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* [http://murasaki100.com 村崎百郎WEBサイト] |
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* [http://blackbox.pandora.nu/CN/CN2.HTM BLACK BOX PANDORA] - 鬼畜系・悪趣味本の紹介サイト |
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* [http://park22.wakwak.com/~mangaya/ 漫画屋ホームページ] - [[成人向け漫画|エロ漫画]][[編集者]]の[[塩山芳明]]が主宰している[[編集プロダクション|編プロ]]「漫画屋」の[[ウェブサイト]] |
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* [http://www.officej1.com/bubble/hookai-9.htm 鬼畜、電波系、悪趣味、ゴミ漁り、境界性人格障害、女装、Torture Garden] - [http://www.officej1.com/bubble/index.htm 食品産業情報銀行] |
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* [http://web.archive.org/web/20110806110816/http://d.hatena.ne.jp/qido/20050528 対談・青山正明×永山薫/別冊宝島345『雑誌狂時代!』(1997年11月)] |
* [http://web.archive.org/web/20110806110816/http://d.hatena.ne.jp/qido/20050528 対談・青山正明×永山薫/別冊宝島345『雑誌狂時代!』(1997年11月)] |
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* {{Cite web|url=http://sniper.jp/008sniper/00874aoyama/post_803.html|title=ある編集者の遺した仕事とその光跡 天災編集者!青山正明の世界|work=[[ばるぼら (ライター)|ばるぼら]]|publisher=[[大洋図書|S&Mスナイパー]]|date=2008-03-23|accessdate=2017-06-17}} |
* {{Cite web|url=http://sniper.jp/008sniper/00874aoyama/post_803.html|title=ある編集者の遺した仕事とその光跡 天災編集者!青山正明の世界|work=[[ばるぼら (ライター)|ばるぼら]]|publisher=[[大洋図書|S&Mスナイパー]]|date=2008-03-23|accessdate=2017-06-17}} |
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* {{Cite web|url=http://www.bekkoame.ne.jp/~alteredim/asoh/060215.html|title=鬼畜系とエログロナンセンスの時代/鬼畜系は20世紀の世紀末現象だったということ|work=麻生結|publisher=Altered Dimension|date=2006-02-15|accessdate=2017-04-27}} |
* {{Cite web|url=http://www.bekkoame.ne.jp/~alteredim/asoh/060215.html|title=鬼畜系とエログロナンセンスの時代/鬼畜系は20世紀の世紀末現象だったということ|work=麻生結|publisher=Altered Dimension|date=2006-02-15|accessdate=2017-04-27}} |
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* {{Cite web|url=http://toyokeizai.net/articles/-/212596|title=データハウス社長・鵜野義嗣インタビュー 「悪の手引書」編み出した男の強烈なとがり方|work=[[村田らむ]]|publisher=[[東洋経済オンライン]]|date=2018-03-25|accessdate=2017-03-30}} |
* {{Cite web|url=http://toyokeizai.net/articles/-/212596|title=データハウス社長・鵜野義嗣インタビュー 「悪の手引書」編み出した男の強烈なとがり方|work=[[村田らむ]]|publisher=[[東洋経済オンライン]]|date=2018-03-25|accessdate=2017-03-30}} |
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* 『[[SPA!]]』1996年12月11日号「[http://kougasetumei.hatenablog.com/entry/2018/01/04/141233 鬼畜たちの倫理観──死体写真を楽しみ、ドラッグ、幼児買春を嬉々として語る人たちの欲望の最終ラインとは?]」 |
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2018年7月1日 (日) 11:10時点における版
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鬼畜系(きちくけい)とは悪趣味にまつわるサブカルチャーの一ジャンルで、1990年代の悪趣味ブームにおいて鬼畜ライターの村崎百郎によって確立された造語である。現在では成人向け漫画などにおける反社会的行為、ないし残酷描写が含まれる作品、またその作家を指す言葉として用いられている。
サブカルチャーに於ける鬼畜系
黎明期
戦後日本における鬼畜系サブカルチャーの元祖的存在は伝説的編集者の高杉弾と山崎春美が1979年に創刊した伝説的自販機本『Jam』の連載企画「芸能人ゴミあさりシリーズ」とされている[1]。同誌では山口百恵やかたせ梨乃など有名芸能人の自宅から出たゴミを回収し、電波系ファンレターから使用済み生理用品に至るまで誌面のグラビアで勝手に公開したことで知られているほか、ドラッグやパンク特集、果ては皇室、臨済禅、神秘主義まで取り上げる先鋭的な誌面を展開し、現在に至るまで伝説的存在となっている[2]。
