サイレントヒル
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サイレントヒル(SILENT HILL)は、コナミから発売されたホラーゲーム。また、そのゲーム内に登場する架空のゴーストタウン。直訳すると「静かな丘」となることから、ファンの間では「静岡」などと略される事がある。その他には『サイヒル』『SH』など。ジャンルはホラーアドベンチャー。
シリーズ自体はあくまで日本製であるが(『ZERO』と『HOMECOMING』を除く)、任天堂の『メトロイド』シリーズやテクモの『忍者龍剣伝』シリーズ同様、本山である日本国内よりも国外の方が圧倒的に人気が高い[1]。
[編集] シリーズの概要と舞台について
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
アメリカの北東部にある田舎町サイレントヒルが舞台である。閑静な美しい観光地であったが、今では人気のないゴーストタウンと化している。白く霧に閉ざされた町は不可思議な力を持っており、そこかしこを得体の知れない異形の生物が徘徊する異世界へと人を引き込む事がある。
サイレントヒルは、時に血や錆にまみれた「裏世界」へと変貌することがあり、心に闇を抱いた主人公たちは「表世界」と「裏世界」を行き来しながら目的を達成することになる。「表世界」も本来のサイレントヒルであるとは限らず、大抵は町の一部、あるいは町の全体が異世界と化し、異形が徘徊している。しかし町に入った人間が全て異世界に引き込まれるわけではなく、心に闇を抱いていない者達は、ごく普通の静かな町に見えているうえに、異形のクリーチャーも見えていない。
本シリーズは、舞台こそアメリカであるものの、バイオハザードシリーズのような西洋的なパニックホラーというより、スティーヴン・キングやディーン・R・クーンツのようなモダン・ホラーの影響を強く受けており、懐中電灯を使用した限られた視界、陰鬱とした空気などジャパニーズホラー風な演出が多く使用されている。本シリーズに登場する「裏世界」は極めて恐ろしく、ホラーに慣れている人からもホラーゲーム史上最恐最悪の世界と評価されているほどある。中でもサイレントヒル1は、アメリカの大手ゲームサイトGameTrailers.comが選んだ「最も怖いホラーゲームランキング」で1位を獲得している。
こういったこの作品独自の恐怖はいたるところで工夫されて表現されている。カメラをわざと傾けて主人公を映したり、ノイズエフェクトを常にかけていたり(ちなみにノイズはON/OFF可能であり大抵隠し要素である。)、異形が近づいてくると鳴るラジオ等、あげたらきりが無いくらいに斬新な恐怖の演出が、職人的なグラフィックやシステムに組み込まれている。
[編集] SILENT HILL
| ジャンル | ホラーアドベンチャー |
|---|---|
| 対応機種 | プレイステーション |
| 開発元 | コナミ |
| 発売元 | コナミ |
| 人数 | 1人 |
| メディア | CD-ROM 1枚 |
| 発売日 | 1999年3月4日 ・KONAMI The BEST 2000年4月27日 ・PSone Books 2002年1月24日 |
| 価格 | 6,090円(税込) ・KONAMI The BEST オープン価格 ・PSone Books 1,890円(税込) |
| 対象年齢 | CERO C区分(15歳以上対象) |
[編集] ストーリー
ハリー・メイソンは休暇で娘のシェリルとともに車でサイレントヒルに向かっていた。しかし真夜中の道路で横切る少女に驚き運転を誤ってしまう。気がつくとシェリルは行方不明になっていた。ハリーはシェリルを探すため、サイレントヒルの街中を歩き回ることになる。
[編集] 主な登場人物
- ハリー・メイソン
- 本作の主人公。職業はライター。妻に先立たれ、唯一の家族である養女のシェリルを溺愛している。消えたシェリルの姿を求めて、町中を探し回ることになる。「ハリー」という名はペンネームで、本名は「ハロルド」。
- シェリル・メイソン
- ハリーの養女。赤子の頃、ハイウェイ脇に捨てられていたところを、メイソン夫妻に拾われた。サイレントヒルへの旅行は彼女が提案した。
- シビル・ベネット
- サイレントヒルの隣町から来た警察官。街の異変に気づき、ハリーとともに脱出を試みる。ストーリーの分岐次第では町から生還するものの、『1』の続編である『3』では彼女のことに一切触れられておらず、その後の生死は不明[2]。映画にも登場する。
- ダリア・ギレスピー
- 教会で出会う中年の女性。が、老婆のようにやつれきっている。シビル同様、映画にも登場するが、設定が異なる。
- マイケル・カウフマン
- サイレントヒルにあるアルケミラ病院の院長。
- リサ・ガーランド
- アルケミラ病院に勤める看護婦。
- アレッサ・ギレスピー
- ハリーの前に何度も現れる少女。容姿はシェリルと似ている。
- ジョディ・メイソン
- ハリーの妻。当初名前は不明だったが、ノベル版で名前が明らかになった。
[編集] 登場するクリーチャー
『1』のクリーチャーは、アレッサの憎しみや恐怖の対象がサイレントヒルの力により具現化したものである。
- グローナー
- サイレントヒルの街中を徘徊する犬型クリーチャー。アレッサが嫌っていた大柄の犬のイメージから生まれた。飛び掛かって噛み付いてくる。
- エア・スクリーマー
- サイレントヒルの街中を低空で飛び回る翼竜型クリーチャー。アレッサの愛読書であった『失われた世界』の挿絵からのイメージが具現化した存在。空中から蹴りや嘴で襲い掛かってくる。難易度によっては、他のエア・スクリーマーを呼ぶこともある大型の個体が出現する。
- マンブラー
- 小学校などに出現する小柄な人型クリーチャー。おとぎ話に出てくる子悪魔や去勢されていない小動物のイメージが具現化された。両腕の鋭い爪で攻撃してくる。海外版では「グレイチャイルド」というデザインの違うクリーチャーで登場する。元々はこちらが採用されるはずだったが、日本版では倫理会の審査によって没とされた為に差し替えられた。
- ラーバル・ストーカー
- 小学校に出現する子供の影。子供がはしゃぐような鳴き声を発する。攻撃してこないが、こちらの攻撃が当たることもない。本来ならば、肌色の体色を持った交戦対象のクリーチャーであったが、子供の形をした存在を殺すことが出来るという事が問題となり、倫理会によって没とされた。
- ストーカー
- ラーバル・ストーカーが成長し、やや大きくなった影。ラーバル・ストーカーと違って普通に攻撃してくるが、こちらの攻撃も当たる。行動や攻撃パターンはマンブラーに似ている。
- クリーパー
- 屋内に出現する虫型クリーチャー。アレッサが苦手としていた大型の昆虫に対するイメージが具現化した。素早く動き回って足に噛み付いてくる。
- パペット・ナース
- パペット・ドクター
- ヒルのようなクリーチャーに寄生されたように見える、常に前傾姿勢のまま項垂れている看護婦及び医師。病院などに出現し、手に持ったメスで襲い掛かってくる。パペット・ナースの場合、制服の色が青と緑で異なる個体が居る。
- ブラッドサッカー
- 病院のとある部屋のみに出現する触手型クリーチャー。ミミズや蛇に対する苦手意識が具現化した存在。その場から動くことはないが、近付くと吸血攻撃でアイテム入手を妨害する。攻撃は当たるが決して倒すことはできない。
- ロンパー
- サイレントヒルの街中を徘徊している猿型クリーチャー。アレッサの大人への恐怖心を具現化した存在。猿のような鳴き声を発する。口から触手のようなものが垂れており、飛び掛かって押し倒し、吸血してくる。
- ワーム・ヘッド
- 裏世界のサイレントヒルを徘徊しているグローナーの強化版。頭部が触手の塊のようになっている。
- ナイト・フラッター
- 裏世界のサイレントヒルを低空で飛び回っているエア・スクリーマーの強化版。頭部が触手の塊のようになっている。エア・スクリーマー同様、難易度によっては別のナイト・フラッターを呼ぶこともある大型の個体が出現する。
- ハングド・スクラッチャー
- 下水道に出現する、トカゲのような姿をしたクリーチャー。昆虫標本からの複合的なイメージから生まれた存在。天井や水中などから長い腕と鋭い爪で奇襲攻撃を仕掛けてくる。
- スプリット・ヘッド
- 裏世界の小学校の地下で戦う巨大なトカゲ型クリーチャー。童話に登場する大とかげが具現化、変貌した存在。頭部は縦二つに割れる巨大な口となっており、それでハリー丸呑みにしようとする。
- ツイン・フィーラー
- 裏世界の繁華街で戦う巨大な芋虫型クリーチャー。アレッサの部屋に飾られていた昆虫標本のイメージが具現化された存在。砂地の地面を潜って移動し、ハリーの足元に出現して奇襲攻撃を仕掛けてくる。
- フロート・スティンガー
- 繁華街のビルの屋上で戦う巨大な蛾型クリーチャーでツイン・フィーラーの成虫。空中を飛び回って毒液を一定範囲に撒き散らす。
- インキュベーター
- 神を体内に秘め、魔力を宿したアレッサ。アレッサの持つ神に対するイメージが投影されており、白い衣を身に纏っている。周囲にバリアを張っているため近づくことはできない。青色の雷をハリー目掛けて落としてくる。
- インキュバス
- アレッサの体内から覚醒した神。誕生の直前でカウフマンがアグラオフォティスを撒いた影響により、ダリアがイメージした妄想に近い神が投影された姿。飛行しているため鈍器系の武器でダメージを与えることはできない。赤色の雷をハリー目掛けて落としてくる。『4』で登場するジャスパー・ゲインはなぜかこのインキュバスのイラストがプリントされたシャツを着ている。名称こそインキュバスであるが、その外見はまさしくバフォメットである。
[編集] 登場する武器
- ハンドガン
- 速射性はあるが、威力は弱い。構えながらの移動も可能。
- ショットガン
- 速射性は劣っているが、至近距離では絶大な威力を発揮。逆に対象物から離れるほど威力が減少する。構えながらの移動も可能。
- 狩猟用ライフル
- 速射性はまるでない。そのかわり対象との距離に関わりなく、威力は絶大。構えながらの移動はできない。
- ハイパーブラスター
- 隠しアイテム「チャネリングストーン」を特定の場所で使用することによって発生するUFOエンディングの後、次回のプレイから出現する隠し武器。元ネタはコナミが発売の周辺機器。敵を捕捉するレーザーポインターが付いており、弾数制限も無い。レーザーポインターの色によって威力が変化する。クリアするごとに難易度が勝手に上がってしまう本作では非常に便利だが、使うとクリア後の評価が下がってしまうのが難点。
- 調理用ナイフ
- ハリーが最初に入手する打撃武器。非常にリーチが短く、威力も低めだが構えながらの移動が可能。しかし鉄パイプがすぐに入手できるので、使用頻度は至って低い。
- 鉄パイプ
- 路地裏に落ちていた鉄パイプ。威力は低いがリーチが長く、序盤では使い勝手が良い。攻撃はややスキが大きいので、動作の速い相手には対応が難しい。
- ハンマー
- 非常時に使用されるハンマー。威力は通常プレイで入手できる打撃武器の中では最大。しかし構えたままの移動はできず、相手との間合いを計らなければ攻撃は困難。
- 斧
- 片手で扱える手斧。威力はハンマーより劣るが、構えながらの移動が可能。リーチもそこそこあるため、使い勝手は非常に良い。
- チェーンソー
