百円硬貨 (松本清張)

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百円硬貨』(ひゃくえんこうか)は、松本清張短編小説。『小説新潮』1978年7月号に『清張短篇新集』第6話として掲載され、1979年12月に短編集『隠花の飾り』収録の1作として、新潮社より刊行された。

1981年・1986年にテレビドラマ化されている。

あらすじ[編集]

銀行員の村川伴子は、自動車セールスマンの細田竜二と恋愛関係になった。竜二ははじめから妻と娘がいることを伴子に打ち明け、伴子と結婚したいと言った。しかし竜二の妻は頑として夫との離婚に応じなかった。娘を連れて鳥取県の実家に帰った竜二の妻は、慰謝料と娘の養育費に、一時金で三千万円を出すよう要求してきた。伴子はすでに32歳になっており、結婚のチャンスを逃したくなかった。伴子は竜二に、自分が貸付でお金を調達すると宣言する。伴子は見計らって銀行から三千万円の現金を持ち出した。

伴子のトランクには持ち出した百万円の札束が33個詰まっていた。列車で鳥取県に向かう途中、財布の中の小銭がなくなったのに気づく。現地に到着したら小さな金にくずそうと伴子は思った。が…。

テレビドラマ[編集]

1981年版[編集]

松本清張の百円硬貨」。1981年8月10日テレビ朝日系列にて「傑作推理劇場」(22:30-23:24)の1作として放映。視聴率13.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

キャスト
スタッフ
テレビ朝日系列 傑作推理劇場
前番組 番組名 次番組
-
松本清張の百円硬貨
(1981.8.10)
森村誠一の雪の蛍
(1981.8.11)

1986年版[編集]

松本清張サスペンス 隠花の飾り
百円硬貨
ジャンル テレビドラマ
放送時間 22:00 - 22:54
放送期間 1986年6月30日
放送国 日本の旗 日本
制作局 関西テレビ
監督 小澤啓一
原作 松本清張『百円硬貨』
脚本 宮川一郎
出演者 池上季実子ほか
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1986年6月30日関西テレビ制作・フジテレビ系列(FNS)の「松本清張サスペンス 隠花の飾り」(22:00-22:54)の1作として放映。視聴率18.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

キャスト
スタッフ
関西テレビ制作・フジテレビ系列 松本清張サスペンス・隠花の飾り
前番組 番組名 次番組
再春
(1986.6.23)
百円硬貨
(1986.6.30)
-