鬼畜系文筆家の草分け的存在である青山正明と村崎百郎も同誌の影響を強く受けており、青山は慶應義塾大学在学中の1981年にキャンパスマガジン『突然変異』(突然変異社)を創刊。障害者や奇形、ドラッグ、ロリコン、皇室揶揄まで幅広くタブーを扱い[3]、熱狂的な読者を獲得したものの、椎名誠等々の文化人から「日本を駄目にした元凶」「こんな雑誌けしからん、世の中から追放しろ!」[4]と袋叩きに遭い、わずか4号で廃刊。一方の村崎は『Jam』からヒントを得て「鬼畜のゴミ漁り」というスタイルを後に確立することになる[5]。
1981年には白夜書房がスーパー変態マガジン『Billy』を創刊。同誌では死体や奇形、女装にスカトロ、果ては獣姦・切腹・幼児マニアまで悪趣味の限りを尽くし、日本を代表する変態総合雑誌としての立ち位置を不動のものにしたが、度重なる条例違反や有害図書指定を受け、1985年8月号をもって廃刊に追い込まれた[6]。
成熟期
「鬼畜系」という言葉自体は1995年に創刊された東京公司編集/データハウス発行の鬼畜系ムック『危ない1号』の周辺から生まれた1990年代の特徴的なキーワードおよびムーブメントであるが[7]、鬼畜ブームの直接的な引き金となった『危ない1号』以前にも青山正明が1992年に上梓した日本初の実用的なドラッグマニュアル『危ない薬』(データハウス)が10万部を超えるヒットを記録したほか[8]、1993年に鶴見済が発表した単行本『完全自殺マニュアル』(太田出版)は100万部を売り上げるミリオンセラーを記録している[7]。
1994年には『Billy』元編集長の小林小太郎が奇形&死体雑誌『TOO NEGATIVE』(吐夢書房)を創刊し、同年には死体写真集『SCENE―屍体写真集 戦慄の虐殺現場百態』が発刊されるなど、1980年代後半から始まったバブル景気が崩壊した1993年頃から次第に“危ない”書籍に対して大衆的な注目が集まるようになり[9]、これらは1990年代後半以降に「鬼畜/悪趣味」という一語にまとめられることになる[7]。
ライターのばるぼらは、これら『危ない1号』以前の「悪趣味」について、どこかフェティッシュで学術的な内容が強い「外部からの視点」のものであるとし、村崎百郎の定義した鬼畜的な行為あるいは妄想に「娯楽性」を見出す積極的意識こそが『危ない1号』以降の「鬼畜系/鬼畜ブーム」の本質であることを指摘している[7]。
鬼畜・悪趣味ブーム
1990年代中頃になると鬼畜系サブカルチャーが鬼畜ブーム・悪趣味ブームとして爛熟を迎え、不道徳な文脈で裏社会やタブーを娯楽感覚で覗き見ようとする露悪的なサブカル・アングラ文化が「鬼畜系」または「悪趣味系」と称された[10]。
芸術総合誌『ユリイカ』1995年4月臨時増刊号「総特集=悪趣味大全」では文学や映画、アートにファッションなどあらゆるカルチャーにキッチュで俗悪な「悪趣味」という文化潮流が存在することが提示された。これを境に露悪趣味(バッド・テイスト)を全面に押し出した雑誌やムックが相次いで創刊され一大ブームとなる。
このブームを代表する1995年7月創刊の鬼畜系ムック『危ない1号』(東京公司/データハウス)では「妄想にタブーなし」を謳い文句に「鬼畜系」を標榜し、ドラッグ・障害者・電波・ロリコン・変態・畸形・屍体・強姦・スカトロ・風俗・犯罪・盗聴・テクノ・人肉嗜食・精神疾患・動物虐待・肛門性交・児童買春・ゴミ漁り・フリークス・辺境系AV(V&R)まであらゆる悪趣味を徹頭徹尾にわたり特集した。鬼畜・変態・悪趣味が詰め込まれた同誌はシリーズ累計で25万部を超えるヒットとなり、初代編集長の青山正明は鬼畜ブームの立役者とみなされようになる[10][11]。
時期を同じくして鬼畜系・電波系ライターの村崎百郎は「すかしきった日本の文化を下品のどん底に叩き堕とす」ために1995年より『危ない1号』の編集・執筆に参加して「鬼畜系」を名乗り、この世の腐敗に加速をかけるべく「卑怯&卑劣」をモットーに「日本一ゲスで下品なライター活動をはじめる」と宣言[12]。著書『鬼畜のススメ 世の中を下品のどん底に叩き堕とせ!! みんなで楽しいゴミ漁り』(データハウス)ではゴミを漁って他人のプライバシーを暴き出す「ダスト・ハンティング」をはじめ様々な鬼畜活動が綴られていた。
これら悪趣味ブームの背景には、それまで日本に蔓延していた軽薄短小なトレンディ文化に辟易していた人々の支持を集めたとする指摘もあるが[13]、その一方で『危ない1号』が創刊された1995年には阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件など戦後最悪の自然災害やテロ事件が立て続けに発生しており、それらに起因する一連の社会現象も悪趣味ブームと深く関わっているとされている[14]。
特に1995年は「インターネット元年」[15]と呼ばれるように社会環境が大きく移り変わっていった激動の年でもあり[14]、宮沢章夫はこれらの事象による社会の混乱や不安定な情勢が「悪趣味系」と呼ばれる、ある種の世紀末的世界観や終末的空気感を醸し出しているサブカルチャーの土壌になったことを指摘している[14][16]。また宮沢は自身が講師を務めるNHK教育テレビの教養番組『ニッポン戦後サブカルチャー史Ⅲ』の最終回において1995年を「サブカル」のターニングポイントと定義し、根本敬や村崎百郎をはじめとする1990年代の鬼畜系サブカルチャーを取り上げている[14]。
終焉
2001年6月17日、青山正明は神奈川県横須賀市の自宅で首を吊って自殺した[17]。
ともに鬼畜ブームを牽引した村崎百郎は青山の訃報に際して雑誌に次の文章を寄稿している。
“サブカルチャー”や“カウンターカルチャー”という言葉が笑われ始めたのは、一体いつからだったか? かつて孤高の勇気と覚悟を示したこの言葉、今や“おサブカル”とか言われてホコリまみれだ。シビアな時代は挙句の果てに、“鬼畜系”という究極のカウンター的価値観さえ消費するようになった。「──鬼畜系ってこれからどうなるんでしょう?」編集部の質問に対し、単行本『鬼畜のススメ』著者であり、故・青山正明氏とともに雑誌『危ない1号』で“電波・鬼畜ブーム”の張本人となった男・村崎百郎の答はこうだった。鬼畜“系”なんて最初からない。ずっと俺ひとりが鬼畜なだけだし、これからもそれで結構だ。
次に主張しておきたいのは「青山正明が鬼畜でも何でもなかった」という純然たる事実である。これだけは御遺族と青山の名誉の為にも声を大にして言っておくが、青山の本性は優しい善人で、決して俺のようにすべての人間に対して悪意を持った邪悪な鬼畜ではなかった。『危ない1号』に「鬼畜」というキーワードを無理矢理持ち込んで雑誌全体を邪悪なものにしたのはすべてこの俺の所業なのだ。
俺の提示した“鬼畜”の定義とは「被害者であるよりは常に加害者であることを選び、己の快感原則に忠実に好きなことを好き放題やりまくる、極めて身勝手で利己的なライフスタイル」なのだが、途中からいつのまにか“鬼畜系”には死体写真やフリークスマニアやスカトロ変態などの“悪趣味”のテイストが加わり、そのすべてが渾然一体となって、善人どもが顔をしかめる芳醇な腐臭漂うブームに成長したようだが、「誰にどう思われようが知ったこっちゃない、俺は俺の好きなことをやる」というのがまっとうな鬼畜的態度というものなので、“鬼畜”のイメージや意味なんかどうなってもいい。
