メタモン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| メタモン | |
|---|---|
| 基礎データ | |
| 英語名 | Ditto |
| 進化体系 | たねポケモン |
| 進化前 | なし |
| 進化後 | なし |
| 世代 | 第1世代 |
| ポケモン学 | |
| 分類 | へんしんポケモン |
| タイプ | ノーマル |
| 高さ | 0.3m |
| 重さ | 4.0kg |
| 特性 | じゅうなん |
メタモンは、ポケットモンスターシリーズに登場する493種の架空のキャラクター(モンスター)のうちの一種である。
目次 |
[編集] 特徴
紫色(一部ではピンク色)でスライム状の体を持つ。変身能力を持つ数少ないポケモンで、他のポケモンをはじめ、非生物や、一部の漫画では人間にまで変身している。笑うと力が抜けて変身が解ける。メタモン同士が出会うと、相手とそっくりな形になろうと活発に動く。寝る時は外敵から身を守るため石に変身する。本来はかなり小型のポケモンであるが、変身時は伸縮自在。
ゲーム版に見るように、本来の変身能力は完璧である。しかし、後述するアニメ版メタモンの変身上の欠点が特徴として活かされた結果、ポケモンカードをはじめとする関連商品では、変身後のメタモンは不完全の状態(顔がメタモン、下半身がゲル状)で描写される場合がほとんどである。
[編集] ゲームでのメタモン
「へんしん」しか覚えられない。へんしん中はHPとレベルを除いて対象と同じ能力値になるが、メタモン自身のHPが低めの上に、へんしんに1ターン必要なので使いこなすのは難しい。但し、『みんなのポケモン牧場』では、へんしんは一切見られなかったが、「プラチナ対応版」になってからは煙を出してへんしんをすることができる。ちなみににメタモン同士を戦わせると、へんしんのPP値を消費するだけで他に変化はなく、最後には「わるあがき」の応酬になる。
他のポケモンと共に育て屋に預けることで、相手と同種のポケモンのタマゴを手に入れることが可能。その対象は、タマゴを入手できるポケモンのほぼ全てである。特に、性別不明のポケモンやオスしか存在しないポケモンは、この方法でしかタマゴを手に入れることができない。そのため、「タマゴによってポケモンを増やす」というシステムが確立した金銀以降、タマゴの入手手段として、需要が大幅に拡大した。なお、一部攻略本ではメタモン同士を預けるとメタモンが生まれると書かれているが、メタモン自身はタマゴから生まれる事は無い(なぜか、これは初登場の『金・銀』以降連綿と受け継がれている誤記である)。このシステムを利用する際、メタモンに「かわらずのいし」を持たせていると、タマゴから孵るポケモンの性格がメタモンと同じものになりやすくなる。
『ルビー・サファイア』では野生では出現しないが、『ファイアレッド・リーフグリーン』との連動が可能になってからは、後者版から前者版にメタモンを送る事で入手できる。『エメラルド』では殿堂入り後に野生の個体が出現するダンジョンに行けるようになる。
「メタルパウダー」を持たせるとぼうぎょ(『金・銀』ではとくぼうも)が上がり、「スピードパウダー」を持たせるとすばやさがあがる。鳴き声がニョロモにとても似ている。 メタモンに限定される事ではないが、「へんしん」には変わった特徴がある。例えば相手の姿に「へんしん」すると、『金・銀・クリスタル』では色だけは変身前のポケモンのままで、GBA以降の作品では色が若干薄い他は相手と同じ色になる。ちなみにGBA以降では、「色違い」のポケモンが変身すると、普通のポケモンに変身しても、そのポケモンの「色違い」(もちろん色は若干薄めではあるが)の姿になる。そして「へんしん」の複雑な仕様にはバグが残っている場合も多い。このバグを利用して覚えた技を残したままWi-Fi通信によるバトルタワーや公式大会に参加すると勝ち数がリセットされたり失格行為と判断される。以前までは改造行為に対する大きな規制は無かったもののこの事から開発者側がバグや改造行為に対して厳しい処置をとり始めている事が分かる。
なお、「へんしん」を覚えられるポケモンは現在、メタモンとミュウ、ドーブル(「スケッチ」による)の3種のみである。
『ポケモン不思議のダンジョン』ではある2つのわざだけはわざマシンで覚えることができるが、へんしんしても外見しか変わらないため、プレイヤーがへんしんを使う意義は「わるあがき」を意図的に使いたいときだけしかない。ただし、敵として出た場合は経験値の高いポケモンにへんしんすることがあるために、連結技を無駄に消費させるためになかなか厄介な存在になる。
[編集] アニメでのメタモン
ものまねむすめの「イミテ」のポケモンとして登場した。初登場時の「メタちゃん」は「変身しても顔が変わらない」という欠点を持っており、物語の中でこの欠点を克服した。再登場時の「メタぴょん」は「変身しても大きさが変わらない」という欠点を持っていた。こちらは未だに直っていないが、それを逆利用したパフォーマンスで周囲の人気を得ることに成功した。
また、オレンジ諸島編のオレンジリーグ・チャンピオンシップでも登場。チャンピオンのユウジが必ず一番手に使用していたポケモンで、全ての挑戦者をこれ一体で破っていたが、サトシのピカチュウの前に敗北を喫している。
そのほかに元マグマ団の一員の怪盗「バンナイ」のポケモンとしても登場している。
[編集] ポケモンカードでのメタモン
勿論変身技を使うが、カードによっては普通の攻撃わざも使う事が可能。カードゲームADV・ポケモンカードゲームのシリーズで登場する12枚の内11枚のイラストが、ヒトカゲ・ピカチュウ等に変身したときのイメージで作られた粘土による立体造形のジオラマ(変身自体は完璧だが顔がメタモンのまま)になっている。
「キョウのメタモン」のように巨大化して戦うと言う変り種のネタも存在する。
カードゲームDP5「怒りの神殿」に収録されているものは、「バトル場にいる限り相手のバトルポケモンの最大HPと同じにし、そのポケモンのワザテキストを使用できる」というポケボディー「メタモルDNA」を持つ(カードテキストはこれだけ)。
(ボケモンカードゲーム公式 「カードけんさく」よりメタモンのカードのみを抽出)
カードのデザインが変更されるより過去のものではこのポケモンの場合ほとんどがキラカードとして収録されている。
[編集] 映画でのメタモン
[編集] その他におけるメタモン
漫画『ポケットモンスターSPECIAL』ではブルーの手持ちポケモンとして活躍している。ニックネームは「メタちゃん」。容姿・大きさについては完璧に変身することができるが、能力はそっくりにコピーすることはできない。
大乱闘スマッシュブラザーズDXにおいて、トーナメントモードのランダムキャラクターセレクトの隠し要素としてメタモンを選択できるようになっている。ただし、これは操作キャラクターがランダムで決まるというもので、メタモンがスマッシュブラザーズのプレイヤーキャラクターになっているわけではない。なお、大乱闘スマッシュブラザーズDXの開発中にはアイテム・モンスターボールから登場するポケモンとしてメタモンを登場させる案はあったが、開発期間の都合で没になったらしい。(このアイデアでは、メタモンが対戦しているプレイヤーの誰かにへんしんして、呼び出したプレイヤーの仲間として少しの間戦う、というものだったらしい)

