PlayStation 4のシステムソフトウェア

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PlayStation 4のシステムソフトウェア(プレイステーションフォーのシステムソフトウェア)とは、PlayStation 4 (PS4) を制御しているファームウェアのこと。この項目では同ファームウェアの歴史およびアップデート方法を取り上げる。

概要[編集]

PS4を制御しているシステムソフトウェアはアップデートすることで、無料で様々な機能の追加やセキュリティの強化が出来るようになっている。SCEは、正式な方法でアップデートするよう告知しており、不正な方法でアップデートを行うと修理、保証を行わないとしている。

地域・発売時期によって本体の仕様に違いがあるが、全て単一のアップデータが提供されている。

アップデート方法[編集]

アップデートは3種類の方法があり、何れの場合もアップデート中は電源ボタンが機能しなくなり、無理に電源を切るとPS4が故障する可能性がある。

ネットワークアップデート
[ネットワークアップデート]機能を使用して、インターネットから直接ダウンロードしてアップデートする方法。
パソコン経由でのアップデート
インターネット接続ができるパソコンでUSBメディアなどの記録メディアに保存して、記録メディアをPS4にセットしてアップデートする方法。
ディスクアップデート
アップデートデータが収録されたゲームディスクを利用してアップデートする方法。

バージョンの変遷[編集]

バージョン1系列[編集]

バージョン 公開日 内容
1.01 2013年11月15日に発売された本体の初回出荷分に搭載。アップデータとしての提供は無し。
  • 詳細不明。
1.06 2013年11月15日に発売された、本体と同時発売のゲームタイトルに収録。オンライン上での公開は無し。
  • 詳細不明。
1.50 2013年11月13日[1] 2013年11月15日発売の本体に適用するためのもの。
  • PlayStation Vitaによるリモートプレイが可能になった。
  • PlayStation VitaやPlayStation App搭載スマートフォン・タブレット端末をセカンドスクリーンとして利用可能になった。
  • ゲームプレイの録画、スクリーンショット撮影が可能になった。
  • ゲームプレイの動画配信が可能になった。
  • ゲームプレイ中のダウンロードが可能になった。
  • 複数アカウントの切り替えが可能になった。
  • パーティ(ボイスチャット)が可能になった。
  • PlayStation Cameraによる顔認識とボイスコマンドが可能になった。
  • ゲームプレイ中の音楽再生が可能になった。
  • PlayStation Plusメンバーはオンライン対戦が可能になった。
  • Blu-ray DiscおよびDVDのビデオ再生が可能になった。
1.51 2013年11月19日[1]
  • システムの安定性の向上。
  • システムのUIの微調整。
1.52 2013年12月11日[2]
  • システムの安定性の向上。
1.60 2014年2月4日[3]
  • DVD再生中の画質の向上。
  • ワイヤレスステレオヘッドセット(CECHYA-0080 / CECHYA-0083 / CECHYA-0086)のサポート。
  • PlayStation Cameraのマイクをミュート出来るようになった。
1.61 2014年2月18日[4]
  • システムの安定性の向上。
1.62 2014年3月18日
  • 一部のアプリケーションにおける動作品質の改善。
1.70 2014年4月30日[5]
主な更新
  • コンテンツエリアにビデオ編集アプリ「SHAREfactory」が追加された。
  • PS4に保存したビデオクリップやスクリーンショットをUSBストレージ[注 1]にコピーできるようになった。
  • シェア機能におけるブロードキャスト(動画配信)の配信先にニコニコ生放送が追加された[注 2]
  • UstreamおよびTwitchでのブロードキャストの品質設定に「最高[HD]」が追加され、HD画質(720p)での配信が可能になった。
  • ブロードキャストのオンラインサービス(Ustream、Twitch、ニコニコ生放送)への保存(アーカイブ)[注 3]が可能になった。
  • PS4から出力する映像のHDCPを無効にしてHDMI経由でのキャプチャが可能になった。
  • DUALSHOCK 4のライトバーの明るさを調整出来るようになった。
シェア関連
  • シェア機能で保存されるビデオクリップの長さを1分、3分、5分、10分、15分から選べるようになった。
  • コンテンツエリアに「キャプチャーギャラリー」が追加された。
  • シェアのメニューから「ゲームプレイをブロードキャストする」を選んだ時にスクリーンショットやビデオクリップが保存されなくなった。
  • シェア設定の「録画の禁止区間を通知する」の初期値が「オン」になった。
  • Facebookにスクリーンショットやビデオクリップをシェアする公開範囲が設定出来るようになった。
  • 親しいフレンドの親しいフレンドに対して実名やプロフィール写真を公開するか設定出来るようになった。
PS Vita / PS Vita TV関連
  • PS Vita TVによるリモートプレイが可能になった。
  • PS4とPS VitaまたはPS Vita TVをペアリングするためのパスコードの入力が一定の条件[注 4]において不要になった。
AV関係
  • HDMI-CEC対応やYUV出力処理系の追加などtorne動作に必要な機能の追加[6]
その他
  • スクリーンセーバーを設定出来るようになった。
  • トロフィーをレア度で並べ替え出来るようになった。
  • 「ビデオ再生設定」に「言語」、「Blu-ray Discデータ管理」、「インターネット接続を許可する」が追加された。
  • ビデオ再生中の設定項目に「ノイズリダクション」が追加された。
  • 「お知らせ」に「PlayStationより」が追加された。
  • PlayStationAppからプロフィール写真を設定出来るようになった。
  • 不適切なプロフィール写真やブロードキャストを通報出来るようになった。
  • ソフトウェアキーボードでタッチパッド操作が出来るようになった。
1.71 2014年6月3日
  • システムソフトウェアにおいて、動作の安定性を改善。
1.72 2014年6月24日
  • システムソフトウェアにおいて、動作の安定性を改善。
1.74 2014年7月22日
  • システムソフトウェアにおいて、動作の安定性を改善。
1.75 2014年7月29日
  • Blu-ray 3Dの再生に対応。
  • Blu-ray DiscやDVDの1.5倍速再生時の音質を改善。
  • 画面右上に表示されていたシステムメッセージが、画面左上の表示になった。
  • 「設定」→「システム」→「自動ダウンロード/アップロード」に「おすすめコンテンツ」を追加。
1.76 2014年9月2日
  • システムソフトウェアにおいて、動作の安定性を改善。

