CHA-CHA-CHA

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CHA CHA CHA[1]CHA-CHA-CHA[2](チャ・チャ・チャ)は、イタリアダンスグループであるフィンツィ・コンティーニ(Finzy Kontini:女性シンガークラウディア・コロンビ作曲家ブルーノ・ロセリーニユニット[3])のシングルである。ジャンルはイタロ・ディスコでダンス「チャチャチャ」をモチーフにしている。

イタリアやフランスでは1985年にシングル発売されている。日本では1986年5月21日に発売され、オリコンシングルチャートで総合14位、洋楽チャートでは1986年9月15日付から9週連続1位を獲得した[4]。日本盤のアルバムジャケットはフランス盤のデザインを使用している。

1986年に石井明美がデビューシングルでカバーしたのを初め、様々なアーティストにカバーされている。

1987年度の日本音楽著作権協会(JASRAC)発表による楽曲別の著作権使用料分配額(外国作品)では年間1位にランクインされ[5]、1988年JASRAC賞の外国作品賞を受賞している。

石井明美によるカバー

CHA-CHA-CHA
石井明美シングル
B面 愛は嵐(OURAGAN)
リリース
ジャンル J-POP
レーベル CBS・ソニー
チャート最高順位
石井明美 シングル 年表
CHA-CHA-CHA
(1986年)
響きはtutu
(1986年)
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1986年8月14日にCBS・ソニー(現:ソニー・ミュージックレーベルズ)から発売された石井明美のデビューシングル

TBSテレビドラマ男女7人夏物語』の主題歌に起用された。

第28回日本レコード大賞で新人賞を受賞。翌1987年春開催の、第59回選抜高等学校野球大会の入場行進曲にも採用された。

イントロ部分の "Baby, Get on my Cadillac." のセリフとサビのコーラスを担当しているのは、歌手で作詞・作曲家のつのだ☆ひろである。最初はこのセリフを含む歌詞は全て日本語で、イントロ部分の台詞も "ベイビー、デートしようぜ" から始まっていた。しかしこれに気恥ずかしいと思った石井は、レコーディングの時に日本語詞を手掛けた今野雄二に、英語を入れてはダメですかと願い出たところ快諾し、一部が英語詞に変わった[6]

収録曲

#タイトル作詞作曲編曲時間
1.「CHA-CHA-CHA」G.BOIDO(日本語訳詞:今野雄二B.REITANO, B.ROSELLINI, F.BALDONI, F.REITANO戸塚修
2.「愛は嵐(OURAGAN)」M.leonor/日本語訳詞:なかにし礼R.MUSUMARRA戸塚修
合計時間:

収録アルバム

CHA-CHA-CHA
  • 『Mona Lisa』
  • 『ザ・ベスト〜CHA-CHA-CHA〜ランバダ』
  • 『シングル・コレクション』
  • 『GOLDEN J-POP/THE BEST 石井明美』
  • 『ゴールデン☆ベスト 石井明美セレクション』
  • 『石井明美&森川由加里 ゴールデン☆ベスト』
愛は嵐(OURAGAN)
  • 『Mona Lisa』
  • 『ゴールデン☆ベスト 石井明美セレクション』

その他のカバー

脚注

  1. ^ フランス盤(レーベル:Carrere 品番:8555)のジャケットでは「Cha Cha Cha」と表記。
  2. ^ イタリア盤(レーベル:Many Records 品番:06-2007537)のジャケットでは「CHA-CHA-CHA」と表記。
  3. ^ 出典はビクターオムニバス・シングル『DISCO QUEEN』の解説書
  4. ^ コンピレーション・アルバム『ナンバーワン80s ORICON ヒッツ』の裏ジャケットナンバーワン 70s 80s 90s オリコン・ヒッツ も参照。
  5. ^ 「音楽著作権使用料 国内1位は『命くれない』3曲にJASRAC賞」『朝日新聞』1988年5月24日付東京夕刊、13頁。
  6. ^ 石井明美『CHA-CHA-CHA』 気恥ずかしさから冒頭歌詞変えた”. NEWSポストセブン. 小学館 (2020年6月9日). 2020年6月10日閲覧。

関連項目