国鉄タキ20700形貨車

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国鉄タキ20700形貨車
タキ20700形、コタキ20700 1987年1月24日、高崎操車場
タキ20700形、タキ20700
1987年1月24日、高崎操車場
基本情報
車種 タンク車
運用者 日本国有鉄道
日本貨物鉄道(JR貨物)
製造所 富士重工業日本車輌製造
製造年 1971年(昭和46年) - 1974年(昭和49年)
製造数 3両
種車 タキ10700形
改造所 関東電化工業
旭硝子→関西化成品輸送→日本石油輸送→関西化成品輸送
旭化成工業
改造年 1987年(昭和62年)
改造数 2両
常備駅 渋川駅
主要諸元
車体色 黒色、銀色
専用種別 パークロールエチレン及びトリクロールエチレン
化成品分類番号 96
軌間 1,067 mm
全長 11,100 mm
全幅 2,420 mm
全高 3,552 mm
タンク材質 ステンレス鋼
荷重 35 t
実容積 21.6 m3
自重 13.8 t
換算両数 積車 5.0
換算両数 空車 1.4
台車 TR41C、TR41E-12、TR41DS-12
車輪径 860 mm
軸距 1,650 mm
台車中心間距離 7,000 mm
最高速度 75 km/h
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国鉄タキ20700形貨車(こくてつタキ20700がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)及び1987年昭和62年)4月の国鉄分割民営化後は日本貨物鉄道(JR貨物)に在籍した私有貨車タンク車)である。

概要[編集]

本形式は、パークロールエチレン及びトリクロールエチレン専用の35t 積タンク車として1971年(昭和46年)3月3日から1974年(昭和49年)7月18日にかけて3両(タキ20700 - タキ20702)が、富士重工業日本車輌製造にて製作された。

1987年(昭和62年)4月27日に2両(タキ20703 - タキ20704)が、タキ10700形より改造のうえ本形式に編入された。

記号番号表記は特殊標記符号「コ」(全長 12 m 以下)を前置し「タキ」と標記する。

トリクロールエチレン及びパークロールエチレンを専用種別とする貨車は、本形式の他には例がなく唯一の存在であった。トリクロールエチレンのみを専用種別とする貨車には、タキ200形の1形式があった。

落成時の所有者は、関東電化工業旭硝子旭化成工業の3社であり、夫々の常備駅は群馬県渋川駅千葉県浜五井駅宮崎県南延岡駅であった。

1987年(昭和62年)5月21日に1両(タキ20702)が関西化成品輸送へ名義変更された。その後日本石油輸送を経て再度関西化成品輸送へ名義変更された。

1979年(昭和54年)10月より化成品分類番号「96」(有害性物質、毒性のあるもの)が標記された。

荷役方式は、タンク上部のマンホールからの上入れ、液出管と空気管使用による上出し方式である。

車体色は黒色、寸法関係は全長は11,100mm、全幅は2,420mm、全高は3,552mm、軸距は7,000mm、自重は13.8t、換算両数は積車5.0、空車1.4であり、台車はベッテンドルフ式のTR41又はTR41E-12、TR41DS-12である。

1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化時には3両(タキ20700 - タキ20702)がJR貨物に継承されたが、2007年(平成19年)3月31日現在2両が在籍している。

年度別製造数[編集]

各年度による製造会社と両数は次のとおりである。(改造による編入車は改造会社。所有者は落成時の社名。)

  • 昭和45年度 - 1両
    • 富士重工業 1両 関東電化工業(タキ20700)
  • 昭和48年度 - 1両
    • 富士重工業 1両 関東電化工業(タキ20701)
  • 昭和49年度 - 1両
    • 日本車輌製造 2両 旭硝子(タキ20702)
  • 昭和62年度 - 2両
    •  ? 2両 旭化成工業(タキ20703 - タキ20704) タキ10719、タキ10723(タキ10700形)よりの改造車

参考文献[編集]

  • 吉岡心平 『プロフェッサー吉岡の私有貨車図鑑(復刻増補)』 2008年、ネコ・パブリッシング刊 ISBN 978-4-7770-0583-3
  • 『日本の貨車-技術発達史-』(貨車技術発達史編纂委員会編著、社団法人 日本鉄道車輌工業会刊、2008年)

関連項目[編集]