国鉄タサ3400形貨車
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国鉄タサ3400形貨車 | |
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基本情報 | |
車種 | タンク車 |
運用者 | 日本国有鉄道 |
所有者 | 東洋レーヨン→三井物産 |
製造所 | 三菱重工業 |
製造年 | 1951年(昭和26年) |
製造数 | 10両 |
消滅 | 1973年(昭和48年) |
常備駅 | 名古屋港駅 → 前川駅、汐見町駅 |
主要諸元 | |
車体色 | 黒 |
専用種別 | 石炭酸 |
化成品分類番号 | 制定前に形式消滅 |
軌間 | 1,067 mm |
全長 | 9,150 mm |
タンク材質 | 普通鋼(一般構造用圧延鋼材) |
荷重 | 20 t |
実容積 | 19.4 m3 |
自重 | 19.5 t |
換算両数 積車 | 4.0 |
換算両数 空車 | 2.0 |
台車 | TR41 |
車輪径 | 860 mm |
軸距 | 1,650 mm |
台車中心間距離 | 5,250 mm |
最高速度 | 75 km/h |
国鉄タサ3400形貨車(こくてつタサ3400がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)に在籍した私有貨車(タンク車)である。
タサ3400形
[編集]本形式は、石炭酸専用の20t積タンク車として1951年(昭和26年)12月10日から同年12月22日にかけて10両(タキ3400 - タキ3409)が三菱重工業の1社のみで製作された。
本形式の他に石炭酸を専用種別とする形式には、タキ3900形(66両)、タキ20500形(21両)の2形式が存在した。
落成時の所有者は、東洋レーヨンの1社のみでありその常備駅は、東海道本線貨物支線の名古屋港駅であった。
1961年(昭和36年)12月1日に全車10両が三井物産へ名義変更された。
塗色は黒色、全長は9,150mm、軸距は5,250mm、実容積は19.4m3、自重は19.5t、換算両数は積車4.0、空車2.0、台車はベッテンドルフ式のTR41である。
1973年(昭和48年)11月28日に最後まで在籍した1両(タサ3409)が廃車となり形式消滅した
参考文献
[編集]- 吉岡心平 『プロフェッサー吉岡の私有貨車図鑑(復刻増補)』 2008年、ネコ・パブリッシング刊 ISBN 978-4-7770-0583-3
- 『日本の貨車-技術発達史-』(貨車技術発達史編纂委員会編著、社団法人 日本鉄道車輌工業会刊、2008年)