関連項目[編集]

注釈[編集]

  1. ^ USBメモリやUSB接続の外付ハードディスクドライブなど。
  2. ^ ニコニコ生放送で配信するにはニコニコプレミアム会員になることが必要。ただしSENアカウントを持っていれば最初の配信から1か月間のみ無料で配信することができる。
  3. ^ ニコニコ生放送においては「タイムシフト」。
  4. ^ 1.「いつも使うPS4」がスタンバイ状態であること。2.PS4とPS VitaまたはPS Vita TVがオンラインに接続されていて、双方で同じユーザーでサインインしていること。

出典[編集]

  1. ^ a b Shuman, Sid (2013年10月25日). “PS4 System Software Update 1.50 Details”. 2013年10月25日閲覧。
  2. ^ Corriea, Alexa Ray (2013年12月11日). “Latest PS4 system update improves software stability”. Polygon. 2013年12月11日閲覧。
  3. ^ Update your PS4 system software”. Sony Computer Entertainment Europe (2014年2月4日). 2014年2月7日閲覧。
  4. ^ Update features (ver 1.61)”. Sony Computer Entertainment Europe (2014年2月18日). 2014年2月20日閲覧。
  5. ^ PlayStation4 システムソフトウェア バージョン1.70 アップデート実施のお知らせ”. ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア (2014年4月17日). 2014年4月30日閲覧。
  6. ^ 西田宗千佳 (2014年5月30日). “【西田宗千佳のRandomTracking】PS4版「torne」ついに登場。開発者に聞くPS4版の狙い”. AV Watch. 2014年5月31日閲覧。

外部リンク[編集]

日本版
北米版