高校ドッジボール部(1987年・テクノスジャパン)
- ラビオレプス(1987年・ビデオシステム)
- 第5弾(2006年5月25日発売)
[編集] 解説
2000年代のリバイバルゲームブームに乗って、過去のアーケードゲームを最新のゲーム機に移植するシリーズは各社より出ているが、他社のリバイバルゲームは1本のソフトに多数のタイトルを収録しているのに対して、本シリーズはあえて収録するタイトルを1タイトルだけに絞り、その分アーケード版オリジナルの再現度を追求した事を売りとしている。[要出典]
[編集] 再現度や問題点について
各タイトルの移植を担当するメーカーが統一されていない為、第1弾のソニックウィングスを始めとして、再現度に優れていると言えない物も含まれる。第3弾の熱血硬派くにおくんにて、ROMチェック(1P、2Pのスタートボタンを押しながらタイトル画面に戻る)を行った際の出力結果が海賊版同様、ROM2 ERR(エラー)表示される等、再現度以前の問題点も抱えている。
ハムスター公式ホームページのBBSで、ユーザーからこの問題に対する指摘や質問が上がったしばらく後に、明確な答えが返されないままBBSそのものが閉鎖される等、一部のユーザーの間で不満の声が上がった。
- 再現度が良好な物
- 作品の再現度自体は特に問題は無いが別に問題が存在する物
- (第2弾)バーガータイム
- (第2弾)テラクレスタ
- (第5弾)プーヤン
- REAKOSYS制作。ハイスコアのセーブが反映されない。
- (第5弾)悪魔城ドラキュラ
- REAKOSYS制作。オープニングのドラキュラの笑い声のタイミングが少し早い。ネームエントリーのBGMが終了後にフェードアウトしない。付属DVDのプレイ動画が3面までしか収録されていない。
- (第5弾)魂斗羅
- 再現度が低い物
- (第1弾)ソニックウィングス
- 担当メーカー未確認。オリジナル版とはアルゴリズム等が異なり、全体を通じて再現度が低い。
- (第3弾)クォース
- 担当メーカー未確認。オープニングデモのスプライト処理が不正確で、本来BLOCK-HOLEをバックにそこからブロック郡が飛び出してくる演出なのだが、ブロック郡をバックにBLOCK-HOLEが最前に表示されてしまい、飛び出してくるブロック郡が不自然に表示されてしまっている。
- (第3弾)熱血硬派くにおくん
- (第4弾)熱血高校ドッジボール部
- REAKOSYS制作。画面右端の処理が不正確な為、画面表示に関して熱血硬派くにおくんと同様の症状が見られる。ゲームバランスにも影響していた処理落ちが無い。音声のタイミングが不正確。
- (第4弾)ラビオ レプス
- REAKOSYS制作。画面右端の処理が不自然。ニンジンボーナスタイムの終了音が無い。5面の冒頭で3面のBGMが鳴る。ラスボスの叫び声が無い。付属DVDのプレイ動画が途中のステージまでしか収録されていない。
- (第6弾)サンダークロス
- REAKOSYS制作。処理が重く、BGMやゲーム自体が全体的にスローテンポで、付属サントラCDまでもが同様の状態。ファイヤーの効果音が割れている、一部アイテムを取得した際の効果音が無い、ボス前でBGMがフェードアウトしない、4面の冒頭の轟音が無い、ラスボス戦はサウンドが鳴らず、エンディングやスタッフロールは無音等、サウンドの再現度はシリーズ中最低水準。全体を通じてスプライト処理の優先順位が不正確な為、本来は地形に隠れている筈の敵キャラが丸見えであったり、最終面では地形が崩れて表示される事もある。また、2P側のスコアが1P側に入ってしまったり、スクロールがガタガタしていたり、ステージ終了後にフリーズしてしまう等、再現度だけでは無く商品としても問題が見受けられる。
- (第6弾)トリオ・ザ・パンチ
- REAKOSYS制作。処理が重く、BGMやゲーム自体が全体的にスローテンポ。
[編集] 第6弾まで出た段階での難点
一部の移植担当メーカーによるものに、完成度が低いものが多い。それ以外でもキーコンフィングやオートセーブが出来ない、付属のCD・DVDの収録が完全でない、スコアが加算されない、スコアセーブが反映されない物がある等、移植度以外の全体的な完成度でも詰めが甘いものがある。
[編集] MAME盗用疑惑
各タイトルのCD-ROM内のSLPMファイルを展開した際の文字列データから、MAMEのソースコードをそのまま使用していると思われる物が存在する。
- (第2弾)スーパーバレーボール
- (第3弾)熱血硬派くにおくん
- (第4弾)熱血高校ドッジボール部
- (第4弾)ラビオ レプス
- 第3弾の熱血硬派くにおくんにて、アドレス007065C0から007065F0にかけて『Copyright (C) 1998 Juergen Buchmueller, all rights reserved』の記述が確認出来る。更に、アドレス00706140から00706160にかけて『Technos.nkdodgeb........svolley.rabiolep』の記述がある為、第2弾のスーパーバレーボールや第4弾の熱血高校ドッジボール部やラビオ レプスについても同じ仕様である可能性が強い。
- (第5弾)悪魔城ドラキュラ
- アドレス007AC300から007AC310にかけて『Copyright (C) The MAME Team 1999』の記述が確認出来る。
- (第5弾)魂斗羅
- アドレス00590B50から00590B60にかけて『Copyright (C) John Butler 1997』の記述が確認出来る。
- (第6弾)サンダークロス
- アドレス00645690から006456A0にかけて『Copyright (C) The MAME Team 1999』の記述が確認出来る。
- (第6弾)トリオ・ザ・パンチ
- アドレス004C4EE0から004C4F10にかけて『Copyright (C) 1999, 2000 Bryan McPhail』等の記述が見受けられる。
MAMEの商用利用については認められていない。また、オリジナルのソースコードに手を加えるなどして利用する場合であっても、それらについての情報を公開する必要がある。それらを怠った場合は著作権の侵害となる。その為、上記のタイトルがどの様な経緯で商品化に至ったのかが非常に不透明である。
2007年3月29日、通信販売サイト『Hamket.com』を同年4月30日に閉鎖と発表。それと同時に、同サイトの商品リストから上記タイトルの約半数が削除され、サンダークロスは廃盤という処置が取られた。この段階では、メーカーからMAME盗用疑惑に対するコメント等は一切されておらず、MAME盗用疑惑と閉鎖との関係はいまだに不明である。なお、2007年2月8日発売の第6弾以降、本シリーズの新作は発売されていない。