(中略)ドラッグいらずの電波系体質のためドラッグにまったく縁のない俺だが、それでも青山の書いた『危ない薬』をはじめとするクスリ関連の本や雑誌のドラッグ情報の数々が、非合法なクスリ遊びをする連中に有益に働き、その結果救われた命も少なくなかったであろうことは推測がつく。こんな話はネガティヴすぎて健全な善人どもが聞いたら顔をしかめるであろうが、この世にはそういう健全な善人どもには決して救いきれない不健全で邪悪な生命や魂があることも事実なのだ。青山の存在意義はそこにあった。それは決して常人には成しえない種類の“偉業”だったと俺は信じている。 — 村崎百郎「非追悼 青山正明──またはカリスマ・鬼畜・アウトローを論ずる試み」太田出版『アウトロー・ジャパン』第1号 2002年 166-173頁
青山の没後、村崎百郎が明かしたのは、実際に『危ない1号』に関わった人間で本当に「鬼畜」な人間は、村崎本人以外に誰もいなかったという事実である[7]。これについて周辺文化研究家のばるぼらは「実際に『危ない1号』に関わった人間は、青山も含め鬼畜のポーズを取っていただけであって、つまり『鬼畜ブーム』は実質、村崎一人によって作られたといえるだろう。ただ当時は『危ない1号』は鬼畜な人間が集まって作った、サイテーでゲスな雑誌であるというイメージ戦略によって売り出され、そして結果的に成功した」と解説している[7]。
その後も村崎は虚実交えた「鬼畜系」の寄稿を行った末、そのような表現に引きつけられた読者により2010年7月23日に殺害された[注 1][18]。犯人は精神鑑定の結果、統合失調症と診断され不起訴となり、精神病院に措置入院となった[19]。
ポルノグラフィに於ける鬼畜系
成人向け漫画やアダルトゲームなどのポルノにおいて、SM・緊縛・強姦・屍姦・獣姦・カニバリズム・スカトロ・ロリコン・触手責め・拡張プレイ・異物挿入・焼印・孕ませ・蟲責め・四肢切断など強制的な性行為を強調した作品は「鬼畜系」または「陵辱系」と呼ばれており、これは度が過ぎるサディストを指した用語でもある。それに対して恋愛や合意の上での性行為を重視した作品を「純愛系」と呼ぶことがある[20]。いずれもオタク系の媒体で用いられることの多い表現であり、評論家の本田透は「鬼畜系」の作品群を「萌え」とは対極に位置するものとして区別して扱っている[21]。なお本田は監禁や調教といった鬼畜系のジャンルは1990年代半ばまでがピークとして「現在では一部の根強いファンだけに支えられている」とも語っている[22]。
また、成人向け漫画の世界で自分の世界を築き上げる作家も多く、もちろん、性的描写を避けては描けない世界というものでもある。また一つには性的描写が必須であることを除けば、それ以外の表現はむしろ一般の雑誌より制約の少ない舞台であり、その自由度の高さから作家独自の嗜好によって特異ともいえる表現が追及され、一般誌では掲載不可能な作風を実現する作家も存在する。
アダルトビデオに於ける鬼畜系
V&Rプランニング
安達かおるが1986年に創業したアダルトビデオメーカーのV&Rプランニングは美少女系路線が主流だった1990年代にレイプ、スカトロ、蟲責めなどを題材にしたキワモノ系の異色作・問題作を多数リリースした。
V&R作品は当時台頭していた規制の少ないインディーズメーカーを差し置くほど過激極まりない内容で[23]、当時加盟していた日本ビデオ倫理協会(ビデ倫)からはしばしば発売禁止・審査拒否の対象となった。1993年に制作したスカトロビデオ『ハンディキャップをぶっとばせ!』(監督:安達かおる)では身体障害者が出演したことが問題視されお蔵入りとなるが[24]、2015年にアップリンク渋谷で上映され、制作から22年目にしての解禁となった[25]。
井口昇監督/卯月妙子主演の『ウンゲロミミズ エログロドキュメント』(1994年)では排泄物の食糞、塗糞、脱糞に始まり嘔吐物やミミズなどを扱った過激な演出からマニアの間でカルト的人気を博した。また翌1995年には続編も制作されている。
平野勝之監督の『水戸拷悶2 狂気の選択』(1997年)では過激な描写を追求する余り2名が負傷し、3名が引退宣言した[26]。また撮影の舞台となった渋谷はパニック状態に陥り、警察が出動する騒ぎとなった[26]。当然ビデ倫からは「論外の外」と審査拒否され、自主規制した不完全版のみが流通した[26]。ちなみに下水道を舞台にした平野監督の『ザ・ガマン』(1993年)でも撮影中に警察官や水道局員が大挙する騒動に発展している[26]。
AV史上最大の問題作とされるバクシーシ山下監督のデビュー作『女犯』(1990年)は既存のレイプ作品では到底考えられないほど迫真に迫ったリアルな描写・演出から女性人権団体から抗議が殺到、社会問題化した[27]。しかし、後に山下が語るところによれば作品は意図的に後味の悪さを狙ったもので、事前に山下は本気で嫌がるよう女優に説明し、あえて男優にその事実を教えなかったという[27]。これらを踏まえて著作家の本橋信宏は「実際に弄ばれていたのは女優でなく男優だった」と述べている[27]。また山下が監督した路上ドキュメント『ボディコン労働者階級』(1992年)では山谷のドヤ街で日雇い労働者とAV女優との交接を描き物議を醸した[27]。ちなみに死体写真家の釣崎清隆は人権団体と争ってまで作品を送り出すV&Rプランニングの姿勢に感銘を受け、過去にAV業界で活動していたこともある。
2004年にはV&Rプランニングの制作陣によってV&Rプロダクツが発足し、現在も事業を継続中。
バッキービジュアルプランニング
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アダルトアニメに於ける鬼畜系
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日本初といわれる、鬼畜系アダルトアニメは1971年に東京テレビ動画が制作した谷岡ヤスジ原作の劇場用アニメ映画『ヤスジのポルノラマ やっちまえ!!』とされている。本作はそれまで子供向けであると言われたアニメの世界にエログロやバイオレンス表現を大胆に取り入れたもので、強姦や獣姦、幼児姦に近親相姦といったハードコア要素を存分に詰め込んだアブノーマルな世界観に仕上がっている[28]。しかし映画倫理委員会からのクレームで最終的に11カ所がカットされ、主人公がメスゴリラと姦通した後、割腹自殺を遂げるラストシーンは前年の三島事件を連想させるとのことで全面的に撮り直された[28]。公開後も2週続映が1週で打ち切られるなど興行は大失敗に終わり、本作を最後に東京テレビ動画は解散を余儀なくされた[28]。
鬼畜系漫画家
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主に鬼畜系、陵辱系、猟奇系(リョナ)の漫画を執筆している漫画家を生年順に挙げる。
1940年代生