- どのエンディングでもいいので、クリアを1回すると出現する隠し武器。構えるとスイッチが入り、しばらく作動状態になる。この間は攻撃が発生しており、相手にぶつかっていけばダメージを与える事ができる。構えながらの移動も可。ただし入手するにはガソリンが必要。
- 小型削岩機
- グッドエンディング以上でクリアすると出現する隠し武器。こちらも構え状態でスイッチが入るが、移動はできない。威力もリーチもチェーンソーより劣る。やはり入手にはガソリンが必要。
- 日本刀
- バッド、グッドの両方のエンディングを発生させた後に出現。威力は全武器の中で最大。しかし構えたままの移動は不可。前に滑り込んで攻撃するので、相手との間合いをしっかり計りたい。
- ガソリン
- グッド+でクリアすると出現。チェーンソー、小型削岩機を起動させる燃料。これを所持していなければ、前述の武器は入手できない。しかも1つしかないので、どちらを使用するか考慮する必要がある。
- チャネリングストーン
- グッド+でクリアすると出現。青い宝石。特定の場所で使用するとUFOが出現するイベントが発生。最終的にはUFOエンディングでクリアになってしまう。UFOエンディングは本筋とはかけ離れた、別な意味で異常な雰囲気を醸し出している。
[編集] プレイノベル サイレントヒル
| ジャンル | プレイノベル |
|---|---|
| 対応機種 | ゲームボーイアドバンス |
| 開発元 | コナミ |
| 発売元 | コナミ |
| 人数 | 1人 |
| メディア | GBA専用ROMカートリッジ |
| 発売日 | 2001年3月21日 |
| 価格 | 6,090円(税込) |
[編集] ゲーム概要
PlayStationで発売されたシリーズ1作目(以下、当項目に限り本編と表記)のストーリーがノベルゲーム化されたのが本作である。しかし、ノベルゲームとしての出来は今一つであり、サイレントヒル公式ポータルサイトにも本作の情報は一切掲載されていない。ゲームの進め方によっては本編と全く異なる展開となる為、本編との整合性はあまり気にするべきではない。
本作のテキストは盛り上がりに欠け、非常に淡白な印象を受けるとの声もある。物語の主軸たる「ハリー編」においては『サイレントヒル』本編のストーリーの概要をなぞることは出来るが、独特の世界観を表現しきれているとは言い難い。それ故に、本作は『サイレントヒル』本編を既にクリアしたプレイヤーを対象にしているとも言える。
ゲーム中の要所にミニゲームが設置されており、サウンドノベルながら本編の謎解きの要素を楽しめる作りとなっている。本作の為に幾つかのCG、ムービーが用意されており一定の評価を得ている。
本作品に用意された各シナリオをクリアすることで「デジタルトレーディングカード(全32種)」を入手する事ができる。ただし、後述の理由によりプレイすることが不可能な「少年編」においてのみ入手可能なカードが存在する為、これを全てそろえる事はいまのところ不可能である。
[編集] 主な登場人物
- アンディ
- 「少年編」の主人公。本編では登場しないキャラクターで、本作におけるオリジナルキャラクターとなる。本編の主人公であるハリー・メイソン宅の隣家に住んでおり、シェリルと同じ学校に通う同級生。7歳。彼のささやかな願いは、シェリルと友達になる事。しかし、彼もサイレントヒルの悲劇に巻き込まれていく運命にあった。
※その他の登場人物は本編に準ずる。
[編集] 「少年編」について
本作で用意されているメインシナリオは、「ハリー編」「シビル編」の2つだが、モバイルアダプタGBを使用しデータをダウンロードする事で、第3のメインシナリオである「少年編」を楽しむ事ができた。しかし、モバイルアダプタGBが普及しなかった事や、さらにはモバイルアダプタGBに関するサービスの全てが2002年12月14日に終了している事などから、この「少年編」の詳細を知る人は少ない。「少年編」は春・夏・秋・冬の4部構成で、各季節ごとに季刊配信されていた。「少年編」では、「ハリー編」「シビル編」での伏線が明らかにされたり、語り尽くせなかったエピソードなどが収録されていた為、「少年編」がプレイできない現在において本作はあまりにも中途半端な内容と化してしまった。
[編集] 雑記
コナミが本作のジャンル名として「ビジュアルノベル」という名称を商標登録しようとした事が物議を醸す一因となった。
詳細は「ビジュアルノベル#雑記」を参照
[編集] SILENT HILL(携帯アプリ版)
| ジャンル | ホラーアドベンチャー |
|---|---|
| 対応機種 | FOMA |
| 開発元 | コナミ |
| 発売元 | コナミ |
| 人数 | 1人 |
| メディア | 配信 |
| 発売日 | 2006年 |
| 価格 | 315円(コナミネットDX登録料) |
[編集] ゲーム概要
映画公開を記念してGBA版を元に製作された携帯電話用アプリ。GBA版に比べるとPlayStation版に近い内容となっている。そのため、登場人物・ストーリー展開・謎解きなどに変化はない。
ゲームは3つのチャプターから成り、各チャプターをクリアすると表示されるパスワードを使用してゲームを進めていく。各チャプターはそれぞれ小学校・病院・異世界を主な探索場所としており、途中の移動はほとんどがハリーの語りとなっている。
エンディングもPlayStation版と同じく5種類に分岐し、分岐条件も同じである。ただし、2周目を遊ぶためには最高のエンディングであるGOOD+を見る必要ある。2周目で見ることのできる「UFOエンディング」の鍵であるアイテムは2周目開始時に持っている状態となっている。
戦闘はエンカウント制で、1対1でのターン制バトルとなっており、RPGに近いものとなっている。
[編集] SILENT HILL 2
| ジャンル | ホラーアドベンチャー |
|---|---|
| 対応機種 | プレイステーション2 |
| 開発元 | コナミ |
| 発売元 | コナミ |
| 人数 | 1人 |
| メディア | DVD-ROM 1枚 |
| 発売日 | 2001年9月27日 |
| 価格 | 7,329円(税込) |
| 対象年齢 | CERO C区分(15歳以上対象) |
[編集] ゲーム概要
前作との直接の繋がりはなく、同じサイレントヒルが舞台となる別の物語。 「表世界」「裏世界」といった概念や、アイテムやタイトルそのものに至るまで巧妙な仕掛けが施されており、設定とシナリオにおいて非常に高い評価を誇る。 前作に比べて全体的に難度が低く、シナリオ重視のゲームになっている。システムは同等だが趣は大分『1』と異なっており、恐怖と異常に満ちた『1』と、寂しさと不安感で構成された『2』といった風に対比・評価をされる双璧的な扱いになっている作品。 また、バブルヘッドナースや三角頭など、シリーズを印象付ける看板クリーチャーが生まれた作品でもある。
[編集] ストーリー
ジェイムス・サンダーランドの元に、3年前に死んだはずの妻メアリーからの手紙が届く。「思い出のあの場所であなたを待っている」。ジェイムスがサイレントヒルで見る真実とは何なのか。
[編集] 主な登場人物
- ジェイムス・サンダーランド
- 本作の主人公。3年前に病死した妻メアリーからの「サイレントヒルで待っている」という手紙を受け取り、思い出の地サイレントヒルを訪れる。
- メアリー・シェパード・サンダーランド
- ジェイムスの妻。病を得て、3年前に亡くなったとされているが……。
- マリア
- サイレントヒルの公園で出会うメアリーに瓜二つの顔立ちをした謎の女性。しかし性格は明るく奔放で、メアリーとは大分異なる。
- アンジェラ・オラスコ
- ジェイムスがサイレントヒルに来て最初に出会う女性。母親を探してサイレントヒルにやってきたと語る。
- エディー・ドンブラウスキー
- 肥満であることにコンプレックスを抱く青年。サイレントヒルのアパート内でジェイムスと出会う。
- ローラ
- ジェイムスの行く先々に現れる8歳の少女。かつてメアリーに可愛がられており、メアリーの姿を求めてエディーとともにサイレントヒルに訪れる。
[編集] 登場するクリーチャー
今回のクリーチャーは主に罪悪感に苦しむジェイムスの妄想が現実化したもの。何かしらの拘束、不自由を訴えているかのような姿をしている。
- ライイングフィギュア
- ジェイムスが最初に遭遇するクリーチャー。全身をゴムの様な物で覆われており、肉塊の様な物に足だけ生えた形態をしている。体の裂け目から毒霧を噴霧して攻撃してくる。倒れた状態(這いずり状態)だと高速で移動する。もがくように移動しているのは、ジェイムスの苦悩が投影されているため。
- クリーパー
- 小さい昆虫のようなクリーチャー。『1』から引き続き登場。
- マネキン
- マネキンの下半身を2つ合わせた様な形態のクリーチャー。普段は本物のマネキンの様に動かないが、ジェイムスが近づくと襲い掛かってくるが、動きは遅い。ジェイムスの性的嗜虐が形になった物。
- バブルヘッドナース
- 病院で登場するクリーチャー。目や鼻がどこにあるかも分からぬ程に顔が膨らんでおり、常に顔を震わせている。手にした鉄パイプでジェイムスに襲い掛かってくる。演出や挙動によって目立たないが、よく見ると着ている看護服は現実のものとは大分異なる。投薬で顔が歪んだ患者と看護婦のイメージが融合した存在。
- マンダリン
- 足下の金網にぶら下がっているクリーチャー。手の先に口がついておりその口で金網にぶら下がっている。倒すと下に落ちていく。理解されない想い、苦悩を象徴しているために地上に立つことが出来ない。このマンダリンが地上に上がった姿として『3』で別のクリーチャーが登場する。
- フレッシュリップ
- ジェイムスが病院に対して抱いていたイメージが形になった物。そのため病院で出会うクリーチャー。格子に組み込まれたような姿をしている。天井にぶら下がり、首掴みや蹴りで攻撃してくる。
- アブストラクトダディ
- 迷宮通廊でアンジェラに襲い掛かろうとしていたクリーチャー。アンジェラの父に対する思い出が形になった物。四角い板の上に人のような肉塊が張り付いている不気味な形態(正確にはベッドの上で何かに覆いかぶさっている人間の姿)をしている。アンジェラのイメージとジェイムスのイメージした世界が共通点を見出したために、アンジェラの世界が生み出したクリーチャーでありながら、ジェイムスもこの敵に対峙することができたとされる。
- プリズナー
- 刑務所の独房に閉じ込められている謎のクリーチャー。姿は見えないが、ノイズとジェイムスの顔の向きでいることはわかる。独房の中にいるため襲われることはないが、こちらからは銃で倒すことができる。倒すと人間のような断末魔を叫ぶ。公式にはこのクリーチャーの存在や設定が明記されておらず、プリズナーという名称もファンの間による通称である。
- エディー
- エディーの劣等感から産み出された妄想の産物(自分を蔑む人々)を手にかけていくうちに、抑圧されていた感情と狂気が徐々に露になり、ついにはジェイムスまでも手にかけようとする。直接パンチで殴ってきたり六連発のリボルバー拳銃を用い、拳銃による攻撃はかなりの命中率があるため走っていても当たってしまう可能性が高い。
- 二回戦う事になり、一回目はすぐに奥の部屋へと逃げてしまうが、二回目はいくつもの障害物に隠れながら攻撃を行ってくる。
- レッドピラミッドシング
- 『赤い三角頭』。人間の体に三角形の兜のようなものを被った姿のクリーチャー。かつてのサイレントヒルに存在した『死刑執行人』がジェイムスの自らを罰する意識によって具現化された。動きは遅いが力強く、大鉈や槍を使って攻撃してくる。(大鉈の振り下ろしは即死)ジェイムスだけではなく、マリアをも執拗に攻撃する。常に虐げる対象を探しているようで、他のクリーチャーを襲う。シリーズ中人気の高いクリーチャーで、認知度も高い。映画版やアーケード版、ゲーム最新作『HOME COMING』にも登場する。ただし頭部のデザインがそれぞれ異なる。
