国鉄タキ18700形貨車

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国鉄タキ18700形貨車
基本情報
車種 タンク車
運用者 日本国有鉄道
日本貨物鉄道(JR貨物)
所有者 協和醱酵工業内外輸送日本石油輸送
製造所 日本車輌製造富士重工業
製造年 1970年(昭和45年) - 1976年(昭和51年)
製造数 5両
常備駅 防府駅東高島駅
主要諸元
車体色 、銀色
専用種別 酢酸及び無水酢酸
化成品分類番号 燃侵38
軌間 1,067 mm
全長 11,800 mm
全幅 2,720 mm
全高 3,845 mm
タンク材質 ステンレス鋼
荷重 35 t
実容積 34.3 m3
自重 17.9 t
換算両数 積車 5.5
換算両数 空車 1.8
台車 TR41C、TR225-1
車輪径 860 mm
軸距 1,650 mm
台車中心間距離 7,620 mm
最高速度 75 km/h
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国鉄タキ18700形貨車(こくてつタキ18700がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)及び1987年昭和62年)4月の国鉄分割民営化後は日本貨物鉄道(JR貨物)に在籍している私有貨車タンク車)である。

概要[編集]

本形式は、酢酸及び無水酢酸専用の35t 積タンク車として1970年(昭和45年)6月24日から1976年(昭和51年)11月2日にかけて3ロット5両(タキ18700 - タキ18704)が、日本車輌製造富士重工業の2社で製作された。

記号番号表記は特殊標記符号「コ」(全長 12 m 以下)を前置し「タキ」と標記する。

本形式の他に酢酸を専用種別とする形式には、タ3100形(26両)、タム2400形(7両)、タサ5200形(5両)、タキ3700形(76両)の4形式が存在した。

落成時の所有者は、協和醱酵工業(現、協和発酵キリン)、内外輸送日本石油輸送の3社であった。

1970年(昭和45年)10月13日に、協和発酵工業所有車2両(タキ18700 - タキ18701)は内外輸送へ名義変更された。

1979年(昭和54年)11月20日から1983年(昭和58年)12月21日にかけて、内外輸送所有車3両(タキ18700 - タキ18702)はダイセル化学工業へ名義変更された。

35系に属するステンレス鋼製のタンク体に、厚さ100mmウレタン又はグラスウール断熱材を巻き、薄鋼板製又はステンレス鋼板製のキセ(外板)、加熱管が設置された。

荷役方式はマンホール又は液入れ管からの上入れ、空気管と液出管を用いた空気圧による上出し方式である。

1979年(昭和54年)10月より化成品分類番号燃侵38」(燃焼性の物質、侵食性の物質、引火性液体、腐食性のあるもの)が標記された。

全長は11,800mm、全幅は2,720mm、全高は3,845mm、台車中心間距離は7,620mm、実容積は34.3m3、自重は17.9t、換算両数は積車5.5、空車1.8である。

1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化時には全車がJR貨物に継承され、2010年(平成22年)4月1日現在3両が在籍している。[1]

年度別製造数[編集]

各年度による製造会社と両数、所有者は次のとおりである。(所有者は落成時の社名)

  • 昭和45年度 - 2両
    • 日本車輌製造 2両 協和発酵工業(タキ18700 - タキ18701)
  • 昭和51年度 - 3両
    • 富士重工業 1両 内外輸送(タキ18702)
    • 富士重工業 2両 日本石油輸送(タキ18703 - タキ18704)

脚注[編集]

  1. ^ 電気車研究会『鉄道ピクトリアル』No.840 増刊 鉄道車両年鑑 p.107

参考文献[編集]

  • 植松昌「酢酸・無水酢酸タンク車」、『鉄道ピクトリアル』 No. 606、1995年6月
  • 吉岡心平 『プロフェッサー吉岡の私有貨車図鑑(復刻増補)』 2008年、ネコ・パブリッシング刊 ISBN 978-4-7770-0583-3
  • 『日本の貨車-技術発達史-』(貨車技術発達史編纂委員会編著、社団法人 日本鉄道車輌工業会刊、2008年)

関連項目[編集]