- 蛭子能収 - 『ガロ』1973年8月号掲載の入選作「パチンコ」で漫画家デビュー。つげ義春やATG映画に影響されたシュールで不条理なギャグ漫画や暴力的なモチーフを多用するダークな作風の漫画家で知られる。高杉弾・山崎春美編集の伝説的自販機本『Jam』『HEAVEN』でも執筆活動を行っていたほか、スーパー変態マガジン『Billy』(白夜書房)1982年3月号では山崎春美のスーパー変態インタビュー(遠藤ミチロウ、明石賢生に次いで3人目)にも応じている。主な作品集に『地獄に堕ちた教師ども』(青林工藝舎)『私はバカになりたい』(青林堂)などがある。
- 花輪和一 - 丸尾末広と並ぶ「耽美系」「猟奇系」の作家であり、ベースとなるテーマが人間の「業」である作品が多い。代表作に『刑務所の中』(青林工藝舎)がある。
1950年代生
- 平口広美
- 内山亜紀
- 丸尾末広 - レトロなタッチに過激・幻想・怪奇・グロテスクな描写を交えた猟奇的な作風を特徴としている。代表作に『少女椿』(青林工藝舎)など。
- 森園みるく - 鬼畜系・電波系ライターの夫・村崎百郎が原作を担当し、妻の森園が作画を担当した漫画作品が多数ある。
- 根本敬 - 自称・特殊漫画家。東洋大学文学部中国哲学科中退。『ガロ』1981年9月号掲載の「青春むせび泣き」にて漫画家デビュー。しばしば便所の落書きと形容される猥雑な絵柄と因果で不条理なストーリーで知られ、日本のオルタナティブ・コミックの作家の中でも最も過激な作風の漫画家である。『平凡パンチ』から『月刊現代』、進研ゼミの学習誌からエロ本まで活動の場は多岐に渡り、イラストレーションから文筆、映像、講演、装幀まで依頼された仕事は原則断らない。主著に『生きる』『因果鉄道の旅』他多数。
1960年代生
- 山野一 - 貧困や差別、電波、畸形、障害者などを題材にした作風を得意とする鬼畜系漫画家。立教大学文学部卒。四年次在学中に持ち込みを経て『ガロ』1983年12月号掲載の「ハピネスインビニール」で漫画家デビュー。以後、各種エロ本などに特殊漫画を執筆。不幸の無間地獄を滑稽なタッチで入念に描いた作風が特徴的である。鬼畜系の主著に『夢の島で逢いましょう』『四丁目の夕日』『貧困魔境伝ヒヤパカ』『混沌大陸パンゲア』『どぶさらい劇場』(すべて青林堂刊)がある。ちなみに山野の前妻で漫画家のねこぢるが自身の私生活を題材にしたエッセイ『ぢるぢる日記』にも「鬼畜系マンガ家」である「旦那」が登場している[29]。
- 森口哲也
- 町田ひらく - 少女を主人公とした、厭世観・無常観・失望感の漂う空虚でリアリズムな作風の成人向け漫画が多い。
- 架空まさる
- 松永豊和
- 町野変丸
- 駕籠真太郎 - エログロ、ナンセンス、シュール、不条理、ブラックユーモアなどを得意とする奇想漫画家で、海外での評価も高い。
1970年代生
- 氏賀Y太 - 猟奇漫画家を自称しており、性表現のみならず四肢切断やカニバリズムなど猟奇的な題材を主眼とした暴力性・加虐性にあふれたスプラッターな作風で知られる。女子高生コンクリート詰め殺人事件など実際に起きた事件をモチーフにした『真・現代猟奇伝』は物議を醸した。
- 沙村広明
- 卯月妙子
- 玉置勉強
1980年代生
1990年代生
生年不詳
- 朝凪
- 朝比奈まこと
- いトう
- オイスター - 広告媒体では「陵辱の帝王」と冠されるほど、作品の内容は女性への陵辱のみに徹しており、年齢層を問わずあらゆる女性が社会復帰不可能なほど精神的肉体的に破壊・陵辱される話が多い。
- OKINA
- カワディMAX - 孤児の少女が引き取られた親戚の伯父に性的虐待を受けるという漫画『コロちゃん』がネット上で話題となり、作中に登場する台詞「家族が増えるよ!!」「やったねたえちゃん!」はインターネットスラングとして定着するなど作品の代名詞となった。
- ゴージャス宝田
- 心島咲
- 冴樹高雄
- 坂辺周一
- ジョン・K・ペー太 - 異物挿入などハードなSMプレイの描写が多いが、非現実的な領域まで達してしまっている物がほとんどであり、ファンタジーもしくはギャグとも称される。
- ZUKI樹
- ぜろぽんち
- ダーティ・松本
- 茶否
- つくすん
- 774(ななし)
- NABURU
- 猫頭巾
- 早見純 - 1980年代のエロ劇画界においてロリコン趣味や猟奇殺人などのタブーを、私小説の様に文学的な独白調かつ端正な劇画タッチで描き、残虐かつ救いの無いストーリーを圧倒的画力と迫力をもって描き出した昭和のエロ劇画界を代表する伝説的な鬼畜系漫画家。1989年頃から寡作になり、10年以上休筆していたが、大西祥平による再評価や復刻本刊行等によって、2000年に再デビューを果たす。以降「伝説の猟奇エロ漫画家」として再評価が進んでいる。
- 風船クラブ
- 掘骨砕三
- 牧村みき(エル・ボンデージ)[30]
- みなすきぽぷり
- もりしげ
- 山本雲居
鬼畜系ライター
- 青山正明 - ドラッグ、ロリコン、スカトロ、フリークスからカルトムービー、テクノ、辺境音楽、異端思想、精神世界まで幅広くアングラシーンを論ずる鬼畜系文筆家の草分け的存在[31]。1980年代から1990年代のサブカルチャーに与えた影響は大きく、ドラッグに関する文章を書いた日本人ライターの中では、実践に基づいた記述と薬学的記述において特異であり快楽主義者を標榜していた。著書に『危ない薬』『青山正明全仕事』(ともにデータハウス刊)がある。2001年6月17日に首つり自殺。40歳没。
- 村崎百郎 - 鬼畜ライター。1990年代後半に「鬼畜系」「電波系」を標榜してゴミ漁りルポや電波にまつわるエッセイを執筆した。著書にゴミ漁りの手引書『鬼畜のススメ』(データハウス)や電波系にまつわる体系的な考察を行った単行本『電波系』(根本敬との共著/太田出版)がある。その後も村崎は虚実交えた寄稿を行った末、そのような表現に引きつけられた読者により2010年7月23日に殺害された。
- 石丸元章 - フリーライター。1990年代より日本のドラッグ・カルチャーを取材していたが、潜入取材の過程で自身も覚醒剤を使用し、1995年9月に覚せい剤取締法違反で現行犯逮捕された。一連の騒動を描いた、私小説的ノンフィクション『スピード』(文春文庫)はベストセラーとなった。
- 秋田昌美 - 世界的なノイズミュージシャンとして知られる一方でアングラシーンやスカム・カルチャーにも精通しており、性的倒錯や異端文化にまつわる研究書も多い。著書に『スカム・カルチャー』『ボディ・エキゾチカ』『アナル・バロック』など多数。
- 梅原北明 - 編集者、翻訳家、性風俗研究家。大正後期から昭和初期にかけてのエログロナンセンス文化を牽引した中心人物であり、日本における悪趣味系サブカルチャーの先駆者として知られる。梅原が翻訳出版した『デカメロン』は当時ベストセラーとなった[32]。風俗壊乱罪で投獄された後、1928年より変態雑誌『グロテスク』を創刊、毎号当局より摘発され発禁処分を繰り返す。梅原は逮捕を免れるため満州で逃亡生活を送り、1931年まで同誌の刊行を続けた[33]。これ以外にも梅原は性風俗にまつわる書籍を多数刊行し、その大半が発禁となっている。