[編集] 登場する武器
- ハンドガン
- アパートの301号室で手に入る拳銃。威力は低いものの連射ができる上に移動しながらの攻撃もできるので扱いやすい。
- ショットガン
- 病院内のロッカーで手に入る散弾銃。相手との距離が近ければ近いほど威力が上がり、体力の多い相手には効果絶大。ただし、隙が大きい。
- 狩猟用ライフル
- 刑務所の武器庫で手に入るライフル銃。距離に関わらず安定したダメージを与えられ、敵を貫通する事もできる。しかし速射性はまるで無く、ショットガン以上に隙が大きい。三角頭に対して有効。
- 木材
- ゲーム序盤、ライイングフィギュアと遭遇する高架下で即席の武器として入手した木の角材。先端に釘が残っている。威力はとても低いが、移動しながらの攻撃も可能なので割と扱いやすい。
- 鉄パイプ
- 市街地のガソリンスタンドに停まっていた車のボンネットに刺さっている鉄パイプ。威力とリーチは木材よりもあるが、移動しながらの攻撃は不可能。(難易度がハードなら特定のコマンドで移動攻撃が可能)
- 大鉈
- 迷宮通廊の一室で入手する巨大な剣。三角頭が使用していた物と同じもの。威力、リーチともに絶大で大抵のザコクリーチャーは一撃で倒せるものの、その重さから攻撃の隙が非常に大きい上に装備していると移動スピードが極端に低下するので扱いが難しい。終盤の三角頭との戦いで非常に有効。
- チェーンソー
- 二週目以降、序盤の森の中にある倒木に刺さっている隠し武器。威力はかなり高いが、装備しなおす度にエンジンをかけなければならないので隙が大きい。なお、これを装備したまま敵が近くにいる状態でしばらく待つと、ジェイムスが雄叫びを上げる。
- ハイパースプレー
- ハードモードをクリア、ノーマルモードを二回クリア、難易度に関係なく三回クリアのどれかを達成する事で出現する隠し武器。クリア時の評価によって性能とスプレー噴射の色が変わり、満点を獲得した場合はあらゆる敵を即死させる事ができる。(それ以外は敵が麻痺したりする)
- ちなみに実用的なのは満点の緑色のスプレーと、最低得点の紫色のスプレーである。
[編集] 雑記
取得したアイテムや行動によって、異なるエンディングに導かれる。それらにより、プレイヤーが作品全体の意味を違って捉えられるように工夫されている。どれがクリエイターの意図した「本当の」エンディングであるかは公開されていなかったが、2006年に発売されたノベル版では「In Waterエンド」が公式とされている。『4』でもそれらを示唆する内容がある。
[編集] SILENT HILL 2 最期の詩
| ジャンル | ホラーアドベンチャー |
|---|---|
| 対応機種 | Xbox プレイステーション2 Microsoft Windows(海外) |
| 開発元 | コナミ |
| 発売元 | コナミ |
| 人数 | 1人 |
| メディア | DVD-ROM 1枚 |
| 発売日 | XBOX 2002年2月22日 プレイステーション2 2002年7月4日 ・KONAMI The BEST 2003年8月7日 ・コナミ殿堂セレクション 2004年7月15日 |
| 価格 | XBOX 7,140円(税込) プレイステーション2 5,040円(税込) ・KONAMI The BEST 2,940円(税込) ・コナミ殿堂セレクション 1,890円(税込) |
| 対象年齢 | CERO C区分(15歳以上対象) |
| その他 | 海外ではWindowsにもリリースされた。 |
[編集] ゲーム概要
『2』に、マリアの謎についてのシナリオを追加したもの。それ以外は、ほぼ『2』と同様となっているが、おまけエンディング1つ(俗に言うUFOエンディング)が追加されている。
本作の海外版タイトルは『SILENT HILL 2 Restless Dreams』となっている。
[編集] 登場人物
- アーネスト・ボールドウィン
- マリアが迷い込んだ家に住んでいる住人。死んだ娘の手紙をマリアが見つけたのをきっかけに、マリアにある物を探してくれるよう依頼する。マリアやジェイムスについての秘密を知っているような発言をしている。
- エミリー・ボールドウィン
- アーネストの娘。故人。
[編集] マリア編で登場する武器
- リボルバー
- ゲーム開始時から所持している装弾数が10発の変則式リボルバー拳銃。性能は本編のハンドガンとほぼ同じだが、こちらの方が僅かに攻撃力が高い。
- 中華包丁
- ヘヴンスナイトのカウンターに刺さっている太めの包丁。リーチも短く、威力もそれ程高くはないが移動しながらの攻撃が可能。また、切りつける特性上、敵に当たっても跳ね返らず連続でヒットする。
[編集] SILENT HILL 3
| ジャンル | ホラーアドベンチャー |
|---|---|
| 対応機種 | プレイステーション2 Microsoft Windows(海外) |
| 開発元 | コナミ |
| 発売元 | コナミ |
| 人数 | 1人 |
| メディア | DVD-ROM 1枚 |
| 発売日 | 2003年7月3日 ・KONAMI The BEST 2004年7月1日 ・コナミ殿堂セレクション 2005年6月9日 |
| 価格 | 7,329円(税込) ・KONAMI The BEST 2,940円(税込) ・コナミ殿堂セレクション 1,890円(税込) |
| 対象年齢 | CERO C区分(15歳以上対象) |
| その他 | 初回生産分に、8cmシングルCD「SILENT HILL 3 Special Mini Sound Track」が同梱された。ベスト版には同梱されていない。 海外ではWindowsにもリリースされた。 |
[編集] ゲーム概要
『1』とストーリーが繋がっており、方向性も恐怖と異常性を追求した同一のものとなっている。 前作『2』と比べて難度は総合的に上がっており、戦闘を余儀なくされる場面が多く、敵も強力。 また、映像面での進化が凄まじく、「裏世界」における視覚的な嫌悪感は他の追随を許さない仕上がりになっている。「その場に居たくない」というホラーの根本を真摯に踏襲してはいるものの、やや好悪の評価は分かれる所である。結果的に『1』とも『2』ともやや異なる仕様になった作品。
[編集] ストーリー
ヘザーはショッピングモールにあるハンバーガーショップで居眠りをしていた。悪夢から目を覚ました彼女は探偵ダグラスに声をかけられるが、相手にせず立ち去る。一人になったヘザーがショッピングモールに戻ると、そこは醜悪な世界へと変わっていた。変貌した世界でヘザーはつぶやく。
「私に何を思い出せというの?」
[編集] 主な登場人物
- ヘザー・モリス
- この物語の主人公。
- やや短気で口の悪い、どこにでもいるような少女。
- ある当たり前な休日、買い物に訪れたショッピングモールで、不意に悪夢のような世界に足を踏み入れることになる。異常な事態に対して、怯えながらも立ち向かう気の強さも持っている。
- その正体は17年前の『サイレントヒル1』の事件でアレッサとシェリルが再び1つの存在となったことで誕生した、アレッサ=シェリルの生まれ変わり。
- 『ヘザー』と言う名は偽名で、本名は『シェリル』である。
- ダグラス・カートランド
- 初老の私立探偵。
- とある事情でヘザーを追っていたが、彼女と共に突然悪夢の世界へと迷い込んでしまう。
- ヘザーにとって彼は協力者となるのか、それとも敵となるのだろうか?
- クローディア・ウルフ
- 異質な世界へと変貌したショッピングモールの中で、ヘザーが出会う謎の女性。
- 含みのある言葉を残して、闇の中へと消え去ってしまう。
- ヘザーを襲う異常な現象は、彼女に何か関係があるのかも知れない。
- ヴィンセント・スミス
- 雑居ビルの裏世界で会う男性。
- ヘザーに様々なアドバイスをするが、真意は謎に包まれている。
- ハリー・メイソン
- 『サイレントヒル1』の主人公。
- ヘザーの父親であり、ヘザーから愛されている。
- スタンレー・コールマン
- サイレントヒルの病院に入院している妄想癖がある男性。
- ヘザーを運命の人と呼び、ストーカーのような行為をする。
[編集] 登場するクリーチャー
- クローサー
- ヘザーが最初に遭遇する、腕が異様に長い人型クリーチャー。
- 攻撃方法は自身の大きな腕によるナックルであり、左腕には刃が仕込まれている。
- 攻撃動作が遅いため撃破しやすい部類に入るが、攻撃力・体力ともに高いので、大きなダメージを受けやすい。左腕の刃に当たると瀕死になるため注意が必要である。
- 『サイレントヒル2』で登場したマンダリンが地上に上がった姿である。
- ダブルヘッド
- 頭が左右に割れている、全身に包帯を巻いた犬型クリーチャー。
- 攻撃方法は噛みつきの他に、遠吠えで辺りにいる仲間を呼ぶことがある。
- 動きが非常にすばやいため、打撃系武器では倒すことは難しい。腐肉が好物であるので、ビーフジャーキーで多少の陽動が可能である。
- ペンデュラム
- 頭から刃を生やし、剣のような長い爪を持つ虫型クリーチャー。
- 金切り音を鳴らし、身体を回転させながら移動する。翼があるわけではないのに常に空中に浮いている。攻撃に対して反撃する性質があり、高速で突進してくるため回避は困難である。
- 空中に浮いているヘザーの攻撃が当たりにくく、特に打撃系武器は攻撃を相手にヒットさせること自体難しい。また、体力も高く非常に強力なクリーチャーである。
- ナムボディ
- 死肉のような皮膚をした胴体と足だけの化物型クリーチャー。まれに大型の個体も存在する。
- 攻撃方法は体当たりである。ヘザーの攻撃をバックステップで避けることもあり、ある程度の知能も備わっているようである。
- クリーチャーの中では弱い部類に入るが、集団で行動することが多いため、囲まれて袋叩きにされないよう注意が必要になる。
- インセインキャンサー
- 肉塊のような醜悪な姿の人型クリーチャー。
- 普段は地面にうずくまっているが、ヘザーと隣接したり、攻撃を受けると襲い掛かってくる。ある程度歩き回ると疲弊したのか地面に腰を降ろし、そのまま寝てしまう。外見とは裏腹に、攻撃や移動速度は早い。
- このクリーチャーの恐るべき点は体力が極めて高く、倒すのに多くの弾薬と時間を消費する。攻撃力も高めであり、打撃系武器で応戦する場合は、多くの回復薬を消費することになるだろう。
- スラーパー
- 床を這いずり回る化物型クリーチャー。腕は肥大化し、革の袋で覆われている。
- 物音に敏感に反応する性質を持ち、集団で出現することが多く、銃器で戦う場合は囲まれやすく、袋叩きにされることもある。肉に対して強い執着を持つ。それゆえビーフジャーキーで陽動することが可能である。
- 常に床を這っているので攻撃がヒットしにくい。攻撃も早いため、死んだフリをすることがあるので、迂闊に近づくのは禁物である。
- ナース
- サイレントヒルの病院で登場する人型クリーチャー。頭はうなだれており、病院の廊下を不気味に徘徊する。
- シリーズ恒例のモンスターであるが、前作のバブルヘッドナースと同じく鉄パイプを持った個体の他に、拳銃を持ったタイプも登場する。
- 攻撃速度は速く、複数体で出現することが多いので、囲まれた場合は大きなダメージを受ける。特に拳銃での攻撃はガードできず、ダメージが大きく致命傷となるため、何よりも優先して倒す必要がある。
