メタモン
| メタモン | |
|---|---|
| 基礎データ | |
| 英語名 | Ditto |
| 進化体系 | たねポケモン |
| 進化前 | なし |
| 進化後 | なし |
| 世代 | 第1世代 |
| ポケモン学 | |
| 分類 | へんしんポケモン |
| タイプ | ノーマル |
| 高さ | 0.3m |
| 重さ | 4.0kg |
| 特性 | じゅうなん |
メタモンは、ポケットモンスターシリーズに登場する646種のポケモン(架空の生物)のうちの一種である。
目次 |
[編集] 特徴
紫色(一部ではピンク色)でスライム状の体を持つ。変身能力を持つ数少ないポケモンで、他のポケモンをはじめ、非生物や、一部の漫画では人間にまで変身している。笑うと力が抜けて変身が解ける。メタモン同士が出会うと、相手とそっくりな形になろうと活発に動く。寝る時は外敵から身を守るため石に変身する。本来はかなり小型のポケモンであるが、変身時は伸縮自在。
ゲーム版に見るように、本来の変身能力は完璧である。しかし、後述するアニメ版メタモンの変身上の欠点が特徴として活かされた結果、ポケモンカードをはじめとする関連商品では、変身後のメタモンは不完全の状態(顔がメタモン、下半身がゲル状)で描写される場合がほとんどである。
[編集] ゲームでのメタモン
「へんしん」しか覚えられない。へんしん中はHPとレベルを除いて対象と同じ能力値になるが、メタモン自身のHPが低めの上に、へんしんに1ターン必要なので使いこなすのは難しい。「メタルパウダー」を持たせるとぼうぎょ(『金・銀』ではとくぼうも)が上がり、「スピードパウダー」を持たせるとすばやさがあがる。ちなみにメタモン同士を戦わせると、へんしんのPP値を消費するだけで他に変化はなく、最後には「わるあがき」の応酬になる。ちなみに、「笑わされて力が抜けると変身は解ける」と『銀』『ソウルシルバー』の図鑑の説明文にあるものの、「くすぐる」を使っても変身は解けない。
メタモンに限定される事ではないが、「へんしん」には変わった特徴がある。例えば相手の姿に「へんしん」すると、『金・銀・クリスタル』では色だけは変身前のポケモンのままで、GBA以降の作品では色が若干薄い他は相手と同じ色になる。「へんしん」を使う側のポケモンの色には影響されないので、例えば色違いのメタモンが通常色のポッポに「へんしん」しても色違いのポッポの姿になる事はない。逆に言えば、変身する相手のポケモンが色違いだと、変身したメタモンも色違いになる。そして「へんしん」の複雑な仕様にはバグが残っている場合も多い。このバグを利用して覚えた技を残したままWi-Fi通信によるバトルタワーや公式大会に参加すると、勝ち数がリセットされたり失格行為と判断される。以前までは改造行為に対する大きな規制は無かったものの、この事から開発者側がバグや改造行為に対して厳しい処置をとり始めている事が分かる。
なお、「へんしん」を覚えられるポケモンは現在、メタモンとミュウ、ドーブル(「スケッチ」による)の3種のみである。
その他、メタモンの大きな特徴として「タマゴ」が挙げられる。他のポケモンとメタモンを一緒に育て屋に預けることで、相手と同種のポケモンのタマゴを手に入れることができ、その対象はタマゴを入手できるポケモンのほぼ全てである。特に、性別不明のポケモンやオスしか存在しないポケモンは、この方法でしかタマゴを手に入れることができない。そのため、「タマゴによってポケモンを増やす」というシステムが確立した『金・銀』以降、タマゴの入手手段として、需要が大幅に拡大した。なお、一部の攻略本では「メタモン同士を預けるとメタモンが生まれる」と書かれているが、メタモン自身はタマゴから生まれる事は無い(なぜか、これは初登場の『金・銀』以降連綿と受け継がれている誤記である)。『エメラルド』以降の作品では、このシステムを利用する際、メタモンに「かわらずのいし」を持たせていると、タマゴから孵るポケモンの性格がメタモンと同じものになりやすくなる。
GBA版でメタモンが入手可能になったのは、『ファイアレッド・リーフグリーン』からであり、『ルビー・サファイア』では入手できなかった。このため、メタモンと一緒に預けない限りタマゴが発見されないポケモン(メタグロスなど)は、『ルビー・サファイア』発売当時の攻略本においては「タマゴ未発見グループ」として扱われた。
[編集] 外伝作品でのメタモン
『ポケモン不思議のダンジョン』ではある2つのわざだけはわざマシンで覚えることができるが、へんしんしても外見しか変わらないため、プレイヤーがへんしんを使う意義は「わるあがき」を意図的に使いたいときだけしかない。ただし、敵として出た場合は経験値の高いポケモンにへんしんすることがあるために、連結技を無駄に消費させるためになかなか厄介な存在になる。