- 奥崎謙三 - 元大日本帝国陸軍上等兵、著述家、殺人犯。昭和天皇パチンコ狙撃事件やドキュメンタリー映画『ゆきゆきて、神軍』などで知られるアナキストで「神軍平等兵」「神様の愛い奴」を自称する。肩書は殺人・暴行・猥褻図画頒布・前科三犯・独房生活13年8カ月。著書に『ヤマザキ、天皇を撃て!』『田中角栄を殺すために記す』などがある。
- 根本敬 - 『ガロ』出身の漫画家、文筆家、随筆家、蒐集家、映像作家、人物研究家。独自の妥協を許さぬ特異な作風で「特殊漫画家」「特殊漫画大統領」の地位を確立する。また歌謡曲研究家としての顔も持ち「幻の名盤解放同盟」と称して昭和歌謡や辺境音楽の復刻活動も行っている。因果者・電波系人間探訪の権威であり、「因果者」「イイ顔」「電波系」「ゴミ屋敷」「特殊漫画」といったキーワードを案出するなど日本のオルタナティブ・コミックや悪趣味系サブカルチャーに与えた影響は大きい。主著に『生きる』『天然』『亀ノ頭のスープ』『怪人無礼講ララバイ』『因果鉄道の旅』『人生解毒波止場』『豚小屋発犬小屋行き』など多数。
- 高杉弾 - メディアマンを自称する編集者、ライター、評論家、AV監督。伝説的自販機本『Jam』『HEAVEN』初代編集長。青山正明を始めとして1970年代後半以降のバット・テイスト文化に多大な影響を与えた。本名は佐内順一郎。
- 鶴見済 - フリーライター。1993年刊行のデビュー作『完全自殺マニュアル』(太田出版)がミリオンセラーとなり、一大ブームを巻き起こした。
- 佐川一政 - 日本の殺人犯、カニバリスト、エッセイスト、小説家、翻訳家。パリ人肉事件の犯人として知られる。
- 釣崎清隆 - 死体写真家。世界各国の犯罪現場や紛争地域を取材し、これまでに撮影した死体は1000体以上に及ぶ。中南米の麻薬組織を取材する過程で自身も覚醒剤を使用し、2017年8月に覚せい剤取締法違反で現行犯逮捕された[34]。
- 小林小太郎 - スーパー変態マガジン『Billy』(白夜書房)編集長。編集プロダクション「VIC出版」主宰。1990年代には『TOO NEGATIVE』(吐夢書房)の編集長を務め、死体写真家の釣崎清隆を同誌でデビューさせている。
- 柳下毅一郎 - 殺人研究家。翻訳家としても活動しており、普通の翻訳家が取り扱わない特殊な文献や文学作品を好んで翻訳することから「特殊翻訳家」を自称する。
- ドクタークラレ - 『危ない28号』(データハウス)初代編集長。上梓した刊行物の多くが有害図書指定を受けていることでも知られる。また薬理凶室のリーダーとして『図解アリエナイ理科ノ教科書』(三才ブックス)シリーズも執筆している。
- クーロン黒沢 - ノンフィクションライター。海賊版・違法コピーにまつわる書籍やアジアを舞台としたアングラな旅行記の執筆活動を行った。
- バクシーシ山下 - AV監督、文筆家。旧所属はV&Rプランニング。衝撃的なデビュー作『女犯』は余りにリアルな作風からフェミニズム団体から抗議を受けるなど物議を醸した[35]。また山谷のドヤ街でAV女優と日雇い労働者の情交を描いた『ボディコン労働者階級』をはじめ『実録妖怪ドキュメント 河童伝説』『熟女キョンシー』などの怪作も多数。
- 白井智之 - 推理作家。特殊な舞台設定や破天荒かつ不道徳な世界観で知られ「鬼畜系特殊設定パズラー」の異名を持つ[36]。著書に『人間の顔は食べづらい』『東京結合人間』『おやすみ人面瘡』『少女を殺す100の方法』などがある。
- 友成純一 - 官能小説家、映画評論家。スーパー変態マガジン『Billy』(白夜書房)での執筆活動を経て1985年に『肉の儀式』(ミリオン出版)で小説家デビュー。悪趣味系の小説家で知られ、変態性欲やスプラッタに主眼を置いた猟奇的な作風を得意とする。
- 平山夢明 - 実話怪談や鬼畜系の短編小説で知られるホラー小説家。一般的に「鬼畜系作家」とされている[注 2]。映画評論家としてはデルモンテ平山名義でも活動。代表作品集『独白するユニバーサル横メルカトル』収録の『無垢の祈り』は亀井亨監督によって映画化されている。しかし児童虐待や新興宗教、連続殺人などがテーマであるため各国の映画祭からは出展を断られ続けており、結果的にR18+指定映画として2016年に国内で初上映され、アップリンク渋谷では13週ロングランを記録した[37]。現在はUPLINK Cloudより視聴可能である[37]。
- ジャック・ケッチャム - アメリカ合衆国の鬼畜系ホラー小説家[38]。人間の弱さや残虐性を浮き彫りにする作風で知られており、重苦しい陰鬱な物語展開のうえカタルシスや救いの無い結末が多く、スティーブン・キングに「正真正銘の偶像破壊者」と賞賛された[39]。著名な作品に実際にあった少女監禁事件を題材にした『隣の家の少女』や食人族をモチーフにした衝撃的なデビュー作『オフシーズン』などがある。
- 綺羅光 - 官能小説家。一貫して凌辱物を書いており、作品中には薬物や暴力団が登場することも多い。救いのない結末が多く、陰鬱なもの、タブーとされるものが多く描写される。
- 村田らむ - ルポライター。ホームレスをテーマにしたルポルタージュが多く、2001年にデータハウスから上梓した単行本『こじき大百科―にっぽん全国ホームレス大調査』は労働団体から差別であると抗議を受けた結果、絶版になった[40]。2005年に竹書房から発行した『ホームレス大図鑑』でも同じ結果になっている。2013年には鹿砦社から『ホームレス大博覧会』を上梓した。
- 松沢呉一 - 編集者、フリーライター、性風俗研究家、古本蒐集家。著書に『ぐろぐろ』(ちくま文庫)などがある。
- 吉永嘉明 - 鬼畜系ムック『危ない1号』(データハウス)副編集長。著書に『自殺されちゃった僕』(飛鳥新社/幻冬舎アウトロー文庫)がある。
関連雑誌
休廃刊
- グロテスク - 昭和初期のエログロナンセンス文化を代表するサブカルチャー専門誌。編集長は梅原北明。1928年(昭和3年)創刊。当局より幾度となく弾圧や発禁処分を受けながらも、グロテスク社、文藝市場社、談奇館書局など発行所を変えつつ1931年(昭和6年)まで全21冊が出版された。2015年にはゆまに書房より全10巻で復刻刊行されている[41]。
- 奇譚クラブ - 1947年創刊のカストリ雑誌。不定期刊行を経てSM系月刊誌となる。GHQや当局からの発禁処分を度々受けた影響から曙書房、天星社、暁出版と発行所を変え1983年まで刊行された。著名な掲載作品に団鬼六の『花と蛇』や沼正三の『家畜人ヤプー』などがある。
- 月刊漫画ガロ - 1964年から2002年まで青林堂が刊行していた漫画雑誌。漫画界の極北に位置する伝説の漫画雑誌であり、サブカルチャーの総本山として漫画界の異才・鬼才をあまた輩出した。1998年からは青林堂の系譜を引き継いだ青林工藝舎が事実上の後継誌『アックス』を隔月刊行中。
