傑作推理劇場

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傑作推理劇場』(けっさくすいりげきじょう)は、1980年・1981年にテレビ朝日系列で放送されたテレビ番組である。

概要[編集]

1980年開催のモスクワオリンピック日本不参加を受け、中継を予定していたテレビ朝日が、空いた放送枠の代わりとなる企画を検討、推理作家の松本清張が代表取締役を務めていた会社「霧プロダクション」に、松本清張作品のシリーズ放送を打診した。テレビ朝日と霧プロダクションの交渉の結果、エラリー・クイーン編『日本傑作推理12選』(カッパ・ノベルス光文社文庫)をドラマ化することに決定した。

松本清張と対談し、親交のあったアメリカの推理作家エラリー・クイーン(フレデリック・ダネイ。マンフレッド・ベニントン・リーは1971年に死去)が番組の冒頭に登場、前説を述べる趣向とし、クイーン原作作品も制作された(演者は日本人)。

放送時間は22:00-22:54。同時間帯の番組の中で高視聴率を記録し、翌年新たに11本が制作・放送された(放送時間は22:30-23:24)[1]

放送リスト[編集]

1980年[編集]

年末に単発で2作を放送。

  • 妻の証言(12月18日放送)
  • 神獣の爪(12月25日放送)

1981年[編集]

  • 百円硬貨(8月10日放送)
    • 原作:松本清張
  • 雪の蛍(8月11日放送)
    • 原作:森村誠一
  • 暗い穴の底で(8月12日放送)
  • くじ運の悪い男(8月13日放送)
    • 原作:土屋隆夫
  • お迎え火(8月14日放送)
  • 死ぬより辛い(8月17日放送)
    • 原作:夏樹静子
  • 消えた献本(8月18日放送)
    • 原作:石沢英太郎『献本』
  • 砂の密室(8月19日放送)
  • 善の研究(8月20日放送)
  • 異人館の遺言書(8月21日放送)
    • 原作:和久峻三
  • ガラスの階段(8月22日放送)

脚注・出典[編集]

  1. ^ 林悦子『松本清張映像の世界 霧にかけた夢』(2001年、ワイズ出版) 38-39頁参照。