犯罪広告

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犯罪広告』(はんざいこうこく)は、松本清張小説。『週刊朝日1967年3月3日号から4月21日号に、「黒の様式」第2話として連載され、1967年8月に短編集「黒の様式」収録の一作として、光文社カッパ・ノベルス)から刊行された。

1979年にテレビドラマ化されている。

あらすじ[編集]

熊野灘に面した南紀の町で、おもだった人々の家に、相次いで殺人告発の広告が投げ込まれた。

広告主の末永甚吉によれば、「20年前に、池浦源作は、私の母である末永セイを殺害し、家の床下に埋めた、と私は確信している。警察に訴えたところ、既に時効が過ぎ、源作を罰することはできないというが、せめて母の遺体を床下から収容したい。源作は私に会おうとしないが、これは彼の心にやましいことがあるからだ。そうでないなら、私の疑いを晴らすために床下の土を掘るべきだ」。

源作は狂人を相手にするだけ損だとして応じなかった。しかし、小さな町の中でこの広告が大きな話題となったため、警察署長は根回しをして、床下を掘ることを源作に承諾させる。

こうして死体をめぐる攻防戦が始まった。だが…。

エピソード[編集]

  • 作中で描かれるウミホタルに関しては、「黒の様式」シリーズの担当編集者であった重金敦之が、水産学者の末広恭雄に取材を行った[1]

テレビドラマ[編集]

松本清張の犯罪広告
ジャンル テレビドラマ
放送時間 21:00 - 22:24
放送期間 1979年1月20日
放送国 日本の旗 日本
制作局 テレビ朝日
監督 水川淳三
原作 松本清張『犯罪広告』
脚本 吉田剛
出演者 檀ふみ田村亮南原宏治
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松本清張の犯罪広告」。1979年1月20日テレビ朝日系列の「土曜ワイド劇場」枠(21:00-22:24)にて放映。視聴率17.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

キャスト
スタッフ
テレビ朝日系列 土曜ワイド劇場
前番組 番組名 次番組
松本清張の犯罪広告
(1979.1.20)
遭難
(1979.1.27)

脚注・出典[編集]

  1. ^ 重金敦之『作家の食と酒と』(2010年、左右社)21頁参照。