- Jam - 1979年2月創刊の自販機本。初代編集長は高杉弾。創刊にあたって実行された「山口百恵宅のゴミ漁り」(有名芸能人の使用済み生理用品をグラビアで無断公開する鬼畜企画シリーズ第2弾 ※第1弾はかたせ梨乃)で名を轟かせる。以後ドラッグやインディーズパンク、カウンターカルチャーの記事のほか、この世のものとも思えぬ冗談企画を連発するなどパンクな誌面を展開した。1980年にエルシー企画とアリス出版が合併したことを機に『HEAVEN』と改題して1981年3月まで続刊。なお本誌は青山正明や村崎百郎らにも多大な影響を与えており、鬼畜系サブカルチャーのルーツとみなされている[1]。
- HEAVEN - 『Jam』の後継誌として1980年4月に創刊。3代目編集長は山崎春美。1980年代を代表する伝説的なニューウェーブ雑誌として知られる[42]。キャッチコピーは「空中楼閣的天眼通」。
- 突然変異 - 青山正明が慶應義塾大学在学中の1981年4月に創刊した変態ミニコミ誌。本誌は伝説的自販機本『Jam』『HEAVEN』の影響を大きく受けており[43]、小学校の盗撮や差別用語のクロスワードパズルなどの鬼畜企画を始め、奇形・障害者から皇室揶揄まで幅広くタブーを扱った[44]。当時のロリコンブームに乗ってメディアからの取材が殺到。熱狂的な読者を獲得したものの『突然変異』に嫌悪感を抱いた椎名誠が朝日新聞紙上で批判文を発表。抗議や脅迫の電話が殺到し、わずか4号で休刊に追い込まれた。キャッチコピーは「脳細胞爆裂マガジン」「ペーパードラッグ」。
- Hey!Buddy - 白夜書房が発行していたポルノ雑誌。1980年7月創刊。1982年春から明確なロリコン路線に移行してブームの過熱を煽り、最盛期には8万部を売り上げた。読者投稿の写真コーナーも充実しており、3年余りで7万2000枚もの写真が編集部に寄せられた[45]。しかしその内容には、少女を物陰に連れ込んで撮影した「いたずら写真」のコーナーなど明らかな犯罪行為も多く含まれていた[46]。別冊の投稿写真集『少女アングル』が当局から警告を受け[47]、同じく増刊『ロリコンランド』が発禁となり、『Hey!Buddy』本誌も1985年11月号をもって廃刊となった[48]。
- Billy - 白夜書房が発行していたポルノ雑誌。1981年6月創刊。スカトロから死体・獣姦・ロリコン・ドラッグ・フリークスまで悪趣味の限りを尽くした伝説的な変態雑誌であり、エロ本とはいえ商業誌としては斬新な異端ネタが満載だった[49]。都条例のため1984年12月より『Billyボーイ』と新創刊したが全く内容が変わっておらず、条例違反により1985年8月号をもって再度廃刊となった[6]。キャッチコピーは「スーパー変態マガジン」。
- BD - 1993年1月創刊のミニコミ誌。『突然変異』の影響を色濃く受けており、結果的に1990年代の悪趣味ブームを先取りした。編集長はデザイナーのこじままさき。吉田豪、早川いくを、枡野浩一、リリーフランキー、根本敬らが寄稿し、全15号を発行(1・3・4号は欠番[50])。
- 宝島30 - 宝島社発行の月刊オピニオン雑誌。初代編集長は町山智浩。1993年6月創刊。政治からサブカルチャーまでテーマは広く、オウム特集や『SPA!』決別時の小林よしのりインタビュー、根本敬の連載『人生解毒波止場』など攻めた内容が多い。爆笑問題が連載していたコラム『爆笑問題の日本原論』は30万部を超えるベストセラーにもなった。1993年8月号では宮内庁守旧派による皇室内幕の告白手記を掲載し、右翼による銃撃事件に発展した[51]。1996年6月休刊。
- TOO NEGATIVE - 吐夢書房発行の隔月刊雑誌。編集長は元『Billy』編集長の小林小太郎。本誌では1990年代の『Billy』を標榜し、撮り下ろしの死体写真を多数掲載した縁から死体写真家の釣崎清隆を輩出している。1994年10月から2000年1月まで発禁処分による中断期間を挟みながら全13冊を刊行。キャッチコピーは「禁じられた絵本」。
- GON! - ミリオン出版が1994年から2001年にかけて発行していたサブカルチャー系の月刊誌。他誌が扱わないB級~Z級のトンデモ記事で構成されており、鬼畜ライターの村崎百郎は「汚物童子・村崎百郎の勝手に清掃局/隣の美女が出すゴミ」と題したゴミ漁りの連載を誌面で展開していた。後継誌は『実話ナックルズ』。
- 危ない1号 - 悪趣味ブームの原点とされている鬼畜系ムック。初代編集長は青山正明。「妄想にタブーなし」を謳い文句に数多くの悪趣味を扱った。1995年7月創刊。東京公司編集/データハウス発行。
- 危ない28号 - データハウスが発行していたムック。ハッキングや兵器、ドラッグなど、実行すれば犯罪者になってしまいそうな情報が満載であり、結果全国18都道府県で有害図書指定された[52]。2000年1月に浦和駅、東海村、大阪府で発生した一連の爆弾事件で、犯人が同誌を参考に爆発物を製造したと供述したため[53]、刊行済みだった第5巻を最後に廃刊を余儀なくされる。
- BURST - かつてコアマガジンより発行されていた雑誌。死体写真、タトゥー、スカトロ、違法薬物までアングラな題材を中心に扱った。1995年に隔月誌として創刊され、1999年から月刊化する。派生誌に『BURST HIGH』(2001年 - 2008年)と『TATTOO BURST』(1999年 - 2012年)がある。本誌『BURST』は2005年に休刊。
- 世紀末倶楽部 - 1996年に創刊されたコアマガジン発行のムック。見世物小屋的な扇情主義の編集方針で、死体や奇形などの猟奇写真を大量に掲載しており、ほぼフリークスの写真集となっている。当時の鬼畜/悪趣味ブームの集大成的内容だった第2巻には『危ない1号』編集長の青山正明によるインタビューとフリークス映画の全ガイドが掲載されている[54]。1999年までに全4冊が不定期刊行され、2000年のCD-ROM版を最後に事実上の終刊。
- COMIXフラミンゴ - かつて三和出版が発行していた特殊エロマンガ誌。町野変丸・TAGRO・しのざき嶺・駕籠真太郎といったSM・鬼畜・サブカル・アングラ系の異色作家が数多く寄稿した。2000年10月号を以って休刊。
- 激しくて変 - かつて光彩書房が発行していた鬼畜系アンソロジーコミック。2000年創刊。編集兼発行人は多田在良。主な執筆陣は早見純、町田ひらく、沙村広明、玉置勉強、町野変丸、ほりほねさいぞう。4巻以降は『暗黒抒情』『知的色情』『Hのある風景』とタイトルを変えながら全12冊を刊行[55]。2004年終刊。
刊行中
- コミックMate - 一水社発行の鬼畜SMコミック。1992年9月創刊。2015年から『コミックMate L』に改題し隔月刊行中。
- エログロス - 氏賀Y太が発案したリョナ系アンソロジーコミック。ジーウォーク発行。2017年8月創刊。主な執筆陣は氏賀Y太、掘骨砕三、つくすん、ぜろぽんち、桃色卍流、ai7n、猫頭巾ほか。
関連項目
- エログロ
- スカム
- リョナ
- 電波系
- ゴミ漁り
- 自販機本
- 見世物小屋
- カストリ雑誌
- 美少女ゲーム
- レイプレイ
- サイコパス
- ホームレス
- データハウス
- 危ない1号
- 東京公司
- 1995年
- 宮崎勤
- ロリコン
- 白夜書房