- スクレイパー
- 教会に出現するトンファーを装備した人型クリーチャー。ボスキャラであるミショナリーの小型な個体である。
- 移動速度・攻撃速度ともに速く、正面からの銃弾をガードする特性を持つため、エリアに配置されるクリーチャーの中では特に強力なモンスターである。
- スプリットワーム
- ショッピングモールの地下で待ち受ける、硬い皮膚に覆われた巨大なワームのクリーチャー。頭部が縦に裂け、中には猛獣のような口がある。『サイレントヒル1』に登場したスプリットヘッドに似た存在である。
- 攻撃力が非常に高く、即死攻撃の噛みつき攻撃を有するため、打撃系武器での攻撃は極めて危険である。また、外皮が非常に硬いため、外からの攻撃は一切受け付けない。地震を発生させ、ヘザーを一瞬行動不能にする攻撃方法も有している。
- ミショナリー
- アパート屋上で出現する血まみれの人型クリーチャー。クローディアの力によって変貌した信者。裾の長い袖なしのシャツと、ボロボロのスラックスをはき、薄い手袋をつけていて、頭にはぼろ布が巻かれている。
- 両手に持った伸縮自在の刃付きトンファーで斬りつけてくる。身体能力はショットガンの弾を武器で防御するなど、人のそれを凌駕している。視力が弱いのか、音とヘザーの携帯する懐中電灯の光に頼って獲物を攻撃する傾向がある。
- レナード
- 病院に隔離されたクローディアの父親。もとは人間だったが、全身に瘤と鱗があり、手先は刃物のようになっている。クローディアの彼に対する憎悪、もしくはヘザーの恐怖によって怪物のような姿となっている。
- メモリーオブアレッサ
- 17年前に分離していたアレッサのもう一つの心と、場所にこびりついた「アレッサの妄執」から生まれたクリーチャー。そのためか、ヘザーとよく似た姿をしている。すべてを終わらせるために何度もヘザーに襲いかかる。打撃と銃撃を繰り出してくるため、かなりの強敵となる。しかし、執拗なまでにヘザーに襲いかかるのは、ヘザーに自分と同じ苦しみを与えたくないという優しさ故でもある。
- 「神」
- クローディアによって無理やり生み出された「神」。巨体だが非常に痩せこけた姿をしており、クローディアの神のイメージであるアレッサに似た顔立ちをしている。ヘザーが拒絶し、クローディアによって生み出されたためか下半身は未熟なままである。腕でなぎ払ったり、炎を操り攻撃してくる。
- グラトン
- 裏世界の雑居ビルで登場するクリーチャー。絵本に登場する怪物だったが、裏世界の力を受けて実体化した者である。
- ヘザーの持つ全て武器が通用しない。
- 特殊な方法で倒すことができる。
- ヴァルティエル
- 裏世界にだけ現れるクリーチャー。神の従者としての役割を持ち、「神」が宿っている「聖女」を監視する役目を持っている。頭部が常に不気味に動いており、到る所でハンドルを回している。ゲーム中ヘザーと対峙することはないが、ヘザーが力尽きるとその死体を回収しにくる。
[編集] 登場する武器
- ハンドガン
- 一般的な拳銃であり、物語開始直後のイベントで入手できる。
- 威力は低いが弾薬の入手数は多い。移動しながら攻撃することも可能である。
- 威力は低く大量の弾薬が消費するため、犬型クリーチャーやボス等の打撃系の武器では倒しにくい敵のみ使用する等の、使用方法を工夫すると良いだろう。
- ショットガン
- 狩猟用の散弾銃であり、地下鉄の車内にあるプレゼント箱から入手できる。
- 威力は高いが弾薬の入手数は少ない。
- 1発の弾丸が18個に散弾し拡散するため、相手との距離が近いほど威力が上がり、複数の敵にヒットするという特徴がある。
- 非常に有能な武器だが、弾薬の入手数が少ないため、複数の敵に囲まれた時やボス戦等の奥の手として使用することになるだろう。
- サブマシンガン
- 小型の機関銃であり、サイレントヒルの病院の地下で入手できる。
- 1発分の威力は低く、弾薬の入手数も極めて少ない。
- マシンガンであるゆえ連射が可能であり、敵に弾を浴びせ続けることで敵を立ったまま動けなくすることができ、無抵抗のまま葬ることが可能となる。
- しかし、弾薬の消費量が多く入手数も少ないので、使用する機会が限られてくるのが弱点である。
- スタンガン
- 護身用のスタンガンであり、ヘザーの自室の洋服ダンスから入手できる。
- 威力はやや高く、バッテリー(弾薬)の入手数は極めて少ない。武器の性質上リーチが非常に短く、敵と接触していないと攻撃をヒットさせることはできない。
- ただし、敵によって威力は異なり、ナース等の人型クリーチャーに対しては大きなダメージを与えることができる。
- 攻撃をヒットさせると高確率で相手を気絶させることができるのも長所の一つである。
- ナイフ
- 護身用のナイフであり、ヘザーが最初から所有している。
- 威力は非常に低く、リーチも極めて短い。移動しながら攻撃することも可能である。
- しかし、相手にかなり接近する必要があり、倒すのにも時間がかかる為、実用性は皆無である。
- 鉄パイプ
- シリーズ恒例の鉄パイプであり、なぜかショッピングモールの喫茶店で入手できる。
- 威力は中間でリーチは長い。移動しながら攻撃することも可能である。
- ナムボディ等の動きが遅く、打撃攻撃しか行わないクリーチャーであれば、アイテムを消費せずノーダメージで敵を倒せるのが長所である。
- ハンドガンよりは攻撃力は高い。
- モール
- いわゆるモーニングスターであり、地下道の一室で入手できる。
- 威力は高くリーチも長い。しかし、攻撃モーションが極端に遅いという致命的な弱点を持つ。
- 先端の棘がついた部分をヒットさせる威力が高くなるという特徴がある。攻撃を当てることで大抵の敵をダウンさせることができる。
- 攻撃モーションが非常に遅く、敵に攻撃をヒットさせることが難しいため、使用するのが非常に難しい武器である。
- 日本刀
- 日本が誇る切れ味の鋭い剣であり、なぜか異国の雑居ビルの一室で入手できる。
- 威力は高くリーチはやや長い。
- 攻撃時の隙が少なく打撃武器の中では最も実用性が高い。
- ビームセーバー
- 刃がレーザーになっている剣であり、ショッピングモールの廊下で入手できる。
- 威力が非常に高くリーチはやや長い。
- 武器の性質上レーザーの刃を作るのに一瞬時間を要するので、構えから攻撃するまでに時間がかかる欠点を持つ。敵から攻撃を受けると刃が消えてしまうので、集団戦には不向きな武器である。
- 隠し武器であり、クリア時のプレイング評価で敵の打撃殺害数が射撃殺害数を上回ると出現する。
- 本武器のネタ元はライトセーバーだと思われがちだが、実は宇宙刑事ギャバンのレーザーブレードである。
- 火炎放射器
- 無限に炎を放射する武器であり、ショッピングモールのパン屋で入手できる。
- 威力は低くリーチはやや短い。
- 攻撃が複数回ヒットするという特徴がある。
- 隠し武器であり、クリア時のプレイング評価で敵の射撃殺害数が打撃殺害数を上回ると出現する。
- 無限サブマシンガン
- 弾薬を必要としないサブマシンガンであり、ショッピングモールの裏路地で入手できる。
- 性能は通常のサブマシンガンと同様だが、サブマシンガンの最大の欠点である弾数制限がなくなった非常に有能な武器である。
- 隠し武器であり、ラスボスを打撃武器で倒すと出現する。
- ヘザービーム
- ヘザー自身が眼から発射される光線であり、クリア後ある条件を満たすことで次回のプレイ直後から使用できる。
- レーザーのように直線上に発射する種類と、相手を追跡するホーミングビームの計2種類のビームがある。
- ヘザーの精神力を消耗するため、連続して使用すると息切れ状態になり、最終的にはビームが発射できなくなる。また、鏡のある部屋では使用できない。
- 隠し武器であり、初プレイ時から計算してクリーチャーを倒した数が333体を超えると次週から出現する。
- セクシービーム
- [ヘザービーム]の強化版であり、ある条件を満たすことで使用できる。
- ビームの攻撃力が高くなり、[ヘザービーム]のホーミング弾は一度に8発発射されるようになる。
- 隠し武器であり、コスチューム[プリンセスハート]を装備した状態で[ヘザービーム]を組み合わせると出現する。
- 金のパイプ
- 金色に輝くパイプであり、下水道の一室で入手できる。
- 鉄パイプと性能は一緒であるため、ゲームを楽しむためのアイテムだと言える。
- 隠し武器であり、クリア後のプレイすることで入手条件を満たすことができる。
- 銀のパイプ
- 銀色に光るパイプであり、下水道の一室で入手できる。
- 金のパイプと同時に入手でき、性能も同一である。
[編集] 登場するアイテム
- サイレンサー
- 銃器に装着する部品であり、建設中のビルの最上階で入手できる。
- ハンドガンとサブマシンガンに装着可能である。
- 発射音を小さくなるので敵に発見されにくくなる。強い敵の中には銃弾をガードするクリーチャーもいるが、サイレンサーを使用することでガードされにくくなるという隠れた利点がある。
- ただし、装着すると銃器の威力が若干下がるという欠点がある。
- 防弾チョッキ
- 敵からのダメージを軽減できるアイテムであり、裏世界のショッピングモールで入手できる。
- 装備中することでダメージが85%に軽減される。また、装備状態でガードに成功すると、ダメージを全く受けなくなるという長所を持つ。
- ただし装備中は移動速度が遅くなるため、戦闘を避ける場合は装備をはずさないと逆に危険になる。
- 香水
- 不思議な香りがする香水で、サイレントヒルの病院の一室で入手できる。
- 装備することで、とある効果が現れる。
[編集] コスチューム変更
- 本編クリア後にタイトルに、「Extra Costume」というメニューが追加される。このメニューを選択し、ゲーム中に入手したパスワードを入力することで、次回プレイでヘザーが着用する服装をメニュー内で変更できるようになる。
- 服装は全部で26種類存在する。
- Tシャツを選択した場合は、下半身はジーンズになる。中には、サイレントヒル1を彷彿させる衣装や、魔法少女プリンセスハートに変身する衣装まで存在する。
[編集] SILENT HILL 4 THE ROOM
| ジャンル | ホラーアドベンチャー |
|---|---|
| 対応機種 | プレイステーション2 Xbox(海外) Microsoft Windows(海外) |
| 開発元 | コナミ |
| 発売元 | コナミ |
| 人数 | 1人 |
| メディア | DVD-ROM 1枚 |
| 発売日 | 2004年6月17日 ・KONAMI The BEST 2005年6月9日 |
| 価格 | 7,329円(税込) ・KONAMI The BEST 2,940円(税込) |
| 対象年齢 | CERO C区分(15歳以上対象) |
| その他 | 初回限定特典として、8cmシングルCD「響談 ぬけられぬ雨の吉原・特別篇」が同梱された。ベスト版には同梱されていない。 海外ではXboxとWindowsにもリリースされた。 |
[編集] ゲーム概要
前3作目まで大きな変化の無かった本シリーズだが、本作で大幅なモデルチェンジを図かれた(詳細は後述)。そのためシリーズの中でも最も賛否の分かれる作品となった。
[編集] 他作品との相違点
前述のとおり、本作はシリーズの他の作品との違いが非常に多い。主なものを以下に列挙する。
- 携帯できるアイテムの個数に制限がある、それ以外は部屋に保管しなければいけない
