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日本エコシステム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本エコシステム株式会社
Japan Ecosystem Co.,Ltd.
JES一宮ビル
JES一宮ビル
種類 株式会社
機関設計 監査等委員会設置会社[1]
市場情報
東証スタンダード 9249
2021年10月8日上場
名証メイン 9249
2021年10月8日上場
略称 JESG
本社所在地 日本の旗 日本
491-0912
愛知県一宮市新生一丁目2番8号 ニッセイ一宮ビル9F
本店(建設中)
〒491-0859
愛知県一宮市本町二丁目2番11号 JES一宮ビル
設立 1998年11月26日
(有限会社エコシステム)
業種 サービス業
法人番号 8180001084777 ウィキデータを編集
事業内容 環境事業、公共サービス事業、交通インフラ事業
代表者 代表取締役社長 松島 穣
資本金 7億6226万円[2]
発行済株式総数 2,697,600株[2]
売上高 連結:72億2065万円
単体:45億1519万円
(2022年9月期)[3]
営業利益 連結:7億9882万円
単体:4億4916万円
(2022年9月期)[3]
経常利益 連結:8億5663万円
単体:4億9077万円
(2022年9月期)[3]
純利益 連結:4億804万円
単体:2億5978万円
(2022年9月期)[3]
純資産 連結:37億9505万円
単体:33億4988万円
(2022年9月期)[3]
総資産 連結:64億8736万円
単体:45億8193万円
(2022年9月期)[3]
従業員数 連結:421名
単体:189名
(2023年9月期)[3]
支店舗数 11
決算期 9月
会計監査人 EY新日本有限責任監査法人
主要株主 松福株式会社040.81%
オクヤホールディングス株式会社024.11%
松島穣07.53%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)02.47%
MSIP0CLIENT0SECURITIES(常任代理人0モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)02.21%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)01.42%
(2022年9月30日現在)
主要子会社 日本ベンダーネット株式会社
サテライト一宮株式会社
JESテイコク株式会社
外部リンク https://www.jp-eco.co.jp
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日本エコシステム株式会社(にほんエコシステム、:Japan Ecosystem Co.,Ltd.)は、愛知県一宮市に本社を置く企業である。略称はJESG。またグループ会社を総称してJESグループと呼ばれている。

なお、東京都港区に本社がある株式会社日本エコシステムとは別会社。

概要

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「国境なく地球全体に関わる事のできる環境事業や、未来の地球環境保全を日本より発信する」との願いを込めて名付けられた。

社会インフラサービス企業として、環境事業・公共サービス事業・交通インフラ事業を柱に、排水浄化効率を促進させる製剤の研究・製造・販売、太陽光発電設備の設計・施工・保守、公共競技場におけるトータリゼータシステムの設計・製造・販売・機器設置、高速道路を中心とした構造物点検・電気通信設備・ETC保守・道路照明灯・維持補修工事・雪氷対策作業、AI技術を活用したICTソリューションの提供、不動産の仲介・販売・賃貸、などを中心に事業展開している。

300年続く永続経営を目標としており、JESグループのグループスローガンとして「未晃道」という共通社是がある。

沿革

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伏見スクエアビル
岐阜事業所
  • 1998年平成10年)11月 - 有限会社エコシステムを設立。
  • 2000年(平成12年)8月 - 岐阜県羽島市に岐阜営業所を開設(現・岐阜事業所)。
  • 2001年(平成13年)7月 - 日本エコシステム株式会社に組織変更。本社を愛知県一宮市三ツ井に構える。
  • 2004年(平成16年)10月 - 愛知県岡崎市に岡崎営業所を開設。
  • 2006年(平成18年)5月 - 空調サービス部門を分社化し、愛知県一宮市にECODEN株式会社を設立。
  • 2007年(平成19年)3月 - システム開発部門を分社化し、愛知県一宮市にエコソリューションズ株式会社を設立。
  • 2011年(平成23年)11月 - オスカー電子株式会社と合併。エコシステム株式会社を設立(高速道路事業)。
  • 2013年(平成25年)
    • 3月 - 大阪支店を開設。
    • 7月 - 岐阜保全事業所を開設。
    • 10月 - 福岡営業所を開設。
  • 2014年(平成26年)
    • 2月 - 名古屋本社を開設。
    • 4月 - JESホーム株式会社を設立。
  • 2016年(平成28年)
    • 1月 - サテライト一宮株式会社を子会社化。
    • 4月 - 一宮市本町に本社を開設。
  • 2017年(平成29年)
    • 2月 - エコソリューションズ株式会社、及びJESホーム株式会社を吸収合併
    • 3月 - ECODEN株式会社を吸収合併。中央警備保障株式会社、および日本ベンダーネット株式会社を子会社化。
  • 2018年(平成30年)5月 - エコシステム株式会社を吸収合併。モデライズ株式会社から事業譲受。
  • 2020年令和2年)
    • 3月 - 株式会社ワンズライフを子会社化。
    • 5月 - 株式会社セイネンから事業譲受。
    • 10月 - 有限会社ぼくんちオジカオートを子会社化。
  • 2021年(令和3年)10月 - 東京証券取引所市場第二部・名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場[4][5]
  • 2022年(令和4年)
    • 2月 - 株式会社日新ブリッジエンジニアリングを子会社化[6]
    • 7月 - 豊田事業所を開設[7]
    • 11月 - オー・ティー・エス技術サービス株式会社を子会社化。
  • 2023年(令和5年)
    • 1月 - 葵電気工業株式会社を子会社化。
    • 4月 - 村川設備工業株式会社、及び株式会社テッククリエイトを子会社化。
    • 7月 - 株式会社興電社を子会社化。