- 別冊宝島
- ガロ系
- 水地獄
- バッキー事件
- 鬼畜大宴会
- オールナイトロング
- V&Rプランニング
- エログロナンセンス
- 神戸連続児童殺傷事件
関連書籍
- 青土社『ユリイカ』1995年4月臨時増刊号「総特集=悪趣味大全」
- 宮台真司『終わりなき日常を生きろ―オウム完全克服マニュアル』筑摩書房 1995年7月(1998年3月に同社より文庫化)
- 別冊宝島228『死体の本―善悪の彼岸を超える世紀末死人学!』宝島社 1995年8月
- 別冊宝島250『トンデモ悪趣味の本―モラルそっちのけの,BADテイスト大研究!』宝島社 1996年3月
- 別冊宝島281『隣のサイコさん―電波系からアングラ精神病院まで!』宝島社 1996年11月
- 村崎百郎『鬼畜のススメ―世の中を下品のどん底に叩き堕とせ!! みんなで楽しいゴミ漁り』データハウス 1996年7月
- 東京公司+鬼畜ナイト実行委員会『鬼畜ナイト―新宿でいちばんイヤ~な夜』データハウス 1996年8月
- 根本敬+村崎百郎『電波系』太田出版 1996年9月
- 青山正明『危ない1号』第4巻「特集/青山正明全仕事」データハウス 1999年9月
- アスペクト編『村崎百郎の本』2010年12月
参考文献
- 扶桑社『SPA!』1996年12月11日号
- アスキー『週刊アスキー』1997年7月28日号
- 特集「検証・ジャンク・カルチャーと酒鬼薔薇の危険な関係」
- 別冊宝島345『雑誌狂時代!―驚きと爆笑と性欲にまみれた〈雑誌〉というワンダーランド大研究!』宝島社 1997年11月
- コアマガジン『BURST』2000年1月号
- 特集「90年代式幽霊列車の葬送──世紀末トラッシュ・カルチャー10年間の総括」
- 土屋静光「悪趣味雑誌/ゴミ、クズ、カスのお宝雑誌」
- 太田出版『アウトロー・ジャパン』第1号 2002年1月 166-173頁
- 村崎百郎「非追悼 青山正明──またはカリスマ・鬼畜・アウトローを論ずる試み」
- 吉永嘉明『自殺されちゃった僕』飛鳥新社 2004年11月/幻冬舎アウトロー文庫 2008年10月
- 流行通信『STUDIO VOICE』2006年12月号特集「90年代カルチャー完全マニュアル」
- NHK教育テレビ『ニッポン戦後サブカルチャー史Ⅲ』
- 第4回(最終回)サブカルチャーが迎えた「世紀末」 NHK公式サイト 2016年6月19日放送
- エディトリアル・デパートメント/幻冬舎『スペクテイター』39号「パンクマガジン『Jam』の神話」2017年6月
- “ある編集者の遺した仕事とその光跡 天災編集者!青山正明の世界”. ばるぼら. S&Mスナイパー (2008年3月23日). 2017年6月17日閲覧。
- “吉永嘉明氏インタビュー”. ばるぼら. S&Mスナイパー (2008年5月18日). 2017年9月15日閲覧。
脚注
注釈
- ^ 2010年7月23日、村崎は読者を名乗る32歳の男性に東京都練馬区羽沢の自宅で刺殺された。当初犯人は根本敬を殺害する予定であったが、根本が不在だったため『電波系』(太田出版)の共同執筆者であった村崎の自宅に向かったという。
- ^ 「鬼畜系作家」というのは自称でなく通称であり、京極夏彦の対談では「鬼畜系作家」でなくハートレスな「キクチ系作家」として呼んで欲しいとのこと。
京極:平山さんは、いうなれば鬼畜系ですよね。
平山:それを言われると嫁が泣く(笑)。ネットで「鬼畜系作家」と書かれているのを読んで、「あなた鬼畜系なの?私は鬼畜の嫁なの?」って泣いたんだよね(笑)。まあいいんだけど、漢字だと重たいから、できればカタカナにしてもらえたら(笑)。
京極:表記の問題なのか(笑)。でも音で区別はつかないから。発音を変えて対談するしかないじゃないですか。「キチク」……「キクチ」ならいい?
平山:そうそう、「キチク」とか「キクチ」とか……「キクチ」だね。
京極:じゃあ「キクチ」系にしましょう(笑)。で、「キクチ」系作家の平山夢明さんとしては、ハートフルな小説というのはあまりお書きになりませんね?ハートレスですよね(笑)。
平山:ハートレスだね。(中略)僕が書くこわい話なんかは、どっちにしろ死んでるやつのほうが多く出てくるわけ。そういう生き物より死人のほうが多いような小説はともかく(笑)。でも、そうじゃない小説って、みんな愛の方向にもっていくでしょう?
京極:もっていきがちですわね、愛の方向に。
平山:愛なんて所詮、算数でいうゼロみたいなもの。幸も不幸もゼロを掛ければみんな同じ。駆け込み寺みたいな安易な逃げ場所なんだけど、酷いことを書いて、そのまんまで終わらせちゃうとだいたい鬼畜系作家とか言われちゃうわけだよね。
出典
- ^ a b 太田出版『Quick Japan』19号、198頁。
- ^ 赤田祐一「──はじめに」『SPECTATOR』vol.39「パンクマガジン『Jam』の神話」p.30-35 幻冬舎 2017年
- ^ 吉永嘉明『自殺されちゃった僕』(幻冬舎アウトロー文庫)第3章「青山正明の思い出」の中「幻のキャンパス・マガジン」より。
- ^ 天才編集者 故青山正明インタビュー 平野悠. BURST 2000年9月号
- ^ ばるぼら「『Jam』創刊号を完読してみる」『SPECTATOR』vol.39「パンクマガジン『Jam』の神話」p.50-65 幻冬舎 2017年
- ^ a b ある編集者の遺した仕事とその光跡 天災編集者!青山正明の世界 第37回「変態雑誌ビリーにおける青山正明」
- ^ a b c d e f ある編集者の遺した仕事とその光跡 天災編集者!青山正明の世界 第18回
- ^ ある編集者の遺した仕事とその光跡 天災編集者!青山正明の世界 第1回
- ^ ある編集者の遺した仕事とその光跡 天災編集者!青山正明の世界 第13回
- ^ a b 吉永嘉明『自殺されちゃった僕』(幻冬舎アウトロー文庫)第3章「青山正明の思い出」の中「『危ない1号』の創刊」より。
- ^ 扶桑社『SPA!』1996年12月11日号 青山正明×村崎百郎「鬼畜カルチャーの仕掛け人が語る欲望の行方」
- ^ 村崎百郎『鬼畜のススメ 世の中を下品のどん底に叩き堕とせ!! みんなで楽しいゴミ漁り』データハウス 1996年 著者略歴
- ^ 扶桑社『SPA!』1996年12月11日号特集「鬼畜たちの倫理観──死体写真を楽しみ、ドラッグ、幼児買春を嬉々として語る人たちの欲望の最終ラインとは?」
- ^ a b c d ニッポン戦後サブカルチャー史Ⅲ90'sリミックス 第4回(最終回)サブカルチャーが迎えた「世紀末」 - NHK公式サイト
- ^ マイクロソフトは1995年にWindows 95日本語版を発売。同年の新語・流行語大賞のトップテンには「インターネット」が選出されている。
- ^ 遊園地再生事業団と主宰・宮沢章夫のサイト
- ^ イメージの治癒力──「諦観」と「リズム」でハイな毎日を 青山正明. BURST 2000年9月号
- ^ 『週刊新潮』2010年8月5日号「包丁男に48ヶ所滅多刺しにされた“鬼畜作家”村崎百郎」134-135頁。