- 絶対に倒せない敵「ゴースト」が登場する
- 「裏世界」が他作品と全く違った形で登場する
- 回避のための動作が存在する
- ライトが登場しない(しかし画面はあまり暗くない)
- ラジオの用途が違う。(敵の察知ではなく、部屋の異常の有無を表す)
- サイレントヒルの街が直接登場する事がない(それを元にした異世界は登場する)
- ある一つのマップが最後まで基点になり続ける(具体的には部屋と異世界を何度も行き来するというもの)
[編集] ストーリー
サウスアッシュフィールドハイツ302号室の住人、ヘンリー・タウンゼントに異変が起きる。毎晩悪夢を見るようになり、そして部屋から出られなくなってしまった。ドアが開かないのはもちろん、窓や壁さえも壊すことが出来ず、電話も通じない。部屋から出られなくなって5日目、浴室の壁に巨大な穴が開いた。ヘンリーは、この穴を通じて部屋からの脱出を試みる。
[編集] 主な登場人物
- ヘンリー・タウンゼント
- 本作の主人公。平凡に暮らす青年であり、2年ほど前からサウスアッシュフィールドハイツ302号室に住んでいる。5日前に突然、自宅部屋に閉じ込められ、浴室から開いた異世界へ通じる穴に身を投じる。
- アイリーン・ガルビン
- サウスアッシュフィールドハイツ303号室の住人。物語中盤にて、異世界での儀式に巻き込まれてしまい、ヘンリーと共に行動する。
- ウォルター・サリバン
- 連続殺人犯。望まれぬ生を受け、実の両親を知らぬまま、教団の運営する孤児院「希望の家」で育てられた。10年前に2人の兄妹を殺害した罪で逮捕され、拘置所独房内でスプーンをのどに刺し自殺したはずだが……。
- 『2』にも名前のみ登場しており、彼の捕まっていた独房も存在する。
- 少年
- 異世界に登場する謎の少年。母親を求めて異界を彷徨うが……。
- フランク・サンダーランド
- サウスアッシュフィールドハイツの管理人。『2』の主人公ジェイムス・サンダーランドの父親である。
- シンシア・ベラスケス
- 初めて訪れる異世界「地下鉄の世界」で出会う女性。異世界での出来事を頑なに夢だと思い込んでいる。アイリーンと共にコスチュームチェンジが可能なキャラ。
- ジャスパー・ゲイン
- オカルトマニアの青年。「森の世界」でヘンリーに出会う。たどたどしい口調をしており、独り言が多い。ちなみのオカルト仲間はどうやらウォルターによって殺されたようである。
- アンドリュー・デサルヴォ
- 教団の運営する孤児院「希望の家」で、監視員を務めていた男性。「水牢の世界」に登場する。酒癖が悪く、孤児院の子供達を虐待していた。謎の少年に異常なまでの恐怖心を抱く。
- リチャード・ブレインツリー
- サウスアッシュフィールドハイツ207号室住人。一見すれば紳士風だが、短気で攻撃的な性格をしている中年の男性。「建物乱立の世界」でヘンリーと出会う。
- ジョセフ・シュライバー
- ヘンリーが越してくる以前の302号室住人で、ヘンリーと同じくウォルターの作り出した世界に取り込まれ現在は行方不明。フリーのジャーナリスト。ウォルター・サリバン事件や教団について独自に調査していたらしく、彼の手によるメモを数多く入手することができる。特に彼の書いた赤の書はゲームの世界観やプレイの仕方、敵の行動パターン及び対処法等が書かれており、ゲーム序盤はこの言動を頼りに進めていくことになると同時に、彼が以前にウォルターの作り出した世界に取り込まれ、その世界を探索し、真相まで後一歩まで進んだことが伺い知れる。なお、ネット上のメールマガジンでは彼の書いた赤の書の番外版も存在する[要出典]。
- 『3』に名前だけ登場しており、彼が掲載した教団への批判記事を見ることができる。
[編集] 登場するクリーチャー・ゴースト
- スニファードッグ
- ヘンリーが最初に遭遇するクリーチャー。異常に発達した聴覚と嗅覚で、ヘンリーの存在を敏感に感じ取る。血溜まりがあると血をすすりにいく習性がある。オスとメスが存在し、メスは噛み付いてくる。
- グリーディーワーム
- 巨大な虫型のクリーチャー。しかしヘンリーには攻撃を行ってこず、通路を塞いでいる。
- ウォールマン
- 壁と同化したクリーチャー。そばを通ると突然姿を現し、長い腕を振り払ってくる。ニュータイプという別種がおり、こちらは天井から吊り下げられて壁に沿ってすべり落ちてくる。
- ハマー
- 蝙蝠型のクリーチャー。くちばしで血液を吸ってダメージを与えてくる。集団で襲うことが多い。
- ヴィクティム07+08
- 「21の秘跡」の犠牲者、ロケイン兄妹の変わり果てた姿。他の犠牲者とは違い、ゴーストではなくクリーチャーであるため倒すことが可能だが、作中で複数登場する。頭が二つあり、異様に長い腕で移動や攻撃を行ってくる。
- レッドトリーマー&ブルートリーマー
- 壁や天井に生息するヒルのようなクリーチャー。赤色と青色が存在。自ら攻撃は行ってこないが、踏むと飛び散る体液でダメージを受ける。
- トードストゥール&ホワイトストゥール
- 血溜まりや湿地に群生するキノコのようなクリーチャー。自ら攻撃はしないが、触れただけでダメージを受ける。通称「もやし」
- ガムヘッド
- 人型のクリーチャー。移動が素早いだけでなく、武器を使って攻撃してきたり集団で襲ってきたりと知能が高い。オールドタイプとニュータイプが存在し、ニュータイプはアイテムをかすめ取ってきたりもする。スタンガンが有効。
- ホイールチェア
- 霊が取り憑いた車椅子。近寄っただけでダメージを受け、攻撃しても動きを止められるだけである。セントメダリオンを装備することでダメージを回避可能。壁に人影が映るほど凶悪な霊が取り憑いたタイプも存在する。
- ペイシェント
- ウォルターによって異世界の住人となった交通事故の被害者。非常に長身で、動きは鈍い。点滴スタンドを振り回して攻撃してくる。
- ボトムズ
- ウォルターの歪んだ家族への想いが作り上げたクリーチャー。ヴィクティム07+08と同様に長い腕で攻撃してくるが、戦闘力はこちらのほうが高い。
- ダミー
- ウォールマンのニュータイプが12体で構成された特殊なクリーチャーの総称。しかし本体は1体のみで、残りは攻撃してもダメージを与えられない。見分け方として、本体はダメージを受けると他のダミーものけぞることが目印。
- ゴースト
- 『4』には、従来のクリーチャーの他に「ゴースト」と呼ばれる敵が存在する。ウォルター・サリバンの異世界に取り込まれ、「21の秘跡」の儀式のために殺害された人間の成れの果てである。既に死者であるため、いくらダメージを与えても、一時的に動きは止められるが倒すことは出来ない。セントメダリオンを装備していなければ近づくだけでダメージを受け、他の特徴として壁をすり抜けて移動してきたりもする。ゴーストは数種類存在するが若干能力が違う。「帰服の剣」があれば動きを完全に封じることが出来るが、ゲーム中には5本しか存在しない。その為、次に述べるボスゴーストにこの剣を使うのが望ましい。
- ボスゴースト(ヴィクティム16~ヴィクティム19)
- 物語後半に登場する非常に耐久値の高いゴースト。ボスゴーストというのは飽くまでも便宜上の通称であり公式の物ではない。耐久値以外の大きな特徴としては、マップ間でも追ってくる・専用の特殊能力を持っている・行動パターンが独特の物…等である。
- ウォルター
- 今回の事件の真犯人。2回目の世界を徘徊し、目的の儀式を遂行させる為にヘンリーやアイリーンを執拗に狙う。所持する武器はピストル・鉄パイプ・チェーンソー。特にピストルは威力が高い上に遠距離からも攻撃してくるので、注意が必要。扉を開いて別のエリアに入っても一定エリア内では追跡してくるので侮れない。倒すことはできるもののそのエリアに再度入ると復活しているので完全に息の根を止めることは不可能。ラスボス時には巨大な怪物の姿をした本体と共に現れる。
[編集] 21の秘跡の犠牲者
- ヴィクティム01:ジミー・ストーン 【十の心臓】
- 最初の犠牲者で、聖母派、聖女派の対立をおさめるためヴァルティエル派を擁立し司祭になった人物。着用していた赤い三角頭巾にちなみ、赤い悪魔と呼ばれていた。希望の家一階で、銃で後頭部を撃ち抜かれ殺害。
- ヴィクティム02:ボビー・ランドルフ 【十の心臓】
- オカルトマニアの高校生で、セイン、ジャスパーの友人。3人でサイレントヒル観光をしている際に教会で司祭風の男が「聖女を越える逸材、悪魔になりうる存在」について話しているのを聞き、プレザントリバー大学へ会いに行った。首を手で絞められ殺害。
- ヴィクティム03:セイン・マーティン 【十の心臓】
- ボビー、ジャスパーの友人で、やはりオカルト好きの高校生。プレザントリバー大学へ「悪魔」に会いにいったとき、応対をボビーにまかせ隠れていたが、見抜かれて対面する。ボビーと同じく首を手で絞められ殺害。
- ヴィクティム04:スティーブ・ガーランド 【十の心臓】
- ペットショップ「ガーランド」の店主。胸以外をサブマシンガンで撃ち抜かれ殺害。
- ヴィクティム05:リック・アルバート 【十の心臓】
- スポーツ用具店「アルバートスポーツ」の店主。彼の店ではウォルターがアルバイトをしていた。スティーブ・ガーランド殺害の直後に、ゴルフクラブで殴られ殺害。
- ヴィクティム06:ジョージ・ロステン 【十の心臓】
- 教団のヴァルティエル派司祭。ジミー・ストーンにより聖母派の管理を任されていた人物。同じくジミー・ストーンの命令で、ウォルターを術者として育て上げ、儀式の遂行を円滑にするためにか無意識領域にヴァルティエルを忍び込ませた。希望の家地下祭壇室で鉄パイプで殴られ殺害。
- ヴィクティム07:ビリー・ロケイン 【十の心臓】
- サイレントヒルに住む小学生。妹・ミリアムと仲がよかった。自宅前で遊んでいるところを斧で殴られ殺害。死体は雨の気配に気付き彼を呼びにきた父親が、茂みの中から発見する。
- ヴィクティム08:ミリアム・ロケイン 【十の心臓】
- サイレントヒルに住む小学生。兄・ビリーと仲がよかった。彼女の死体は、ビリーの死体に狼狽した母親により発見される。兄と同じく斧で殴られ殺害。頭以外の部位は行方不明。
- ビリーとミリアムは2人セットでクリーチャー(ヴィクティム07+08)として登場する。
- ヴィクティム09:ウィリアム・グレゴリー 【十の心臓】
- 時計屋の店主。二度目の建物乱立の世界で入手する日記の書き手とおぼしき人物。マイナスドライバーで喉を刺され殺害。
- ヴィクティム10:エリック・ウォルシュ 【十の心臓】
- サウスアッシュフィールド通りにあるバーのバーテン。「建物乱立の世界」でそれらしき店に入ることができる。同じ世界で攻略のヒントとなる彼が書いたメモを発見できる。なぜか帰服の剣に突き刺されていた。誕生日に、顔を撃ち抜かれ殺害。
- ヴィクティム11:ウォルター・サリバン 【解放】
- 21の秘蹟の術者。『2』においても名前だけ登場している。ビリーとミリアム殺害の罪(ほかの殺人が露見するのは彼の死後)で収監され、独房でスプーンを喉に刺し自殺。その後暗躍しているのは彼のゴーストと言うべきもの。逮捕される直前に、当時の同級生に「殺したのは俺だけど、俺じゃないんだ」と語っていることから、儀式を遂行し神を復活させようとするヴァルティエルに操られて(あるいは唆されて)いた節がある。十の心臓を捧げ解放の儀式を執り行った後は、無心に母を求める幼いウォルターと分離し、母への執着から解放され、ひたすらに儀式を遂行する傀儡(ジョセフ・シュライバー言うところの「殺人マシン」)となった。
- ヴィクティム12:ピーター・ウォールズ 【虚無】
