国鉄タキ11250形貨車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
国鉄タキ11250形貨車
タキ11250形、タキ11254 1993年3月20日、熊谷貨物ターミナル駅
タキ11250形、タキ11254
1993年3月20日、熊谷貨物ターミナル駅
基本情報
車種 タンク車
運用者 日本国有鉄道
日本貨物鉄道(JR貨物)
所有者 日本陸運産業、ダイセル化学工業
製造所 日本車輌製造富士重工業
製造年 1982年(昭和57年) - 1991年(平成3年)
製造数 6両
常備駅 越中島駅新井駅
主要諸元
車体色
専用種別 アセトアルデヒド
化成品分類番号 32
軌間 1,067 mm
全長 15,200 mm
全幅 2,728 mm
全高 3,862 mm
タンク材質 普通鋼一般構造用圧延鋼材
荷重 32 t
実容積 41.0 m3
自重 21.9 t
換算両数 積車 5.5
換算両数 空車 2.2
台車 TR225-2
車輪径 860 mm
軸距 1,650 mm
台車中心間距離 11,000 mm
最高速度 75 km/h
テンプレートを表示

国鉄タキ11250形貨車(こくてつタキ11250がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)及び1987年昭和62年)4月の国鉄分割民営化後は日本貨物鉄道(JR貨物)に在籍している私有貨車タンク車)である。

概要[編集]

本形式は、アセトアルデヒド専用の32t 積タンク車として1982年(昭和57年)3月26日に2両(タキ11250, タキ11251)、同年4月26日に1両(タキ11252)、同年10月30日に1両(タキ11253)、1991年(平成3年)6月20日に2両(タキ11254, タキ11255)が日本車輌製造(タキ11250 - タキ11253)、富士重工業(タキ11254, タキ11255)の2社にて製作された。

本形式の他にアセトアルデヒドを専用種別とする形式には、タム8400形タキ6850形タキ9250形タキ10400形の4形式があった。

化成品分類番号は、「32」(燃焼性の物質、引火性液体、危険性度合1(大))が標記された。

所有者は、日本陸運産業(現・日陸)、ダイセル化学工業の2社でありその各々の常備駅は総武本線越中島支線越中島駅信越本線(現・えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン)の新井駅である。

38系に属する普通鋼一般構造用圧延鋼材)製のタンク体に、厚さ150mmグラスウール断熱材を巻き、薄鋼板製のキセ(外板)が設置された。

荷役方式は、タンク上部の液出入管からの上入れ、液出入管と窒素加圧による上出し方式である。

車体色は黒色、寸法関係は全長は15,200mm、全幅は2,728mm、全高は3,862mm、台車中心間距離は11,000mm、実容積は41.0m3、自重は21.9t、換算両数は積車5.5、空車2.2であり、台車はベッテンドルフ式のTR225-2である。

1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化時には全車がJR貨物に継承され、2007年(平成19年)、残存していた4両が廃車され、形式消滅した[1]

参考文献[編集]

  • 吉岡心平 『プロフェッサー吉岡の私有貨車図鑑(復刻増補)』 2008年、ネコ・パブリッシング刊 ISBN 978-4-7770-0583-3
  • 『日本の貨車-技術発達史-』(貨車技術発達史編纂委員会編著、社団法人 日本鉄道車輌工業会刊、2008年)

脚注[編集]

  1. ^ 電気車研究会『鉄道ピクトリアル』No.810 鉄道車両年鑑2008年版 p.115

関連項目[編集]