- ^ 町山智浩ホームページ 2010年12月4日/根本敬 『人生解毒波止場』 幻冬舎文庫 2010年 286-288頁。
- ^ 高橋直樹『エロ萌え☆テクニック~はぁはぁテキストのお作法~』双葉社 2011年 37頁。
- ^ 本田透『萌える男』ちくま文庫 2005年 158頁。
- ^ 「男たちが群がる『監禁ワールド』をのぞいてみた!連続する監禁事件」『週刊朝日』2005年6月3日号、pp.126-129
- ^ こじままさき「ウンコ、ゲロ、低能、病原菌……キワモノ系変態ビデオを正視せよ!」『危ない1号』第2巻、34 - 35頁。
- ^ 青山正明「全盲青年がウンコ喰らって勃起する!!『ハンディキャップをぶっとばせ!~僕たちの初体験~』」『危ない1号』第2巻、70 - 71頁。
- ^ “カンパニー松尾やバクシーシ山下の師・安達かおるの発禁作、20年の沈黙破り上映”. 映画ナタリー (2015年8月6日). 2018年1月27日閲覧。
- ^ a b c d “80-90年代平野勝之鬼畜大特集上映”. アップリンク (2013年). 2018年1月27日閲覧。
- ^ a b c d “史上最大の問題作『女犯』弄ばれていたのは男優だった”. 本橋信宏. NEWSポストセブン (2016年8月24日). 2018年1月27日閲覧。
- ^ a b c 記憶のかさブタ 幻のポルノアニメ特集
- ^ ねこぢる『ぢるぢる日記』(二見書房 1998年)75頁。
- ^ “しずかちゃんが黒ベエに犯され喰われる──真のパロディ作家:エル・ボンテージの底知れぬヒロイン愛”. 昼間たかし. おたぽる (2016年1月6日). 2017年6月29日閲覧。
- ^ BURST 2001年9月号.吉永嘉明×木村重樹×園田俊明「鬼畜系ライターの草分け的存在・天才編集者 青山正明追悼座談会」
- ^ 刊行後すぐ発禁となり改訂を余儀なくされた。
- ^ “【日本のアダルトパーソン列伝】「変態」を追究した編集者にしてジャーナリスト・梅原北明”. 橋本玉泉. メンズサイゾー (2011年9月30日). 2017年9月11日閲覧。
- ^ “「麻薬組織取材で勧められ」 写真家、覚醒剤所持の疑い”. 朝日新聞DIGITAL. (2017年8月3日) 2017年9月11日閲覧。
- ^ “史上最大の問題作『女犯』 弄ばれていたのは男優だった”. 本橋信宏. NEWSポストセブン (2016年8月24日). 2017年9月11日閲覧。
- ^ “綾辻行人氏命名!“鬼畜系特殊設定パズラー”白井智之が放つ異形の本格ミステリ『東京結合人間』、9月30日解禁!!”. 2017年11月12日閲覧。
- ^ a b 平山夢明の人気原作を監督・亀井亨が容赦なく映画化!『無垢の祈り』 - UPLINK Cloud
- ^ ジャック・ケッチャムの鬼畜な世界 - All About
- ^ ジャック・ケッチャム著、金子浩訳『隣の家の少女』(扶桑社)解説/スティーブン・キング
- ^ 四国新聞 2001年7月14日号「ホームレス差別で新刊回収/データハウス社、絶版に」
- ^ 叢書エログロナンセンス 第Ⅰ期 グロテスク 全10巻+補巻 - ゆまに書房
- ^ “幻の自販機本『HEAVEN』にUGルーツを追え!”. Cannabis C4. BLUEBOX (2001年11月18日). 2017年6月17日閲覧。
- ^ 青山正明は『別冊宝島345 雑誌狂時代!』(宝島社 1997年)掲載の永山薫との対談記事の中で「面白かった時代っていうと、やっぱり『ジャム』『ヘヴン』の頃。要するに、エロとグロと神秘思想と薬物、そういうものが全部ごちゃ混ぜになってるような感じでね。大学生の頃にそこらへんに触れて、ちょうど『ヘヴン』の最終号が出たくらいのときに、『突然変異』の1号目を作ったんです」と語っている。
- ^ 吉永嘉明『自殺されちゃった僕』(幻冬舎アウトロー文庫)第3章「青山正明の思い出」の中「幻のキャンパス・マガジン」より。
- ^ ある編集者の遺した仕事とその光跡 天災編集者!青山正明の世界 第30回「ロリコンにおける青山正明(2)」
- ^ 『宝島30』1994年9月号(宝島社)青山正明×志水一夫×斉田石也「受験と女権とロリータ文化」138-145頁。
- ^ 『宝島30』1994年9月号(宝島社)青山正明「ロリータをめぐる冒険」167頁。
- ^ ある編集者の遺した仕事とその光跡 天災編集者!青山正明の世界 第11回
- ^ BLACK BOX:鬼畜 =ビリー=
- ^ ある編集者の遺した仕事とその光跡 天災編集者!青山正明の世界 第83回「こじままさきインタビュー」part2
- ^ 町山智浩ホームページ内 2010年12月04日付/根本敬『人生解毒波止場』幻冬舎文庫、2010年、pp.286-288
- ^ ドクタークラレのWebサイトより。
- ^ “東海村爆発物事件 爆発物マニュアル本 県内の書店で撤去の動き=群馬”. 読売新聞 朝刊 (東京): pp. 35. (2000年1月15日)
- ^ ある編集者の遺した仕事とその光跡 天災編集者!青山正明の世界 第19回
- ^ アンソロジー『激しくて変』シリーズ
外部リンク
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- 村崎百郎WEBサイト
- BLACK BOX PANDORA - 鬼畜系・悪趣味本の紹介サイト
- 漫画屋ホームページ - エロ漫画編集者の塩山芳明が主宰している編プロ「漫画屋」のウェブサイト
- 鬼畜、電波系、悪趣味、ゴミ漁り、境界性人格障害、女装、Torture Garden - 食品産業情報銀行
- 対談・青山正明×永山薫/別冊宝島345『雑誌狂時代!』(1997年11月)
- “ある編集者の遺した仕事とその光跡 天災編集者!青山正明の世界”. ばるぼら. S&Mスナイパー (2008年3月23日). 2017年6月17日閲覧。
- “幻の自販機本『HEAVEN』にUGルーツを追え!”. Cannabis C4. BLUEBOX (2001年11月18日). 2017年5月14日閲覧。
- “『突然変異』青山正明のミニコミを解剖する!”. Cannabis C4. BLUEBOX (2001年12月11日). 2017年6月16日閲覧。
- “90年代サブカルに救われた話”. 本郷保長. En-Soph (2016年8月24日). 2017年1月15日閲覧。
- “鬼畜系とエログロナンセンスの時代/鬼畜系は20世紀の世紀末現象だったということ”. 麻生結. Altered Dimension (2006年2月15日). 2017年4月27日閲覧。
- “データハウス社長・鵜野義嗣インタビュー 「悪の手引書」編み出した男の強烈なとがり方”. 村田らむ. 東洋経済オンライン (2018年3月25日). 2017年3月30日閲覧。
- 『SPA!』1996年12月11日号「鬼畜たちの倫理観──死体写真を楽しみ、ドラッグ、幼児買春を嬉々として語る人たちの欲望の最終ラインとは?」