- ジャンキーの高校生。ウォルターの死後2年がたったころ、サウスアッシュフィールド通りの裏路地で、「神様を見た!」という言葉を残して行方不明となり、半年がたってからホテルサウスアッシュフィールドの客室で撲殺遺体が発見された。彼のきめていたマリファナの出所はトビー・アーチボルト司祭。
- ヴィクティム13:シャロン・ブレイク 【暗黒】
- 教団信者の母親。教団に息子を返すよう直談判しに希望の家へ向かう途中、彼の墓を見つけ、彼が死んでしまっていること、おそらくは殺害されたことを知る。その後、ウォルターにより水没死させられる。
- ヴィクティム14:トビー・アーチボルト 【憂鬱】
- 教団ヴァルティエル派(元聖母派)の司祭。ジミー・ストーン、ジョージ・ロステンと司祭を立て続けに失い揺らぐ教団を立て直すため、マリファナの密売などで資金を得、希望の家を再開させるなどして市議会議員にまで上り詰める。メキシコの森の中で100mもの崖から突き落とされ殺害。
- ヴィクティム15:ジョセフ・シュライバー 【絶望】
- 302号室に住んでいたフリーのジャーナリスト。希望の家、教団を探るうちにウォルター・サリバン事件へと行き着く。そして調査を進めるが、そのうちに怪現象が起きはじめ、部屋から出られなくなり、希望を徐々に奪われて絶望のうちに死んだ。彼は死体ごと異世界に取り込まれたのか、現在に至るまで行方不明ということになっている。
- ヴィクティム16:シンシア・ベラスケス 【誘惑】
- 地下鉄の世界でヘンリーと出会う女性。ジュニアハイ時代に、サウスアッシュフィールド駅内で野宿する生前のウォルターに声をかけられている。その際、ウォルターの「きれいな顔」に興味を抱くが、「十年以上前から見ていた」と言ったことに気味悪さを感じ、気持ち悪いと怒鳴りつけている。ウォルターによってナイフで滅茶苦茶に刺されて殺害される。のちにゴーストと化した。長い髪でヘンリーをとらえる攻撃などを行う。
- ヴィクティム17:ジャスパー・ゲイン 【起源】
- オカルトマニアの青年。十年前にウォルターに会いにプレザントリバー大学へ行ったが、ボビーとセインの悲鳴に恐れをなし、ウォルターが「さあ、出ておいで、そこに隠れてる君、私に会いに来たんだろ! ジャスパー!」と叫んだことにおびえて逃げ出した。しかし、それから10年後の現在では自らに火を放ち胸に印を刻んで自殺した。炎を背負って現れる。
- ヴィクティム18:アンドリュー・デサルヴォ 【監視】
- サイレントヒルの教団が運営する孤児院「希望の家」の関連施設、パノプティコンの水牢の雇われ監視員だった。暴力的で、幼いウォルターをはじめとした子供たちに暴力をふるい虐待していた。他のゴーストと違い歌を歌いだしたり体当たりを仕掛けたりする。
- ヴィクティム19:リチャード・ブレインツリー 【混沌】
- 207号室に住む男性。母を求めてサウスアッシュフィールドハイツをたびたび訪ねてくる幼いウォルターを高圧的に叱り付けていた。ウォルターに電気椅子に掛けられ感電死する。他のゴーストと違い壁を通り抜けられないが、瞬間移動で間合いを詰めバールを振り回す。彼が生前に愛用していたリボルバー拳銃はリチャードの死後ヘンリーが入手、使用することになる。
- ヴィクティム20:アイリーン・ガルビン 【母体】
- 303号室に住む女性。唯一、ゴーストが確認できない。幼い頃、サウスアッシュフィールド駅で寝袋に包まっているウォルターに、「なぜここにいるのか」「寒くないのか」など訊ね、孤独と寒さをしのげるようにと人形をやった。この際、彼女は「母親と手をつないで、ホントに幸せそうにしていた」という。
- ヴィクティム21:ヘンリー・タウンゼント 【知恵】
- 302号室に住む男性。「絶望(ジョセフ・シュライバー)より知恵を受けし者」。侵食による怪奇現象(ドアスコープ)で、鎖骨のあたりに「21121」の印を刻まれ、何ごとかを呟き続けている彼のゴーストのようなものを確認できる。
[編集] アイリーンの侵食
ゲーム後半からヘンリーはアイリーンと共に行動するようになる。その時点からアイリーンには体の侵食が始まるようになり、ラスボス時にそれが高ければ高いほど生け贄にされてしまうスピードが速くなる。アイリーンの体の侵食度が増える要因としては、
- アイリーンがクリーチャーやヘンリーからダメージを受ける。
- アイリーンを1部屋に置き去りにする。
- アイリーンをクリーチャーのいる部屋に置き去りにする(最も侵食度が大きい)。
- 隠し武器「サブマシンガン」を使用させる(ラスボス時には影響しない)。
などが挙げられる。逆にアイリーンの侵食度を抑制したり減らしたりすることも可能。その例としては、
- アイリーンと行動を共にする。
- アイリーンの周囲に除霊アイテム「ホーリーキャンドル」を置く。
- アイリーンと共に部屋を出入りする。
などが挙げられる。侵食度が高くなるにつれてアイリーンの肌に黒い斑点が浮かび上がり、徐々に増加する。更に高くなると斑点が波打ち、肌全体が黒くなってしまう。更に高くなるとアイリーンがゴーストのようになり、意味不明な言葉を話しだしてヘンリーがダメージを受けるようになる。除霊アイテム「セントメダリオン」を装備していると壊れる。
[編集] 自室の侵食
アイリーンと行動を共にするようになってからは、自室も侵食が始まる。それまでは自動的に体力が回復できたがそれもできなくなってしまう。侵食が始まってからは自室に戻る回数が増えるごとに様々な怪奇現象が発生する。その例としては、
- 壁にヒビが現れる。
- 電話から「見ているよ」という声が聞こえてくる。
- 風景画がウォルターの肖像画になっている。
- クローゼットに子供の影が現れる。
- 窓がガタガタ揺れる。
- 台所の蛇口から血が流れる。
- 靴の位置が移動している。
- ソファーに血がついている。
- 時計の針が高速で回る。
- 冷蔵庫からネコの鳴き声が発生して、開けると肉の塊がうごめいている。
- ドアの覗き穴を見ると外にヘンリーが血を流して立っている。
- テレビがウェーブ画面になっている。
- 壁からゴーストが現れる(抜け出してくることはない)。
- 壁に人形の顔が多数現れる(アイテム「人形」をアイテムボックスに入れた場合)。
である。怪奇現象に近づくとダメージを受けてしまうが、セントメダリオンでしばらく防御はできる。しかし完全に除霊するにはホーリーキャンドルを怪奇現象の発生付近に設置することが必要。
[編集] 登場する武器
- ピストル
- ヘンリーの自室で手に入る。威力は低めだが距離の離れた相手を攻撃することが可能。難易度によって装弾数が変化する。しかし、本作ではハンドガンの銃弾をまとめて持ち歩くことができず、1マガジンごとにアイテム欄を使用するために実用性はかなり低い。
- スタンガン
- 「水牢の世界」で手に入る。威力は低くリーチも非常に短いものの相手をすぐにダウンさせることができるので、複数現れた場合に役に立つ。今作ではバッテリーがなく、無限に使用が可能である。
- リボルバー
- 「アパートの世界」で手に入る。元の所有者は後にウォルターの犠牲になってしまうリチャードである。威力が非常に高く体力の多い相手には効果的。しかし弾薬の数は極めて少ない為、ボスゴーストやラスボスまで温存するのが望ましい。
- 銀の銃弾
- 魔よけに使う銀色の銃弾。弾薬の数は3個と非常に少ないが、ボスゴーストを1発でダウンさせるほど威力が高い。ピストルに装弾して使用する。
- 白ワインの瓶
- 自室の冷蔵庫で手に入る。威力は低めでリーチも短いものの、軽いので攻撃のスキが非常に少ない。ある程度これで相手を攻撃していると「割れた白ワインの瓶」になり先端が鋭利になるので、威力が少し増す。
- 鉄パイプ
- 自室のバスルームで手に入る。威力は割れた瓶よりやや高く、リーチが長い。攻撃のスキも少ないので序盤で役に立つ。
- 金属バット
- 「建物乱立の世界」で手に入る。リーチは鉄パイプよりやや短いが威力は高い。溜め攻撃までの時間はやや長い。
- スコップ
- 「建物乱立の世界」で手に入る。リーチが鉄パイプより少し長く威力は金属バットより少し低い。溜め攻撃をすることで突き攻撃が発生し、攻撃範囲に優れている。倒れている相手にも突き刺して攻撃できる。
- 錆びた斧
- 「建物乱立の世界」で手に入る。リーチは少し短いが威力は高めで攻撃のスキが少ない。溜め攻撃の振りかざし攻撃は攻撃につなげるまでの無敵時間が長く、体力の多い相手にも安全に攻撃できる。
- 殺虫スプレー
- 「アパートの世界」で手に入る。ハマーを1撃で倒すことができるが殺傷能力は無く、その他のクリーチャーには全く通用しない。
- カッターナイフ
- 「病院の世界」で手に入る。攻撃のスキが非常に少なく溜め攻撃もすぐに行えるが、リーチも威力も極端に低い。
- たいまつ
- 「2度目の森の世界」で手に入る。ゲームを進める上でのキーアイテムだが、武器としても使用できる。リーチは鉄パイプと同じくらいだが威力が低い。火を着けると威力が少し増す。
- 絶望のツルハシ
- 「2度目の森の世界」で手に入る。威力が全武器中最大で大抵のクリーチャーも1撃で倒せる。攻撃のスキも非常に大きいが溜め攻撃の無敵時間が非常に長いので、ラスボスで使用するのがいい。
- ゴルフクラブ
- 様々な世界で手に入る。全部で12種類ある。リーチは鉄パイプより少し短い。威力は各ゴルフクラブにより微妙に異なる。数回使用すると折れ曲がってしまい、使用できなくなる。
- チェーンソー
- 4種類の内のいずれかのエンディングを発生させると次回プレイの「森の世界」で手に入る。威力はツルハシに次いで高く、相手に当たると連続してダメージを与えることができる。
- ハンドバッグ
- アイリーン専用武器。「病院の世界」で手に入る。アイリーンの所有するハンドバッグであり、所々に付いている金属が武器になる。
- 乗馬用ムチ
- アイリーン専用武器。「2度目の地下鉄の世界」で手に入る。
- チェーン
- アイリーン専用武器。「2度目の森の世界」で手に入る。装備させるとアイリーンが歩くたびにジャラジャラ音が鳴る。
- ナイトスティック
- アイリーン専用武器。「2度目の水牢の世界」で手に入る。
- サブマシンガン
- アイリーン専用武器。エンディングでの評価で90点以上を獲得すると次回プレイの「アパートの世界」で手に入る。弾数は無限で威力が非常に高く、相手との距離が大きくても当てることができる。しかし使用するごとにアイリーンの侵食が速く進んでしまい、ヘンリーがダメージを受けることもある。
[編集] SILENT HILL ZERO
| ジャンル | ホラーアドベンチャー |
|---|---|
| 対応機種 | プレイステーション・ポータブル プレイステーション2(海外) |
| 開発元 | クライマックス |
| 発売元 | コナミ |
| 人数 | 1人 |
| メディア | UMD |
| 発売日 | 2007年12月6日 |
| 価格 | 5,229円(税込) |
| 対象年齢 | CERO C区分(15歳以上対象) |
[編集] ゲーム概要
ストーリーの時間軸上が『1』の事件より前であり、作中にはその事を示唆するアイテムや『1』の登場人物も複数登場する。イギリスのチームにより製作されており、日本のチームは関わっていない。ただし音楽は山岡晃が担当。
初出の頃は『バイオハザード4』のようなシステムや視点であったが、後に視点などが従来に戻される。ただし一部のシステムは継承されている。従来の作品と違い、近距離武器の使用回数が基本的に有限である。その分多くの武器が入手出来る。