事業内容

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  • 環境事業では、排水浄化効率を促進させる製剤の研究開発、製造及び販売業務に関わる事業と産業用太陽光の再生可能エネルギー発電設備の設計、施工、保守等業務に関わる事業を展開。
  • 公共サービス事業では、公営競技場における、トータリゼータシステムの設計・製造・販売・機器設置及び一般事業者も含めた空調衛生設備等のファシリティに関わる事業とトータリゼータシステムのメンテナンスに関わる事業、AIによる競輪予想サービス・警備・清掃等の運営業務に関わる事業を展開。
  • 交通インフラ事業では、高速道路を中心とした構造物点検、電気通信設備・ETC保守、交通管制業務、道路照明灯保守等の道路エンジニアリングに関わる事業と維持修繕工事、事故・災害復旧工事、雪氷対策作業、土木工事、交通規制等の道路メンテナンスに関わる事業を展開。
  • その他事業では、システム保守業務、AI技術を活用したICTソリューションの提供に関わる事業と不動産の仲介、売買、賃貸等不動産に関わる事業を展開。

事業実績

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西秋沢完成写真
  • 排水浄化効率を促進させる製剤であるマロックス®シリーズ製品の研究開発、及び生産工場としてジオ環境開発研究所を建設[8]
  • 愛知県の県道にある街路灯約13,200灯をLED化。
  • JESテイコク(テイコクとの合弁会社)が、岐阜県本巣市内で最大規模の大規模太陽光発電施設メガソーラー(1メガワット)を建設。年間発電量は315世帯分に当たる110万キロワット時。11月に完成し、年内に稼働させて中部電力(名古屋市)に売電する。西秋沢生産森林組合(岐阜市)が所有する採土場跡地2ヘクタールを20年間借り、太陽光パネル4,200枚を置く[9][10]
  • 再生エネルギー普及に情熱を注ぎ、「エコなエネルギーは国境を越えて広がる永遠のテーマで、終わりがない」と市場の伸びを予想する。メガソーラーと比べて4分の1規模の発電所を岐阜県海津市に新たに建設。

事業所

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  • 本店(建設中)- 愛知県一宮市本町二丁目2番11号 JES一宮ビル
  • 本社 - 愛知県一宮市新生一丁目2番8号 ニッセイ一宮ビル9F
  • ジオ環境開発研究所 - 岐阜県羽島市江吉良町江中四丁目7番
  • 名古屋事業所 - 愛知県名古屋市中区錦二丁目9番14号 伏見スクエアビル3F
  • 一宮事業所 - 愛知県一宮市三ツ井八丁目5番25号
  • 岐阜事業所 - 岐阜県羽島市江吉良町2688番地の1
  • 各務原事業所 - 岐阜県各務原市大野町二丁目200番地5
  • 浜松事業所 - 静岡県浜松市浜名区貴布祢533番地の1
  • 豊田事業所 - 愛知県豊田市美山町一丁目87番地1
  • 大治営業所 - 愛知県海部郡大治町西條諏訪65番地2
  • 福岡営業所 - 福岡県福岡市博多区博多駅東二丁目4番17号 第6岡部ビル2F
  • 東京出張所 - 東京都千代田区飯田橋4丁目8番3号 第2プレシーザビル2F
  • 静岡出張所 - 静岡県静岡市駿河区敷地二丁目27番1号603
  • JESホーム店 - 愛知県一宮市本町二丁目4番27号

JESグループの会社

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  • 日本ベンダーネット株式会社
  • サテライト一宮株式会社
  • JESテイコク株式会社
  • 中央警備保障株式会社
  • 株式会社ワンズライフ
  • 有限会社ぼくんちオジカオート
  • 株式会社日新ブリッジエンジニアリング
  • オー・ティー・エス技術サービス株式会社
  • 葵電気工業株式会社
  • 村川設備工業株式会社
  • 株式会社興電社
  • 株式会社テッククリエイト

支援団体

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脚注

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  1. ^ 日本エコシステムとは - 日本エコシステム株式会社
  2. ^ a b 2023年9月期決算短信〔日本基準〕(連結)”. 日本エコシステム (2022年6月17日). 2023年11月14日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g 有価証券報告書-第25期”. 日本エコシステム (2022年12月26日). 2023年4月18日閲覧。]
  4. ^ 新規上場承認に関するお知らせ”. 日本エコシステム (2021年9月8日). 2021年9月8日閲覧。
  5. ^ 日本エコシステムの松島社長「配当性向25%めざす」”. 日本経済新聞 (2021年10月9日). 2021年10月19日閲覧。
  6. ^ 日本エコシステム<9249>、橋梁やコンクリート構造物の点検・診断の日新ブリッジエンジニアリングを子会社化”. M&A Online. 株式会社ストライク (2022年1月20日). 2022年1月22日閲覧。
  7. ^ 【IR情報】新規の事業所開設に関するお知らせ”. 日本エコシステム (2022年6月17日). 2021年9月8日閲覧。
  8. ^ ジオ環境開発研究所 竣工式を行いました”. 日本エコシステム (2020年9月30日). 2021年10月19日閲覧。
  9. ^ 中日新聞(2013年5月24日)
  10. ^ JESテイコク メガソーラーを本巣市に建設 建通新聞(2013年5月24日)

外部リンク

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