『ポケモンレンジャー 光の軌跡』では真の黒幕の組織、ティーパーティーの一員のドレスが使用する。その変身能力に偽りはなく、ライコウ、エンテイ、スイクンに変身して様々な攻撃を仕掛けるなど、外見に反して手強くなっている。
『みんなのポケモン牧場』では、へんしんは一切見られなかったが、「プラチナ対応版」になってからは煙を出してへんしんをする姿が見られる。
『乱戦!ポケモンスクランブル』ではノーマルSとエクストラの各ステージに低確率で出現する。代名詞であるへんしんを覚えることが出来ない。代わりにわるあがきがメタモンの専用技扱いになっており、このわざ一つで戦うことになる。そのほかのわざは覚えない。
『大乱闘スマッシュブラザーズDX』では、トーナメント乱闘で自分のキャラをランダム選択にすると、キャラクターウィンドウにメタモンが表示される(メタモンをプレイヤーキャラとして使用できるわけではない)。当初はアイテム・モンスターボールから登場するポケモンとしてメタモンを登場させる案があった(効果は、メタモンが対戦しているプレイヤーの誰かにへんしんして、呼び出したプレイヤーの仲間として少しの間戦う、というもの)が、開発期間の都合で没になったとのこと[1]。
[編集] アニメでのメタモン
無印37話にて、ものまねむすめのイミテ(声:福島おりね)のポケモンとして初登場した。初登場時の「メタちゃん」は「変身しても顔が変わらない」という欠点を持っており、物語の中でこの欠点を克服した。再登場時に新たに連れていた「メタぴょん」は「変身しても大きさが変わらない」という欠点を持っていた。こちらは直っていないが、それを逆利用したパフォーマンスで周囲の人気を得ることに成功した。
また、オレンジ諸島編のオレンジリーグ・チャンピオンシップでも登場。チャンピオンのユウジが必ず一番手に使用していたポケモンで、多くの挑戦者をこれ一体で破っていたが、サトシのピカチュウの前に敗北を喫している。
『アドバンスジェネレーション』では元マグマ団の一員の怪盗バンナイのポケモンとしても登場している。
『ダイヤモンド&パール』では新人トレーナー・マキナが、通常のメタモン(メタモン1号)と色違いの水色のメタモン(メタモン2号)を連れている。かなりのいたずらっ子で、サトシ達のポケモンに次々と「へんしん」して一行を混乱させた。
[編集] ポケモンカードでのメタモン
勿論変身技を使うが、カードによっては普通の攻撃わざも使う事が可能。カードゲームADV・ポケモンカードゲームのシリーズで登場する12枚の内11枚のイラストが、ヒトカゲ・ピカチュウ等に変身したときのイメージで作られた粘土による立体造形のジオラマ(変身自体は完璧だが顔がメタモンのまま)になっている。
「キョウのメタモン」のように巨大化して戦うと言う変り種のネタも存在する。
カードゲームDP5「怒りの神殿」に収録されているものは、「バトル場にいる限り相手のバトルポケモンの最大HPと同じにし、そのポケモンのワザテキストを使用できる」というポケボディー「メタモルDNA」を持つ(カードテキストはこれだけ)。
(ボケモンカードゲーム公式 「カードけんさく」よりメタモンのカードのみを抽出)
カードのデザインが変更されるより過去のものではこのポケモンの場合ほとんどがキラカードとして収録されている。
[編集] 漫画でのメタモン
『ポケットモンスターSPECIAL』ではブルーの手持ちポケモンとして登場。ニックネームは「メタちゃん」。ブルー (ポケットモンスターSPECIAL)#手持ちを参照。
『ポケットモンスター PiPiPi★アドベンチャー』では様々な別固体のメタモンが登場し、それぞれは変身能力でマロンやピカチュウ達に悪戯したり、まともな人間の姿に変身できなくて困っていたりしていたが、中でもレギュラーとして登場しているのは、忍者ウォールの師匠である。忍者の達人であり、その性格も渋くて古風でありながらもかなり厳しい。
『ポケモンゲットだぜ!』では、シュウのポケモンとして登場している。最初は詐欺師から貰ったファイヤーだったが、その正体を見抜いたためにシュウは絶望した。しかしピカチュウを野生のコンパンから救出する際にメタモンを殺虫剤に変身させ、その後正式的な仲間に加わった。ポケモンだけでなく様々な物体や人物に変身する事ができる。
『ポケットモンスター金・銀 ゴールデン・ボーイズ』では、アカネの手持ちポケモンとして登場。
『ポケットモンスター 全書』では、いるはずのないサファリゾーンに登場。サトシから逃れるために草に変身していたが、ケンタロスに食べられる所をサトシが救出し、仲間になる。そこでキョウとの戦いでキョウに変身し、キョウのマタドガスを混乱させて自爆させると言う活躍を見せた。他にもシルフカンパニーでロケット団の下っ端から逃れるために、壁に変身してサトシの身を隠すと言う活躍も見せた。