海外版の名称は『SILENT HILL ORIGINS』。海外ではPS2版も発売されており、キャラクターのモデリングが若干変更されている。
[編集] ストーリー
トラック運転手のトラヴィス・グレイディは、運転するトラックをサイレントヒルへと走らせていた。突然何かが視界を横切り、トラックを止めると一人の少女が立っていた。少女は無言で立ち去るが、不審に思ったトラヴィスはその後を追う。町外れまでたどり着き、燃えさかる一軒家と辺りを窺う不審な女性に気づいた直後、少女の叫び声が響く。意を決したトラヴィスは炎の中に飛び込み、全身に火傷を負った少女を助けるが、そこで意識を失う。トラヴィスが意識を取り戻したとき、彼はサイレントヒルにいた…。
[編集] 主な登場人物
- トラヴィス・グレイディ
- 本作の主人公。トラックドライバー。悲しい過去を背負っており、サイレントヒルの力によって徐々に記憶を取り戻していく。
- アレッサ・ギレスピー
- トラヴィスによって火事から救い出されたものの、救いもむなしく息絶えてしまった少女。しかし、その後もトラヴィスの前に現れ続ける。
- ダリア・ギレスピー
- アレッサの母親であり、新興宗教の狂信的な信者。アレッサを宗教に捧げるために育ててきた。
- リサ・ガーランド
- アルケミラ病院に勤める看護婦。明るい性格だが、情緒不安定な面がある。
- マイケル・カウフマン
- アルケミラ病院で働く医者。冷静沈着で合理的だが、どこか嫌みな印象を受ける。密かに麻薬を取り扱っており、その為新興宗教と関わりを持っている。
[編集] 登場するクリーチャー
- ナース
- トラヴィスが最初に遭遇するクリーチャー。メスや巨大な注射器で襲ってくる。
- ストレイトジャケット
- 両腕を拘束されたような姿をしたクリーチャー。体液を吐きかけて攻撃してくる。
- キャリオン
- 下半身が異様に大きく、顔の皮を剥いだような犬型のクリーチャー。普段はゆっくりと頭を引きずりながら這いずり回るように移動しているが、近づくと俊敏な動きを見せる。
- レムナント
- 影のようなクリーチャー。本体が透けており、薄暗い場所では見つけにくい。唯一、とどめを刺す必要のないクリーチャーである。
- アリエル
- 操り人形の容姿をしたクリーチャー。天井にぶら下がっていることが多いが、床に落下して逆立ちの格好で移動することもある。逆立ち状態では蹴りを繰り出す。
- カリバン
- ブリッジをしているような格好のクリーチャー。巨大な体躯を持ち、体力も攻撃力も高い。劇場ではボスとしても出て来る。
- キャリオンマザー
- キャリオンが巨大化したクリーチャー。行動はキャリオンとほぼ変わらない。前足を上げてのしかかりを繰り出す時がある。
- ツーバック
- 人間が二人折り重なりくっついているような外見をしたクリーチャー。針による突き攻撃をしてきたり、体液を吐いてきたりする。
- ブッチャー
- 「肉屋」の名前をもつ、人型のクリーチャー。大ぶりの肉切り包丁を手にしており、ゲーム中では他のクリーチャーを惨殺している行動を何度も見ることになる。移動は遅い。だが破壊力が高く、掴みからの突き刺しは一撃。
- ママ
- 死んだトラヴィスの母親が異形と化した姿。天井に吊らされている。体は人型だが、周りに覆われたコルセット状の物には、何本もの鋭い針が隠されている。
- サッドダディ
- 自ら命を絶ったトラヴィスの父親が異形と化した姿。天井から吊り下がった箱に体を押し込めた姿をしている。頭部が伸縮し、噛みつきや口から吐く液体で攻撃してくる。
- アレッサズドリーム
- 倒れたトラヴィスの意識に出てくる、悪魔とも神ともつかぬ姿をしたクリーチャー。鋭い爪や光線のほかに、火の玉を降らせて攻撃してくる。
[編集] SILENT HILL: HOMECOMING
| ジャンル | サバイバルホラー |
|---|---|
| 対応機種 | プレイステーション3 Xbox 360 Microsoft Windows(海外) |
| 開発元 | コナミデジタルエンタテインメント Double Helix Games |
| 発売元 | コナミデジタルエンタテインメント |
| メディア | PS3: BD-ROM Xbox 360: DVD |
| 発売日 | |
| 価格 | PS3:(未定) Xbox 360:(未定) |
| 対象年齢 | CERO:D |
『SILENT HILL V』から名称が変更された。開発はアメリカの会社であるDouble Helix Gamesが担当した。海外および日本においてプレイステーション3及びXbox360でのマルチプラットフォームである。 カメラは自由に動かせる仕様になっている。
[編集] SILENT HILL THE ARCADE
| ジャンル | ホラーガンシューティング |
|---|---|
| 対応機種 | アーケードゲーム |
| 発売元 | コナミデジタルエンタテインメント |
| 人数 | 1 - 2人 |
| 稼働時期 | 2007年7月25日 |
| その他 | 5.1ch対応 |
[編集] ゲーム概要
シリーズの世界観で描かれる、シリーズ初のアーケードホラーガンシューティングゲーム。 e-AMUSEMENT PASSに対応しており、ゲームデータを記録したり、何度もプレイすることで新しいルートが出現したりといった工夫がなされている。 ホラーゲームということで筐体には外部から視界を遮るカーテンが用意されている。5.1chに対応している。2人同時プレイ可能。 ステージ構成は過去のシリーズのマップを幾つか使っている。音楽や一部の敵も過去シリーズのものを使用している。 武器にショットガンなどがあるが、使い捨てである。筐体のコントローラーに赤いオプションボタンが付いているが、現時点での使用用途は不明。 倒したクリーチャーの亡骸、死んでいるクリーチャー、クリーチャーの持っている武器、レッド・ピラミッド・シングの頭には撃ち込み点が存在し、撃っていくごとにコンボとスコアが上がっていく。
12月中旬に仕様が一部変更され、弾切れ時のリロードが自動になったり一部の敵の弱体化が図られた。
[編集] ストーリー
1918年11月。サイレントヒルの中央に位置し、町の主要な観光資源ともなっているトルーカ湖。その湖を移動する船「リトル・バロネス号」は二度と戻ってこなかった。乗組員、乗客合わせて14名もまた、生存者どころか、その死体すら発見されていない。そして75年後。エリック、ティナら大学のオカルトサークルの面々は、 静かな観光地に伝わる数々の伝承、とくに数多くの死者が眠ると言われるトルーカ湖にまつわる噂に強い興味を持ち、週末の連休を利用してサイレントヒルにやってきた。
[編集] 主な登場人物
- エリック
- 主人公の一人。ポートランド在住の大学生。左利き。幼少の頃はサイレントヒルに住んでいたが、両親に先立たれたため現在は伯父伯母の下で暮らしている。曽祖父は失踪したリトル・バロネス号の船長だった。そのためトルーカ湖にまつわる伝承に強い興味を持っている。
- ティナ
- 主人公の一人。エリックと同じくポートランド在住の大学生。教師を目指して教育学部で勉強中。エミリーとはメールフレンドであり、今回サイレントヒルに来た彼女の目的は、エミリーに会うためだった。
- エミリー
- サイレントヒルのミドウィッチ小学校に通う9歳の少女。歴史資料館館長・フランクの一人娘。学校でコンピューターの授業でメールをはじめ、ティナと友達になる。
- ハンナ
- 失踪したリトル・バロネス号に乗り合わせた少女。ゲーム中、随所でラジオから彼女の記憶が流れる。
- 仲間
- チャプター最後に必ず現われる主人公達の友人。裏世界に引き込まれ、そこで現われる強敵に襲われたり、捕らえられたりする。敵を倒すのが遅かったり、倒すべき相手を間違えたりすると死んでしまう。
[編集] 登場するクリーチャー
- ガムヘッド
- 『4』に登場したクリーチャー。ゲーム中では最初に遭遇する。序盤以降から大量出現。武器などを持っていない一般的なクリーチャーで、人間の大人の男に短く細い尻尾が生えたような形で灰色で両生類のような模様をしているが、白い色で模様の異なる者も居る。
- ダブルヘッド
- 『3』に登場した頭部が左右に分かれた犬型クリーチャー。序盤以降から大量出現。素早い動きで噛み付いてくる。
- ハマー
- 『4』に登場した蝙蝠の体に鳥の頭の様な姿をしたクリーチャー。序盤以降から暗室あたりで大量出現。空中を飛び回り、鋭い嘴で攻撃してくる。小さいクリーチャーだが意外に耐久力があり、弱点である頭部を狙って行きたい所だが、弱点自体も小さくて狙いにくく、囲まれるとかなり厳しい。
- ナース
- シリーズの殆どに登場している看護婦タイプのクリーチャー。鉄パイプで殴りかかってくるタイプ、拳銃を撃って遠距離から攻撃してくるタイプ、素早い動きで這いずり回るタイプ、無装備でビンタ攻撃をする4タイプがいる。病院以降から大量に現われる。ガムヘッド並の数。
- スクレイパー
- 『3』に登場したクリーチャー。素早い動きで接近し、両手に持った刃の付いたトンファーのような武器で斬り付けて来る。序盤以降から登場。蹴りをして来る事も有り、集団で登場する事も有る厄介な相手。武器で防御する事もある。
- インセインキャンサー
- 『3』に登場した巨漢の人型クリーチャー。前半以降から出現。でっぷり太ったのっぺらぼうのような姿をしており、ぱっと見あまり恐ろしく見えないが、かなりの弾数を撃ち込まないと攻撃を止める事ができない耐久力は脅威である。大きな腕で殴ってくるが、弱点である頭のような部分を撃てばほぼ一撃で倒せる。
- トゥードストゥール
- 『4』に登場した植物のようなクリーチャー。のっぺらぼうの頭のような姿をしており、地面や死んでいるクリーチャーから無数に生えている。中盤以降からたまに出現。自由に動ける訳ではないが、いきなり生えてくる事もあり、頭突きで攻撃してくる。一匹を倒せば周りに居る幾つかの個体も死ぬようである。大抵、撃つと回復薬を落とす。
- ナムボディ
- 『3』に登場した人間の下半身のようなクリーチャー。後半で登場。家庭用ゲーム機版では伝統の体当たり攻撃が健在だが、『THE ARCADE』では下半身の切断されたような部分の小さな穴からは酸液を飛ばして攻撃してくるという新しい攻撃もする。酸液は撃つことにより相殺が可能。こんにゃくの様な光沢がある。
- グリーディーワーム
- 『4』で登場した大型蚯蚓のようなクリーチャー。中盤のみ登場。家庭用ゲーム版では無害であったが、アーケード版では攻撃してくる。主に噛み付き攻撃をするが、口の中を数発撃てば攻撃を阻止できる。口の当たり判定が大きい。完全に倒すことが出来ない。
- ロビー
- 『3』に着ぐるみとして登場した、ピンクの兎の着ぐるみのような姿をしたクリーチャー。終盤に登場。クリーチャーとして登場するのは今作が初である。斧を持っているタイプ、チェーンソーで切りかかってくるタイプ、ライフルを撃って遠距離から攻撃してくるタイプの3タイプがおり、特に斧を持っているものは切りかかってくるだけでなく遠距離から投げてもくるので油断がならない。不気味な金切り声を上げ、着ぐるみなのに出血する。初出の時はチェーンソーを装備していて、主人公を見つけた途端不気味な金切り声を上げて襲い掛かってくる。
強敵
- チャプターの最後で現われる裏世界の化け物。比較的攻撃力が高く、軽く30以上のダメージを与える。他のシューティングゲームと違いHPが表示されず、後どれほどで死ぬか一切わからない。必ず仲間救出イベントと併用され、仲間を捕らえられたまま戦闘したり、途中で仲間が出てきて敵がそれを殺そうとしたり、まず戦いで仲間が関与しない敵とある。助けた助けないかでエンディングに影響するのはハンナ戦のみ。無論スコアには影響する。
- レッドピラミッドシング
- 『2』や映画版にも登場した三角頭のクリーチャー。動きは遅いがパワーがあり、主に持っている大鉈を使って攻撃してくる。一撃でも受けると瀕死になりかねない。弱点は胴体で、これには背中も含まれるが、肩や脇腹等を撃ってもクリティカルにはならず、よく狙って当てないとクリティカルにはならない。ただし、コツをつかめば連続でヒットさせることもできるようになる。他のボスと比べると小さいが非常に攻撃力が高く、一撃で致命傷に至る事もある。映画版と同じくクリーパーも引連れており、追跡されている間も油断はできない。2度戦い、2度目では大量のクリーパーがおらず、ほとんど一対一(一対二)の戦いになる。ボスの中でこのクリーチャーのみ完全に倒すことができない。今作では、主人公の歪んだ思念等で登場したわけではない。
- アックスハンド
- シリーズ初登場クリーチャー。巨大な翼竜の様な姿をしており、右手がその名のとおり斧の様になっている。自由自在に空を飛び、噛み付き、左手と両足の爪、そして右手のこれまた巨大な刃で攻撃してくる。攻撃モーションが案外遅く、攻撃する前によく低音ノイズの様な声を出す。弱点は胸にある紫色の剥き出しの心臓。目がない。
- スプリットワーム
- 『3』に登場した硬い皮膚に覆われた巨大なヒルのようなクリーチャー。頭部が縦に裂け、中に人のような口が覗く。この口が弱点でもある。裏世界の気味の悪い液体で満たされたプールを自由自在に泳ぎ回り、噛み付いて攻撃してくる。プールからレッドトリーマーやブルートリーマーが襲い掛かってくることもある。
- エミリードール
- シリーズ初登場の巨大な女性の人形の様な姿をしたクリーチャー。心なしか顔がエミリーに似ていて、胸辺りに棘があったりと、エミリーだけではなく拷問器具も思いただせる。普段は人形的な動きだが、蜘蛛かゴキブリを連想させる素早い動きを見せ、長い腕を利用した鋭い爪での攻撃をしてくる他、口からクリーパーを吐き出してくることもある。弱点は頭全体。これには後頭部も含まれるので、常に頭を狙えば良い。
- ハンナ
- シリーズ初登場。今作に登場するクリーチャーの中ではもっとも巨大であり、醜い少女(ハンナの憎悪思念)の顔の様な姿をしている。口の中から出てくる巨大な腕、無数の髪、口からの酸液連吐で攻撃してくる。弱点は無いが、どこを撃っても当たる。手から伸びる腕の攻撃は他の攻撃より案外モーションが長い。髪攻撃は一本に付き一発撃ち込めば止められる。酸液は撃ち落とせる。
- 彼女を倒す前に、途中で伸びてきた腕を全滅させたかさせないかでバッドエンドがグッドエンドと分岐点となるため、倒しても普通のゲームオーバー扱いされる事もある。
- UFO
- それっぽい大きな効果音と共にいきなり現れる小さな謎の未確認飛行物体。攻撃は一切せず無害で、一発撃ち込むと爆発する。如何も二週目以降現れる様である。全部壊すと隠しエンディングが観られる。
[編集] ノベル版
著:山下定 イラスト:伊藤暢達 コナミデジタルエンタテインメント
ゲームの正統ストーリーを完全ノベライズした、ノベル版。ゲーム中では語れなかった詳細が追加されている。
- 『サイレントヒル』
- 『サイレントヒル2』
- 『サイレントヒル3』
[編集] デジタルコミック版
KONAMIの携帯電話サイト「週刊コナミ(旧・デジタルコミックス)」で、デジタルコミック版が配信中。
[編集] SILENT HILL Cage of Cradle
『1』が始まる直前の物語を描いている。『1』に登場した看護婦リサと、その恋人マシューを中心とした物語である。
[編集] SILENT HILL Double under Dusk
最愛の息子ロニーを失い、無感情、無気力な日々を送っていたブライアン。ある日、悪夢の中に出てきた女にそっくりな女性リンジーと出会い、共にサイレントヒルを訪れることになるが…。
余談だが、『THE ARCADE』のキャラクターも登場する。
[編集] 映画版
[編集] SILENT HILL
ゲーム版『1』のストーリーをベースに映画化もされ、日本では2006年7月8日に公開された。プロデューサー/サウンドは、特にBEMANIシリーズに楽曲を提供している事で知られる山岡晃(AKIRA YAMAOKA)で、映画化の際にも製作に深く関わった。
詳細は「サイレントヒル (映画)」を参照
[編集] SILENT HILL 2(仮) [要出典]
本作映画のサイレントヒルシリーズの第2作で、現在制作中の映画。キアヌ・リーブス主演「コンスタンティン」やウィル・スミス主演「アイ・アム・レジェンド」の監督を務めたフランシス・ローレンスが監督として予定。ゲーム版『3』をベースに作成を予定されている。
[編集] 「教団」について
シリーズを通して度々目にする「教団」とは、サイレントヒルに古くから存在する、とある宗教集団のことを指す。特定の呼称はなく、単に「教団」と呼ばれる。元々は先住民族による土着の宗教がベースになっていたが、教団内に入植者が増え、主体が彼らの手に移ると、キリスト教の影響が色濃くなっていったといわれる。原始混沌の世界に楽園を創造して力尽きた「神」の復活と、それによる救済といった趣旨の信仰を柱とする。一神教である。 PTVと呼ばれる麻薬の栽培・密売や、下部組織サイレントヒルスマイルサポート協会(通称:4S)の運営する孤児院「希望の家」内部での、子供たちに対する日常的な虐待や洗脳など、黒い噂の絶えない教団でもある。
[編集] 派閥
- 聖女派
- 儀式を行い特殊な資質を備えた女性の胎内に「神」を宿し、これを出産させることにより「神」の復活を目指す。
- 聖母派
- 「術者」と呼ばれる人間を育成し、「21の秘跡」の儀式を完成させることによって「神」の復活を目指す。
- ヴァルティエル派
- 聖女派と聖母派の仲介をはかる。天使ヴァルティエルを崇拝する。
[編集] 主な教団関係者
- ダリア・ギレスピー
- 聖女派司祭。同派閥の筆頭的存在であった。
- クローディア・ウルフ
- 聖女派司祭。特殊な能力と過激ともいえる信仰心のために、一部信者に恐れられていた。
- ヴィンセント・スミス
- 教団司祭。派閥は不明。教団の財政強化と体制の整備をはかり、教団の勢力拡大に貢献した。
- トビー・アーチボルト
- 聖母派司祭。閉鎖されていた「希望の家」を再開する。
- ジミー・ストーン
- ヴァルティエル派司祭。同派閥を立ち上げた人物。通称「赤い悪魔」。
- ジョージ・ロステン
- ヴァルティエル派司祭。ジミー・ストーンの右腕。ウォルターを「術者」として育て上げた。
- アレッサ・ギレスピー
- ダリアの娘。神の母胎(聖母)に選ばれた少女。
- ウォルター・サリバン
- 「希望の家」出身者。「術者」に選ばれた青年。
[編集] シリーズ頻出のアイテム
- 栄養ドリンク
- 『THE ARCADE』以外に登場(それらしきものはTHE ARCADEにも存在する)。体力を小回復する(『ZERO』ではスタミナ回復)。
- 携帯用救急キット
- シリーズ全作に登場。体力を中回復する。
- アンプル
- シリーズ全作に登場。体力を全回復させ、使用後一定時間体力が回復し続ける。
- ポケットラジオ
- 『4』以外に登場。放送を受信することはできないが、クリーチャーが近付くとノイズが鳴りだす為、敵探知機として利用できる。が、その不快なノイズはプレイヤーの恐怖心や焦燥感を煽る効果もある。
- ライト
- 『4』と『THE ARCADE』以外に登場。サイレントヒルはほとんど暗闇に覆われている為、探索には必須。ただしクリーチャーを引きつけてしまう。映画版ではこれを利用してナースの防御壁を突破した(主人公の反射神経も手伝った)。時には消灯して『闇討ち』を行うことも重要。
- 鉄パイプ
- 『ZERO』と『THE ARCADE』以外に登場。数ある接近戦用武器の中でも本シリーズの象徴といえる武器。作品ごとに差異はあるものの、基本的に威力は低いが長めのリーチを持つ為に使いやすい武器となっている。
[編集] その他
- 「サイレントヒル」というタイトルは、サンプルを海外へ監修に出す際に急遽つけられたものである。ゲーム中に登場する架空の街はリゾート地という設定から、静岡を直訳したものを仮タイトルとして付けたが、海外チームから「怖そうでよい」という返事をもらったため、そのまま正式タイトルとなった。
- シリーズを通して難解な謎解きが特徴であるが、これはプロデューサーの意向による。関係者からはMYSTを意識してのものだとの発言もある。『2』より、リドルレベル(謎難易度)をアクションレベルと別に選べるようになった。ただし、『4』のみアクションレベルと比例して謎解きも難しくなる。
- 『2』の「いぬ」エンディングでは、BGMに山岡 晃氏がbeatmania IIDXシリーズに提供した「in my eyes」という曲が使用されている。これとは逆に、家庭用のDance Dance Revolutionシリーズに本作シリーズで使用された曲が2曲提供され、専用のムービーも用意された。後に2曲ともアーケード版のDance Dance Revolution にも収録された。
何故かこのエンディングだとジェイムスがカタコトで日本語を喋る。
- GBA版の作成にあたり「ビジュアルノベル」の商標登録を試みた。しかし、一般的なジャンルの一つとして定着した言葉に商標を主張する事でゲーム愛好家の反発を受け、さらにはLeafが先有権を持つことが明らかとなったために申請を撤回することとなる。この経緯を経て、GBA版はジャンルを「プレイノベル」として発売に踏み切った。これはビジュアルノベルと本質的に同義であり、以降の作品では使用されていない。
- 世界観の構築にあたりスティーブン・キングの中篇小説『霧』の影響を強く受けている。
- 『4』以外には隠しエンディング、通称「UFOエンディング」が存在する。内容は毎回異なるが、基本的にはアメリカ人に馴染み深い宇宙人であるグレイ(しかも乗っているUFOもアダムスキー型の古典的なもの)が登場し、登場人物たちに何らかの干渉を行うというものである。他の大きな特徴としては、シリーズ特有の世界観をぶちこわしにする極めて破天荒な展開や、『1』~『3』のUFOエンディングでは本来の脚本とは関係無しにこのエンディング独自の物語がずっと続いている事である。このエンディングはあくまでも“おまけのお笑いエンディング”であるが、ファンからの人気は非常に高く、UFOエンドがない為に『4』に低い評価を付けるプレイヤーも居るほどである。
- 『2』でジェイムスが便器の中に手を入れて、中に落ちている財布を取るイベントがあるが、それ以降の作品の『3』、『4』、『THE ARCADE』でこれと同様のイベントがあり、こちらはお笑いイベントとしてファンの間で定着している。
- サイレントヒルシリーズでは、操作のレスポンスが若干悪い。これは、プレイヤーの操作がゲーム内のキャラクターに反映されるまでにわざとラグが挿入されているためであり、製作者は「プレイヤーに焦りを与えるため」だとしている。
[編集] 脚注
[編集] 関連項目
- セントラリアの坑内火災 - 映画版サイレントヒルはこの事故をモデルに取り入れている。
- e-AMUSEMENT - サイレントヒル・アーケードで使われている。
- SIREN - シリーズ最初のサイレントヒルで主要スタッフであった外山圭一郎と佐藤直子が、SCE移籍後に手掛けた作品。本作と同じく、ホラータイプのアドベンチャーゲームである。

